ネット上で「The Sun Will Rise」を聴いた後,気付いたらCDショップにいました(笑) いや~~~,良い。実に良い。近年のハード・ポップの作品の中では群を抜いています。 全曲名曲かと聞かれれば,それは違うかもしれませんがキラー・チューンの破壊力は 半端じゃありません。1,2,3,4,9が特に気に入りましたね。何気にギターがもの凄く良い仕事をしているのもポイント高いです。飛翔感溢れるギターソロがなんとも堪りませんな。
「Where the sea ends」を試聴して,従来の路線に戻っているのは 分かっていたので安心して聴けました。個人的には1st,2nd,3rdのどのアルバムよりも気に入りました。でも,70分は流石に長いですね。もっとコンパクトにしても良かったと思います。ラモンのヴォーカリストとしての成長も作品の出来に大いに貢献していますね。一曲目のイントロの「オ~~~~~」を聴いた時は不安になりましたが(笑)基本的には危なげなく歌えています。でも,和田誠さんのライナーは過大評価し過ぎだと思います(笑)和田さんもKAMELOTを引き合いに出していましたが,確かに曲展開のドラマティックさは共通するところがありますね。ヴォーカルも時折ロイ・カーンっぽく聴こえる時もありますしね。それにしても,バラードが本当に上手いバンドですね。実に魅力的に聴かせてくれます。「Where the sea ends」のアコースティックverもかなり気に入りましたよ。ていうか影のベストチューンです。1st,2ndが気に入った人なら間違いなく気に入ると思います。イタリアンメタルへの入門にも適切かもしれません。(僕はイタリアンはこのバンドしか聴けませんが/笑)しかし,なんでこのバンドはアー写がこれ程までにナルシスティックなんでしょう?(笑)