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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 701-800

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酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 701-800

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METALLICA - S&M ★★ (2004-02-06 21:34:00)

オーケストラが加わったことによって、もともとあったメロディや叙情性が強調されてよくなった曲もあることは確かですけど、
正直言って、バンドサウンドとオーケストラの融合がアルバム全部の曲で成功しているとはいいがたいと思います。
Battery, Enter Sandman, Sad But True, Devil's Dance…
とか大半の曲は音がゴチャゴチャしすぎてて何がなんだか分かりません。
その代わりNothing Else Matters, Untill It Sleeps, Bleeding Me, Hero Of The Day…
といった「ブラックアルバム」以降のメロディが強調されている楽曲や、
One, For Whom The Bell Tollsみたいなドラマチックな構成の曲ではオーケストラサウンドが劇的さを増していて良いと思います。
とはいえ、全体的に過剰装飾でウルサすぎるかな…


GARY MOORE - Corridors of Power ★★ (2004-02-06 16:00:00)

「ワイルド・フロンティア」の人気が高いようですけど、個人的には80年代のゲイリー・ムーアならあまり装飾を感じないこちらの方が好きです。
このアルバムでのサウンドは、純然たるブリティッシュ・ハードロックなので、
こちらの方がゲイリーにとっては、彼のストレートで押しの強いギターが映えるサウンドではないでしょうか?


WHITESNAKE - Starkers in Tokyo ★★ (2004-02-06 15:53:00)

クラプトンの作品で有名なMTVのアンプラグドシリーズのような作品を想定していたのかもしれないんですが、
やっぱり言語の違いとか、こういう状況に不慣れな観客とのコミュニケーションが少しぎこちないところは否めないです。
でもそれは仕方がないといえば仕方がないことであり、わざわざ日本のファンを観客に選んでアルバムを作ってくれたことは素直に嬉しいです。
「レストレスハート」がカヴァーデイルのヴォーカルアルバムというかAORブルーズロックのような作風だったことを考えると、
今作のようなアコースティックセットをやったことはとてもよくわかります。
Sailing Ships, Soldier Of Fortuneのような今回の趣向にドンピシャな選曲もあり、
カヴァーデイルの歌声をじっくり堪能できる好盤じゃないでしょうか。


GUNS N' ROSES - Use Your Illusion II ★★ (2004-02-06 12:39:00)

当たり前かもしれないけど、パート1に比べて作風というか路線に特に違いはないと思います。
ずいぶん大作が目立ったり、キーボード類を導入したりといったところが目立ちますけど、
メインストリームを行く堂々たるロックンロールであることに変わりはないです。
「イストレンジド」は「ノーヴェンバー・レイン」と並び、この時代のガンズの名曲であり、代表曲。
あとラストに収録されている、違和感のあるインダストリアル風の「マイ・ワールド」は「音楽性の拡散」の極致。
時代感覚に優れたというか、新しモノ好きなアクセルが入れた曲でしょう。
(新しモノ好きといえば、ジェーンズ・アディクションとかフェイス・ノー・モアあたりのバンドもこの当時評価していたらしいし。)
ただ、メンバー分裂後のアクセルの音楽的志向を見ると、この曲はただの小曲というだけではないのかも。


THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION - Orange - Bellbottoms ★★★ (2004-02-06 12:31:18)

むき出しの原始的ロックンロール。ザラザラとしたギターの感触が気持ちいい!!


BLACKMORE'S NIGHT - Shadow of the Moon ★★ (2004-02-06 12:25:00)

いいアルバムです。
こんなのが作れるならパープルもレインボーもやる必要ないじゃん、と思ってしまいました。
全然ロックじゃないですが、アコースティック楽器のよさとリッチーのメロディセンスの素晴らしさを再確認させてくれる1枚。
Wish You Were Here, Spirit Of The Sea, Ocean Gypsy, Memmingenが好き。


DEEP PURPLE - Perfect Strangers ★★ (2004-02-06 12:18:00)

ディープ・パープル史上最も聴きやすいアルバムかもしれません。ほかのバンドと比べることはあまり有益なことではないかもしれませんが、
もともとディープ・パープルはレッド・ツェッペリンより「グルーヴよりメロディ」な日本人にとってとっつきやすいバンドだと思うんですけど、
この作品でのディープ・パープルは時代性やリッチーがレインボー在籍時代の素材を持ち込んだこともあってか、ますます聴きやすいです。
ジョー・リン・ターナーが歌うことを想定してつくった楽曲もあったんでしたっけ?
イアン・ギランが歌って、そしてオルガンがあるので外側はディープ・パープル的なサウンドになっているんだけど、
やっぱりヴォーカル・メロディのメロディアスさはディープ・パープル作品屈指。
70年代じゃなくて80年代の再結成後のアルバムを傑作に挙げるのは少し抵抗がありますけど、良作であることに違いはありません。


RAINBOW - Down to Earth ★★ (2004-02-06 12:13:00)

グラハム・ボネットのレインボーもいいですねー。ロニー時代とは違うアメリカンな音なんですけど、様式美的なテイストも残しているので
とてもバランスがいいし、とても1枚通して聴きやすいアルバムだと思います。このアルバムからレインボーはだんだんポップな方向に
舵を切っていくようになって、リッチーのギターがあまり聴けなくなってくるのは残念なんですけど。
「アイズ・オブ・ザ・ワールド」「ロスト・イン・ハリウッド」「デンジャー・ゾーン」がいい。


DEF LEPPARD - Adrenalize ★★ (2004-02-06 11:53:00)

1992年リリース、スティーヴ・クラークの死というアクシデントがありながらも、全米全英1位を獲得したアルバム。
プロデューサーはマット・ラングがブライアン・アダムスの新譜のプロデュースで時間が取れなかったのでマーク・シップリーに交代。
なのでブライアンの91年のアルバム「ウェイキング・アップ・ネイバーフッズ」はLEPSと音像が酷似しています。
ライナーによれば、スティーヴ・クラークの後釜としてジョン・サイクスやエイドリアン・スミスの名前も挙がっていたらしいですが、
結局フィル・コリン一人でアルバムを仕上げることになった、とあります。ヴィヴィアン・キャンベルがバンドに参加するのは、このアルバムのツアー以降。
路線としては前作「ヒステリア」と同じく、デフ・レパード以外の何者でもない作風です。
「ヒステリア」を最高傑作に挙げる声が依然多いし、実際自分もそう思うけど、聴きやすさでいえばこちらのほうに軍配が上がるかな…
作品全体の完全主義的な濃密さは薄れたけど、その分だけ肩の力が抜けたアップテンポな曲が多くてアルバム1枚通して聴くのも苦になりません。


NUNO BETTENCOURT - Schizophonic ★★ (2004-02-06 01:57:00)

これはいいアルバムですよ!!!エクストリーム時代のファンクメタルを想定して聴くと???でしょうけど、バラエティに富んだ良質のロックがズラリと並んでます。
ジャンルで言うともはやHM/HRにくくれないようなのも何曲かありますけど、ヌーノはとても器用ですねー。
エクストリームってバンド自体、どんどん音楽性が変化していくバンドでしたけど、
この1枚のアルバムを作るためにいったいどれだけの音楽を吸収しているんだろうか…
ギタープレイに焦点を当てるわけじゃなく、楽曲主体の構成なんで、飽きずに何度でも聴けるのがいいです。


PINK CREAM 69 - One Size Fits All ★★ (2004-02-06 01:43:00)

