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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600

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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600
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PAUL MCCARTNEY(WINGS) - Wingspan - No More Lonely Night ★★ (2004-02-01 02:28:15)

ポール・マッカートニー名義の「ブロードウェイのなんちゃら」というアルバムに収録されている曲。
曲自体もメロウなバラードでいいんだけど、この曲の主役はエンディングで素晴らしいギターソロを披露している
ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアだと思う。
少しエキセントリックながら、素晴らしいソロを弾いている。


PEARL JAM - Binaural - Grievance ★★ (2005-04-03 00:20:18)

すれっからしな疾走曲。エディーの声も耳に気持ちよくて最高にスリリング!!
カラッカラに乾いたアメリカの大地に吹き付ける嵐みたい。


PEARL JAM - Binaural - Insignificance ★★ (2005-04-03 00:48:00)

メロディもギターリフもそうなんだけど、独特の魅力を持った曲です…
哀愁を漂わせながら疾走するコーラスのところがカッコいい。


PEARL JAM - Binaural - Light Years ★★★ (2005-04-03 00:24:17)

シングルカットもされた曲(ファーストシングルだったような…)。なんか不思議な旋律だけど、
どことない哀愁があって良いメロディーです。ギターソロのところのメロディアスながら起伏の激しい展開も好きです。


PEARL JAM - Philadelphia Pennsylvania 9.1.2000 ★★ (2004-11-17 01:12:00)

タイトルが長い!パール・ジャムのライヴ盤をレビューしたらキリが無いような気もしたのですが…
パール・ジャムはいつでも音楽ビジネスに挑戦するようなことが好きで、そのひとつがこの数え切れないほどのライヴ盤シリーズ。
彼らは、ブートレッグをわざわざ高い金を出して買うファンのために、この当時のツアーのライヴ音源をすべて放出することにした。
スタジオ盤のほうが音の密度が濃く、音圧も高いような気もするけど、代表曲がズラッとならんだコンサートを追体験できるのはライヴ盤ならでは。
CD店で数え切れないほどのCDを、周りの目も気にせず(笑)、とっかえひっかえ抱えてはチェックして、自分にとってベスト選曲なのを選んだのがこのアルバム。
タイトル通り、2000年発表「BINAURAL」当時のツアーのアメリカ・フィラデルフィア公演を録音したもので、演奏の質も良い。
「ONCE」「EVEN FLOW」「BLACK」「JEREMY」「PORCH」「GO」「ANIMAL」「DAUGHTER」「DISSIDENT」「ELDERLY WOMAN IN A SMALL TOWN」
「LAST EXIT」「SPIN THE BLACK CIRCLE」「CORDULOY」「BETTER MAN」「RED MOSQUITO」「GIVEN TO FLY」「LIGHT YEARS」、
そして「YELLOW LEDBETTER」と、(「ALIVE」「REAR VIEW MIRROR」「NOTHINGMAN」といった曲はないものの)ほとんどの代表曲はおさえている。
蛇足だけど、ラストの「YELLOW LEDBETTER」のブレイク部分でギタリストのマーク・マクレディが、
オジーの「CRAZY TRAIN」とメイデンの「THE NUMBER OF THE BEAST」のリフを弾いている。
やっぱりグランジ/オルタナっていっても、音楽的にはハードロック/ヘヴィメタルとの境界線は曖昧だったんだなー、と改めて思った。


PEARL JAM - Rearviewmirror: Greatest Hits 1991–2003 - Yellow Ledbetter ★★ (2005-04-03 01:03:51)

2003年にリリースされたB面集にも収録されてました。オリジナルアルバムには未収録なんですが、
初期からライヴでは必ずといっていいほど演奏されるぐらいの重要曲です。ゆったりと
落ち着いたテンポのメロディアスなバラード(?)。朗々と歌い上げるエディーのボーカルがいい。


PEARL JAM - Ten ★★ (2004-01-31 23:09:00)

デビューアルバムであり、グランジという音楽の金字塔的な作品。個人的には高校の頃、メロディアスハードばかり聴いていた自分を
それ以外の音楽へと向かわせてくれるキッカケとなったアルバム。…というのもうなずける話でクーカイさんのおっしゃる通り、
このアルバムは彼らのアルバムの中で一番HR/HM寄りなアルバム。もっとも分厚い音像だし。
それと、ニルヴァーナと比較されることの多いパール・ジャムだけど、彼らの方がより伝統的なハードロックに近い音楽性といえると思う。
「イーヴン・フロウ」「ワンス」「アライヴ」「ブラック」「ジェレミー」といった楽曲は後々のライヴでも重要なナンバーとなる。名曲。
セカンド以降のアルバムと比べると、今作は「ウェット」というか「濃密」な印象がある。エディー・ヴェダーのボーカルもとてもエモーショナル。
楽曲もどれも「聴かせる」ものばかりで、とても良く練られている。
カート・コバーンが自殺してから相当の歳月が流れたけど、彼らはいまだもって地道にアメリカン・ロックの覇者として活躍している。大好きなアルバム。


PEARL JAM - Ten - Black ★★★ (2004-04-02 21:14:34)

デビューアルバムに収録されているパール・ジャムのアンセム的な楽曲。
ヴォーカルのエディー・ヴェダーが歌詞を描いているんですが、彼の両親は小さい頃に離婚していて、
この歌は彼の家庭環境、どうしようもない絶望感というか閉塞感のことを歌っていたと思います。
それがハッキリしない閉塞感に悩む同世代の若者たちに支持されたそうです。


PEARL JAM - Ten - I've Got a Feeling ★★ (2004-02-01 04:04:38)

ビートルズのカヴァー。オリジナルは1970年発表の「レット・イット・ビー」に収録されている。
このパール・ジャムのアルバムではタイトルの表記がないし、
シークレット・トラックというかボーナス・トラックみたいな扱いだけど、
本編にはない余興的な感じと、エディーのブチ切れたヴォーカルがいい。


PEARL JAM - Ten - Jeremy ★★★ (2004-04-02 21:11:38)

淡々とした雰囲気でありながらメロディの美しい名曲。
ライヴでのラストの観客との合唱する部分も良い。


PEARL JAM - Ten - Once ★★★ (2005-04-03 00:53:07)

デビューアルバムの1曲目。イントロからあの印象的なギターリフが切り込んでくる瞬間は
本当にゾクゾクします…オーソドックスだけどワウを使ったスリリングなギターソロもカッコいいです。


PEARL JAM - Ten - Porch ★★ (2005-04-03 00:58:20)

今でも結構頻繁にライヴで演奏されるみたいです。初期の名曲のひとつ。
拙速なギターリフのところと、重厚なウネリのコントラストが気持ちいい。
勢いのまま突っ込んでいくギターソロもいいです。


PEARL JAM - Vitalogy ★★ (2004-02-28 01:15:00)

自分はあくまでもHR/HMリスナーであるらしく、「VS」がストレートでかなりとっつきやすい印象を受けるのに対して、
「ヴァイタロジー」というアルバムは、何曲かの良く分からない曲があることで、散漫な印象を受けてしまうのですが…
バンドの怒りがぶちまけられた作品らしいですけど…それでも良い曲が多いのは間違いないです。
「コーデュロイ」はライヴでの演奏の方が好きだけど、「ラスト・イグジット」「ブラック・サークル」「ナット・フォー・ユー」などなど…
「ナシングマン」や「ベター・マン」とか寂しさと美しさが同居する名曲も。
次作の「ノー・コード」以降のアルバムは、ギターの歪みがとれ、曲調の方もバラけてくるので、
メタルを主に聴いている方にオススメできるスタジオ・アルバムはこの「ヴァイタロジー」までかな…


PEARL JAM - Vitalogy - Better Man ★★★ (2005-04-03 00:30:56)

哀愁をまきちらしながら疾走するロックンロール。カッコいいです。
一転にして晴れやかになるコーラス部分は爽快ですね。でも歌詞はとてもシリアス。
どこへも逃げ場のない現実をエディは描写してます。…名曲!!


