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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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FIGHT - War of Words ★★ (2005-03-19 00:29:00)

…すいません、多少偉そうに書きます。
この作品、「元ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードが90年代に入って様変わりしたロックシーンの中で発表したアルバム」
としてはこれが精一杯のアルバムだと思います。…いや、むしろ健闘しているぐらい。
確かに93年当時のバンドたちと比べてこの音が同時代的で刺激的かといえば少し首をひねらざるを得ないし、
従来のJプリースト節をあくまで望むファン層にも不満が残る内容だったと思います。
アルバムを通して聴いていると、従来の味も残しながら新しい味も加えて、というロブの試行錯誤が見えてくる感じ。
自分たちの進むべき方向性に的を絞り込めないでいるというか…
でも、この時代に時代の音も意識しながら、自分たちの音の焦点をしぼりこめるHR/HMバンドなどほとんどいなかったはず。(しかもベテランで)
そんな難しい「綱渡り状態」の中で良い物が仕上がっているように思います。むしろ90年代なりのサウンドを模索したことは評価されるべき。
「INTO THE PIT」「NAILED TO THE GUN」を筆頭に「おおっ」と耳を引く曲も何曲かあるし(でもその魅力は彼がかつて在籍していた
「ジューダス・プリースト」的な魅力だ、というのも複雑なんですが…)、中だるみともいわれる曲のなかにも耳を引かれるフレーズが結構あったりします。
…個人的には、このアルバムはあくまで「橋渡し役」/「過渡的な作品」で、この次のアルバムでこの方向性も結実しそうな感じもするのですが…


BACKYARD BABIES - Total 13 - U.F.O. Romeo ★★★ (2005-03-18 22:48:00)

このアルバムで一番好きな曲。ブリブリいってる低音とグルーヴがたまりません…
短いけどギターソロもカッコよすぎ!!悶絶モノ。


BACKYARD BABIES - Total 13 - Made Me Madman ★★★ (2005-03-18 22:45:11)

インパクト大、即効性抜群の疾走曲。問答無用にカッコいいよね、コレは。文句なし。


THE ALMIGHTY - Powertrippin' - Possession ★★ (2005-03-18 22:37:04)

「PANTERAを彷彿させるスラッシュがかったヘヴィ・ロック風の曲」(ライナーの前田氏いわく。)
ともかく重量級でドライヴしまくりなロックンロール。気持ちイイ。


THE ALMIGHTY - Powertrippin' - Takin' Hold ★★ (2005-03-18 22:29:20)

イントロがちょっと長くてタルいけど、ヘヴィ/ドライヴィング/ロックンロール。ドライヴ感が気持ちイイ。


THE ALMIGHTY - Powertrippin' - Sick and Wired ★★ (2005-03-18 22:21:10)

ヘヴィ&グルーヴィーなヴァースから、一転メロディアスなコーラス部分へ。重量級の一曲。
聴きドコロは間奏(ギターソロ?)部分。ちょっと哀愁/メロディアス。


THE ALMIGHTY - Crank - Wrench ★★★ (2005-03-18 19:47:10)

アルバム2曲目。誰も発言してないけど超名曲だと思う。ノッペリとした身体にへばりつくような
ヘヴィーリフとグルーヴがムチャクチャ気持ちいい。爆走チューンの多い「クランク」にあって異色の曲。
アルバムのバランスをとるためにも(?)重要な曲。


IAN GILLAN - Toolbox ★★ (2005-03-18 18:03:00)

「イアン・ギランってやっぱ粘っこくて良い声してるよなぁ」と感じると同時に、明快で爽快なハードロックの好盤ですね。
イアンのファンのためだけのボーカルアルバムに落ち着かずに、歌メロも充実/ハードロッキングしており実にいいです。曲がいいですね。
イアンのシャウトも随所で炸裂してますしね…「ちょっとやりすぎじゃ…」とも時々思いますけど(笑)。クリス・タンガリーデスがプロデュースしてます。


PRIMAL SCREAM - Screamadelica ★★ (2005-03-18 16:27:00)

91年発表、彼らの最高傑作とされるばかりか、1991年という年を代表する1枚ともされているアルバム。間違ってもHR/HMじゃないのでご注意を。
このあたりの音楽を掘り下げて聴いているわけではないので上滑りなことしかいえませんが、「ダンサブル」「トリップ感」「肉体的な躍動感」
といった言葉が浮かびます。…「COME TOGETHER」と「LOADED」は彼らを代表する名曲でしょう。黒い女声コーラス、跳ねるようなピアノ、
けだるいボーカル、のレイドバックしたロックンロールがダンスフロアに頭ごと突っ込んだ、という。大音量で聴いてると思わず身体を突き動かしますね。
むちゃくちゃカッコいい。「HIGHER THAN THE SUN」の何ともいえないトリップ感も聴いててゾクゾクしてきます。
本作の「MOVIN' ON UP」や「DAMAGED」みたいなレイドバックな曲が好きな人は94年の次作も間違いなくハマるでしょう。


DEEP PURPLE - Machine Head - Smoke on the Water ★★★ (2005-03-18 01:48:12)

意外と人気ありますね??とても有名な曲ですが、すごくシンプルな曲なので結構人気なかったり
するのでは、と思いましたが…この曲で思い出すのは「MADE IN JAPAN」バージョンのイントロのところ
でリッチーが観客の手拍子の間が悪くてリフをやり直すところ、あと「初歩中の初歩」とされながらも
なかなか弾けそうで弾けないギターソロ…(ゴマカシがきかないのでちゃんと演ろうとすると難しかったり…
まあ、要するに腕が未熟なだけなんですけど。。)


ANTHRAX - Sound of White Noise ★★ (2005-03-15 21:57:00)

アンスラックスに関しては「SPREADING THE DESEASE」とこのアルバムしか聴いたことのない初心者なんですが…印象的な曲がズラリと並ぶ好盤だと思います。
このバンドに対して特別な思い入れがないからかもしれませんが、このアルバムはすんなりと入っていけますね。
そもそも「スラッシュ」にすら特別な気持ちがないので、そんな自分にはうってつけのアルバムなのかもしれません。
歌メロも充実していてとっつきやすいし、リフもバリエーション豊かながらどれもカッコいい!!


DEEP PURPLE - Made in Japan ★★ (2005-03-14 21:58:00)

久しぶりに聴きました、パープルの「MADE IN JAPAN」。つい先日、3枚組の「完全版」を手に入れたのですが、もうこればっかり聴いてます。
昔も今もロックのライヴ・アルバムの名盤であり、ギターキッズの教科書的なアルバムでしょう!!(「DEEPEST PURPLE」の方がいいのかもしれないけど)
…やっぱり順番に8月15日公演から聴こうと思ってコンポに入れて「HIGHWAY STAR」がかかるやいなや、フェンダーストラトを手にとって、
あとは「擬似ジャム」状態に。(弾けてないけど…)このとき「THE MULE」と「SPACE TRUCKIN'」はトバしてしまうのですが…(さすがに)
でも「SPACE TRUCKIN'」は「スゴい」ことになってます。(笑)8/15も8/16も8/17も。
もはや自分の理解できる世界を超えてますが、まあでも文句を言うだけ「野暮」ってものかな??
自分は正直、ベースとドラムのことは知らないので、どれだけスゴいリズム隊なのか分からなかったりするんですが、
ともかく「何が起こっても」ムチャクチャ安定感があって、それでいてパワフルなリズム隊ですね。
そしてリッチーのギターも、スタジオ盤の端正な演奏と比べて、(ツボのところは完璧に弾きこなしますが)
良い意味でライヴ感のある(当たり前か)ギタープレイでスタジオ盤より数倍魅力的。
上に何人かの方が書かれてますけど、リマスターが施された2枚組がいいようですね??さすがにこの3枚組はファン向け。
でもオリジナルの1枚モノでも十分魅力的ですね。それだけそこに収録されてる「HIGHWAY STAR」「CHILD IN TIME」「SMOKE ON THE WATER」は
素晴らしい。めちゃくちゃ技量のある5人だったんですね…まだ聴いたことがない人は是非。1枚組でもいいので。


HELLOWEEN - Master of the Rings - Why? ★★★ (2005-03-14 02:02:36)

ハロウィンの全楽曲中で一番好きな曲です。(自分はハロウィンというよりアンディ・デリスが
好きなだけかもしれないですね…でも、妙に古風なヴァイカートのギターも好き)
アンディ持ち前のメロディセンスが爆発した名曲でしょう。実にいいメロディーを書きます、この人。哀愁。


GARY MOORE - Back on the Streets - Parisienne Walkways ★★★ (2005-03-13 23:16:34)

