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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2001-2100

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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2001-2100
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SEPULTURA - Chaos A.D. ★★ (2005-11-09 20:27:00)

このアルバムはジャケ買いでした。まだスラッシュ・メタルとかをほとんど聴いたことがない頃だったので、特に違和感もなく聴いてました。
いま聴き返すと、スラッシュの名盤とされる『ARISE』と、トライバル・リズムを用いたモダン・ヘヴィ・ミュージックの超名盤『ROOTS』の中間的作品ということで、ありそうで他にない面白い作風。
速い曲は少ないですが、ミドル・テンポのヘヴィな曲でイゴールの叩き出す奇妙なノリのリズムが、やたらに心地良いです。
社会的でシリアスな歌詞も強烈。どっちかというとハードコアっぽいヒリヒリした雰囲気。
地味な位置づけの作品かもしれないけど、これも良いアルバムです。


SEPULTURA - Chaos A.D. - Refuse/Resist ★★★ (2009-01-12 00:04:39)

気づくとはまってる、魔力的な魅力を持った曲。
独特なグルーヴに翻弄されちゃいます。


SEPULTURA - Dante XXI ★★ (2007-02-01 01:01:00)

一応スタジオ・アルバムとしては10thアルバムになるでしょうか。'06年発表。
ダンテの『神曲』を現代と絡めて描写したコンセプト・アルバムということで、かなりの意欲作という印象です。ヨーロッパのクラシカルなサウンドのメタル・バンドが『神曲』を取り上げるのなら分かりやすいですが、彼らがやるというのには驚きました。
いきなり冒頭で米英や国連批判をぶちかましていたり、実に「らしい」感じに料理していて面白いです。個人的にはダンテの宗教的倫理観にはちょっと不快感も覚えるので、ストーリーに忠実より、いじってあった方がとっつきやすい感じ。
地獄篇、煉獄篇と来て、天国篇でも救いがない辺りが興味深いです。『NATION』みたいなストレートなメッセージも良いですが、こういうひねった形にすると皮肉も効いて来ます。
サウンド的には色々凝ったこともしていますし、相変わらずジャンルごった煮な音楽性ですが、アルバム全体ではちゃんと統一感のある作品になっているのも良いですね。(ただし、日本盤ボーナス・トラックの余韻ぶち壊しの入れ方はマイナス。JPの「復讐の叫び」という選曲はナイスですが)
マックス脱退後も彼らは良いアルバムをつくってきたし、今回もバンドの新たな代表作と言えるくらいの力作だと思いますが…イゴール離脱が一時的なものであって欲しい。


SEPULTURA - Dante XXI - Ostia ★★ (2009-01-14 20:32:34)

ド迫力のハードコア・ヴォーカルに、不気味なリフ。
そこにチェロやピアノ、キーボード等の音が絡むユニークなアレンジ。
いやー、刺激的です。


SEPULTURA - Nation - Uma Cura (2009-01-11 23:59:23)

およそメタル的じゃない音づかいとか、面白くて好き。
地味なところで実験的だったりして、やっぱり目が離せないんですよね、このバンド。


SEPULTURA - Roots ★★ (2007-12-24 16:38:00)

『CHAOS A.D.』の時点でも既に兆しはあったとはいえ、これほど一気にトライバル路線を徹底したというのは、やはり衝撃でした。
真に過激であり、個性的であり、ロック史に残る名作中の名作です。
ジャケもインパクト大。
多くのフォロワーを生み、新たなジャンルを生み出したとさえ言える、超重要アルバム。
スラッシュ原理主義者以外のヘヴィネス好きの方には、必聴盤です。


SEPULTURA - Roots - Ratamahatta ★★★ (2007-02-18 01:43:37)

ある日いきなりこの曲がとんでもなくかっこよく聴こえて、はまっちゃいました。
トライバル・リズムとヘヴィ・ミュージックの融合具合が上手いです。
ここからチンバラーダやカルリーニョス・ブラウンのソロに手を出したりして、色々な音楽に触れられたので、けっこう思い出深い曲です。


SEPULTURA - The Mediator Between Head and Hands Must Be the Heart ★★★ (2022-05-21 20:52:17)

