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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1601-1700

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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1601-1700
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NEW TROLLS - Ut ★★ (2005-10-30 13:11:00)

ニュー・トロルスと言うと、『コンチェルト・グロッソ』か『アトミック・システム』あるいは本作が有名ですね。ジャケやタイトルが地味なので、いまひとつ手の出にくいアルバムかもしれません。
中身はイタリアならではの叙情性が強いプログレッシヴ・ロックで、あまり派手さはありませんが、しみじみ聴ける作品です。
(1)~(5)は組曲になってますが、ところどころポップなメロディがあり、あまり難解さを気にせず聴けます。(5)「NATO ADESSO(誕生)」の美しい歌メロが良いです。
(7)「PAOLO E FRANCESCA(パオロとフランチェスカ)」冒頭のメロメロな泣きのギターには腰が砕けます。途中でギターが恋人たちの会話を表現して喋りますが、スティーヴ・ヴァイよりずっと早くそういうプレイをしているのが、まさしくプログレッシヴ。


NHORHM - New Heritage of Real Heavy Metal ★★ (2017-04-15 00:56:51)

ジャズ・ピアニスト西山瞳のメタル・カヴァー・プロジェクトの1stアルバムです。'15年発売。オリジナル曲も1曲あります。
基本はピアノ・トリオ(フレットレス・ベース:織原良次、ドラムス:橋本学)で、何曲かはゲスト・ミュージシャンが入ります。
歪ませたキーボード・サウンドではなくあくまでピアノによるジャズ作品ですから、メタルそのものと比べれば迫力には欠けますが、曲によってはけっこう激しく、リズム隊はかなりヘヴィです。
こういうものはいかに原曲をとんでもないアレンジで聴かせてくれるかが肝だと思うので、ジャズもメタルも好きで洒落がわかる人にはお薦めです。ALEX SKOLNICK TRIOが好きな人には抵抗ないかと思います。
アートワークもスタイリッシュで刺激的。
自動登録では曲が入らなかったので、以下にデータも挙げておきます。

01. In the Dead of Night / U.K.
02. Walk / Pantera
03. Man On The Silver Mountain / Rainbow
04. Skin O' My Teeth / Megadeth (ヴォーカル:小田朋美)
05. Fear of the Dark / Iron Maden (アコギ:馬場孝喜)
06. Upper Levels / ANGRA
07. 悪夢の輪舞曲 / BABYMETAL
08. Demon's Eye / Deep Purple (トランペット:市原ひかり)
09. The Halfway to Babylon / 西山瞳
10. Green-Tinted Sixties Mind / MR.BIG (サックス:橋爪亮督)

「Walk」「Man On The Silver Mountain」が特にお気に入りです。


NHORHM - New Heritage of Real Heavy Metal Ⅱ ★★ (2017-04-15 01:20:49)

ピアノ・トリオによるメタル・カヴァー・プロジェクトの第2弾です。'16年発表。
もはや原曲が何だかわからないまでに変貌した曲もあり、前作以上に冒険しています。面白い。

01. Kings Of Metal / Manowar
02. Speed / Loudness
03. All Over The Nations / Helloween
04. Decadence Dance / Extreme
05. Beyond The Realms Of Death / Judas Priest
06. Iron Man / Black Sabbath
07. Mystery Of Babylon / 西山瞳
08. Over The Hills And Far Away / Gary Moore
09. The Gift Of Music / Dream Theater
10. THE ONE -Live Version- / BABYMETAL

「Decadence Dance」は冠徹弥(THE 冠)がヴォーカルで参加。また、「Decadence Dance」「The Gift Of Music」にはホーン・セクションが加わっています。
「Kings Of Metal」のアレンジにはぶっ飛びました。全然違う曲にしか聴こえない。
「Beyond The Realms Of Death」の歌いまくるベースも素敵です。


NICKELBACK - Silver Side Up ★★ (2006-07-14 23:52:00)

CREEDやGODSMACKと似た感覚で聴いていました。ミドル・テンポの渋いヘヴィ・ロックという感じで、アメリカではすごく受け入れられそうな音。
彼らの場合は重苦しくなりすぎず、とても素直な感じや、哀愁の裏にも微妙な明るさが感じられて、かなりとっつきやすかったです。
聴けば聴くほど、ジワジワとはまりそうな音楽です。
でもこれ、1000万枚以上も売れたんですか。けっこう地味にも感じるんですが、ライヴとかが強力なんでしょうね。


NICKELBACK - Silver Side Up - Too Bad (2007-08-29 01:15:20)

いやー、渋いですね。
地味めの曲だけどサビは印象的で、グイグイ引きこまれます。


NICKELBACK - The Long Road ★★★ (2016-01-04 23:51:00)

近年、嬉しい廉価アルバム・セットを連発してくれているRhinoレーベルの5枚セット(3rd~7th)を昨年の初めに買って以来、通勤途中に最も車内で再生したのは、たぶんこのアルバムです。
重量感と軽快さのバランスが最もツボにはまり、何度聴いても心地好い作品。アレンジは次作以降の方が凝っていますし、ヘヴィさでもメロディアスさでも勝るアルバムはありますが、理屈抜きの快感度合いでは、断トツ。
『METALLICA』~『RELOAD』のあたりのMETALLICAがやりたかったことを、コンパクトかつ理想的な形で示したアルバムじゃないかと思っています。
勢い抜群の1曲目「FLAT ON THE FLOOR」でつかみはOK、その後もほんのりと哀愁を帯びつつ、ミドル・テンポ主体ながらもノりがよい曲が続き、重みと刺激を保ちつつ最後までキャッチーさを保ちます。
ハード・ロックとヘヴィ・ロックの双方をつなぐ橋渡しとも言える、普遍的な魅力をもったロック/メタル作品。これはもう紛れもなく、傑作です。


NIGHT RANGER - Dawn Patrol - Eddie's Comin' Out Tonight (2007-04-08 16:32:01)

いきなり「奴のパンツは超タイト」で始まる歌詞が爆笑モノです。
が、けっこう曲は哀愁漂ってて渋い感じのロック・ナンバーなんですよね。


NIGHT RANGER - Midnight Madness ★★ (2006-02-05 00:18:00)

最初は刺激の足りないサウンドにあまり興奮できず、特に「SISTER CHRISTIAN」なんかは邪魔だな~とまで思ってしまいました。
しかし何回か聴いているうちに、佳曲ぞろいで隙のない、素晴らしいアルバムだと思えるようになりました。
この爽やかなメロディの数々って、やっぱり今の時代じゃ有り得ない、'80年代ならではの味ですね。貴重です。


