この曲を聴け!
酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-400

MyPage

酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-400
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9
モバイル向きページ 


IRON MAIDEN - No Prayer for the Dying - Bring Your Daughter... to the Slaughter ★★★ (2005-04-06 19:11:46)

あんまり人気ないみたいですね…そもそもアイアン・メイデンの曲が英国で1位になってしまう
ことすら信じられないんですが、イギリスの人にとってアイアン・メイデンというのは
「ヘヴィメタル」ではあっても英国ロックの重要バンドのひとつなのかな??
…ブルース作ということでかなりポップな音作りですが、コーラスのメロディーもいいし、
こういう曲には相性の良い、勢いのままに雪崩れ込むヤニック(たぶん)のソロもカッコいいです。


IRON MAIDEN - Seventh Son of a Seventh Son ★★ (2004-02-03 12:08:00)

88年発表というだけあってキーボードが強調されていたりと、かなりポップで耳当たりがいいサウンドなんですが、
ヘヴィメタル特有の、作品を思いっきり時間をかけて作り込みまくる志向が最高潮に達した作品。
全キャリア通じて屈指の名曲「イヴィル・ザット・メン・ドゥ」が収録されているし、曲はどれも作りこんだ印象でポップ/メロディアスなので、
ヘヴィメタルを主に聴く人にとってこれを最高傑作に挙げる人が多いというのは良く分かります。完成度はすごく高いです。少しやりすぎの感もなくはないのですが。
でも、矛盾するようですが、逆にアイアン・メイデンのアルバムのなかで一番「ヘヴィメタル」という言葉から縁の遠いアルバムのような気がします。
サウンドにエッジがあまり感じられないし。そういう意味ではスティーヴ・ハリスの色が強いということかな…
あと余談ですが、ドニントンのライヴのライナーによると、88年のモンスターズ・オブ・ロックに出演したメイデンのステージ・セットを
アクセル・ローズに酷評されたことから、スティーヴ・ハリスと大喧嘩になったと書かれていました…こういうトラブルになったのもこの当時のメイデンだからこそかも。


IRON MAIDEN - Seventh Son of a Seventh Son - The Evil That Men Do ★★★ (2005-04-06 19:26:41)

アイアン・メイデン随一の名曲なのに、エイドリアンとブルースの共作なんですね??
でもイントロから本編への入り方といいすごくドラマティック!!
メロディは結構ポップだけどそこがいい。曲の随所で裏メロとして鳴ってるギターもイイ感じです。名曲!!


IRON MAIDEN - Somewhere in Time - Heaven Can Wait ★★ (2005-04-06 19:35:17)

ライヴだと、選ばれたオーディエンスがステージにコーラスとして登場するんでしたっけ??
この時期の曲だけあって、結構ポップな感じだけど、やっぱりスティーヴ作らしく展開がすごく多いです。


JACKSON BROWNE - For Everyman - These Days ★★★ (2004-12-05 16:54:35)

初期の名曲。ジャクソン・ブラウンが書いた曲ではないんですよね?
何といってもデヴィッド・リンドレーの哀愁味満開のスライド・ギターが素晴らしい!!!
これは名ギターソロですねー。


JACO PASTORIUS - Word of Mouth ★★ (2004-06-01 04:51:00)

さすがに「メタル」との共通点など皆無かもしれませんが、ベースという楽器ひとつから見てもこのアルバムは一聴に値するのでは、と思います。
既存のフォーマットから音楽を作っていくのではなくて、どこからか音楽が湧いて出きたんじゃないかみたいなことを感じさせるミュージシャンというのがいます。
まさにこういう人のことを「天才」というのかもしれないです。普通の人にはこんな着想はできないだろうということをやってのける、という。
1曲目からしてブッとんでます。「粗茶ですが」さんのご説明の通りですが「ただの雑音じゃないのか」と聴かれるとどう答えて良いのか分かりません…
…ていうか、このベースってどうやって弾いてんの!?
でも②③あたりは一聴して「あ、いいな」と思える普遍的な楽曲。スゴいことに変わりはないですが…
あと何曲かでフィーチュアされているスティーヴィー・ワンダーっぽいハーモニカが印象的。
この作品が批判を許さないほどの名盤なのかは自分には知る由もないですが、是非一聴してみることをオススメします。


JANE'S ADDICTION - Ritual de lo habitual ★★ (2004-03-03 12:53:00)

もともとサイケ的なモノは良く分からない耳なので、
ジェーンズのサイケ的な長尺の曲に関しても自分はほとんど理解できない…
ただ今作で言えば1曲目から3曲目のようなファンキーなハードロック(?)は文句なしにカッコいい!
このテンションでアルバム1枚作ってほしいと思ってしまうが…


JANE'S ADDICTION - Ritual de lo habitual - Ain’t No Right ★★ (2004-02-01 04:12:21)

デイヴ・ナヴァロのファンキーでヘヴィなギターソロがカッコいいです。


JANE'S ADDICTION - Ritual de lo habitual - No One’s Leaving ★★★ (2005-02-11 22:06:23)

アルバムの中でもファンキーでポップな曲。ナヴァロのギターがムチャクチャカッコいい!!
特にギターソロのカッコよさは悶絶モノ。
自分みたいな素人からすると、こういう曲でアルバム1枚やってほしいと思ってしまう…


JANE'S ADDICTION - Ritual de lo habitual - Stop! ★★★ (2005-02-11 22:00:07)

アルバムの1曲目。ファンキーなギターリフが超カッコいい。
1分50秒あたりでナヴァロのギターリフから曲がふたたび始まるところ、
3分30秒あたりのバンド全体でカタルシスへと登りつめていくところは鳥肌モノ。


JANIS JOPLIN - Pearl - A Woman Left Lonely ★★ (2004-02-01 01:43:23)

1971年の遺作「パール」に収録されている名バラード。孤独感を歌っていたと思う。
暖かく優しい感じのするジャニスのヴォーカルが心地良い。
間奏のところのオルガンが叙情味を醸し出していて感動的。


JEFF BECK - Blow by Blow ★★ (2004-11-12 18:36:00)

エレクトリック・ギターをはじめて間もない頃にヤングギター誌に「哀しみの恋人たち」のスコアが載っていたので、
コピーしようと試みたことがあります。イングヴェイやらポールギルバートみたいにスコアに音符がぎっしりと並んでいるわけでもないので
当時は楽譜どおりコピーして悦にいっていましたが、今から考えれば浅はかだったな…
このひとつひとつのフレーズ、あるいは1音1音での吟味された繊細な表現力はスゴいなーと思う(分かったように書いてますけど…)。
最近気付いたんですけど、このアルバムのプロデューサーってジョージ・マーティンなんですね…
アルバムの2曲目にビートルズのカヴァーが収録されていますが…
「シーズ・ア・ウーマン」「スキャッターブレイン」「フリーウェイ・ジャム」「ダイアモンド・ダスト」などなど名演ばかり。


JOHN FOGERTY - Premonition ★★ (2005-04-25 13:22:00)

1枚モノのライヴ盤です。全18曲。97年に発表されたスタジオアルバム「ブルー・ムーン・スワンプ」も音楽性は不変ながら
(こういう音楽に関しては最高の褒め言葉!!)イイ内容でした。このライヴ盤でも2曲演奏されてます。
選曲はCCR~ソロとジョン・フォガティのキャリアを大雑把ながらザッと追ったものだし演奏内容もとてもいいので是非!!
ザックリザラザラのギタープレイにソウルフル&ストレートなボーカル。いまだに人気根強し。
こういうのはアメリカ人にとってまさに「肌にしっくり合う」音なんでしょうね…大満足です!!