'13年の13thアルバムです。
他作品との比較は要りません。
傑作。鬼気迫るシリアス雑食メタルです。
だってこんなもん聴かされて、絶賛以外できませんよ。捨て曲なしのヘヴィ・ミュージック。勝手に血が騒ぎ、肉が踊っちゃうのに、何を論ずる必要がありますか?
こういう音楽に何年かに一度奇跡的に出会えるからメタラーやってるんです。
音楽に心血魂注いだ馬鹿野郎どもの一つの到達点です。凄いよ。
この作品に至って初めて本当に心底、マックス時代との比較が意味を失ったと感じました。
HEAVY METALって深いなー。
ただし、スピードとメロディが主な価値基準の人にはお薦めしません。爆走はしますが、そういうメタルではありません。
精神的なヘヴィネス、感情の爆発が肝となるメタルです。ガチでメタルに生涯を捧げているんだろうな、このメンバー・・・。


SEPULTURA - The Mediator Between Head and Hands Must Be the Heart - Manipulation of Tragedy ★★ (2022-05-21 21:01:28)

この曲だけでいくつのジャンル、どれだけの音楽要素が消化されているのでしょうか。
そして非常に多くの要素が溶け合ったそれを真剣にメタルとして再構築し、感情を乗せて表現する。
結果、背筋が寒くなるほどの音楽を作り出しています。
未だに新しく、異端の先鋭メタルです。真に過激なバンドの、名曲。


SERPENT - Cradle Of Insanity - Siren Night ★★ (2008-03-18 00:02:54)

まさしく悶絶もののメロディですね。
最初のリフからもう、頬が緩みます。


SEVENDUST - Home - Licking Cream ★★ (2008-11-07 19:29:28)

いやほんと、この組み合わせは、相性いいですね。
曲も緊迫感があってかっこいい。
それにしてもスキンの声は力があるなぁ。


SEVENTH CRYSTAL - Entity ★★★ (2024-12-15 22:01:09)

スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンドの、'24年の3rdフル・アルバムです。
テクノロジーと人間の在り方についてみたいなコンセプト・アルバムになっているようで、インタールードが挟まるなど、ちょっと芝居がかっています。
そのせいかなんか、2ndと比べるとずいぶんパワフルで、情熱的に。
1stから(EP『INFINITY』も含め)どの作品も作風に変化があり、それぞれの個性があるところが良いですね。(1stの魅力の大きな要因だったKeyのヨハン・エルヴソングが脱退してしまったのは残念です)
メロディが充実していて、ドラマティックで高品質なハード・ロックなのはいつもの通り。
リーダーのクリスティアン・フィールはフロンティアーズ・レコードの複数のバンドに関わりながら、昨年このバンドでEPとアルバムを出したばかりというワーカホリック状態だというのに、搾りカス的な曲はなく、燃え尽きるどころか却ってレベル・アップしているように思えます。
驚異的なまでに安定した作曲能力です。
アレンジはさらに緻密になり、例えば繰り返し部分はほとんど全て、歌いまわしやバッキングを偏執狂的なまでに変えてきて、常に新鮮さを保っているため、飽きません。
(2)「Thirteen to One」の、途中でギアを上げていって興奮を誘う展開なんかもう、わかっていても熱狂してしまいます。
(7)「Blinded by the Light」や(8)「Siren Song」のように、典型的なメロハーとは一線を画すアレンジで目先を変える工夫も素晴らしい。
たぶん今作は、プログ・メタル好きな人にかなりアピールする作品になっていると思います。
単純に、メロハーとしてだけ聴いても名盤だと思いますが、狭いジャンルの中に押し込めるのがもったいない、多様なリスナーを魅了する力を持った傑作です。


SEVENTH KEY - The Raging Fire - You Cross the Line ★★ (2023-03-26 21:45:47)

歌、うっまいなぁ!
抑え気味にじっくり聴かせるこのタイプの曲を、まったく弛ませずに感動的に歌いあげています。


SEVENTH WONDER - The Testament ★★★ (2023-02-04 19:08:15)

