この曲を聴け!
鉄鉢さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-275

MyPage

鉄鉢さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2
モバイル向きページ 
鉄鉢さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-275

0 | 1 | 2


VINCE NEIL - Exposed ★★ (2005-06-12 12:30:00)

「Sister Of Pain」には往年のMOTLEYファンも思わずニヤリ。
当時、ヴィンスのMOTLEY脱退騒動にはホントにがっかりしたしムカついたけれど、このアルバムで充分に溜飲を下げさせてもらった記憶があります。
(この後に出たジョン・コラビ版MOTREYはやっぱり好きになれませんでした。声も楽曲も)
ヴォーカルは勿論ですが、スティーヴのギターも素晴らしいです。(おもちゃの光線銃でギター弾いてる曲もあったりして)
アメリカンHR好きなら迷わず買いの一枚。ノリの良さ・キャッチーさは天下一品。流石はヴィンス。


JERUSALEM SLIM - Jerusalem Slim ★★ (2005-05-30 17:09:00)

やっぱりこのアルバム書き込み少ないですね・・・。
でもソレは単純に知名度が低すぎるから( ? )でしょう。短命なバンドの行く末・・・と言いますか。
中身は極上のロックンロールやってるのに。
↑ 上のお二人も書かれていますが、このバンドはすぐに「雲散霧消」となってしまいました。
HM/HRにチョットでも詳しい人なら、マイケル・モンローとスティーヴ・スティーヴンスという二人のビッグネームの存在だけでもこのプロジェクトの凄さが解ると思います。
解散の原因は、ぶっちゃけスティーヴがヴィンス・ニールのソロ・アルバム参加の為にコッチを辞めてしまったからです。
今となってはマイケルには思い出したくもない過去話でしょう。
だから当時このアルバム、「よく発売出来たなぁ~」と思いました。
勿論速攻で買いに行きました。やっぱり想像どおりのカッコ良さでしたね。


S.O.D.(STORMTROOPERS OF DEATH) - Speak English or Die ★★ (2005-05-30 16:24:00)

「 速っ ! 」 (・・・そしてスピードだけじゃなくて曲も) 「 短っ !! 」
遊びで作ったのに、当時このアルバムがミュージシャンに与えた影響は凄かったでしょう。
毒も効いてるけど、爽快感すら感じさせられる激しさ。
そしてジャンルの垣根を取っ払って融合した音楽の先進性 & 存在意義(メタル meets ハードコア)。
問題作にして快作。プロジェクトだからこそ、こんなカッコいい音が作れたのかな?


WINGER - Winger ★★ (2005-05-30 15:58:00)

キップの歌もレブのギターも、折り紙付の巧さ(元スタジオミュージシャンでしたっけ?)。1stアルバムなのに物凄くハイクオリティです。
感情豊かで清々しくポップ感のあるサウンド(やや「作りモノ」気味ではありますが)が身上。特にバラードは文句なしの素晴らしさ。
アダルトな感触がウケて当時結構売れたんだけど、このまま少しずつ忘れられていくのかな?
絶品のHRアルバムです。
皆さん書かれてますが、ジャケ絵はハッキリ言って変。


HELLOWEEN - Master of the Rings ★★ (2005-05-30 15:13:00)

当時のアンディ・デリスの加入には僕もビックリした一人です。
PINK CREAM 69も好きだったし、脱退したのが非常に残念だったのですが・・・ まさかこのバンドの一員になるなんて予想も出来ませんでした。
このアルバム出す前のHELLOWEENって音楽性が少しオカシクなってた(ファンの期待する音とズレがあった)から、「どうなるんだろう?」と正直かなり不安でした。
まぁ、そんな心配は杞憂だった・・・というかイイ意味でとても驚きました。「なんてスゴいアルバム作ったんだ」って思いましたね。
「Sole Survivor」を初めて聴いた時はホントに嬉しかった。
このアルバムでバンドは「KEEPER~」の頃の持ち味(メンツは別物ですが)を取り戻しただけでなく、アンディの加入でコレ以後楽曲に一層魅力を与える結果になったと思います(歌唱力、ソングライティング云々)。
そういった意義も含めて・・・オススメの一枚。
コレは「ジャーマン・メタル」のみならずHMの名盤でしょう。


PANTERA - Reinventing the Steel ★★ (2005-05-30 14:22:00)

「FAR BEYOND DRIVEN」はキャッチーさに欠けた。「THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL」は怒り過ぎ。
前2作の僕の印象はこんな感じです(確かにそれがこのバンドの持ち味でもある・・・とも思うのですが)。
けどコレは結構バランス良く出来てるアルバムだと思います。スゴい轟音(勿論イイ意味で)なんだけど聴きやすい、でもドコを切ってもPANTERAなメタル・サウンド。
モダン・ヘヴィネスを語るなら「VULGAR DISPLAY OF POWER」以後はどれも外せないんだろうけど、コレはその「VULGAR~」の次に僕が好きなPANTERAのアルバムです。
カッコいい。


TYGERS OF PAN TANG - Spellbound ★★ (2005-05-30 09:48:00)

僕は昔、このアルバムをWSの「サーペンス・アルバス」の後に手に入れたのですが・・・
聴いてから改めて「ジョン・サイクスは凄い・・・」と思いました。
この頃から並じゃないギターセンス。弾き捲くり。若さも迸っています。
「そりゃ、フィル・ライノットからお声がかかるわ・・・」という感じです。
勿論アルバム全体の出来も抜群。音は古臭いかもしれませんが、これぞ正にブリティッシュ・ハード! 1曲目(「Gangland」)からガツンと来ますよっ。
伝説の時代“NWOBHM"を創った一バンドの最高傑作です。
サイクス・フリークじゃなくても聴いてほしい名盤。


WHITE LION - Pride ★★ (2005-05-30 08:28:00)

当時このバンドが日本人に好まれたのは、アメリカンHRの「分かり易さ」に程好く「湿り気」をブレンドしたその音楽性がウケたからでしょう。
最初は通好みの少しマイナーなバンドだったけど、本作はアメリカでも結構売れたんじゃなかったかな? 楽曲・内容のクオリティは非常に高いです。
・・・そんなにヴォーカル下手ですか? 僕的にはイイ味出してる声って感じですよ。(しわがれたようなハスキー・ヴォイス)
ギターも何気にテクニカル。でも曲との変な違和感とか全く無しです。聴き応えは超抜群。
次作もイイんだけど、両方とも日本盤は廃盤。輸入盤は生きてるのかな?
80年代HRの隠れた名作です。


YNGWIE MALMSTEEN - Odyssey ★★ (2005-05-29 15:27:00)

当時の事故の影響でギターの自己主張はおとなしめ ?
・・・でも楽曲の質はソレを補って余りある素晴らしさ。
ジョー・リン・ターナー参加の影響か全体的にキャッチー。歌がウマい上に尚且つとても聴きやすい。
インギー・ジョーともに、この後もう少しタッグを組んで一緒に頑張ってみれば良かったのになぁ~。
最高品質の様式美HM。ネオ・クラシカル系のお手本です。
コレも所謂一つの「名盤」。