PEARL JAM - Vitalogy - Corduroy ★★★ (2005-04-03 00:34:52)

彼らの楽曲の中でも最高にスリリングな楽曲ひとつだと思います。リフがカッコいい!!
98年のライヴ盤「LIVE ON TWO LEGS」でオープニング曲として収録されてるけど、最高にカッコいいです。
らーしょんさんのおっしゃる通り、スタジオ盤のバージョンより数段魅力的です。
クールなギターフレーズから怒涛のギターソロになだれ込んでいくところはハイライト。名曲!!


PEARL JAM - Vitalogy - Spin the Black Circle ★★ (2005-04-03 00:37:44)

ともかく疾走疾走疾走…パンキッシュな疾走ナンバー。一糸乱れぬバンドサウンドがカッコいい!!


PEARL JAM - Vs. ★★ (2004-02-28 01:08:00)

「テン」の大成功を受けて、発売後一週間の売り上げ枚数の記録を塗り替えた(当時)セカンドアルバム。93年発表。
最終的には全米だけで1000万枚近くのセールスを記録しました。HR/HM一辺倒のリスナーだった自分にとっても聴きやすかったアルバム。
かなり作りこまれていてウェットでエモーショナルな感じの前作「テン」に比べるとザラザラと結構乾いた質感になっているけど、
曲自体はともかくストレートなので、パール・ジャムをこれから聴いてみようという人には今作がオススメです。
「ゴー」「アニマル」「ドーター」「ディシデント」「RVM」などなど…彼らのライヴのハイライト曲や代表曲が目白押し。傑作。


PEARL JAM - Vs. - Animal ★★★ (2005-04-03 00:27:32)

最高にスリリングなロックンロール!!ライヴでは定番。独特の跳ねるようなグルーヴ感が気持ちよすぎ。
エディーのザラついた声も曲にハマりまくりです。勢いのままなだれ込んでいくギターソロのところは
たまらない。パール・ジャムの曲のなかでも個人的に五指に入ります。名曲!!


PEARL JAM - Vs. - Daughter ★★ (2005-04-03 00:42:51)

有名曲。ライヴでも定番です。パール・ジャムはこの「V.S.」アルバムから結局シングルを
カットしなかったんですが、この曲と「エルダリー・ウーマン」は当時のアメリカのラジオでも
頻繁にかかっていたそうです。…リズミカルなアコースティックギターのバッキングな印象的な曲です。
メロディはシンプルだけど、ところどころカッコいいギターフレーズが登場します。なかなかの名曲。


PEARL JAM - Vs. - Glorified G ★★★ (2005-04-03 01:10:28)

ザラついたギタートーンで、最初はわりかし音の隙間のあるミドルチューンなんですが、
ヘヴィなギターリフが絡んでくるところはホントにカッコいいです。
エディーのシャウトもキマってます。メロディアスなギターソロもスリリング。名曲!!


PEARL JAM - Vs. - Go ★★★ (2004-04-02 21:12:59)

セカンド・アルバムのオープニングナンバー。暴走してる曲。
ライヴでのヴァージョンはさらにテンポが速くなり、ハイライトになっている。
ギター・ソロに流れ込んでくるところがカッコいい。


PEARL JAM - Vs. - Rearviewmirror ★★★ (2005-04-03 01:07:18)

「リア・ヴュー・ミラー」です。名曲。アップテンポですがサビのところの独特のウネリが気持ち良い。
ところどころに挟んでくるギターのフレーズがいいアクセントになってます。スリリング。


PEARL JAM - Yield - Given to Fly ★★★ (2005-04-03 00:15:22)

アルバム「ノー・コード」以降の楽曲でも屈指の曲!!それまでになかったような開放感というか、
高揚感はたまらないですね。エディーのボーカルも思い切り曲にハマっていてカッコいいですね。名曲!!


PET SHOP BOYS - Please - West End Girls ★★★ (2004-02-01 02:33:35)

ペットショップボーイズのデビュー作であり、哀愁あふれる歌メロとラップが絡む面白い構成。
デビュー作にして、ペット・ショップ・ボーイズの代名詞的な曲です。エイティーズの
コンピレーションに良く入っている、80年代を代表する1曲。ハードロックではないですけど。


PET SHOP BOYS - Very ★★ (2004-01-31 17:43:00)

ガンマ・レイがアルバム「パワープラント」で「イッツ・ア・シン」をカヴァーしたペット・ショップ・ボーイズです。
もちろんハードロックではないです。エレクトロ・ポップとでもいいましょうか?ニューウェーヴっぽいニールのボーカルはゲイリー・バーデン以上にヘロヘロ。
でも、哀愁のメロディーの奏でるニール・テナントのへなへな声は琴線に触れるものがあります。ともかくメロディが綺麗。
アルバムの最後に収録されている「ゴー・ウェスト」はヴィレッジ・ピープルのカヴァーですけど、これは誰しも知っている曲なんじゃないかなと思います。
イギリスでサッカーの応援するときによく流れる歌らしいですが、何かとよく耳にするメロディです。
「ヴェリー」はペット・ショップ・ボーイズのアルバムの中でも比較的明るめな1枚ですが、ペットショップボーイズ特有の哀愁のある泣きのメロディ、ポップセンスは健在です。
シングルヒットした「キャン・ユー・フォーギヴ・ハー」「ゴー・ウェスト」はポップだし、
「いつもはこんな僕じゃない」「リベレーション」「シアター」「トゥ・スピーク・イズ・ア・シン」はメロディがとても綺麗。
中古CD屋に行ったら、間違いなく捨て値で売られているアルバムなので、見つけたら是非聴いてみてください…


PETER GABRIEL - So ★★ (2005-03-06 16:18:00)

