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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100

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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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ABBA - Arrival - Knowing Me, Knowing You ★★★ (2004-12-05 16:24:56)

KNOWING ME, KNOWING YOU, AHA~
いやー良い曲ですねー。なんか聴いてるとホッとするメロディーです。
大好きな曲なんですけど、アバはベスト盤一枚しかもっていないので、
どのオリジナル・アルバムに収録されているのか分からなかったんですが、「アライヴァル」収録だったんですね?


AC/DC ★★ (2005-01-30 13:17:00)

あの「再来日公演」からもう4年も経つんですね…
あの日横浜アリーナで見たライヴは、生涯忘れられないだろうというぐらいの素晴らしいライヴでした。
19年という長い間待ちぼうけを食らった(自分は待ってませんが)ファンの気持ちが噴出したかのような大歓迎ムードと、
言葉で言い表せないぐらいの堂々たるバンドのパフォーマンス。
細かいジャンルの違いなんか全て飲み込んでしまうぐらいのあの存在感はまさしく「ロックの王者」でした。
やってる音楽は「シンプルの極み」なのに、それを超特大のスケールに昇華してしまうっていう…スゴいよ。
…是非また日本に来てほしいです。また彼らのライヴが見たい!!


AC/DC - Back in Black ★★ (2004-06-09 04:33:00)

泣く子も黙る超ベストセラーであり、歴史的な名盤とされる「BACK IN BLACK」ですが、実際にこの名盤を賞賛する声はジャンルを問わないですね。
AC/DCのすごいところは何のヒネリも加えずに、これだけカッコいいロックンロールにしてしまうところでしょう。
陰鬱になるわけでもない、装飾を加えるわけでもない、あるのは紛れもない素っ裸だけど無駄と隙のないバンドの音で、
それが全世界をヘッドバンギングさせてしまうのは「スゴイ」の一言です。
現在でもライヴで必ず演奏する名曲がズラリと並んでいます。「バック・イン・ブラック」や「地獄の鐘の音」などは、
もはやロックのアンセムと呼んでもいいくらいの楽曲。今作からボン・スコットの死亡にともなって、ブライアン・ジョンソンがヴォーカルに。


AC/DC - For Those About to Rock (We Salute You) - For Those About to Rock (We Salute You) ★★★ (2004-04-03 02:12:40)

ライヴのトリに演奏される名曲です。この曲のイントロを聴くと「ついに来たー」と気分が高揚。
基本的にはゆったりとしたテンポなんですけど、後半からはタカがはずれたように爆走。
挙句の果てには特大砲連発。スケールの大きいロックンロール。


AC/DC - If You Want Blood You've Got It ★★ (2004-02-03 11:05:00)

ロックのライヴ盤の名作中の名作!!!92年の「ライヴ」はもう地位もステータスも確立した大御所の堂々たるパフォーマンス、
という感じですけど、今作で聴けるAC/DCは、当然ですが「バック・イン・ブラック」で世界を制覇する以前のAC/DC、
つまりバンドとして上昇気流の中にあった彼らだし、ロックバンドらしい鋭利な刃物のような鬼気迫るAC/DCが聴けます。
ボン・スコットの噛み付くようなボーカルも個性があります。マルコムのカミソリのような鋭利なリズムギター、気持ち良過ぎ。
92年のライヴももちろん大好きですけど、こっちもいいですよ。


AEROSMITH - Aerosmith - Dream On ★★★ (2005-04-07 00:06:49)

「エアロスミスといえば??」と聴かれてイメージするのは「WALK THIS WAY」かこの曲だったりします。
これだけ印象の違う2つの曲を書けてしまうところがエアロスミスの懐の深さなのかな??
…ともかく曲全体が「哀愁」で覆われてます。70年代の哀愁、アメリカの哀愁、ロックンロール
バンドの哀愁…最高です。スティーヴンの他では聴けないようなエモーショナルなボーカルもいいし、
裏さびれて枯れたバッキングのギタープレイも最高です。彼らの中ではある意味異色の名曲かも。傑作!!


AEROSMITH - Big Ones ★★ (2004-02-05 14:52:00)

今は2枚組完全版のグレイテストヒッツもライヴ盤も出てるので、このベスト盤の有難みが薄れてしまいましたけど、
自分が高校生の頃、エアロスミスの入門編として友達に貸してもらったのは、まぎれもなくこのベスト盤であり、それはそれは重宝しました。
破格にとっつきやすくなったゲフィン時代のヒット曲が一手にまとめられているし、新曲も充実。1枚組なので聴きやすいし。
あ、でもアルマゲドンの主題歌は入ってませんよ。中古CD屋でやたらと安く叩き売られているのをよく目にします…


AEROSMITH - Gems - Chip Away the Stone ★★ (2005-04-07 00:11:51)

「あっ外部ライターがかいてるな」と一聴して分かるぐらいのポップなメロディが印象的ですが、
しっかりとギターのエッジは効いているし好きな曲です。…再結成以降はこれでもかと「歌メロ」に
心血を注ぐようになるけど、まだまだ鋭利なギターリフとのバランスを保ってます。名曲!!


AEROSMITH - Get a Grip ★★ (2004-01-30 23:34:00)

ポップで明快な楽曲がズラリと並んでいて、聴いていると気持ちが高揚してくるアルバム。
エアロスミスがいまだにアメリカン・ロックの王者として君臨してるのは、この圧倒的な「陽気さ」によるんじゃないかなーと思います。
アメリカン娯楽ロックンロールです。もちろん音楽的に素晴らしいのは言うまでもないことですけど…
再結成後の「ブルース・フェアバーン3部作」(?)のトリを務めるにふさわしい、この時点における集大成的な内容。
「ナイン・ライヴス」は今作から少し軌道修正していて、少し尖っている感じがするし。
シングルカットしなかった曲の中でもいい曲が多いです。「ゲット・ア・グリップ」「フィーヴァー」「フレッシュ」とか…


AEROSMITH - Get a Grip - Amazing ★★★ (2005-02-06 23:34:50)

スティーヴンの絶唱、ゴージャスなアレンジ、泣きまくりのギターソロ、
ひどい時期を乗り越えたからこそ胸に響く歌詞、そしてあの感動的なエンディング…
スティーヴンはこのアルバムをひとつの映画のようなものにしたかったと言っていますが、
まさに最高のラストシーンだと思います。…にしても歌詞が素晴らしい!!
「人生とはひとつの旅であり、終着地ではない。だから明日がどうなるかなんて分からないのさ」…名曲!!


AEROSMITH - Just Push Play ★★ (2004-01-30 23:47:00)

個人的にエアロスミスの傑作のひとつだと思うのですが、あまり評判は高くないみたい。
タイトル・トラックの「ジャスト・プッシュ・プレイ」などで現代のリズムを導入してるのがアルバムの新機軸。
でもアルバム「パンプ」以降のエアロスミスはもう無敵ですねー。アメリカン・ロックの王者にずっと君臨してる。
再結成以降は外部ライターも使いながら、どのアルバムも商業的に成功させているように見えるけど、
本来のロックのエッジを取り戻しながら、時代時代の最新の音をアルバムに取り込んでいる。
キャリア、ウン十年のベテランバンドなのに、この若々しさはスゴいですね。
スティーヴン・タイラーなんか未だに「ア●ダチ」するらしいし。(関係ないけど…)
「ビヨンド・ビューティフル」のスケール感のあるグルーヴ感がスゴい。「ジェイデッド」はこれ以上ないってぐらいの名曲だしね。


AEROSMITH - Just Push Play - Beyond Beautiful ★★★ (2004-11-17 18:02:42)

