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鉄鉢さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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鉄鉢さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
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鉄鉢さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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DIO - Sacred Heart ★★ (2006-03-11 23:25:00)

個人的な考えですが・・・
DIOの作品中、傑作と名高い1st・2ndを「様式美大作」とするなら、この3rdは「様式美娯楽作」という位置付け。
あえて「悪い」言い方をするならば、前作までの作風は(HM作品としての高い完成度・スケール感は別として)ロニーの私的世界観に基づく「ある意味」聴き手を選ぶ、やや間口の狭いコンセプトというか音作りといった面がありました。
それに対して本作は全体的にメロディがより親しみやすくキャッチーになり、「メタル」 ~ そして「ロック」作品としてのストレートなアピール度が増している感じがします。(言うまでもないコトですが「日和った」とか、そういうネガティブな捉え方では決してありません。念の為)
それは「King Of Rock And Roll」とか「Rock 'n'Roll Children」のように、曲名にも「前向き」の形となって現れているように思います。
ロニーの歌唱が相変わらず素晴らしいのは勿論のコト、魅力溢れる「聴かせる」曲が多い優れたHMアルバムではないでしょうか。


JUDAS PRIEST - Screaming for Vengeance ★★ (2006-03-10 22:33:00)

↑ 何人もの方が書かれていますが、それでも「また」あえて言わせてください・・・
「The Hellion」~「Electric Eye」の流れは、何度聴いても鳥肌モノ。
超有名にして、正に「必勝」パターンのアルバム導入部。
HM作品における、プロローグの「必殺」方程式です、コレは。
楽曲・内容云々や歴史的意義・価値は、もう語りつくされています。正統派HM・名盤中の超名盤。
1982年、もう20年以上前の作品。でも多少サウンドが古臭かろうと、メタラーならば避けては通れないモノでしょう。
鋼鉄の神が創造した、不朽のマスターピース。


KING DIAMOND - Abigail ★★ (2006-03-09 20:26:00)

B級ホラー映画みたいなオープニング。
でも、その後に奏でられるツイン・ギターのカッコ良さと言ったら・・・。
一歩間違えるとイロモノの如きヴォーカル・スタイル(僕は大好きですが)は、とりあえず措いといて。
「様式美」もしくは「北欧的」美旋律の片鱗さえも窺える、非常にメロディアスなサウンド。
MERCYFUL FATEとはまた違った、確かな魅力が感じられます。
中身は間違いなくハイ・クオリティの芸術的HMエンターテイメント。キングの声 & ルックスに惑わされてはいけません(笑)。
永遠の“ 大いなる "マイナー・バンド・・・ そんな存在。


BAD ENGLISH - Bad English ★★ (2006-03-09 19:47:00)

ハード・ポップ ?
A.O.R. ?
産業ロック ?
いや、そんな「意味の無い」カテゴライズなんてどうでもいいですね・・・
野球で言うトコロの“ 勝ちに行くオーダー "的( ? )物凄いメンツが集結した「スーパー・バンド」。
そんな彼らが奏でる、究極に美しい爽快メロディの宝庫のようなアルバム。
派手さを抑えつつも、ツボを押さえたニール・ショーンのギター・プレイは正に圧巻。
ジョン・ウェイトの歌声は勿論、楽曲を効果的に彩るジョナサン・ケインのキーボードも最高。
アメリカン・ロックの「良心」的サウンド。「When I See You Smile」なんか、今聴いても猛烈に感動。


TRIUMPH - Never Surrender ★★ (2006-03-07 22:34:00)

70~80年代のカナダを代表するロック・バンド。(しかも、何故かRUSHと同じ3人編成)
このバンドは、作品によって微妙に音楽性が変わるんですが(そこら辺が器用とゆーか)・・・
おそらく、その中で一番「ハード」なアルバム。
聴かせるサウンドは、正にシンプルで豪快なHR。彼らの代表作の一枚です。
ジャケ絵もカッコ良くて好き。


KING KOBRA - Ready to Strike ★★ (2006-03-07 22:05:00)

バンマスがカーマイン・アピス、そしてマーク・フリーが在籍したことで有名な“ キン・コブ "の名作1st。
メタリック & ポップなフィーリングが絶妙に絡み合った、ゴージャスなHR。
初っ端「Ready To Strike」から、非常にカッコいい。
「Breakin' Out」のギター・ソロなんかも、圧巻です。
“ 80年代 "の正統派サウンド。


JOSHUA - The Hand Is Quicker Than the Eye ★★ (2006-03-07 21:44:00)

「速弾き」ギターで有名なんだけど(確かにカッコいい)、非常に情感豊かな曲を聴かせてくれます。爽快なメロディアス・ハード・ポップ。
↑ 上でみなさんが仰られているように、アメリカンな中にも欧州的風味が漂う音楽性。
バラード「November Is Going Away」はやはり超名曲だと思います。
「A Song For Lisa」のギター・ソロ、カッコいいっス !


D・A・D - No Fuel Left for the Pilgrims ★★ (2006-03-01 22:42:00)

D.A.D. = DISNEYLAND AFTER DARK( 日没後のディズニーランド ? )
「北欧」という言葉から、煌びやかで透き通るような美旋律・・・というイメージをステレオタイプに連想してしまう僕に
「デンマークから、何故ココまで底抜けに垢抜けたメジャー感たっぷりのバンドが !? 」
とビックリさせる程、強烈なインパクト(特に1曲目)を喰らわしたロックン・ロール・アルバム。
(冷静に考えると、フィンランドのHANOI ROCKSのように元々この手のジャンルのバンドが育つ環境も北欧にはあるのでしょうね)
ホントに「イイ意味」で売れ線というか、洗練されてるというか。
直球勝負に見えて実は緻密に計算されているかの如く、絶妙なバランス感覚のロック・サウンド。
多分発表時にはワールド・ワイドな知名度を獲得していた、彼らの最高傑作。


SLAUGHTER - Stick It to Ya ★★ (2006-03-01 19:29:00)

(昨年)知らぬ間にリマスター再発されてたのをCD屋さんでたまたま見つけて、久しぶりに聴きました。
1stにしてこのメジャー感・・・ってゆーか、さり気なく醸し出す風格・貫禄はなんだ !? と改めて聴き惚れるばかり。
(まぁ、VINNIE VINCENT INVASIONでのキャリアもありますし)
確かにマーク・スローターは、ちと「一癖ある」声かもしれませんが・・・
このアルバムのクオリティを考えれば、特に気にするような粗なんかではないでしょう。
華やかで妖しげで、何処か懐かしい感じのアメリカン・ハード・ロックンロール。
ジャケ写のお姉さんが・・・これまたGOOD !


HALFORD - Resurrection ★★ (2006-02-20 22:55:00)

JUDAS PRIESTの傑作「PAINKILLER」を彷彿とさせるサウンド(・・・そのまんまというワケでもないですが)。
「それだけ ?」と問われたら、僕は「はい」としか答えられません。
・・・スミマセン、でもホントにそんな印象です。
強いて言えば「PAINKILLER」で提示した「正統メタルとモダン・ヘヴィネスの融合」を、更に推し進めたような感じ。
とりあえず「あの音」が好きな人には、安心してオススメ出来る一枚。
メタラーの心の琴線に触れる・ストレートに訴えかける(イイ意味での)単純明快なカッコよさ。
どこを切っても「みんなのイメージどおり」のロブです。


STRYPER - In God We Trust ★★ (2006-02-20 22:05:00)

「クリスチャン・メタル」・・・今聞いても少々 ? なジャンル。
そして、色物スレスレのド派手コスチューム。
「パッと見」の第1印象だけで判断されてしまうと・・・やっぱりツラいかなぁ。
でも、中身は正しく「聴いて安心」の煌びやかな爽快HRです。
メロディ、コーラス、ギター、全部GOODです。適度にポップ、すこぶるキャッチー。
マイケル・スウィートの中性的ハイ・トーン・ヴォイスが冴え渡ります。
チョット軽めな(そして古めな)音かもしれないけど、ホントに気持ちの良いアルバムですよ。
2nd~4thはどれも甲乙つけ難いのですが・・・個人的にまずコレをオススメ。


ALDO NOVA - Aldo Nova ★★ (2006-02-18 23:07:00)

HR or ギター・ポップ ?
カテゴライズが難しいのか、もしくは両方の絶妙な融合なのか。
・・・とにかく言えることは、メロディの良さが抜群のアルバム。
楽曲は概ね一貫してソフトな耳障り(ヴォーカルも男クサさがあまり無い)ながら、ギターはすこぶるカッコいい。
透明感 & 浮遊感を兼ね備えた音・・・まぁ~非常に聴きやすい、80年代初期のメジャー・サウンドです。
「Foolin' Yourself」なんか、ホントにイイ。
何気に良質な隠れた好盤。 この人、ボン・ジョヴィとも関係が有るらしいです。


MARILLION - Misplaced Childhood ★★ (2006-02-18 21:43:00)