やっぱりアンディデリスって独特のポップセンスがありますよねー。
ハロウィン加入以降もいい曲を書いてますけど、
ピンククリームの最高傑作とされる今作においても独特のポップセンスは全開。
哀愁があるけど、アンディの奇妙なポップセンスも光るこのアルバムはとても好きです。
ただピンククリームのアルバムはこれしか聴いていないので、これが他のアルバムと比較してどうかってことはちょっと分からないんですけど…


QUEEN - Made in Heaven - It's a Beautiful Day ★★ (2004-02-06 01:22:47)

アルバム「メイド・イン・ヘヴン」の序曲。
フレディの力強い声とともに鳴るピアノの清廉な音が美しい。
レクイエムの序曲が「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」とは…なんか感じるところがありますね。


QUEEN - A Night at the Opera - God Save the Queen ★★ (2004-02-06 01:19:45)

イギリス国歌だけどカッコいい国歌ですねー。
でも、ロックバンドがエンディングに国歌を演奏して観客と合唱、
っていうのは日本じゃ考えられないモンね。右翼だもん、それじゃ。
もともとは「ナイト・アット・オペラ」のエンディングだけど、ライヴのラストの定番。
セックス・ピストルズに同名異曲がありますが。イギリスのライヴでは大合唱。


VINCE NEIL - Exposed ★★ (2004-02-05 15:59:00)

モトリークルーは、時代の趨勢を敏感に察知して、新しい要素を取り入れ、それなりに完成度の高いアルバムをリリースした。
でもヴィンスニールの方はといえば、まったく気負いがない。
時代性などおかまいなしに、思いっきり自分のやりたい、陽気でド派手なロックンロールをやっている。
それもミックマーズでは不可能だったことをスティーヴスティーヴンスが可能にし、モトリーより一枚上のアルバムを作ってしまった…
…にしてもこのアルバムでやってることってモトリーが80年代でやってきたことを軽く超えてしまうほど華麗でカッコイイ。


DAMN YANKEES - Damn Yankees ★★ (2004-02-05 15:45:00)

バンド名そのままの「おバカなアメリカ人たち」によるバンドのデビュー作。
アルバム全体が底抜けに明るくて、カリフォルニアの青い空が脳裏に浮かぶ…(実際に見たことないけど)
アメリカン・ロックの王道中の王道を行く、超陽気な曲の数々がズラリと並ぶ。
「パイルドライヴァー」のバカっぷりも気持ちいい。そこまでやるか?


MOTLEY CRUE - Dr. Feelgood ★★ (2004-02-05 15:37:00)

このアルバムに関してはもう語ることがありません。モトリー・クルーというバンドにとどまらず、ロックという音楽の中でも金字塔とも言えるアルバムでしょう。
デビュー当時のまだ幾分粗雑な音と比較すると、ボブ・ロックのプロデュースのもと、とても洗練され、整理された音に仕上がっている。
でも決してロックバンドっぽい攻撃性も失っていません。「洗練」と「攻撃性」が素晴らしいバランスでひとつのアルバムを形作っているといってもいいですね…
それにしても「華やか」!!!


CHEAP TRICK - Cheap Trick '97 ★★ (2004-02-05 15:30:00)

みずからのバンド名を冠した1977年のデビュー作から20年。
80年代前半の低迷、メンバーの脱退、そして「永遠の愛の炎」での復活、と浮き沈みはありましたが、
94年発表の「蒼い囁き」同様、1997年発表のこのセルフタイトル作はとても円熟されたチープ・トリックが聴ける好盤だと思います。
楽曲の出来がいいのは勿論ですが、なによりもロビン・ザンダーの甘い声が、渋みのあるたまらない声になってきました…
特にバラードで聴かせる、この枯れた声はとても魅力的。ほかのロックナンバーもどれもポップでありながら、ベテランらしく聴かせる曲ばかり。


AEROSMITH - Rocks ★★ (2004-02-05 15:11:00)

とても素晴らしいロックアルバム。鋭利なキレのあるリフと、ハードロックらしい豊潤な楽曲。
エアロスミス随一の名盤と評されることも多いですが、最近のアルバムからさかのぼるように彼らを聴いていくとピンと来ない人も多いかもしれません。
ゲフィン時代のような超ポップなメロディーもゴージャスなプロダクションもないので…


AEROSMITH - Big Ones ★★ (2004-02-05 14:52:00)

今は2枚組完全版のグレイテストヒッツもライヴ盤も出てるので、このベスト盤の有難みが薄れてしまいましたけど、
自分が高校生の頃、エアロスミスの入門編として友達に貸してもらったのは、まぎれもなくこのベスト盤であり、それはそれは重宝しました。
破格にとっつきやすくなったゲフィン時代のヒット曲が一手にまとめられているし、新曲も充実。1枚組なので聴きやすいし。
あ、でもアルマゲドンの主題歌は入ってませんよ。中古CD屋でやたらと安く叩き売られているのをよく目にします…


BAD ENGLISH - Backlash ★★ (2004-02-05 09:55:00)

ジョン・ウェイトのヴォーカルは自分も好きです。
でも前作がロック・アルバムというよりは、もうほとんどジョン・ウェイトのヴォーカルを聴くためのアルバムのようだったことを考えると(でもいい曲は多いです)
本作は前作に比べれば、かなりニール・ショーンのギターが前面に出てきて、ロックバンドらしいエッジがあり、
アルバムとして1枚を通して聴ける、まとまりの良さがあるのでロックアルバムとしては自分はこちらの方が好きです。
どのメンバーもキャリアのある面々であり、演奏能力も作曲能力も折り紙つきなので、落ち着いて楽しめる娯楽作。
確かに音像はいわゆる「産業ロック」的ではあるけど、ここでいう「産業ロック」は別にその音楽を肯定するわけでもなく、否定するわけでもなく、
ただそういう音像だと言っているに過ぎない。そもそも全部のロックバンドに「ロックとしての初期衝動」云々とやらを期待してないよ…
ロックといったって音楽のひとつに過ぎないんだし。スケープゴートにされたジャーニーもTOTOもいい迷惑だと思う。


QUEEN - The Works - I Want to Break Free ★★ (2004-02-05 09:41:22)

メロディがあいも変わらず美しい。好きです。
結構80年代っぽくてポップ色が強いですけど、ウェンブリーのライヴ盤ではちょっとロックです。


QUEEN - A Night at the Opera - Love of My Life ★★★ (2004-02-05 09:34:32)

オリジナル・ヴァージョンよりブライアンのアコースティック・ギターが美しいライヴ・ヴァージョンの方が
馴染みがあるのですが…でもこの曲はフレディの美声が映えます。
ライヴでの観客による大合唱も印象的なクイーンの超スウィートなバラード。
うーん、砂糖たっぷりで体がとろけそうです。名曲。


QUEEN - A Kind of Magic - Who Wants to Live Forever ★★ (2004-02-05 09:29:35)

ライヴでは冒頭のキーボードはブライアンが弾いている。
ダイアナ妃が亡くなった後にリリースされた、
英米のミュージシャンによる2枚組トリビュート盤の1曲目に選ばれていたのは、
英国の象徴だった「クイーン」によるこの曲でした。荘厳で美しいバラード。


QUEEN - Innuendo ★★ (2004-02-05 02:52:00)

アルバム全体が独特の緊張感で貫かれています…フレディ・マーキュリーの死と切り離しては考えることのできないラストアルバム。
上の皆さんのおっしゃる通り、「INNUENDO」と「THE SHOW MUST GO ON」という2つの突出した名曲はそんなアルバムの性格を特に感じさせます。
不謹慎かもしれませんが、出来過ぎなほどの完璧な幕下ろし。それもクイーンらしい。


BON JOVI - Bounce ★★ (2004-02-05 02:36:00)