NIGHTBLAZE - Nightblaze ★★★ (2024-12-08 21:25:21)

うーん、凄い。'80年代、'90年代の頃のメロディ・センスがそのまま、何の衒いもなく披露されています。往時のゼロ・コーポレーションのメロハー作品を買い漁ったマニアにはたまらないんじゃないでしょうか。
ちょっとむず痒くなるくらい、時代を感じさせるメロディ展開とアレンジなんですが、まさにそれこそが魅力!
いやほんと、突き抜けてますよ。ここまでメロメロな作品がこの時代に聴けるとは。
どこを切っても1ミリのブレもない、"あの時代"から現代にタイムスリップしてきたような、至高のメロディック・ハード・ロックです。


NIGHTWISH - Angels Fall First - Tutankhamen (2007-05-14 01:16:12)

タイトル通り、ツタンカーメンを扱った曲です。
エキゾチックなキーボードがいい味出してます。
歌も妖しくて雰囲気出てます。
しかし対訳、「俺をおまえの女王にしてくれ」って……。


NIGHTWISH - Century Child ★★ (2008-04-06 23:52:00)

確かに以前の作品と比べると幅が広がって、より多くの層にアピールできそうなアルバムだなという印象です。
ただちょっと個人的にマルコの声質が苦手なのと、「FOREVER YOURS」があまりにセリーヌ・ディオンの某曲に似てるのが、多少マイナス点。
それでもこれだけドラマティックでメロディアスな作品をつくられると、感動せずにはいられませんね。


NILE - Black Seeds of Vengeance ★★ (2005-12-23 13:01:00)

ブルータル・デス・メタルにエジプト色って、聴くまではどんなものか今ひとつ想像し切れなかったんですが、聴いてみて納得しました。
その頃はちょうど映画『ハムナプトラ』を観たり、瀬名秀明の『八月の博物館』を読んだりした後だったので、けっこうヴィジュアル・イメージが浮かんできて楽しかったデス。内容的にはあんまり合わないんだけど。
本編ラストの「KHETTI SATHA SHEMSU」が良い味出してて、雰囲気あります。


NILE - In Their Darkened Shrines - Unas Slayer of the Gods ★★ (2007-04-28 01:40:20)

荘厳でかっこいいデス。
神々を虐殺して貪り喰らったファラオの曲っていうのが凄まじい。


NINE INCH NAILS - Broken - Gave Up (2007-08-20 00:31:54)

どこまでネガティヴな人間なんだというような歌詞が、らしいです。
グチャグチャに盛り上がって終わるのが、ちょっと微笑ましい。


NINE INCH NAILS - The Downward Spiral ★★ (2005-10-20 20:23:00)

よく『BROKEN』が一番激しいって言われますが、このアルバムの方がずっと過激に聴こえます。
単純に激音の部分も強烈ですが、静かなパート、曲も、緊張感が漲っていて、気が抜けない。
精神的にもかなり重く、ダークなので、気分を選ぶアルバムです。これが売れるっていうんだから、みんなストレス溜まってるんですね。
あんまり関係ないけど、トレントって「自閉症の王子様」って呼ばれてるんでしょうか?
自閉症って先天的な障害で、単に自分の殻に閉じこもるとか、人と付き合うのが苦手な人ということじゃないから、あまり適切な例えじゃないかも。


NINE INCH NAILS - The Downward Spiral - Hurt ★★ (2007-12-09 00:04:02)

聴く時の気分次第では、どっぷり浸かってしまいます。
哀しみや不安や言葉にならない曖昧な感情をみんな溶かし込んでくれそうな曲。


NINE INCH NAILS - The Fragile - Just Like You Imagined (2007-12-08 23:54:13)

歌が入らなくても全く物足りなさを感じないのは、やはり偏執狂的なまでにこだわった音づくりとアレンジのセンスによるものなんでしょうね。
緊張感が心地よいです。


NINE INCH NAILS - With Teeth ★★ (2007-12-09 00:13:00)

2nd、3rdは、聴くのに気合いのいる作品だったので、けっこうさらっと聴ける、とっつきやすいアルバムだなというのが、第一印象でした。
相変わらず陰鬱だったり屈折してたりはするけれど、しっかりポップです。
どっちが好きかと言えば以前の方が好きですが、過剰にメソメソした感じのしないこのアルバムも真っ昼間からすんなり聴けて重宝します。


NIRVANA - Bleach ★★ (2005-11-10 20:22:00)

グランジってどんな音だったっけとイメージすると、まずこのアルバムが思い浮かびます。
お金をかけたプロデュースでクリーンな音づくりをされたHM/HRに食傷気味の時に、こういう生々しく荒削りな音を聴いたら、これこそがロックだって、そりゃあ思うでしょう。
まあ、こういうのばっかりでも、それはそれで飽きちゃいますが。でもたまにグランジっぽい音が聴きたくなったら手が伸びます。大音量で聴くと頭が痛くなる、ノイジーなロック。
キャッチーな『NEVERMIND』も、内省的な『IN UTERO』も良いけど、熱に浮かされたような『BLEACH』も楽しいです。
ジャケもクール。


NIRVANA - Bleach - Paper Cuts ★★ (2009-02-02 20:26:08)

暗い、重い、怖い。
この暗黒っぷりはある種のメタル耳にも馴染みやすいんじゃないでしょうか。


NIRVANA - From the Muddy Banks of the Wishkah ★★ (2009-02-02 20:38:00)

とっ散らかってて、荒っぽくて、熱気ムンムン。
イントロのシャウトが良い味だしてます。
最後まで聴くとぐったりするくらいエネルギッシュで、力いっぱいライヴやってたんだなーと、当時が想像できます。


NIRVANA - In Utero - Heart-Shaped Box ★★★ (2009-02-02 20:32:18)

helloとhow lowとか、heyとhateなんていう、韻というより言葉遊びみたいな、シンプルだけど効果的にイメージを喚起するフレーズ選びが上手いなぁと。
まず印象的なメロディづくりがあってこそですが。
とても寂し気で、複雑に感情をかき乱される曲です。


NIRVANA - In Utero - Scentless Apprentice (2007-08-11 00:36:22)

ぶっ壊れたロックって感じが良いですね。
グチャグチャ。


NIRVANA - Nevermind ★★ (2009-02-02 20:12:00)

ちょうど極端な音楽ばかり求めていた学生時代に聴いて、「中途半端にポップだなー」とか「やる気なさそうな歌い方」なんて思って、あまり好きではなかったアルバムでした。
でも「SMELLS~」は耳に残って、繰り返し聴いていました。カラオケにも入ってたし。
いつから好きになったか忘れましたが、今では全曲気に入っています。やっぱり曲が良いですよね。