自分ももっぱらライヴ・ヴァージョンのほうが印象的なんですが…
でもより「哀愁」「黄昏(?)」を感じさせるのはオリジナルの方だったり…
それにしても「パリの散歩道」ってカッコ良い邦題ですよね??原題そのままっちゃそのままなんだけど。
図太いトーンで豪快に泣かせます。名演ですね…


GARY MOORE - Blues Alive - Cold Day in Hell ★★ (2005-03-13 23:02:46)

ゲイリーの自作。アルバム「AFTER HOURS」収録のアップテンポのブルージーな曲。(ブルース好きな人から
すると彼のは純然たるブルースとは言いがたいらしいので、あえて)…図太い音のギタープレイがともかく
スリリングでカッコいい。エナジー剥き出しなギターソロが聴きもの。ゲイリーのギターが好きな人なら
分かると思うんですが、ハイライトのところで使う「1弦をチョーキングする勢いで2弦もチョーキングして
両方の弦を強くピッキングする」(結構頻繁に使いますよね??)ときの荒々しい音がたまりません…
…自分もギターを弾くときに頻繁に使わせてもらってます。


GARY MOORE - Blues Alive - Jumpin' at Shadows ★★★ (2005-03-13 22:49:22)

ハードロックではないですが…古めかしくも繊細なギターのトーンが印象的なブルーズです。
映像を持っていないのでどういうギターを弾いていて、どういうふうにこういう音を出してるのか分から
ないけど…指弾きなのかピック弾きなのか、ということも微妙…両方併用してるのかな??
ゲイリーのボーカルも渋いし、ゆったりとした空気の中、ひとつひとつのトーンにまで神経を
行き届けるゲイリーのギタープレイは鳥肌モノ!!渋い!!


MCAULEY SCHENKER GROUP - Nightmare: The Acoustic M.S.G. ★★ (2005-03-13 20:44:00)

日本盤限定のアコースティック・ミニアルバム。期せずして「好盤」です。
「THANK YOU」に至るまで90年代前半はアコースティック街道まっしぐらのシェンカーですが、アコースティックでのプレイも素晴らしいですね。
人気の高いMSG初期の楽曲はなく、いずれもロビン期の楽曲で占められていますが、逆にロビン時代の曲だからこそ
この企画がハマったのかもしれません。あくまでボーカルの旋律/楽曲主体というか。
ともかくアルバム全編を欧州の湿り気/哀愁が支配しています。このアルバムで聴けるロビンの声も情感たっぷりでいいですね。


RUSH - Test for Echo ★★ (2005-03-13 19:11:00)

「プレスト」以降の4枚のアルバムの中でも一番好きなアルバムです。全米5位。日本にいると彼らのこの根強い人気が実感できないですが。
恐ろしく広がりのあるプロダクションの中にあって、ヘヴィで大きな存在感のあるアレックスのギターが曲をグイグイと引っ張っていきます。
ごくシンプルな前作よりメロディ/アレンジは充実していますが、でもあくまでグランジをも取り入れたヘヴィなギターリフが曲の中心にあります。
そういう意味では第一印象は地味といえば地味かもしれませんが、聴いているうちに曲にグイグイと引き込まれていって、気付けば「お気に入りの1枚」。
それはやっぱり彼らの「リズムの多彩さ」からでしょうか??出してる音としてはシンプルなのに、聴き手は決して飽きません。
…むしろ引き込まれていきます。素晴らしい。


THE ALMIGHTY - Powertrippin' ★★ (2005-03-13 17:42:00)

ジ・オールマイティーをこれから聴こうという人には「クランク」がオススメなんですが、ひとつ前のこのアルバムもカッコいいです。
あちらがブッチぎりの爆走サウンドなら、こちらは懐の深いヘヴィロックンロールといったところか。どの曲もドライヴ感満載で曲も粒揃い。
どっしりとしたグルーヴ感/うねりが気持ち良い「ADDICTION」はライヴの定番。あとドラマチックなバラード(これが聴かせます!!)も
あったりと、1つのアルバムとしてのバランスも良いです。
でも、このアルバムももちろんいいんだけど、やっぱりこのバンドは次作の「クランク」で頭ひとつ抜けたバンドだったんでしょう。
あとボーナス・ディスクとしてついているドニントンのライヴ(全7曲)も良い演奏でしたね。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT - ギヤ・ブルーズ ★★ (2005-03-13 17:20:00)

ミッシェル・ガン・エレファントの傑作アルバム。メタルを普段聴いている人にも十分アピールできるアルバムだと思う。
ともかく凄まじいエナジー。ドライヴしまくり。パリッパリに乾いたチバのギターが全編通してカッコよすぎ!!
「やさぐれ度100%(?)」の男臭い爆走ロックミュージック。モーターヘッドやAC/DC、あとはジ・オールマイティーが
好きなヒトならまず間違いなくハマるアルバムでしょう。「日本のバンド」と是非敬遠しないで聴いてほしいアルバム。


ZENO - Listen to the Light ★★ (2005-03-11 00:54:00)

このギターサウンドはたまんないですね…それにしてもこのアルバム、発売当時から絶賛の嵐でした。
当時フェア・ウォーニングにズブズブとハマっていた自分にとって、このアルバムはずっと店頭に並ぶのを心待ちにしていて発売日に買ったアルバムです。
「孤高さ」「崇高さ」ということでいうと前作「ZENO」の方に分があると思うのですが、本作も勿論素晴らしい!!
なんといってもこのギターサウンドは鳥肌モノ。本当に存在感のあるギターで、上の方も書かれてますが、その音色には色気すら感じます。
FAIR WARNINGが好きな人は勿論、「メロディ」を愛する人にはデビュー作とともに是非聴いてほしいアルバム。


PRETTY MAIDS - The Best Of...back to Back ★★ (2005-03-10 23:20:00)

98年発表。デビューから「SPOOKED」までのベスト盤です。すりっぷのっとさんのおっしゃる通り、選曲はとてもツボをおさえたもの
になっていると思います。(自分も彼らのアルバムを全部持っていないにもかかわらず、そう言い切らせてもらいます…)
アルバム一枚聴いていても流れが非常にしっかりしているし、それにデビュー以降、彼らがいかにコンスタントに良曲を発表してきているか良く分かります。
デンマークという、一応北欧という出身地でありながら、あくまでパワフルなリフで押す正統派ヘヴィメタルサウンドは
時代によってキーボードを取り入れたりと少し変化を見せながらもその魅力は不変です。
デンマーク語で歌われているというラスト17曲目もいいです。初めて彼らを聴く人にオススメ。名企画盤。


BADLANDS - Voodoo Highway ★★ (2005-03-10 23:05:00)

1STよりさらにアメリカン・ルーツロックに接近したセカンド。評価は分かれるかもしれません。でも最高に渋くカッコいいロックアルバムです。
ザックリと乾いたジェイクのギターサウンドがともかく耳に気持ち良過ぎ!!楽曲は比較的聴き込みを要する曲が多いかもしれませんが、
聴き込むごとにジワリジワリと魅力がにじみ出てくる、いわゆる「スルメ盤」。レイ・ギランのボーカルもこのアルバムの方向性に
素晴らしく合っています。…B誌のS氏がMR.BIGの「LEAN INTO IT」のライナーでわざわざこのアルバムを「自己満足」的な
アルバムの例に挙げていたのを良く憶えてるんですが、いわゆる「ヘヴィメタル」的なサウンドやジェイクのフラッシーなプレイを
期待すると肩透かしを食うかもしれません…
でもTHE BLACK CROWESとかCINDERELLAの「HEARTBREAK STATION」が好きな人には、特にたまらないサウンドでしょう。名作。渋すぎ!!


POISON - Native Tongue ★★ (2005-03-10 22:39:00)

ブルース・フェアバーン起用に始まったポイズンの「大人への脱皮計画」ここに極まれり、という感じです。
…というかここまで変わるか??という変貌ぶり。2曲目の「スクリーム」からしてブッたまげます。超絶ギタープレイ。ずば抜けてます。
3曲目の「スタンド」。これはシングルにもなったようですが傑作だと思います。マンドリンやゴスペルなコーラスまで持ち込んで、
アメリカのルーツ・ミュージックをうまく取り入れた名曲。リッチーのギターソロは(恐らくレガートやスキッピングといった)テクニックをまじえながらも、
とてもツボをおさえたソロを繰り広げてます。これは名ソロ。…この2曲はこのアルバムの中でも特にインパクトのある楽曲です。
あと9曲目のアコギによるリッチーのギターインストは耳を引きますが、あとは一聴ではやや地味な曲も多くて結構聴き込みを要する内容になっていると思います。
技量は思いっきり向上していますが、音楽性の劇的な変化に賛否は分かれるかもしれません…でも、なかなかの好盤だと思います。
コッツェン・ファンの人も聴いてみては??(もう聴いてる??)