メロディアス・プログレ・バンドMARILLIONの、ヘッセの小説を元に作られたコンセプト・アルバム。
3rdにして、彼らの初期(フィッシュ在籍時)の“ヒット"作。
如何にも「ブリティッシュ」なウェット感の漂う、清く優しく美しい癒しの音楽。
楽曲を幻想的に演出するキーボード・サウンド。それに乗っかる伸びやかに冴え渡るギター。
20年以上前の作品だけど、音像は結構緻密な印象。
「プログレ」と言っても難解なモノではありません。ごく自然に耳から頭の中に溶け込んでいく、心地の良い極上の美旋律。
勿論、純然たるHRとは方向性を異にする「畑違い」なモノかもしれませんが・・・
もしも興味のある方は是非。日本盤もデジタル・リマスター(& 紙ジャケ)で復刻しております。


GREAT WHITE - Once Bitten ★★ (2006-01-29 22:47:00)

以前のLAメタル・サウンドから → ブルージーな風味を塗して、大人な雰囲気を醸し出したHR路線へ・・・
敢えてこの頃の「主流」から少し外れた方向性を提示して、オリジナリティを確立していた彼らの傑作3rd。
「ブルージー」と一口に言ってもこのバンドの場合、「渋さ」・「土臭さ」がサウンドの全てを支配している・・・という印象ではなく、むしろギターなどは結構攻撃的・・・そしてまた時に抜群の哀愁感・高揚感をも発揮しています。
何ていうかバランス感覚が絶妙というか、とにかく小憎らしいほどに「聴かせる」音作り。勿論、ジャック・ラッセルのヴォーカルも絶品です。
メタラーの心をガッチリ捉える魅力充分。
う~ん、やっぱりこの時代(80年代)に「名を残した」HM/HRバンドって・・・今聴いてもカッコイイです。


ASIA - Anthologia ★★ (2006-01-21 23:16:00)

ヤバイ・・・。こんなスゴイ2枚組CDが出てたなんて全然知らなかったっス。(3年以上前に発売してたんですね)
CDショップで偶然見つけて曲目を見た瞬間、マジでたまげてしまいました。・・・そのままレジへダッシュ。
このバンドの全盛期(1st~3rd)が全て収められた、超画期的企画盤。
80年代の「産業ロック」・・・そしてASIAに興味がある人、これから聴いてみようという初心者の方には、正にうってつけのアルバム。
この内容でしかもリマスター、尚且つ約3500円(日本盤)という値段はお買い得・・・っていうかホントに安過ぎです。


RACER X - Second Heat ★★ (2006-01-14 23:01:00)

ポール・ギルバートの「古巣」、RACER X。
本作は疾走パワー・メタルに速弾きツイン・リード・ギターが乗っかった、非常にアグレッシブで・・・しかも聴きドコロ満載の2nd。
「若気の至り」(失礼)と言うには凄まじ過ぎる、高速ギターの暴れっぷり。
テクニックもソング・ライティング能力も・・・とにかく全てのセンスが突出しています。
確かポールは1st発表時19歳だったから、この時でもせいぜい21・2歳。才能が迸り捲くりですよ。「G.I.T.講師」の肩書きは伊達じゃない。
ちょっとヴォーカルは粗いけど、これはコレでなかなか味があります。
80年代の「速弾きギター」ブームの中の1バンド・・・という一言では片付けられない、衝撃の内容 & クオリティ。


BLACK SABBATH - Heaven and Hell ★★ (2006-01-14 19:50:00)

(RAINBOWもそうだけど) “ ビッグ・ネーム " のバンドでも、ヴォーカルの交代でガラッと雰囲気・・・というか音楽性が一変するという好例。
そして、本作は紛れも無くその中の “ 大成功例 " 。
ドゥーミー(っていうか元祖 ? )なオジー、ハイトーン(スクリーム)なギラン、無難にマルチ・パーパスなトニー、そして「様式美」を象徴するヴォーカリスト、ロニー・・・
ホントに目まぐるしくカラーの変わるバンドです。(っていうか、ぶっちゃけアイオミがいれば何でもSABBATHか)
各々の声に魅力・持ち味があるし、それぞれ名作があります。
その中でも特に本作は(も)、SABBATHのみならずHMを代表する超名盤です。
ロニーがバンドに「様式美」の息吹を吹き込み・・・そして、メンバー3人との化学反応によって生み出された奇跡のサウンド。必聴です。
同時期のNWOBHMとはまた一線を画した、別格にして孤高の存在。


ACCEPT - Metal Heart ★★ (2006-01-13 23:35:00)

雄々しく勇ましいジャーマンHMバンド、ACCEPT。
渾身の傑作6th。
一曲目のタイトル・チューンがこのアルバム・・・いや、このバンドのある意味全て(全盛期の姿)を体現していると言っても過言ではないでしょう。
(勿論、他の曲も言うまでもなく粒揃い。「Bound To Fail」なんかもぉ~感動モノ)
超個性的な濁声 & 金切り声(失礼)のヴォーカル。メタラーの魂のツボを押さえた流麗なギターワーク。勇壮でブ厚いコーラス。
ホントに溜め息が出る程のカッコ良さ。
当時、このサウンドがヨーロッパと日本のHMファンの “ ハート " を鷲摑みにしていたのです。
・・・HELLOWEENに代表される「メロスピ」系ジャーマン・メタルがHM/HR界を席捲する “ 前 " のお話。
去年、デジタル・リマスター再発盤に買い直しをしたのですが・・・
やっぱり「素晴らしい」の一言です。


IT BITES - Once Around the World ★★ (2006-01-13 22:15:00)

80年代ブリティッシュ・ロック中、最先鋭のプログレHRバンドの傑作2nd。
余りにも音楽性が時代の先を走り過ぎて、ブレイクに至らなかった不遇の存在。(特にフランシス・ダナリー。このヒトは正に逸材)
もう少し後にこのアルバムが発表されていたら・・・ホントにHRの歴史が変わっていたのかも。
「プログレ」・ハードといっても・・・内容は難解なモノではなく、むしろ非常にポップ。
(逆に、敢えて言ってしまえば全然「ヘヴィ」ではありません。念の為。)
親しみやすく耳障りの良いソフトなフィーリング。何とも心地良く情感豊かなメロディ & ギター。
↑ 上で皆さんがGENESIS、YESを引き合いに出しておられますが、正にその通りだと思います。
何処か、創造性・芸術性溢れる “ 70年代ロック " の香りすら漂う豊潤なサウンド。
・・・そしてコレも皆さんが仰っているとおり、僕の記憶でも確か日本盤はここ10年以上廃盤のまま。何故 !?


CANDLEMASS - Nightfall ★★ (2006-01-03 21:20:00)

重厚。
如何にもドゥームなスローさ & ダークさ ・・・と言っても陰鬱ではなく、荘厳なムードすら漂うメロディアスなメタル。
メサイア・マコーリンの超巨体から発せられる歌声は、群を抜いた迫力 & ウマさ。
更に ↑ 上で皆さんが書かれてるとおり、ギターがイイ。スローだけど巧みで聴かせるソロ & リフ。バンドが醸し出す独特な雰囲気の、正に「胆」ですね。
様式美、そして官能美すら感じるヘヴィ・サウンド。
「Marche Funebre」・・・ こんなカッコいい葬送行進曲、他に無いですよ。


SKID ROW - Skid Row ★★ (2005-12-28 23:26:00)

1stにして「名盤」と謳われる傑作ハード・ロックンロール・アルバム。
若干初々しさが匂いつつも、若々しさと荒々しさで押して押し捲る魅力溢れる音楽性。哀愁感漂うバラードもGOOD !
バカ売れしたのは必然のクオリティ。
この時点で既にバズの声・個性は突出してますねぇ。やはり彼の存在は不可欠です、SKID ROWには・・・。
「この時代のアメリカンHM/HRってホントに良かったなぁ~」と、しみじみ心から思わされる一枚。
オリジナル・メンバーでの再結成は・・・ 無理かぁ・・・。


SURVIVOR - Vital Signs ★★ (2005-12-17 22:52:00)

高い歌声とキーボードを前面に出したハード・ポップ・サウンド。“古き良き"80年代の名バンド。(スタローンの映画「ロッキー」シリーズの主題歌は特に有名)
コレは、彼らの最高傑作とよく評されるアルバムです。(ヴォーカルは交代してます)
爽やかで心地の良いメロディが彼らの持ち味。まぁ如何にも「産業ロック」というか、 正直コレを聴いて「軽い」と思ってしまう人もいるのでしょうが・・・
とにかくホントにキャッチーで素晴らしい音楽。イイ曲づくし。
僕もコレを聴くと、しんみり心に沁みて癒されます。三十路のオッサンにはホント堪らんです、この時代の音楽は・・・


MERCYFUL FATE - Don't Break the Oath ★★ (2005-12-17 09:59:00)

デス声を抵抗無く聴けるメタルファンはたくさんいる。
・・・それならファルセット(裏声)の歌声を聴ける人も、もっといてもイイんじゃないかなぁ~と。
(キング・ダイアモンドの冗談のような奇声とルックスで)色物扱いをされがちなバンドだけど・・・
「何処か芝居じみた、それでいて趣のあるヴォーカル」「何気に美しい魅惑のギター・サウンド」「フック効き捲くりの緻密でドラマティックな曲構成」・・・独特にして強烈な個性・存在感は孤高にして唯一無二。
“マニア向け"の範疇を軽く超越する、クオリティーと迫力です。純度100%の正統派HM。
彼らの代表作 !!