路線は前作の延長線上。あくまで若い層にもアピールして第一線でやっていこうという姿勢は正しいと思う。
ただアルバム「ジーズ・デイズ」での円熟された魅力を素晴らしいと思っていた自分としては、
今度はボンジョヴィの方が若くなりすぎて、自分がついていけなくなってしまいました。バンドの方がはるかに年上なんですが…
せっかく「キープ・ザ・フェイス」と「ジーズ・デイズ」で土臭くて骨太、年齢相応のこなれたロックをやるようになったのに…
ブリトニーとかのアイドル御用達のマックス・マーティン一派を起用するのだけはもうやめてほしいけど、
本作もポップかつコンパクトで良質なロックアルバム、
…なんですけど、この路線のまま進んでいくとしたら、ちょっと若すぎてついていけなくなってしまうかも…


BON JOVI - Crush ★★ (2004-02-05 02:28:00)

2000年発表のターニングポイント。たぶん彼らにとってはこれまで以上に「売る」ということを意識したアルバムだと思う。
ヨーロッパの成功とは裏腹に、「ジーズ・デイズ」がアメリカであまり成功しなかったことから、アメリカの若い世代から
忘れ去られてしまうことへの不安があったはず。このアルバムをリリース後のツアーを収録した「クラッシュ・ツアー」というDVDの
ジョンのインタビュー・シーンで自分がサングラスをかけ始めたことを「目元のシワを隠すためだよ、もう自分も40だし」
と茶化していたけど、それもまんざら冗談ではないのでは…あくまで想像ですけど。
…個人的には「ジーズ・デイズ」の円熟された感じが好きなんですけど、今作で一気に若返って世界中で大ヒットを飛ばし、ボン・ジョヴィはまた復活しました。
「イッツ・マイ・ライフ」というインパクトのある楽曲があったことが成功につながったみたいですね。
曲の長さにおいても前作とはあまり違いは見られないと思いますが、骨太なバウンドサウンドは後ろに引っ込められて、かなりコンパクトでポップな感じになった気がします。
それが今作の成功につながったのなら、結果オーライで非常にいいことだけど、前作のシリアスさを気に入っていた者としてはすこし寂しいような気も…
でも、一度は「80年代の遺物」とみなされながらもまた復活してしまうとは…ボン・ジョヴィはやっぱりスゴいバンドです。


OZZY OSBOURNE - The Ultimate Sin ★★ (2004-02-05 01:54:00)

オジーの最高傑作ではないかもしれないが、これはこれでいいアルバムだと思います。
たぶん、この時代でしかないオジーだろうし。まあ後からオジーがこのアルバムを嫌うようになるのも分からないではないんですが。
でもこの時代はこのアルバムできちんとヒットさせているのだ。ヒットシングルまで出して。さすがオジー、というかシャロン。
「月に吠える」よりもっとアメリカ寄りになった音ですが、この時代でしかありえない「暗闇にドッキリ」「シークレット・ルーザー」はもちろん、
ヘヴィなリフの「罪と罰」など名曲もある。それにしても「暗闇にドッキリ」とはスゴい邦題ですね…


OZZY OSBOURNE - Ozzmosis ★★ (2004-02-05 01:30:00)

ストリングスが大々的に入ってきたりと、すごく音の分厚いアルバムという印象がありますけど、結構好きなアルバムです。
あれだけ大々的なフェアウェル・ツアーをやっておきながら、誰もが予想していたといわれるオジーオズボーンの本業復帰。
(そのツアーの映像を収めた「ライヴ・アンド・ラウド」のビデオでは小さい息子を抱いて「引退しゆくロックスター」風に撮られてたくせに…)
オジー、というかシャロンはあざといですねー。近年ますます大ボケをかますようになってきたオジーとは裏腹にシャロンの時勢を見抜く目はやっぱりスゴイ。
オジーの大ボケも実は計算なんじゃないか、と勘ぐってしまうほどです。
このアルバムでは復帰作ということもあって、スティーヴ・ヴァイやショウ&ブレイズとの共作など一枚のアルバムとしては中途半端なところもありますど、
オジー・オズボーンの「歌」を味わうアルバムとして、いいアルバムじゃないでしょうか?
「アイ・ジャスト・ウォント・ユー」「ゴースト・ビハインド・マイ・アイズ」「シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド」
「オールド・LA・トゥナイト」などはオジーお得意のヘヴィメタル歌謡。「ペリー・メイスン」と「オールド…」のザックのギターソロはカッコいい。


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman ★★ (2004-02-05 01:16:00)

デビュー作とともに、音楽的に優れた傑作なのはもちろんですけど、オジーとランディの関係性はなんか感情移入してしまうものがあります…
楽曲も粒ぞろいですけど、特にタイトル曲「ダイアリー・オブ・マッドマン」でのランディのソロは本当にスゴイ。
クラシック・ギターの暗く美しいフレーズのあと、何かに憑かれたように狂気のフレーズを弾き倒すランディに鳥肌が…
このタイトル曲のせいか、前作よりも様式美的というかオカルティックな印象がこのアルバムにはあります。(ジャケットも怖いし)
これがオジーを聴き始めの頃にはたまらない魅力がありました…今まで聴いてきた音楽の中でこんな音楽はなかったし…
…でも「オーヴァー」「フライング」「SATO」「ダイアリー」の4曲があまりに傑出しているから、他の曲は地味に感じてしまうかも。


MEGADETH - Cryptic Writings ★★ (2004-02-05 01:04:00)

この時代のほかのヘヴィ・ロック作品と比較しても時代錯誤ではなく、彼らに決してひけをとらない堂々たるHMアルバムだと思います。
メガデス独特な味もキッチリ出しながら、アグレッシヴでキャッチー(語弊があるが)なヘヴィメタルを展開している。
いい曲が揃っていると思います。「シー・ウルフ」はファンにとってまさに求めていた曲らしいですが、
むしろ「トラスト」「アイル・ゲット・イーヴン」「ユーズ・ザ・マン」みたいな、独特のポップセンスを持ったヘヴィメタルが魅力的。
しかし後々から考えればここまでだったようです。メガデスが名実ともに成功していたといえるのは。
次作の「リスク」からは曲作りの焦点を失ってしまい、バンドはメンバーの脱退の後、崩壊の道をたどってしまう。
ところで、ムステインとマーティが「笑っていいとも」のエンディングに登場したのってこのころでしたっけ?


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 ★★ (2004-02-05 00:37:00)

北欧、とりわけスウェーデンっていう土地はメロディメイカーの宝庫ですねー。
まあメロディメイカーたってアバぐらいしか思いつきませんけど、どうやらそうらしいです。
英米の目まぐるしく動く音楽業界とはあくまで一線を画したところで、
マイペースに好きな音楽をつくる姿勢が突如として良質のメロディメイカーを生む土壌になっているみたいです。
ミカエルはそんなスウェーデンのソングライターですけど、やっぱり今作での彼の作るメロディは哀愁があって、日本人のツボにはまるものだと思います。


BACKYARD BABIES - Total 13 ★★ (2004-02-05 00:04:00)

即効性抜群。次作以降と比べるとこのアルバムが一番前のめり。で、ソリッドな猪突猛進型爆走ロックンロールだけど、
北欧だからかメロディもいいし、あとケバケバさもあり、すごく取っ付きやすい音。


DEF LEPPARD - Slang ★★ (2004-02-04 15:58:00)