世界的な大ベストセラーになったようにワールド・ミュージックへのアプローチなど、ピーターガブリエルの前衛的な一面が
影を潜めているからなのか、最初聴いたときはあまり印象の濃い「音」ではないと個人的には感じました。
そんな自分がレビューするのもおこがましいんだけど…でも、ともかくこの「SO」は、純粋に印象深い楽曲がズラリと並ぶベストセラー・アルバム。
あの大ヒットシングル「スレッジハマー」やケイト・ブッシュとの名デュエット「DON'T GIVE UP」(名曲!!)が収録されているアルバム。
ほかにも「RED RAIN」やら「IN YOUR EYES」やら「BIG TIME」やら純粋に良い曲がいっぱい入っている。
「DON'T GIVE UP」はこのポジティヴなメッセージからかいまだにイギリス国民に愛され続けているらしいですね。


PHIL COLLINS - Serious Hits Live ! ★★ (2004-11-10 00:34:00)

1990年発表。フィリ・コリンズの最も華やかなりし頃をとらえたライヴ・アルバム。
当時はまだジェネシスと二束のわらじを履いていて、ジェネシス「インヴィジブル・タッチ」は大ヒット、
ソロでは「アナザー・デイ・イン・パラダイス」でグラミー受賞、と80年代のフィル・コリンズの勢いって改めて凄まじい。
本作は、大ヒット・アルバム「バット・シリアスリー」リリース後のライヴ・ツアーからの録音であり、これでもかと続く大ヒット曲の数々はただ圧巻。
また、フィル・コリンズのヴォーカルはライヴだからといって乱れることなく、とてもエモーショナルに歌い上げていて本当に素晴らしい。
オープニングの「ウェイ・トゥ・ヘヴン」、シュープリームスのカヴァー「恋はあせらず」、全米1位獲得の「トゥー・ハーツ」といったアップテンポの曲はただただ楽しいし、
「セパレート・ライヴス」「グルーヴィー・カインド・オブ・ラヴ」、そして超名曲「アゲインスト・オール・オッズ」といった珠玉のバラードに感動。
本当にどの曲も良い曲で、ハート・ウォーミングな雰囲気が全編を覆い、夢見心地なき分にさせてくれる素晴らしいライヴ盤だと思う。
たぶん中古CD店には著しく廉価で並んでいると思うので是非。確かDVDも出ている。


PINK CREAM 69 - One Size Fits All ★★ (2004-02-06 01:43:00)

やっぱりアンディデリスって独特のポップセンスがありますよねー。
ハロウィン加入以降もいい曲を書いてますけど、
ピンククリームの最高傑作とされる今作においても独特のポップセンスは全開。
哀愁があるけど、アンディの奇妙なポップセンスも光るこのアルバムはとても好きです。
ただピンククリームのアルバムはこれしか聴いていないので、これが他のアルバムと比較してどうかってことはちょっと分からないんですけど…


PINK CREAM 69 - One Size Fits All - Livin' My Life for You ★★ (2004-11-17 23:27:39)

「ワン・サイズ・フィッツ・オール」のオープニング・ナンバー。
アンディ・デリス独特のヴォーカル・メロディーが光る。
アンディのシャウトとともにギターソロへとなだれ込んでいく部分は、ドラマチックでいい。


PINK FLOYD - Atom Heart Mother ★★ (2004-08-19 02:24:00)

あの牛のアルバムです。なんといってもタイトル曲が素晴らしい。あとの曲は「イフ」はともかく、初心者の自分には良く分からない世界です。
やっぱりタイトル曲「ATOM HEART MOTHER」に尽きます。特に後半、バラバラだった音がひとつの音へと収斂していくところは鳥肌が立つほどにカッコいい!!


PINK FLOYD - P·u·l·s·e ★★ (2004-05-29 22:03:00)

「全盛期とは比べ物にならないほどに弛緩した大御所バンドの集金ツアー」などと揶揄されていたツアーの音源なんですが、
そんな批判も吹っ飛んでしまうほどの素晴らしい内容です。
何より楽曲の力が圧倒的だし、壮大な宇宙の中に放り込まれたような音空間には恍惚とさせられます。
ただ、ピンク・フロイドというバンドはライヴにおける光の使い方に並々ならぬ情熱を注ぐバンドであることは有名で、
ライヴビデオを観ればまたCDとは一味も二味も違う感動を味わえるが、楽曲と演奏の素晴らしさはCDでも勿論味わえる。
何よりも目玉は「狂気」の再現ですが、完全版「コンフォタブリー・ナム」でのギルモアのソロも圧巻。


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon ★★ (2004-08-19 03:05:00)

自分もこのアルバムに関しては「人類最高峰の芸術作品」といっても過言ではないように思いますが、
このアルバムに限らずピンク・フロイドの音楽の基本にあるのはブルーズ・ベースのデイヴ・ギルモアのギターを軸とした叙情的なロックなので、
このアルバムの思想的な面に特に興味の無い人でも充分楽しめる内容になっていると思う。
とはいえ、この作品をここまで欧米におけるベストセラーたらしめているのはロジャー・ウォーターズがこのアルバムの中で描いた世界観であることも事実かもしれません…
自分も結局、ロジャー・ウォーターズがなにをいわんとしているのか何か釈然としないというか、分かりかねるところもあります。
結論から言えば最終曲の「エクリプス」が終わった後につぶやかれる台詞にこのアルバムがいわんとしていることが集約されているというのですが、
ここでは要するに「結局、月に裏側なんてない。どちらも真っ暗なんだ」という内容のことを言っていて、
つまりはこのアルバムが言いたいのは8曲目「ブレイン・ダメージ」でいう「狂気と正気は紙一重」ということだというのですが…うーん。


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon - Brain Damage ★★ (2004-02-06 23:20:30)

タイトルの「ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン」という言葉が登場するのはこの曲だけ。
歌詞もこのアルバムのテーマをそのまま表現しているので、このアルバムの中でも最も重要な曲なのかもしれない。
次の「エクリプス」とセットになっていて、この2曲はアルバム「狂気」のなかでも一番感動するところ。
音楽的にも美しく、ドラマチックでいい。


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon - Time ★★★ (2004-02-06 23:25:30)

ピンク・フロイドの曲の中でも1,2を争う有名な曲。
デイヴ・ギルモアのギターソロもドラマチックで有名なソロですが、
…にしてもロジャー・ウォーターズは胸にグサリと来る歌詞を書きますねー。


PINK FLOYD - The Division Bell ★★ (2004-01-31 08:40:00)

思想的な支柱だったロジャー・ウォーターズが脱退してからというもの、
デイヴ・ギルモア主体のピンク・フロイドはただ昔の栄光のサウンドの外観をなぞっただけの「フロイドもどき」と揶揄されることも多かった。
たしかにこのアルバムにはロジャー時代のような差し迫った緊張感も鋭さも無い。
でも、純音楽的に聴けばギルモアのギターはもちろん、幻想的な雰囲気、奇跡的に美しいメロディと非常に素晴らしい内容だ。
特にラストの「ハイ・ホープス」の荘厳な雰囲気、それと天にも昇るようなギルモアのギターの美しさといったら…


PINK FLOYD - The Wall ★★ (2004-01-31 09:00:00)