GREAT WHITE - Once Bitten ★★ (2005-03-10 22:19:00)

多少土臭い方向性になる次作以降も良い曲を書いていますが、やっぱりアメリカの土臭さに加え、哀愁をすごく感じさせるこのアルバムが
一番好きです。(「SHOT IN THE DARK」はいまだに聴いたことがないんですよね…)
何人の方も書かれてますけど、このアルバムからは「夜」をイメージさせます。なんか「大人」っぽい空気のあるアルバムです。
この時代にヒットしていた他のバンドたちとはやっぱり一線を画す雰囲気がありますよね??なんというか「引きの美学」というか…
「ROCK ME」と「SAVE YOUR LOVE」は皆さんがおっしゃってるように珠玉の超名曲だと思います。ジャックの歌唱が素晴らしすぎます。
でも他の曲も粒揃い。特に「LADY RED LIGHT」は白眉。この哀愁を含んだ渋いギターソロがたまりません。


POISON - Flesh & Blood ★★ (2005-03-10 21:14:00)

いくらコアなロックファンに叩かれようとライヴで驚異のギターソロ/ドラムソロを強行するあたり、
さぞかし強い心臓の持ち主なのだろうと思いきや、やはり彼らも人の子。内心ではいつまでも子ども扱いされることを快く思っていなかったのか、
ブルース・フェアバーン起用で前作よりかなり成熟したサウンドに。それでも彼らのポップセンス/メロディーセンスはずば抜けてます。
どれもいい曲ばかり。「LIFE GOES ON」や「SOMETHING TO BELIEVE IN」といった泣けるバラードも本当に素晴らしいです。
でも、このアルバムを制作するためにブルース・フェアバーンから演奏面でかなりしぼられたらしいです…CCデヴィル、良くがんばった!!


POISON - Open Up and Say... Ahh! ★★ (2005-03-10 21:02:00)

88年のセカンド。彼らのアルバムの中で一番売れたアルバム??確かに音は軽いかも。でも曲はどれもいいです。
ヒットしてベスト盤にも入ってる「NOTHING…」「FALLEN…」「EVERY ROSE…」「YOUR MAMA…」以外にも
「GOOD LOVE」やら「LOVE ON THE TRACKS」やらともかく名曲の宝庫!!
あんまり聴く前から「下手」「音が軽い」「ルックスだけ」という評判を聞きすぎたせいか、
実際に聴いてみると、「なんだ、むちゃくちゃ真っ当なバンドじゃん」と拍子抜けしたのを憶えてます。なんだ、弾けてるじゃん、と。
でも批判の矛先が向けられやすいバンドっていうのはどの時代にもいますよね??チャラチャラしてる、演奏がヘタ、音が軽い、
キャーキャーいわれてるだけ、オリジナリティがない、誰かのパクリetcetc…。
…ポイズンの例があるので、世間のこういう悪評はもう話半分に聞くことにしました。良いバンドです、ポイズンは。


HELLOWEEN - High Live ★★ (2005-03-10 20:48:00)

このライヴってそんなに音悪かったんでしたっけ??リアルタイムでこのアルバムを聴いたときはそんな印象はなかったんだけど…
まあウチにあったボロいラジカセじゃ音質なんか関係なかっただけかもしれないんだけど(笑)…
ともかく、アンディ加入以降の2枚のアルバムが好きな自分にとってこのライヴはベスト選曲でした。
当時はこのライヴのビデオも買って何度も見てました…キスクの方が好きな方にとっては、アンディのボーカルがやっぱり
満足のいかないものなのかもしれませんが、キスクよりもむしろアンディ好きな自分にとっては問題無しです。
まあそもそも声質もまったく違うし、そういう不満がファンから出るのは当たり前かもしれないですけど。
演奏の内容は良いです。「MR.EGO」とか「TIME OF THE OATH」といったローランドの曲はこのライヴビデオのパフォーマンスを見て
好きになったんでした…良い曲だと思うんだけどなぁ。
個人的な聴きドコロはキスク時代の「THE CHANCE」とかアンディが弾き語る「IN THE MIDDLE OF HEARTBEAT」とかかな…


BLIND GUARDIAN - Tokyo Tales ★★ (2005-03-10 20:08:00)

なにやら今は決定版的なDVDが出ているらしいですが…
彼らのアルバムで一番聴き込んだのが3RDと4THな自分にとってこのライヴ盤は良い曲目白押しの名ライヴ盤です。
それにしてもこのライヴ盤、高校の頃メチャクチャ聴き込みました…観客の声など後で修正したところもあるらしいですが、
あの当時は全く気付かなかった…(逆にそっちの方が幸せなのかもしれないですけど。)
というのもブラインド・ガーディアンの場合、ライヴでのオーディエンスの盛り上がりがスゴいということを聞いてましたから…
それにしても3RDと4THには良い曲が揃ってると改めて思うし、バンドの演奏も非常にいいです。それと、うにぶさんと同じく、
自分はこのぐらいのシンプルな楽曲の方が性に合いますね。アルバム構成に凝り始めたこれ以降の作品は少し苦手かも…


SINNER - The Best of Sinner -noise Years- ★★ (2005-03-10 19:48:00)

SINNERのCDはこのアルバムしか持っていなかったのですが、NOISE時代の代表曲が19曲もギッシリとつまったこのベストは良く聴いてました。
基本は何のてらいもない正統派ヘヴィメタルだけど、メロディーがいいですね。
「KNIFE IN MY HEART」(良い曲です)みたいなポップな曲もあったり。ツインギターも絶妙。…「DESPERATE HEART」で終わる構成もいい。


HEARTLAND - Wide Open ★★ (2005-03-10 19:20:00)

正直言って、ハートランドのアルバムはこの「WIDE OPEN」しかマトモに聴き込んだアルバムがありません…
というのも当時B誌のプッシュにのせられて買ったクチなので。このバンドを聴き込んだ人は別のアルバムの方に魅力を感じるのもしれないですが…
でもやっぱりこのセカンドの質は高いと思います。「産業ロック」という言葉にピンと来る人なら、一度は聴いてみて損はないんじゃないでしょうか??
(でもこの頃の彼らの音楽は「産業ロック」というより「MORポップス」というジャンルの音楽かもしれないけど。)
クリスのソウルフル/アダルトなヴォーカルは情感があってもちろん素晴らしいし、メロディの質も高いです。


TAKARA - Taste of Heaven ★★ (2005-03-10 18:57:00)

ジェフ・スコット・ソートは正式なバンドメンバーではないんだけど、プロデュースをした上にボーカルをも担当してしまったというアルバム。
当時ゼロ・コーポレーションから発売されたアルバム(今はもう廃盤かな??)。
バンド名は何とも???ですが、やってる音楽はオーソドックスでメロディアスなHR。
楽曲は粒ぞろいでこのテの音楽としてはクオリティが高いです。歩兵さんと同じく自分も、全てのロックファンにオススメできるわけではないけど、
このテの音楽が好きなヒトには…という感じですね。でも質は高いです。


WHITE LION - Big Game ★★ (2005-03-10 18:38:00)

自分が高校の頃、名盤とされる彼らの「PRIDE」を探し回ってたんですけど、どこの店へ行ってもなかなか見つからなくて、
やっとのことで中古CD屋で発見した「BIG GAME」。
「ちっ、あのPRIDEじゃないけど聴いてみるか…」と不満まじりにこのアルバムを買って家に帰り再生してみると…
「素晴らしい!!」1曲目の「GOIN' HOME TONIGHT」に撃沈しました。本当にこの曲は素晴らしい。
曲のムードはまさしく「アメリカ」なのにこの「哀愁」…下手だといわれるマイクのボーカルだけど自分はこの声、本当に好きですね。
アルバム一枚通してのクオリティは「PRIDE」のほうに譲るかもしれないけど、良い曲がいっぱい入ってます。
ある意味、緊張感のある前作に比べると、こちらの方が良い意味で肩の力を抜いてる感じがしますね。


HANOI ROCKS - Two Steps From the Move ★★ (2005-03-10 18:19:00)

全く信じられない!このアルバムの書き込みが俺で4人目だとは・・・。
悲しーーー!!
…でもホントに票少ないですよねぇ。彼らのラストアルバムです。
このアルバムを発表後、ドラムのラズルが事故で亡くなってしまうのはご存知の通りですが、とても惜しい完成度の高さです。
世界にのりだした矢先だったんですよね…楽曲は粒ぞろいです。CCRのカバーをはじめ、爆走の「HIGH SCHOOL」、
哀愁の旋律の超名曲「DON'T YOU EVER LEAVE ME」、それ以外にも「UNDERWATER WORLD」「MILLION MILES AWAY」
「BOULEVARD OF BROKEN DREAMS」…とか良い曲揃ってます。


PAUL LAINE - Stick It In Your Ear ★★ (2005-03-10 18:08:00)