JOHN LENNON - Double Fantasy - Woman ★★★ (2004-02-01 01:46:40)

ラスト・アルバムとなった1980年リリースの「ダブル・ファンタジー」に収録されている、
ジョンレノンのソロにおける名曲。メロディーが美しい。
暖かくて優しい雰囲気がとてもいい。


JOHN LENNON - Imagine - Jealous Guy ★★★ (2004-04-02 21:35:35)

ソロ時代のジョン・レノンを代表する名バラード。
澄み切ったような神秘的なピアノの音色と綺麗な旋律が美しい。
ブライアン・フェリーが歌うこの曲もいいですよね??


JOHN WAITE - The Complete John Waite Volume One: Falling Backwards ★★ (2005-03-10 14:21:00)

ベスト盤で恐縮ですが…とても良く出来た企画盤だと思うので。96年発表の「ジョン・ウェイト」のベスト盤です。
正式タイトルは「THE COMPLETE JOHN WAITE VOL.1: FALLING BACKWORDS」。
70年代後期にTHE BABYSとしてデビュー、「MISSING YOU」の大ヒットを生んだ80年代、リッキー、ジョナサンとともに結成したBAD ENGLISH、
そして再びソロへ戻るまでのキャリアをヒット曲を中心にアルバム1枚でたどることができます。
(タイトル通り、曲順は新しいものから古いものへとたどる感じになってます。)
BAD ENGLISHを聴いて彼の声のファンになった人には、ベイビーズやソロ時代への入り口になるだろう好企画盤です。
彼の円熟した、渋くも甘い声の大ファンである自分からすれば、90年代以降のごくシンプルなAORサウンドが好みだったりするのですが、
彼の声に魅力を感じるなら一度このベスト盤で軌跡をたどってみては??96年当時の新曲の内容もとても良いです。


JON BON JOVI - Blaze of Glory - Blaze of Glory ★★ (2005-02-17 20:18:07)

この曲を聴くと、やたらと火の手があがる断崖絶壁のPVを思い出します。
…あの、このギターソロを弾いている人って誰なんでしょうか??ジェフ・ベックではないんですよね??
ともかくスライドのギターソロが渋すぎ!!名演です…
「ボン・ジョヴィ」としてライヴで披露することもありますが、リッチーが弾くこの曲はちょっとなあ…


JON BON JOVI - Destination Anywhere ★★ (2004-02-03 10:49:00)

同時期にMTVを席巻していたバンドが次々とレールから外れていくのに、ボンジョヴィは生き残り、次作の「クラッシュ」でまた復活することになります。
90年代以降より顕著に現れるようになってきたけど、やっぱりボンジョヴィというバンドは普遍的な魅力があるんでしょう。
ジョンのソロである本作も、メロディはたっぷりとあり、
かつ抜け目なく時代に目配りをした(97年という時代に今更?という感じもするんですけど)、良い作品に仕上がってます。
米国では不遇な時代でしたけど、英国で第2位という実績は、日本はもちろん、欧州でも相変わらず人気が根強かったことを証明している。


JON BON JOVI - Destination Anywhere - Queen of New Orleans (2004-11-17 22:45:34)

「デスティネーション・エニイホエア」のオープニングを飾るシンプルな楽曲。
確かユーリズミックスのデイヴ・スチュアートとともに作り上げた曲で、
デイヴがギターを弾いているはずだと思う。(デイヴはこのあと、ツアーにも参加)
前のソロ作ではなかっただろう曲調だけど、シンプルながらもメロディアスなヴォーカル・メロディーはセンスがいい。


JOURNEY - Arrival ★★ (2004-11-12 18:47:00)

新ヴォーカリスト、スティーヴ・オウジェリー参加後初のフル・アルバム。
…ていうかスティーヴ・ペリーにそっくり。リリース当時、東京国際フォーラムにコンサートを見に行ったし、ライヴDVDも買ったけど、本当に実力は確か。
よくこれだけ後任にふさわしい人を探してきましたよね?
いくら技術的に良くても、声も含めてここまで前任者のフィーリングを再現してしまう人はそうそういないでしょう。
今更新機軸を打ち出すわけにもいかないし、「再結成バンド」という今のバンドの性質を考えても、これ以上の人選は無いと思います…
前作もファンのジャーニー像を裏切らない見事な内容でしたけど(バラードが多かったのは事実だけど)、今作も素晴らしい出来。
「フロンティアーズ」以前の時代のようなハード・ロッキングな楽曲は本作においてもあまり見られないけど、極上のメロディーは健在。
なかでも「オール・ザ・ウェイ」と「ラヴド・バイ・ユー」「ウィズ・ユア・ラヴ」「キス・ミー・ソフトリー」は秀逸。


JOURNEY - Escape ★★ (2004-02-28 01:38:00)

ジョナサン・ケインが加わって、やたらと洗練度を増し、都会的なサウンドになった、
ポップなアメリカン・ハード・ロックとして非の打ち所のないアルバム。
「ドント・ストップ・ビリーヴィン」「クライング・ナウ」「オープン・アームス」をはじめとして、
脇を固める「マザー・ファーザー」「スティル・ゼイ・ライド」「キープ・オン・ラニン」…と名曲がズラリ。
産業ロックだろうがなんだろうが、誰が何と言おうと、素晴らしいものは素晴らしい。
スティーヴ・ペリーの包容力のある声がたまらん。


JOURNEY - Frontiers ★★ (2004-02-28 01:47:00)

超大ベストセラーの「エスケイプ」と双璧をなす名盤。
アタマの名曲「セパレイト・ウェイズ」から始まるように、「エスケイプ」と比べると、よりハードロックな印象。
「時への誓い」は「オープン・アームス」に匹敵するぐらい、いやむしろそれ以上のバラード。永遠の名曲。
「マイ・ラヴ」「チェイン・リアクション」…あと皆さんが言われてる「エッジ…」も好き。
一番バンドとして脂が乗り切っている時期じゃないでしょうか?当時のライヴをおさめた「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ」も素晴らしい。


JOURNEY - Greatest Hits Live ★★ (2004-02-01 15:17:00)

とてもお買い得なライヴ盤です。
まさにグレイテストヒッツの名にふさわしい選曲だし、
端正に作りこまれたスタジオ盤にはない、ライヴバンド・ジャーニーの魅力にあふれた、彼らの面目躍如たる素晴らしいライヴアルバムです。
ロックナンバーはよりハードでエネルギッシュになり、全編通してスティーヴペリーの歌唱は素晴らしく、
ジャーニーのバンドとしての美点が良く現れているように思います。
特に好きなのは後半のインストパートまで演奏されている「ホイール・イン・ザ・スカイ」。


JOURNEY - Infinity - Wheel in the Sky ★★★ (2004-11-17 22:48:47)

80年代のキラキラしたジャーニーとは対照的な70年代っぽい香りのする名曲。
スタジオ・ヴァージョンはフェイド・アウトしてしまうけど、オススメはボリュームのあるライヴ・ヴァージョン。
CDなら「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ」で聴くことができるが、このヴァージョンはカッコいい。
図太いパワーコードを鳴らした後、ニールの素晴らしいエンディング・ソロが続き、大団円を迎える。


JUDAS PRIEST - Defenders of the Faith ★★ (2005-03-06 19:20:00)

昔「BURRN!」を愛読していた高校の頃、前田記者がこの当時のプリーストのライヴを見て、
「その時僕は鋼鉄神プリーストに忠誠を誓った」とか「JUDAS PRIEST、うーん、この名前の響きがたまらん」とか、
部外者からすればヒキまくりなことをつらつらと書いていたのを憶えているんですが、
後追いでこのアルバムを聴いた自分からしてみても、前田記者の気持ちをそれほどまでに駆り立て、
男気あふれる心境にさせるものがこのアルバムにはあるような気が。
この湿り気を帯びた哀愁/泣きは孤高の道をひた走るヤクザの親分の醸し出すそれなのだ。「義理と人情」の世界。ヘヴィメタル版「仁義なき戦い」。
…内容??もちろん傑作です。未聴の人は聴いてみて。