1979年発表のロック史に残るコンセプト・アルバム。アメリカの売り上げだけでも2300万枚を超える超大ベストセラーでもある。
このアルバムでの主役はロジャー・ウォーターズであり、デイヴ・ギルモアはギター職人と化している。
従来よりプログレ的な音像は影を潜めて、分かりやすくなった幻想的なメロディもいいのだが、
このアルバムの魅力の大半を占めているのはロジャーの提示した歌詞をもとにしたアルバム・コンセプトだ。
一言でいえば「他者との間に築いてしまった壁」ということなのだが、ロジャーいわく「コミュニケーションすることの重要性」のことを言っているらしい。
たぶんアルバムを聞き流しただけではそれほど良い作品とは思わないのではないだろうか?かく言う自分もそうだったので…
あくまで歌詞やアルバム全体の文脈の中で聴かなければ、???というような楽曲も多いのでは?(特に1枚目の後半)
でも2枚目の「ヘイ・ユー」以降は楽曲自体のメロディの質が押しなべて高く、楽曲単体で聴いてもOKだと思う。


PINK FLOYD - The Wall - Comfortably Numb ★★★ (2004-02-01 02:38:45)

歌詞はとても内向的で痛々しいです。壁の内側でひきこもってしまっている主人公。
「幼かった自分も大人になって夢も消えてしまった」と…この楽曲をここまで劇的なものにしているのは、
ギルモアのギターソロでしょう。このソロは素晴らしすぎます…


PINK FLOYD - The Wall - Hey You ★★★ (2005-03-06 15:36:47)

あまりに切ない名曲。壁の内側にひきこもってしまっている人に語りかけるような歌詞がともかく素晴らしい。
ひとつひとつのフレーズが胸に迫ります。切なすぎる…
ギルモアのギターソロは泣きまくり。そして曲の最後のところのロジャーのうわずった叫びのヴォーカル。
ギルモアが歌うこの曲はいまいちピンと来なかったりします。…ともかく、すべてが感動的で胸を打ちます。


PINK FLOYD - The Wall - Is There Anybody Out There? ★★★ (2005-03-06 15:43:47)

ガットギターによる小曲ですが…本当に切なく美しい曲です。


PINK FLOYD - The Wall - Nobody Home ★★★ (2004-02-06 23:10:53)

すごく美しいメロディですけど…一人取り残されたかのような孤独感を歌った歌詞は切ない。
「翔んでいきたい野心もあるのに、翔んでいく場所なんかどこにもない」か…
ロジャーのベルリンでのライヴでは、ソファーに座って孤独感に打ちひしがれるロックスターを演じてました。


PINK FLOYD - The Wall - Run Like Hell ★★ (2005-03-06 15:55:00)

ロジャー脱退後のフロイドのライヴでも重要な演目になってる曲。
「ウォール」収録の他の曲とは一線を画するアップテンポで「走りまくる」曲。
ディレイもすごく印象的だし、何かに突き動かされるような感じがあります。


PINK FLOYD - The Wall - The Show Must Go On ★★ (2005-03-06 15:50:13)

絶望的な前の曲からすると曲調も穏やかな小曲なのですが…歌詞は本当に切ないです。
「僕の人生はどこかで何かが狂ってしまった…」「それでもまだショウを続けないといけないの??」
クイーンの曲にも同名の曲がありますけど、ニュアンスは正反対ですね。


POISON - Flesh & Blood ★★ (2005-03-10 21:14:00)

いくらコアなロックファンに叩かれようとライヴで驚異のギターソロ/ドラムソロを強行するあたり、
さぞかし強い心臓の持ち主なのだろうと思いきや、やはり彼らも人の子。内心ではいつまでも子ども扱いされることを快く思っていなかったのか、
ブルース・フェアバーン起用で前作よりかなり成熟したサウンドに。それでも彼らのポップセンス/メロディーセンスはずば抜けてます。
どれもいい曲ばかり。「LIFE GOES ON」や「SOMETHING TO BELIEVE IN」といった泣けるバラードも本当に素晴らしいです。
でも、このアルバムを制作するためにブルース・フェアバーンから演奏面でかなりしぼられたらしいです…CCデヴィル、良くがんばった!!


POISON - Look What the Cat Dragged In - Talk Dirty to Me ★★★ (2005-02-13 22:41:38)

副題「私にもっと汚い言葉をはいて」という素晴らしくバブリーなロックンロール。でも名曲。
自分は後追いで聴いたんですけど、CCデヴィルは下手だというのを散々雑誌とかで目にした後に、
この曲を聴いたので「どこがそんなにヘタなの??」と疑問に思ったのを覚えています。


POISON - Native Tongue ★★ (2005-03-10 22:39:00)

ブルース・フェアバーン起用に始まったポイズンの「大人への脱皮計画」ここに極まれり、という感じです。
…というかここまで変わるか??という変貌ぶり。2曲目の「スクリーム」からしてブッたまげます。超絶ギタープレイ。ずば抜けてます。
3曲目の「スタンド」。これはシングルにもなったようですが傑作だと思います。マンドリンやゴスペルなコーラスまで持ち込んで、
アメリカのルーツ・ミュージックをうまく取り入れた名曲。リッチーのギターソロは(恐らくレガートやスキッピングといった)テクニックをまじえながらも、
とてもツボをおさえたソロを繰り広げてます。これは名ソロ。…この2曲はこのアルバムの中でも特にインパクトのある楽曲です。
あと9曲目のアコギによるリッチーのギターインストは耳を引きますが、あとは一聴ではやや地味な曲も多くて結構聴き込みを要する内容になっていると思います。
技量は思いっきり向上していますが、音楽性の劇的な変化に賛否は分かれるかもしれません…でも、なかなかの好盤だと思います。
コッツェン・ファンの人も聴いてみては??(もう聴いてる??)


POISON - Native Tongue - Stand ★★ (2004-11-18 00:23:06)

リッチー・コッツェンのセンスのいいギターワークと、ポイズンのポップセンスが見事に合致したバラード。
シングルにもなったけどヒットには結びつかなかった。(この時代ならムリもないけど)
曲調はカントリーやゴスペルなどアメリカの古い音楽の影響が顕著なもので、
これがリッチーのギターととても相性がいい。特にギターソロは秀逸。
この空間にドンピシャという素晴らしいソロ。


POISON - Open Up and Say... Ahh! ★★ (2005-03-10 21:02:00)

88年のセカンド。彼らのアルバムの中で一番売れたアルバム??確かに音は軽いかも。でも曲はどれもいいです。
ヒットしてベスト盤にも入ってる「NOTHING…」「FALLEN…」「EVERY ROSE…」「YOUR MAMA…」以外にも
「GOOD LOVE」やら「LOVE ON THE TRACKS」やらともかく名曲の宝庫!!
あんまり聴く前から「下手」「音が軽い」「ルックスだけ」という評判を聞きすぎたせいか、
実際に聴いてみると、「なんだ、むちゃくちゃ真っ当なバンドじゃん」と拍子抜けしたのを憶えてます。なんだ、弾けてるじゃん、と。
でも批判の矛先が向けられやすいバンドっていうのはどの時代にもいますよね??チャラチャラしてる、演奏がヘタ、音が軽い、
キャーキャーいわれてるだけ、オリジナリティがない、誰かのパクリetcetc…。
…ポイズンの例があるので、世間のこういう悪評はもう話半分に聞くことにしました。良いバンドです、ポイズンは。