96年に「ヒステリア」を出すわけにはいかないと思うし、このアルバムでのバンドサウンドの変化は必然的なものだったと思います。
「オール・アイ・ウォント・イズ・エヴリシング」などで、装飾を落としたジョーの歌が聴ける楽曲はあります。
でも、これからデフレパードを聴いてみたいという人には、スラングではなく、間違いなくベスト盤かヒステリアをオススメしますが…


QUEEN - Jazz - Don't Stop Me Now ★★ (2004-02-04 14:51:02)

聴いていて少し恥ずかしくなってくるようなドラマチックな展開、爽快感抜群の曲。
メロディアスの極致ですね、これは。
テレビCMとかいろんなところで耳にしますよね。


QUEEN - Queen II - Seven Seas of Rhye ★★ (2004-02-04 14:44:09)

クイーン初期のヒット。やっぱり曲調もこなれた感じがなくて若々しい感じがします。
名盤「クイーン2」の後半、ブラックサイドの最後を飾る。
フレディのピアノがキラキラとしていて、流れるようにポップ。


QUEEN - The Game - Save Me ★★ (2004-02-04 14:39:23)

静かなオープニングに始まり、コーラスに入って感動的に盛り上がるドラマチックな楽曲。


QUEEN - The Game - Play the Game ★★ (2004-02-04 14:36:57)

メロディアスでドラマティックな展開、華麗なギターソロの、まさに王道クイーン的楽曲。
スペイシーな効果音もいいですねー。


QUEEN - The Game - Crazy Little Thing Called Love ★★ (2004-02-04 14:33:15)

邦題は「愛という名の欲望」。「地獄へ道づれ」とともに全米1位。
エルヴィスプレスリー。ロカビリー。リーゼント。
ブライアンセッツァーのカヴァーも秀逸です。


QUEEN - Sheer Heart Attack - Killer Queen ★★ (2004-02-04 14:24:21)

短い時間にポップの粋を凝縮したような曲。


QUEEN - The Game - Another One Bites the Dust (2004-02-04 14:21:07)

この曲がこれだけ高得点だというのも意外な感じがしますが…
クイーンの曲としてはかなり異色ですけど全米制覇。
クイーンでいちばんファンキーな曲で、ブライアンがこんなギターを弾けるのが驚き。
ウェンブリーのライヴでは、ラウドなベースが強調されていたが、
オリジナル・ヴォージョンに聴けるブライアンのファンキーなカッティングがあまり聴けなくて残念。


QUEEN - A Kind of Magic - A Kind of Magic ★★ (2004-02-04 11:51:40)

80年代クイーンを代表する曲。
ハードロックでじゃないかもしれませんけど、とてもいいメロディだと思います。
もっと評価されてもいいのでは?
曲の随所に入り込んでくる、ブライアンのギターのフレーズがとても良い。


QUEEN - The Works - Hammer to Fall ★★ (2004-02-04 11:47:54)

80年代はあんまりこういう曲がなかったから、貴重な存在。
コテコテなほどにドラマチックなハードロック。
ギターソロは超メロディアスだし、ギターソロに入るところなんかカッコいい。
最後はフレディーのシャウトで幕を閉じる。コテコテだ。


QUEEN - Hot Space - Under Pressure ★★★ (2004-02-04 11:45:35)

これは名曲ですねー。80年代なら「レディオ・ガ・ガ」とこれがベストかな…
フレディ・マーキュリーとデヴィッド・ボウイという全く声質の違うスーパースターたちの競演。
ボウイの低音の艶のある声はまさに曲のベストのところで入ってきてカッコいいです。
にしてもフレディーの声が目立ってます。派手な声ですね、フレディーは。
曲もドラマチックな展開を見せ、ブライアンのヘヴィなギターが割り込んできて、
段々と盛り上がっていくところはたまらない。


QUEEN - The Works - Radio Ga Ga ★★★ (2004-02-04 11:38:59)

80年代クイーンの代表曲。「ライヴ・エイド」とか。
ライヴでオーディエンスと合唱するのが浮かんできます。
ビヨンビヨンというシンセの音が時代を感じてしまいますけど、
曲の構成はドラマチックだし、メロディは超一級品。


QUEEN - Innuendo - I'm Going Slightly Mad ★★ (2004-02-04 11:36:59)

スーッと背筋が寒くなるような荘厳な独特の雰囲気。
当時のフレディの状況ともあいまって、はかなげな印象を与える。


QUEEN - A Night at the Opera - Bohemian Rhapsody ★★★ (2004-02-04 11:32:13)

これは名曲ですねー。イギリス人の中ではいまだに人気ナンバーワンの曲らしいですが。
一曲の中にクイーンの様々な表情が共存している。
メロディアスなバラードの前半、感動的なギターソロをはさんで、オペラな中盤、
そしてテンポが変わりハードロッキングが後半、フレディのピアノに導かれるように
ドラマッチックなエンディング、とこれだけ曲調が変わっていくのはもはやプログレといってもいいほど。
この中盤のオペラパートに関しては、死ぬほど音を重ねたらしいですが。


QUEEN - A Night at the Opera - You're My Best Friend ★★★ (2004-02-04 11:29:01)

ジョン・ディーコンのかいた名曲。
クイーンはスゴいですね。みんな曲がかけて、それもこんな名曲を…
3分間の間にポップのエッセンスがギュッと凝縮された珠玉の一品。


QUEEN - The Miracle - I Want It All ★★ (2004-02-04 11:25:50)

ハードロックというか、ほとんどヘヴィメタル並みの爆発力。
ギターソロとともに曲が爆走しはじめるところは何度聴いても背筋が震えるほどにカッコイイ。


THE ALMIGHTY - Crank ★★ (2004-02-04 00:48:00)

オールマイティーの傑作。オープニングからラストまで凄まじいエネルギーを放出しまくって、前のめりに猪突猛進する快作。
英国・ヘヴィメタル・パンキッシュ・ロック…ってジャンルなんかどーでもいい!ともかく文句なしにカッコいいロックアルバムです!


THUNDER - The Best of Thunder: Their Finest Hour (and a Bit) - In a Broken Dream ★★★ (2004-02-04 00:39:25)

95年当時のベスト盤に収録されていたロッド・スチュアート(の覆面バンド??)のカヴァーです。
ロッドのオリジナルは70年代初頭発表でちょっとサウンドが頼りなかったりするんですけど、
このサンダーヴァージョンはダイナミックかつドラマティックに力技で聴き手をねじ伏せてくれます。
あまりに感動的な名曲。本当に素晴らしい!!


THUNDER - Live ★★ (2004-02-04 00:27:00)

なんでもロンドンの聴衆というのは、世界中でいちばんライヴ慣れしていていちばん評価が辛口なんだそうです。
アメリカとかで第一級の評価を受けたスーパーバンドでも、ロンドンの聴衆には「ふーん」と鼻にもひっかけてもらえないこともしばしばだとか。
その聴衆の中で揉まれてきたイギリスのバンドの中でも、昔からライヴに定評のあったサンダーのライヴが素晴らしくないはずがない!
スタジオ盤よりも表情豊かで、かつ確かな歌唱力を誇るヴォーカルはもちろん、バンド、ステージ構成からMCに至るまで、これこそ本物のライヴ!
選曲も文句なし、ボリュームも文句なし、至福の2枚組。このライヴ盤からサンダーに入るというのも十分アリでしょう。ホントにスゴすぎ。是非聴いてみて。


THUNDER - Behind Closed Doors ★★ (2004-02-04 00:10:00)