アルバムのオープニング・ナンバー。
エアロスミスの強靭なグルーヴが全開。伸びやかなヴォーカル・メロディーが爽快。
ギターソロのカッコよさはエアロスミスの楽曲随一。
アルバム「ジャスト・プッシュ・プレイ」では、この「ビヨンド・ザ・ビューティフル」から「ジェイデッド」までは無敵。


AEROSMITH - Just Push Play - Jaded ★★★ (2004-04-03 02:09:09)

完璧な名曲!!!コンパクトにしてインパクト大で爽快感抜群。バンドの貫禄も充分。
…エアロスミスは自由自在ですねー。いつまでも新鮮でしなやかなグルーヴ感を出してくるのに加え、
この曲みたいな問答無用のポップなロックンロールも書ける、という…
シングル曲としてこれ以上望むべくもない珠玉の名曲です。


AEROSMITH - Live! Bootleg ★★ (2005-02-05 12:35:00)

傑作ライヴ盤。ただバンドの音に身体を委ねるのみ。言葉が見つかりません。ひたすら「カッコいい」ロック。突っ走りまくり。
スティーヴンの高音が出ていないとか、ギターがトチるとか、そういうのはほんの微細なことにすぎないです。
このギターの音といったらないですね…ギターを聴いてるだけで十分気持ちいい。
そういえば「MOTHER POPCORN」は数年前見に行った東京ドームでのライヴでも演ってました。


AEROSMITH - Nine Lives ★★ (2004-08-19 19:30:00)

前作から少しサウンドが変わっています。「PERMANENT VACATION」以降はどのアルバムも大ヒット、
向かうところ敵なしのエアロスミスですが、微妙に音をアップデートさせています…
パーマネント以降、エアロスミス復活の片棒を担いできたブルース・フェアバーンから、プロデューサーがケヴィン・シャーリーに交代。
この「NINE LIVES」でも外部ライターとの共作が意外と多いんですが、
「PERMANENT」「PUMP」「GET」という「ブルース・フェアバーン」「デズモンド・チャイルド」的要素の濃いアルバムとは少し路線を異にしています。
1曲目の「NINE LIVES」なんか特にそうですけど、70年代の彼らみたいな、鋭利なギターリフで曲をグイグイ引っ張るグルーヴ感が
オモテに出てきているのがこのアルバムの特徴かな、という感じがします。


AEROSMITH - Permanent Vacation - Rag Doll ★★★ (2005-04-07 00:21:36)

再結成後のエアロスミスらしい超極太のリズムに超ポップなメロディーなんですが、大好きです。
曲を通してずっと聴けるジョーのスライドは聴きものです。…昔「GET A GRIP」ツアーの
ときのブートレッグを見たら、ギターらしきものを台の上に置いてその上でスライドバー
を走らせてました。(アレ、なんていうんでしたっけ??)…名曲!!


AEROSMITH - Pump ★★ (2004-06-09 04:27:00)

完全復活作と称するのにふさわしい素晴らしい内容で、シングル・ヒットを連発したことを別においても、
全編ゴージャスで強靭なアメリカン・ロックンロールが満載な強力盤。
70年代のエアロスミスがブラッド-ジョーのギターリフでグイグイ引っ張っていくのに対して、
復活後のエアロは極太のリズムセクションの上に、外部ライターも使いながら超ポップなメロディーをからませる。
「エレヴェイター・ラヴ」「ジェイニーズ・ガット・ア・ガン」「ホワット・イット・テイクス」「アザー・サイド」といったシングルもヒット。


AEROSMITH - Rocks ★★ (2004-02-05 15:11:00)

とても素晴らしいロックアルバム。鋭利なキレのあるリフと、ハードロックらしい豊潤な楽曲。
エアロスミス随一の名盤と評されることも多いですが、最近のアルバムからさかのぼるように彼らを聴いていくとピンと来ない人も多いかもしれません。
ゲフィン時代のような超ポップなメロディーもゴージャスなプロダクションもないので…


AEROSMITH - Rocks - Back in the Saddle ★★★ (2005-04-06 23:57:03)

超スリリングなオープニング、スケールの大きい独特のグルーヴ感といい、展開も良いしギターリフも
最高だし、エアロスミス随一の名曲!!190さんの言を借りれば、MY BEST AEROSMITH NO.1ですね!!


AEROSMITH - Rocks - Lick and a Promise ★★ (2005-04-06 23:35:24)

今のエアロスミスと比べれはサウンドの分厚さではかなわないかもしれないけど、
この妙にチープな「味」のあるアメリカン・ロックンロールの魅力は捨てがたいですよね…
歌メロは結構メロディアスだし、あくまでギターで引っ張るサウンドはスリリング。


AEROSMITH - Rocks - Rats in the Cellar ★★★ (2005-04-06 23:28:56)

なんか「疾走アメリカンロックンロールの雛形」みたいな感じのする曲です。
…2本のドライヴ感満載のギターリフが曲を引っ張り、それに絡みつくようなスティーヴンの
粘着質なボーカル、随所で聴けるルーズなハープ、みたいな。最高にスリリング!!名曲。


AEROSMITH - Rocks - Sick as a Dog ★★ (2005-04-06 23:41:40)

「PLEASE~」のところだったり結構ポップな印象なんですけど、あくまで「荒くれロックンロールバンド
がやる味付け」みたいになってるのがイイ。良く分からないけど…「チープ」というと聴こえが悪い
けど、どこか味があるんですよね。でもギターの音が良く聴こえるこの時代のエアロは魅力的。


AEROSMITH - Toys in the Attic - Sweet Emotion ★★★ (2005-04-06 23:49:06)

ちょっと順位、低くありません??エアロスミスの曲の中でも五指に入るような名曲だと思うんですけど…
この思いっきり「腰にくる」グルーヴが素晴らしい!!グルーヴのかたまり。超名曲!!


AEROSMITH - Toys in the Attic - Walk This Way ★★★ (2005-03-05 04:06:06)

何年か前、スーパーボウルのハーフタイムショーでエアロスミスがこの曲を演ったのを強烈に憶えてます。
インシンクやらブリトニーやらのアイドルたちを従えて、「WALK THIS WAY」をカマすロック親父5人。
もちろん会場のボルテージは最高潮に。カッコよすぎ!!21世紀でも思いっきり通用してるんだもんね…
…で、ラップとHR/HMとの距離ってそんなに遠くないはず。ビースティ・ボーイズと
ケリー・キング(SLAYER)なんてのもあったし、あとパブリックエナミーとアンスラックスも。


ALCATRAZZ - No Parole From Rock'n'Roll - Island in the Sun ★★ (2004-12-10 19:39:51)

今の時代からすれば思いっきり音が軽くてポップに感じますけど、メロディーはいいです。
なんといっても聴きどころはインギーの流麗なギターソロでしょうか?ソロになってからの
インプロヴァイズとは対照的な構築されたソロですが、やっぱりずば抜けたメロディセンスを持ってますよねー。


ALICE COOPER - Trash ★★ (2004-06-10 02:36:00)

スティーヴン・タイラー、ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラというロック・スターたちが挙ってゲスト参加した豪華作。
思いっきり80年代後半のコマーシャルでゴージャスなアメリカンHR/HMアルバムに仕上がっているので、
そのテの音楽が好きな人が聴けば、おそらく一発で気に入ってしまうであろう内容です。
アリス・クーパーは確か牧師の息子かなんかだったと思うのだが、彼のキャリアはフランク・ザッパに見出されたところから始まる、という異端ぶり。


ALICE IN CHAINS - Alice in Chains ★★ (2004-11-02 01:29:00)