それこそ「捨てる神あれば、拾う神あり」じゃありませんが…自分はその「とあるHM専門誌」に
「90年代前半の名盤」としてこのアルバムが紹介されているのを見て、このアルバムを買いました。本当に雑誌のレビューなんて信用できないですね。。
…90年発表、後にデンジャーデンジャーに加入することになるカナダ出身ポール・レインの傑作ソロです。
タコスケさんが書かれているようにブルース・フェアバーンのプロデュースという新人アーティストにして超豪華な布陣のもと制作されたアルバムで、
名曲「DORIANNA」を筆頭に、クオリティはもちろん高い!!「アメリカン/メロディアス/ハードの隠れた名盤」といってもいいと思います。
ただ入手は意外と困難かも。東京の中古CD店を散々探し回ったあげく、地方のスーパーの処分市(笑)で発見したアルバムなんですよね…


JOHN WAITE - The Complete John Waite Volume One: Falling Backwards ★★ (2005-03-10 14:21:00)

ベスト盤で恐縮ですが…とても良く出来た企画盤だと思うので。96年発表の「ジョン・ウェイト」のベスト盤です。
正式タイトルは「THE COMPLETE JOHN WAITE VOL.1: FALLING BACKWORDS」。
70年代後期にTHE BABYSとしてデビュー、「MISSING YOU」の大ヒットを生んだ80年代、リッキー、ジョナサンとともに結成したBAD ENGLISH、
そして再びソロへ戻るまでのキャリアをヒット曲を中心にアルバム1枚でたどることができます。
(タイトル通り、曲順は新しいものから古いものへとたどる感じになってます。)
BAD ENGLISHを聴いて彼の声のファンになった人には、ベイビーズやソロ時代への入り口になるだろう好企画盤です。
彼の円熟した、渋くも甘い声の大ファンである自分からすれば、90年代以降のごくシンプルなAORサウンドが好みだったりするのですが、
彼の声に魅力を感じるなら一度このベスト盤で軌跡をたどってみては??96年当時の新曲の内容もとても良いです。


DANGER DANGER - Screw It! ★★ (2005-03-10 03:44:00)

過剰なほどに「きらびやか」な印象だった前作と比べると、少し「きっちり」作ろうとしてるという感じも。良く分からない表現ですけど。
でも間違いなく前作の延長線上です。前作が気に入った人なら、このセカンドの楽曲も間違いなく気に入ると思います。
このバンドはやっぱりメロディーがいいですよね。同時代のいわゆる「ポップメタル」バンド(別にけなしてるわけじゃないです)
といわれるバンドの中でもメロディーがダントツにいいです。「プロ」の方を使って録音したという、あのイントロには困りますけど(笑)


RATT - Detonator ★★ (2005-03-10 03:34:00)

「OUT OF THE CELLER」~「DANCING UNDERCOVER」までのいわゆる「黄金期」と比べると、RATTN'ROLLとうか、
あの独特な彼ららしさは幾分希薄だったりするんだけど、これはこれで曲のクオリティは結構高かったりと…意外とタチの悪いアルバムかも(笑)。
でも確かに曲はいいんですよね。「SHAME, SHAME, SHAME」とか「TOP SECRET」なんかはやっぱりカッコいいし…
そして問題作(?)「GIVIN' YOURSELF AWAY」。メロディーはもちろんいいし、スティーヴン・パーシーのあのボーカルが妙に
合っていたりと個人的にはすごく好きなバラードなんだけど、RATTとしてどうかというと…うーん、こういうのって難しいですねぇ…
でもアルバムとしてはクオリティを保ってるし、彼らの「裏の名盤」といってもいいのかも。


SURVIVOR - When Seconds Count ★★ (2005-03-10 03:15:00)

それ以降も名曲を出し続けたけど、「VITAL SIGNS」とこの「WHEN SECONDS COUNT」はアルバムとしての完成度が高いですね。
清廉なピアノの音が印象的な必殺バラード「MAN AGAINST THE WORLD」は前作の「THE SEARCH IS OVER」に決してヒケをとらないバラードだと思うし、
「HOW MUCH LOVE」やら「IS THIS LOVE」やら名曲の宝庫。
タイトルトラックの「WHEN SECONDS COUNT」にしろ、超名曲「REBEL SON」にしろ、このアルバムは聴いているとポジティヴな気分にさせてくれます。
なにしろ、「REBEL SON」は大学受験に臨む日の朝にこれを聴いて会場に向かった、という思い出深い一曲だし…
この曲はVAN HALENの「DREAMS」とともに聴き手を一瞬にしてポジティヴな気持ちにさせてしまう珠玉の名曲だと思います。名盤。


ROYAL HUNT - 1996 ★★ (2005-03-10 01:52:00)

個人的にロイヤル・ハントのアルバムは「パラドックス」までなら、どのアルバムも聴いて損はないと思うのですが、
自分にとって(「パラドックス」から聴き始めたから印象が強いのかもしれないですけど…)ロイヤル・ハントのヴォーカルというと
DCクーパーというイメージが強いです(あくまで個人的に)。アメリカ人であのルックスなのに、なんとも情感豊かなヴォーカル。
そしてムチャクチャ確かな歌唱力…当時BURRN誌のリーダーズポールでも彼はいつも上位にいた記憶があります。
このライヴ盤は「MOVING TARGET」(名作!!)リリース後の東京でのライヴを収録した2枚組。
デビュー以降のベスト選曲ともいえる名曲の数々をDCの素晴らしいパフォーマンスのもと聴くことができます。JKのギターも良いです。名ライヴ盤。


TNT - Intuition ★★ (2005-03-10 01:40:00)

デビュー当時の幾分荒削りなサウンドから、前作を経てポップさが著しく増したこのアルバムで洗練を極めます。
トニー・ハーネルの透明感のあるボーカルといい、まさにイメージするのは「北欧」。(でもアメリカ人なんだよね…)
ジャケット内に彼らの出身国ノルウェーだと思われる風景が映っていたと思うんですが、あの凛と澄み切った空気をこのアルバムは連想させます。
「TONIGHT, I'M FALLING」という北欧メタル随一の名曲を筆頭に楽曲も粒ぞろい。このテの音楽が好きな人なら是非一度は耳にしてみてください。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP ★★ (2005-03-10 01:32:00)

メロディアス・ハードの傑作ですね。上にも書かれてますけど、オランダのバンドなんですが、
アメリカのBON JOVIやFIREHOUSEみたいなメロディアス・ハードを思わせる曲が多いかもしれません。
ライナーにも確か書いてありましたが、間に小さいインストを入れてみたりとBOSTONを思わせるような手法もあったりして…
ともかくこれらのバンドが好きな人なら間違いなく気に入る内容じゃないでしょうか??特にラストの「LOVE OF MY LIFE」は本当に素晴らしかった…
フレッド(デビュー当時から若いのか老けてるのか分からないルックスでした)のボーカルはまだまだ貫禄があるわけではないけど、
温かい声質でこのテの音楽に良く合ってます。セカンドも良かった。


CHEAP TRICK - Busted ★★ (2005-03-10 01:19:00)

低迷期から脱出したにもかかわらず、外部ライターを使いまくってヒットさせた88年の「LAP OF LUXURY」と90年の「BUSTED」の
評価(少なくとも普通のロックファンにとって)は著しく低かったりします。
しかも90年代以降にオルタナやパワーポップ系統のバンドから70年代のチートリの音がリスペクトされたりと、
ますます肩身の狭い作品群になってしまってます。(ここ最近はちょっと違うかもしれないが)
でも、この「BUSTED」は魅力的な曲がズラリと並ぶ彼らの名作のひとつだと思う。
ギターリフでひっぱるというよりは、外部ライターを招いて練られたメロディーで聴かせるという感じだけど、いいものはいい。
ベストにも入ってる「CAN'T STOP FALLIN' IN LOVE」を筆頭に名曲多いです。これはこれでOK。


FORTUNE - Making Gold ★★ (2005-03-10 01:08:00)

北欧哀愁ハードの名作とされる、このアルバムは全てのロック・ファンに薦めることはできないけど、
でもこのテの音楽が好きな人にとってはたまらないものがあるのでは??B誌にも「荒削り」と評されていましたが、
確かにボーカルの技量といい、曲の展開といいB級っぽさは否定できない…
でもけんしょーさんの言われるように、このテのマニアにとってはこういうのが逆に魅力だったりするのかも。(笑)
未完成な技量の中から珠玉のメロディがにじみ出るという…(CLOCKWISEにはこういう荒削り感はないしね…)
高校の頃、哀メロや産業ロック系統の音に目がなかった自分はこのアルバムを聴くためにさんざん探し回った記憶があります。


THE STORM - Eye of the Storm ★★ (2005-03-10 00:55:00)