NIRVANA - Nevermind - Smells Like Teen Spirit ★★★ (2009-02-02 20:16:24)

イントロでドキドキ。
ギターがサビメロを奏でる間奏部分で鳥肌が。
切なくポップな名曲です。


NIRVANA - Nevermind - Stay Away ★★ (2009-02-02 20:21:18)

冷笑的でありつつ、とっても熱かったり。
単純じゃないけれど単純に気持ちいい。


NOCTURNAL RITES - The Sacred Talisman ★★ (2005-11-01 20:48:00)

クサいメロディが聴きたくなった時に手が伸びる1枚です。
特に(1)「DESTINY CALLS」や(5)「HOLD ON TO THE FLAME」は、始まった瞬間に頬が緩むのを抑えきれないくらいにクサクサ、メロメロで、身悶えてしまいます。
ヴォーカルも迫力には欠けるかもしれませんが、曲には合ってるので問題なし。
最近の硬派な作品も良いですが、馬鹿にされることも多いこの頃の彼らも魅力的です。


NOCTURNUS - The Key - Lake of Fire ★★ (2023-10-15 23:37:55)

キラキラして神秘的なイントロを完全にぶち壊して、トチ狂った演奏が空間を引き裂いて暴れまくる始まりで勝負ありデス。
いやー、何が起きたのかと思いましたよ。
曲自体はけっこうかっこいい暴虐スラッシュ/デスなのですが、間奏部分のキーボードがSF感丸出しの効果音を飛び道具的にぶち込んでくるところがクレイジーで最高。
ネタ曲として語り継がれるべき個性あふれる名(迷)曲。


NOCTURNUS - Thresholds ★★ (2005-12-14 22:51:00)

宇宙戦艦とか軌道要塞みたいなのが描かれたSFジャケにつられて買ってしまいました。
↑で言われてる通り、宇宙っぽいキーボード/シンセの味付けがいい味出してます。銃撃戦のSEなんかも、なんかビーム出てる?っていう変な音で楽しいデス。
けっこうキラキラ・キーボードな部分は、今のメロスピ・メロデス系好きにも受けるかも。
歌詞も凝っててグー。しかしアシモフやセーガンはまだしも、アレイスター・クロウリーの影響もって……どんなストーリーなんだか。


NOFX - So Long and Thanks for All the Shoes - Champs Elysées (2007-05-19 00:20:20)

うわー、これは選曲の勝利ですね。
楽しい。


NORTHER - Death Unlimited ★★ (2007-05-25 00:58:00)

売る気があまり感じられないジャケがちょっと残念ですが、内容は充実していますね。
まあオリジナリティという面ではもうひとつかもしれませんが、ギター・ソロはかなり好みだし、跳ねるようなノリの踊りたくなるような曲が多く、平坦に疾走する曲ばかりのバンドよりは楽しいです。
(1)「NIGHTFALL」、(6)「A FALLEN STAR」あたりがお気に入りです。


NORTHER - Death Unlimited - Nightfall (2007-05-25 01:03:39)

途中の、チャラララチャラッ、チャッチャラッ、チャッチャっていう楽しいリフに、掛け声が絡むところが好きです。
良いノリ。


NUCLEAR ASSAULT - Survive ★★ (2005-11-14 20:49:00)

このアルバムは帯の煽り文句に惹かれて買いました。
「ウルトラ・ファースト・リズムにハイ・ピッチ・ヴォーカルとスピット・ファイヤ・ツインギター!」なんて書かれてたら、手を出しちゃいますよ。
まるでショート・カット・グラインドみたいに数秒で終わる曲もあり、楽しい連中だな~と思って聴いてました。歌詞は反戦や人種差別について歌ってたり、けっこうシリアスなんですが。
「F#」は特にかっこいいハイテンション疾走スラッシュ。


NUCLEAR ASSAULT - Survive - F# ★★ (2008-01-06 15:33:37)

まさにスラッシュといった突撃具合が強烈。
スカッとします。


NUNO BETTENCOURT - Schizophonic - Swollen Princess (2007-08-08 00:29:39)

確かにポールのソロが好きな人なんかには、大ウケしそうな、キャッチーで楽しい曲ですね。
歌詞もキュートで、微笑ましいです。


Nas - Illmatic ★★★ (2016-03-20 22:27:11)

歴史的名盤との呼び名も高い、'94年発表の1stアルバムです。超豪華プロデューサー陣が才能ある若者を盛り立てて作り上げた、世紀の一枚といった感じ。
シンプルで落ち着いた、実に渋い、陰気とさえ感じられる作品なのですが、中毒性も高く、ついついじっくり聴いてしまいます。
即効性ということでいえば『It Was Written』や『Hip Hop Is Dead』の方がすんなりと聴けましたが、繰り返し聴くなら、このアルバムが一番。
コンパクトにまとまっていて、密度が濃く、隙がない作品です。


OASIS - (What’s the Story) Morning Glory? - Morning Glory ★★ (2007-05-19 00:23:38)

この曲は比較的ハードにロックしてて、メタル耳にも気持ちいいですね。
一緒に歌いたくなります。


OBITUARY - Dead ★★ (2006-03-25 23:45:00)

このライヴ・アルバムは確かB!誌以外の音楽誌のレヴューを見て買いました。デス・メタルの中でも真にヘヴィなバンドだみたいなことが書いてあって、期待して買ったら、あまり激しくもなく聴き易かったので、少し騙された気分になりました。
しかしまあ、このねっとりした感じのデス・メタルも、独特な味があって楽しいです。タメの効いたドラミングとか、ロックしてて良いなぁ。ストーナー系轟音ロケンロー・バンドにも近いものがあります。
速い曲より、ミドル・テンポの曲の方が似合ってますね。ブラスト全開のブルデスには食傷気味という人にはおすすめです。
ヴォーカルの人間的なデス声も個性が出てて良い感じ。
ライヴにしては音がクリアなので、もうちょっと音質悪いくらいの方が迫力あって良いかなとも思いますが、それは贅沢でしょうね。
ただ、ジャケはもうちょっと何とか…。


OBITUARY - Frozen in Time ★★ (2023-09-02 19:45:37)

あまりの猛暑・酷暑に心を折られる毎日の中、涼しげな音楽が聴きたいなーということで手を出した1枚。
実のところ、今年新作が出たので色々聴き返そうと思ったら、このジャケに目がとまって、新作そっちのけでこればかり聴いてしまったという、なしくずし聴きでした。
内容は、「手堅い」の一言です。飛び抜けたインパクトはないのですが、無駄に熱くならない冷厳サウンドが実に心身を癒してくれて重宝しました。
今後も夏になったら思い出して聴きそうな気がします。
最近OBITUARYとかBOLT THROWERとかASPHYXなんかに鎮静効果を感じちゃうんですよねー。年のせいかな。