MR. BIG - Bump Ahead ★★ (2005-05-26 22:30:00)

確かに前作と比べちゃうと、このアルバムは「多少」おとなしいかも。
でも、やっぱりコレも名曲づくしです。僕は「Colorado Bulldog」「Wild World」「Nothing But Love」がお気に入りです。
(特に「Nothing ~」はライブで聴いてホントに感動しました)
メンバーの演奏も相変わらずハイレベル。
4th以後は更に地味なイメージ(ハードさが散漫)になってしまいますね(名曲はあるんですが)。 ・・・ポールも抜けちゃうし。
そういう意味では、この3rdまではファンの求める「MR.BIG」らしさが充分残っていると思います。
いいバンドだったなぁ~・・・。


ROYAL HUNT - Paradox ★★ (2005-05-26 21:57:00)

D.C.クーパーの声、僕も好きです。
前作も素晴らしいけど、本作は更にイイと思います。
「コンセプト・アルバム」ということで全体の構成・曲展開とか少し複雑緻密かもしれないけど、それ程「難解」ってワケでもないですよ。
元々ドラマティック且つネオ・クラシカルな美旋律が“ 売り "のバンドですから、メロディはお墨付きの素晴らしさ。
それでボーカルも巧いんだから「言うことなし」です。
ROYAL HUNT初心者の人には取っ付き難いかな? ・・・でも超お薦めです。
歌詞カードを読みながら、作品のテーマ・世界観に浸りつつ聴いてみましょう。


MOTORHEAD - Bastards ★★ (2005-05-26 21:28:00)

MOTORHEADの作品中、最も疾走していて尚且つ「分かり易い」アルバム。
初期の名盤(「ACE OF SPADES」とか)との比較はしづらいですけど、間違いなくコレも代表作と言えるでしょう。
特に1~4曲目は文句なしに凄い。爽快感すら感じさせられるファスト・チューンの連発。
5曲目以後も、スピードは落ちるけどイイ曲揃っています。
↑ 上で「MOTORHEADはこのアルバムで初めて聴いた」って書かれた人いますけど、僕は正解だと思います。オススメ。


DEF LEPPARD - Adrenalize ★★ (2005-05-26 00:50:00)

確かに「HYSTERIA」ほど売れてはいないケド、クオリティはさほど変わらない・・・
いや、コレも抜群の「ハイ・スペック」。
さすがDEF LEPPARD。楽曲も負けず劣らず名曲が揃ってます。
この頃はこのバンド、ホントに不幸の連続でした(事故にあったり、メンバー亡くなったり)。でもアルバムの中身は相変わらずキャッチーでポジティブなHR。
前作と比べるまでもなく、コッチも間違いなくHM/HRの名盤でしょう。


YNGWIE MALMSTEEN - The Seventh Sign ★★ (2005-05-25 19:20:00)

インギーのアルバムで、「90年代」の名作と言えばコレ !
ギターソロは若干インパクトが減ったけど、代わりに楽曲の粒が揃って内容がとても魅力的。バラエティ豊かで聴き応え抜群だと思います。
そして何と言っても新加入のマイク・ヴェセーラ !
イイ声 & 仕事してる。どんな曲でも難なく歌いこなしています。ウマい。
(・・・たった2作で脱退したのがホントに惜しい。事情が事情だけにやむを得ないケド)
様式美・ネオクラシカル系HRが好きな人は、多分コレは聴いてるでしょ ?


VANDENBERG - Heading for a Storm ★★ (2005-05-25 18:42:00)

オランダ産HRバンド、VANDENBERGの最高傑作。
1stは少し地味(でも名作)だったケド、この2ndは「イイ意味」で音がアメリカナイズされて、よりメジャー感のある作風に。
それなのにエイドリアンのギターは猛烈に「泣いて」います。そのバランスが絶妙。
このバンドの肝は正にその辺りにあると思います。勿論曲も粒ぞろい。
少し古いけど、このまま忘れ去られるには勿体無さ過ぎる存在感です。
確かベスト盤もあったけれど、迷わずにまずはコレ !!


GIUFFRIA - Giuffria ★★ (2005-05-25 08:44:00)

グレッグ・ジェフリアのキーボードが前面に押し出された(っていうか主役の)、産業ロック系サウンド。
如何にも80年代初期っぽい感じの音です(JOURNEYみたいな)。
ギターもかなり「聴かせる」巧さ。DIOにも参加したクレイグ・ゴールディです。(彼が、サウンドの「ハード」な部分の要を担ってますね)
マニアックかな? ・・・でも、間違いなくハイ・クオリティなHRアルバム。


BULLET BOYS - Bulletboys ★★ (2005-05-25 08:17:00)

う~ん、マニアックかな。
でも、そこそこ売れたアルバムだったはず。タイミングが悪かったのかな ?
典型的なアメリカンHRサウンド。プロデュースはテッド・テンプルマン(←コレが正に王道)。
・・・勿論VAN HALENと比べちゃあ~カワイソウですが。(チョットおとなしめ)
やっぱり「B級」? ・・・でもアメリカン好きなら安心して聴ける内容です。
なかなかエモーショナル、そして心地良い高揚感。


NIGHT RANGER - Midnight Madness ★★ (2005-05-25 07:53:00)

80年代のアメリカンHRで「ツイン・リード・ギター」・・・と言えばこの人達。ブラッド・ギルスとジェフ・ワトソン。
素人が聴いても解るくらい、ハンパじゃないギターテク。キャッチーで明るい音楽性。
このバンドがやってるのは、何だか健康的なロック(ドラッグとかアルコールのイメージとは無縁)です。
一曲目の「(You Can Still)Rock In America」なんかホントそんな感じ。(イントロが「ぐるナイ」で使われてますね)
バラードの「Sister Christian」は有名だけど、このバンドの本質はやっぱりソコじゃないです。
でも、3rd以後徐々にハードな部分が減ってしまったように思います。
NIGHT RANGERの名作。(1stもオススメ)


RIOT V - The Brethren of the Long House ★★ (2005-05-24 20:13:00)

『ラスト・オブ・モヒカン』(コレいい映画です)にインスパイアされて作られたコンセプト・アルバム。
(ズバリ同じタイトルの曲があります)
アイデアがイイし、バラードとか楽曲・内容のバラエティも豊富です。RIOTらしい哀愁感漂うパワーメタル。
元々息の長いバンドだけど、コレはそんな彼らの作品中の隠れた良作でしょう。
これで音質さえバッチリだったら、ホントに「名盤」になってただろうに・・・
傑作「THUNDERSTEEL」とはまた全く別の存在感。


SHY - Excess All Areas ★★ (2005-05-24 19:43:00)

