いいアルバムです。 こんなのが作れるならパープルもレインボーもやる必要ないじゃん、と思ってしまいました。 全然ロックじゃないですが、アコースティック楽器のよさとリッチーのメロディセンスの素晴らしさを再確認させてくれる1枚。 Wish You Were Here, Spirit Of The Sea, Ocean Gypsy, Memmingenが好き。
個人的には「KEEP THE FAITH」や「THESE DAYS」といった作品をリリースした90年代の彼らが好きなのですが、 バンドが商業的な面でも最も輝かしかったのはMTVを席巻してアルバムを売りまくった80年代であることは間違いありません… でも選曲に不満が無いわけでもない…各国によって収録曲が違う10曲目だけど、日本盤には「TOKYO ROAD」が収録されています。 バンドの日本のファンへの気遣いはうれしいのですが、失礼ながらさしたる曲でもないと思うし、 そういう意味ではボン・ジョヴィ屈指の名曲「IN THESE ARMS」が収録されているUK盤が一番良いのかな…歌詞・対訳がないけど。 「BLOOD ON BLOOD」「BORN TO BE MY BABY」「I'D DIE FOR YOU」「I BELIEVE」「DRY COUNTY」、 そしてリッチーの「STRANGER IN THIS TOWN」といった名曲の数々が収録されていませんが、 「SLIPPERY WHEN WET」以降のボン・ジョヴィのアルバムに関しては本当にハズレがないので 「CROSSROAD」を聴いてピンときた人は是非オリジナル・アルバムを聴いてほしいと思います。 「IN & OUT OF LOVE」は必要なかったが、新曲の「SOMEDAY I'LL BE SATURDAY NIGHT」「ALWAYS」はどちらとも素晴らしいし、 とりあえず大ヒット曲はほとんど収録されているのでベスト盤としては充分かな…
確かにボン・ジョヴィには他にもたくさん名曲があるけど、自分はこれも大好きです。 簡潔にしてインパクト大。2000年という節目の年に「IT'S MY LIFE!!」と。 …これは勝負ありました。誰か(たぶんマックス・マーティンだったと思う)に 「LIVIN' ON A PRAYER」みたいなインパクトのある曲を書いたほうが良いと忠告されたのがきっかけとか… トーキングモジュレーターだしね。PVも良かった。
これだけの人気もうなずけるメロディアスな名曲です… 上の方もおっしゃってる通り、高音がキツいのであまりライヴでやらないらしいのですが、 数年前の来日公演でこの「IN THESE ARMS」と「WILD IN THE WIND」を生で聴けた時は感動しました… 「BLAZE OF GLORY」までのフワフワ髪はどこへやらの、見事90年代仕様に生まれ変わったPVも なんか洗練されていてカッコ良かった。