2回目の書き込みです。まあ、ある意味一回目だけど(前はただのマツソガソ)。改めて聞きなおしてみて、やっぱりすごいなーと思った。今までの中でもかなりの出来。なにより曲順がとてもいい感じになっています。僕は正直言って初期のころとは全然違っていると思いますが、いいものはいい。1曲目のぐわんぐわんとした音とどこかから聞こえてくるアラヤの叫びが不気味で最後のGOD HATES US ALL!!のシャウトがもう完全に逝っちゃってるDARKNESS OF CHRISTから、2曲目のポールのタム回しが超カッコいい&最後の突撃が最高に熱いDISCIPLE(でも最後でスピードダウンしたまま終わってしまうのが残念)から、よく練りこまれて聞けば聞くほど味が出てくるGOD SEND DEATH,次に一気にテンポが上がってまたテンションが上がってくるNEW FAITH、5曲目、6曲目は飛ばして(爆)、ここでまたまたテンションが上がる7曲目のEXILEに、ドラキュラ2000という映画のサントラに使われた9曲目のBLOOD LINE、11曲目でこれまた激しいWAR ZONE そして本作中最速の正統スラッシュで、ポールのドラムがもう鬼としかいいようのないPAYBACK そして15曲目のADDICTの最後の最後であなた、頭大丈夫ですか?と聞きたくなるくらい発狂しちゃってるシャウトで終わる。あ、僕が買ったのは日本版なので海外版には入ってない曲がありますからそこは勘弁してください(12曲目のSCARSTRUCKとADDICT)。すでに気がついた人もいるかもしれませんが、このアルバム最終的には全部いい曲なんですけど、最初聞いたときには印象が薄い曲があります。が、その曲の前後には必ずテンションの高い曲が置かれていてちょっとだれたかな?というところにちょうどテンションが復活するというわけです。だから、初めてでも意外に聞けるというすごい効果がこのアルバムには隠されています。これならこれからスレイヤーをはじめようと思っている人でも結構いけるかも。
この曲に一番スレイヤーっぽさを感じてしまった僕はおかしいのでしょうか?なんかぼそぼそ言ってるのが聞こえるのでインストといっていいのかどうか微妙ですがバックで聞こえる曲は正にスレイヤーそのもの。 これに歌詞付けてちゃんとした曲を作れば凄くいいものが完成しそうな気がします。最後のGOD HATES US ALL!!!がもう、凄いの一言。この曲から次のDISCIPLEへつながる瞬間は何回聞いても鳥肌もの。
イントロのリフは危険。ドゥームさが前面に押し出されてカッコよすぎます。ある種メロディアスささえ感じられますし。アラヤの♪You Must Die!!というシャウトも迫力があっていいです。1曲目にスローなものを持ってきても違和感を感じないのがスゴイ。最後の30秒ほどは延々とギターの音が鳴り響いて不気味です。その後エンジン全開で疾走する2曲目のSILENT SCREAMへつながる瞬間は本当に素晴らしい。