OBITUARY - The End Complete ★★ (2018-01-20 20:02:12)

速くはない/即効性はない/淡々としている/しかしこれこそOBITUARYのデスメタルであるという皆さんの評が、実に愛情あふれる感じなのが微笑ましく、心温まります。
私もやっと、今頃になってズブズブとこの魅力に捕まりました。スルメ盤の逸品です。


OBITUARY - The End Complete - Back to One (2018-01-20 19:49:43)

これぞデスメタルというおどろおどろしいリフ、前のフレーズに食い気味で噛みつきまくるデス声が煽りまくり。
スローダウンした際の重々しさがまた快感デス。


OBITUARY - World Demise ★★ (2018-01-20 19:09:36)

デス/ドゥーム系メタルとしても魅力的ではありますが、'90年代のグルーヴィーなモダン・ヘヴィネス系バンドの一派として聴いても良さそうなアルバムです。
デスメタル的突進パートが減り、ミドル/スロー・テンポの圧殺リフのヴァリエーションは増え、遅くてもノリは良く味わい深いメタルに進化。比較対象を探すなら、PANTERAや『CHAOS A.D.』以降のSEPULTURAにも通じる空気があります。
まあ上記のバンドほどの軽快さはなく、鈍重な激烈サウンドに終始するところがデスメタルたる所以であり、オリジネイターならではの個性でしょうか。
十数年経ってから購入したので見当違いかもしれませんが、発表当時これって実は当時の最先端の音楽だったんじゃないでしょーか。'94年時点でトライバル・リズムも導入し、デスメタルの重々しさは保ちながらも、ジャンルの壁を突き破る開放感が強く感じられます。
アートワークも前作までのいかにもな邪神ホラー系イラストではなく、環境汚染や動物虐待、病苦や貧困といった社会問題を扱ったシリアスなものに。
疾走/爆走を求めれば外れですが、ヘヴィネスの極北を求める人には一つの理想形であると思います。
ジョン・ターディの声に触れていらっしゃる方が多いですが、こういう音楽性になると、ひと際、声の個性が目立って印象深いですね。


OBITUARY - World Demise - Kill for Me (2018-01-20 19:19:56)

トライバル・リズム(解説の平野氏によればアフロ・アフリカン風南方リズム/アメリカ南部のヴードゥー・リズムのサンプリングSEとのこと)を取り入れた摩訶不思議なデスメタル。ギャップがすげー。
まだSEPULTURAの『ROOTS』も出ていない'94年にこれは、先鋭的過ぎでしょう。曲として名曲とは言いませんが、インパクトは絶大です。
アルバム・タイトルから推測される世界が崩壊しつつあるというイメージの表現として必然性があるのかもしれません。対訳も歌詞もないのでわかりませんが、先住民虐殺への批判も入った曲なのかな?
サンプリング元のクレジットがないあたり、まだ著作権に大らかだった時代性が感じられます。


OBITUARY - World Demise - World Demise ★★ (2018-01-20 19:31:44)

ただただ重苦しいヘヴィな曲かと思いきや、途中でドラムと共に入ってくるちょっとインダストリアル的な音のリズム(何の楽器?)や、ヴォーカルの畳みかけるような重ね方が面白い。
ユニークなモダン・デスメタルです。


OBSIDIAN SEA - Pathos ★★★ (2023-11-25 21:20:13)

気品の漂う美しい音楽。聴き惚れてしまいます。蕩けます。
グルーヴィーでシンプルな、でも旨味にあふれたヘヴィ・ロック。
穏やかな歌声はメタル的ではなく、楽器の音づくりも磨き抜かれていて粗雑さは皆無。ギターのトーンがもう絶品。
ドゥーム/ストーナー系に分類されているバンドですが、私は今作を'70年代前半頃のユーロ・プログレ(美声系のちょっと妖しいやつ)を聴く時に似た感覚で聴いています。
これ、PINK FLOYDが好きな人にも受けそう。あ、そうだ『THE OUTER LIMITS』の頃のVOIVODにも似てる。
音数が少ないんだけど、無駄な音がなくて、どこを切っても魅惑的。
トリオ編成で、ギター兼ヴォーカルの紡ぐメロディがツボですが、ベースのフレーズやドラムのオカズなど、一つひとつの音が必然性を感じさせます。
全然音楽性は違うんだけど、スティーリー・ダンのアルバムみたいに、こだわりまくってサウンドを組み立ててんじゃないかなー。逆にセンス一発で感覚的につくっていたとしても、それはそれで納得。なんたって全編通しての空気感に一本芯が通っています。
これたぶん、30年後も聴いてるだろうなー。今のところダウンロードで聴いていますが、ジャケも良いし、円盤購入必須のお宝盤です。


OLD MAN'S CHILD - Ill-Natured Spiritual Invasion ★★ (2005-11-23 21:14:00)

日本デビュー作となる3rdフルです。
メタルでしか有り得ない、トゲトゲ甲冑戦士のアートワークで、ジャケ買いしたくなってしまいます。
ブラック・メタルとしては、あまり邪悪さを感じさせず、気軽に聴ける感じです。メロデス、メロスピが好きな人にアピールできそう。その辺はDIMMU BORGIRと近い雰囲気でしょうか。
メンバーはグルダーことトーマス・ルーネ・アンダーセンがヴォーカル、ギター、ベース、シンセを操り、ドラムだけはジーン・ホグラン(DARK ANGEL、DEATH、S.Y.L.等)が担当しています。バンドって言うよりグルダーのプロジェクトですね。
クサクサのシンフォ・アレンジや、ヨーロッパの舞踏曲っぽいキーボードのフレーズとかが、耳を惹きます。もうちょっと迫力あっても良いかなとも思いますが。
ジーン・ホグランのドラム目当てで買うのもありでしょう。


ONE MINUTE SILENCE - Available in All Colours ★★ (2007-08-31 23:37:00)

イギリスのミクスチャー・バンドの、'98年発表の1stです。
ラップ・コアもしくはラップ・メタルと分類されるようなバンドは当時大量に出現して消えていきましたが、イギリス出身のバンドというのはあまりメジャーではなかったように思います。
私も一時かなりミクスチャー系にはまり、何十枚か買い漁ったんですが、その中でもこのバンドは、音圧、テンションの高さ、楽曲のクオリティという点で第一線級だったと評価しています。
終始押しまくる勢いの強さでは、よく比較されたRATMやLIMP BIZKITをも凌駕していて、メタル/ハードコア好きには非常に気持ちいいヘヴィ・サウンドを聴かせてくれます。
人種差別などのテーマを早口のラップでアジりまくるヴォーカルも、熱くてかっこいーです。
傑作。