いいアルバムですね、これは。
サンダーの最高傑作とする声も多いですが、確かに楽曲の充実具合では過去最高かも。
デビューアルバムも名曲が多いですが、サードアルバムにあたる今作では楽曲とバンドの演奏もこなれてきた感があります。
「リヴァー・オブ・ペイン」は彼らのシングルのなかでもベストな楽曲のひとつだと思うし、
ヘヴィなリフの「モス・トゥ・ザ・フレイム」、ホーンが入るポップな「フライ・オン・ザ・ウォール」、シンプルでファンキーな「スタンド・アップ」、
アイズリー・ブラザーズのような曲を作ろうとしたという、ソウルフルでスウィートな「アイル・ビー・ウェイティング」、
サンダー節満載でエモーショナルな「キャッスルズ・イン・ザ・サンド」、「ティル・ザ・リヴァー・ランズ・ドライ」…などなど名曲が多いです。
英国人気質にあふれた歌詞(たぶんね…)もすごく良いので、英語の分かる人はともかく、和訳のある日本盤がオススメです。
中古で買おうとするなら、中古CD屋に捨て値でゴロゴロ転がってますから…すごく悲しいですけど。でも傑作。


THE ALLMAN BROTHERS BAND - At Fillmore East - In Memory of Elizabeth Reed ★★★ (2004-02-03 19:45:19)

彼らの曲の中でも特に知名度のある楽曲。この曲も例外なく長尺の曲ですけど、一度聴き始めたら、
片時も耳を離すことができずに引き込まれていきます…
このフィルモアのライヴも勿論素晴らしいのですが、95年発表のライヴ盤に収録されている
ウォーレン・ヘインズとディッキー・ベッツのアコギによるこの曲も魅力的。


VAN HALEN - Van Halen ★★ (2004-02-03 12:47:00)

ヴァン・ヘイレンの最高傑作であり、ロック史上に残る名盤だと思います。
…20年以上も前の作品には到底思えないようなヘヴィさと爆発力だし、同じ頃巨匠リッチー・ブラックモアが「キル・ザ・キング」を弾いていたことを思えば、
いかにエディーが革新的なギタリストだったかということは想像に難くないです。
このデビュー作には、サミー加入後の80年代後半にはほとんど感じられなくなってしまった、英国ブルーズロックをベースにした独特の暗さがあります。
デイヴの天性の芸人根性とエディーを中心にした超パワフルなバンド(個人的にはドラムがぶっ壊れそうなアレックスのドラミングが本当に好き!!!)
の個性が激突しまくる傑作。


VAN HALEN - Balance ★★ (2004-02-03 12:34:00)

前作とはかなり違う作風です。意外にもあまり評価されていないアルバム。
「FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE」は傑作でした。「BALANCE」は前作のスケールの大きさとヘヴィさをそのままに、
かなり湿っぽさというか暗さが強調されている作風というか…いずれにしろ良い作品です。
ただそれにしても「CAN'T STOP LOVING YOU」は「HUMANS BEING」とか、この後単発で出る曲がかなり暗めだったことを考えても異色だし、
アルバムの中でもかなり浮いてます。…まあ、一服の清涼剤的な曲といえるかも。


RAINBOW - Bent Out of Shape ★★ (2004-02-03 12:20:00)

曲はメロディアス、哀愁がありポップで、しかもリッチーのギターもツボを押さえていて、ジョー・リン・ターナーの声も綺麗なので
最高と言いたいところだけど、ロニーのいた頃の唯一無比の個性を放っていたレインボーをレインボーだとすると…
本作はレインボーにとっては番外編だと思います。素晴らしく良く出来た番外編ですけど。まさに「裏の名盤」。


IRON MAIDEN - Seventh Son of a Seventh Son ★★ (2004-02-03 12:08:00)

88年発表というだけあってキーボードが強調されていたりと、かなりポップで耳当たりがいいサウンドなんですが、
ヘヴィメタル特有の、作品を思いっきり時間をかけて作り込みまくる志向が最高潮に達した作品。
全キャリア通じて屈指の名曲「イヴィル・ザット・メン・ドゥ」が収録されているし、曲はどれも作りこんだ印象でポップ/メロディアスなので、
ヘヴィメタルを主に聴く人にとってこれを最高傑作に挙げる人が多いというのは良く分かります。完成度はすごく高いです。少しやりすぎの感もなくはないのですが。
でも、矛盾するようですが、逆にアイアン・メイデンのアルバムのなかで一番「ヘヴィメタル」という言葉から縁の遠いアルバムのような気がします。
サウンドにエッジがあまり感じられないし。そういう意味ではスティーヴ・ハリスの色が強いということかな…
あと余談ですが、ドニントンのライヴのライナーによると、88年のモンスターズ・オブ・ロックに出演したメイデンのステージ・セットを
アクセル・ローズに酷評されたことから、スティーヴ・ハリスと大喧嘩になったと書かれていました…こういうトラブルになったのもこの当時のメイデンだからこそかも。


IRON MAIDEN - Iron Maiden ★★ (2004-02-03 11:56:00)

よく作品ごとに作風が変わっていくジューダス・プリーストとの対比で、いつまでたっても変わらないアイアン・メイデンが使われますけど、
それはすごく的を得ていて、この処女作がアイアン・メイデンの美点のすべてを現しているといってもいいと思います。
今作から20年たっても何一つ変わらないというのが褒め言葉なのかどうか良く分からないですけど、
この作品で表現されたアイアン・メイデンの個性は唯一無二です。他にこんな音を出すバンドはいません。
ヘヴィメタルとアイアン・メイデンの原点。


IRON MAIDEN - Brave New World ★★ (2004-02-03 11:47:00)

なんか書き込みを見るところ、予想に反してあまり評価してない方が多いみたいですね。なんででしょう???まあ好き好きでしょうけど。
それ以前の作品で常々感じていた音の頼りなさは今作で解消されたし、ようやく純粋にヘヴィメタルとしてカッコイイアルバムになったと思うんだけど。
ブルースが復帰してここまでの完成度になるんだから、やっぱりブルースディッキンソンっていうヴォーカリストはスゴイんだなーと思いました。
個人的に長尺の曲は大歓迎です。アイアンメイデンらしい緻密で濃密な曲構成とメロディが存分に楽しめるし、スティーヴハリスの持ち味が良く生きます。
これまではメイデンの魅力はライヴ盤でしか分からないと思っていたけど、今作は間違いなくスタジオ盤単体だけでも充分な迫力があります。傑作。


NINE INCH NAILS - The Downward Spiral - March of the Pigs (2004-02-03 11:15:23)

確かにこのアルバムの中では一番分かりやすい曲かもしれないです。


GUNS N' ROSES - Live Era '87-'93 ★★ (2004-02-03 11:10:00)

アルバムとしては「アペタイト」より「ユーズ」の方を聴くことが多いんですけど、
やっぱりライヴになると「ユーズ・ユア・イリュージョン」の大作バラードは映えないのはよく分かります。
どうしても「アペタイト…」の頃の研ぎ澄まされた攻撃的な曲にはかなわないなーと思ってしまいます。
やっぱり「ノーヴェンバー・レイン」とか「イストレンジド」みたいな曲はスタジオ盤で聞いたほうがいい。
「ノーヴェンバー・レイン」は、冒頭のアクセルによる即興のピアノ・ソロから楽曲に入っていくところはとてもいいんだけど。
でも、アクセルのヴォーカルはハッキリいってうまくないし。特に「ノーヴェンバー・レイン」でのヴォーカルはかなりキツい。
あとスラッシュのギターソロは「ノーヴェンバー・レイン」でのひとつのハイライトなんだけど、
スタジオヴァージョンのほうが、あの絶妙なトーンを味わえるし、いいと思う。ほかのロックナンバーではカッコいいんだけど。
同じバラードでも「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」はライヴでもその魅力を損なっていない。