初めてアリス・イン・チェインズを聴く人は、やっぱりセカンドから聴いた方がすんなりと入っていけるような気がするんですけど、
このサードも是非聴いてほしい1枚。でも、この作品を覆う異様な雰囲気は聴き手を選んでしまうかも。
特に前作ではある意味ヘヴィメタル的な抜けのよさも感じられたレインのヴォーカルが、
今作ではエフェクトがかかりまくったドラッギーなヴォーカルにとって替わられています。
自分は初めて聴いたときからこの声に違和感があって、今聴き返してみてもそれは変わらないんですけど、
楽曲はそれぞれアリス独特の雰囲気を醸し出しながらも、体にズシリと響く印象的な楽曲が並んでいます。
何度も聴きこむごとに段々とハマってくる1枚だ。


ALICE IN CHAINS - Alice in Chains - Again ★★ (2004-02-01 03:55:04)

ライヴ盤でのレインの病んだヴォーカルも印象的だったが、
ジェリーカントレルの突然ブチ切れる荒々しいギタープレイもカッコイイ。


ALICE IN CHAINS - Dirt ★★ (2004-03-03 12:39:00)

確かに暗めな音世界だけど、かなり音作りのほうはポップだし、結構聴きやすいHR/HMアルバムといっても差し支えないと思う。
サード・アルバムは少し入っていきづらいかもしれないですが…
グランジ・バンドの一角として語られることが多いが、もともとはHMバンドだったこともあって、他のバンドと比べるとかなりHR/HM的だし、
HMリスナーの自分にも聴きやすかったアルバム。
アリスのアルバムの中でも一番ヒットしたこともあって、楽曲の充実度、ポップさでは今作が一番良いと思います。


ALICE IN CHAINS - Dirt - Dam That River ★★ (2005-02-15 18:36:05)

アルバムの2曲目。重量級のギターリフがしっつこいほどに反復して曲を引っ張る。
聴きどころは何といってもギターソロ。ここで一転ドラマティックに。カッコいい!!


ALICE IN CHAINS - Dirt - Would? ★★★ (2005-02-15 18:22:37)

彼らの中でも一番有名な曲かな…まず、ジェリルの図太くてソリッドなギターリフが身体に気持ち良い。
陰鬱なヴァースと叫びのコーラス。そしてブリッジ部分のジェリルのギターがこれまたカッコいい!!
体全体にのし掛かってきそうな重量級のギター。名曲。最後の締めもイイ!!


ALICE IN CHAINS - Facelift - Man in the Box ★★★ (2005-02-15 18:28:04)

陰鬱なヴァース、そして快感指数100%のメロディアスなコーラス。突き抜けるようなレインの声がいい。
そしてたっぷりと用意されたジェリーのソロ。カタルシス寸前でおさえる、みたいなカッコいいソロ。名曲。


ANTHRAX - Sound of White Noise ★★ (2005-03-15 21:57:00)

アンスラックスに関しては「SPREADING THE DESEASE」とこのアルバムしか聴いたことのない初心者なんですが…印象的な曲がズラリと並ぶ好盤だと思います。
このバンドに対して特別な思い入れがないからかもしれませんが、このアルバムはすんなりと入っていけますね。
そもそも「スラッシュ」にすら特別な気持ちがないので、そんな自分にはうってつけのアルバムなのかもしれません。
歌メロも充実していてとっつきやすいし、リフもバリエーション豊かながらどれもカッコいい!!


ASIA - Alpha - The Smile Has Left Your Eyes ★★ (2004-12-10 19:43:15)

そういえばここ最近の月9ドラマで使われていた記憶がありますね…何のドラマだったかな?
荘厳で重厚なバラードです。ジョン・ウェットンの澄み切った声がただただ心地良いです。


BACKYARD BABIES - Total 13 ★★ (2004-02-05 00:04:00)

即効性抜群。次作以降と比べるとこのアルバムが一番前のめり。で、ソリッドな猪突猛進型爆走ロックンロールだけど、
北欧だからかメロディもいいし、あとケバケバさもあり、すごく取っ付きやすい音。


BACKYARD BABIES - Total 13 - Made Me Madman ★★★ (2005-03-18 22:45:11)

インパクト大、即効性抜群の疾走曲。問答無用にカッコいいよね、コレは。文句なし。


BACKYARD BABIES - Total 13 - U.F.O. Romeo ★★★ (2005-03-18 22:48:00)

このアルバムで一番好きな曲。ブリブリいってる低音とグルーヴがたまりません…
短いけどギターソロもカッコよすぎ!!悶絶モノ。


BAD ENGLISH - Backlash ★★ (2004-02-05 09:55:00)

ジョン・ウェイトのヴォーカルは自分も好きです。
でも前作がロック・アルバムというよりは、もうほとんどジョン・ウェイトのヴォーカルを聴くためのアルバムのようだったことを考えると(でもいい曲は多いです)
本作は前作に比べれば、かなりニール・ショーンのギターが前面に出てきて、ロックバンドらしいエッジがあり、
アルバムとして1枚を通して聴ける、まとまりの良さがあるのでロックアルバムとしては自分はこちらの方が好きです。
どのメンバーもキャリアのある面々であり、演奏能力も作曲能力も折り紙つきなので、落ち着いて楽しめる娯楽作。
確かに音像はいわゆる「産業ロック」的ではあるけど、ここでいう「産業ロック」は別にその音楽を肯定するわけでもなく、否定するわけでもなく、
ただそういう音像だと言っているに過ぎない。そもそも全部のロックバンドに「ロックとしての初期衝動」云々とやらを期待してないよ…
ロックといったって音楽のひとつに過ぎないんだし。スケープゴートにされたジャーニーもTOTOもいい迷惑だと思う。


BAD ENGLISH - Bad English - When I See You Smile ★★★ (2004-11-17 18:09:53)

全米ナンバー1バラード。ダイアン・ウォーレン作。
ジョン・ウェイトの枯れた、甘い声で歌い上げるヴォーカルが素晴らしい。バンドは職人ぞろいだし。
ニール・ショーン、リッキー・フィリップス、ジョナサン・ケイン、ディーン・カストロノヴォ。スゴいメンツ…


BAD MOON RISING - Bad Moon Rising - Full Moon Fever ★★ (2004-12-10 20:04:34)

アルバムの中でもメロディの立っている曲。シングルにもなったんでしたっけ??
カル・スワンの熱くパワフルなんだけど、格のある歌唱、
ダグの勢いのある王道ギタースタイル(貧困なボキャブリティですいません…)は素晴らしい!!


BAD MOON RISING - Opium for the Masses ★★ (2005-03-08 22:37:00)

今聴いてみると…決して「名盤」ではないかもしれないけど、この作品ならではの魅力もあって聴き応えのあるアルバム、という感じです。
英国的/叙情的な空気は(曲によってはあるにはあるんですが)かなり減退して、ザラついたトーンのパワフル/グルーヴィーなギターリフと
熱っぽいボーカルで押しまくる曲が目立ちます。なにはともあれ、アルドリッヂのギタープレイは最高にスリリング!!
個人的にこのザラついたギタートーンは好きだし、パワーで押す曲には本作ならではのカッコよさがあると思うので結構好きです。
当時は「グランジに身を売った」的な評価だったらしいのですが、うーんそれも微妙かなぁ…90年代には何枚もそういう評価を受けた
HR/HMアルバムがありますが…大前提として、本作は「ハードロック」以外の何者でもないです。
時代の「空気」を吸っていることは間違いないとは思うけど…5曲目はアリス・イン・チェインズの陶酔っぷりを連想してしまったし。
このバンドをこれから聴こうと思う方には1stからまず聴かれることをオススメしますけど、これはこれで魅力があると思います。
自分もこのアルバムは評価を見直してほしい1枚です。…でも「聴かせる」方の曲はメロディをもっと練ってほしかったかなぁ…


BADLANDS - Voodoo Highway ★★ (2005-03-10 23:05:00)

1STよりさらにアメリカン・ルーツロックに接近したセカンド。評価は分かれるかもしれません。でも最高に渋くカッコいいロックアルバムです。
ザックリと乾いたジェイクのギターサウンドがともかく耳に気持ち良過ぎ!!楽曲は比較的聴き込みを要する曲が多いかもしれませんが、
聴き込むごとにジワリジワリと魅力がにじみ出てくる、いわゆる「スルメ盤」。レイ・ギランのボーカルもこのアルバムの方向性に
素晴らしく合っています。…B誌のS氏がMR.BIGの「LEAN INTO IT」のライナーでわざわざこのアルバムを「自己満足」的な
アルバムの例に挙げていたのを良く憶えてるんですが、いわゆる「ヘヴィメタル」的なサウンドやジェイクのフラッシーなプレイを
期待すると肩透かしを食うかもしれません…
でもTHE BLACK CROWESとかCINDERELLAの「HEARTBREAK STATION」が好きな人には、特にたまらないサウンドでしょう。名作。渋すぎ!!


