80年代のアメリカンHRで「ツイン・リード・ギター」・・・と言えばこの人達。ブラッド・ギルスとジェフ・ワトソン。 素人が聴いても解るくらい、ハンパじゃないギターテク。キャッチーで明るい音楽性。 このバンドがやってるのは、何だか健康的なロック(ドラッグとかアルコールのイメージとは無縁)です。 一曲目の「(You Can Still)Rock In America」なんかホントそんな感じ。(イントロが「ぐるナイ」で使われてますね) バラードの「Sister Christian」は有名だけど、このバンドの本質はやっぱりソコじゃないです。 でも、3rd以後徐々にハードな部分が減ってしまったように思います。 NIGHT RANGERの名作。(1stもオススメ)
メタルを代表するバンド。 当時、新ヴォーカリストの加入で表現力とブレイクの可能性が更に飛躍した3rd。 前任者を上回る実力(声質も歌唱力も)のブルースのおかげで、楽曲のバラエティの幅が広がっていると思う。 (1st・2ndも有名だけど、個人的にはコレほどインパクト感じられなかったです) タイトル・チューン「The Number Of The Beast」等の名曲あり。 多少音像は古いですが、必聴の一枚。 っていうか・・・ HMの定番アルバムでしょう。
初期WSの信奉者には心中穏やかにならざるをえない問題作(?)。 昔、僕の友達はコッチのバージョンの「Fool For Your Loving」だけは「どうにも虫酸が走る」と言っておりました・・・。 コレはもうマルっきり中身が「アメリカン」。 そこを割り切るコトが出来れば良質なHRアルバムです。(ぶっちゃけ、もぅ違うバンド ? ) ゴージャスなアリーナ・ロックのお手本。シャウトするカヴァーディルが堪能出来る稀有な一枚。
80年代で真っ先に選ぶ一枚。最初に頭に浮かぶアルバム。 カヴァーディルとサイクス(もうココが二人の人生の絶頂期でしょ)の化学反応が生み出した歴史的名盤にして、HR界の金字塔。 HM/HR信奉者の通過儀礼的存在。一家に一枚。 僕は日本版の曲順好きです。「Crying In The Rain」が終わって、すぐさま「Bad Boys」のイントロが始まるトコロ、何度聴いても鳥肌が立ちますね。 「Still Of The Night」「Is This Love」「Here I Go Again」等、名曲のオンパレード。
スウィート & ハートフル。 みんながこのバンドに望んでるのはヤッパリこの路線じゃないでしょうか。 FIREHOUSEと言えばコレ!! 大好きです。(「GOOD ACOUSTICS」も捨てがたいですが) しかし、つくづく運が悪いというか本国では過小評価に過ぎるバンドです。 せめてあと3年デビューが早ければ・・・アメリカン・ロックの歴史に名を残すスーパー・バンドになってただろうに。 「When I Look Into Your Eyes」は僕にとって、バラードのベスト10に入る涙腺刺激チューンです。
確かに今となっては影の薄い(幸の薄い ? )アルバムですね。 まるで「無かったコト」かの様に最近は話題に挙がらない気がします。 内容は、彼らの過去のキャリアを意識した渋くて良質なブルーズ・ロック。 イイ意味で「くたびれ」感・「しわがれ」感を故意に出したような音作りだと思います。(ギターもヴォーカルも) 凄いメンツなんですけど肩の力を抜いて聴けるあたり、流石と言うべきか(やや衰えたと言うべきか ? )・・・。当時はそんな印象でした。 (でも 「 Take Me For A Little While 」なんて鳥肌モンのいい曲ですよ) 初期のブルージーなWSを試してみたいと思ってる人は、このアルバムの後に聴くとすんなり耳に入っていくんじゃないでしょうか ? (もっとも初期のカヴァーディルは断然コレよりパワフルですが) 当時の日本公演、僕も観に行った一人です。 ZEPの曲もWSの曲も両方聴けて得したなぁ、と思ってしまいました(笑)。 ・・・勿論二人とも素晴らしいパフォーマンスでしたよ。