POISON - Poison's Greatest Hits ★★ (2004-01-31 21:56:00)

ベスト盤を挙げるのは反則かもしれないんですけど、このベスト盤はお買い得だと思います。音質は向上してるし、
ヒットシングルを一気に聴けるし、ブルース・サラセーノ(でしたっけ?)が参加している当時の新曲も聴くことができる…
どんなに揶揄されようとも、これだけのヒットシングルを飛ばしてきたポイズンのポップセンスはやっぱりスゴイです。
あとリッチー・コッツェンがギターを弾く「STAND」も名曲。渋い。


PRETTY MAIDS - Jump the Gun ★★ (2004-12-13 20:03:00)

ロジャー・グローヴァーがプロデュース。イアン・ペイスが「YOUNG BLOOD」にドラムで参加。
プリティ・メイズの最高傑作かどうかは自分は分かりませんけど、とても高品質のHMアルバムだと思います。
…今作は若干キーボードが鬱陶しく感じる曲が何曲かあるのも事実ですが、メロディ、パワー、叙情性、どれをとっても
正統派HMの秀作と言うにふさわしいと思います。「ATTENTION」はこの時期を代表する彼らの疾走曲ですけど、
個人的にはそれほど疾走せずとも、キャッチーなメロディーとパワフルなリフで押し切る曲のほうが好感。
ラストの「DREAM ON」はご愛嬌的な曲ですけど、ロニーって案外ソウルフルなボーカルもこなせるんですね??意外と音楽的な素養が幅広いのかも。


PRETTY MAIDS - The Best Of...back to Back ★★ (2005-03-10 23:20:00)

98年発表。デビューから「SPOOKED」までのベスト盤です。すりっぷのっとさんのおっしゃる通り、選曲はとてもツボをおさえたもの
になっていると思います。(自分も彼らのアルバムを全部持っていないにもかかわらず、そう言い切らせてもらいます…)
アルバム一枚聴いていても流れが非常にしっかりしているし、それにデビュー以降、彼らがいかにコンスタントに良曲を発表してきているか良く分かります。
デンマークという、一応北欧という出身地でありながら、あくまでパワフルなリフで押す正統派ヘヴィメタルサウンドは
時代によってキーボードを取り入れたりと少し変化を見せながらもその魅力は不変です。
デンマーク語で歌われているというラスト17曲目もいいです。初めて彼らを聴く人にオススメ。名企画盤。


PRIMAL SCREAM - Give Out but Don't Give Up ★★ (2005-03-06 17:54:00)

94年発表。「ROCKS」のシングルヒットとともに、イギリスではベストセラーに。
アルバムごとにスタイルをまるごと変えてしまうことで有名なバンドですが、傑作とされる前作「スクリーマデリカ」のアシッドハウスから、
今作ではアメリカ南部音楽に彼ら独自のテイストをふりかけた、素晴らしくカッコいいルーズなロックンロールをやっている。
この時期にボビーらメンバーがドラッグにおぼれていたりとバンド内部の状態がかんばしくなかったこともって、
このアルバムはPSのアルバムの中でも良い評価をされていない。でも、楽曲は「JAILBIRD」や先述の「ROCKS」を筆頭にどれも強力。
中盤にちょっと地味な曲が続くのをさっぴいてもとてもいいアルバムだ。
「CRY MYSELF BLIND」「I'LL BE THERE FOR YOU」といった力の抜けたエモーショナルなバラードではとても泣かせてくれる。
70年代ストーンズだったりアメリカ南部ロックが好きな人にはオススメ。あとクワイアボーイズみたいなロックンロールが好きな人にも是非。


PRIMAL SCREAM - Give Out but Don't Give Up - Funky Jam ★★ (2004-02-01 02:44:24)

1994年のイギリスでの大ヒットアルバム「ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ」収録。
このアルバムでは前作と打って変わって、70年代ストーンズのようなレトロなアメリカ南部音楽を追求。
腰を落としたカッコいいロックンロールなので、クワイアボーイズみたいのが好きな人もすんなりと
聴けると思います。この曲はあまりストーンズっぽさはないです。
…自分はこの曲が収録されてる「ギヴ・アウト…」以外、あまり聴くことがないのですが…


PRIMAL SCREAM - Screamadelica ★★ (2005-03-18 16:27:00)

91年発表、彼らの最高傑作とされるばかりか、1991年という年を代表する1枚ともされているアルバム。間違ってもHR/HMじゃないのでご注意を。
このあたりの音楽を掘り下げて聴いているわけではないので上滑りなことしかいえませんが、「ダンサブル」「トリップ感」「肉体的な躍動感」
といった言葉が浮かびます。…「COME TOGETHER」と「LOADED」は彼らを代表する名曲でしょう。黒い女声コーラス、跳ねるようなピアノ、
けだるいボーカル、のレイドバックしたロックンロールがダンスフロアに頭ごと突っ込んだ、という。大音量で聴いてると思わず身体を突き動かしますね。
むちゃくちゃカッコいい。「HIGHER THAN THE SUN」の何ともいえないトリップ感も聴いててゾクゾクしてきます。
本作の「MOVIN' ON UP」や「DAMAGED」みたいなレイドバックな曲が好きな人は94年の次作も間違いなくハマるでしょう。


PRIMAL SCREAM - Screamadelica - Loaded ★★★ (2005-02-18 01:06:53)

彼らの代表曲。…アシッド・ハウスとは~、当時のUKクラブシーンでは~とか自分には語れないけど、
カッコいいものはカッコいい。要するにダンスミュージックとロックの融合。
1つ1つの楽器を聴いていても案外楽しめる。
3分50秒あたりからリズムパターンが変わって、ギターのカッティング→黒い女声コーラス→ベース
→鍵盤→ホーンと徐々に楽器が増えていくところが好き。


PRIMAL SCREAM - Trainspotting - Trainspotting ★★★ (2005-02-18 00:48:56)

「ヴァニシング・ポイント」にもこの曲の短いヴァージョンが収録されていますが、
96年の映画「トレインスポッティング」のサントラに収録されていたこのオリジナルは10分を超えます。
「ダブ」というんでしょうか??ゆったりとした空間の中、同じフレーズを演奏し続けます。
…どういうわけか飽きません。心地良い陶酔感。


PRINCE - Around the World in a Day - Condition of the Heart ★★★ (2005-02-10 08:06:41)

6分48秒もある壮大な音世界。美しいピアノの独奏、そこにギターが絡んでくる冒頭の部分は鳥肌モノ。
曲全体が美意識に覆われている感じ。プリンスの世界に浸れます。ともかく美しい!!