BADLANDS - Voodoo Highway - Joe's Blues (2004-12-10 20:20:01)

アルバムのなかでも取り立てて目立つことのない、アコギによるブルージーなインストですが、
こういう渋いプレイをさりげなくキメてくるのがカッコいいです。高校生の頃、ヤングギター誌に
この曲の譜面が載ってました。それをきっかけに「ヴードゥー・ハイウェイ」を買ったんですけど、
このアルバムはいいですね。この曲、ほんの1分ぐらいの小品なのですが、当時練習しました。
…でも弾けませんでした。…にしてもオジーバンドにいたころのジェイクの面影はありません。


BBM - Around the Next Dream ★★ (2005-03-03 18:33:00)

自分のような若造からするとJ・ブルースとG・ベイカーのグルーヴというのは、混然となったうねりにうねるグルーヴというより、
あくまでさらっと紳士然としたグルーヴというか、すごくスマートに感じます…
(これが60年代の空気なんでしょうか??自分にはちょっと分からないけど…)
…ゲイリーのギターは勿論素晴らしいです。
力強いトーンですが、あくまで曲に寄り添うように渋くキメてくれます。この人のギターは本当にたまりません…
たった一ヶ所のクォーター・チョーキングをとっても「やっぱ、うまいなー」と聴き惚れてしまうぐらい。
個人的にはごくごくシンプルな曲調の方が好みなんですが、メロディやアレンジのほうに気を使った曲も結構あって、
それほど「取っ付きにくい」という印象はないかもしれません。


BEATLES - Magical Mystery Tour - Penny Lane ★★ (2004-06-15 21:00:31)

てっきりPENNY RAINだと思ってました…


BECK - Odelay ★★ (2004-06-02 12:17:00)

96年発表。オリコンチャートでもかなりのヒット。自分は発売当時はさっぱり理解できなかったけど。
94年の「ルーザー」で新世代(フォーク)ソングライター、オルタナのボブ・ディランみたいなことで脚光を浴び、満を持して今作がリリースされた。
サンプリングを多用したり(実際はそんなに使用しておらず、ベック本人の生演奏が多かったらしいが…)、
家にいながらにしてアルバムを作り上げてしまう「宅録ミュージシャン」的なあり方が新しいタイプのミュージシャンとして注目された。
音楽的には古くはフォーク、ブルース、ジャズ、R&B、そしてヒップホップ、テクノと影響を受けたであろう音楽も雑多。
シューベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンまでサンプリングされているが、今作はサンプリング云々以前に「良い曲」が多い。
古い音楽と現代の音楽をベック独特のポップセンスで絶妙にサンプリングして新しい音楽を作り出した、というのがこのアルバムじゃないかなと思います。
「デヴィルズ・ヘアカット」「ニュー・ポリューション」「ホエア・イッツ・アット」「シシーネック」がシングルカット。
確かにHM/HR系の音ではないです…というよりヘヴィメタルとはほとんど対極にある音楽じゃないかと…


BECK - Odelay - Devils Haircut ★★★ (2005-03-21 20:17:05)

うん…なんとも表現に困りますけどイイですよね??


BEN FOLDS FIVE - Ben Folds Five - Philosophy ★★★ (2004-02-01 01:15:27)

デビュー・アルバムに収録されている名曲であり、彼らの代名詞的な楽曲。
印象的なピアノによるイントロにはじまり、軽快で躍動感のあるこの曲は聴いていて元気が出てくる。
ベン・フォールズのソロ名義でのライヴでも披露していたが、やっぱりバンドサウンドのほうが魅力的だと思う。
もちろんメロディは美しいけど。


BEN FOLDS FIVE - Ben Folds Five Live ★★ (2005-04-05 04:02:00)

紛らわしいタイトルですが(笑)、これも「ROCKIN' THE SUBURBS」同様、ベン・フォールズ・ファイヴ名義の作品ではありません。すいません…
解散後の初ソロ「ロッキン…」リリース後のアメリカンツアーでの「一人ピアノ弾き語り」コンサートの模様を収録したライヴ盤です。
1曲目の「ONE ANGRY…」はBF5時代の名曲ですが、これはさすがにバンド編成の方が魅力があります。ちょっと物足りないです。
でもそれ以外の曲はかなり「しっとり」した曲を中心に選曲したからか、とても聴かせます。
BF5といえばしゃにむにピアノを叩きまくるイメージがありますが、メロディ自体はソロ以降と遜色ないですね。
「NOT THE SAME」では観客をコーラスに使ったりと条件を逆手にとった演出も。これが逆にハマっていてゾクゾクしてきます。
…ちなみに日本盤と米国通常盤と米国初回限定盤では若干違いもあります。日本盤は米国通常盤にボーナストラックを3曲加えたもの、
米国初回限定盤はボートラはありませんが、ボーナスDVDがついてきます(でもリージョン1なので家庭用DVDプレイヤーでは見られないでしょう…)。
…いずれにしろ、ベン・フォールズがBF5時代からずっと「良いメロディー」を書いてきたかが良く分かる1枚。ホントに良い曲ばかり。是非。


BEN FOLDS FIVE - Rockin' the Suburbs ★★ (2004-08-19 19:05:00)

すいません。「ベン・フォールズ・ファイヴ」ではないんですが…
このアルバムはベン・フォールズ・ファイヴ解散後にバンドのソングライターであり中心人物のベン・フォールズが
ソロ名義でリリースした初のフルレンス・アルバムです。
ベン・フォールズ・ファイヴ時代のようなぶっきらぼうな躍動感はかなり無くなっていますが、
そのかわり個々の楽曲がメロディアスでクオリティがものすごく高いです。ポップ・ロックの大傑作。


BILLY JOEL - An Innocent Man - An Innocent Man ★★★ (2005-01-29 00:16:09)

タイトルトラック。ゆったりとしたリズムにハートウォーミングで感動的なメロディ。名曲中の名曲です。


BILLY JOEL - River of Dreams - All About Soul ★★★ (2005-01-29 00:37:50)

名曲中の名曲。アルバム「ブリッジ」以降に出した曲の中でも出色の出来だと思います。
何といってもメロディがいい!!聴いてると元気になれるようなポジティヴな雰囲気。
残念ながらこのアルバムを最後にビリー・ジョエルはオリジナル・アルバムの制作から身を引いてしまいます。


BILLY JOEL - Storm Front - Leningrad ★★★ (2005-01-29 00:29:36)

89年発表「ストーム・フロント」収録のピアノバラード。ボールドウィンの凛々しいピアノの音色が清清しい。
タイトルは「レニングラード」ですが、ビリーは80年代にはソビエトでのライヴ盤も出してます。
…ところで89~90年ってヘヴィメタルに限らず、ソビエト関連のものが多いですね…この曲もそうですが。


BILLY JOEL - The Bridge - Baby Grand ★★★ (2005-01-29 00:22:13)

大御所レイ・チャールズとのデュエット。胸を締め付けるような叙情的な旋律をソウルフルに歌い上げる
感動的な一曲。「ブリッジ」以降のアルバムはあまり評価されていないのですが、名曲はかなり多いと
思います。…ところでレイ・チャールズの歌を聴いてるといつも桑田ケイスケを思い出してしまいます。


BILLY JOEL - The Stranger - Scenes From an Italian Restaurant ★★★ (2005-01-29 00:11:30)

ビリー・ジョエルの代表曲。7分半という時間の中で、さまざまな表情を見せてくれる名曲中の名曲。
初めはピアノの弾き語りによる叙情的なメインテーマ、そしてポップで躍動感のある中間部をはさんで、
感動的なエンディングへ…何度聴いてもこのエンディングは背筋が震えます。
邦題「イタリアン・レストランで」。ひとつのイタリアン・レストランをめぐる恋人たちの情景描写が見事!!