JUDAS PRIEST - Painkiller ★★ (2004-01-31 18:41:00)

「ジャギュレイター」でやっとリアルタイムな自分としては、彼らのアルバムの中で「ペインキラー」こそが文句なしに「カッコイイ!」と思える1枚でした。
プリーストがペインキラーで提示したヘヴィネスは、その後に登場する新世代のメタルバンドに充分対抗しうるだけの攻撃性、説得力を持つものだし、
彼ら新世代のバンドたちにはどう逆立ちしても表現できない、英国ブリティッシュメタルたる様式美がこのペインキラーにはある。
激烈さと美しさが最高のレベルでブレンドされた奇跡の1枚。


JUDAS PRIEST - Painkiller - One Shot at Glory ★★★ (2004-11-17 22:51:45)

プレリュードともいえる前の曲に導かれるようにして始まるエンディング曲。
名盤「ペインキラー」の最終章にふさわしい堂々たるブリティッシュ・ヘヴィメタルだ。
プリーストにしかできないであろう、この心地良い雄雄しいギターソロが素晴らしい。


JUDAS PRIEST - Screaming for Vengeance ★★ (2005-03-06 18:48:00)

もうこれだけの人が発言されてるんだから、今更自分みたいな者が発言することもない…と思いましたが、やっぱり発言します。
「復讐の叫び」、アメリカ市場に切り込んだ「ヘヴィメタル・バンド」ジューダス・プリーストの成功作にして傑作です。
「ヘリオン」~「エレクトリック・アイ」の素晴らしさはもうさんざん語られつくされてしまってますが…でもヘヴィメタル屈指のオープニングでしょう。
そして、疾走曲は言うに及ばず、(「PAIN AND PLEASUREはイマイチ、ピンと来ないですが、)ミドンテンポの曲もムチャクチャ魅力的。
…というのも彼らはまずこのギターの音だけで十分聴かせてしまいます。この「英国」「鋼鉄」というイメージそのままなギタートーンはプリーストの代名詞。
そしてエモーショナルながらも、あくまで「英国」的な節度のもと繰り広げるソロワーク。
自分にはどんなにハード/ヘヴィになろうとも、あくまで「英国」的な様式美を体現せんとするKKとグレンのギターはものすごくツボです。
ヘヴィメタル屈指の名盤だと思います。未聴の人は是非聴いてみて。


KID ROCK - Devil Without a Cause ★★ (2004-08-19 19:25:00)

はからずも全世界で1400万枚以上の売り上げを記録したベストセラー。
このアルバムで大ブレイクする前に結構なキャリアを積んでいる人なのだが、どうも典型的な一発屋になってしまいそうな…
音楽的にはアメリカ音楽のいいところの寄せ集めであり、ヒップホップやらロック、カントリーやらをゴチャゴチャにコラージュして
ポップ・ミュージックとして吐き出した感じ。オリジナリティはないかもしれないけど、意外とカッコいいです。
成り上がりロックンローラーっぷりを発揮した外見といい、(トミー・リーと離婚したパメラ・アンダーソンと結婚)
次作の「コッキー」は、よりアメリカ土着の音楽に接近した内容ながら、売り上げ的にはスケール・ダウンしてしまったみたいだし…


KID ROCK - Devil Without a Cause - Bawitdaba ★★ (2004-04-03 17:21:03)

マイ・ネイム・イズ
キーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
キッドローック!


KING CRIMSON - Absent Lovers: Live in Montreal 1984 ★★ (2004-08-19 01:37:00)

プログレといえば「プログレ四天王」のアルバムしか聴いたことがない、というプログレからはちょっと縁の薄い自分にとって、
「キング・クリムゾン」とは複雑/テクニカルなリズムと曲展開のもと、すごくリズミカルで気持ちの良い「ギターリフ」が
聴けるロックバンド、という感じです。「ディシプリン期」の総決算ともいえる曲の数々と、70年代の何曲かの有名曲で構成された、
この2枚組ライヴ盤では素晴らしいリフの数々が聴けます。聴いててとても気持ちが良い!!名ライヴ盤だと思います。是非。


KING CRIMSON - Discipline ★★ (2004-11-02 02:46:00)

ポップな印象とは裏腹に緻密な音楽理論に支えられた音楽なのだろうけど、個性的なのに素晴らしく良質なポップ/ロックアルバム。
74年以前のクリムゾンは評価しても、「ディシプリン」期のクリムゾンは評価しないということもあるみたいですが、この時代の彼らも素晴らしい。
自分は84年のライヴを収録した「アブセント・ラヴァーズ」を聴いて、この時代のクリムゾンもいいなーと思いました。
より攻撃的で充実した演奏が繰り広げられているのでそちらも是非。今作の楽曲はライヴですごく映える楽曲です。


KING CRIMSON - Red - Red ★★★ (2004-02-01 13:08:09)

名盤「レッド」のタイトルトラックにしてオープニング・ナンバー。
ヘヴィなギターリフが延々と続く構成なのだが、聴けば聴くほど身体に心地良くなってくる。
クリムゾンのライヴ盤はいくつかリリースされているけど、ライヴ・ヴァージョンの「レッド」もいい。
90年代以降の最近のライヴで聴く「レッド」も充分新鮮。


KING CRIMSON - The Great Deceiver ★★ (2004-11-02 02:14:00)

キング・クリムゾンのライヴ盤を何枚も聴いているわけではないので(90年代のライヴ盤の連発は、クリムゾン初心者の
自分にはとてもフォローしきれません…)、他のライヴ盤との比較はできませんが、とても聴きごたえのある4枚組ボックス。
創造性爆発のインプロビゼーションがいくつも収録されていたりと、クリムゾンに関しては「ライトファン」の自分にとっては
ちょっと重すぎという感じもするし、「USA」か「NIGHT WATCH」を聴いてればそれでいいかという感じなんですが、
でも演奏は良いです。長尺のパフォーマンスが続きますが演奏はすごくタイト。…ファンの方は機会があれば。


KIX - Blow My Fuse - Don't Close Your Eyes ★★★ (2004-12-09 01:58:00)

随一のヒット曲であるバラードですが…でも名曲は名曲ですね。メロディーが切なくて綺麗だし、
きちんと「ロックバンドがやるバラード」になってるのが良いですよね??ボーカルの荒っぽい声質も、
エモーショナルだけど何かロッカバラードっぽくてカラッとしたギターソロも味があって好き。


KORN - Issues ★★ (2004-06-10 02:45:00)

大ヒットした前作「FOLLOW THE LEADER」が幾分一般ウケしそうな作風だったことから、今作は「ダーク/ヘヴィ」に回帰している印象がありますけど、
デビュー盤のころの作風とはちょっと違います。でもメランコリックなメロディが心地良くて、彼らの作品の中で一番好きです。


KORN - Issues - Falling Away From Me ★★ (2004-02-01 03:58:06)

トラック1のイントロダクションを別にすれば、アルバム「イシューズ」のオープニング曲。
寂しげなイントロが美しく、これからの楽曲の展開を期待してしまうイントロだ。
原点回帰を図ったアルバム「イシューズ」だけど、この曲の陰鬱さ、ヘヴィさは素晴らしい。


LED ZEPPELIN ★★ (2004-12-15 17:58:00)

自分もそのニュースを聴きました。SCARECROWさんと同じく、それらのバンドの曲が
攻撃意欲を高めるために使われているのは本当に腹立たしく、また悲しい気持ちです。
音楽に対する冒涜以外の何者でもないと思います。彼らの曲を使用した人たちにその意識はないでしょうけど…
ジェームズの発言についてはガッカリしたのも事実ですが、
あらためて日本人とアメリカ人の宗教観や戦争観など、価値観の違いについて考えさせられるものでした。
日本人の自分にとってはすごく理解に苦しむ発言ですね…アメリカ人がすべてこのように考えているわけではないんでしょうけど…
ジェームズに「イラク戦争に反対しろ」とは言いませんが、せめてもっと発言に慎重になってほしかった…
(すいません、ジェームズの話になってしまいましたが…)


