個人的には一番聴いているアルバムだし、一番好きなアルバム。 一般的には「RAIN IN BLOOD」と「SOUTH OF HEAVEN」の中間ぐらいの位置づけにあるアルバムと評価されているはず。 「WAR ENSEMBLE」とか「HALLOWED POINT」もいいけど、ともかくタイトルトラック「SEASONS IN THE ABYSS」が素晴らしきすぎ。 緩急自在というか、楽曲に幅があって何度も何度も聴いても飽きることがありません。勿論プロデューサーはリック・ルービン。
前作とともに「グランジ」を代表するアルバム。少々荒削りな感じもあった前作までのアルバムと比べて、音がかなり整理された感じがします。 一番ヒットしたアルバムだし、聴きやすいアルバムといえるんじゃないでしょうか? サイケ風味が前作より減って、ますます王道ハードロックな音楽性。クリス・コーネルの絶叫シャウトもHR/HMリスナーにとっては馴染みやすい。 ヒットした「BLACK HOLE SUN」「SPOONMAN」をはじめ、「FELL ON BLACK DAYS」「THE DAY I TRIED TO LIVE」がこのアルバムからの代表曲。 また他にも「LET ME DROWN」「MY WAVE」「SUPERUNKNOWN」など名曲多し。
それ以降も名曲を出し続けたけど、「VITAL SIGNS」とこの「WHEN SECONDS COUNT」はアルバムとしての完成度が高いですね。 清廉なピアノの音が印象的な必殺バラード「MAN AGAINST THE WORLD」は前作の「THE SEARCH IS OVER」に決してヒケをとらないバラードだと思うし、 「HOW MUCH LOVE」やら「IS THIS LOVE」やら名曲の宝庫。 タイトルトラックの「WHEN SECONDS COUNT」にしろ、超名曲「REBEL SON」にしろ、このアルバムは聴いているとポジティヴな気分にさせてくれます。 なにしろ、「REBEL SON」は大学受験に臨む日の朝にこれを聴いて会場に向かった、という思い出深い一曲だし… この曲はVAN HALENの「DREAMS」とともに聴き手を一瞬にしてポジティヴな気持ちにさせてしまう珠玉の名曲だと思います。名盤。
メロディアス・ハードの傑作ですね。上にも書かれてますけど、オランダのバンドなんですが、 アメリカのBON JOVIやFIREHOUSEみたいなメロディアス・ハードを思わせる曲が多いかもしれません。 ライナーにも確か書いてありましたが、間に小さいインストを入れてみたりとBOSTONを思わせるような手法もあったりして… ともかくこれらのバンドが好きな人なら間違いなく気に入る内容じゃないでしょうか??特にラストの「LOVE OF MY LIFE」は本当に素晴らしかった… フレッド(デビュー当時から若いのか老けてるのか分からないルックスでした)のボーカルはまだまだ貫禄があるわけではないけど、 温かい声質でこのテの音楽に良く合ってます。セカンドも良かった。
95年リリースの傑作ライヴ盤。シリーズ2作目。1作目も素晴らしいので是非。 94年に行われたライヴで録音された音源。1曲ごとにフェイドアウトしていくので、それぞれ別々のところで録られたライヴなのですが、 ともかく演奏が素晴らしいです!!ウォーレン・ヘインズとデッキー・ベッツによるギターは全編にわたって、ともかく圧巻。 あと、録音レベルが非常に優れているので、思う存分彼らのギターを堪能できます。 全8曲収録。大半は94年リリースのスタジオ・アルバム「BACK WHERE IT ALL BEGINS」(力作!!)収録曲ですが、 「YOU DON'T LOVE ME」「IN MEMORY OF ELIZABETH REED」「JESSICA」といった曲も演奏されています。 「ELIZABETH REED」はアコースティックによる演奏。フィルモアでのこの曲が素晴らしいのは勿論ですが、ヘインズ-ベッツによるこのヴァージョンも魅力的。 個人的にはバラードの「SOUL SHINE」が好きです。心臓を鷲づかみするようなエモーショナルなギタープレイ。 …ともかく傑作ライヴ盤だと思うので是非聴いてみてください。
91年発表。89年の「STEEL WHEELS」リリース後の大規模なワールドツアーからのライヴ盤です。一枚モノ。 なぜか中古店に廉価でゴロゴロ転がってます。昔からのストーンズファンには音がカッチリしてるとか、やっぱり評判が悪いらしいのですが、 個人的にはまったく問題なしですね。最近2枚組のライヴ盤もリリースされましたが、こちらの方は結構簡単に手に入るし、 代表曲もかなり聴けるので一度聴いてみては??これからストーンズを聴こうという人にもオススメできます。 「START ME UP」「PAINT IT BLACK」「SYMPATHY…」「BROWN SUGAR」「JUMPIN' JACK…」「SATISFACTION」も聴けます。 個人的には「STEEL WHEELS」からの「ROCK AND A HARD PLACE」っていう大好きな曲が入ってるので、このライヴ盤はいまだに良く聴いてます。 一枚組なのでかけやすいし。クラプトンも1曲でゲスト参加…特にどうということはないけど。新曲も最後に申し訳程度に2曲入ってます。