BILLY JOEL - Turnstiles - New York State of Mind ★★★ (2005-01-29 00:03:05)

ビリー・ジョエルの代表曲。サックスの音色と相まって「大人」なムードを醸し出す名曲中の名曲。
エンディングのタメにタメて「~mind」とキメるところなんか鳥肌が立ちます。
歌詞は勿論ニューヨークを歌ったもので、例のテロ事件のあとのテレビ特番でも演奏されてました。


BLACK SABBATH - Black Sabbath ★★ (2004-08-19 19:11:00)

記念すべきデビュー・アルバム。なんといってもタイトル・トラックのインパクトがあまりにも大きいのですが、
思いっきり後追いで聴いた自分からすれば、こういう個性的な音楽が次から次へと出現していた70年代の前半というのは、
スタイルというスタイルが出尽くして過去の財産の拡大再生産ばかりしかない現代から思えばスゴイ時代だったんだなあ…と思いますねー。
ブラック・サバスの音楽には表面的なもの以上に、なにか根底に陰鬱さというか暗さが横たわっているように感じますけど、
これは黒魔術というのを前面に押し出したからというよりも、トニー・アイオミが奏でるナマリ色のギターのトーンにあるのでは。
自分にとっては工業都市バーミンガムで結成、アイオミが工場で指を落としてしまったというエピソードは
ブラック・サバスの「重い・金属的・暗い・おどろおどろしい」といったイメージとすごく合致しているように感じます。
タイトル・トラック以外にも「NIB」「魔女」「警告」とサバス独特のグルーヴ感を発散する名曲も収録。


BLACK SABBATH - Black Sabbath - Black Sabbath ★★★ (2004-04-03 02:17:12)

ロックの歴史に残る不朽の超名曲だと思います。彼らにしか絶対鳴らせない音。
こんな個性的な音を出せるバンドはほかに皆無。ヘヴィメタルという音楽のひとつの原点。
やっぱりアイオミのナマリ色のトーンがしっくり来ますねー。言っては悪いけど、
オリジナルサバスの曲に関してはザックもジェイクも出る幕がないかもしれませんね…
オジー「ライヴ&ラウド」、再結成サバス「リユニオン」でも演奏されていますが、
やっぱりこの4人でなければいけないんでしょうねー…


BLACK SABBATH - Black Sabbath - N.I.B. ★★ (2004-11-17 18:12:56)

ギーザーのグルーヴィーなベースからはじまる名曲。
デビューアルバムの楽曲ながら、完成度が高いなーと思います。
アイオミのグルーヴィーでメロディアスなギターソロもいい。
再結成ライヴ・アルバム「リユニオン」での演奏も素晴らしい。


BLACK SABBATH - Headless Cross ★★ (2004-06-10 02:30:00)

トニー・マーティン在籍時の傑作。オジー時代の跡形などもはや存在しない様式美サウンドだが、このたぐいの音楽の中では最高峰。
コージー・パウエルの荘厳なドラミングと相まって、張り詰めた緊張感が全編を覆う。
澄み切ったトニー・マーティンの綺麗なハイトーンにクラシック・スタイルなアイオミのギター、と役者は揃っている。


BLACK SABBATH - Heaven and Hell ★★ (2004-02-01 23:40:00)

オジー時代の「あんな音を鳴らすのはブラック・サバスだけ」という、グルーヴィーなブリティッシュ・ハードロックから、
ロニー・ジェイムズ・ディオというまさにハードロック界の王道を行くヴォーカリストを迎えて、
よりストレートでメロディを強調したロックにこのアルバムで移行しました。
…様式美的でメロディアスさやドラマチックさを追求するベクトルと、ロックの本来持つソリッドさやグルーヴ感を追求するベクトルは、本来逆の方向を向いています。
様式美的なサウンドを好む人は、おそらくトニー・マーティン時代の「ヘッドレス・クロス」や「TYR」を最高傑作に挙げるかもしれないけど、
今作ではあくまで英国ハードロックとしてのテイストを残していて、それと様式美的なものとのバランスが絶妙にとれているのが、
いまだにへヴィメタルの名盤のひとつとして語り継がれている理由なのではないでしょうか?


BLACK SABBATH - Master of Reality ★★ (2004-08-19 19:14:00)

地面を這いずり回るかのようなグルーヴ感がスゴい。ともかく重たい。「重い・おどろおどろしい・ドラッギー」というブラック・サバス固有のヘヴィネスが満開。


BLACK SABBATH - Paranoid ★★ (2004-08-19 19:09:00)

「パラノイド」「アイアン・マン」「ウォー・ピッグス」というハードロック・クラシックスを収録。
とはいっても今更この3曲のスタジオ・ヴァージョンを聴いても何とも思わないようになってしまったけど。
30年の時代の重みにも耐えうるこの3曲のポップさというのはスゴイと思うが、
これらの曲以外にも「プラネット・キャラバン」「エレクトリック・フューネラル」「フェリーズ・ウェア・ブーツ」などといった優れた楽曲が収録されている。
オジーサバス期の代表作に挙げられることが多い一枚だが、曲のコンパクトさ、ポップさからいっても比較的聴きやすいアルバムだと思うし、
初めてサバスを聴くという人もベスト盤ではなくてこのアルバムから聴き始めるというのもアリかも。


BLACK SABBATH - Reunion ★★ (2004-01-31 08:28:00)

正直言ってこの「リユニオン」を聴くまではオジー時代のサバスは音が古いからなのか、それほど好きという訳ではなくて、むしろロニーの「ヘヴンアンドヘル」やトニーマーティンの「TYR」の方が聴きやすくて良いと思っていました。
でもこの「リユニオン」を聴いて考えが変わりました。やっぱりオジーが在籍していたブラックサバスは唯一無比の個性を誇るスゴイバンドだったんだなーと。
この全編を貫くグルーヴィー感と重量感、それとオドロオドロしさは、間違ってもロニーやコージーパウエルのものではなく、オジー・トニー・ギーザー・ビルの4人でしか出せない音なんだと思います。
オジー脱退後にサバスが他のヴォーカリストとオジー時代の曲をやってもしっくりこなかったのは当然か。
しかもこのライヴアルバムは2枚組の分量、それも今の音で聴けるんだからこれはお買い得。


BLACK SABBATH - Reunion ★★ (2004-02-15 23:05:00)

>>0フレットさん
自分は「リユニオン」リリース時の「ブラック・サバス・ブーム」の時になってようやく、オジーサバスを評価し出した不届きモノなんですが、
やっぱりこの「リユニオン」によって、20年近くも眠っていたブラック・サバスの音楽に新鮮な命がまた注ぎ込まれたような気がします。
(よくよく考えてみれば、当時から20年近くも経ってるのに新鮮なグルーヴを生み出してしまうこの4人もスゴイ!)
自分のような世代(20代前半です)からすると70年代当時の音源はどうしても頼りなく思えてしまうし、
「今の音で聴ければもっと魅力的なんだろうなあ…」と思う70年代の音楽というのは実際とても多いです…
ここに書き込んでから、またこのアルバムを聴き込んでいるんですけど、聴くたびにどんどん曲が体に心地よくなっていく感じがします。
この感じっていうのはロニー以降のサバスにはない感触だし、オジーサバスの魔力と言えるかも…