なかなか市場に出回っていなくて入手が結構困難なファーストアルバムに比べて、こちらの方は結構目にしますよね??
ファーストアルバムが昔B誌で紹介されていたのですが、探し回ってもなかなか見つけ出すことができなくて、
仕方なしにこちらのセカンドのほうを買ったのですが、質の高さに驚いた記憶があります。
ジャケットのセンスは相変わらず??なのですが、クオリティは本当に素晴らしいです。
ジャーニー系統のメロディアスで、ゴージャスなプロダクションの産業ロックが好きな人なら間違いなく気に入るだろうサウンドです。高品質。


MATCHBOX TWENTY - Yourself or Someone Like You ★★ (2005-03-09 21:43:00)

(本国アメリカでは)96年発表、彼らのデビューアルバムにしてアメリカだけで1200万枚以上の売り上げを記録した大ベストセラー。
ハードロックにはくくれないだろうけど、意外と骨太のギターサウンドなので普段HR専門の人でも抵抗なく聴けると思います。
過度にシリアスになるわけでもない、また逆に道化になるわけでもない、重すぎず軽すぎず、しごく「真っ当な」「等身大の」アメリカン・ロックです。
アメリカでも幅広い年齢層に人気らしいのですが、不思議と浮き足立っている印象はありません。しっかりと大地に足を落としている感じ。
テレビで彼らのライヴを見たことがありますが、ロブ・トーマスのヴォーカルはもとより、バンドの演奏力も確か。
それに本当にどの曲も「良い曲」ばかり。(後半、ちょっと地味だけど…)シンガロングできるメロディが素晴らしいです。
「REAL WORLD」「3 AM」「PUSH」「BACK 2 GOOD」がシングルヒット。他にも名曲多数。
…このアルバムが気に入った人はフーティー&ザ・ブロウフィッシュの「クラックド・リア・ヴュー」というアルバムも是非聴いてみてください!!
こちらは少しフォーキーですが、メロディのいいアメリカンロックを思う存分堪能できる名盤です。どちらも中古で死ぬほど安し買えますし…


BAD MOON RISING - Opium for the Masses ★★ (2005-03-08 22:37:00)

今聴いてみると…決して「名盤」ではないかもしれないけど、この作品ならではの魅力もあって聴き応えのあるアルバム、という感じです。
英国的/叙情的な空気は(曲によってはあるにはあるんですが)かなり減退して、ザラついたトーンのパワフル/グルーヴィーなギターリフと
熱っぽいボーカルで押しまくる曲が目立ちます。なにはともあれ、アルドリッヂのギタープレイは最高にスリリング!!
個人的にこのザラついたギタートーンは好きだし、パワーで押す曲には本作ならではのカッコよさがあると思うので結構好きです。
当時は「グランジに身を売った」的な評価だったらしいのですが、うーんそれも微妙かなぁ…90年代には何枚もそういう評価を受けた
HR/HMアルバムがありますが…大前提として、本作は「ハードロック」以外の何者でもないです。
時代の「空気」を吸っていることは間違いないとは思うけど…5曲目はアリス・イン・チェインズの陶酔っぷりを連想してしまったし。
このバンドをこれから聴こうと思う方には1stからまず聴かれることをオススメしますけど、これはこれで魅力があると思います。
自分もこのアルバムは評価を見直してほしい1枚です。…でも「聴かせる」方の曲はメロディをもっと練ってほしかったかなぁ…


REO SPEEDWAGON - Hi Infidelity ★★ (2005-03-07 19:28:00)

「REO SPEEDWAGON」って本当にそういう車種があるらしいですね。「アールイーオー」スピードワゴンですね??
いえいえまだいいですよ。自分なんかZZTOPをずっと「ズーズートップ」と読んでましたから(笑)…(いや、笑うに笑えない…)
…ともかく名曲ばかりの素晴らしいアルバムです。なんか70年代と80年代の中間ぐらいの音、という感じがします。
ポップだけどポップすぎず所々骨太でホコリっぽい。洗練されてそうでなかなかそうでもない、という。そこがいい。
リアルタイマーでもないのに、「TAKE IT ON THE RUN」とか「IN YOUR LETTER」みたいな曲に妙に懐かしさを感じてしまいます。
「KEEP ON LOVING YOU」とかラストの「I WISH YOU WERE THERE」もいいです。結構このアルバムの曲ってラジオで流れますね。


REO SPEEDWAGON - Hi Infidelity - In Your Letter ★★★ (2005-03-07 19:10:34)

「IN YOUR LETTER~、UHH IN YOUR LETTER~」…ちょっと哀愁含みなこのコーラスがたまりません。
リアルタイムで聴いたわけじゃないけど、名曲中の名曲だと思うなぁ。
今でもラジオ聴いてると結構流れてきますよね??


FIREHOUSE - Firehouse ★★ (2005-03-07 18:51:00)

久しぶりに聴きました。ファイアーハウスのデビューアルバムにして最高傑作(かな?)。
あのアコースティック・アルバムが最高傑作だ、などと思っていたけど、やっぱりこの1stは文句なしの名作でしたね。反省。
当時結構チャートの上位に食い込んでいたらしい、ムチャクチャ屈託のないアメリカン/メロディアス/ハードロックです。
上の方も書かれてますけど、今聴いてみると意外とギターがエッジィ/骨太でしっかり聴こえます。グリーンデイとか以降の
アメリカのポップロックバンドはこういうギターがないですよね。こういう骨太のギターが鳴ってこそ曲が引き締まるんだけど…
ともかくどの曲もメロディが良くて、コーラスはキャッチーで、ボーカルは高音で爽快。名作です。


MANIC STREET PREACHERS - Stay Beautiful - Motown Junk ★★★ (2005-03-06 23:14:13)

シングルとして発表された彼らの代表曲。「REVOLUTION, REVOLUTION, REVOLUTION…」というイントロに
導かれるようにパワフルなリフが登場。歌詞は「ジョン・レノンの死なんかオレには何の意味も無かった」と
いうもので、当時物議をかもしたそう。…最新のベストアルバム「FOREVER DELAYED」にも収録されています。


SLAYER - Seasons in the Abyss ★★ (2005-03-06 22:44:00)

個人的には一番聴いているアルバムだし、一番好きなアルバム。
一般的には「RAIN IN BLOOD」と「SOUTH OF HEAVEN」の中間ぐらいの位置づけにあるアルバムと評価されているはず。
「WAR ENSEMBLE」とか「HALLOWED POINT」もいいけど、ともかくタイトルトラック「SEASONS IN THE ABYSS」が素晴らしきすぎ。
緩急自在というか、楽曲に幅があって何度も何度も聴いても飽きることがありません。勿論プロデューサーはリック・ルービン。


JUDAS PRIEST - Defenders of the Faith ★★ (2005-03-06 19:20:00)

昔「BURRN!」を愛読していた高校の頃、前田記者がこの当時のプリーストのライヴを見て、
「その時僕は鋼鉄神プリーストに忠誠を誓った」とか「JUDAS PRIEST、うーん、この名前の響きがたまらん」とか、
部外者からすればヒキまくりなことをつらつらと書いていたのを憶えているんですが、
後追いでこのアルバムを聴いた自分からしてみても、前田記者の気持ちをそれほどまでに駆り立て、
男気あふれる心境にさせるものがこのアルバムにはあるような気が。
この湿り気を帯びた哀愁/泣きは孤高の道をひた走るヤクザの親分の醸し出すそれなのだ。「義理と人情」の世界。ヘヴィメタル版「仁義なき戦い」。
…内容??もちろん傑作です。未聴の人は聴いてみて。


JUDAS PRIEST - Screaming for Vengeance ★★ (2005-03-06 18:48:00)

もうこれだけの人が発言されてるんだから、今更自分みたいな者が発言することもない…と思いましたが、やっぱり発言します。
「復讐の叫び」、アメリカ市場に切り込んだ「ヘヴィメタル・バンド」ジューダス・プリーストの成功作にして傑作です。
「ヘリオン」~「エレクトリック・アイ」の素晴らしさはもうさんざん語られつくされてしまってますが…でもヘヴィメタル屈指のオープニングでしょう。
そして、疾走曲は言うに及ばず、(「PAIN AND PLEASUREはイマイチ、ピンと来ないですが、)ミドンテンポの曲もムチャクチャ魅力的。
…というのも彼らはまずこのギターの音だけで十分聴かせてしまいます。この「英国」「鋼鉄」というイメージそのままなギタートーンはプリーストの代名詞。
そしてエモーショナルながらも、あくまで「英国」的な節度のもと繰り広げるソロワーク。
自分にはどんなにハード/ヘヴィになろうとも、あくまで「英国」的な様式美を体現せんとするKKとグレンのギターはものすごくツボです。
ヘヴィメタル屈指の名盤だと思います。未聴の人は是非聴いてみて。


THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION - Orange ★★ (2005-03-06 18:18:00)

94年発表。JON SPENCER BLUES EXPLOSIONはヴォーカル・ギターのジョン・スペンサーを中心とした3人組ベースレス・トリオロックバンド。
で、これはジョン・スペンサーの名前を一躍世界にとどろかせた彼らの出世作。傑作。ブルーズをベースにして、スカッスカの空間の中、
最高にハイパーでルーズでフリーキーでエキサイティングなロックンロールが繰り広げられる。
ともかく1曲目の「ベルボドム」を聴いてほしい!!後半の爆走パートなんかたまりません。ホントに。
…ただ何故かこちらに登録されてるけど非HR/HMなので要注意。(これがHMなら、フーファイとかクリードは何故に「非」??)
しかし音圧は少々劣るけどモーターヘッドとかオールマイティー好きとかメタル好きにもアピールできるバンドでは??ちょっとフリーキー
すぎるかもしれないけど。日本のミッシェル・ガン・エレファントとか、最近のハイヴスみたいなガレージが好きな人は是非。
なんか間の抜けた安っぽいPVもいいカンジでしたね。次作の「NOW I GOT WORRY」も良かった。


PRIMAL SCREAM - Give Out but Don't Give Up ★★ (2005-03-06 17:54:00)

94年発表。「ROCKS」のシングルヒットとともに、イギリスではベストセラーに。
アルバムごとにスタイルをまるごと変えてしまうことで有名なバンドですが、傑作とされる前作「スクリーマデリカ」のアシッドハウスから、
今作ではアメリカ南部音楽に彼ら独自のテイストをふりかけた、素晴らしくカッコいいルーズなロックンロールをやっている。
この時期にボビーらメンバーがドラッグにおぼれていたりとバンド内部の状態がかんばしくなかったこともって、
このアルバムはPSのアルバムの中でも良い評価をされていない。でも、楽曲は「JAILBIRD」や先述の「ROCKS」を筆頭にどれも強力。
中盤にちょっと地味な曲が続くのをさっぴいてもとてもいいアルバムだ。
「CRY MYSELF BLIND」「I'LL BE THERE FOR YOU」といった力の抜けたエモーショナルなバラードではとても泣かせてくれる。
70年代ストーンズだったりアメリカ南部ロックが好きな人にはオススメ。あとクワイアボーイズみたいなロックンロールが好きな人にも是非。


PETER GABRIEL - So ★★ (2005-03-06 16:18:00)

世界的な大ベストセラーになったようにワールド・ミュージックへのアプローチなど、ピーターガブリエルの前衛的な一面が
影を潜めているからなのか、最初聴いたときはあまり印象の濃い「音」ではないと個人的には感じました。
そんな自分がレビューするのもおこがましいんだけど…でも、ともかくこの「SO」は、純粋に印象深い楽曲がズラリと並ぶベストセラー・アルバム。
あの大ヒットシングル「スレッジハマー」やケイト・ブッシュとの名デュエット「DON'T GIVE UP」(名曲!!)が収録されているアルバム。
ほかにも「RED RAIN」やら「IN YOUR EYES」やら「BIG TIME」やら純粋に良い曲がいっぱい入っている。
「DON'T GIVE UP」はこのポジティヴなメッセージからかいまだにイギリス国民に愛され続けているらしいですね。


PINK FLOYD - The Wall - Run Like Hell ★★ (2005-03-06 15:55:00)

ロジャー脱退後のフロイドのライヴでも重要な演目になってる曲。
「ウォール」収録の他の曲とは一線を画するアップテンポで「走りまくる」曲。
ディレイもすごく印象的だし、何かに突き動かされるような感じがあります。


PINK FLOYD - The Wall - The Show Must Go On ★★ (2005-03-06 15:50:13)

絶望的な前の曲からすると曲調も穏やかな小曲なのですが…歌詞は本当に切ないです。
「僕の人生はどこかで何かが狂ってしまった…」「それでもまだショウを続けないといけないの??」
クイーンの曲にも同名の曲がありますけど、ニュアンスは正反対ですね。


PINK FLOYD - The Wall - Is There Anybody Out There? ★★★ (2005-03-06 15:43:47)

ガットギターによる小曲ですが…本当に切なく美しい曲です。


PINK FLOYD - The Wall - Hey You ★★★ (2005-03-06 15:36:47)

あまりに切ない名曲。壁の内側にひきこもってしまっている人に語りかけるような歌詞がともかく素晴らしい。
ひとつひとつのフレーズが胸に迫ります。切なすぎる…
ギルモアのギターソロは泣きまくり。そして曲の最後のところのロジャーのうわずった叫びのヴォーカル。
ギルモアが歌うこの曲はいまいちピンと来なかったりします。…ともかく、すべてが感動的で胸を打ちます。


AEROSMITH - Toys in the Attic - Walk This Way ★★★ (2005-03-05 04:06:06)

何年か前、スーパーボウルのハーフタイムショーでエアロスミスがこの曲を演ったのを強烈に憶えてます。
インシンクやらブリトニーやらのアイドルたちを従えて、「WALK THIS WAY」をカマすロック親父5人。
もちろん会場のボルテージは最高潮に。カッコよすぎ!!21世紀でも思いっきり通用してるんだもんね…
…で、ラップとHR/HMとの距離ってそんなに遠くないはず。ビースティ・ボーイズと
ケリー・キング(SLAYER)なんてのもあったし、あとパブリックエナミーとアンスラックスも。


RAINBOW - Long Live Rock 'n' Roll - Kill the King ★★★ (2005-03-04 18:55:17)

ほとんど言い尽くされてしまってますが…レインボーの超名曲です。
ロニーとコージーとリッチー、みんなスゴいんですけど、自分はついついギターに聴き入ってしまいます。
で、上の方にも何人か書いてる方がいらっしゃいますけど…イントロのアルペジオなんですが、
(3本弦で弾く場合、)「1弦→2弦→3弦」の順に「ダウン→アップ→アップ」でピッキングするのが
一番スムーズかも。昔YG誌に載ってた「リッチー特集」には確かそう書かれてたような気がします。
…というよりあのスピードで演奏するにはそうするしか手首がついていかないです…
それでも自分はリズムキープが難しくてうまく弾けなかったりするんですが…


BON JOVI - Crush - It's My Life ★★★ (2005-03-03 20:52:14)

確かにボン・ジョヴィには他にもたくさん名曲があるけど、自分はこれも大好きです。
簡潔にしてインパクト大。2000年という節目の年に「IT'S MY LIFE!!」と。
…これは勝負ありました。誰か(たぶんマックス・マーティンだったと思う)に
「LIVIN' ON A PRAYER」みたいなインパクトのある曲を書いたほうが良いと忠告されたのがきっかけとか…
トーキングモジュレーターだしね。PVも良かった。


VAN HALEN - Van Halen III - Without You ★★★ (2005-03-03 18:41:46)

個人的にアルバム自体は地味な曲が多くてピンと来なかったんですけど、この曲はスバ抜けてカッコいい
と思います。…なんかベストに入ってた「ME WISE MAGIC」の延長線上にありそうな曲。
キレのいいカッティングが気持ち良い。サビのメロディーは爽快だしね。
エディーがニット帽(だったかな?)をかぶってギターを弾くPVも当時新鮮でした。


BBM - Around the Next Dream ★★ (2005-03-03 18:33:00)

自分のような若造からするとJ・ブルースとG・ベイカーのグルーヴというのは、混然となったうねりにうねるグルーヴというより、
あくまでさらっと紳士然としたグルーヴというか、すごくスマートに感じます…
(これが60年代の空気なんでしょうか??自分にはちょっと分からないけど…)
…ゲイリーのギターは勿論素晴らしいです。
力強いトーンですが、あくまで曲に寄り添うように渋くキメてくれます。この人のギターは本当にたまりません…
たった一ヶ所のクォーター・チョーキングをとっても「やっぱ、うまいなー」と聴き惚れてしまうぐらい。
個人的にはごくごくシンプルな曲調の方が好みなんですが、メロディやアレンジのほうに気を使った曲も結構あって、
それほど「取っ付きにくい」という印象はないかもしれません。


VAN HALEN - For Unlawful Carnal Knowledge - Poundcake ★★★ (2005-03-02 21:47:58)

文句なしのパワフル&ヘヴィなVHロック。このどっしりとしたグルーヴには王者の貫禄も。
ドリルで実際にギターを弾くことはないにしても、あちこちで効果音的に使われてます。カッコいい。
曲の途中でワウを絡める、ライヴビデオ「ライト・ヒア…」でのこの曲もカッコ良かったなぁ…
それにしても、アレックス叩きまくり。そりゃ首やられるよ。


VAN HALEN - OU812 - When It's Love ★★★ (2005-03-02 21:22:04)

キーボードもきらびやかだし、サビのメロディーも超メロディアスなんだけど、
ギターリフとギターソロはあくまで「ブルージー」。一筋縄ではいかないバラードだったりします。
…にしてもソロの「タメ」!!エディーがこういうプレーをする曲って自分は他に知らないんですけど、
クラプトンがギタープレイのルーツにある、っていうのはこういうことかな??