極上の哀愁感を発揮する、ハードポップ・サウンド。
「如何にもブリティッシュ」なウェットさと、アメリカ的メロディ・センスを融合した音楽性が彼らの持ち味。
コレ(3rdだったカナ?)は音が更に「煌びやかな」雰囲気になって、かなりイイ感じです。
トニー・ミルズの声はホントに素晴らしい。この声 = SHYでしょう。
マニアック(あまり売れなかった)だけど、忘れ去られるのは非常に勿体無いバンドです。
80's HRの隠れた名作。


MACHINE HEAD - Burn My Eyes ★★ (2005-05-24 14:01:00)

アプローチはそれぞれ違えどもPANTERAとかFEAR FACTORYに並ぶ、(90年代)モダンHMの代表格バンドだと思います。
↑ 上で皆さんが言われるとおり、パワーメタルとスラッシュを足した感じの音楽性。
2バスがドコドコ ! ギターがザクザク ! 速いんだけどウネってる。抜群の攻撃性、そして蹂躙力。
1stでこの出来、素晴らしいです。


BACKYARD BABIES - Total 13 ★★ (2005-05-24 13:32:00)

(ここ最近の)北欧のロックンロール系バンドの代表格。音楽性がイイ。
パンキッシュさを基調に暴走するだけの「ワンパターン」ではなく、そこに“哀愁"や“ウェット"なテイストを散りばめたサウンド(この辺がやっぱり土地柄なのか)。
イギリスとかでも売れてるみたいですが、聴いたら「なるほど」って思いますよ、コレは。
日本のHM/HRマニアにもこの手の「音」はもっと広く受け入れられてもイイんじゃないかなぁ。
例えば、あのHANOI ROCKSみたいに。


PRAYING MANTIS - A Cry for the New World ★★ (2005-05-24 10:37:00)

このバンドの持ち味「哀愁」「泣きのメロ」が最大限に発揮された、高原の岩清水のように清らか・煌びやかなサウンドのHRアルバム。
発売当時、初めて聴いた時はあまりの素晴らしさに悶絶。
有名な1stも後追いで聴いたのですが・・・、ぶっちゃけコッチのが断然オススメです。何度も繰り返し聴きました。
美しい叙情系HRの1つの完成型。まるで北欧メタルの様な抜群の透明感。
ホント、日本人好みの音ですね。


OZZY OSBOURNE - The Ultimate Sin ★★ (2005-05-24 09:57:00)

いやホント、このアルバムいいです。
コアなOZZYファンに疎まれようとも、ジェイクのギターは最高(結構日本人好みな音と思います)ですね。不当に嫌われ過ぎ。
作風はランディの頃と逆の「アメリカン」なテイスト。でもちゃんとヘヴィ。
「Secret Loser」なんか悶絶する程カッコいい。
全体的にキャッチーだしHR初心者にも是非オススメ。浮かばれない名作。


MOTLEY CRUE - Dr. Feelgood ★★ (2005-05-24 09:34:00)

ドラッグだの暴力だの脱退だの、問題続きの名( 迷 )バンド。そんなアティテュードが反映してるというか、怪しげで危なげでセクシーなHR。
↑は僕のイメージですが、そんなMOTLEYの最高傑作だと思うアルバム。
前々作くらいまでのLAメタル特有のグラマラスさから一変して、ヘヴィにロックしてる印象。男臭さも出てるというか、太い音になった感じ。
特に「Dr. Feelgood」「Kickstart My Heart」はこのアルバムを代表する名チューン。ブッ千切りのカッコ良さです。
バラードの「Without You」も○。
アメリカンHRの代表格。コレは聴いて損無しです。


VAN HALEN - 1984 ★★ (2005-05-24 09:01:00)

前作で、ゴリゴリのHRから → バラエティ豊かな方向性に転換しつつあったVAN HALEN。
そして本作は、大胆なシンセの導入で更にメジャー感が増した超名盤。
やっぱり反対意見も多かったのかな ? ・・・結果は抜群のクオリティ & 大成功。
「Jump」だの「Panama」だの名曲づくし。
・・・確かエディってコレまではシンセを「触った」コトも無かったんですよね ?
それなのにあのメロディといい、ホントに呆れるほど物凄い音楽センスです。
必聴 !! の定番アルバム。


DEF LEPPARD - Pyromania ★★ (2005-05-24 08:40:00)

今聴くと若干音が古い ? 気もするけど、やっぱり名曲揃い。クオリティ高過ぎです。
コレでLEPS大ブレイク。ブリティッシュ・ハードなのにポップで明るいテイスト(それでいてウエットさも感じられるから凄い)。
アメリカでバカ売れしたのも納得。歴史に残るHRの超名盤・定番アルバム。
チョット前に某有名コア系バンドが「Rock Of Ages」をサンプリングして曲に使っていましたね。
ジャンルに拘らず今時のミュージシャンも子供の頃はみんなLEPS聴いてたんでしょう。
凄い影響力だと思います。


MR. BIG - Lean Into It ★★ (2005-05-24 08:10:00)

元々、物凄い経歴の4人が集まったバンドなわけだから、テクニカル & 攻撃的なHRを期待していた(僕も買うまでそういうバンドだと思ってた)人は当時少なからずいたコトでしょう。
1stは少し地味な印象(ハードではあるが)だった。
で、2nd。初めて一曲目聴いた時はブッ飛びました。期待どおりのメンバーによる楽器バトル ! ・・・でも、ソレ以外の曲もバラエティに富んでいた。ポップ・チューン、バラードetc.
どれも聴けば聴くほどに良くなっていく。新たな発見がある。
耳に残るキャッチーなメロ。テクニックに走り過ぎない堅実な演奏。多彩な曲を巧みに歌いこなすヴォーカル。
当時、ライブも観に行きましたがホントに素晴らしかった(女性客の比率多かったなぁ~)。
今でも色褪せないクオリティの高いHR。ず~っと愛聴出来る一枚です。


IRON MAIDEN - The Number of the Beast ★★ (2005-05-24 07:22:00)

メタルを代表するバンド。
当時、新ヴォーカリストの加入で表現力とブレイクの可能性が更に飛躍した3rd。
前任者を上回る実力(声質も歌唱力も)のブルースのおかげで、楽曲のバラエティの幅が広がっていると思う。
(1st・2ndも有名だけど、個人的にはコレほどインパクト感じられなかったです)
タイトル・チューン「The Number Of The Beast」等の名曲あり。
多少音像は古いですが、必聴の一枚。
っていうか・・・ HMの定番アルバムでしょう。


JOURNEY - Escape ★★ (2005-05-23 19:14:00)

やっぱり“ 産業ロック "なのかな ?
でも中身聴いたらそんなコト関係なし & 文句なし。逆にHM/HRに括るのももったいない。
ジャンルなんて超越した全ての「ロック」史に名を残すバンドです。
単純に聴いてとても気持ちがイイ。歌もギターも全てが伸びやかに冴え渡る。
カヴァーされたり、CMや映画のテーマソングに使われたり、20年以上経過しても今なお愛され続ける至高の音楽です。
実際古臭さなんて全然感じません。「永遠不朽」って言葉がピッタリ。
JOURNYの代表作。 ・・・そしてロックの名盤。