LED ZEPPELIN - Houses of the Holy ★★ (2004-02-03 01:36:00)

このアルバムからがツェッペリンの後期とされていますけど、今作はそれまでの作品と比べるとかなり異質です。
ファンク、レゲエを大胆に取り入れ、それでもサウンドは強引にツェペリン印。
前作まで(特に前作)の楽曲はギターキッズの格好の練習曲で、自分も「ブラックドッグ」「ロックンロール」そして「天国の階段」はよく練習してた覚えがありますけど、
間違っても今作以降のファンキーさはギターを始めたばっかりの人(自分は今でもそうですけど)にとっては、絶対にコピー不可です。
良く言われているように、ツェッペリンのリズム的な側面が強調されていくのはこの作品からです…傑作。


LED ZEPPELIN - Led Zeppelin ★★ (2004-08-19 19:37:00)

ブルース、フォーク、トラディショナルといった古典的な音楽をこれだけ爆発的な音楽に変えてしまったこのアルバムは
ハードロックという音楽にとっての金字塔であり古典。
特徴のあるリズムや、ブレイク部分にギターを弓で弾いてみたりとツェッペリンの種種雑多な音楽を取り入れてしまう進取の精神と感覚の鋭さはスゴい。


LED ZEPPELIN - Led Zeppelin Ⅱ ★★ (2004-08-19 19:34:00)

前作とともにハードロックの古典。デビュー・アルバムをリリースしてからセカンド・アルバムをリリースするまで
ほとんどインターバルもないし、ツアーの喧騒の中から生まれたのがこのセカンド・アルバムだったそうです。


LED ZEPPELIN - Led Zeppelin Ⅳ - Stairway to Heaven ★★★ (2004-09-22 16:11:11)

ウチの学校の音楽の授業でもかかりましたよ!!高校のとき。定年間近(失礼!!)の音楽教師(女性)が、
「ロックの中で、私が唯一素晴らしいと思う曲」と言って、この曲を流したのを憶えています。
もうその頃はこの曲の存在を知ってたから、なんとモノの分かる音楽の先生だと思いました…
確かにパッヘルベルの「カノン」とかサン=サーンスの「動物の謝肉祭」とかと同列に語っても
何の遜色の無いぐらい美しい曲。


LED ZEPPELIN - Led Zeppelin DVD ★★ (2004-02-03 01:47:00)

今まで何度も「ロックの名盤」とされるスタジオ盤で聴いた楽曲なのに、このDVDの楽曲には、ツェッペリンがどの時代でも通用するバンド
だったと認識させてくれる、新鮮な凄みがあります。どの時代のライヴもそれぞれ素晴らしいのですが、
個人的には1979年のネブワースでのライヴは本当に圧巻。後期の重厚な曲の数々を圧倒的な演奏力とンションで繰り広げる。
「アキレス最後の戦い」でのボンゾの超パワフルなパフォーマンスは、ボーナムを失ったことが彼らにとって、
解散を決意させるに至るだけの充分な理由だったことが分かるような気もします…
日本盤の新品で7000円、となにせ値段が値段ですからなかなか手を出しづらいかもしれないですけど…
でも、ツェッペリンに興味がある人もない人もぜひ見てほしいDVD。


LED ZEPPELIN - Physical Graffiti ★★ (2004-06-09 04:39:00)

2枚組にもわたる大作。たぶんジミー・ペイジはこのアルバムを最高傑作だといっていたような。
1枚目は曲調のバラエティもさまざまなのに、1枚通して聴き手を離さない緊張感もあって、傑作だと思うんですけど、
2枚目は曲の出来不出来なバラバラなような気がしてあまり好きじゃないんですよね…っていうかツェッペリンに意見できるほど偉くも無いですけど…
聴き込みが足りないかもしれないですね。特に「イン・ザ・ライト」は分からないなあ…すごい意欲作だと思いますけど。
超有名曲「カシミール」や「トランプルド・アンダーフット」「聖なる館」を収録。圧巻なのは1枚目の大作ブルース「死にかけて」。
「カスタード・パイ」「ローヴァー」「ワントン・ソング」みたいなハードロック的な楽曲が好き。あと「テン・イヤーズ・ゴーン」も綺麗ですねー。
蛇足ですけどジミー・ペイジとラッパーのパフ・ダディが組んだ「カム・ウィズ・ミー」という曲が98年発表の「ゴジラ」のサントラに収録されていますが、
これは「カシミール」のリフにパフ・ダディのラップがのっかるという珍品。聴いてみては。


LED ZEPPELIN - Presence ★★ (2004-02-03 01:07:00)

ロバートプラントが療養中だったから、ジミーペイジが主導権を握って作った作品、でしたっけ?
アルバム全体としてとてもまとまりがあるし、アルバム全体で1曲分みたいな感じ。
だから曲のヴァリエーションが豊富な「フィジカルグラフィティ」より、緊張感を維持して最後まで聴けます。
レッドツェッペリンの最高傑作であり完成形なように思います。
それにしてもペイジのギターが冴えまくってます。
この時期のプラントは脇役みたいなもので、完全にペイジたちに音の主導権が移っているかも。


LED ZEPPELIN - Presence - Tea for One ★★ (2004-11-17 22:55:22)

名盤「プレゼンス」の最後を飾るのは8分間にもわたるブルース。
1曲目からずっとハードなロック・ナンバーが続いてきたけど、最後はツェッペリンのルーツに帰るということか。
「シンス・アイヴ・ビーン・ラヴィング・ユー」ほどのダイナミックさ、ドラマティックさはなく、
どちらかといえばシンプルだけど、味があって耳に心地良い。


LENNY KRAVITZ - Mama Said ★★ (2004-11-12 18:43:00)

何年か前までは結構聴いていたのですが…最近はあまり名前を聞きませんよね…
数年前の来日コンサートに行くつもりでチケットまでとったんですけど、急病とかで公演延期になって…考えてみればそれから聴かなくなったような。
曲単位で言えば、次のアルバムの「ARE YOU GONNA GO MY WAY?」が一般的に一番有名かな…
本作は1991年発表のセカンドアルバムで、ガンズのスラッシュがゲスト参加していることでも当時話題になったアルバムみたいですが、
いい曲が揃っていると思います。大雑把に言えば黒人のロック、プラス、ジョンレノンっぽい叙情性という音楽。
印象的なストリングスの「イット・エイント・オーヴァー…」、ジョン・レノン風の「スタンド・バイ・マイ・ウーマン」は名曲。
スラッシュのギター・ソロがカッコいいオープニングの「フィールズ・オブ・ジョイ」もいい。


LENNY KRAVITZ - Mama Said - It Ain't Over 'til It's Over ★★ (2004-02-01 01:50:15)

軽快なストリングスが心地良い名曲!!休みの日の昼下がりに聴くとやたらとハマってしまいます。


LIMP BIZKIT - Significant Other ★★ (2004-08-19 19:20:00)

2000年前後は「時の寵児」のごとく持てはやされたにもかかわらず、次作を最後に失速、ギタリストが脱退してバンドの勢いも後退、今では唾棄されるとまでは
いかないにしても、あまり良くいわれることのないリンプ・ビズキットですけど、このアルバムは素晴らしい出来だと思う。ヒップホップとヘヴィメタルの融合
といったって最近じゃなんの珍しさもないですが、このアルバムでの彼らは最高にポップ!!!ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランド、
兄貴分のコーンのジョナサン・デイヴィスなどをゲストに迎え、ヴァラエティ豊かでありながら一気に聴かせてしまう。
シングルになった「ジャスト・ライク・ディス」「ヌーキー」、ライヴでも定番の「ショウ・ミー・ホワット・ユー・ガット」が好き。