PRINCE - Diamonds and Pearls ★★ (2005-02-16 00:01:00)

91年発表のヒットアルバム。90年「GRAFFITI BRIDGE」以降のプリンスはそれまでの彼と比べると評価が低いんですけど、
逆に初めて聴く人にはこちらの方が聴きやすいのでは??勿論曲のクオリティは無茶苦茶高いです。名曲目白押し。
イントロが印象的な「THUNDER」にはじまり、女声と絡む名バラード「DIAMONDS AND PEARLS」、ねちっこくポップな「CREAM」、
クールでファンキーな「GET OFF」、風変わりな旋律が魅力的な「MONEY DON'T MATTER 2 NIGHT」などなど、
一聴してもとっつきやすいであろう名曲がズラリと並びます。「CREAM」は全米1位。


PRINCE - Emancipation ★★ (2005-02-16 00:20:00)

腕にはめられた手錠をひきちぎるジャケット、「EMANCIPATION=解放」というタイトル…などなどプリンスにとって精神的充実期にリリースされた3枚組。
実際、人生のパートナーにめぐり合えたりと、とても良好な時期だったらしい。マスコミ向けの新作披露パーティーなんかもやってました。
1枚60分が3枚で計180分ジャスト(本当に「ジャスト」)。しかもクオリティは総じて高い…
…と改めて天才っぷりを発揮。(あまり「天才」「天才」と言うべきじゃないけど、この人は本当に「天才」…)
大雑把に分類すると、1枚目は「ファンキー」、2枚目は「スウィート」、3枚目は「実験的(?)」。2枚目が好きと言う人は多い。
プリンスにしては珍しいカヴァーも3曲収録。「BETCHA BY GOLLY WOW」「I CAN'T MAKE YOU LOVE ME」「ONE OF US」、どれも秀逸だけど、
なかでも「BETCHA…」は美しい。シングルにもなり、当時ラジオで頻繁にかかってました。
それら以外で、個人的に強いて5曲挙げるとしたら、「JAM OF THE YEAR」「GET YO GROOVE ON」「SEX IN THE SUMMER」「THE HOLY RIVER」
「LET'S HAVE A BABY」あたりかな…HARRYさんのおっしゃる通り、中古で意外と簡単に手に入るので機会があれば是非。


PRINCE - Emancipation - Betcha by Golly Wow! ★★★ (2004-02-01 02:49:39)

1996年の3枚組「イマンシペイション」の1枚目に収録されているバラード。
滅多に他の人の曲のカヴァーをすることがないけど、これはプリンスにしては珍しいカヴァー曲。
「スタイリックス」という人たちのカヴァーらしい。知らないけど。
だけど、この曲の持つポジティヴなエネルギーはスゴイ!!ファルセットしまくり。


PRINCE - Love Symbole ★★ (2005-02-16 00:42:00)

92年発表。ジャケットのどこを見ても「THE LOVE SYMBOL」などというタイトルはないのですが、便宜上そういうことになっています。
基本的には前作「DIAMONDS AND PEARLS」の延長線上なんですが、前作が若干あっさりしていたのと対照的に、
本作ではプリンス印のねちっこく濃密なファンクを展開。
グルーヴィーな「MY NAME IS PRINCE」、ファンキーでクールな「SEXY M.F.」、軽快でメロウな「LOVE 2 THE '9S」、
名バラード「THE MORNING PAPERS」、恍惚とさせられる「DAMN U」、シングルにもなったゴージャスな「7」…
…などなど曲のタイプはさまざまながらクオリティの高い曲がズラリと並びます。


PRINCE - Lovesexy - Eye No / Alphabet St. / Glam Slam / Anna Stesia / Dance On / Lovesexy / When 2 R in Love / I Wish U Heaven / Positivity ★★★ (2005-02-13 17:33:52)

衝撃的な裸のジャケのアルバム「ラヴセクシー」の1曲目。「EYE NO」と書いたんですけど、
ジャケットには「EYE」のところに「目」が。…で本来の意味(?)は「I KNOW」。
幻想的なインストが突然終わって、ファンキー&超ポップな本編に。カッコいい!!
声の効果音あり、ラッパあり、たまらん音のギターあり、とプリンスワールド全開。


PRINCE - Parade(Soundtrack) - Sometimes It Snows in April ★★★ (2005-02-10 07:59:27)

スチールギターとピアノというプリンスにしては珍しいバックで奏でる静かなバラード。
独特の雰囲気を持ったメロディーですが、とても美しい!!
夜に聴いても浸れますが、むしろのどかな休日の午後みたいなイメージがします。
SOMETIMES IT SNOWS IN APRILというタイトルも何とも。最近のライヴでも演奏されたみたいですね。


PRINCE - Purple Rain(Soundtrack) ★★ (2005-02-15 23:51:00)

プリンスの代表作。アメリカだけで1000万枚以上の売り上げを記録している大ベストセラー。本人主演の同名映画のサントラ。
曲は全部ポップなのにプリンスワールド全開。代表曲も多数収録。「LET'S GO CRAZY」と「WHEN DOVES CRY」は全米1位。
彼のヴォーカル、ギターを心行くまで味わえる感動の大作「PURPLE RAIN」は圧巻。ほかにもちょっと風変わりな「TAKE ME WITH U」、
激情のバラード「THE BEAUTIFUL ONES」、ポップな「I WOULD DIE 4 U」、ちょっと時代を感じるけどノリノリな「BABY I'M A STAR」、
…などなど名曲目白押し。興味がある人は是非聴いてみてください。


PRINCE - Purple Rain(Soundtrack) - The Beautiful Ones ★★★ (2005-02-10 08:13:58)

確かマライア・キャリーのカヴァーヴァージョンもあるバラード。
浮遊しているようなサウンド。感情剥き出しのプリンスのヴォーカルは凄まじい。
前半の端正なサウンドから後半は激情のクライマックスへ。


PRINCE - Sign “☮” the Times ★★ (2004-08-18 21:54:00)

87年発表。最高傑作との呼び声も高い2枚組。「PURPLE RAIN」以降、一年に1枚のハイペースで次々と作品を発表。
にもかかわらず、今作は2枚組という分量でリリースされる。しかもアルバムの雰囲気に合わないとしてボツにされた楽曲は膨大な数にのぼったらしい。
80年代のプリンスは「神懸かり的」とか「天才」とか良くそういう表現をされます。でも、後追いで聴いた自分からすると、
超人的なリリースペースがスゴいのは分かるけど、どれだけ彼の音が当時斬新で革新的だったかというのは分からなかったりします。
でもこのアルバムは「斬新」とか「革新的」とかいう評論家的な事以前に、名曲が次から次へと飛び出す素晴らしいアルバムだと思います。
「SIGN OF THE TIMES」「IF I WAS YOUR GIRLFRIEND」「PLAY IN THE SUNSHINE」「YOU GOT THE LOOK」「ADORE」をはじめ、
「HOUSEQUAKE」「STRANGE RELATIONSHIP」などなど名曲ばかり。
プリンスの声って自分にとってはものすごくツボです。一聴すれば彼と分かるぐらい特徴のある粘着質な声は気持ちいい。


PRINCE - The Gold Experience ★★ (2004-01-31 19:18:00)