JON BON JOVI - Destination Anywhere ★★ (2004-02-03 10:49:00)

同時期にMTVを席巻していたバンドが次々とレールから外れていくのに、ボンジョヴィは生き残り、次作の「クラッシュ」でまた復活することになります。
90年代以降より顕著に現れるようになってきたけど、やっぱりボンジョヴィというバンドは普遍的な魅力があるんでしょう。
ジョンのソロである本作も、メロディはたっぷりとあり、
かつ抜け目なく時代に目配りをした(97年という時代に今更?という感じもするんですけど)、良い作品に仕上がってます。
米国では不遇な時代でしたけど、英国で第2位という実績は、日本はもちろん、欧州でも相変わらず人気が根強かったことを証明している。


UFO - Strangers in the Night ★★ (2004-02-03 10:30:00)

間違えました。UFO解散じゃなくて脱退ですね。
マイケル脱退後のUFOはいまだに聴いたことがないので…


SCORPIONS - World Wide Live ★★ (2004-02-03 03:34:00)

スコーピオンズといえばマティアス加入以降の作品しか聴いたことがなく、つい最近初めてウリロート時代の作品を聴いたんですけど、
ほとんど別のバンドといってもいいぐらい音楽性が違うんですね?スコーピオンズのコアなファンほどウリ時代の方が好き、ということみたいですけど、
現代から考えてみれば、ドイツのヘヴィメタルバンドが世界を制覇してしまうなどということはとんでもなくすごいことに思えます。(いい時代だったんですねー)
このライヴ盤は華やかなりし瞬間を克明に捕らえていると思います。傑作。


METAL CHURCH - The Human Factor ★★ (2004-02-03 03:24:00)

メタル・チャーチは本当にヘヴィメタルが好きな人のためのバンドだと思う。演奏している彼らもヘヴィメタルが本当に好きなんだろうなあ、と。
エッセンスだけを抽出したかのような音楽性は飾り気はなく無骨ですが、逆に好きな人にはたまらない…
何の装飾もないからこそ、逆に魅力的。「ヘヴィメタル」っていうのはもともとこんなにカッコいい音楽なんだよなあ…


FAIR WARNING - Go! ★★ (2004-02-03 03:10:00)

感動的なアルバムです。
すべての曲が快感のツボつきまくりだし、一度聴き出したら時間のたつのも忘れて最後まで聴き入ってしまう幸福な大傑作。
なかなかこんなメロディを書けるバンドはそうそう出てくるものじゃないと思うし、
彼らが思ったより一般の人たちに浸透せずに解散してしまったのはすごく残念だけど、
それも分かる気がするのが悲しい。こんなに良いメロディを書くんだけど。


HELLOWEEN - Master of the Rings ★★ (2004-02-03 02:59:00)

アンディの声は自分も好きです。ハイトーンを多用するヘヴィメタルシンガーとはかなり異なる声質で、この節回しはアンディ独自のもの。
実に魅力的な声だと思います。個人的には傑作とされるキスクの守護神伝より、アンディ加入直後の今作と「TIME OF THE OATH」の方が好きです。
リアルタイムで聴けたというのもあるでしょうけど。
アンディの声はかなり特徴のある声ですけど、哀愁があって妙に耳に絡み付く良い声だと思うし、「WHY」とか「IN THE MIDDLE OF HEARTBEAT」とか
アンディの楽曲は哀愁がありポップで、メタルを聴く人以外にも訴えるフックがあって、アルバムの中でも特にお気に入りです。
でも、もちろんこれは好き好きなんですけど「THE GAME IS ON」みたいのは個人的にはちょっと…
聴いてて恥ずかしくなってくるし、あとメンバーがライナーノーツ書くのもどうかと…


THE PRODIGY - The Fat of the Land - Firestarter ★★ (2004-02-03 02:37:51)

アルバム「ファット・オブ・ザ・ランド」は全米1位を獲得。
この時期にイギリスのバンドがアメリカのチャートの1位をとるのは珍しかった。
このテの音楽には詳しくはないんだけど、ロック的なダンス・ミュージック。カッコいいです。
あのアラーキーみたいなメンバー(名前は失念)のルックスは悶絶モノだけど。


OZZY OSBOURNE - Tribute ★★ (2004-02-03 02:27:00)

素晴らしいライヴ盤だと思います。自分もランディのギターが大好きなので。
なにせ残してきた音源があまり多いとはいえないので、
スタジオ盤とは違うちょっとした指使いに「おおっ!」と感動したり。
あの柔和な顔と様々なエピソードからは少し想像がつかないような、ヘヴィでアグレッシヴなギタートーンで引き倒していくのを
「へーこんな一面もあるんだ」と意外に思ったり。
あとオジーの声が思いのほか若いので「オジーにもこんな時代があったのか」と新鮮に感じたり。
ともかくこのアルバムの中の様々な場面で一喜一憂してしまいます。


WHITESNAKE - Slide It In ★★ (2004-02-03 02:09:00)

ド派手な「サーペンス・アルバス」を先に聴いたからか、最初は「なんて地味なアルバムなんだ」と一種の肩透かしを食った記憶がありますが、
本作は聴き込むごとに良さがにじみ出てくる、英国ハードロックの傑作だと思います。
コージーのパワフルなドラムもいいですが、カヴァーデイルがヘヴィメタルのヴォーカリストという以前に、
魅力的でソウルフルなロック・ヴォーカリストだなーと思うのは、こちらのほうではないでしょうか?
あの時代だからこそ見事にハマった「サーペンス・アルバス」とは違って、このアルバムはどの時代においても魅力は変わらないと思いますし。
…あとこのアルバムにオリジナルとUSヴァージョンの2通りがあり、自分もどちらとも聴いたのですが、これはもう好みの問題と言うしかないと思います。
あまり知識がないので稚拙な表現になりますが、USAの方はサウンド全体がクリアでまとまりがある感じ。「サウンドが良い」といえばこちらでしょう。
オリジナルVerは楽器がそれぞれ鳴っている感じで、こちらのほうが臨場感あるといえばあるような…あまりヘヴィメタル的なミックスではありません。
新品で買うとすると、今市場に出回っているのは十中八九USAのほうだと思いますが、自分が初めてこのアルバムを聴いたのが中古店で買ったオリジナル盤だったし、
ずっとそれで聴いてきたのでオリジナルのほうが馴染みがありますねー。原盤をなるべく尊重したいというのもありますし…
でも「サーペンス・アルバス」から入った人はUSAの方が取っ付きやすいのでは。まあ、好みですけど…


COVERDALE・PAGE - Coverdale・page ★★ (2004-02-03 01:59:00)

中古CD屋では捨て値で売られていること、間違いなしです。…にもかかわらず内容はとても気合が入っています。
ジミー・ペイジが初めてレッドツェッペリンの音を本気で再現しようとした、と確かライナーに書いてありましたが、
ツェッペリンをリアルタイムで経験したことなどもちろんなく、カヴァーデイルもぺイジも好きな自分にとっては、素直に聴ける高品質なハードロックです。
「ウェイティング・オン・ユー」と「プライド・アンド・ジョイ」はハードロックの名曲。このアルバムの中でも白眉。
バラードの「テイク・ミー・フォー・ア・リトル・アワイル」と「ドント・リーヴ・ミー・ディス・ウェイ」はかなり「分かりやすい」バラードのためか、
ZEPのコアなファンの人たちには敬遠されてしまうかもしれないけど…
…でも「テイク・ミー・フォー・ア・リトル・アワイル」はとても取っ付きやすいバラードなんですけど、
なんといってもこのペイジのソロはスゴい。…部分的にワウ・ペダルをつかっている箇所があるんですけど、
あのワウ・ベタルの一音だけでもう昇天しますね。あの瞬間にペイジの凄みを見た。