LINKIN PARK - Hybrid Theory ★★ (2004-03-07 16:43:00)

90年代の終わりごろ以降に登場してきたアメリカのバンドっていうのはことごとく捕らえどころのないバンドだし、
リンキン・パークもそのうちのひとつだと思うのですが…
このアルバムを評するときには「高品質な」という言葉がピッタリかもしれません。まさに計算づくの「商品」という印象が強いです…(良くも悪くも)
メロディがとても綺麗だし、劇的さを演出する曲構成も見事なんですが、どこか空虚に冷たく響く…
「はいはい、またミクスチャーか。メロディも綺麗だね。それで、だから何なの?」という…
AFNをつけてればそれこそイヤというほどこの種の音楽を聴くハメになるんですけど、
捉えどころが分からないというか、このどこに向かうわけでもない空虚さっていうのは今の時代を反映してるんですかね…


LIONSHEART - Lionsheart ★★ (2004-02-18 00:05:00)

硬派な正統派ヘヴィメタルに様式美ギターというたまらない組み合わせ。
スティーヴ・グリメットのヴォーカルも声に張りとツヤがあって耳に心地よい。
上の方々も書かれてるように、中古屋でほとんどタダ同然で売られています。これはライヴの酷さが怒りを買ってしまったんでしょうか。
個人的には、売ったり買ったりを繰り返しているという不思議なアルバム。売ってはみるものの、時々聴きたくなるというか…安いし。
うーん、でも、ねぇ…
スティーヴ・グリメットのルックスもなぁ…ありえないよなぁ…うん。


LITTLE ANGELS - Jam ★★ (2004-12-08 18:48:00)

「ヤング・ゴッズ」を推す声の方が多いみたいですけど(というかリトル・エンジェルスに投票した人自体あまりいないみたいなのですが…)、
でも「ジャム」もなかなかの力作です。同時期に活躍したクワイアボーイズやサンダーに比べると、圧倒的に陽気で明快、ゴージャスでポップ、
ともすると何でもアリのあっけらかんとした英国ロックです。豪快。ホーンやらいろんな楽器が入ってくるし。
ギタープレイは前2者とくらべるとパワフルでちょっとHR/HM寄りなとこもある。ビッグなギターにビッグなメロディー、ビッグなサウンド。
このアルバム、トビー・ジェプソンの伸びやかなボーカルが映えるポップな曲揃い。「ポップ」ったってボン・ジョヴィのそれとは違うけど。
アタマの2曲はポップにぶっ飛ばす名曲。個人的なお気に入りは10曲目の「アイ・ワズ・ノット・ロング」。
ゴージャスでドラマチックな哀愁ポップ・ロック。ベン・フォールズ・ファイヴかというぐらいに弾きまくるピアノと悶絶モノのギターソロがいい。
あと12曲目のキンクスのカヴァーもいいですよ。


LITTLE ANGELS - Jam - I Was Not Wrong ★★★ (2004-12-14 20:59:12)

このアルバムの中でも出色の出来!!!哀愁を含んだ青春ポップロックンロール。ともかく「哀愁」!!!
トビーの涙チョチョ切れるパワフルな歌唱も素晴らしいけど、このギターソロ!!!
ホーンでゴージャスに盛り上げておいて、哀愁の旋律へと雪崩れ込んでく…これは悶絶モノ。
裏で鳴ってるベン・フォールズに肉薄するぐらいの弾きまくりのピアノもいいですねー。最高。


LITTLE FEAT - Waiting for Columbus ★★ (2005-04-20 20:26:00)

1978年発表のローウェル・ジョージ在籍時代の集大成的なライヴ盤。いわゆる「名ライヴ盤」と名高いアルバムです。
2002年に、CD化にともない削られていた2曲と大量の未発表ライヴ音源を収録した2枚組デラックスエディションが出ているので
これから聴いてみようという方はそちらを(個人的には1枚組CDでも十分楽しめるけど…)。
「ニューオーリンズ・ファンク」「セカンドライン・ファンク」とも呼ばれる、ヘヴィメタルからすれば超「ゆるーい」グルーヴの上を名手ローウェル・
ジョージのスライドやビル・ペインの鍵盤が駆け巡ります。ともかく「気持ちいい」の一言!!熱くもなく冷たくもない体温に近いぐらいの「ぬるま湯」に
どっぷり浸かっている感じ。ローウェルはクスリでボロボロだったらしいですが、でも演奏は最高です。「代表曲」はほとんど聴けるし。
特に続けざまに演奏される「デキシー・チキン」→「トライプ・フェイス・ブギー」のあたりは最高!!
でも普段HR/HMを専門に聴いていて「まっすぐ」なビートに慣れている人には距離を感じてしまう音楽かも…


LOU REED - Transformer - Perfect Day ★★★ (2004-12-10 10:51:31)

ルー・リードのアルバムは1枚も手元にないのですが、映画「トレインスポッティング」の
サントラに入っていたので、そこで聴きました。退廃的な雰囲気の美しいシンプルなバラードです。
歌詞はドラッグにまつわるもので、すごく退廃的。ドラッグをキメた状態で過ごす一日が
「パーフェクト・デイ」とかそんな感じ。
あと、この曲をデュラン・デュランがカヴァーしてるのですが、原曲に忠実でこちらも良かったです。
ルー・リードも気に入ってるみたいですし。


LYNYRD SKYNYRD - Second Helping - Sweet Home Alabama ★★★ (2005-02-24 19:26:17)

有名曲。オリジナルは全米8位。この前再放送していた映画「フォレスト・ガンプ」でも流れてました。
サントラにも収録されています。(ライヴバージョンではありませんが…)
アーシーなギター(3本)、ソウルフルなコーラス、跳ねるようなピアノ。
…まさしくアメリカ、そして「サザンロック」ですね。


MADONNA - The Immaculate Collection - Vogue (2004-02-01 12:29:42)

マドンナの曲について語れるほどの知識はありませんけど、この曲はカッコイイです。
あの千手観音みたいな手の動きをするダンスも含めて。


MANIC STREET PREACHERS - Everything Must Go ★★ (2004-06-10 02:49:00)

MANIC STREET PREACHERSはイギリスはウェールズ出身のバンドであり、イギリスでは国民的なバンドです。
音楽性の変遷やサイドストーリーは「MANIC STREET PREACHERSを語れ」のところで、クーカイさんがおっしゃられていますが、
バンド初期のパンキッシュなハードロックからスタートして、今作あたりからストリングスを多用したメロディアスなサウンドにシフトしていきました。
若々しい猥雑な「ハードロック」サウンドが聴きたければ初期の作品を聴いてもらった方がいいんでしょうけど、
イギリス本国で国民的な人気バンドになっていったのも、この「EVERYTHING MUST GO」以降の作品です。
それまでの作品と比べて過剰なほどのメロディアスなロックに照準が絞られている感じがします。
ヒットした「A DESIGN FOR LIFE」「EVERYTHING MUST GO」あたりは彼らの代表曲といってもいいぐらいで超名曲。
他にも「KEVIN CARTER」「AUSTRALIA」をはじめ、「ELVIS IMPERSONATOR…」「THE GIRL WHO WANTED…」「FURTHER AWAY」など名曲ばかり。
ともかく超メロディアスなロックなので、このバンドを聴いたことがない人も聴いてみて下さい!


MANIC STREET PREACHERS - Everything Must Go - A Design for Life ★★★ (2004-04-02 21:31:45)

これは超がつくほどの名曲。アルバム「エヴリシング・マスト・ゴー」からの大ヒットシングル。
綺麗なメロディ、重厚なストリングス、雄雄しく力強いヴォーカル、ドラマチックな展開、ラウドなギター。
大仰でメロディアスな音楽が好きな人なら間違いなく気に入るであろう名曲です。


MANIC STREET PREACHERS - Everything Must Go - Everything Must Go ★★★ (2004-04-02 21:32:59)

はじけるようなポップさとストリングスを配した分厚いサウンド、
若々しくも力強い声でメロディアスな旋律を歌いあげるヴォーカル。名曲!!