BLACK SABBATH - Vol 4 ★★ (2004-08-19 19:16:00)

前作「マスター・オブ・リアリティ」は徹頭徹尾「重たい」アルバムでしたが、本作はかなり楽曲にヴァラエティがあって音楽的には少し拡散傾向。
70年代前半のこの時期はオジー在籍期のブラック・サバスにとって次から次へとアイディアがあふれ出てくる「全盛期」だったんでしょうか。


BLACKMORE'S NIGHT - Shadow of the Moon ★★ (2004-02-06 12:25:00)

いいアルバムです。
こんなのが作れるならパープルもレインボーもやる必要ないじゃん、と思ってしまいました。
全然ロックじゃないですが、アコースティック楽器のよさとリッチーのメロディセンスの素晴らしさを再確認させてくれる1枚。
Wish You Were Here, Spirit Of The Sea, Ocean Gypsy, Memmingenが好き。


BLACKMORE'S NIGHT - Shadow of the Moon - Wish You Were Here ★★ (2004-02-01 12:53:00)

原曲は確かスウェーデンのポップスでしたっけ?自分は原曲については全く知りませんけど、
キャンディスナイトの声質がすごく活きる楽曲だと思います。
でも一番の聴きどころは、リッチーの涙がこぼれているかのようなストラトによるソロ。


BLIND GUARDIAN - Somewhere Far Beyond ★★ (2004-06-01 00:31:00)

バンド自体をあまり聴き込んでいないので何とも言い難いですけど、ジャーマンうんぬん以前に正統派HMアルバムとして傑作だと思います。
適度にメジャー感もあるし、曲も粒ぞろい。構成的にも次の作品以降のように変に凝ったところがなくてスッキリしてるところも良いです。


BLIND GUARDIAN - Tokyo Tales ★★ (2005-03-10 20:08:00)

なにやら今は決定版的なDVDが出ているらしいですが…
彼らのアルバムで一番聴き込んだのが3RDと4THな自分にとってこのライヴ盤は良い曲目白押しの名ライヴ盤です。
それにしてもこのライヴ盤、高校の頃メチャクチャ聴き込みました…観客の声など後で修正したところもあるらしいですが、
あの当時は全く気付かなかった…(逆にそっちの方が幸せなのかもしれないですけど。)
というのもブラインド・ガーディアンの場合、ライヴでのオーディエンスの盛り上がりがスゴいということを聞いてましたから…
それにしても3RDと4THには良い曲が揃ってると改めて思うし、バンドの演奏も非常にいいです。それと、うにぶさんと同じく、
自分はこのぐらいのシンプルな楽曲の方が性に合いますね。アルバム構成に凝り始めたこれ以降の作品は少し苦手かも…


BLUE MURDER - Blue Murder ★★ (2004-11-12 18:34:00)

重厚な正統派ブリティッシュ・ヘヴィメタルの傑作。
4年の歳月を経てリリースされたセカンド・アルバムでは音楽性がアメリカナイズされて、かなり拡散してしまった感があるけど、
本作では様式美というか(レインボー、インギーのそれとは違うけど)、統一された世界観があると思う。
ジョン・サイクスも縦横無尽に弾きまくっているし、やっぱりサイクスにはこの音楽性が一番あっているんじゃないでしょうか?
「RIOT」「BILLY」「SEX CHILD」などは屈指の名曲。「BLACK HEARTED WOMAN」はサイクスが弾いた最後の正統派ヘヴィメタルでしょうか。
「OUT OF LOVE」の叙情性、「JELLY ROLL」のポップなユニークさも良い。
サイクスのヴォーカルも良い。デイヴィッド・カヴァーデイルの声質とはまったく違うが、非常にソウルフルで伸びやかなヴォーカルを展開していて、とても魅力的。
「サーペンス・アルバス」と本作がジョン・サイクスのベストといえるのでは。


BLUE MURDER - Blue Murder - Billy ★★★ (2005-01-26 01:21:54)

後追いで聴いた自分からすると彼の名曲のひとつとしてしか捉えていませんでしたけど、
よくよく聴いてみるとハネるようなベースラインにしろ、唐突な曲展開にしろ、かなりユニークな曲。
彼らのアイデアが見事に花開いた名曲だと思います。エンディングの弾きまくりのギターソロもいいですね。
このあとアメリカ進出を図ったことが作品の質を低下させたのかもしれませんが、
この曲のように叙情的な正統派英国ヘヴィメタルに収まりきらない感性をもった人なのかもしれません。サイクスって。


BLUE MURDER - Blue Murder - Out of Love ★★★ (2005-01-26 01:04:17)

ジョン・サイクスのウェットで叙情的な一面が十二分に味わえるバラード。
サイクスのギターも泣きまくりです。彼の独特に振れ幅の大きいヴィブラートも最高。
随所で聴くことのできるハーモニーギターもこの曲の持つ叙情性に一役買っています。
ともかく終始「湿って」いる一曲。


BLUE MURDER - Blue Murder - Sex Child ★★ (2005-01-26 00:55:58)

確かに「スティル・オブ・ザ・ナイト」を彷彿とさせます。
そういえば次作「ナシング」の「クライ・フォー・ラヴ」もこういう曲調でしたよね??
いわばジョンの十八番ともいえるスタイルなんだと思います。もちろんこの曲も素晴らしい!!
サイクスのヴォーカルもカヴァーデイルほどの貫禄は無いかもしれませんが、
若々しくソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれます。


BLUE MURDER - Nothin' But Trouble ★★ (2004-02-01 15:35:00)

デビュー作の濃密な作風もいいですけど、カラッとした作風でありながら(ジャケットも明るいし)、歌メロとギタープレイは英国風な今作も好きです。


BLUE MURDER - Nothin' But Trouble - Cry for Love ★★ (2004-11-17 18:16:15)

ホワイトスネイク「スティル・オブ・ザ・ナイト」風のミドルテンポで重厚なロック・ナンバー。
全体的にダークでヘヴィな雰囲気。コーラスが分厚い。
サイクスのギター・ソロが大々的にフィーチャーされているが、これは圧倒的。


BLUE MURDER - Nothin' But Trouble - I Need an Angel ★★ (2005-01-26 01:35:58)

前作を覆っていた「湿り気」がかなり減退したと批判される「ナシング」アルバムですが、
この曲は「うなぎ」さんのおっしゃるように前作の延長線。あの重厚さと湿り気に覆われた一曲。
サイクシーのギターも泣いています。サイクス十八番の展開。


BLUE MURDER - Nothin' But Trouble - Itchycoo Park ★★ (2005-01-26 01:29:24)

「ウィ・オール・フォール・ダウン」に繋がるように唐突に始まるカヴァー曲。
オリジナルは、ハンブル・パイのスティーヴ・マリオットがかつて在籍していた60年代のモッズバンド、
「スモール・フェイセズ」のヒット曲。オリジナルは聴いたことありませんが、とてもメロディアスな曲。
前作の湿り気のかけらもない、ハッピーなギターソロも聴きもの。


BLUE MURDER - Screaming Blue Murder ★★ (2004-02-06 22:47:00)