VAN HALEN - 5150 - Why Can't This Be Love ★★ (2005-03-02 21:02:50)

「ビヨンビヨン」というシンセが大きくフィーチャーされた大ヒット曲。「DREAMS」は大好きだったけど、
この曲、昔は苦手でした…「ギターキッズ」からすると。意外とユニゾンフレーズとか
侮れなかったりするんですが…でも今聴くと、意外とメロディが良いし、パワフルだし結構好きかな。


VAN HALEN - 1984 - Panama ★★★ (2005-03-02 20:50:38)

デイヴ時代のヴァン・ヘイレンのいいところを3分半にギュッと凝縮したカンジの超名曲!!
鋭利な超~カッコいいギターリフ、スリリングなソロ、ポップなメロディー、
ブレイク部分から段々とヒートアップする展開、そしてあのPV…
もう完璧!!これ以上何を望むの??というぐらい。…ところで何故に「パナマ」??


VAN HALEN - 1984 - Jump ★★★ (2005-03-02 20:35:53)

ずっと上の方にこのギターソロの詳しい解説をされている方がいて興味深く読ませてもらいました。
最後の速弾き以外のところはスケールに沿った音を出してるにもかかわらず、
自分にはすごく非凡というか、スケールにとらわれていないように聴こえてしまいます…
もう「エディマジック」ですね。完璧なギターソロ…キーボードソロもカッコいい!!
…あと余談ですが、「アズテック・カメラ」という80年代のイギリスの「ネオアコ」グループが
この曲を「明るくなく」カヴァーしてます。興味のある人は聴いてみては??


VAN HALEN - Fair Warning - Unchained ★★★ (2005-03-02 20:17:26)

デイヴ時代の超名曲。6弦1音下げ フランジャーのヘヴィリフにしてこのハジケっぷり。
そして、何いってんのか分からないけど、デイヴの「バカセリフ」…
サミーも好きだけど、一度でいいからデイヴがボーカルのVHをナマで見てみたいなぁ…最高!!


VAN HALEN - Women and Children First - And the Cradle Will Rock... ★★ (2005-03-02 20:10:27)

ちょっとポイント低すぎ!!3RDと4THに収録されてる曲は結構渋いのが多いから??
フランジャーかかりまくり(?)なヘヴィなリフ(たぶん指弾きだったと思う)が印象的。
で、このギターソロがカッコいい!!「タッピング→静寂」のあとの部分がたまらなく渋い。


VAN HALEN - Van Halen II - Dance the Night Away ★★ (2005-03-02 19:59:36)

自分もギターに思わず耳がいきますねぇ…エディーのギターがなければ「わりと普通のポップな曲」なん
だけど、ギターが「曲のアクセント」通り越して、ほとんど主役になってるかも…
で、ずっと上の方にも書かれている方がいますが、このソロってタッピング・ハーモニクスなんですね。
でも、このアルバムがリリースされたのって79年でしょ??…エディ凄すぎ!!


VAN HALEN - Van Halen - Runnin' With the Devil ★★ (2005-03-02 19:48:10)

これもなんか邦題がありましたよね??…自分が高校の頃、ヤングギター誌にこの曲の譜面が載ってました。
で、イントロのところの「キラッ!!」という音の出し方を知って、「おおっ!!」と感動したことを
覚えてるなぁ。他のところにほとんど応用できない小技だったりするんですけど…
ミドンテンポなのであの頃はあんまり良い曲とは思わなかったんですけど、
今聴いてみるとヘヴィでどっしりしたリフがスゴいカッコいい。ギターソロもスリリングだし。


VAN HALEN - Van Halen - Ain't Talkin' 'Bout Love ★★★ (2005-03-02 19:36:03)

「叶わぬ賭け」。まず「ジャリジャリ」というギターのトーンがたまらないです。そしてフランジャー。
…で、あまり偉そうなことは言えないんですが、超絶速弾きもライトハンドもないので、
(音符上)コピーするのは結構簡単かも。自分もエレキギターを買ってすぐにチャレンジしたVHの曲はこの曲。


VAN HALEN - Van Halen - Eruption ★★★ (2005-03-02 19:21:37)

「暗闇の爆撃」。衝撃のギターインスト。エディー・ヴァン・ヘイレンの代名詞。
ライトハンド、ハミングバード、アーミング、フランジャー…そして気持ち良過ぎるこのギタートーン。
エディー独自の飛び道具を抜きにしてもホントに無茶苦茶魅力的なギタリストだと思います。
エディーいわく、彼のギタープレイの基本-根底にはエリック・クラプトンがあるそうです。


BON JOVI - Slippery When Wet - Wanted Dead or Alive ★★★ (2005-03-02 03:05:16)

荒涼としたアメリカの大地のイメージ、12弦ギター、白黒のPV、激情のギターソロ、
ジョンを食ってしまうほどのリッチーのコーラス、PVに登場する驚異の「ストレッチ」…
…ともかくボン・ジョヴィ屈指の名曲。リッチーの美声が聴ける「ライヴ」で一段と存在感を増します。
この曲が初めてだと思うんですが、「ホコリっぽい曲」はこのあと彼らの作品に絶えず登場します。
…ボン・ジョヴィって、MTV隆盛とかHR/HMブームとかの後押しを受けたイメージがあるけど、
何よりもそれ以前に、素晴らしい曲を書ける、普遍的な「アメリカン・ロック」バンドだと思うなぁ…


BON JOVI - These Days - This Ain't a Love Song ★★★ (2005-03-02 02:43:09)

ジョンのボーカルに色気すら(!)感じる名バラード。抑えるところは抑えて、盛り上げるところは
盛り上げる…まさに「円熟」の極み、大人のバラードという感じ。
↑↑の方も書かれていますが、ウェンブリーのビデオでは(実際のライヴの曲順は分かりませんが)
ラストに演奏されています。これが夜も更け終盤を迎えた会場の雰囲気と相まってとても感動的…
それにしても、「押し」も「引き」も心得たリッチーのギターが絶妙。名演です。


BON JOVI - These Days - Bitter Wine ★★ (2005-02-25 02:08:30)

なんかバックの演奏が「70年代ストーンズのバラード」みたいな感じがあります。日本盤のボーナストラック。
歌詞は「愛する人が去った今、聖なる水も「苦いワイン」の味がする」というもの。
…だけど「苦い味のするワイン」のようなボン・ジョヴィも自分にはとても魅力的に映ります。


BON JOVI - These Days - Diamond Ring ★★ (2005-02-25 01:54:15)

激渋。きらびやかなキーボードも華々しいギターソロもないけど、素っ裸にしてもこれだけボン・ジョヴィは
魅力的。彼らって一般的なイメージとは裏腹に、懐の深いバンドなんだよねぇ…「押し」の彼らもいいけど、
「引き」もいい。リッチーのギターソロも無茶苦茶渋くてカッコいいです。
ホント、この人のギターって過小評価されてるよなぁ…


LYNYRD SKYNYRD - Second Helping - Sweet Home Alabama ★★★ (2005-02-24 19:26:17)

有名曲。オリジナルは全米8位。この前再放送していた映画「フォレスト・ガンプ」でも流れてました。
サントラにも収録されています。(ライヴバージョンではありませんが…)
アーシーなギター(3本)、ソウルフルなコーラス、跳ねるようなピアノ。
…まさしくアメリカ、そして「サザンロック」ですね。


MR. BIG - Hey Man - TEARS ★★ (2005-02-23 23:34:21)

「ヘイ・マン」の日本盤ボーナストラック。隠れた名曲かな…もの悲しげなアコースティックバラードです。
この曲を弾きたかったがために当時「ヘイ・マン」のスコアを3000いくらも出して買ってしまいました…
結構コードとかフレーズとかも凝っている曲だったように記憶しています。
特にギターソロ(?)の部分(もちろんアコギだけど)はしっとりと哀愁があって素晴らしい!!
いまだにギターをとると、このフレーズを弾いてしまいます。


MR. BIG - Lean Into It - To Be With You ★★★ (2005-02-23 20:57:03)

「フハハハ…トン、トン、トン…」。…何度、このイントロを耳にしたことだろうか??
このイントロを聴いた途端、自分は遥か彼方に過ぎ去りし中学時代にタイムスリップしてしまう…
この曲の存在を教えてくれたあの友達は、今どこで何をしているんだろうか??
背伸びしたがりな片田舎のいち男子中学生にとって、この曲がどれほど魅力的に映ったことか…
この曲が弾きたくて駅前の楽器屋でマーチンのアコースティックギターを買ったんだった…
初めて「完コピ」できたのもこの曲だったなぁ…
あのアコギも今は実家の物置の中。今度帰ったら弦の交換ぐらいしないと…
…ともかく想い出が詰まってる曲。ミスタービッグよ、オレはお前たちを忘れない!!(涙)


MR. BIG - Big, Bigger, Biggest! The Best of Mr. Big! - I Love You Japan ★★★ (2005-02-23 20:29:24)

いや、一時期の日本のミスタービッグ熱は本当にスゴかった!!
ドリカムか、ビーズかというぐらいの怒涛の日本ツアー。オラが町にもやってきました。
タイトルからして「I LOVE YOU JAPAN」。シャレ一発かと思いきや、結構マトモな曲になっております。
それにしても、曲の最後のところでエリックの言ってることが聴き取れない…「ジャーネー、????」
ミスタービッグよ、永遠に。彼らは最高だった!!