MANIC STREET PREACHERS - Forever Delayed - Suicide is Painless ★★★ (2005-04-21 15:37:12)

初期の曲だけどオリジナルアルバムには未収録。ベスト盤「FOREVER DELAYED」には収録されています。
まだまだ洗練されていないけど、若々しく美しい珠玉のメロディがとても素晴らしい!!…そして後半からはギ
ターとともに疾走!!今の彼らでは絶対やらないであろうハードロック的な展開も最高です。名曲!!切ないです。


MANIC STREET PREACHERS - Generation Terrorists ★★ (2005-02-13 18:55:00)

個人的には、落ち着いた「EVERYTHING MUST GO」以降も名曲を出し続けていると思いますが、やっぱりこのアルバムは「カッコいい」ですね。
若々しく前のめりで猥雑なのに、奇跡的に美しいロックンロール。この時期の彼らには近作にはない魅力がやっぱりあります。
「YOU LOVE US」「MOTORCYCLE EMPTINESS」「LITTLE BABY NOTHING」「STAY BEAUTIFUL」「SLASH AND BURN」やら何やら、ともかく名曲の連打。
ちなみにこのアルバム、各国でヴァージョンが違うようです。アメリカ盤は曲数を絞り込んで、米国風な(大味というか)質感へとリミックスされています。
自分は何も知らずにこちらの米国盤をはじめ買ってしまったのですが…英国盤と日本盤はオリジナルで、米国盤よりもはるかに曲数も多いです。
…で98年に再発された日本盤には最後の最後に「MOTOWN JUNK」がボーナストラックとして挿入されています。


MANIC STREET PREACHERS - Generation Terrorists - Little Baby Nothing ★★★ (2005-04-21 15:43:29)

切なくも美しいメロディが最高です。若いですね~!!トレイシーなんとか(ホントは知ってるけど)
という女の人がコーラスやってます。なぜかハマってますね。


MANIC STREET PREACHERS - Generation Terrorists - Motorcycle Emptiness ★★★ (2004-04-02 21:34:02)

切ない旋律が印象的な名曲。邦題は「撃墜王の孤独」…じゃなくて「享楽都市の孤独」。
…さすがにデビューアルバム収録だけあって、若々しい印象がありますね。


MANIC STREET PREACHERS - Stay Beautiful - Motown Junk ★★★ (2005-03-06 23:14:13)

シングルとして発表された彼らの代表曲。「REVOLUTION, REVOLUTION, REVOLUTION…」というイントロに
導かれるようにパワフルなリフが登場。歌詞は「ジョン・レノンの死なんかオレには何の意味も無かった」と
いうもので、当時物議をかもしたそう。…最新のベストアルバム「FOREVER DELAYED」にも収録されています。


MANIC STREET PREACHERS - This Is My Truth Tell Me Yours - If You Tolerate This Your Children Will Be Next ★★★ (2004-02-01 01:52:48)

1998年リリースのヒット曲。このアルバム自体がストリングスが表に出た綺麗なアルバムですけど、
この曲のメロディーはこのアルバム随一だと思います。綺麗なメロディーを書きますね、このバンドは。
邦題は確か「輝ける世代のために」でしたっけ?


MANIC STREET PREACHERS - This Is My Truth Tell Me Yours - The Everlasting ★★★ (2005-04-21 15:46:19)

アルバムの1曲目なのにバラード。メロディが超綺麗です。ともかく美しい名曲。ベスト盤のは短縮バージョンです。


MARILYN MANSON - Antichrist Superstar ★★ (2004-11-02 21:03:00)

彼のアルバムの中でも代表作に挙げられることが多い1枚。次作の「メカニカル・アニマルズ」の方が耳当たりがいいかもしれませんが。
リリース当時は外見で敬遠していたんですけど、後から聴けば曲はポップだし、ティーンの絶大な支持を獲得していたことが納得できますねー。
80年代にオジーやらプリーストやらがPMRCに攻撃されて云々、という話はヘヴィメタルの歴史をお勉強すると良く出てくる話ですが、
現代におけるそれはマリリン・マンソンなんでしょうか。もっともそれも一昔前までの話かもしれませんが。
…ところで数週間前、テレビでマイケル・ムーアが以前に監督したドキュメンタリー映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」を見ました。
個人的にマイケル・ムーアという人に興味は無かったんですけど、政治的な立場云々は別にしても、面白い映画だと思いました。
この映画にマリリン・マンソンが登場してマイケル・ムーアからインタビューを受けているんですけど、
ずいぶんと冷静に自分の置かれている状況を分析していて、それがマンソンの音楽が有害だと騒ぎ立てる人たちと対比する形で描かれていました…
まあ映画を鵜呑みにしてもしょうがないんですけど、印象的なシーンでした。


MATCHBOX TWENTY - Yourself or Someone Like You ★★ (2005-03-09 21:43:00)

(本国アメリカでは)96年発表、彼らのデビューアルバムにしてアメリカだけで1200万枚以上の売り上げを記録した大ベストセラー。
ハードロックにはくくれないだろうけど、意外と骨太のギターサウンドなので普段HR専門の人でも抵抗なく聴けると思います。
過度にシリアスになるわけでもない、また逆に道化になるわけでもない、重すぎず軽すぎず、しごく「真っ当な」「等身大の」アメリカン・ロックです。
アメリカでも幅広い年齢層に人気らしいのですが、不思議と浮き足立っている印象はありません。しっかりと大地に足を落としている感じ。
テレビで彼らのライヴを見たことがありますが、ロブ・トーマスのヴォーカルはもとより、バンドの演奏力も確か。
それに本当にどの曲も「良い曲」ばかり。(後半、ちょっと地味だけど…)シンガロングできるメロディが素晴らしいです。
「REAL WORLD」「3 AM」「PUSH」「BACK 2 GOOD」がシングルヒット。他にも名曲多数。
…このアルバムが気に入った人はフーティー&ザ・ブロウフィッシュの「クラックド・リア・ヴュー」というアルバムも是非聴いてみてください!!
こちらは少しフォーキーですが、メロディのいいアメリカンロックを思う存分堪能できる名盤です。どちらも中古で死ぬほど安し買えますし…


MATCHBOX TWENTY - Yourself or Someone Like You - Long Day ★★ (2004-02-01 12:35:59)

本国アメリカで大ヒットになったデビュー・アルバム「ユアセルフ・オア・サムワン・ライク・ユー」には良い曲が揃ってます。
日本人にしてみると、どこにでもありがちなアメリカのシンプルでポップなロック・サウンドかもしれないですけど、
そのさりげなさというか素直さがすごく良い。メロディも上質だし。


MCAULEY SCHENKER GROUP - Nightmare: The Acoustic M.S.G. ★★ (2005-03-13 20:44:00)

日本盤限定のアコースティック・ミニアルバム。期せずして「好盤」です。
「THANK YOU」に至るまで90年代前半はアコースティック街道まっしぐらのシェンカーですが、アコースティックでのプレイも素晴らしいですね。
人気の高いMSG初期の楽曲はなく、いずれもロビン期の楽曲で占められていますが、逆にロビン時代の曲だからこそ
この企画がハマったのかもしれません。あくまでボーカルの旋律/楽曲主体というか。
ともかくアルバム全編を欧州の湿り気/哀愁が支配しています。このアルバムで聴けるロビンの声も情感たっぷりでいいですね。


MEAT LOAF - Bat Out of Hell - Bat Out of Hell ★★★ (2004-01-31 16:05:08)

3000万枚ものセールスを記録しいるモンスターアルバムのタイトルトラックで、
ミートローフの代名詞的な楽曲。いまのライヴでもラストに演奏されるハイライト・ナンバー。
大作だが、次から次へとひたすらドラマチックに展開するロック史上に残る傑作。
ヘヴィメタルが好きという人は気に入る人が多いのでは。もうワーグナー級。