VAIN - No Respect ★★ (2005-12-16 23:15:00)

正直「少しイっちゃってる」というか・・・「爬虫類的」とも形容しうる、個性派ヴォーカリストの名を冠するバンド。
声も歌唱もホント何か変です。(でも下手じゃないです)
悪ぶってるんだけど、どこか何気にモノ悲しさも漂うナントモ奇妙で味わい深いロックンロール。
一発目のノリの良いチューン「Secrets」もカッコいいけど・・・
バラード曲「Without You」、コレは隠れた名曲です。グッと来ます。


NIGHTWISH - Once ★★ (2005-12-16 22:19:00)

女性ヴォーカリストを擁する(コレがある意味、このジャンルの必須条件ともいうべきなのかな?)、“シンフォニック・ゴス"の代表格バンド。
欧州では、かなりのビッグネームだそうですね。
いやぁ~最初は正直、色眼鏡で見てたとゆーかナメてたとゆーか。爽やか~な美旋律系サウンドなのかなぁ~と。
・・・聴いてみると、想像してた以上に「メタル」しています。一曲目のイントロでノック・アウト。特にギターの音はかなりヘヴィ。
それでいて音楽的アイデンティティーの肝である、「シンフォニック」「荘厳」な雰囲気もまったく損なわれていません。(バック・オーケストラの効果・貢献度に依るトコロも大きいかな?)
とにかくドラマティック・メロディアスなHMや北欧系が好きな人なら、必聴と言ってもイイでしょう。


SUICIDAL TENDENCIES - How Will I Laugh Tomorrow When I Can't Even Smile Today ★★ (2005-12-11 21:32:00)

今、改めてこのアルバムを聴くと「何だ、コレは!?」っていうくらいにカッコいい。(押入れから久しぶりに引っ張り出してみたんです。)
↑ 上の方も仰られているとおり、やっぱりこのスタイルを世に出すのが早過ぎだったのでしょうね。
「メタルとハード・コアの融合」なんて音楽性、今では普通にありますから。
ギターの音もハード・コアのそれではなく、テクニックも充分で重さと歪みの効いた正しくメタル・サウンド。(ヴォーカル・スタイルの方はコア寄り)
コレはなかなか・・・ 突っ走り過ぎるコト無く、イイ感じの疾走感。


LIONHEART - Hot Tonight ★★ (2005-12-11 20:53:00)

「“元"MAIDEN」の・・・と言うより、「PRAYING MANTIS」のデニス・ストラットンのバンド、と言ったほうが的を射た感じですね。
メロディアスな上質のハード・ポップです。
内容はマンティスをもう少しアダルト志向にした音楽性(?)。
でも、決して「軽い」音というコトではなくギターもハードでエッジが効いていて、筋金入りのHRファンも唸るくらいのカッコ良さは充分にあると思います。(84年の作品なんでチョット古臭いかな?)
個人的に「こんなのも、どうでしょう?」って感じにオススメしたくなってしまうアルバムです。


SLAYER - God Hates Us All ★★ (2005-12-04 18:24:00)

この人達のアグレッション・・・ていうか「殺意」に限りなく近い衝動は、メタル界屈指。正に至高の存在。
「歳を取ってマルくなる」なんていう言葉は彼らには全く無縁・意味無しです。
・・・むしろ歳を取っても“ 悪く "なっています。
皆さんの仰るとおり音像に関しては「純然たる」スラッシュとは最早言えない部分もあるけど、深い根っこのトコロの音楽性・アティテュードは全く変化無しと言えるでしょう。
巷に溢れるラウド系、モダン・ヘヴィネスといった類のバンドを軽く凌駕し得る、抜群の破壊力を備えたアルバムです。
最初から最後まで一気に聴かせる曲構成・説得力・クオリティの高さは正に、真の「正統派HM」継承者の証し !


SAVATAGE - Streets: A Rock Opera ★★ (2005-12-04 16:16:00)

今となっては少々マニアックながら、彼らの最高傑作に推す人も多い作品。
内容はタイトルの「 ~ ROCK OPERA」が示すとおり、ドラマティックさと一連の曲構成を身上としたコンセプト・アルバム。
大仰で「クセ」のあるヴォーカル・スタイルは、正直好みの激しく分かれる要素ではありますが(でも、これぞ正しくSAVATAGE・・・とも言えるのかも) ~
全体のクオリティはHM/HRアルバムの“コンセプトもの"では、かなり上位のランクに食い込む出来と言える一枚です。
クリス・オリヴァのテクニカル & エモーショナル(バラード曲は特に素晴らしい)なギターも◎ !!


HAREM SCAREM - Harem Scarem ★★ (2005-12-04 13:34:00)

2ndのような、素晴らしくも何ていうか一種のチョットした難解さ(← 自分で言っててこの「ニュアンス」を表現しきれないのが何ともモドカシイ)は無く、まさしく直球勝負の爽快な極上ハード・ポップ。
1stにしてハイクオリティなテクニック & ソングライティング、そしてこれだけの圧倒的な存在感を醸し出していた彼らは・・・やはり只者ではありません。
このジャンルが好きな人の心に訴えかける、メロディの美しさ・説得力は尋常じゃないです。
「至高」の一枚。


HAREM SCAREM - Believe (Karma Cleansing) ★★ (2005-12-04 12:52:00)

彼らのアルバムの中でも特にバランスの良い作品。
ホントにイイ曲(メロディ)創れる人達だなぁ・・・と心の底から思います。
キャッチーだし、情感豊かだし、ダイナミズムも充分。
この手のメロディアス・ハードが大好物な人なら、一曲目の「Bilieve」からもぉヴォルテージはMAX。
2ndと同様、長く付き合える一枚になり得ると思います。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz ★★ (2005-12-04 01:34:00)

OZZYのソロ第1作目。そして悲劇のギターヒーロー、ランディー・ローズを世に知らしめた記念すべきアルバム。
古いけど、コレはもぉ~文句無しの名盤。(25年前かぁ・・・。)
皆さんの仰るとおり、内容は粒揃い。如何にもメタリックなナンバーは勿論のこと、スローな曲も秀逸。ランディーのギターが心に沁みります。
今みたいな夜冷えてくる季節、一人で「Goodbye To Romance」なんかを聴いてると・・・ ホントしみじみ浸っちゃいますヨ。


BULLET FOR MY VALENTINE - The Poison ★★ (2005-11-20 22:46:00)

UKヘヴィメタル(or ヘヴィ・ロック ? )界、期待の新星。
遅ればせながら日本デビューEP、そして1stアルバムの2枚をやっと手に入れたのですが・・・う~~~ん、カッコいい・・・。
エモ or スクリーモともカテゴライズされていますが・・・、リフ・曲構成はメタルそのものですよ。正統の。メロディアスだし。
それでいて雰囲気は程良~くモダンな味付け。シャウト多用、でも情感もあるヴォーカルもイイ感じです。
確かに “ 度肝を抜く " 程の「斬新さ」「個性」はそれほど無いのかもしれないケド、新人バンドにしてこのクオリティは充分に驚異的。
今後の活躍に期待 & 要チェックです。


DIO - The Last in Line ★★ (2005-10-24 20:36:00)

1stの音楽性・様式美メタルを引き続き追求した2nd。
前作との違いは・・・初っ端から「We Rock」~「The Last In Line」と、彼らの代表曲と言えるキラー・チューンが存在するコトでしょう。
楽曲の充実度、全体の完成度はコッチのが少し上・・・かな?
21世紀の今、このアルバムを「初めて」聴く人が・・・どんな印象を受けるのか・どれ程のインパクトを感じるのかは解りませんが(正直古臭いという感想もあるでしょうね)、間違いなくコレは名盤の一枚でしょう。
今時のHM/HRバンドで、(この頃の)ロニーくらいの力量を持つヴォーカリストが・・・はたして何人いるでしょうか。


DIO - Holy Diver ★★ (2005-10-24 11:26:00)

RAINBOWという様式美HRの本家( ? )的バンドで活躍するも脱退、その後加入したBLACK SABBATHをも培ったそのセンスでもって様式美サウンドに染め上げてしまったHM/HR界でも1,2を争う稀代のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオ。・・・その彼の名を冠したバンドの1st。
バンド・コンセプトとロニーの歌唱・歌詞は相変わらず様式美を貫いているけど、ソコに乗っかるヴィヴィアン・キャンベルのギターは攻撃的で正しくメタリック。
・・・そう、DIOのサウンドは様式美「HR」ではなく、NWOBHMの流れも汲む様式美「HM」です。
さすがに20年以上前の作品なので音像は古いですが、間違いなくHM/HRの歴史を語る上で外せないバンドです。
個人的には・・・初めての人には1stから4thぐらいまでを “ 順番に " 聴いてほしいですね。