80年代のプリンスはよりエキセントリックな少ない音数の作品を発表していましたが、95年発表のこの「ゴールド・エクスペリエンス」は
非常にカラフルでポップ、それに良い意味で大衆的な作品なのでハードロックを中心に聴いてきた人にも耳馴染みがいいと思います。
特に好きなのは当時ヒットした「モースト・ビューティフル・ガール」というバラードなんですが、とても美しい!!!
ほかにも「ゴールド」「アイ・ヘイト・ユー」「ドルフィン」はメロディーが綺麗だし、「Pコントロール」「エンドルフィンマシーン」もポップでカッコいい。
たぶん中古CD屋にお求め安い値段で置いてあるので、興味のある人は聴いてみてください。


PROCOL HARUM - A Whiter Shade of Pale - A Whiter Shade of Pale ★★★ (2004-02-01 02:52:57)

このバンドはこの曲しか知りません。
だけどこれが音楽史上に残る超名曲なのは間違いないと思います。
これだけ美しくドラマチックな曲はなかなかないですねー


QUEEN - A Day at the Races - Somebody to Love ★★ (2004-02-04 14:27:02)

ゴスペル風のコーラスも重厚なクイーンの名バラード。
ジョージ・マイケルの方を先に聴いたんですが、あちらも甲乙つけがたいですねー。


QUEEN - A Day at the Races - You Take My Breath Away ★★ (2004-02-07 02:34:51)

耽美でクラシカルなピアノによる弾き語りのバラード。
曲の細部までフレディの美意識で埋め尽くされてる感じ。
綺麗な曲ですねー。


QUEEN - A Kind of Magic - A Kind of Magic ★★ (2004-02-04 11:51:40)

80年代クイーンを代表する曲。
ハードロックでじゃないかもしれませんけど、とてもいいメロディだと思います。
もっと評価されてもいいのでは?
曲の随所に入り込んでくる、ブライアンのギターのフレーズがとても良い。


QUEEN - A Kind of Magic - Friends Will Be Friends ★★ (2004-02-07 02:17:21)

80年代の曲なんですね。
ウェンブリーのライヴでのヴァージョンが印象的なバラード。
切ないメロディとドラマチックな展開。


QUEEN - A Kind of Magic - One Vision ★★ (2004-02-07 02:32:22)

やっぱり自分にとって印象的なのはウェンブリーのライヴ・ヴァージョンなんですけど…
ブライアンのヘヴィなギターの音が入ってきた瞬間「クイーンのライヴだー」と高揚。
ブライアンのギターの映える、カッコいいロックナンバー。


QUEEN - A Kind of Magic - Who Wants to Live Forever ★★ (2004-02-05 09:29:35)

ライヴでは冒頭のキーボードはブライアンが弾いている。
ダイアナ妃が亡くなった後にリリースされた、
英米のミュージシャンによる2枚組トリビュート盤の1曲目に選ばれていたのは、
英国の象徴だった「クイーン」によるこの曲でした。荘厳で美しいバラード。


QUEEN - A Night at the Opera - Bohemian Rhapsody ★★★ (2004-02-04 11:32:13)

これは名曲ですねー。イギリス人の中ではいまだに人気ナンバーワンの曲らしいですが。
一曲の中にクイーンの様々な表情が共存している。
メロディアスなバラードの前半、感動的なギターソロをはさんで、オペラな中盤、
そしてテンポが変わりハードロッキングが後半、フレディのピアノに導かれるように
ドラマッチックなエンディング、とこれだけ曲調が変わっていくのはもはやプログレといってもいいほど。
この中盤のオペラパートに関しては、死ぬほど音を重ねたらしいですが。


QUEEN - A Night at the Opera - Death on Two Legs (Dedicated to...) (2004-02-07 02:27:39)

オープニングを飾るドラマチックな曲。
一曲の中でも、めまぐるしく変わる曲調とメロディーはクイーンならでは。


QUEEN - A Night at the Opera - God Save the Queen ★★ (2004-02-06 01:19:45)

イギリス国歌だけどカッコいい国歌ですねー。
でも、ロックバンドがエンディングに国歌を演奏して観客と合唱、
っていうのは日本じゃ考えられないモンね。右翼だもん、それじゃ。
もともとは「ナイト・アット・オペラ」のエンディングだけど、ライヴのラストの定番。
セックス・ピストルズに同名異曲がありますが。イギリスのライヴでは大合唱。


QUEEN - A Night at the Opera - Love of My Life ★★★ (2004-02-05 09:34:32)

オリジナル・ヴァージョンよりブライアンのアコースティック・ギターが美しいライヴ・ヴァージョンの方が
馴染みがあるのですが…でもこの曲はフレディの美声が映えます。
ライヴでの観客による大合唱も印象的なクイーンの超スウィートなバラード。
うーん、砂糖たっぷりで体がとろけそうです。名曲。


QUEEN - A Night at the Opera - You're My Best Friend ★★★ (2004-02-04 11:29:01)

ジョン・ディーコンのかいた名曲。
クイーンはスゴいですね。みんな曲がかけて、それもこんな名曲を…
3分間の間にポップのエッセンスがギュッと凝縮された珠玉の一品。


QUEEN - Hot Space - Under Pressure ★★★ (2004-02-04 11:45:35)

これは名曲ですねー。80年代なら「レディオ・ガ・ガ」とこれがベストかな…
フレディ・マーキュリーとデヴィッド・ボウイという全く声質の違うスーパースターたちの競演。
ボウイの低音の艶のある声はまさに曲のベストのところで入ってきてカッコいいです。
にしてもフレディーの声が目立ってます。派手な声ですね、フレディーは。
曲もドラマチックな展開を見せ、ブライアンのヘヴィなギターが割り込んできて、
段々と盛り上がっていくところはたまらない。


QUEEN - Innuendo ★★ (2004-02-05 02:52:00)

アルバム全体が独特の緊張感で貫かれています…フレディ・マーキュリーの死と切り離しては考えることのできないラストアルバム。
上の皆さんのおっしゃる通り、「INNUENDO」と「THE SHOW MUST GO ON」という2つの突出した名曲はそんなアルバムの性格を特に感じさせます。
不謹慎かもしれませんが、出来過ぎなほどの完璧な幕下ろし。それもクイーンらしい。


QUEEN - Innuendo - I'm Going Slightly Mad ★★ (2004-02-04 11:36:59)

スーッと背筋が寒くなるような荘厳な独特の雰囲気。
当時のフレディの状況ともあいまって、はかなげな印象を与える。


QUEEN - Innuendo - The Show Must Go On ★★★ (2004-02-01 12:15:40)

グレイテスト・ヒッツ3にエルトン・ジョンのライヴ・ヴァージョンが収められていて、これも好きなんですけど、
やっぱりフレディ・マーキュリーの声は綺麗です。もう死期も近いはずなんですが…
消えてゆく自分の命の限界を悟ってしまった人が、それにもかかわらず、
「ショウは続けなきゃいけない」と最後の意地をかけて絶唱する。
ブライアンのギターも美しい。


