THE DEEP PURPLE DVD ARCHIVE COLLECTION。発売元はvap。曲目は以下の通り。 Denmark 1972 1.Highway Star 2.Strange Kind Of Woman 3.Child In Time 4.The Mule 5.Lazy 6.Space Truckin' 7.Fireball 8.Lucille 9.Black Night New York 1973 1.Strange Kind Of Woman 2.Smoke On The Water 3.Space Truckin' デンマークでの演奏のカメラワークは酷いながら、脂の乗り切った時期の演奏というのはテンションが高く、楽しめます。このDVD最大のウリは1972年の1コンサートをほぼ完全収録とSmoke On The Water収録という点で、この曲が第2期メンバーの演奏で映像収録されている作品はこれが現在のところ唯一らしい。New Yorkのショーの1月後に第2期は解散するので、「Starnge Kind Of Woman」でのギラン vs ブラックモアの掛け合いの最中に何を考えているだろうと思いを馳せてみるのも面白いかも...?
Nikkiの自殺によってドラマは終幕を迎える。しかしNikkiとMaryの魂は変わらぬ愛を誓い合う。 "When you said love me......"でのくだりでNikkiが"it made me feel alive"、Maryが"it mede me feel...like I could fly"と生死が対照的に表現されているあたりが、ストーリーに深みを与えてくれる。
やはりロニー・ジェイムズ・ディオvsジェフ・テイトの掛け合いが注目されちゃうけれど、歌詞におけるDr.X vs Nikkiのやり取りがこの2人の確執の深さが表れていて「Oparetion:mindcrime」のコンセプトがよく伝わると思う。 "You're nothing but worthless...I swear" "Without me you would have learned nothing!" 傲慢この上なし、Dr.X。
ヘヴィなリフの「Mississippi queen」が有名な1st。 他にも「Never in my life」のようなヘヴィなロックナンバーやドラマティックな「For Yasgur's farm」など良曲が目白押しで、アメリカン・ハードロック好きな人にはたまらない名盤。収録曲のバランスが取れていて聴きやすいヨ。 どうしてこのバンドが非HM/HRカテゴリに登録されているのか?そんなこたぁーボカァ知りません。
グラハム・ボネットの圧倒的な存在感を味わえる3rd。 ポップ&キャッチーな「Danser」がアルバムの中では異様に目立つ気がしないでもないけれど、「Assault attack」「Desert song」のような緊張感の張り詰めた楽曲もあり、グラハム声が最高。 グラハム参加作品の傑作のひとつ。(他はRainbow『DOWN TO EARTH』、グラハムのバンドAlcatrazz『NO PAROLE FROM ROCK'N'ROLL』。)
楽曲の整合性やアルバム全体のカラー、そしてストーリー展開等において完全無欠な次作『Operation:mindcrime』がQueensrycheの代表作であり最高傑作という声は紛れのないことだけれども、彼ららしいクレバーでプログレッシヴHM的なアプローチはこの作品が最も色濃く出ていると思います。個々の楽曲の完成度も次作に決して劣ることなく、「The wisper」「Screaming in digital」など名曲多しな良盤。
ジョン・ウェットンとジェフリー・ダウンズによるプロジェクトのデビュー作。2005年4月発表。 オープニングタイトル「Overture:Paradox~Let me go」からASIAで聴かせてくれた憂いのあるキャッチーなメロディが、ウェットンの声とダウンズのキーボードによる美しい演奏で聴き手を「あのASIAだ!」と唸らせてくれます。全曲がメロディーの際立った曲ばかり。 そもそもWETTON/DOWNESということで初期ASIAのイニシアチブを握っていた二人が組んでいるのだから、ASIAを彷彿とさせないわけがない。 ボーナスにはあの「Heat of the moment」の新録を収録。 哀愁メロディーやポップ&キャッチーが好きならこれを聴かなきゃ損するよ。
最初の2曲「Aces high」と「2 minutes to midnight」は代表曲に数えられ、ラストの2曲「Powerslave」と「Rime of the ancient mariner」はドラマティックな大曲。なのにアルバム全体では散漫な印象を受けてしまうのが残念。 「名盤」と言うよりは「超名曲を収録しているアルバム」。それから、ジャケのアートワークが秀逸。
重厚かつ緻密な音作りが際立つ大ヒット作。コーラスワークも冴え渡り、全曲サビは一回聴いただけでも歌えちゃいそうなほどキャッチー。 「Woman」「Rocket」「Animal」「Love bites」「Pour some sugar on me」「Armagedon it」がいきなり立て続けに並んでいるので、前半だけでもお腹いっぱいになっちゃう。実際、これを全編63分を聴き通すのはかなり疲れちゃうかも。まぁ~良い曲揃いだからじっくり・ゆっくり聴き込んでいくのも楽しいと思うよ。 とりあえずLEPSを聴くなら最初にこれを聴けば間違いないかな。言うまでもなくHR/HM史上屈指の名盤。
次作が圧倒的な完成度を誇るHR/HM史上屈指の名盤なわけだけれど、これも曲単位でピックアップしていくと『HYSTERIA』に負けじ劣らず良い曲揃い。とりわけ「Photograph」「Stagefright」「Foolin'」「Rock of ages」などは良いね(もちろん他の曲も良いよ) あ、ちなみにLEPSのジャケイラストはこれが一番カッコいいと思うよ。