「フィル・ライノットに捧ぐ」という副題のように、ブルーマーダー正規のライヴ盤というよりは企画盤的な色合いもありますが。
でも、大雑把だけど代表曲はだいたい演ってるし、ジョン・サイクスのギターが好きな人にとっては充分楽しめる内容だと思います。
ブルー・マーダーの曲以外にもリジィ「コールド・スウェット」「ダンシン・イン・ザ・ムーンライト」、
ホワイトスネイクの「スティル・オブ・ザ・ナイト」、ソロ名義の「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」もやってるし、どれもいい演奏。
だけどジョンってなんでここまでフィル・ライノットにこだわるんですかねー。
挙句の果てには再結成ツアーまでするとは、ジョンが在籍してたのなんてほんの数年間なんだし、本家シン・リジィのファンの人はどう思ってるんでしょうか…


BOB DYLAN - Another Side of Bob Dylan - My Back Pages ★★★ (2005-04-12 23:48:52)

アコギのシンプルなバックのもと、ディランが朗々と歌い上げる一曲。…歌詞の内容は分かりませんが、
のちにジャズピアニストのキース・ジャレットもカヴァーしたらしく(でもボブ・ディランの場合、
この曲は誰々がカバーしたとか書いていったらキリがないですね??)メロディラインがとても綺麗。


BOB DYLAN - Blonde on Blonde - Rainy Day Women #12 & 35 ★★★ (2005-04-12 23:30:55)

「場末の酒場で、酔いどれボブ・ディランとその仲間」な1曲。延々と同じフレーズを奏で続けるピアノの
フレーズといい、投げやりなディランのボーカルといい、無茶苦茶ユニークなんだけど思わず引き込まれます。
…92年の30周年記念コンサートでのトム・ペティの演奏も原曲のアレンジに忠実ながら素晴らしい!!名曲!!


BOB DYLAN - Blonde on Blonde - Stuck Inside of Mobile With the Memphis Blues Again ★★★ (2005-04-12 23:19:59)

ホントに「気がつけば7分も経っていた」という感じで曲の「グルーヴ」(?)にグイグイと引き
込まれる不思議な一曲(ボブ・ディランの曲ってこういうの多いですよね??それほどディランを知ってる
わけではありませんが…)。あの有名なディランの歌唱法もユニークだけど、妙な魅力があります。名曲!!


BOB DYLAN - Bringing It All Back Home - Mr. Tambourine Man ★★★ (2005-04-13 00:01:33)

ザ・バーズがヒットさせたことでも有名なディランの名曲です。シンプルでどこか牧歌的(?)ながらも
豊潤なメロディラインが良いです。…個人的に78年の武道館ライヴでの演奏が好きです。女性コーラス、
フルート(?)、オルガンまで引っ張り出してポップで躍動感のある感じに仕上がってます。是非聴いてみて。


BOB DYLAN - Highway 61 Revisited - Ballad of a Thin Man ★★★ (2005-04-12 23:43:12)

哀愁のメロディ。…あんまりディランに詳しくないんですが、「ロイヤル・アルバート・ホール」に収録され
ていた演奏が好きです。会場の独特の雰囲気(真相は知りませんが)もさることながら、終始エモーショナルな
フレーズを奏でるギター、オルガン(後のザ・バンド)が塩辛いディランのボーカルに絡みつきます。名曲!!


BOB DYLAN - Highway 61 Revisited - Like a Rolling Stone ★★★ (2005-04-13 00:10:50)

文句なしの超名曲!!この曲ばかりは初めて聴いたときからずっと背筋が震えっぱなし…
すごくドラマチックです。…でもディラン独特の歌唱法で歌われるより、ストーンズとかジョン・メレン
キャンプみたいにストレートに歌われた方が魅力的に感じてしまったりと(あくまで個人的に)
…あと良く歌詞は読んだことがないのですが、ホームレスのことを歌った歌詞だったんでしたっけ??


BOB DYLAN - Planet Waves - Forever Young ★★★ (2005-04-13 00:22:19)

「いつまでも若く」。この曲を自分が一番最初にコメントしていいものか…ともかくそれぐらいの有名曲です。
エモーショナルに歌い上げるディランにはなんか不思議な説得力があります。…映画「ラスト・ワルツ」でも
ザ・バンドをバックに歌われているのですが、個人的にはそこで初めてディランの動く姿を見ました。名曲!!


BOB SEGER - Against the Wind - Against the Wind ★★★ (2005-02-21 18:06:32)

ボブ・シーガーの曲で初めて聴いた曲です。名曲。アメリカでは国民的な存在であるにもかかわらず、
日本にいるとなかなか接点のない人だったりするのですが、94年の映画「フォレスト・ガンプ」
の2枚組サントラ(オススメです)に収録されていました。
哀愁を感じさせながらも力強いボブ・シーガーの歌声が胸に染みます。


BON JOVI - Bounce ★★ (2004-02-05 02:36:00)

路線は前作の延長線上。あくまで若い層にもアピールして第一線でやっていこうという姿勢は正しいと思う。
ただアルバム「ジーズ・デイズ」での円熟された魅力を素晴らしいと思っていた自分としては、
今度はボンジョヴィの方が若くなりすぎて、自分がついていけなくなってしまいました。バンドの方がはるかに年上なんですが…
せっかく「キープ・ザ・フェイス」と「ジーズ・デイズ」で土臭くて骨太、年齢相応のこなれたロックをやるようになったのに…
ブリトニーとかのアイドル御用達のマックス・マーティン一派を起用するのだけはもうやめてほしいけど、
本作もポップかつコンパクトで良質なロックアルバム、
…なんですけど、この路線のまま進んでいくとしたら、ちょっと若すぎてついていけなくなってしまうかも…


BON JOVI - Cross Road ★★ (2004-06-09 04:24:00)

個人的には「KEEP THE FAITH」や「THESE DAYS」といった作品をリリースした90年代の彼らが好きなのですが、
バンドが商業的な面でも最も輝かしかったのはMTVを席巻してアルバムを売りまくった80年代であることは間違いありません…
でも選曲に不満が無いわけでもない…各国によって収録曲が違う10曲目だけど、日本盤には「TOKYO ROAD」が収録されています。
バンドの日本のファンへの気遣いはうれしいのですが、失礼ながらさしたる曲でもないと思うし、
そういう意味ではボン・ジョヴィ屈指の名曲「IN THESE ARMS」が収録されているUK盤が一番良いのかな…歌詞・対訳がないけど。
「BLOOD ON BLOOD」「BORN TO BE MY BABY」「I'D DIE FOR YOU」「I BELIEVE」「DRY COUNTY」、
そしてリッチーの「STRANGER IN THIS TOWN」といった名曲の数々が収録されていませんが、
「SLIPPERY WHEN WET」以降のボン・ジョヴィのアルバムに関しては本当にハズレがないので
「CROSSROAD」を聴いてピンときた人は是非オリジナル・アルバムを聴いてほしいと思います。
「IN & OUT OF LOVE」は必要なかったが、新曲の「SOMEDAY I'LL BE SATURDAY NIGHT」「ALWAYS」はどちらとも素晴らしいし、
とりあえず大ヒット曲はほとんど収録されているのでベスト盤としては充分かな…


BON JOVI - Crush ★★ (2004-02-05 02:28:00)

2000年発表のターニングポイント。たぶん彼らにとってはこれまで以上に「売る」ということを意識したアルバムだと思う。
ヨーロッパの成功とは裏腹に、「ジーズ・デイズ」がアメリカであまり成功しなかったことから、アメリカの若い世代から
忘れ去られてしまうことへの不安があったはず。このアルバムをリリース後のツアーを収録した「クラッシュ・ツアー」というDVDの
ジョンのインタビュー・シーンで自分がサングラスをかけ始めたことを「目元のシワを隠すためだよ、もう自分も40だし」
と茶化していたけど、それもまんざら冗談ではないのでは…あくまで想像ですけど。
…個人的には「ジーズ・デイズ」の円熟された感じが好きなんですけど、今作で一気に若返って世界中で大ヒットを飛ばし、ボン・ジョヴィはまた復活しました。
「イッツ・マイ・ライフ」というインパクトのある楽曲があったことが成功につながったみたいですね。
曲の長さにおいても前作とはあまり違いは見られないと思いますが、骨太なバウンドサウンドは後ろに引っ込められて、かなりコンパクトでポップな感じになった気がします。
それが今作の成功につながったのなら、結果オーライで非常にいいことだけど、前作のシリアスさを気に入っていた者としてはすこし寂しいような気も…
でも、一度は「80年代の遺物」とみなされながらもまた復活してしまうとは…ボン・ジョヴィはやっぱりスゴいバンドです。