ONE MINUTE SILENCE - Available in All Colours - Stuck Between a Rock and a White Face ★★★ (2007-08-31 23:42:52)

非常にライヴ映えしそうな、印象的なサビが強力な曲です。
弾けまくる硬質のベース音も、やたら心地いい。暴れろと言わんばかりに跳ねまくってます。


ONE MINUTE SILENCE - Buy Now... Saved Later ★★ (2007-08-31 23:55:00)

'00年発表の2ndアルバムです。
とにかく押せ押せで突っ走っていた1stに比べると、押し引きが出てきてメロディも増えた印象です。
実はメンバーみんなメタル好きで……ということで、メタル色も増量。その他新しい要素を色々と取り入れ、成長著しい作品となっています。
ただ、1stの異常なまでのテンションと比べると、インパクトはちょっと薄れてしまった感も。しかし前進を選んだ姿勢は評価できるし、クオリティは相当高いです。
感情表現の深み、声量と表現力等は、凡百のミクスチャー・バンドと一線を画すものですし、シリアスな歌詞も説得力十分。
良いバンドです。


ONE MINUTE SILENCE - Buy Now... Saved Later - Food for the Brain ★★ (2009-01-14 20:46:29)

メタリックながらも弾みまくるリフがかっこよすぎ。
ハイテンションなラップ・ヴォーカルも強烈です。
バンド全体が一体になった時の勢いは、手がつけられません。狂乱。


ONE MINUTE SILENCE - One Lie Fits All ★★ (2009-01-14 20:50:00)

'03年発表の、たぶん3rdアルバムです。
2nd以上にメロディや歌が増えていますが、それで軟弱になったとかいうことはなく、相変わらず徹頭徹尾シリアスで、緊張感が漲っています。
作品ごとに幅は広げながらも、クオリティも保つどころか上がっていて、素晴らしい。
どうも国内盤は出ていないようだけど、もったいないなぁ。バンドも解散しちゃったのかな?
知名度は低いかもしれませんが、私はRAGE AGAINST THE MACHINEやBIOHAZARDと同等のバンドと思っています。


ONE MINUTE SILENCE - One Lie Fits All - The Hill Is a Whole ★★ (2009-01-14 20:55:39)

とても寂しげな、バラード風の曲。
心に沁みます。


OPETH - Blackwater Park - Dirge for November ★★★ (2007-04-22 00:24:45)

最初と最後のもの悲しい美しさと、中間の激しいメタルとの落差がとんでもないです。
最初の1分40秒ほどが素晴らしい。
アコギの音づくりが上手いなぁ。


OPETH - Damnation ★★ (2006-07-04 00:34:00)

叙情味を堪能したい気分の時には、どうしてもデス・メタル的なパートが邪魔に感じられて不満だったので、こういうアルバムも出してくれたのは嬉しいです。
ギターやキーボードの音づかいや、クリーン・ヴォーカルの美しさは、たまりませんね。暗鬱叙情プログレ好きには涎ものでしょう。彼らがCAMELファンだっていうのもうなずけます。
(5)「HOPE LEAVES」をあっさり終わらせないで、ネチっこく10分くらいの長尺曲にしてくれたらもっと良かったんだけど。


ORANGE GOBLIN - Science, Not Fiction - False Hope Diet ★★ (2024-11-24 19:56:54)

これはかなりの名曲じゃないでしょーか。
タイトルから皮肉が効いていて、風刺的な歌詞も尖っています。
舞曲風の軽やかなオープニング・リフとだみ声の組み合わせの不思議なマッチング。
1番目のサビが終わったところで登場するリフはMEGADETHを思わせる不穏な雰囲気がかっこいい。
ギター・ソロもよく練られていて、男臭いヴォーカルと相俟って妙に泣ける感じ。


ORANGE GOBLIN - The Big Black - Hot Magic, Red Planet (2007-08-09 23:51:51)

リズムが面白い曲です。ノリノリ。
途中でいきなりブルージーに沈み込み、また復活するあたりが凝っています。
ちょっとCAPTAIN BEYONDっぽく感じました。


ORANSSI PAZUZU - Muuntautuja - Valotus (2024-12-08 21:38:39)

先日、日没後の荒天時に帰宅中、この曲を車で聴いていたら、事故りそうな気分がしてきたので、慌てて聴くのをやめました。
ノイズと怨嗟の声と、どこかしら不可思議な美を感じさせる音空間。
歌詞を翻訳してみたら「リラックスしてください」とか言ってるんだけど、できません。


ORIANTHI - Believe ★★ (2013-09-28 23:38:52)

ラジオで数曲聴いて、ギターの爽快な弾きまくり度合いと歌メロの良さに一発KOされました。
こんなに心地よくギターをたっぷり聴かせてくれるハードロック、久々だなーというのが第一印象。
どの曲も耳になじみます。これは買いです。


ORIGIN - Echoes of Decimation - Debased Humanity ★★ (2007-04-28 01:58:45)

ノリの良い掛け合いヴォーカル、多彩なリフも魅力ですが、何と言っても後半のドラム!
遠ざかったり戻ったりしているように聴こえる激速ブラストが楽しいデス。


ORIGIN - Informis Infinitas Inhumanitas ★★ (2005-11-10 20:13:00)

私がデス/グラインドに求めていたものを、理想的な形で届けてくれた1枚です。
「世界最速のドラム」の謳い文句につられて買った1stは、確かにブラストは速いけど、楽曲のヴァリエーションが少なく、みんな同じに聴こえてつまらなかったので、もう買うまいと思っていたのですが、各所で評判が良かったので本作を購入。想像以上でした。
楽曲自体もヴォーカルもギターもドラムも、前作よりずっと良いと思います。
スピード、勢い、それに特化したエクストリーム・ミュージック。それでいて重低音の迫力もちゃんとある。ある種、音楽の究極的な姿のひとつです。
たとえこれ以上ドラムが速くなっても、これだけのスピード感が感じられるかというと、そういうわけではないし、ここまでが私の欲求に応えるちょうどいいレヴェル。
3rdも良いけど、聴いた時の衝撃の強さで、やっぱりこの2ndが一番好きです。


ORIGIN - Informis Infinitas Inhumanitas - Implosion of Eternity ★★ (2007-09-25 00:11:36)

けっこう凝った展開をして、ドラマティックな曲ですね。
とても3分程度の曲とは思えない、スケールの大きさを感じます。歌詞も宇宙的だし。


ORIGIN - Informis Infinitas Inhumanitas - Portal ★★★ (2007-09-25 00:02:19)