EUROPE - The Final Countdown ★★ (2005-10-18 23:00:00)

彼らの最高傑作かどうか ? は措いといて、・・・「代表作」「超有名」であるコトに何の疑いもない大ヒット・アルバム。
↑ 皆さんがおっしゃるとおり、“ ッタタタ~タ~ ♪ "のイントロで始まるタイトル曲はおそらく誰もが何処かで必ず耳にしたことがあるでしょう。
2nd以前の音と比較すると・・・「キャッチー」な雰囲気を表に出したというか、無難にまとまったというか~、つまり売れ線狙い( ? )というか。
勿論決してそれが悪いワケではなく、優れた内容のHRアルバムです。
この作品、その最大の功績は・・・スカンジナビア圏 ~ 「北欧」HM/HRの実力をアメリカを含む世界中に知らしめ、後に続く北欧系バンドの世界進出の先駆けを担った & キッカケを作ったコト。
とにかく「80年代」の(HM/HRのみならず)ロック・シーンを語る上で、間違いなく外すコトの出来ない名作です。


MEGADETH - Killing Is My Business... and Business Is Good! ★★ (2005-10-18 21:56:00)

MEGADETHの1st~4th、「スラッシュ」を追求していた初期の4枚というのは、メンバーの入れ替え等多少の理由に因る差異はあるにしろ・・・
HMとしての「クオリティ」は言うまでも無くどれも押し並べてレベルが高い。
・・・そう、スラッシュ・メタルの黎明期に世に出たこの1st。バンドのデビュー作にして既に「1級品」と呼ぶに相応しい内容を誇っているのです。
デイヴ・ムステイン、そしてMEGADETHというバンドのアイデンティティーは、この時点で確立・完成されているコトはもぅ音を聴けば一目(耳 ? )瞭然。
複雑緻密でテクニカルなリズムワーク。憤怒の激情・衝動をエネルギー源にひたすら疾駆する狂気の旋律。
(初心者向けではないかもしれないケド、)とにかく聴き応え抜群 !! の価値ある・意義深い一枚です。リマスター盤オススメ。


AEROSMITH - Pump ★★ (2005-10-17 22:22:00)

前作「PERMANENT ~ 」がヒット、その勢いに乗って同じ方向性(外部ソングライター導入等)で作られたアルバム。だから当然楽曲がイイ。
結果は勿論コレもヒット。現在まで続く復活後エアロの隆盛を決定付けた作品とも言えるでしょう。
僕的には前作の様な派手さは少し控え目?な印象(それでも70年代の作品と比較すれば充分華やか)。曲順等全体のバランス・整合感が旨~く練られている感じ。
前作同様、アメリカンHR好きなら「基本」として押さえておきたい超名作です。


BLUE MURDER - Nothin' But Trouble ★★ (2005-10-17 14:39:00)

「如何にもサイクス」という雰囲気は顕在ながら・・・「ブリティッシュ」な1stとは一転、「アメリカン !」な味付けを露わにした“ ある意味 "問題作。
ぶっちゃけ、前作ではありえなかった「万人受け( ? )」路線。
でもソレが悪い・・・というコトでは全くなく、むしろ非常にクオリティは高いです。
平均水準を余裕~で上回る良質なHRアルバム。勿論僕は1st・2nd両方大好きです。
勢いの素晴らしい「We All Fall Down」を筆頭に結構イイ曲揃ってると思いますよ。


MEGADETH - Rust in Peace ★★ (2005-10-16 17:37:00)

魅力的な楽曲が目白押し。自然に頭が上下に動いちゃうような。
「メガデスってどんなの?」と質問されたら・・・まず最初にコレ聴いてもらうのがイイんじゃないかなぁ、と僕は思います。
メガデス特有の独創的・複雑な曲展開も顕在ながら、それでいてイイ意味で「キャッチー」であり尚且つ一番「無難」なアルバムと言えるでしょう。(←全く悪意はアリマセン)
抜群な完成度のハイレベルなHM。メガデスの真骨頂的作品です。
(このアルバムから加入したマーティのギターの貢献度も高いですね)


BLUE MURDER - Blue Murder ★★ (2005-10-09 17:46:00)

ジョン・サイクスぃ~のギター & ソング・ライティングの才能は素晴らしい!! ・・・というのを改めて再認識させられてしまう( 勿論トニー & カーマインも凄いです )彼のバンド、BLUE MURDERの1st。
このアルバムを聴くとホント、WHITESNAKEの最強アルバム「サーペンス・アルバス」を実質的に創ったのはサイクスに間違いない・・・と信じて疑わなくなってしまう、それ程に凄味の効いた抜群のパフォーマンスとクオリティに驚かされてしまいます。 ・・・歌もウマいし。
あんまり売れなかったけど、とにかく「傑作 ! 」・・・と言えるHRアルバムです。
バラード「Out Of Love」は、あの「Is This Love」に勝るとも劣らない出来だと思います。


BUCKCHERRY - 15 ★★ (2005-10-09 17:00:00)

8月にこのバンドの2nd「TIME BOMB」に書き込みをして、その中で「解散が非常に惜しまれる ~ 」なんてのたまってみたら・・・
同じ8月に行われたサマソニで見事復活してたんですね。 ・・・恥ずかしいっス。
そんなワケで個人的に非常に嬉しい“ 新生復帰 "BUCKCHERRYの3rd。
一曲目から強烈なファスト・チューン「So Far」で最高にハイにさせてくれます。
曲調や雰囲気が全体的にテンション高いところに、“ 生まれ変わった "バンドに対するジョシュ & キースの意気込み・愛情みたいなモノを感じます。
パワフルで勢いあるけど何故か安心して聴ける、そんな王道的なアメリカン・ロックンロール・アルバムですよ。
たった15日でレコーディングし終えたから「15(フィフティーン)」・・・その気合いとバイタリティが凄い。


VAN HALEN - 5150 - Dreams ★★★ (2005-09-25 16:58:05)

もぅこの曲に関しては・・・サミーが加入したからこそ創り得たVAN HALEN屈指の超名曲でしょう。
ロック界の至宝。


RIOT V - Thundersteel - Thundersteel ★★★ (2005-09-25 16:39:29)

疾走系パワーメタルのお手本的な曲。
爽快。


PANTERA - Vulgar Display of Power - Fucking Hostile ★★★ (2005-09-25 08:48:56)

モダンヘヴィネスを代表する名曲。
荒々しい。でも、聴くととてもスカッとする。
ファッキン !!


MR. BIG - Lean Into It - Green-Tinted Sixties Mind ★★★ (2005-09-25 08:38:16)

初めはイントロのギターにばかり夢中になってましたが・・・
聴けば聴くほどにこの曲の素晴らしいポップセンスに心奪われていきました。
癒されます。


MOTLEY CRUE - Dr. Feelgood - Kickstart My Heart ★★★ (2005-09-25 08:28:15)

抜群の疾走感です。心地よいぐらいに。
PVもカッコよかった・・・。


METALLICA - Master of Puppets - Battery ★★★ (2005-09-25 08:19:24)

METALLICAと言えば・・・まず迷わずコレが思い浮かびます。
メタル界の宝ですよ、この曲は。


JUDAS PRIEST - Painkiller - Painkiller ★★★ (2005-09-25 00:01:09)

JPと言えば・・・やっぱりまずこの曲。
ゴッドとモダンヘヴィネスの融合で完成した高純度のメタル・チューン。カッコ良過ぎ。


HELLOWEEN - Master of the Rings - Sole Survivor ★★★ (2005-09-24 23:43:01)

Vo.がアンディに交代。
当時この曲で改めてHELLOWEENの素晴らしさを再確認しました。大好きな曲。


GARY MOORE - Wild Frontier - Over the Hills and Far Away ★★★ (2005-09-24 23:34:56)

カッコいい。けれど、どこか物悲しい。
哀愁という言葉が相応しい、アイリッシュ・ハードの秀曲。
ゲイリーの真骨頂ですね。


DREAM THEATER - Images and Words - Another Day ★★★ (2005-09-24 23:27:46)

DTの曲の中でも、メロディが単純明快にして超感動的。
万人に認められうる素晴らしさ。珠玉の名曲。


DEF LEPPARD - Hysteria - Love Bites ★★★ (2005-09-24 23:20:40)

この曲はもぅ、HM/HRとかジャンル関係なしに誰が聴いてもイイと思える1級品のバラードです。


ANGRA - Angels Cry - Carry On ★★★ (2005-09-24 23:15:29)

メロスピ系では5本の指に必ず入る名曲じゃないでしょうか?