MEAT LOAF - Bat Out of Hell - Heaven Can Wait ★★★ (2004-04-02 21:27:23)

25年以上前にリリースされたデビュー・アルバムに収録されているバラード。
シンプルでリリカルなピアノをバックにして、ミートローフが歌い上げるメロディーは美しい。
ミートローフの曲のメロディーの中でも1,2を争う曲。


MEAT LOAF - Bat Out of Hell II: Back Into Hell ★★ (2004-01-31 00:02:00)

1977年発表のオバケ・アルバム「バット・アウト・オブ・ヘル」の続編。
1993年発表で作曲はジム・スタインマン、プロデュースはトッド・ラングレン。例によって欧米で大ヒットを記録してしまう。
アメリカでは冷遇されていた時代もあるんですが、ヨーロッパではずっとその人気は根強かったみたいですね…
欧米で「ワーストな曲ランキング」というのをやると、毎回のようにミートローフの曲がランクインされます…
最近あったその種のランキングでは今作からの大ヒット曲「愛のためにすべてを捧ぐ」が堂々とランクインしてました。
そんなに嫌いならどうしてこんなに売れるんだ?と思ってしまうのですが…
もっとも好き嫌いの激しそうなミュージシャンではあると思います。悪趣味といえるまでにドラマチックさを極限まで押し進めた音楽性。
欧米でここまでこの巨漢シンガーのアルバムが売れまくるというのは「ミートローフ」という存在が、
ギャグすれすれのオペラポップシンガーとして大衆に広く受け入れられているからじゃないでしょうか?
たぶん「アイツまだ曲出したりとかしてんのか」とかとかそんなノリで聴いてるのでは?
曲はひたすらドラマチック、聴くものを飽きさせない。最高のエンターテインメント。


MEAT LOAF - Bat Out of Hell II: Back Into Hell - Objects in the Rear View Mirror May Appear Closer Than They Are ★★★ (2004-04-02 21:26:30)

タイトル長い!このアルバムの中でもかなりのロングサイズ。
「これぞジム・スタインマン!」とう重厚で劇的なバラード。
ハイライトはギターソロに入っていくところ。感動の極致ですね。
ヘヴィメタルが好きな人はこういうのはたいてい好きなのでは?


MEAT LOAF - Bat Out of Hell II: Back Into Hell - Rock and Roll Dreams Come Through ★★ (2004-04-02 21:29:05)

オリジナルはジム・スタインマン名義でリリース済み。
大作揃いのこのアルバムの中では、コンパクトな楽曲だ。メロディーがいい。


MEGADETH - Countdown to Extinction ★★ (2004-02-05 00:59:00)

90年代ヘヴィメタルの名盤。全米2位でダブルプラチナムを記録しているように、メガデスのアルバムの中では一番ヒットしたアルバム。
だけど特別市場に迎合したとか、ポップな曲を入れたとかそんな印象はない。
作品を受け入れる側の市場の好みが1992年という時代になって変化したというべきか。
伝統的なヘヴィメタルっぽさは薄れて、前作よりもソリッドさを増した楽曲がズラッと並ぶ。
今作からの「シンフォニー・オブ・デストラクション」とか「スウェッティング・バレッツ」はその後のライヴでの重要なレパートリーとなり、
メガデスの代表曲となる。…これ以外にも名曲が多数収録されている。
「スキン・オン・マイ・ティース」「フォークロージャー・オブ・ア・ドリーム」などなど。
日本盤ボーナス・トラックの「ブレイクポイント」と「ゴー・トゥ・ヘル」も良い曲。できれば日本盤を。


MEGADETH - Cryptic Writings ★★ (2004-02-05 01:04:00)

この時代のほかのヘヴィ・ロック作品と比較しても時代錯誤ではなく、彼らに決してひけをとらない堂々たるHMアルバムだと思います。
メガデス独特な味もキッチリ出しながら、アグレッシヴでキャッチー(語弊があるが)なヘヴィメタルを展開している。
いい曲が揃っていると思います。「シー・ウルフ」はファンにとってまさに求めていた曲らしいですが、
むしろ「トラスト」「アイル・ゲット・イーヴン」「ユーズ・ザ・マン」みたいな、独特のポップセンスを持ったヘヴィメタルが魅力的。
しかし後々から考えればここまでだったようです。メガデスが名実ともに成功していたといえるのは。
次作の「リスク」からは曲作りの焦点を失ってしまい、バンドはメンバーの脱退の後、崩壊の道をたどってしまう。
ところで、ムステインとマーティが「笑っていいとも」のエンディングに登場したのってこのころでしたっけ?


MEGADETH - Peace Sells... But Who's Buying? - Wake Up Dead ★★★ (2005-02-19 18:15:49)

「カッコいい!!」の一言。鋭利に跳ねるギターリフの応酬。無茶苦茶スリリングなギターソロ。鳥肌モノの名曲。


MEGADETH - Youthanasia ★★ (2004-01-31 21:43:00)

あまり最高傑作に推されることがないのですが、個人的にはメガデスのアルバムの中で一番好きですねー。
それ以前のメガデスの音楽性と比べると、哀愁漂う雰囲気やメロディが強調されていることなど結構異色な作品のように思えますが、
そこが心地よくて何度でも聞きたくなってしまう作品です。素晴らしいメロディ・センスを持ってますね、彼らは。
ジャケットもなんか好きだしね。よーく見ればおっそろしい光景なんですけど、ハッキリした色彩で好みです。
1曲目「審判の日」から4曲目の「トゥー・ル・モンド」までの4曲はメガデスの楽曲の中でも1,2を争うと思うのですが…


MEGADETH - Youthanasia - Addicted to Chaos ★★ (2004-11-17 22:58:23)

アルバム「ユースアネイジア」のなかで一番好きな楽曲。
ヘヴィなリフに哀愁のヴォーカル・メロディーというこのアルバムの美点はこの1曲に凝縮されているといってもいいと思う。
マーティー・フリードマンのメロディアスなギターソロがいい。


METAL CHURCH - The Human Factor ★★ (2004-02-03 03:24:00)

メタル・チャーチは本当にヘヴィメタルが好きな人のためのバンドだと思う。演奏している彼らもヘヴィメタルが本当に好きなんだろうなあ、と。
エッセンスだけを抽出したかのような音楽性は飾り気はなく無骨ですが、逆に好きな人にはたまらない…
何の装飾もないからこそ、逆に魅力的。「ヘヴィメタル」っていうのはもともとこんなにカッコいい音楽なんだよなあ…


METAL CHURCH - The Human Factor - The Final Word ★★★ (2005-02-15 18:46:14)

分厚く鋭利なリフにグイグイと引っ張られる。雄雄しいヴォーカル、ドラマチックな展開、
抜群のタイミングで入ってくるGソロ…名曲。


METALLICA - Garage Inc. ★★ (2004-02-06 22:00:00)

いいアルバムだと思います。ヘヴィなロックンロールアルバム。
恥ずかしながらDISC1でカヴァーされている楽曲のうち、オリジナルの曲を聴いたことがあるのはレナード・スキナードぐらいであとははじめて聴く曲ばかりです。
オリジナルを知らないので、オリジナルに比べてどうなっている、とかいうのは分からないんですけど、
このアルバムがすごくカッコイイ、ちゃんとメロディもある、ヘヴィなロックアルバムであることは間違いないと思います。
やっぱりこれはロード・リロードを経て、歌モノロックまでにも理解を示すようになったからこその産物じゃないでしょうか?
かりさんも言われてましたけど、なにせ当時ヒットしていた英国のオアシスやらヴァーヴ、あるいはスミスの名もインタビューで挙がってたくらいですから。
でも自分が好きなのはマーシフル・フェイトのカヴァーなんですけど。


