「The soundtrack from the film~」のDVD。邦題は『レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ』。 チャプターリストは以下の通り。 1.ギャングたち 2.オープニングクレジット 3.静かな生活 4.ニューヨークへ/Bron-Yr-Aur 5.Rock & Roll 6.Black Dog(イントロにBring It On Home) 7.Since I've been Loving You 8.No Quarter 9.ブートレッグ 10.The Song Remains The Same 11.炎と剣 12.The Rain Song 13.捕らわれの城 14.違法入場 15.Dazed and Confused 16.ボーイング・プレー 17.黒の魔術師"ジミー・ペイジ" 18.Dazed and Confused(続) 19.侵入者 20.Dazed and Confused(終) 21.ノー・コメント 22.Stairway to Heaven 23.Moby Dick 24.Heartbreaker 25.Whole Lotta Love 26.エンドクレジット/Stairway to Heaven ライヴ映像は1973年7月のマディソン・スクウェア・ガーデンでのライヴを収録・編集したもので、曲目の他に「炎と剣」やら「黒の魔術師"ジミー・ペイジ"」など「???」となること請け合いなチャプターがあるのですが、これは「メンバー演技コーナー」みたいなものですw さて、ここまで書いたらお気づきでしょうけれど、これは純然たるライヴDVDではないです。「ドキュメント映画」的映像作品です。なので、曲目中にも関係ない映像が入ったりします。元が映画公開された作品なので、「ライヴDVD」として観るよりも「ライヴも聴けるドキュメント映画(メンバーの演技付き)」として観るのがいいでしょう。 再び収録曲に話を戻すと、Since I've Been Loving Youのイントロで披露されるギターソロは素晴らしい演奏です。圧倒される泣きのメロディー。定番Dazed and Confusedでもテンションの高いインプロを楽しめますし、Heartbreaker~Whole Lotta Loveでも良い演奏を聴くことが出来ます。もちろんボンゾのドラムソロのMoby Dickも外せませんよ(ボンゾのドキュメント映像も含めて)。 「今ならハリウッド価格1500円!」の安価で売られている店もあるので、見つけたらチェックしておきましょう。映像は良くないですが、演目・テンション・記録的価値などから考えるとこの値段は充分にお釣りがきます。
BOCで所有しているアルバムはこれしかないので最高傑作かどうかは判定できないですが、しかしこれは素晴らしい内容だと思います!特筆すべきなのはなんといってもHarvester Of Eyes~Astronomyの圧倒的な流れ。圧巻です。鼻血が出ます。それだけ凄い衝撃を受けたアルバムです。 自分が購入したものには「Boorman The Chauffer」「Mommy」「Mes Dames Sarat」「Born To Be Wild(Non LP Single・STEPPENWOLFの有名曲をカバーしたもの)」「Career Of Evil(Single ver.)」の5曲がボーナストラックとして収録されていました。前者3曲はOuttake from the Secret Treaties sessions、Previously Unreleasedと書かれているので、未発表曲のようです。ちなみに2001年にリマスター、Sony Music Entertainmentからリリースされたものです。もちろん輸入盤。うがーっ、なんで国内盤CDは未発売なのよさ!?
これは間違いなく名盤。『CRUSH』からBON JOVIを聴くようになった若輩者の自分だけれども、この路線で作品を作っていったら、と思うこともある。(ただその場合は、BON JOVIを聴くようになるまで時間を要するだろうけれど) 渋く哀愁を漂わせる作風はややもすると地味の一言で終わってしまうけれど、決してそんなことはないと思う。よくよく聴くとドラマティックな盛り上がりをみせる曲は多い。地味だけど、地味じゃない。そんな感想を抱かざるを得ない曲の質!個人的には捨て曲なし。 「This Ain't A Love Song」「These Days」「Lie To Me」「My Guitar Lies Bleeding In My Arms」「Something To Believe In」等、知名度に恵まれない名曲多し。知名度を上げるためにも、聴いてください。メディアの評価やセールス的成功が作品の質の善し悪しを決めているわけでなく、聴いたファンが名盤か否かを決めるのだから。
これはイントロからカッコいい!何本も重厚に重ねられたギターの音が曲の深みを引き出していますね。聴き込む程ハマっていく曲。 初めて聴いたのは映像作品『狂熱のライヴ(そういやこれもThe Song Remains The Sameのタイトルが冠せられていますね)』でのテイクだったのですが、よくよく考えると、ライヴではギター1本の音だけなのに、そんなことを感じさせない迫力がありました(デカい音で演奏しているという意味ではないです)。スタジオ盤でのテイクを聴いた後に聴き直しても、やっぱりカッコいい。ギターのみならず、バンドのグルーヴやダイナミズムも感じられる超名曲!「永遠の詩」という邦題もカッコいいです。