AEROSMITH - Get a Grip - Eat the Rich ★★★ (2005-09-24 23:10:31)

2枚組ベスト「ULTIMATE~」に入ってないのがまったく不思議なエアロ屈指のノリの良い曲。
HM/HR聴く人でこの曲嫌いな人いるのかなぁ。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll ★★ (2005-09-24 22:58:00)

最近初めてこのアルバムで“COB"を聴いたのですが ~ (このサイトでのこのアルバムへの発言数があまりにモノ凄いので)。
「何だコレ? う~~ん、カッコ良過ぎ」・・・最初の素直な感想です。1曲目から強烈なインパクト!!
食わず(聴かず)嫌いって本当にイカンですね・・・今まで知らなかったのが恥ずかしいくらいです。
激しく且つ狂おしく、そして美しいサウンド。僕的にこのCDを聴く限りでは、あんまり「メロデス」って感じじゃないですねぇ(まぁ音楽性は変化してるそうですが)。
・・・とにかく素晴らし過ぎるアグレッション & ヘヴィネス。
今月出た新譜と過去作品も是非チェックしたいと思います。


BON JOVI - Have a Nice Day ★★ (2005-09-24 22:14:00)

やっと買って聴きました。気持ちの良いアルバムですネ。
タイトル曲の①は勿論のこと、⑤・⑧・⑫もなかなかノリが良いです。素直にカッコいいと思いました。
そして、③・⑥・⑨・⑮は聴き応え充分のジックリ「浸れる」曲。
今回のがアルバムとして「9枚目」でしたっけ(彼らのキャリアを考えると僕的には “ やっと " という感じ)。
当然と言えば当然ですが、年を経るごとに作風も段々と大人びて・・・
勿論、3rd・4thの頃の「華やかさ」を今更期待なんてしてはいませんが、それにしても今回のBON JOVIはかなり頑張ってる(若返ってる ? )と思いますよ。
充分なインパクトを僕は感じました。 イイ !!


JOURNEY - Frontiers ★★ (2005-09-19 23:07:00)

名盤「ESCAPE」と比較すると、幾分ハード・・・かなぁ? という印象。
やっぱり一曲目の「Separate Ways」はカッコ良過ぎ。何回聴いてもイントロのキーボードで僕は鳥肌が・・・。
全編に亘ってニール・ショーンの華麗で激しいギターが冴え渡る。
勿論言うまでも無くスティーブ・ペリーのヴォーカルも非の打ち所の無い素晴らしさ。
これも彼らの代表作。80年代のメロディアスHR好きならも~ぉ「ESCAPE」とコレは2枚セットで大人買い。
20年以上前の作品だけど、古さを微塵にも感じさせない洗練されたサウンド。抜群の完成度。


ROYAL HUNT - Moving Target ★★ (2005-08-21 22:15:00)

僕的には、このバンドの最高傑作はやっぱり次作の「PARADOX」かなぁ ?
でも、ROYAL HUNT未体験者に最初にオススメするとしたら、迷わずコレを選びます。
確かに次作はコンセプト・アルバムなので、アルバム「全体」の出来で高評価をしちゃうんですが。
↑ 上でみなさんが書かれてるとおり、楽曲はコッチのがコンパクトで取っ付き易い(勿論クオリティも高い)です。
キラーチューンもあるし。のっけから「Last Goodbye」、鳥肌モンです。
キーボードをフィーチャーした美旋律メタル(D.C.のヴォーカルも最高)。メロディアス & クラシカル系HMが好きな人は必聴。


TANK - Honour & Blood ★★ (2005-08-21 21:39:00)

↑ 「男の哀愁」って言葉、イメージにぴったりだと僕も思います。このアルバム。
確かに、もろ「MOTORHEAD系」ってトコ(曲調とかヴォーカルとか)も在りますが・・・
とにかく疾走感とギターの奏でる「泣き」の旋律が、もぉ~堪らんのです。カッコ良過ぎ。
センチメンタルに漂う男臭さ。
84年発表。さすがに多少の古臭さは否めませんが・・・。
ダイナミックで硬派なHM。


QUEENSRYCHE - Empire ★★ (2005-08-21 00:01:00)

高密度・高濃度なメタル作品。
でもこのバンドを知ってる人なら解ってるコトだけど、それは「クドい」とか「難解」とかそういうのでなく、ある意味「深淵」とでもゆーか。
僕的には身心共に委ねて聴くべき高尚なHM。
HM/HR界の「至宝」である前作「OPERATION~」と比べると曲は幾分キャッチー。
実際売れたんですよね、コッチは(日和ってるとかそういうコトじゃないです)。
このアルバムも完全無欠のクオリティ。「Best I Can」「Silent Lucidity」・・・もぉ最高です。
しみじみ聴かせるメロディアス & ドラマティック・サウンド。ヘッドホン使用をオススメ。


TESTAMENT - First Strike Still Deadly ★★ (2005-08-20 23:13:00)

抜群の疾走感。
1st、2nd収録曲(初期作品の日本盤は現在ほぼ絶滅)のセルフカバーというアイデアも素晴らしいケド、その最新のリメイクで改めて思い知らされたTESTAMENTというバンドの凄味。
「スラッシュ」メタルとしてここ最近(2000年以後)発表されたHM作品では、最高レベルの出来でしょう。カッコ良過ぎ。
(持ってない2nd、コレ聴いて無性に欲しくなってしまいました・・・)


VAN HALEN - The Best of Both Worlds ★★ (2005-08-20 22:21:00)

エアロの「ULTIMATE AEROSMITH HITS」に匹敵する、VAN HALENによる超最強ベスト・アルバム。
・・・オイシ過ぎる内容です、コレは。
2枚組というコトでもぅ納得のボリューム感。選曲に関しても彼らの代表曲は「概ね」網羅していると言えるでしょう(2枚組といえど収録の限界はありますからね)。
音も良くなってるし新曲もナカナカだし、もぉ~文句無し !!
VAN HALEN未体験者には、「手っ取り早い」正に打って付けのアルバム。


BUCKCHERRY - Time Bomb ★★ (2005-08-20 12:13:00)

解散が非常に惜しまれるバンドの一つ、BUCKCHERRY。
こういう音楽性は今の時代、(残念ながら)ホントに希少。彼らも「本物」のハード・ロックンロール・バンドでした。
1stもとてもイイのですが、この2ndは更にその上をイク完成度。
「曲がキャッチー」「フックがある」「ヴァイブを感じる」・・・
言い尽くされた陳腐な表現しか出来ないケド、本当にカッコいい若さ迸るサウンド。
手前味噌な物言いかもしれないけど、コレ聴いてその素晴らしさを理解出来て最高な気分に浸れる僕はホント幸せ者だぁ~。
エアロとかガンズとか、アメリカンHR好きな人にはもぉ~熱烈に推薦。


VELVET REVOLVER - Contraband ★★ (2005-08-20 00:36:00)

既に ↑ 上で皆さんに書き尽くされているコトなんですが、僕が初めて聴いた時の印象もやはり、
① GUNSのカラーは “ さほど " 感じられない (まったく皆無でもない ?)
② STONE TEMPLE PILOTSの時の様なVo.のケダルさは無い
・・・の2点を感じさせられました。
元GUNS3人組の完全に吹っ切れたスリリング & ハード・ドライヴィングなプレイは、ゾクゾクするほどにCOOL !!
(まぁ、それでも一聴すればスラッシュと解るギターの音にはホッとしましたが)
そして、随分昔に一枚だけ聴いた時のS.T.P.のグランジチックなイメージとは全く逆(ファンの方、スミマセン)の、パッと聴き無機質な様で・・・実はエモーショナル、時として艶すら感じられるスコットの歌声。素晴らしいです。
GUNSテイストの内容を期待する人は、やっぱり肩透かしを喰らわされるのかなぁ。
でも、彼らがこのアルバムで最高品質の “ ロック " の姿を提示しているコトに、全く疑いの余地は在りません。
メンバー同士の間で物凄い化学反応が発生してますよ、コレは。
・・・今のアクセルにこんなの作れるのかな ?
僕的には、もぉ~諸手を挙げて大歓迎の極上ロック・エンターテイメント。
次はライブが見たくなる、躍動感溢れる魅惑のサウンド。


JUDAS PRIEST - Angel of Retribution ★★ (2005-08-14 23:52:00)

祝・ロブ復帰 & メタル・ゴッド復活。
21世紀の今、ある意味このアルバムはその存在意義だけでも非常に「価値ある」一枚と言えるのかも。
概ね期待通りの出来。ファストチューン「Deal With The Devil」・・・僕はコレで完璧に打ちのめされてしまいました。
(正直この曲みたいな単純明快キラーチューンがもう少し欲しかったのですが。・・・贅沢かな ? )
飽きず・ダレずに最後まで聴き通せました。いや、それだけの説得力ある内容だと思います。
・・・でもまぁ、このアルバムが今後全てのHMフリークのマスト・アイテムとなり得るか ? 、と言うとやっぱり正直「微妙」かなぁ。
現段階での評価はまだチョット難しい。
このメンツでもう一枚アルバム創ったら(はたして何年後か ? )、その時やっとコレの真価が解るのかも。
とりあえず・・・「超」力作。間違いない。


ANGRA - Angels Cry ★★ (2005-08-12 09:46:00)

メロスピ系メタルの傑作、お手本的存在。このジャンル好きなら正に「必携」の一枚。
「Carry On」・・・ ↑上でみなさんに語り尽くされてますね。今更言うコト無しの素晴らしさ。
ところで“ ブラジル出身 "ってコトにやっぱり偏見ってあるんでしょうか? その程度のコトでこのバンドを色眼鏡で見てる未体験メタラーは確実に損してますよ。
アンドレ・マトスのヴォーカルに好き嫌いが分かれてるのも僕には意外でした。
・・・全然気にしてなかったです。


ZENO - Zeno ★★ (2005-08-07 21:50:00)

先月再発されたデジタル・リマスター盤に買い直しをしました。
結構久しぶりに聴いたのですが、・・・やっぱりイイです、コレは。
今となっては時代 ( かれこれ20年くらい前 ) を感じさせられる音の作りではあるのですが。 ( 正直、少し古クサい ? )
でも、そんなコトを聴き手に全く意に介させない「凄み」がこのアルバムにはあると思います。
後のFAIR WARNINGに受け継がれていく癒しのサウンド。
爽やか、そしてハート・ウォーミングでありながら、時として凄まじい程のダイナミズム・躍動感を発揮する至高の調べ。
ヴォーカル ( & コーラス ) 、ギター、どれも完璧な美しさです。
FAIR WARNINGファンでZENOを未体験の人、直系の「元祖」でもあるコチラも是非 !