METALLICA - Load ★★ (2004-01-30 22:30:00)

昔からのファンから総スカンを食った賛否両論の1枚。でも自分にとっては彼らの作品の中で1,2を争うぐらいに好きな作品。
そもそも「BLACK ALBUM」からメタリカを聴き始めた自分にとっては、少しは抵抗があったにせよ、わりとすんなりと好きになったアルバムでした。
速さはないですが、余裕たっぷりにグルーヴィーかつメロディの立った懐の深い楽曲、そして明らかに向上した演奏能力。
メインストリームに擦り寄ったというより、レイドバックした普遍的な米国ロックに接近したといってもいい内容で、
そういうのが好きな自分としては願ったり叶ったりなアルバム。メタリカファンとしては失格かもしれないですけど。
先入観なしに聴けば、とても完成度が高く聴きやすい作品だと思うし、仮に彼らが大衆に迎合しようとしていたとしても、
ブラック・アルバムからリロードにいたるまでのこの路線は、彼らが進化を続けていく上で必要な通過点だったと思います。
こういう挑戦を経てまた「セイント・アンガー」のようなハードコアな作品をリリースする。
個人的には「セイント・アンガー」は???だったが、つくづく懐の深いバンドだと思った。


METALLICA - Load - 2 X 4 ★★ (2004-11-18 11:17:52)

前作でいえば「SAD BUT TRUE」に位置する楽曲ですが、ヘヴィネスよりグルーヴ、
まさに横ノリのグルーヴで聴かせる楽曲。
アルバム発表前のライヴでも演奏されていて、確かそれを見たバーンの特派員もあまり良い評をしてなかったはず…
(このとき披露されたのがこの曲と「RELOAD」に収録された「DEVIL'S DANCE」で、
それもムリもないとは思うのですが…)


METALLICA - Load - Ain’t My Bitch ★★★ (2004-11-18 11:15:32)

後から聴けば「BLACK ALBUM」はまだメタリックなザクザクッとした音色でしたが、
今作のギターの音はよりナマのザラザラッとした音に近づいています…
本作を録音するために鍛錬を重ねたというタイトなリズムセクションに支えられたヘヴィでややファーストなロック。
カークのスライド・ソロは有無を言わせぬカッコ良さがあります。


METALLICA - Load - Bleeding Me ★★ (2004-11-18 11:30:24)

やや大作なんですが、メロディアス&ドラマチックな曲。
静と動が曲のあちこちであって、ドラマチック&ダイナミック。
…ですが、じっくりと聴いてるとしつこいと感じてしまう人もいるかも…


METALLICA - Load - Cure ★★ (2004-11-18 11:36:58)

打って変わってミドルテンポのグルーヴィーな曲。前の曲がメロディアスなので、逆にこのシンプルさが
心地良い。シンプルなギターリフがグルーヴをつくりだし、そこにヘヴィなバンドサウンドが
はいってきます。曲の随所で差し込まれるカークのフレーズが曲のいいアクセントになってます。


METALLICA - Load - Hero of the Day ★★ (2004-11-18 11:27:49)

これもシングル曲。(つまり「取っ付きやすい」(?))
メロディが立っているし、ジェームズも歌い上げているし、もはやパワーバラードといってもいいのでは??
オーケストラとの競演盤「S&M」での、この曲のようなメロディアスな曲は相性が良かったです。


METALLICA - Load - King Nothing ★★★ (2004-11-18 11:25:52)

シングル曲。ミドルテンポだけどかなりキャッチーでわかりやすい楽曲です。
延々とサステインされたギターに導かれるようにして、ジェームズのヘヴィなリフが飛び込んできます。
なんといってもこの曲のききどころはサビのうねりにうねるメロディー。
ライヴ・ビデオでの、この曲のジェームズのパフォーマンスはカッコよかった。


METALLICA - Load - Mama Said ★★ (2004-11-18 11:50:29)

シングル曲。カントリーかサザン・ロックといったようなアコースティック風味ですけど、
とても叙情味があって、シンプルなコーラスが美しい楽曲。
別にメタリカがこの曲をやらなくてもいいじゃないか、という人も多いかもしれませんが
やっぱりメタリカもヘヴィメタルバンド云々以前に「アメリカのバンド」ということで…
でも後半にはしっかりとディストーション・ギターが入ってきてドラマチックに終わりを迎えます。


METALLICA - Load - Poor Twisted Me (2004-11-18 11:39:15)

ミドルテンポのややスローよりなリズム。確かにそれほど派手さはない曲ですが…
サビのときに鳴らすカークのフレーズがいいアクセントになってます。ギター・ソロもカッコいい。


METALLICA - Load - Ronnie ★★ (2004-11-17 23:03:45)

「ロード」を毛嫌いする人にとっては、おそらく「ハウス・オブ・ジャック・ビルト」と並び、
このアルバムのなかでもっともとっつきにくい曲だと思う。(この曲を聴くまでにもう聴くのをやめてる?)
ルーズなリズムに、ざらついているけどタイトでグルーヴィーなギターリフ、
メロディアスなヴォーカル・メロディーという、このアルバムを象徴するような楽曲だ。
「ロード」肯定派の人でも、「ロード」は収録時間が長すぎて後半がダレるという話を良く聴くけど、
そんなことはないと思うんだけど…


METALLICA - Load - The House Jack Built (2004-11-18 11:21:27)

「2バイ4」よりもさらにテンポを落とした「スロー」といってもいいほどの曲。
「ロード」を受け付けない人にとっては、おそらく嫌いであろう曲かもしれません。
でも、コーラスのところはメロディーがなかなかキャッチー。
だけどトーキング・モジュレーターをつかったギターソロもちょっと退屈かなぁ…


METALLICA - Load - The Outlaw Torn ★★ (2004-11-18 11:55:46)

「RELOAD」のほうも最後の曲は「FIXXXER」という大作。むこうは8分ですが、
こっちの「OUTLAW TORN」は10分近くもあります…
この10分近くもある楽曲は、ひとつの印象的なギターリフを軸に展開。盛り上がる部分は
とてもカッコいいですが、それ以外の「ブレイク部分」的なところはちょっと退屈かも…


METALLICA - Load - Thorn Within ★★ (2004-11-18 11:52:42)

「LOAD」の中ではメロディアスな曲のひとつ。メロディアスだし、歌い上げるジェームズの
ヴォーカルもいい。…良く「退屈」と評される「LOAD」の後半ですが、結構良い曲が多いです。


METALLICA - Load - Until It Sleeps ★★★ (2004-11-18 11:23:24)

これは名曲といってもいいかと…「ロード」が嫌いな人でも、この曲にはそれほど抵抗は
ないんじゃないでしょうか??メロディーは綺麗だし、バッキングもダイナミック。
ギターソロも結構メロディアスだし。


METALLICA - Load - Wasting My Hate ★★ (2004-11-18 11:41:15)

「ロード」のなかでも速い曲。(でも速いといっても「FUEL」や「PRINCE CHARMING」ぐらいの
速さですが…)「タイトなバンドサウンド」がカッコいい。バンドサウンドが一体となって、
ひとつひとつのフレーズをキメていくのが気持ちいいです。


METALLICA - Master of Puppets ★★ (2004-02-21 15:44:00)

素晴らしいアルバム。ヘヴィメタルという音楽の中でバイブルとされるアルバムの一枚。
素晴らしさはわざわざ自分が言うまでもなく、上の方々の言うとおりです。
「バッテリー」に始まり「ダメージ・インク」で終わる構成美。隙がない。
激烈さにメタリカ独特の叙情性をブレンドした「キル・エム・オール」以降の路線は、この「マスター…」で完成。
これほどのアルバムを完成させたことだけでも凄いけど、
むしろ、メタリカの凄みはこのアルバムで完結しなかったことにあると思うし、そこが他のヘヴィメタル・バンドとは決定的に違うところ。