ブラストがあまりにも心地いい。
途中のキュルキュルいってるギターも素敵です。


ORPHANED LAND - All Is One ★★ (2016-09-25 21:10:00)

'13年発表の5thフル・アルバムです。
同じ神を信仰し同じ聖地を持ちながら(あるいは持つゆえに)殺しあうイスラム教/ユダヤ教/キリスト教の融和を説くこのバンドのメッセージには感銘を受けますし、ノーベル平和賞云々という話が出るのも頷けます。
今作では40人にも及ぶミュージシャンを起用しているらしく、コーラス隊とストリングスが壮大に盛り上げる前代未聞のエスニック・シンフォ・メタルを創り出しています。
正直に言えば整合感の増した本作よりも前作までの方がメタル音楽として魅力的に感じるのですが、より普遍性を身につけつつ、危険を冒して挑戦を続ける姿勢には頭が下がります。
たぶんこれ、メタラー以外にも普通に魅力的な音楽になっているように感じます。普段ロックを聴かない人でも楽しめそう。
歌詞に関しても救世主的な戦士の物語を扱ったコンセプト・アルバムである前作より生々しく現実的で、より多くの聴衆から共感を得られそう。
一聴してのインパクトは他のアルバムに譲りますが、繰り返し聴き込んでの発見が多く、ズルズルと深みに引き込まれるスルメ作品ではないでしょうか。
私は、何十年か後にも聴き続けていたいと思っています。(叶うならば、憎悪の連環が収まった世の中で)


ORPHANED LAND - All Is One - All Is One ★★ (2016-09-25 21:30:43)

演奏技術や編曲的にはとても凝っているのでしょうが、1リスナーとして聴くと「すごく分かりやすい」曲。
アラビア音階の魅力的なメロディに重厚なコーラス、グイグイ引き込む曲展開、ポジティヴなメッセージ。
メタルもロックも嫌いな人だって、この曲は楽しめるし、共感できると思います。


OSANNA - L'uomo - In un vecchio cieco ★★ (2023-11-25 21:59:40)

危うさと哀愁とあどけなさが混じり合ったようなアンバランスさに弄ばれる耽美的な前半と、つんざくようなサックスによるノイズや絶叫に塗りつぶされる後半。
このギャップはなんなんだろー。
でもすげー。
前半はマジうっとりモノなんですよ。この人たちはブチ壊し展開が好きだよなー。


OUTRAGE - Life Until Deaf ★★ (2006-04-17 20:43:00)

ラジオで聴いた「MEGALOMANIA」に衝撃を受けて、すぐに買いに行きました。それまではどうしてもジャパメタに対する偏見を持っていたのですが、このアルバムの完成度には一発でやられました。
疾走するスラッシュ・ナンバーだけでなく、ミドル・テンポのヘヴィ・ナンバーもリフがかっこよくて、メロディも臭すぎずに熱く、哀愁も感じられる。ヴァラエティも豊か。
太い音づくりも、曲の質も、ヴォーカルの迫力、表現力も、想像よりずっとレベルが高く、「こんなバンドがいたんだ」とびっくりしました。
遡って聴いたこれ以前の彼らも、ヘヴィ・グルーヴの骨太轟音ロックを聴かせる最近のOUTRAGEも好きですが、やっぱり思い入れもあり、このアルバムが一番好きです。


OUTRAGE - Life Until Deaf - Vanishing Fully From the World ★★★ (2008-09-09 20:29:51)

リフが頭にこびりつきます。歌メロもかっこいい。
この曲は、かなりの名曲だと思います。


OUTRAGE - Outrage(1987) - Death Trap (2008-09-09 20:23:17)

この曲もかっこいいですね。ヘヴィかつ叙情的。
当時はライヴで大合唱だったんじゃないかな、なんて思えます。
初期メタリカのミドル・テンポの曲が好きな人には、モロにツボじゃないでしょうか。


OUTRAGE - SPIT ★★ (2008-09-09 20:15:00)

本作もモダン化したスラッシュの成功例と言えるでしょう。超ヘヴィ。
非常にカッチリ作りこんでいて、『WHO WE ARE』以降と比べるとルーズな感触は少なく、これぞヘヴィ・メタルといった、硬派な内容。
ダークな雰囲気がたまりません。
90'sヘヴィネスが好きで、速い曲がなくても良いという人にはおすすめです。


OUTRAGE - The Final Day - Madness ★★ (2008-09-09 20:35:40)

「TURN AROUND...TURN AROUND...」ってとこが好きです。あとラストのサビの盛り上がり、たまんない。
ほんとノれますね、この曲。


OUTRAGE - The Final Day - River (2007-02-25 00:49:53)

めっちゃ渋いです。
しかしこういう曲までかっこよく決めてしまえるところが凄い。


OUTRAGE - Volume One ★★ (2008-09-09 20:41:00)

荒々しい轟音ロケンロー。骨太で、渋い!
この後の『24-7』よりもやけくそな感じで、良い意味で雑なところが魅力的です。


OVERKILL - Scorched - Harder They Fall ★★★ (2024-12-08 21:46:20)

近年屈指のお気に入り曲です。曲だけでもとても印象的なんですが、加えて歌詞が個人的空耳ツボにはまりました。
「腹ペコー!!」と連呼してるように聞こえるし、「ガラガラガラガラヘビー!!」と絶叫してるように聞こえます。
ええ、そんなくだらない理由ですが、とても愛着があり、繰り返し聴いています。


OVERKILL - The Wings of War - Believe in the Fight ★★ (2022-06-04 21:35:21)

1曲目が良いのは当たり前、問題は2曲目へのつなぎですよ。
そんなスレたことを考えるひねくれたメタラーを、問答無用でノックアウトする2曲目。ドラムスの入り方が実に良い。
強烈なんですが、リフにフックがあり、歌メロもキャッチー。こりゃ文句なしです。


OVERKILL - The Years of Decay - Elimination ★★ (2007-02-25 00:42:53)

「エイ!」がかわいいっていう意見がいくつかあるのが面白いですね。…でも確かにかわいいかも。
しかし切れ味鋭くて、強烈な曲です。何気にギター・ソロがメロディアスなところも良い。


OVERKILL - W.F.O. ★★ (2005-12-15 22:45:00)

このアルバムで惚れました。
頭が痛くなりそうなくらいにゴリゴリブリブリベキベキなD.D.ヴァーニのベース音がちょーかっこいーです。クリス・スクワイアがスラッシュ・メタルをやったらこんな風になるかなとか思っちゃいました。
あー、また耳が痛くなってきた。強烈。