SILVERTIDE - Show and Tell ★★ (2005-08-03 22:32:00)

若い人達なのに「渋い」のやってるなぁ~、というのが第一印象。
・・・買う前は「華やか」「妖しい」系の音のイメージを勝手に想像してたんですが。
でも、これはコレで“ あり "ですねぇ。やっぱり今時貴重ですよ、こういう音楽性。
直球勝負の土臭~い(普遍的)アメリカン・ロックです。
ファスト・チューンは無いけれど、すこぶる魅力に富んだサウンド。「S.F.C」「Mary Jayne」とかイイ!
個人的に期待大。2ndも是非この方向で。 ・・・ホントにブレイクしてほしいなぁ。


SPIRITUAL BEGGARS - Demons ★★ (2005-07-31 22:49:00)

相変わらずのドライヴ感。若干、前作より音が派手 ( イイ意味で ) 。
マイケルのギターも情熱的に「ヴルン、ヴルン」とうねっとります。ハード・グルーヴィン !
JBのヴォーカルも官能的。男臭さの中にも益々「艶」の感じられるイイ声です。
プレイボタンを押して1曲目のイントロから「ガツン!」と来ますねぇ。
このバンドを知ってる人には解りきったコトですが、こういうトラディショナル ( 古典的 ? ) なロック好きにはもう「辛抱堪らん」魅惑のサウンドです。眩暈がしちゃうような。しっかりヘヴィだし。
今作もキャッチーで素晴らしい内容だと思います。
最高傑作か ? と言うとチョット難しいトコですが。 ( 正直比較が難しいです )
蛇足ながら、ジャケ絵もカッコいいですね。


ANTHRAX - Spreading the Disease ★★ (2005-07-31 18:33:00)

当時から意外性、・・・というか強力なオリジナリティを発揮していたスラッシュ・メタル・バンド。
彼らの大躍進の起爆剤となった渾身の2nd。
スラッシュなのに、とても歌の巧いジョーイのヴォーカル。そして何気に楽曲から薫り立つ仄かなユーモア感。
ハード・コアばりの激しいスピード感と聴かせるメロディが同居している奇跡のサウンドです。
(そしてまた、スラッシュ“ 一辺倒 "な雰囲気のみならず、正統HMのテイストをも色濃く残しているように思います)
邦題「狂気のスラッシュ感染」。・・・まったくその通りです。当時みんなコレを聴いて感染したのでしょう。
この頃の“ 四天王 "のアルバムってホント傑作だらけですね。


WARRANT - Dirty Rotten Filthy Stinking Rich ★★ (2005-07-27 21:54:00)

ヘアメタル ( ? ) ・・・というジャンルでよく括られるバンド。
この「ヘアメタル」って言葉( 皮肉 or 揶揄 ? )に到底イイ印象は感じられないけれど、実際の世間の評価はやっぱりココいらが妥当なんでしょうか?
( 当時はこういう音楽性がアメリカでは「普通」っていうか主流だったと思うんですが。 )
1stにして充実した内容だと思います、このアルバム。
ポップと言いつつも曲によってはしっかり骨太な音も聴かせてくれます。そしてバラード( 「Sometimes She Cries」 「Heaven」 )がまた秀逸。
アメリカンHRのオイシイ定番パターンを踏襲した力作・・・いや、名作。
聴いてて気持ちが良く親しみやすい曲を創れるこの素晴らしい才能、もっと素直に評価をされるべきでしょう。


FIREHOUSE - Firehouse ★★ (2005-07-17 10:57:00)

「分かり易い」ポップなテイストは、既にこのアルバムから顕在。
甘い歌メロの中にもハードなエッジ(特にギター)が効いた、正にアメリカンHRの王道的サウンドです。(コレがこのアルバムの売りですね)
この人達もボン・ジョヴィのサポートでデビュー。でもこのバンド、模倣ではないしっかりした個性が十二分に感じられます。
実際、この1stは売れました。「Love Of A Lifetime」「All She Wrote」「Don't Treat Me Bad」等、佳曲も目白押し。
CJスネアのハイトーン & スウィートなヴォーカルが、耳に心地よく冴え渡ります。高揚感抜群 !


PARADISE LOST - Draconian Times ★★ (2005-07-17 10:26:00)

心地良く、且つ程好い「暗さ」。スピリチュアルでキャッチーな音・・・というイメージかなぁ。
このバンドは運が無かったというか、この音楽性を世に出すタイミングが早かったんでしょうね。
(当時少し話題にはなりましたが)日本での知名度はやはり低いと思います。
現在バンドはまだ存続してるとは思いますが、音楽の方向性が変わってしまいました。非常に残念。
今もてはやされているゴシック・メタル・バンドにも決して負けない、魅力溢れるサウンド。「マニア向け」を軽く超えるレベルのクオリティです。
このアルバムは特に充実度・完成度が抜群。
バンドの最高傑作、そして“ ゴシック "の名作の一枚。


BON JOVI - Slippery When Wet ★★ (2005-07-15 11:32:00)

次作「NEW JERSEY」は幾分アメリカン・ロックの「土臭い」部分のテイストを醸し出した音だけど、コッチは実に華やか。
勿論、楽曲の質は高いし扇動力・求心力抜群。
・・・「捨て曲」という言葉とは無縁の完成度、と言っても過言ではないでしょう。
(そのルックスとも相俟って)大ブレイクは正に必然だった、80年代を代表するロックの至宝的アルバム。
「いろんな」意味でコレと次の2枚のアルバムで、彼らの虜(餌食 ? )になった日本人は多かったハズ。


TNT - Tell No Tales ★★ (2005-07-15 10:50:00)

3rd。そしてコレもTNTの代表作。
北欧チックな透明感はともかく、このアルバムの頃から明確な「メジャー」感が前面に出てきている。
僕的には名作「INTUITION」と比較して、コッチのは少し“ アメリカ寄り "な音だと思う。仰々しさよりも単純明快なポップさがこのアルバムの売り・・・じゃないかなと。
「10,000 Lovers」とか「Listen To Your Heart」とかホントそんな曲。ハード・ドライヴィング & 美旋律な「As Far As The Eye~」も素晴らしいです。
↑ 上でみなさんが仰っているとおり。TNTはコレと「INTUITION」両方をまず必ずおさえましょう。聴かなきゃ損。


IMPELLITTERI - Stand in Line ★★ (2005-07-14 10:00:00)

「イングウェイ(のスタイル)の模倣」と言ってしまえば身も蓋もありませんが。
最速ギタリスト、クリス・インペリテリ。
・・・でもこの人のデビューEP、何やら物凄い野心みたいなモノが確かに感じられました。
そして初のフルレンス・アルバムがコレ。グラハムをヴォーカルに持ってくるあたり「流石」と言うか「やっぱり」と言うか。
この確信犯的開き直りは呆れるより、むしろ微笑ましいです。
実際このアルバムの出来は、グラハム抜擢による効果が著しいと言えるでしょう。
若気の至りというか、随所にギターの「弾き過ぎ」感(まぁコレが売りなんですが)があるのですが(例えば「Since You've Been Gone」)、それでも歌の旨さが曲を「ちゃんと」聴かせるレベルに保ってる。
弦と声、2つの強烈な個性のコラボレーション。狙ってやったなら、やっぱりスゴイし効果絶大。
それに「Stand In Line」とか「Secret Lover」とか、しっかり佳曲もあります。
何気に様式美系 or ALCATRAZZチックなのがまたニクイ。
この頃のスタイルも魅力的。 ・・・コレもクリスの代表作。


HELLOWEEN - Keeper of the Seven Keys, Part II ★★ (2005-07-12 16:14:00)