METALLICA - St. Anger ★★ (2005-05-23 09:48:00)

ギターソロが無い。ドラムの音がカン高い。
昔気質のメタルファンがイメージする本来の「METALLICA」とは、“ また "異なるサウンド。
ブラック・アルバムあたりから、音に関しては毎回「違和感」の連続なんだけど・・・
(実際、アメリカのファンサイトは現プロデューサーをかなり叩いてるそうですね)
個人的には、今更ソレに目くじらを立ててもしょうがないと思います。(でもまぁ昔の音に戻るなら、それはソレで嬉しいに決まってますが)
今作に関しては以外に~ ・・・イヤイヤ、かなり良いアルバムですよ。
例えるなら気味が悪いほど葉の一枚にも傷や虫食いの全く無い「製品」としての野菜ではなく、無農薬で栽培されて汚れ・穴だらけ・・・それでいて素朴で芳醇で生々しい味がする自然の、そして「本物」の野菜のような~ 逞しく激しいロック・サウンド。
魅力的な歌メロも復活してると思います(ジェームズの歌がまた巧い)。曲がどれもキャッチーで覚えやすいですね。
METALLICAの更なる進化( ? )の形態。


AEROSMITH - Rocks ★★ (2005-05-23 08:42:00)

HRに詳しいマニアな人が「エアロの代表作」と言って、まず最初に挙げるであろう一枚。
シンプルで荒々しいハードロック。「不良」テイスト溢れる音楽。初期のエアロを体現しているアルバム。
ただ、復活後の「ド派手」になったエアロの音をイメージしている人には、インパクトに欠けるというか~
恐らく少し物足りなく聴こえるのではないでしょうか ? (コレはしょうがない。音像も古いですし)。
う~~ん、今では入門盤とは・・・言えないのかも。
でも間違いなくロックの歴史に残る名盤。(リアルタイムで聴いた人の衝撃はモノ凄かったんでしょうね)


SLIPKNOT - Iowa ★★ (2005-05-22 22:16:00)

激しく・狂おしく闇で脈打つ破壊衝動。連綿と受け継がれる暗黒・悪魔的音楽の遺伝子。
このバンドこそ、その最強の「進化形態」。
・・・この音は、「メロディ」なのか「ノイズ」なのか ?
勿論、世の大半の人にはこのアルバムの良さなんて理解できないのでしょう(笑)。
これ程の「轟音」をCD一枚に詰め込むなんて、ホントに物凄いバイタリティだと思います。聴く方も体力が必要です。
個人的には、SLAYERの「REIGN IN BLOOD」にも匹敵する程の衝撃度。
「この手」の音が好きな人には外せない一枚。


SPIRITUAL BEGGARS - On Fire ★★ (2005-05-22 21:39:00)

70年代の古き良きロックへのオマージュ・・・
確かにそういうのを意識した (狙った) 音なんだけど、それを措いてもまったくもって素晴らしいバンド (プロジェクト ? )。
最近の若い世代の人が聴いたってカッコいいと思うでしょう。
・・・マイケル、やっぱりあんた凄いよ。
現代的オーバー・プロデュースな音作りは感じられません。
「渋い」というより「生々しい」フィーリング。「男クサい」というより、どこか「艶めかしい」サウンド。
本作からヴォーカルが交代したけど、イ~イ声だと思います(これからもっと旨くなると思う)。
楽曲が一辺倒とか緩急に乏しいとか(一枚通すとダラダラに聴こえるってコトなのかな ? )、僕にはそんな印象は感じられませんでした。
匂うように魅力的で高品質なHRアルバム。


GUNS N' ROSES - Appetite for Destruction ★★ (2005-05-21 23:42:00)

デビューする前から既に「伝説」になっていた究極のロックバンド。
そんな彼らの1stアルバムだから凄くないわけがない。(・・・逆に言えばコレを超えるモノをバンドはこれ以後作れなかった)
退廃的美学と淫靡な雰囲気・妖しさと荒々しさに満ち溢れたアティテュード、そしてメロディ。変幻自在のヴォーカル。味わい深いギター・サウンド。
僕が一番好きな曲は「Sweet Child O'Mine」。 ・・・でも、ぶっちゃけほとんどが名曲(当たり前ですね)。
・・・それにしてもバンドが後にあんな空中分解するなんて。アクセルは本当に罪つくりです。
HM/HRとか、ジャンルの垣根は関係無し。全てのロックファン必聴 !
永遠の名盤。


GAMMA RAY - Heading for Tomorrow ★★ (2005-05-21 23:04:00)

カイ・ハンセンがHELLOWEENを脱けて、一から「音楽」を再勉強。
腕に縒りをかけて練りこんだ楽曲を引っさげて、満を持して発表したGAMMA RAYの記念すべき1st。ジャーマン・メタルの傑作(の1枚)です。
初めて聴いた時の衝撃は凄かったです。1曲目からKO。カイのミュージック・センスに改めて感服した次第。
全てを通してメロディ、スピード文句無し。ツボを押さえた曲展開は正に痛快。相変わらずの日本人好みのメタル・サウンド(カイは意識してないでしょうが)は感涙モノ。
お馴染みの適度なユーモアテイストも有り。(そういう曲にもラルフ・シーパーズの声はスゴく合ってると思います)
・・・僕には「守護神伝PART2」と同じくらいのインパクトがありましたよ。


FAIR WARNING - Go! ★★ (2005-05-21 22:28:00)

みなさんと同じ意見です。つい1~4曲目までを繰り返し聴いてしまいます。クオリティも流れも完璧。
確かに「クサい」メロに辟易する人がいるのも、チョット解る気はしなくもないです。
まぁソコを恥ずかしがらずに聴けば・・・コレほど心洗われる音楽もなかなか無いですよ。HM/HRでは。
素直に良いと言える一枚。1stも大好きです。
メロディアス・ハードの代表格。解散がホントに悔やまれるバンドですね。


DEF LEPPARD - Hysteria ★★ (2005-05-21 21:54:00)

HR界の怪物的ビッグ・バンドが、前作を超えるために全てを懸けて作った世紀の超名作。勿論バカ売れ(世界中で)。
・・・でも、何故か日本での知名度は低すぎ。同じタイミングでBON JOVIとかあんなに売れてたのに。
不思議なバンドです。(当時の日本の「一般」洋楽ファンは絶対にオカシイと思う)
ウェットなフィールとブライトなフィールが混在するブリティッシュHR。
内容は文句無しの粒揃い。捨て曲無し。どれもシングル・カットされてる事実がその証しと言えます。
音はオーヴァー・プロデュース気味・・・ っていうか作り込み過ぎ。実際時間と労力を惜しみなく掛けてるし、コーラスとか何トラックも重ねて録ってる。緻密で華やかなサウンド。
(・・・ライブでの完全再現は、やはり不可能 ? )
やっぱりココがこのバンドの頂点なのかなぁ~。
クドいけど、HM/HR究極の名盤 & 定番アルバムです。必聴。