OVERKILL - W.F.O. - They Eat Their Young ★★ (2008-09-17 20:25:36)

めっさ気合い入ります。ド迫力!
ゴリゴリと硬質で重く、荒々しく、それでいて妙な粘り気まであって、恍惚となっちゃいます。


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon ★★ (2009-02-17 20:23:00)

うちでかけても笑って受け入れてもらえる数少ないメタルCDのひとつです。
メタルに興味のない嫁さんも、オジーの声は覚えました。ラジオで聴いた「バカだもん♪」で楽しく学習できたようです。
高い金かけて作られたジャケも、ギャグというかエンターテイメント成分たっぷりで、素晴らしい。
ジェイクのギターも、隅々まで楽しませてくれます。


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - Bark at the Moon ★★★ (2009-02-17 20:29:16)

メロディのとっつきやすさが、まず大きいですね。
ギター・ソロの1音まで、上手いなぁと唸らされます。
そして、あの声で歌われるあのフレーズ。日本人だからこそ、ここまで笑って楽しめる。そこが嬉しい。


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - Waiting for Darkness (2007-07-03 00:27:08)

妖しいんだけど、妙にポップという、オジーならではの面白い曲。
キーボードとギターのメロディが印象的ですね。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz ★★ (2009-02-20 20:18:00)

もちろん素晴らしい名盤であることは疑いないのですが、私はこのアルバムが好きになるまで(というかランディの良さが分かるまで)5年以上はかかりました。
初めは「CRAZY TRAIN」のリフぐらいしか好きじゃなく、それも曲調が明るくなったあたりで「あらら」となっていたものです。
そんなわけで、個人的には即効性のある作品というよりはスルメ盤です。まあ、今では聴く度にめっちゃ感動しちゃってますが。
今の10代の、メタルコアやスクリーモからメタルに入門した人なんかには、どんな風に受け取られるのか、興味あります。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Revelation (Mother Earth) ★★ (2009-02-20 20:32:06)

曲後半だけなら文句なしに超名曲です。
時代性を感じるというか、数年後だったらもっと洗練されたサウンドで演れたんだろうけど、この生々しい感じが逆に印象的だったり。


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman - Believer ★★ (2007-07-03 00:13:33)

おどろおどろしい雰囲気がよく出ていてかっこいいですね。
キーボードがまたホラーな感じで良いです。
JUDAS PRIESTの名曲「THE HELLION」は、この曲のリフが元ネタだったのかも?


OZZY OSBOURNE - Down to Earth - That I Never Had (2009-02-17 20:44:50)

このアルバムの中では、1番興奮できた曲。
ザックの頑張りが目立ってますが、作曲段階ではどうだったんでしょうね。


OZZY OSBOURNE - No More Tears ★★ (2009-02-20 20:42:00)

復活後に聴いたので、これで引退という感傷は一切なかったのですが、それでも感動しました。
楽曲が粒ぞろいで、流れも良く、大好きなアルバム。
オジーはメタルの帝王と呼ばれたりしますが、どんなにサウンドがヘヴィでも、メロディアス・ハード・ロック的な感覚で聴けますね。とにかくメロディが良くて、とってもポップ。


OZZY OSBOURNE - No More Tears - Mr. Tinkertrain ★★ (2009-02-20 20:46:26)

イントロからドキドキものです。
キャラクターがはまりすぎてヤバ~い歌詞に、いつもながらのキャッチーなメロディ。
ザックのギターもクール!


OZZY OSBOURNE - Ozzmosis ★★ (2005-10-15 21:26:00)

私にとって、初めてのオジーの作品でした。何枚か比べて、一番かっこよかったのでジャケ買い。
メタルを聴き始めて間もない少年には、メロディが素晴らしい、最高の曲が詰まったアルバムでした。
その後、これ以前のアルバムを全部買って聴きましたが、やっぱり『オズモシス』が最高傑作だと思っています。
オジーの歌メロは過去数作を聴くとマンネリ気味だったんですが、この作品ではプロデューサーの影響か、けっこう新味があり、聴いてて飽きません(難しくてライヴでは歌いこなせないとかいう話も・・・)。
全体的にメロディアスな哀愁曲が多いんですが、ザックのリフは無茶苦茶ヘヴィだったりして、必要以上にポップすぎないのも良いです。
「PERRY MASON」は、オジーの曲の中で一番好き。以前NHK(BSかな?)で放送されてた海外ドラマ『新弁護士ペリー・メイスン』大好きでした。


OZZY OSBOURNE - Ozzmosis - Perry Mason ★★★ (2005-10-25 19:01:07)

↑でも言われてますが、オジーとザックならではの曲です。何回聴いたか分かりません。
無茶苦茶ヘヴィなのに、超キャッチー。かっこいいリフと面白い歌メロ。癖になります。
ついついカラオケで歌ってしまった。


OZZY OSBOURNE - Patient Number 9 - Evil Shuffle (2023-03-26 21:36:43)

元気があってうれしい。
豪快さととっつきやすさのバランスがさすがです。
この、ザックとオジーならではの味わいが好き。


OZZY OSBOURNE - The Ultimate Sin - Killer of Giants ★★ (2009-02-17 20:37:58)

ジェイクとオジーの組み合わせだからこその名曲っていう感じですね。
美しいメロディと妖しさと変態さとかっこよさが融和しています。


OZZY OSBOURNE - Tribute ★★ (2007-07-03 00:21:00)

特にランディに強い思い入れというものはないので、普通にライヴ盤として楽しんでいます。
ライヴならではのラフな勢いが良いですね。
しかしオジーは、ライヴでも何でもオジーでしかないって感じなんだなぁ…。
「MR. CROWLEY」のギター・ソロがこれからというところでフェイド・アウトせずに、しっかり盛り上げて締めてくれるのが嬉しいです。


PAIN OF SALVATION ★★ (2004-02-02 00:28:00)

アコースティックのライヴ盤が出るんですか!?
いやー、こりゃ楽しみです。しかしいったいどんなアレンジになるんだろう。メンバー全員生楽器で演奏? まさか全編ダニエル・ギルデンロウのアコギ弾き語り風ライヴとか?
何にしてもしっかり予約しておかなくては。地元の店には注文しない限り入荷しないんですよね(^^;
プログレ・メタルと言われるバンドでは個人的にDREAM THEATERやQUEENSRYCHEよりも高く評価してるバンドなのですが、なかなか売れないようで……まあそこらのゴシック・バンドが裸足で逃げ出すくらい暗い音楽だからしょうがないかな。


PAIN OF SALVATION ★★ (2006-03-04 11:56:00)