言うまでもなく大傑作にしてHMの歴史的名盤。
後続のメロスピ系メタル(フォロワー、亜流)に与えた影響は超絶大。計り知れません。
このアルバムには日本人メタラーを狂喜・夢中にさせる強力な「魔力」が秘められています。
ある程度HM/HR好きを自認する日本人でコレを一度も聴いてないって人・・・いないでしょ?
15年以上前の作品だけど、今聴いても当時と変わるコトなくテンション上がりまくりにさせられる抜群の高揚感。
色褪せるコトのない魅力。不朽の名作。


EUROPE - Wings of Tomorrow ★★ (2005-07-12 15:01:00)

このバンド、この次のアルバムでブレイク & ビッグ・ネームとなりましたが、元々のこの人たちの「原点」「持ち味」である北欧的サウンドが特に顕著なのはこの2ndまで。
1stには名曲「Seven Doors Hotel」が収録されてますが、コッチの2ndは更に全体的に洗練されバランス良く仕上がった出来になってます。
確かに3rdアルバムの売り上げには絶対敵わないでしょう。でもHMとしての魅力のアピール度はこのアルバムも決して負けてません。抜群の透明感、そして美麗メロディの宝庫。北欧メタルのお手本です。
3rd以後無くなった何かがコレにはある。(勿論3rd以後も大好きですが)


SHY - Misspent Youth ★★ (2005-07-11 17:08:00)

SHYの4th。
前3作と比べて軌道変更の・・・ 垢抜けてやや激しいタッチのサウンド(アメリカのバンドみたい)。落胆したファンも少なからずいたのかな ?
とは言っても、曲によっては元々の持ち味の「ウエットな」耳触りも感じられます。(5、7、9曲目とか)
「メジャー志向」なフィールがポジティブな感触としてプラスされていて、実は結構イイ感じ ? ・・・個人的に、お気に入りの一枚です。
このアルバム収録の「Broken Heart」。コレは名曲です。
HM/HRバンドの音楽性に変化は付き物・・・ と言ってしまうと怒られてしまいそうですが。
僕的にはコレは許容範囲内です。あえて「彼らの違った魅力」と評してみたくなるアルバム。


VENGEANCE - Take It or Leave It ★★ (2005-07-11 14:29:00)

VANDENBERGと同じオランダ出身のHRバンド。
活動も「ほぼ」同時期だったけど、コッチはあまりブレイクしなかった( ? )。
パーティ・ロックじみた味付けだけど、基本はいかにも「欧州」な雰囲気のサウンド。
今となってはこのバンド、知名度はかなり低いですが、確か・・・元メンバーの一人が現在「AYREON」に一枚噛んでませんでしたっけ?
ちと存在はマニアックかもしれませんが、やってるコトは聴いて安心の洗練されたHR。充分に普遍的 & 王道。


LOVERBOY - Get Lucky ★★ (2005-07-11 10:21:00)

このバンド、非HM/HRのカテゴリーに入ってますね。
・・・軟弱ですか ?
古き良き時代の“ ハード・ポップ "と僕は認識してます。
やってるコトは典型的なアメリカン・ロック・サウンド(カナダのバンドですが)。
充分クオリティは高いし、個人的に過分に「ミーハー」なイメージでは無いです。プロデュースはあのブルース・フェアバーン。
名曲「Working For The Weekend」収録(この曲のイメージが軽いのかな ? 邦題が「それいけウィークエンド」だし)。


AEROSMITH - Permanent Vacation ★★ (2005-07-09 23:27:00)

復帰(or 再結成?)第1作「DONE WITH MIRRORS」が振るわなかった。
そんな彼らが、もう開き直って有名外部ライターを導入、「ポップ」で「キャッチー」に作ったアルバム。
「売れ線に走った」と揶揄されようとも、結果的にココからがエアロの「真の」復活伝説の始まりとなりました。
このアルバム最大の功績は、古くからの支持者のみならず若い世代のハートをも鷲摑みにし、新規のファン層を獲得したコト。
それは勿論魅力的な楽曲がもたらした当然の結果に他ならないのですが、ホントにコレが無ければ現在のエアロの大活躍は無かったでしょう。
バンドの歴史的にも意義深い作品。・・・イヤ、そんなコトもう関係無しに素晴らしい内容です。「Angel」は必ず聴いておきたい名曲。
・・・ぶっちゃけコレ以後のアルバムに「ハズレ」はありませんが。


TONY MACALPINE - Edge of Insanity ★★ (2005-07-08 00:27:00)

イングウェイが登場した後、競うように「早弾き」を売りにするギタリスト達が多くデビューした時期がありました。(有名ドコロでクリス・インペリテリとか。ポール・ギルバートも元々コッチの畑出身でした)
そんな中の一人、トニー・マカぴーの1st。
全編ギター・インスト(そして早弾き)なんですが最後まで全く隙が無い、って言うか聴き手を飽きさせないアルバムです。
トニーは実は黒人サンなんですがクラシック音楽をみっちり勉強してるんです。その素養に裏打ちされたセンスでもって創造・演奏される楽曲は、抜群の持続性・スリルと様式美を発揮しています。聴き応え充分ですよ。
この辺りがこの人、当時から他の凡百の早弾きギタリスト達(ホントに飽きれるホド沢山いたんです)より一歩も二歩も抜きん出ていました。
↑ 上でみなさん書かれてますが「The Raven」・・・名曲です。
ギター弾けない人(僕もです)でも、聴けば必ず凄さが理解出来ると思います。魅力溢れる作品です。
・・・コレを気に入った人には、2nd「MAXIMUM SECURITY」(ジョージ・リンチがゲスト参加)もオススメ。


GIANT - Last of the Runaways ★★ (2005-07-07 22:32:00)

ダン・ハフって、いろんな仕事してますね。
最近はアルバム・プロデュースとかしてませんでしたっけ・・・? (メガデスとか)
昔は、こんなに素晴らしいエモーショナル & テクニカルなギターをプレイしてました。
確かな実力に裏打ちされた、メロディアスで適度にアダルト、且つアメリカンなハード・サウンド。
・・・でも、↑ 上でみなさんが書かれているとおり物凄くクオリティは高いのに、知名度の方は全く低かった。
「知る人ぞ知る」という言葉で片付けるには勿体無さ過ぎる、珠玉のハイ・クオリティHRアルバム。もっと日の目を見ても良いはずなのに。
「I'll See You In My Dreams」は、感動の名曲です。
そういえば、WS「1987VERSION」の“Here I Go Again"のギターもダン・ハフ。
コレもイイ~仕事してるなぁ。


ASIA - Alpha ★★ (2005-07-07 21:29:00)

プログレ界のテクニシャン達が集結したモンスター・バンド、ASIAの2nd。
やってるコトは「完全無欠」の、ハード&ポップな産業ロック(← この言葉に全く悪意はありません)。
この凄いメンツだからこそ成し得た抜群のクオリティ。曲も演奏も全てが完璧。
神々しいって言うか眩いって言うか。正に「癒し」の音楽。
最近JOURNEY(映画の主題歌とかCMソングとかで)みたいなの聴いて気に入った人なら1st・2nd両方をオススメします、このバンド。
・・・21世紀の今、このジャンルって全く流行りじゃないですね。
こんな素晴らしいメロディを創っても、おそらくホトンド売れない「現在」のロック・シーン。
嗚呼~~~。


ARCH ENEMY - Burning Bridges ★★ (2005-07-06 23:33:00)

メロ・デスの傑作。この一言ですね。
「ブルータル」なサウンドに散りばめられた“ 泣き "の「美旋律」。「激しさ」と「哀愁」という相反する要素。マイケルだからこそ出来る、それらの高水準での融合。
全部通して、捨て曲は見当たらないんじゃないかと思います。このジャンルの“ 開祖 "と呼ぶに相応しい見事な仕事。
少々デス声(もしくはデスその物)が苦手な人でも、このアルバムなら大丈夫。聴けば何らかの感銘を受けることでしょう。
「デス好き」は勿論、「メロ重視派」「ギターフリーク」いろんな人がホントに楽しめる“ HM "の名盤です。


BLACK 'N BLUE - Black 'n Blue ★★ (2005-07-06 15:58:00)

ノリの良さと激しさが身上。典型的な「80's」HM/HR。聴いてて心地良いです。
こんなバンドが昔は普通に沢山いたのに。ホントに「古き良き時代」という言葉がピッタリなイメージ。曲の良さ(解りやすさ)で勝負の正統派。
今となっては知名度は低いケド、この手のアメリカンHR好きな人には堪らないアルバム。「マニア向け」を超えるクオリティだと思います。
プロデュースは、さり気にディーター・ダークス(ACCEPTで有名)。・・・それ故かサウンドは華やかさ一辺倒ではなく、何気にメタリックで硬派な雰囲気をも醸し出しています。
↑ みなさんも書かれていますがカバーソングの「Action」、LEPSのに負けずとも劣らないカッコ良さです。


DOKKEN - Back for the Attack ★★ (2005-07-05 19:08:00)