WHITESNAKE - Slip of the Tongue ★★ (2005-05-21 14:08:00)

初期WSの信奉者には心中穏やかにならざるをえない問題作(?)。
昔、僕の友達はコッチのバージョンの「Fool For Your Loving」だけは「どうにも虫酸が走る」と言っておりました・・・。
コレはもうマルっきり中身が「アメリカン」。
そこを割り切るコトが出来れば良質なHRアルバムです。(ぶっちゃけ、もぅ違うバンド ? )
ゴージャスなアリーナ・ロックのお手本。シャウトするカヴァーディルが堪能出来る稀有な一枚。


JUDAS PRIEST - Painkiller ★★ (2005-05-21 13:45:00)

「メタル・ゴッド」 プラス 「モダン・ヘヴィネス」 イコール 「大傑作」 !!
前々作から試行錯誤 (問題作 ? ) の連発で物議を醸し出していたJPの “会心の一撃" 的キラーアルバム。
JPの歴史を振り返れば、「異端」とすら言えるのかもしれない・・・しかしながら物凄く高いレベルでのモダン・テイストとの「融合」。
HMそのものを「先駆者」として牽引し続けてきたバンド。この「進化」は古くからのフォロワーには少なからず戸惑いも与えたコトでしょう。
(「若い世代への迎合 !? 」みたいな・・・)
まぁ~解釈はどうであれ、コレは間違いなく超名盤。
のっけのタイトル曲から最後まで、怒濤の如きインパクト。
・・・必聴 !!


DREAM THEATER - Images and Words ★★ (2005-05-21 00:18:00)

QUEENSRYCHEの「OPERATION:MINDCRIME」と双璧を成す(勿論、音楽性は全く別物ですが)、プログレ・メタルの代表作。
このジャンルの認知度・人気をUPさせた立役者的存在のバンド、そして一枚。
皆さんが仰るとおり、イキナリHM/HR初心者に最初に薦められるモノではないのかもしれませんね。少し敷居が高いというか。
でも、ホントにそこらの凡百のバンドには絶対創れない・マネの出来ないクオリティ。
・・・後々に必ず聴いてほしい超名盤です。(でも、「Another Day」は誰が聴いても納得の極上バラードです)
常人離れしたテクニック。卓越したソング・ライティング。抜群のスケール感。
何もかも高尚な、彼らの最高傑作。


CARCASS - Heartwork ★★ (2005-05-20 23:52:00)

初期CARCASSが好きな人、すみません。
このアルバムが僕の「デス」アレルギーを癒してくれました。そしてコレでマイケルを知りました。
正直やっぱり・・・ 抵抗があるというか受け付けない曲も確かにあるんです。
それでもギターの素晴らしさに平伏してしまいました。もぉ~情感溢れまくりのギター・ソロに降参。
だからコレの後に出たEP盤(日本のみ?)も愛聴してました。(「SWAN SONG」はインパクト薄かったです)
元祖メロデス。HMの新たな歴史の1ページでした。


BON JOVI - New Jersey ★★ (2005-05-20 23:31:00)

前作とあわせて、当時洋楽聴いてた人は(HRとか関係無しに)漏れなく持ってたであろう超有名盤。(っていうかホントにアイドル扱い)
日本のCM(カセットテープだったかな ? 曲は「Bad Medicine」)に出てくるくらい知名度高かった。
・・・確かにTV映えしてました。稀に見るグッド・ルッキングなんですから。
まぁ、ソレは措いといても内容は問答無用のハイクォリティ。
華やかな中にも「土臭い」アメリカン・フィーリングが醸し出されていてイイ感じ。勿論、名曲だらけ。
80's HRの常識的必聴アルバム。


AEROSMITH - Draw the Line ★★ (2005-05-20 23:10:00)

ドラッグ & アルコールのイメージがぷんぷん。
音の荒々しさ(粗々しさ ?)ではエアロ作品中ナンバー1ではないでしょうか ? ・・・名盤。
タイトル曲からして、この作品の全てを物語っている感じ。正に「ワイルド」の一言です。
当時のバンドの内情・危うさが滲み出たような音像。勿論、カッコいいのは言うまでもなし。
・・・逆にジャケ絵はかなりの癒し系。中身とのギャップが◎


METALLICA - Metallica ★★ (2005-05-20 22:18:00)

あの「MASTER OF PUPPETS」とかをイメージして聴いてしまうと「ウ~~ン ?? 」って。正直初めて聴いた時の僕の印象がそうでした。
当時の「グランジ」の影響を受けているからでしょう。(この頃にメンバーが、NIRVANAをお気に入りに挙げていたような・・・)
確かに暗いと言えばクラい。(攻撃的な曲もちゃんとありますが)
でも、このアルバムは聴けば聴くほど「味が出てくる」んです。表現力の幅が更に広がりました。
「暗い」ムードも逆に言えば「辛辣」さがより現れてるというか。
ジェームズの歌が、これまたメチャメチャ巧いですね。説得力が更に増しました(失礼)。
大好きなアルバムです。
『 ん ~~~~~~~~ っ、 ネバァッッ !! 』


METALLICA - Master of Puppets ★★ (2005-05-20 21:43:00)

「HMが好きだ ! 」と言っていて、コレを聴いたコトがないって人・・・いないですよね ?
“スラッシュ・メタルの理想の形"って、昔アンスラックスがこのアルバム収録の超名曲「Battery」について言ってたような。
実際大ブレイクをしたこのアルバムの功績・牽引力によって、「スラッシュ・メタル」はアンダーグラウンド的存在から脱皮をし、一大ムーブメントに変貌を遂げるキッカケを摑むコトが出来たのだと思います。
・・・でも今となっては「スラッシュ」ってジャンルの型に嵌めるコトも、もう無意味ですよね。それくらいに至高にして超越した究極的存在。
メタラー必携のバイブルです。「Battery」は全てのメタル信奉者のアンセム。


WHITESNAKE - Whitesnake ★★ (2005-05-20 21:26:00)

80年代で真っ先に選ぶ一枚。最初に頭に浮かぶアルバム。
カヴァーディルとサイクス(もうココが二人の人生の絶頂期でしょ)の化学反応が生み出した歴史的名盤にして、HR界の金字塔。
HM/HR信奉者の通過儀礼的存在。一家に一枚。
僕は日本版の曲順好きです。「Crying In The Rain」が終わって、すぐさま「Bad Boys」のイントロが始まるトコロ、何度聴いても鳥肌が立ちますね。
「Still Of The Night」「Is This Love」「Here I Go Again」等、名曲のオンパレード。

・・・ホントにHRの理想が形になったモノ。


AEROSMITH - Get a Grip ★★ (2005-05-19 19:34:00)