LED ZEPPELIN - Led Zeppelin DVD ★★ (2004-02-03 01:47:00)

今まで何度も「ロックの名盤」とされるスタジオ盤で聴いた楽曲なのに、このDVDの楽曲には、ツェッペリンがどの時代でも通用するバンド
だったと認識させてくれる、新鮮な凄みがあります。どの時代のライヴもそれぞれ素晴らしいのですが、
個人的には1979年のネブワースでのライヴは本当に圧巻。後期の重厚な曲の数々を圧倒的な演奏力とンションで繰り広げる。
「アキレス最後の戦い」でのボンゾの超パワフルなパフォーマンスは、ボーナムを失ったことが彼らにとって、
解散を決意させるに至るだけの充分な理由だったことが分かるような気もします…
日本盤の新品で7000円、となにせ値段が値段ですからなかなか手を出しづらいかもしれないですけど…
でも、ツェッペリンに興味がある人もない人もぜひ見てほしいDVD。


LED ZEPPELIN - Presence ★★ (2004-02-03 01:07:00)

ロバートプラントが療養中だったから、ジミーペイジが主導権を握って作った作品、でしたっけ?
アルバム全体としてとてもまとまりがあるし、アルバム全体で1曲分みたいな感じ。
だから曲のヴァリエーションが豊富な「フィジカルグラフィティ」より、緊張感を維持して最後まで聴けます。
レッドツェッペリンの最高傑作であり完成形なように思います。
それにしてもペイジのギターが冴えまくってます。
この時期のプラントは脇役みたいなもので、完全にペイジたちに音の主導権が移っているかも。


SOUNDGARDEN - Superunknown - Let Me Drown ★★ (2004-02-03 00:54:29)

アルバムのオープニング・ナンバー。アップテンポな曲。
前作「BADMOTORFINGER」の曲よりもストレートで聴きやすい曲が多い「SUPERUNKNOWN」ですが、
この曲などまさに「ハードロックの名曲」。ともかくカッコいいです。
クリスの絶唱シャウトもいいけど、キル・セイルのギターが最高。
ソロに雪崩れ込んでいくところなんかアドレナリン出まくり。


DANGER DANGER - Danger Danger ★★ (2004-02-02 23:26:00)

文句なしのメロディアスさとカラフルさが良いです。
作曲者が「作曲は計算みたいなモンだ」と言い切ってしまう、割り切りのよさも好きです。
「ワン・ステップ・フロム・パラダイス」はとても泣けるバラード。


QUEENSRYCHE - Promised Land ★★ (2004-02-02 18:30:00)

「エンパイア」までは評価できても今作からは…という人も多いみたいですけど、「約束の地」は彼らの90年代の名盤と評価しても良い内容だと思います。
イントロの後に始まる「アイ・アム・アイ」と「ダメージド」はアルバムのオープニングを飾るにふさわしい、ヘヴィな躍動感のある名曲。
「レイディー・ジェーン」「サムワン・エルス」はメロディが綺麗でドラマチックな展開が素晴らしい。
…日本盤にはよりダイナミックになった「サムワン・エルス」のバンド・ヴァージョンと、
映画「ラスト・アクション・ヒーロー」のサントラに提供した「リアル・ワールド」が収録されているので、
中古で廉価にこのアルバムを購入できるような状況の今となっては日本盤を手に入れた方がお得だと思います。
…でも、蛇足になりますが、この日本盤のライナーを書いている「彼」のライナーはひどいと思います、これは。自分が知る限りでは最低のライナー。
伊藤氏のライナーはいつもの氏らしいライナーですが、「彼」のライナーでは「ボーア以降の量子力学」や「ハイゼンベルグの不確定性原理」
とやらまで引き合いに出して、みずからの「博学」っぷりをさかんに誇示してます。
こんな難解な学術用語まで引用する必要はどこにもありません。要するにジェフ・テイトの視点がこのアルバムで「客観」から「主観」に変化した、
というただそれだけのことなのに。自分の雑誌に書くならまだしも、商品であるCDのライナーという場で妄想だらけの自己顕示欲の塊みたいな
文章を書くな、と声を大にして言いたいと思います。
…まあ、「妄想だらけの自己顕示欲の塊みたいな文章」を書くことにかけては自分も負けてはいませんが…


RAINBOW - Rising ★★ (2004-02-02 00:08:00)

すいません。数字を間違えました。
あ、でも「タロットウーマン」も良いですよね?


BLUE MURDER - Nothin' But Trouble ★★ (2004-02-01 15:35:00)

デビュー作の濃密な作風もいいですけど、カラッとした作風でありながら(ジャケットも明るいし)、歌メロとギタープレイは英国風な今作も好きです。


JOURNEY - Greatest Hits Live ★★ (2004-02-01 15:17:00)

とてもお買い得なライヴ盤です。
まさにグレイテストヒッツの名にふさわしい選曲だし、
端正に作りこまれたスタジオ盤にはない、ライヴバンド・ジャーニーの魅力にあふれた、彼らの面目躍如たる素晴らしいライヴアルバムです。
ロックナンバーはよりハードでエネルギッシュになり、全編通してスティーヴペリーの歌唱は素晴らしく、
ジャーニーのバンドとしての美点が良く現れているように思います。
特に好きなのは後半のインストパートまで演奏されている「ホイール・イン・ザ・スカイ」。


BOSTON - Walk On ★★ (2004-02-01 15:07:00)

恐ろしいハンドです。8年に1枚という有り得ないリリースペース、「レコーディングの鬼」としか思えないトム・ショルツの執拗ともいえる完壁主義、
そして20年たっても何ひとつ変わらないサウンド。いったいトム・ショルツって普段何してる人なんでしょうか?
最新作はまだ聴いていませんが、この4枚目まですべて傑作です。…それにしてもヴォーカルが変わっていたことにまったく気づきませんでした…


SKID ROW - Subhuman Race ★★ (2004-02-01 14:54:00)

「サブ・ヒューマン・レース」リリース前後の時代は、グランジの隆盛とHR/HMの低迷の中で、突然変異的にグランジに接近して
それまであった美点を失い、音楽的にも商業的にも失敗していくバンドが後を絶たなかったようです…
…本作がそういう流れの中で評価されることもありますが、スキッドロウの場合、このヘヴィネスは明らかに前作の延長線上です。
そもそもそういう気質のバンドなんだと思います…バズにアイドル性があるとか、デビュー作が結構コマーシャルだったりとかで、
あらぬ烙印を押されているように感じるけど、スキッドロウは根っからのヘヴィロックバンドなんである。傑作です。


VAN HALEN - For Unlawful Carnal Knowledge ★★ (2004-02-01 14:41:00)

1991年という年はHR/HMはもちろん、ロック全体にとって大変な当たり年です。
メタリカ、ガンズ、スキッドロウ、そしてヴァンヘイレンとそうそうたるバンドの新作がリリースされましたが、
どれも90年代という時代を反映し、その年に起こったグランジブームに対抗できるだけのヘヴィさとパワフルさを持った傑作だと思います。
80年代後半サミー加入以降、ヴァンヘイレンはサウンドの中に占めるキーボードの割合がどうしても高くなってしまい、
コマーシャルさの代償としてファーストアルバムの頃にあったエッジを失っていた。(好きな曲も多いけど)
でも本作はエディーのギターを前面に押し出した結果、ヘヴィかつパワフルで最高にカッコイイロックアルバムに仕上がった。