MR. BIG - Bump Ahead - Nothing But Love ★★ (2005-02-23 19:24:43)

メロディアスなパワーバラード。「ロウ・ライク・スシ」に収録されているヴァージョンでは、
イントロにフランス国歌が演奏されています。
ポールのギターソロは素晴らしい!!メロディアスに突き抜けるような名ソロだと思います。


MR. BIG - Big, Bigger, Biggest! The Best of Mr. Big! - Seven Impossible Days ★★ (2005-02-23 19:19:51)

ポップな小曲だけど、そこは「ミスタービッグ」、アコースティックギターはあくまでも味付けで、
ビリーの「ベース」だけで終わりまで聴かせてしまう曲。上手い!!


MR. BIG - Mr. Big - Rock & Roll Over ★★ (2005-02-23 19:12:53)

本領発揮(?)の骨太ロックナンバー。終始グルーヴィー&ヘヴィにうねるベースもいいし、
ブルージー&テクニカルな後半のソロもカッコいい!!


MR. BIG - Hey Man - Goin' Where the Wind Blows ★★★ (2005-02-23 19:06:50)

歌詞、いいですよね??エリックのボーカルが胸に染みる名バラード。
開放弦をうまく使ったコードワークもいいし、2本のガットギターによるギターソロも素晴らしい!!
そういえば当時、良く弾き語ってました…思い出深い1曲。


MR. BIG - Lean Into It - Green-Tinted Sixties Mind ★★★ (2005-02-23 18:58:34)

懐かしい!!よく聴いてました。それにこのイントロのタッピングフレーズは良く弾いてました、当時。
ミスタービッグはギターを追っかけても聴けるけど、ベースラインを追っかけても楽しめますね。
(失礼ながら、ライヴのベースソロ・タイムは休憩時間だったりするのですが…)
それにしても、ライヴでも完全再現なこの4人のコーラスは鉄壁です。


MR. BIG - Bump Ahead - Wild World ★★★ (2005-02-23 18:50:51)

「TO BE WITH YOU」の2匹目のドジョウを狙ったカバー曲だけど、名カバー。
エリック・マーティンの声はやっぱりいいですね。それに息のあった4人のコーラス。
ビリー・シーンの動きのあるベースラインもさすが。


MR. BIG - Big, Bigger, Biggest! The Best of Mr. Big! - Stay Together ★★★ (2005-02-23 18:45:21)

ポール作。ベスト盤の新曲。ミュージック・ステーションに登場してこの曲を演奏(?)していたのを憶えています。
メンバー全員スーツを着込んで、ポールが左利き用のギターを弾いてるPVも憶えてるなぁ…
あの頃はミスター・ビッグに夢中でした。周りのヤツはみんな聴いてたし。
でも、まさかこの当時にバンド内部がそんな状態だったとは思いもよらなかったなぁ…


MR. BIG - Hey Man - Take Cover ★★ (2005-02-23 18:35:01)

シングル曲…かな??上にも書いてありますが、聴いた曲の感じとは裏腹にギターはかなり難しかったりします。
ずっと同じ動きを繰り返すのでだんだん手首がつってきます…腱鞘炎になりそう。
アルバム「ヘイ・マン」自体、いかにもな疾走曲は無いですけど、
楽曲重視ながらも、確かなテクニックに裏打ちされた曲が多かったですね。


MR. BIG - Lean Into It - Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song) ★★★ (2005-02-23 18:26:18)

「ミスタービッグの顔」といってもいいぐらいの疾走曲。マキタドリル使用。上にも書いてあります
けど、ソロの入り口のところでベースとユニゾンのフレーズがあるんですが、ビリー凄すぎ!!
それにしても高校の頃、このギターソロを遮二無二練習してましたねぇ…ポール凄すぎ!!
…でもMR.BIGにとってはこういう疾走曲はむしろ例外なんですよね。意外とミドルテンポの
ブルージーな曲が彼らの本分だったりします。


THUNDER - The Thrill of It All ★★ (2005-02-22 22:41:00)

96年発表。クオリティは勿論高いんだけど、いまいち地味な存在のアルバム。
ベスト盤「THEIR FINEST HOUR」をリリース後、EMIからドロップアウトを食らい、本作はインディーズでのリリースを
余儀なくされてしまいました。「BEHIND CLOSED DOORS」があれだけの傑作だったのに(しかも全英4位)…
なので彼らにとっては起死回生のアルバムになるはずだったのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。
もう英国ロックシーンに彼らの居場所はなかった…と。
でもインパクトこそ前3作に譲りますが、曲はどれもサンダー節全開でダニーのボーカルは相変わらず素晴らしい。
ちょっとベタだけど美しいバラード「LOVE WORTH DYING FOR」、シングルにもなったクールでメロディアスでブリティッシュな「DON'T WAIT UP」、
ライヴのオープニングの定番になった「WELCOME TO THE PARTY」をはじめ、「PILOT OF MY DREAMS」「LIVING FOR TODAY」
「THRILL OF IT ALL」「YOU CAN'T LIVE YOUR LIFE IN A DAY」…などなど、楽曲は粒ぞろい。


YNGWIE MALMSTEEN - Odyssey - Deja Vu ★★ (2005-02-21 21:47:49)

曲から受ける印象は意外とポップだったりするのですが、ギターの内容は相当「ハード」。
入り口のスウィープが「日本人にはやさしい」と書かれている方もいますが、自分には無茶苦茶ハードに思えます…
そしてその後はもう怒涛の速弾き。締めのワウパートはちょっと恥ずかしくなるような展開ですが…
だいたいイントロのフレーズからして指がこんがらがってきます…昔は弾けたんですけどねぇ…


YNGWIE MALMSTEEN - Odyssey - Heaven Tonight ★★★ (2005-02-21 21:40:35)

何かといわれがちな曲。イングヴェイも「ジョーの書く詞は…」とコケにしていましたが…
でもジョー・リン・ターナーはハマりまくりだし、妙にキラキラしたPVも好きでした。ギターソロも秀逸。


YNGWIE MALMSTEEN - Odyssey - Hold On ★★ (2005-02-21 21:33:35)

確かに再現しにくいとは思うけど、ライヴで演奏されたという話も聴かないし、結構地味な曲。
イングヴェイを良く聴いていた高校当時、ひそかに好きだった曲。
ジョー・リン・ターナーの透明感のあるボーカルが映えまくり。
そしてイングヴェイのギターは終始ウェットに泣きまくり。ワウを隠し味に使ったソロもなかなかです。


YNGWIE MALMSTEEN - Trilogy - Queen in Love (2005-02-21 21:28:22)

ベスト盤とかビデオにも収録されていながら、あまり目立たない曲かもしれません。
「LIAR」のところでも書いたんですけど、この曲も妙なグラサンをかけたジョー・リンを思い出します。
それにしてもこのギターソロ、よくよく聴いてみるとスキがないなぁ…
泣きの旋律、滑らかな速弾きもそうですが、アーミングの使い方が絶妙。


YNGWIE MALMSTEEN - Trilogy - Liar ★★ (2005-02-21 21:17:24)

この曲、どういうわけかマーク・ボールズよりジョー・リン・ターナーのボーカルの方が印象が強いのですが、
上の方のおっしゃる通り正統派ヘヴィメタル調。そしてギターソロの導入部分のスウィープは練習したなぁ…
このスウィープだってアルカトラスの「TOO YOUNG TO DIE…」でもうすでにやってるわけだし…
考えてみればこの時期でイングヴェイ奏法の主たるものは出尽くしてますねぇ。
自分は90年代以降のイングヴェイも違和感なく聴けますが、この時期のイングヴェイは芸が細かいと思う。