復活後のエアロで一番聴き易いのはコレだと僕は思います。好きですね。
エアロの場合、実際ほとんどが名盤。これだけ息の長いバンドですからファンの嗜好は本当に十人十色でしょう。
「悪く」言えば売るのを意識した音作り。 ・・・でも、それは逆に言えば曲が粒ぞろいというコトです。
ロックチューンからバラードまでバラエティも豊か。(まぁ、そのせいかアルバムとしては~ 若干、全体の統一感というか整合性に欠けているのかも)
「Eat The Rich」「Cryin'」「Amazing」「Crazy」・・・ 「聴かせる」曲は多いです。
(P.V.も良かったですね。・・・初々しいリブ・タイラーとか)


ALCATRAZZ - Disturbing the Peace ★★ (2005-05-19 19:14:00)

1stとの共通点はグラハムの声とバンド名だけ・・・ってくらいに別物の内容。
当時の扱いはおそらく問題作 ? の2nd。
でも、正直僕はコッチも好きなんです。この人の声にはヴァイのギターの方がマッチしてると思います。
(勿論インギーの1stを全否定する気はまったく毛頭ありません。アレは間違いなく名盤)
音楽性に関しても、グラハムがやりたかったのは元々コッチの方向性だったんじゃないでしょうか?
っていうか、まるでホントにヴァイのカラーに染まりきったようなサウンド。
「God Bressed Video」から、もぉ~ノリノリ。
ケバケバしい程に良質の「明るい」HRアルバム。


HURRICANE - Over the Edge ★★ (2005-05-19 09:42:00)

僕、リアルタイムではこのバンド知らなかったんです。
10年以上前、行き着けだったCDショップのお兄さんに、コレの中古CDを半ば「強引」に薦められたのを覚えています。(もうこの時既に日本盤は廃盤だったような)
正直「マニアックそう」というのが僕の第一印象だったのですが・・・今では勿論、宝モノのCDです。
当時定番のド派手なギタープレイとかはないけれど、日本人好みの「ちょっとセンチな」フィーリングが売り & 胆。
何処と無く懐かしさが込み上げてくるような、叙情性豊かな(80年代の)アメリカンHRサウンドです。


GARY MOORE - Wild Frontier ★★ (2005-05-19 09:09:00)

・・・いつかまた、HR畑に帰ってきてくれると信じたい。そして、またこんな素晴らしいアルバムに出会わせてくれると期待したい。
もうコレはジャンルなんて超越してますね。老若男女問わず、聴いたら何らかの感動を覚えてしまうのではないかってくらい・・・
日本人の心の琴線にも触れ得る・胸を激しく打つメロディ。究極にして至高のアイリッシュ・ハード。
最近デジタルリマスター盤に買い直しをして、また悶絶してます。 正に「人生の友」。
ゲイリーのギターが熱い!! そして、・・・泣ける。
魂を揺さ振る名盤。


FEAR FACTORY - Demanufacture ★★ (2005-05-19 08:39:00)

この人達も過小評価というか、聴かず嫌いな人、実は結構いるんじゃないでしょうか?
モダンHMバンドの中でもFEAR FACTORYは1、2を争う実力だと(だった?と)思います。
メロディ重視の人も、スラッシユ or デス命な人も、もし未聴でしたら是非。
「インダストリアル」の言葉にアレルギーのある人も。決して「テクノ」チックではありません。
この2ndは「ある意味」純粋なメタルサウンドですよ。尚且つキャッチーです。
↑ 皆さんが書かれているとおり、後進に与えた影響は計り知れないでしょう。
勿論、古さは今聴いたって微塵にも感じられません。


EXTREME - Extreme II: Pornograffitti ★★ (2005-05-19 08:16:00)

抜群の「個性」が際立つHRバンド・EXTREMEの傑作。
ヌーノがイイ味出してます。随所で聞かせるテクニカルなギターサウンド。
聴いていて思わず「オオッ !? 」と身を乗り出してしまいそうな超絶プレイ。でも全然クドくもイヤミにも聴こえないトコロがまた凄いと思います。
勿論、楽曲も粒揃い。駄曲なんてありません。
HM/HR好きなら「一家に一枚」と僕は思うのですが大袈裟でしょうか ? (逆に言えばEXTREMEはコレ一枚でも・・・イイ ?? )
再結成して、またこんなアルバムを作ってくれないかなぁ。
(3rd出た後だったかな? 観に行きましたが、この人達はライブパフォーマンスも最高でした)


EVANESCENCE - Fallen ★★ (2005-05-19 07:51:00)

素直にいいアルバムですよね。
「映画に曲が使われたから」というのもあるにせよ、こういうメロディ重視なサウンドのバンドが売れるという事実に、ナンダカンダ言ってもロック・ファンの懐の深さ・健全さみたいなモノを感じさせられました。
(まぁコレが純然たるHM/HRか? というと正直微妙に思うのですが)
ギタリストが脱退してるみたいですが、2ndの音楽性は変化してしまうのでしょうか?
・・・今後も1stのこの路線で突っ走ってほしいです。
(歌メロ重視も勿論ですが、ヘヴィさもこのままでお願いしたいものです。このバランスの絶妙さがこのバンドの売りなんだと思います)


FIREHOUSE - Hold Your Fire ★★ (2005-05-18 20:35:00)

スウィート & ハートフル。
みんながこのバンドに望んでるのはヤッパリこの路線じゃないでしょうか。
FIREHOUSEと言えばコレ!! 大好きです。(「GOOD ACOUSTICS」も捨てがたいですが)
しかし、つくづく運が悪いというか本国では過小評価に過ぎるバンドです。
せめてあと3年デビューが早ければ・・・アメリカン・ロックの歴史に名を残すスーパー・バンドになってただろうに。
「When I Look Into Your Eyes」は僕にとって、バラードのベスト10に入る涙腺刺激チューンです。


DOKKEN - Under Lock and Key ★★ (2005-05-18 20:12:00)

この3rdは、DOKKENの作品中で一番取っ付き易いんじゃないかな ? と思う一枚です。
(勿論「TOOTH AND~」も「BACK FOR~」も必聴です。この3枚はイイ意味でドングリです)
ちょっとDOKKENにしてはポップ (?) な音作りではありますが・・・ (決して「軟弱」なサウンドという意味ではありません)
曲が粒揃いで最後まで飽きずに聴けるバランスの良さは絶妙です。ホントに聴き易い。
勿論、「要」のリンチのギターも「カッコイイ」の一言。
DOKKEN初心者の方にはオススメ。
↑ 当時のビデオ見ても本当に痺れますよね。リンチ最高です。


DAVID LEE ROTH - Eat 'Em and Smile ★★ (2005-05-18 19:46:00)

『 ギターが喋ってるよぉ~ 』が僕の第一印象。勿論「色物」ではありません。
もう一度このメンツでやってほしい・・・と心から願うバンドの1つです。
コレはもう究極のエンターティメントの理想形、極上の「絵に描いた能天気」系アメリカンHRの決定盤だと思います。僕がたまげた 「 Yankee Rose 」とか、 「 Shy Boy 」とかイイ曲づくめです。
個性の塊のようなキャラ3人の、奇跡としか言いようのない見事な音の融合。もう正にコレが「合体」ってヤツですよ。
当時のビデオ見たら今の若い人でも絶対ブッ飛ぶでしょう。(ヴァイとビリーが本当に合体しますよ。変な意味でなく)