SKID ROW - Slave to the Grind ★★ (2004-02-01 14:27:00)

全米1位。奇跡の大傑作。実にヘヴィでカッコいいアルバムです。
自分としては圧倒的にデビュー作よりこちらの方が好きなんですが、まあこれは好みなので…
同じ年にリリースされたメタリカとガンズのアルバムに対抗できるヘヴィなハードロックアルバムはこれしかないんじゃないかと思います。
曲はロックもバラードもヘヴィでありながらポップ、それでセバスチャンの絶叫も含めて「激情」です。
バンドのエネルギーがビシバシ伝わってきます。時代性とは無縁のヘヴィロックアルバム。
ボン・ジョヴィの弟分としてのデビューからか、あるいはセバスチャンのアイドル性なからなのか、
80年代のパーティーロックバンドのひとつとしてこの後に来るグランジから嫌悪される存在になってしまうのですが、
これは後追いで聴いた自分からすると納得いかないですね。デビュー・アルバムはかなりポップでしたけど、
このセカンドのヘヴィさは充分90年代の音楽シーンでもリアルなものじゃないかと思うのですが…
自分の中ではグランジもUKロックもひっくるめた上で、90年代のベストアルバムのひとつです。


TOTO - Fahrenheit - I'll Be Over You ★★ (2004-02-01 13:12:27)

爽やかなラヴバラード。
それにしてもこのギターソロは良くできてますねー。
短い尺の間にコンパクトにこういう泣けるソロを構成できるルカサーは職人。


THIN LIZZY - Live and Dangerous - Still in Love With You ★★ (2004-02-01 13:05:08)

自分は「ライヴ・アンド・デンジャラス」のヴァージョンしか聴いたことがないんですが…
でもこれはほんとにいい曲ですねー。
ギターソロが泣かせます。


THE WHO - Live at Leeds - Substitute ★★ (2004-02-01 13:01:38)

初期のフーを代表するメロディアスでコンパクトなポップソング。
「サブ、スティ・テュー!」っていうサビはいいですね。キャッーの極致です…
邦題は「恋のピンチヒッター」でしたっけ?すごい邦題だな…
名ライヴ盤「ライヴ・アット・リーズ」でも躍動感のある演奏が披露されている。


BLACKMORE'S NIGHT - Shadow of the Moon - Wish You Were Here ★★ (2004-02-01 12:53:00)

原曲は確かスウェーデンのポップスでしたっけ?自分は原曲については全く知りませんけど、
キャンディスナイトの声質がすごく活きる楽曲だと思います。
でも一番の聴きどころは、リッチーの涙がこぼれているかのようなストラトによるソロ。


DIRE STRAITS - Brothers in Arms - Money for Nothing (2004-02-01 12:48:43)

彼らの曲の中で一番有名なヒット曲。スティングもゲストとして歌ってます。
歌詞の内容はMTVを批判するものですが、皮肉なことに当のこの曲がMTVによっと大ヒットとなってしまい
ます。淡々とした曲にも思えるけど、指弾きによるあの何ともいえないギターの音色が好きです。


GOO GOO DOLLS - Dizzy Up the Girl - Slide ★★ (2004-02-01 12:45:17)

もともとはこのテのアメリカン・ロックらしく、結構地味な音楽性だったんだけど、
98年のヒットアルバム「ディジー・アップ・ザ・ガール」に収録されているこの曲はいい曲です。
非常に良いメロディを持った曲ながら、どこか淡々と進んでいくような切なさがいいです。


ERIC CLAPTON - From the Cradle - Groaning the Blues ★★ (2004-02-01 12:42:01)

オーティス・ラッシュのカヴァー。
ブルースアルバムの最後を飾るのは、どっしりと構えた、スローテンポなコシのあるブルース。
アルバムの中でも、クラプトンのギタープレイが大々的にフィーチャーされている曲のうちのひとつ。
クラプトンのギターはスロー・テンポながら、粘り気があって良い。


MATCHBOX TWENTY - Yourself or Someone Like You - Long Day ★★ (2004-02-01 12:35:59)

本国アメリカで大ヒットになったデビュー・アルバム「ユアセルフ・オア・サムワン・ライク・ユー」には良い曲が揃ってます。
日本人にしてみると、どこにでもありがちなアメリカのシンプルでポップなロック・サウンドかもしれないですけど、
そのさりげなさというか素直さがすごく良い。メロディも上質だし。


MADONNA - The Immaculate Collection - Vogue (2004-02-01 12:29:42)

マドンナの曲について語れるほどの知識はありませんけど、この曲はカッコイイです。
あの千手観音みたいな手の動きをするダンスも含めて。


VINCE NEIL - Exposed - Blondes(have More Fun) (2004-02-01 11:06:54)

確かロッド・スチュアートのカヴァーでしたっけ?
ロックンロールだね。


THE WILDHEARTS - Fishing for Luckies - SICK OF DRUGS ★★ (2004-02-01 04:23:04)

それこそ、GREEN DAYとかOFFSPRINGみたいなファン・パンクバンドを思わせるようなストレートなメロディ。
英国らしいヒネクレた曲展開を期待する人はあまり気に入らないかも。
でもやっぱりメロディは一級品だし、ライヴでは映えます。


STONE TEMPLE PILOTS - Core - Sex Type Thing ★★★ (2004-02-01 04:19:39)

1992年発表のデビューアルバムの2曲目。
煮え切らない1曲目の後に来る、疾走感のあるヘヴィなサウンドがカッコいい。
ヘヴィメタル経由で聴いた自分にとっては、このバンドの曲の中で一番好き。
ヘヴィメタルを聴く人にオススメしたいストーン・テンプル・パイロッツの曲。


RED HOT CHILI PEPPERS - Blood Sugar Sex Magik - Under the Bridge ★★ (2004-02-01 04:16:23)

「ブラッド・シュガー」からの大ヒット曲。
イギリスでもオール・セインツというグループがカヴァーして1位をとっているので知名度の高い曲です。
曲は結構シンプルで、そこはかとない哀感がいいです。
体育会系でファンキーなノリの当時のレッチリにとっては結構異色な作品だったのでは。
孤独感を綴った歌詞をこのバンドが歌うから良いですねー。


JANE'S ADDICTION - Ritual de lo habitual - Ain’t No Right ★★ (2004-02-01 04:12:21)

デイヴ・ナヴァロのファンキーでヘヴィなギターソロがカッコいいです。


RAGE AGAINST THE MACHINE - Rage Against the Machine - Take the Power Back ★★ (2004-02-01 04:08:10)

個人的には、アルバムのなかでも随一の楽曲。
トム・モレロのギタープレイがいい。
ファンキーなリフ、スリリングなソロ、どちらもいい。
ブレイク部分のあと、ヘヴィなギターとともに終盤爆走するところは血液が逆流する。(しないが…)


PEARL JAM - Ten - I've Got a Feeling ★★ (2004-02-01 04:04:38)

ビートルズのカヴァー。オリジナルは1970年発表の「レット・イット・ビー」に収録されている。
このパール・ジャムのアルバムではタイトルの表記がないし、
シークレット・トラックというかボーナス・トラックみたいな扱いだけど、
本編にはない余興的な感じと、エディーのブチ切れたヴォーカルがいい。


KORN - Issues - Falling Away From Me ★★ (2004-02-01 03:58:06)

トラック1のイントロダクションを別にすれば、アルバム「イシューズ」のオープニング曲。
寂しげなイントロが美しく、これからの楽曲の展開を期待してしまうイントロだ。
原点回帰を図ったアルバム「イシューズ」だけど、この曲の陰鬱さ、ヘヴィさは素晴らしい。