BON JOVI - Crush - It's My Life ★★★ (2005-03-03 20:52:14)

確かにボン・ジョヴィには他にもたくさん名曲があるけど、自分はこれも大好きです。
簡潔にしてインパクト大。2000年という節目の年に「IT'S MY LIFE!!」と。
…これは勝負ありました。誰か(たぶんマックス・マーティンだったと思う)に
「LIVIN' ON A PRAYER」みたいなインパクトのある曲を書いたほうが良いと忠告されたのがきっかけとか…
トーキングモジュレーターだしね。PVも良かった。


BON JOVI - Keep the Faith ★★ (2004-01-30 22:01:00)

「KEEP THE FAITH」というタイトルにもある通り、バンドの崩壊からもう1度始めようというポジティヴなエネルギーにあふれたアルバムですが、
「DRY COUNTY」などのように年輪を感じさせる抑制された、シリアスな楽曲が登場するのはこのアルバム以降。
より普遍的なアメリカン・ロックに近づいた音楽性だと思うし、80年代の大ヒット作に見られたような若さゆえのドンチャン騒ぎはあまり見られない。
「I BELIEVE」や「DRY COUNTY」のビデオはとても90年代的で、80年代のフワフワ髪とパイロがドカンドカンと爆発するビデオとは非常に対照的。
それ以前の勢いに任せていたボン・ジョヴィにはない、内省的で心に染みるような魅力を出すようになるのもこのアルバムからだと思います。


BON JOVI - Keep the Faith - Dry County ★★★ (2005-02-03 23:02:21)

ボン・ジョヴィの楽曲のなかでも1,2を争うぐらいに好きな曲です。
曲自体もそうですが、曲のテーマもそれ以前の彼らにはなかったタイプ。
歌詞は、あらゆるものを犠牲にして「約束の地」をめざしたけど、結局そこには何もなかった、というもの。
ファンの邪推ですが、この曲には、登りつめる所まで登りつめた上に行き場を失ってしまった、
当時の彼らの思いが託されているような気もします…


BON JOVI - Keep the Faith - In These Arms ★★★ (2005-02-13 22:16:48)

これだけの人気もうなずけるメロディアスな名曲です…
上の方もおっしゃってる通り、高音がキツいのであまりライヴでやらないらしいのですが、
数年前の来日公演でこの「IN THESE ARMS」と「WILD IN THE WIND」を生で聴けた時は感動しました…
「BLAZE OF GLORY」までのフワフワ髪はどこへやらの、見事90年代仕様に生まれ変わったPVも
なんか洗練されていてカッコ良かった。


BON JOVI - Keep the Faith - Keep the Faith ★★★ (2005-02-13 22:33:28)

ハウスのリズムを取り入れた当時の新機軸。今でもライヴの定番。
アルバムで聴くとリッチーのギターは曲に同化して洗練されてる印象がする(特にソロは鳥肌モノ)けど、
ライヴだとやっぱり「ロック」!!ウェンブリーのビデオなんか弾きまくりですもんね…
あとライヴだとエンディングソロをたっぷりやった上に、大盛り上がりで大団円。圧巻。


BON JOVI - Keep the Faith - Little Bit of Soul (2005-02-13 22:26:33)

初めはこの曲聴き飛ばしていたのですが、よくよく聴いてみるとなかなかの出来だと思います。
ギターはザラついたトーンで、結構弾きまくってるし。「土臭い」とまではいかないですけど、
ボンジョヴィの演るこういうロックンロールは好きです。「THESE DAYS」でいう「DAMNED」みたいな。


BON JOVI - New Jersey ★★ (2004-01-30 22:14:00)

「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」で一夜にしてスターバンドとなり、まさにアメリカンドリームを体現してしまったボン・ジョヴィが、
プレッシャーに悩まされながらもまたまた大ヒットさせてしまったベストセラー。
聴いていてとても若々しい印象を受けます。80年代というジェットコースターみたいな時代の中で、
若さに任せて思いっきりありったけのエネルギーを振りしぼって作り出した、そんな作品のように感じます。
前作の「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」がいかにもな80年代パーティー・ロック路線だったのに対して、
この「ニュー・ジャージー」では少し枯れたというか、土臭さというか、もっと言ってしまえばジョンの敬愛する
ブルース・スプリングスティーンのような色合いを感じます。
1995年の「ジーズ・デイズ」でこの「土臭さの追求」は見事に花開くことになるのですが、その萌芽はこのアルバムから始まっていたのかも…
MTV隆盛とともに語られることの多いボン・ジョヴィですが、「アメリカのバンド」としてのアイデンティティを追求するという意味では、
意外とバンドの姿勢は首尾一貫としているのかもしれません。…まあ、また「クラッシュ」でそれは覆されるわけですが。
いずれにしろ今作は力強い名曲がズラリと並ぶ80年代ボン・ジョヴィの金字塔。


BON JOVI - New Jersey - Lay Your Hands on Me ★★★ (2004-12-14 23:51:00)

PVが超カッコいい!!!80年代ですね。ムチャクチャ華やかで派手。
だいたい登場からしてスゴいです。地中からロケット発射。パイロがドカンドカンと
爆発しまくるわ…今まで自分が見たPVの中でベスト3に入るかも。
このビデオと比べると「キープ・ザ・フェイス」での変貌ぶりというのは結構スゴいものがあります。
ただリッチーってギタープレイはともかく、ファッションはジョンに比べるとあまり変わらないよね…


BON JOVI - Slippery When Wet ★★ (2004-06-09 04:20:00)

言わずと知れたバンド史上最大、80年代ロックの代名詞的な超大ベストセラー。
それ以降の作品からすると、キーボードが前面に出ていて、かなり装飾過多で甘ったるい印象を持ってしまうが、
その一方で白黒のロードムーヴィー的なPVの「ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ」のような土の香りがしそうな埃っぽい楽曲も収録されている。
「リヴィン・オン・ア・プレーヤー」「禁じられた愛」という全米ナンバー・ワン・シングルを収録、楽曲はどれも華やかでポップ、ゴージャスで飽きることがない。
シングルカットのされなかった楽曲の中にも良曲が多い。「アイド・ダイ・フォー・ユー」「レイズ・ユア・ハンズ」などなど…
80年代ハードロックの金字塔的な作品であり、一大エンターテイメントな傑作。


BON JOVI - Slippery When Wet - Wanted Dead or Alive ★★★ (2005-03-02 03:05:16)

荒涼としたアメリカの大地のイメージ、12弦ギター、白黒のPV、激情のギターソロ、
ジョンを食ってしまうほどのリッチーのコーラス、PVに登場する驚異の「ストレッチ」…
…ともかくボン・ジョヴィ屈指の名曲。リッチーの美声が聴ける「ライヴ」で一段と存在感を増します。
この曲が初めてだと思うんですが、「ホコリっぽい曲」はこのあと彼らの作品に絶えず登場します。
…ボン・ジョヴィって、MTV隆盛とかHR/HMブームとかの後押しを受けたイメージがあるけど、
何よりもそれ以前に、素晴らしい曲を書ける、普遍的な「アメリカン・ロック」バンドだと思うなぁ…