COVERDALE・PAGE - Coverdale・page ★★ (2005-05-18 19:15:00)

確かに今となっては影の薄い(幸の薄い ? )アルバムですね。
まるで「無かったコト」かの様に最近は話題に挙がらない気がします。
内容は、彼らの過去のキャリアを意識した渋くて良質なブルーズ・ロック。
イイ意味で「くたびれ」感・「しわがれ」感を故意に出したような音作りだと思います。(ギターもヴォーカルも)
凄いメンツなんですけど肩の力を抜いて聴けるあたり、流石と言うべきか(やや衰えたと言うべきか ? )・・・。当時はそんな印象でした。
(でも 「 Take Me For A Little While 」なんて鳥肌モンのいい曲ですよ)
初期のブルージーなWSを試してみたいと思ってる人は、このアルバムの後に聴くとすんなり耳に入っていくんじゃないでしょうか ?
(もっとも初期のカヴァーディルは断然コレよりパワフルですが)
当時の日本公演、僕も観に行った一人です。
ZEPの曲もWSの曲も両方聴けて得したなぁ、と思ってしまいました(笑)。
・・・勿論二人とも素晴らしいパフォーマンスでしたよ。


BLACK SABBATH - Tyr ★★ (2005-05-18 17:38:00)

乱暴な言い方をすると、過去のサバス作品 (3rdとか4th) を鑑みれば「邪道」とも言えるアルバム 。(← 誤解しないでください)
しかしコレほど「様式美」に満ち溢れたHMアルバムもなかなかありません。
当時CDショップで初めてコレを聞いた時、速攻で店員さんに「このバンド、誰ですか ? 」と聴いてしまったくらいです。
(その時はまだ「THE ETERNAL IDOL」と「HEADLESS CROSS」は持っていませんでした)
てっきり北欧メタルかと・・・。まさかサバスとは思わなかったのでホントにビックリしたのを覚えています。
正にメロディアスHMの王道。
トニー・マーティン参加のサバスでは一番だと思います。
・・・もう一度デジタル・リマスターで日本盤再発してほしいなぁ。


ARCH ENEMY - Black Earth ★★ (2005-05-18 16:52:00)

CARCASSで完全には実現出来なかったコト、ホントにやりたい「自分」のメロデスをマイケルがブチ撒けた最初のアルバム。
確かに、2nd以後のアルバムの整合感と比べるとどーしても「荒い」イメージは拭えませんね。
聴いてて「 ? ? ? 」という感じの、変わった曲展開もありますし。
・・・まぁ、それぐらい「アグレッシブ」なんだと解釈しています。
マイケルのギターは言うまでもなくメロディアス ! 泣いてます。
今時のバンドにしては、ホントに日本人好みの音だと思います。
ヴォーカルはあんまり僕は気にしてないです。そんなに悪い(下手 ?)とは感じません。
もしも初めて聴くなら、ARCH ENEMYは1stから順番に聴くのがイイんじゃないかなぁ・・・
個人的な意見です。ホントにハズレは無いです、このバンド。


ANDREW W.K. - I Get Wet ★★ (2005-05-18 16:17:00)

HM/HR界の新たな逸材。
これが発売された時、今時こんな能天気なロックをやってるアーティストがまだ存在するコトに感動しました。
凄い才能ですよ、この人。「あんな ( 凄まじい? 酷い? ) 声」で歌ってるのに全然曲との違和感が無い。キャッチーでアグレッシブでメロディアスでラウドな奇跡のサウンドだと思います。
ホントにイイ意味で「おバカ」なアルバムです。聴いてる時だけは全ての悩みを忘れられそうです。
聴いた後には最高の爽快感とほんの少し疲労感を感じますよ。
インパクト大の鼻血ジャケ。これまたスゴイ。


ALICE COOPER - Trash ★★ (2005-05-18 15:51:00)

個人的にアリスの作品の中でも熱烈にプッシュ。
オススメです。(初期のアリス・クーパーが好きな人ゴメンなさい)
ホントに贅沢な内容。今これだけのメンツをゲストに集めてアルバム作れる人は・・・まずいないでしょう。
ソングライターの導入によるポップ & キャッチーな楽曲。
古き良き時代を絵に描いた様な80'sを象徴するHRアルバムの一枚。
もし初めてアリスを試すのなら、まずはこのアルバム・・・ってのもイイんじゃないでしょうか?


QUEENSRYCHE - Operation: Mindcrime ★★ (2005-05-15 00:24:00)

今更、もうこれ以上褒め言葉が見つからない完全無比の存在。
HM/HRというジャンルに囚われる事無く、全てのロックファンが 「 聴くべき 」 一大巨編 !
個人的には 「 何か 」 をしながら聴くBGMには決してなりえないと思います。
コレを聴く時には、他に何もしないコトとヘッドフォン装着を推奨。
そしてリラックス出来る姿勢で目を瞑る(もしくは歌詞カードと睨めっこ)。
コンセプトアルバムであるが故の緻密な構成。リアリティ溢れる臨場感。それを支える説得力・テクニック豊かな演奏とボーカル。
ホントに目の前に 「 映像 」 が見えてきそうな音楽です。
・・・言ってるコトほとんど全部 ↑ 上のみなさんと重複してますネ。
この類(テクニカル&プログレ?・メタル)の最高基準指標となる作品。


PINK CREAM 69 - One Size Fits All ★★ (2005-05-13 16:56:00)

ドイツのバンドにしては珍しく、ポップで適度に湿り気のあるHRをやってますよね。
日本では 「ジャーマン」 と言えばHELLOWEENみたいな疾走系パワーメタル・メロスピみたいなのがイメージ的に定着してるから・・・
知らない人が初めて聴けば、「あのアンディが昔はこんな曲(イイ意味で)唄ってたんだ」 とビックリするんじゃないかと思います。
(勿論その非凡な才能は十二分に今のHELLOWEENに影響してますよね)
1stもイイんですけど、3rd以後は僕的にはあまり魅力は・・・
やっぱりコレがこのバンドの最高傑作です。HRファンなら誰が聴いても結構気に入ると思いますよ。


OZZY OSBOURNE - No More Tears ★★ (2005-05-13 16:34:00)

カッコいい! 個人的にザックのギターは前作では控え目な印象だったのですが ~
このアルバムで一気にオジーの声とタイマン張れるくらいの自己主張をしていると思います。
まさに暴力的、男らしさプンプンの荒くれギターサウンドです。
官能的な音色のレスポールも、ザックに弾かせると・・・ 力強くて非常にアグレッシブ。
(彼は当時、稀に見る美男子でしたが。そのギャップがまたカッコ良かった)
本作を最後にOZZYが引退 !? ・・・という話もありましたね。
気合いと緊張感、そして何処か儚さすら漂う名作。


WHITE ZOMBIE - Astro-Creep: 2000: Songs of Love, Destruction and Other Synthetic Delusions of the Electric Head ★★ (2005-05-13 16:11:00)

やっぱりヘヴィロックに分類されるのかな。
確かに打ち込みみたいな音だらけ、当時のインダストリアル・ロックの影響モロという感じだから、純然たるメタルとは言えないかもしれないんですけど。
でもそんな先入観は隅に置いといて、騙されたと思って聴いてみれば・・・案外ハマる人もいるんじゃないかなぁ~と思いますよ。
ノイジーだけどポップ。機械的だけどグルーヴィー。野太いVoだけどキャッチー。いろんな要素が混在するブルータルなミクスチャー・バンド。
イイです !!