あえて乱暴な言い方をしちゃうと、DOKKENの全盛期はこのアルバムまで・・・です。
前作の「少し」ポップなテイストは本作では鳴りを潜め、ハード & メタリックなサウンドに仕上がっております。 リンチの“ カミソリギター "本領発揮です。
アルバム全体を支配している緊張感は、当時のメンバーの不仲問題を象徴しているかの様。
それは結果として、音にはプラスの方向に働いたと僕も思います。
正に「硬派」なイメージ。極上のHM。
破局の運命に突っ走っていく悲劇のバンド。だからこそ、(全盛期)最期の「美しさ」がこのアルバムには感じられるのかな。
・・・名盤。


FAIR WARNING - Fair Warning ★★ (2005-07-04 22:32:00)

この1stと「GO!」は甲乙つけ難いですね。
個人的にはこの1stの方が音は若干アカ抜けているかなぁ、と。
アメリカンHR的なテイストすら感じられます。テンポがイイ楽曲揃い。
極上のメロディだけど、「クサさ」はまだそんなに鼻にツク程じゃあないと思います。バランスがイイですね。
メンバーそれぞれ元々キャリアのある人達だけど、やっぱり1stにしてこの完成度は・・・今聴いてもホントに凄いと思います。
素晴らしいアルバムです。


RAINBOW - Difficult to Cure ★★ (2005-07-01 15:57:00)

初期の大作志向・徹底した様式美が好きなRAINBOWファン(実際このファン層が一番多いんじゃないかな ? )には、今作のようなコンパクトでコマーシャルな曲調(ぶっちゃけ売れ線狙い)にはあまりイイ印象を感じないのかも。
でも逆に、だからこそコレは誰にでも安心してオススメ出来る一枚とも言えるでしょう。
ずば抜けて個性的、というか方向性がやや限定的なロニーやグラハム(勿論、ヴォーカリストとしての力量が二人とも極めて高いコトは言うまでもありませんが)の頃と比べて・・・
オールマイティに歌いこなすジョーの加入は、RAINBOWの楽曲にバラエティの幅をもたらしました。
アメリカナイズな作風ながら、結構イイ感じで纏まってると思います。
ホントに曲が魅力的。「I Surrender」「Spotlight Kid」なんか今聴いても素直に素晴らしいと思います。
ジャケットのアートワークもここら辺から「遊び心」が出て来ましたね。


BLACK SABBATH - Master of Reality ★★ (2005-07-01 10:33:00)

「スロー」「ダーク」「グルーヴィ」・・・ 色々形容できますね。
音像はさすがに古臭いですが、HM/HRのみならず70年代のアーティスティックなロックを代表する超傑作。
魔物の如き扇動力と中毒性です。
ドラッグの文化は日本人の僕たちにはイマイチ理解出来ませんが、クスリで飛んだ酩酊状態でこんなの聴いたら最高の夢見心地だったに違いないでしょう。
「躁」にも「鬱」にも感じられる、魅力と魔力を秘めた音楽性。「病み付き」って言葉が(文字的にもイメージ的にも)ピッタリな一枚です。
ドゥーム、そして全ての「ヘヴィ」な音楽の元祖的存在。
この時代の他のアーティストの名作と同じく、正に不滅不朽のロックのマスターピース。


SAVATAGE - Edge of Thorns ★★ (2005-06-27 21:35:00)

このバンドの代表作は、おそらくは「GUTTER BALLET」と「STREETS A ROCK OPERA」の2枚なのかな?
彼らの音楽性・オリジナリティはこの2作で完全に確立したと言えるでしょう。
でも、全体的に(ヴォーカルに ? )クセが無くてすんなり聴き易いのは、多分この作品だと思います。
持ち味のドラマティック & ダイナミックさと叙情性の融合も、全く損なわれていません。
個人的にタイトル・チューン「Edge Of Thorns」は、珠玉の名曲「Gutter Ballet」に匹敵する素晴らしさ。
初めてSAVATAGEを聴くなら、僕はまずコレをオススメします。
・・・こんなにハイレベルな音楽やってたのに、ホント知名度低くなってるなぁ。


MEAT LOAF - Bat Out of Hell II: Back Into Hell ★★ (2005-06-25 18:52:00)

日本での人気・・・というか認知度は、DEF LEPPARD以上に不当な扱いの不遇なアーティスト。
「BAT OUT OF HELL」も掛け値無しの世界的名盤ですが、クオリティが一緒で音像はコッチのが新しいので、初めて聴くなら僕はまず「2」をオススメします。
個人的には「ロック・オペラ」っていうカテゴライズにあまり意味は無いと思っています。
メロディアスなHM/HR好きな人なら、誰でも一発で気に入るんじゃないかな ?
大仰にドラマティックな楽曲。パワフルな熱唱。でも感動しちゃうんです。
本当に素晴らしい音楽作品。聴いて損無しと思いますよ。


STEVE VAI - Passion & Warfare ★★ (2005-06-22 00:04:00)

超絶に「個性的」で「テクニカル」なのに、気持ちよくイージー・リスニング出来る・・・という稀に見る存在のギター・インスト・アルバム。
ヴァイが演りたいコトを思いのままに無制限にバラエティ豊かに弾きまくってる印象。
けれど、聴き手を置いてきぼりにすることなく魅了する素晴らしい楽曲。そして抜群の清涼感。
ホントに「イイ意味」で天才 = 変態だと思います。この人は。
ヴァイの「インスト」のアルバムではコレを一番にオススメします。(っていうか無難 ?)
TV番組のBGMにも、たま~に使われたりしてますよ。スポーツ系とか。


SEPULTURA - Arise ★★ (2005-06-21 23:30:00)

個人的な嗜好ですが・・・
SEPULTURAはモダン・ヘヴィネス化した現在のサウンドより、昔のスラッシュ・サウンドの方が好きです。
↑ まったくみなさんの書かれているとおりですね。このアルバムは “ スラッシュ・メタル " としての、最高にクールな「リフ」のカッコ良さが売りです。
独創的、且つインパクト抜群なセンス・個性が十二分に感じられます。
・・・こういう激しくも洗練された音は、やっぱり「一流」のバンドじゃなきゃ出せません。
2枚後の「ROOTS」で大ブレイクしたけど・・・僕には今でもコッチのが断然魅力的です。


RIOT V - Thundersteel ★★ (2005-06-19 23:43:00)

RIOT・・・と言えばこのアルバム、と僕も思います。(日本では名曲「Warrior」収録の1stも超有名だけど、やっぱりまずコレ)
疾走感と叙情性を伴うメロディの素晴らしさが光る、パワー・メタルのお手本的存在。
アメリカのバンドなのに、欧州風味なテイストも感じられる音楽性。はっきり言って日本人好みのサウンドですね。
マーク・リアリのセンスとギター、最高です。
・・・ジャケ絵のダサさも天下一品。
タイトル曲「Thundersteel」は、全てのメタルファン必聴モノの名曲。


IRON MAIDEN - Powerslave ★★ (2005-06-19 01:15:00)

MAIDEN・・・というかHM全体の代表作。その中の一枚(言い過ぎですか?)。
「Aces High」と「2 Minutes To Midnight」はメタル界では必聴モノの有名チューンです。
イイ意味で、前作からまた一歩「垢抜けた」サウンドのこのアルバム。
その最大の成果は、MAIDENのHMバンドとしての「ワールドワイドな」認知・君臨を決定づけたコト。歴史的にも意義深い。
ホントに外せない超名盤。ジャケ絵も秀逸ですね !
初心者の人にも、このバンドはまずコレを迷わずオススメします。


MEGADETH - Cryptic Writings ★★ (2005-06-19 00:00:00)

確かに初期のスラッシュ・サウンドをこよなく愛するMEGADETHファンには、この作風は辛いかも。
・・・僕はこのアルバム嫌いじゃないです。「She-Wolf」収録。
↑ 上で結構「つまらない」って意見も書かれてますが、楽曲も演奏もクオリティ高いですよ。
トータルで聴くと地味なイメージになっちゃうのかな ? (関係ないですが、ジャケ絵も超地味)
まぁ、万人受けするHM作品なんてなかなか無いモンですけど、このアルバムに関しては・・・
個人的には「もうチョット評価良くても・・・」という位置づけの存在。
歌メロで勝負。
ダン・ハフのプロデュースだから ? ・・・何気に音質もイイと思います。


SYSTEM OF A DOWN - Mezmerize ★★ (2005-06-14 00:10:00)

恥ずかしながら “S.O.A.D." をコレで初めて聴きました。
(ヘヴィロックのスレの書き込みで評判が良かったので思わず買ってみました)
・・・ホントに「素晴らしい」の一言ですね。
一曲一曲はそれほど長くないから展開が早いです。瞬発性もラウドさも充分。
でも想像とは逆で、結構メロディアスなことにも驚かされました。
ヴォーカルの声質・歌唱はかなり個性的だけど味があってカッコいいです。一発で好きになりました。
これはコアなメタルフリークにも、「ヘヴィロック」とかの線引きに囚われずに安心して聴けるアルバムだと思います。
2部作の次作品、僕も楽しみです。