クリストファー脱退ですか!?
うーん、なるべくメンバー・チェンジは控えてほしいものです。
特にライヴでのあの恐るべきコーラス・ワーク、あれはあのメンバーじゃなきゃ、まず不可能でしょうから。
でも『12:5』の表記を見る限り、クリストファーはヴォーカルをとってなかったみたいなので、そこだけは安心しました。


PAIN OF SALVATION - 12:5 ★★ (2005-12-23 12:45:00)

アコースティック・ライヴということで事前に抱いていたイメージを、ほとんど全て吹き飛ばされました。やはり常に想像の斜め上を行くバンドです。
しかし、演奏力やアレンジ能力もさすがの一言ですが、このコーラス・ワークのとんでもなさは何なんでしょう。いやいやいや、有り得ないですからこんなの。実際のライヴそのままなんだとしたら、この人たちはおかしいです。
メインのダニエル・ギルデンロウの歌声も、色っぽ過ぎるくらいの艶を帯びていて、惚れ直しました。
アコースティックなので、改めて美しいメロディの曲ばかりだなというのも再確認でき、またキーボードのフレドリック・ハーマンソンの重要性がよく分かります。どこまで作曲に関わっているかは分かりませんが、感性はやっぱり素晴らしいものがある人だと思います。
しかし(9)「OBLIVION OCEAN」、(10)「UNDERTOW」という超絶哀愁曲の終わりに被さる無粋な拍手や歓声は邪魔~。頼むから余韻に浸らせて下さい。


PAIN OF SALVATION - BE ★★ (2006-03-04 11:47:00)

シンプルなタイトルがかえって難解さを物語るような、存在命題やら何やらを巡るコンセプト・アルバムです。
音楽性はますます単純なメタルからは離れているので、かなりとっつきにくさはあります。
↑でも指摘されてますが、ちょっとPINK FLOYDの『THE DARK SIDE OF THE MOON』にも似た雰囲気があり、(10)「NIHIL MORARI」の歌詞なんかはTHE WHOの『TOMMY』を思い起こさせたりと、少し過去の名作を意識したようなところも窺えます。
中身は相変わらずPOSならではの陰鬱かつ美しくもひねくれた高品質プログレ・メタル。毎回方向性を変えているにも関わらず、本当に外れのないバンドです。
ただし、ちょっとSEや語り部分が多すぎるのは気になります。コンセプト的に必要性があるのも分かりますが、音楽自体に語らせる力のあるバンドなだけに、もうちょっとSEは少なくしても良かったと思います。
(4)「PLUVIUS AESTIVUS」なんかはピアノの演奏だけでも見事に雨を感じさせてくれるわけで、もう少し全体にメロディや歌での表現にこだわって欲しかった。彼らの大きな魅力は特にメロディの美しさにあると思うので。
それから(8)「VOCARI DEI」の、おかしな日本語部分とか……効果を狙う気持ちは分かるけど、日本人ファンとしては、あれでは台無しです。
他に気になるのは、人間味を出すために登場したMR.MONEYというキャラクター、個人的な好みとしては、作品が軽くなるから出てこなくても良かったのにな、と思ってしまいます。
なぜか文句ばかり多くなってしまいましたが、そういう不満点を差し引いても、十分傑作だとは思います。やはり長く楽しめそう。
曲単位では、フレドリック・ハーマンソン作曲の(13)「ITER IMPIUS」が特にお気に入り。フレドリックはPOSに必要不可欠な素晴らしいキーボーディストだと思います。今後、作曲にも大きく関わってもらいたいなぁ。
>はせくらさん
"There's plenty of room for all God's creatures. Right next to the mashed potatoes."っていうジョークがあるみたいですね。
どういう意図で使われているのか気になりますが……英語圏の人にはぱっと通じるものなんでしょうか。


PAIN OF SALVATION - BE - I. Animae Partus: Pluvius Aestivus ★★ (2007-04-22 01:05:09)

それこそ映画音楽のようです。
「of summer rain」と副題がついていますが、雨音に耳を傾けているような気分になります。


PAIN OF SALVATION - BE - IV. Machinauticus: Iter Impius ★★★ (2008-02-09 00:35:43)

ピアノに管弦にバンドに歌と、どれもこれもが哀メロで胸に迫り来る、悶絶のバラードです。


PAIN OF SALVATION - Entropia ★★ (2005-11-01 21:04:00)

発売当時、B!誌ではけっこう地味な評価だったんですが、兄弟誌の炎誌の方では高い評価だったので興味を持ちました。
買って聴いてみたら最高のプログレ・メタルで、あやうく買い逃すところだったと、ゾッとしました。炎、いい雑誌だったなぁ。
究極のミクスチャー・ロックなんて言われるくらい、多様な音楽要素が入り混じり、絶望的に暗かったりもしますが、メロディはとても美しく、特にヴォーカルの表現力は飛び抜けています。
彼らのアルバムはみんなコンセプト・アルバムになっていますが、このアルバムも西と東に分裂した架空の国「エントロピア」を舞台にしたストーリーもの。
戦争、国家の分裂、家族の別離・・・かなり重い歌詞です。東西ドイツや南北朝鮮あたりを嫌でも連想しちゃいます。
確か歌ごとに視点が変わって、父親の立場と息子の立場から歌う曲に分かれてたと思うんですが、インタビューが載ったB!誌は捨てちゃったので、どの曲がどっちだか忘れちゃいました。時間も行ったり来たりで、かなり複雑で分かりにくかったはず。
絶望的な状況で、家族を救い出させてくださいと祈る、哀切なバラード(5)「OBLIVION OCEAN」は、聴くたびに涙が出そうになります。POSの曲で一番好き。
ところで私の持ってるCDだと、ボーナス・トラックの「NEVER LEARN TO FLY」は10曲目なんですが、ケインさんの書き込みを見ると、14曲目になってますね。再発盤は曲順が変わってたりするんでしょうか?
当時、コンセプト・アルバムなのに途中に余計な曲が入っちゃうのが残念だったので、改善されてるなら買い直そうかな。


PAIN OF SALVATION - Entropia - Chapter I: Oblivion Ocean ★★★ (2008-02-09 00:17:41)

切々と歌われる、あまりに感情を揺さぶるバラード。
歌詞の内容も胸に響きますが、詩的な言葉選びのセンスも素晴らしい。もちろんメロディも絶品です。


PAIN OF SALVATION - Entropia - Chapter I: Winning a War (2008-02-09 00:13:35)

自分が親になってから、子供ものの映像作品とかに滅法弱くなってしまいました。
この曲の「...But Daddy I miss you so!」の声には泣かされます。