VAN HALEN - 5150 ★★ (2005-05-13 10:35:00)

サミー・ヘイガーの加入で、このアルバムから歌メロの幅や起伏にボリュームが増しました。
単純に歌唱力が「物凄い」ヴォーカリストなんですから。当然ですよね。
1st 、「1984」 なども掛け値無しの名盤ですが、VAN HALENの曲を聴いて魂を揺さぶられたのは・・・ コレが初めてだったと思います。(確かに 「Eruption」 や 「Jump」 でも感動はしましたが。)
超名盤 !!
「Dreams」未聴の人、聴いたら絶対「HM/HR好きで本当に良かった」 って思うんじゃないのかな。
(勿論HM/HR聴かない人でも必ず感動するでしょう)


SKID ROW - Slave to the Grind ★★ (2005-05-13 09:57:00)

ハード・「ロックンロール」な1stと比べて曲調がメタル寄りになった2nd。どちらかというと僕はコッチのが好きです。
それにしてもタイトル・チューン「SLAVE TO THE GRIND」はカッコ良過ぎ。
前作も勿論素晴らしいのですが、どうしても「華やか」なルックスが先行するイメージが少なからずあったので・・・
コレはそれを見事に拭い去った、躍動&グルーヴ感溢れるアングリーなヘヴィ・サウンドだと思います。(バラードもありますが)
グレイトなバズの唄いっぷり。 「コッチが本性だったのか」 と心底納得・平身低頭。
文句無しの傑作HMアルバム。


RUSH - Grace Under Pressure ★★ (2005-05-13 09:29:00)

キャリアの長~~~いバンドですね。
確かにRUSHの傑作は 「PARMANENT WAVES」 や 「MOVING PICTURES」 「2112」 あたりで間違いないと思うのですが、・・・やっぱり少し難しいんです。
でもコレはとても聴き易いアルバムですよ。売れ線を狙ったのかな ? と勘繰ってしまったりもするんですが。
(・・・もっとも日本と比べて、元々海外ではRUSHはバカ売れしてますが)
暗いけれどポップ。深いけれど柔らかい。何とも抽象的ですが僕にとってはそんな印象のアルバムです。


HAREM SCAREM - Mood Swings ★★ (2005-05-13 08:32:00)

聴き易さや全体のバランスで言えば、1stや「BILIEVE」 とかポップな 「BIG BANG THEORY」 も良いと思うのですが・・・
初めて聴いた時の衝撃度を考えると、本作がやっぱり一番ですね。
凄いバンドが現れた ! ・・・と思ってよくよくチェックするとコレが2ndってことで、速攻で1stを探しに行ってしまったのを今でも覚えてます。
(たしか日本盤は1stが後から出ていたような ? )
叙情性豊かなメロディと、コーラスの織り成す絶妙のハーモニー。
このバンドの本質を最も色濃く体現している素晴らしいアルバムだと思います。


PARADISE LOST - One Second ★★ (2005-05-12 19:57:00)

このバンドの「ゴシック・メタル」としての経歴を鑑みれば・・・
最高傑作は前作で間違いないとは思うのですが、聴き易さ・・・或いは「癒しの効能」で言えばコレはとてもイ~イ感じのアルバムです。
ヘッドフォンで聴くとその素晴らしさは更に際立つのですが、とにかく僕には清涼感・高揚感すら感じられる程にナイスな内容なのです。
ピアノを使ったさり気無い「味付け」もGOOD。
以前は寝る前によく愛聴しておりました。コレでグッスリ・・・ zzz
(↑ 勿論コレはつまらないという意味じゃないですよ)


TNT - Intuition ★★ (2005-05-12 19:36:00)

EUROPEとともに北欧メタルを代表するバンド、TNTの傑作アルバム。
空高く舞い上がるような高揚感 & 曇り一つ無い水晶の輝きのような透明感。
・・・間違いなく名盤です。
誰が聞いても心洗われるであろうキャッチーな美旋律。HM/HR好きが一生に一度も聴かなかったらホントもったいない?
トニーのハイトーン・ヴォーカルは最高に素晴らしいの一言です。
・・・でも、ロニーの奇天烈奔放ギターソロで最初はみんな「 ??? 」ってなるんだろな。


LIONSHEART - Lionsheart ★★ (2005-05-12 19:10:00)

ある意味究極の一発屋。(実際には2nd以降アルバムは存在しますが・・)
この1stのメンバー・ラインナップでバンドが存続していたなら ~
今のメタルの歴史変わってたんじゃないのかな ? と想像してしまう程に珠玉の名作です。
誤解を恐れずに言えば、内容はまさに90年代の「サーペンス・アルバス」的な作品だと思います。(勿論、セールスの方は全く敵わないでしょうが・・・)
様式美とヘヴィネスを兼ね備えたギター ! 声量と迫力豊かなボーカル !! 「コテコテ」のブリティッシュHRサウンド !!!
アルバム発表時はグランジ全盛でしたが・・・
当時このアルバムを初めて聴いた時、HM/HRを聴いてきて本当に良かったと心の底から思うコトが出来ました。


TESTAMENT - Practice What You Preach ★★ (2005-05-12 18:31:00)

個人的に「四天王」の次にメジャーなスラッシュ・バンドは、TESTAMENTと思ってたのですが・・・
今はもうそんなに有名じゃないのかな?
この3rdアルバムはお薦めです。バンドの(1st・2ndで培った)オリジナリティを保ちながら、当時大ブレイクしたMETALLICAを「イイ意味」で模倣したようなサウンド(あくまで雰囲気です。曲じゃないですよ)を醸し出しているように感じます。
彼ら特有の・・・起伏に富んだフックが利きつつも、情感を内包するメロディとキャッチーな肌触りが相俟ってとても聴き易いです。
アレックスのギターもすこぶるカッコいい。
・・・TESTAMENTのジャケ絵って、変なの多いですねぇ。


DANGER DANGER - Screw It! ★★ (2005-05-12 17:54:00)

コアなメタラーには、敬遠されがち ? な典型的「能天気」パーティロック・バンドの2nd。
しかしながら、楽曲はホントにキャッチーですこぶる良質。メロディが良過ぎるんです。
アメリカンHRの醍醐味にして王道。少々甘ったるいケド、こなれたバランス感覚の聴きやすさと爽快感・高揚感が抜群。
・・・実はギターも、何気にテクニカル。
「Crazy Nites」は名曲です。