QUEEN - Jazz - Don't Stop Me Now ★★ (2004-02-04 14:51:02)

聴いていて少し恥ずかしくなってくるようなドラマチックな展開、爽快感抜群の曲。
メロディアスの極致ですね、これは。
テレビCMとかいろんなところで耳にしますよね。


QUEEN - Live at Wembley ’86 ★★ (2004-12-03 20:34:00)

同名のDVDも出ていますけど(これも名作!!)、英国の頂点に君臨していたクイーンのラストツアーのコンサートを完全収録した2枚組ライヴアルバム。
バンドの演奏もいいし、フレディの歌唱も文句なし。ボリュームも文句ないし、
名曲の数々が惜しげもなく次々と演奏されていくこのライヴは「最高」としかいいようがありません。
70年代に比べると80年代は時代にリンクしたポップな曲が増えますけど、
ライヴで見る彼らは、この徹底したショーマンシップといい、やっぱりカッコいいロックバンドだなーと思います。


QUEEN - Made in Heaven - It's a Beautiful Day ★★ (2004-02-06 01:22:47)

アルバム「メイド・イン・ヘヴン」の序曲。
フレディの力強い声とともに鳴るピアノの清廉な音が美しい。
レクイエムの序曲が「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」とは…なんか感じるところがありますね。


QUEEN - Queen II - Seven Seas of Rhye ★★ (2004-02-04 14:44:09)

クイーン初期のヒット。やっぱり曲調もこなれた感じがなくて若々しい感じがします。
名盤「クイーン2」の後半、ブラックサイドの最後を飾る。
フレディのピアノがキラキラとしていて、流れるようにポップ。


QUEEN - Sheer Heart Attack - Killer Queen ★★ (2004-02-04 14:24:21)

短い時間にポップの粋を凝縮したような曲。


QUEEN - Sheer Heart Attack - Now I’m Here ★★ (2004-02-07 02:20:35)

ソリッドなブライアンのギターが映えるロックナンバー。
劇的さを演出する、曲の展開のつくり方がやっぱりうまいです。
クイーンの楽曲は。


QUEEN - The Game - Another One Bites the Dust (2004-02-04 14:21:07)

この曲がこれだけ高得点だというのも意外な感じがしますが…
クイーンの曲としてはかなり異色ですけど全米制覇。
クイーンでいちばんファンキーな曲で、ブライアンがこんなギターを弾けるのが驚き。
ウェンブリーのライヴでは、ラウドなベースが強調されていたが、
オリジナル・ヴォージョンに聴けるブライアンのファンキーなカッティングがあまり聴けなくて残念。


QUEEN - The Game - Crazy Little Thing Called Love ★★ (2004-02-04 14:33:15)

邦題は「愛という名の欲望」。「地獄へ道づれ」とともに全米1位。
エルヴィスプレスリー。ロカビリー。リーゼント。
ブライアンセッツァーのカヴァーも秀逸です。


QUEEN - The Game - Play the Game ★★ (2004-02-04 14:36:57)

メロディアスでドラマティックな展開、華麗なギターソロの、まさに王道クイーン的楽曲。
スペイシーな効果音もいいですねー。


QUEEN - The Game - Save Me ★★ (2004-02-04 14:39:23)

静かなオープニングに始まり、コーラスに入って感動的に盛り上がるドラマチックな楽曲。


QUEEN - The Miracle - I Want It All ★★ (2004-02-04 11:25:50)

ハードロックというか、ほとんどヘヴィメタル並みの爆発力。
ギターソロとともに曲が爆走しはじめるところは何度聴いても背筋が震えるほどにカッコイイ。


QUEEN - The Works - Hammer to Fall ★★ (2004-02-04 11:47:54)

80年代はあんまりこういう曲がなかったから、貴重な存在。
コテコテなほどにドラマチックなハードロック。
ギターソロは超メロディアスだし、ギターソロに入るところなんかカッコいい。
最後はフレディーのシャウトで幕を閉じる。コテコテだ。


QUEEN - The Works - I Want to Break Free ★★ (2004-02-05 09:41:22)

メロディがあいも変わらず美しい。好きです。
結構80年代っぽくてポップ色が強いですけど、ウェンブリーのライヴ盤ではちょっとロックです。


QUEEN - The Works - Radio Ga Ga ★★★ (2004-02-04 11:38:59)

80年代クイーンの代表曲。「ライヴ・エイド」とか。
ライヴでオーディエンスと合唱するのが浮かんできます。
ビヨンビヨンというシンセの音が時代を感じてしまいますけど、
曲の構成はドラマチックだし、メロディは超一級品。


QUEENSRYCHE - Empire ★★ (2004-06-09 04:14:00)

彼らのアルバムを中でも一番ヒットしたアルバムですが、何も彼らの本質は変わっていません。


QUEENSRYCHE - Empire - Silent Lucidity ★★★ (2004-11-17 18:00:03)

クイーンズライク最大のヒット曲。
ガットギターから静かに始まるイントロ、ジェフ・テイトの厳粛なヴォーカル、
凛とした荘厳な雰囲気、楽曲全体が高い美意識で貫かれている。
ヘヴィメタルという音楽を代表する素晴らしいバラードのひとつだと思います。


QUEENSRYCHE - Hear in the Now Frontier ★★ (2004-09-26 13:16:00)

発売当時はあまりの酷評ぶりに敬遠していたのですが改めて聴いてみると、それまでの彼らの持ち味がすべて殺されてるわけではないです。
個人的には彼らの名作のひとつといってもいいぐらい。泣きのメロディと疾走サウンドのみをこのバンドに期待する人にはツライかもしれないけど。
グランジ的な質感を取り入れ、陰影のあるギターリフの妙とグルーヴで聴かせるアルバムとして、これはこれで良いアルバムだと思います。
そもそも80年代からドラマチックな展開の中にも、どこか「無機質的なカッコよさ」のあるバンドなので、こういうサウンドとの相性も良いように感じました。
もっとも97年といえばグランジも息絶えていましたけど。しかし、変化を恐れず新しい音楽性を模索したことは頼もしいし、実際ソングライティングは良好。
あと、随所で聴かれるクリスのギターソロはそれまでのメロディアスなものとは趣が違うかもしれませんが、曲にズバリとハマっていてスリリングです。
ところで、バンドは「オペレーション・マインドクライム2」を発表するらしい…ドリーム・シアターに影響されたのかどうだか分からないが、
これがコケてしまうと後はもう解散しか選択肢がないんじゃないでしょうか?開けてはならないパンドラの箱だと思うんですけど…
なんか過去の遺産にすがりついてるみたいだし、やっぱり行き詰まりを感じてるんでしょうか…


QUEENSRYCHE - Hear in the Now Frontier - Saved ★★ (2005-01-30 17:59:21)

ツッコミどころはいろいろありますが…(あの修行僧みたいなのは間違いなくNGでしょう。)
ライキチさんがおっしゃるようにBメロのところはグッとくるものがあります。
そして個人的にはこのギターソロは好きです。メロディのカケラもないけど「キレ」はいい。