01. In the Dead of Night / U.K. 02. Walk / Pantera 03. Man On The Silver Mountain / Rainbow 04. Skin O' My Teeth / Megadeth (ヴォーカル:小田朋美) 05. Fear of the Dark / Iron Maden (アコギ:馬場孝喜) 06. Upper Levels / ANGRA 07. 悪夢の輪舞曲 / BABYMETAL 08. Demon's Eye / Deep Purple (トランペット:市原ひかり) 09. The Halfway to Babylon / 西山瞳 10. Green-Tinted Sixties Mind / MR.BIG (サックス:橋爪亮督)
01. Kings Of Metal / Manowar 02. Speed / Loudness 03. All Over The Nations / Helloween 04. Decadence Dance / Extreme 05. Beyond The Realms Of Death / Judas Priest 06. Iron Man / Black Sabbath 07. Mystery Of Babylon / 西山瞳 08. Over The Hills And Far Away / Gary Moore 09. The Gift Of Music / Dream Theater 10. THE ONE -Live Version- / BABYMETAL
「Decadence Dance」は冠徹弥(THE 冠)がヴォーカルで参加。また、「Decadence Dance」「The Gift Of Music」にはホーン・セクションが加わっています。 「Kings Of Metal」のアレンジにはぶっ飛びました。全然違う曲にしか聴こえない。 「Beyond The Realms Of Death」の歌いまくるベースも素敵です。
近年、嬉しい廉価アルバム・セットを連発してくれているRhinoレーベルの5枚セット(3rd~7th)を昨年の初めに買って以来、通勤途中に最も車内で再生したのは、たぶんこのアルバムです。 重量感と軽快さのバランスが最もツボにはまり、何度聴いても心地好い作品。アレンジは次作以降の方が凝っていますし、ヘヴィさでもメロディアスさでも勝るアルバムはありますが、理屈抜きの快感度合いでは、断トツ。 『METALLICA』~『RELOAD』のあたりのMETALLICAがやりたかったことを、コンパクトかつ理想的な形で示したアルバムじゃないかと思っています。 勢い抜群の1曲目「FLAT ON THE FLOOR」でつかみはOK、その後もほんのりと哀愁を帯びつつ、ミドル・テンポ主体ながらもノりがよい曲が続き、重みと刺激を保ちつつ最後までキャッチーさを保ちます。 ハード・ロックとヘヴィ・ロックの双方をつなぐ橋渡しとも言える、普遍的な魅力をもったロック/メタル作品。これはもう紛れもなく、傑作です。
クサいメロディが聴きたくなった時に手が伸びる1枚です。 特に(1)「DESTINY CALLS」や(5)「HOLD ON TO THE FLAME」は、始まった瞬間に頬が緩むのを抑えきれないくらいにクサクサ、メロメロで、身悶えてしまいます。 ヴォーカルも迫力には欠けるかもしれませんが、曲には合ってるので問題なし。 最近の硬派な作品も良いですが、馬鹿にされることも多いこの頃の彼らも魅力的です。
歴史的名盤との呼び名も高い、'94年発表の1stアルバムです。超豪華プロデューサー陣が才能ある若者を盛り立てて作り上げた、世紀の一枚といった感じ。 シンプルで落ち着いた、実に渋い、陰気とさえ感じられる作品なのですが、中毒性も高く、ついついじっくり聴いてしまいます。 即効性ということでいえば『It Was Written』や『Hip Hop Is Dead』の方がすんなりと聴けましたが、繰り返し聴くなら、このアルバムが一番。 コンパクトにまとまっていて、密度が濃く、隙がない作品です。
'03年発表の、たぶん3rdアルバムです。 2nd以上にメロディや歌が増えていますが、それで軟弱になったとかいうことはなく、相変わらず徹頭徹尾シリアスで、緊張感が漲っています。 作品ごとに幅は広げながらも、クオリティも保つどころか上がっていて、素晴らしい。 どうも国内盤は出ていないようだけど、もったいないなぁ。バンドも解散しちゃったのかな? 知名度は低いかもしれませんが、私はRAGE AGAINST THE MACHINEやBIOHAZARDと同等のバンドと思っています。
シンプルなタイトルがかえって難解さを物語るような、存在命題やら何やらを巡るコンセプト・アルバムです。 音楽性はますます単純なメタルからは離れているので、かなりとっつきにくさはあります。 ↑でも指摘されてますが、ちょっとPINK FLOYDの『THE DARK SIDE OF THE MOON』にも似た雰囲気があり、(10)「NIHIL MORARI」の歌詞なんかはTHE WHOの『TOMMY』を思い起こさせたりと、少し過去の名作を意識したようなところも窺えます。 中身は相変わらずPOSならではの陰鬱かつ美しくもひねくれた高品質プログレ・メタル。毎回方向性を変えているにも関わらず、本当に外れのないバンドです。 ただし、ちょっとSEや語り部分が多すぎるのは気になります。コンセプト的に必要性があるのも分かりますが、音楽自体に語らせる力のあるバンドなだけに、もうちょっとSEは少なくしても良かったと思います。 (4)「PLUVIUS AESTIVUS」なんかはピアノの演奏だけでも見事に雨を感じさせてくれるわけで、もう少し全体にメロディや歌での表現にこだわって欲しかった。彼らの大きな魅力は特にメロディの美しさにあると思うので。 それから(8)「VOCARI DEI」の、おかしな日本語部分とか……効果を狙う気持ちは分かるけど、日本人ファンとしては、あれでは台無しです。 他に気になるのは、人間味を出すために登場したMR.MONEYというキャラクター、個人的な好みとしては、作品が軽くなるから出てこなくても良かったのにな、と思ってしまいます。 なぜか文句ばかり多くなってしまいましたが、そういう不満点を差し引いても、十分傑作だとは思います。やはり長く楽しめそう。 曲単位では、フレドリック・ハーマンソン作曲の(13)「ITER IMPIUS」が特にお気に入り。フレドリックはPOSに必要不可欠な素晴らしいキーボーディストだと思います。今後、作曲にも大きく関わってもらいたいなぁ。 >はせくらさん "There's plenty of room for all God's creatures. Right next to the mashed potatoes."っていうジョークがあるみたいですね。 どういう意図で使われているのか気になりますが……英語圏の人にはぱっと通じるものなんでしょうか。