'22年の6thフル・アルバムです。前作が充実したコンセプト・アルバムで、かなりずっしりくる内容だっただけに、今作はより自由で清々しく爽やかな印象。
プログレッシヴなメタルというと、重い・暗い・面倒くさいバンドばかりが好きな私ですが、好みと多少ずれていても、これだけ曲が良いと文句のつけようがありません。
確かなテクニックと卓越した表現力で、難しい曲もストレスフリーに、さらっと聴かせてくれる、メロディアスな快作です。
ここまでくると比較対象はDREAM THEATERの『IMAGES AND WORDS』と言っちゃって良いんじゃないでしょうか。
(2)「The Light」、(9)「 Elegy」が特にお気に入り。


SEVENTH WONDER - The Testament - The Light ★★ (2023-02-04 19:24:44)

非常に歯切れよく、軽快でありながらもほどよく凝っていて、難しいはずなのにスムーズで、切々と訴えかけてくるのに晴れやか。
自由自在な表現に驚かされつつも、実に心地よい曲です。


SEX MACHINEGUNS - Barbe-Q★マイケル - とうちゃん (2016-09-11 20:09:06)

最近なんか、身につまされた曲です。
最初はもちろんあの曲にそっくりということでふざけた印象が強かったのですが、歌詞にちょっとずつ共感が深まり、応援ソングとして聴いています(冷静に考えると寂しい)。
アルバムの流れでは次曲と一緒に聴くと、さらに切なくなります。


SEX MACHINEGUNS - MADE IN JAPAN - ONIGUNSOW ★★ (2008-09-01 22:56:22)

歌詞が泣けますね。
今は好き嫌いもほとんどなくなりましたが、小学生の頃は好き嫌いが激しかったなぁ。
追い詰められるようなスピード感もまた、焦りを生じさせて憂愁を呼び込みます。


SEX PISTOLS - Never Mind the Bollocks Here’s the Sex Pistols - God Save the Queen ★★ (2007-02-18 01:58:11)

ひー、なんという歌詞!
でも、これでこそロックって感じ。


SHADOW GALLERY - Carved in Stone ★★ (2006-08-23 20:29:00)

水彩画のように淡い哀愁を感じさせるドラマティック・プログレ・ハードが楽しめます。
基本的には美しく透明感のある音世界という感じで、まさしく癒し系。キーボードやフルートがいい味だしています。
逆にたまにヘヴィな曲が入ると、邪魔に感じてしまうくらい。次作みたいにヘヴィなテーマで気合を入れすぎたプログレ・メタルを演っても、何か違和感を感じてしまうのです。ヴォーカルのタイプがあまりメタル向きじゃないせいでしょうか。
お気に入りは、恐らく旧約聖書にあるバベルの塔の崩壊に題材を採ったと思しき(5)「DO'NT EVER CRY, JUST REMEMBER」です。前後のインスト曲のつながりも良い。


SHADOW GALLERY - Tyranny - Act II: Spoken Words ★★ (2007-04-19 00:20:06)

どこまでももの悲しいバラードです。
ゲストのローラ・ジェイガーとの絡みも良いですが、珍しくマイク・ベイガーの声が泣いていて、哀感が強く出ているのが好みです。


SHAMAN - Reason ★★ (2005-11-07 20:36:00)

1stアルバムとはガラッと色合いを変え、ダークな質感が支配するようになった2ndアルバムです。ここからバンド名がSHAAMANに。
拡散ではなく収縮へと向かう方向性。南米の開放的なスピリットではなく、北欧の凍てついた魂が忍び込んできたようなサウンドです。
いきなり1曲目の「TURN AWAY」がヘヴィなので面食らいますが、全体的にはピアノや弦楽隊によるクラシカルなアレンジなどを取り入れた、美しくも翳りを帯びたメタル・アルバムです。パーカッシヴな要素も残ってはいますが、あまり目立ちません。
3曲目に入っているゴシックの帝王THE SISTERS OF MERCYのカヴァー「MORE」も、特に違和感は感じられません。THE SISTERS OF MERCYの曲はよくメタル・バンドにカヴァーされますね。
こういう音楽性だと、(4)「INNOCENCE」みたいな静かな曲をもうちょっと増やしてもらった方が好みなんですが、それじゃメタルと言えなくなるかな。
期待してた方向性とは違いますが、毎回目先を変えて挑戦する姿勢は良いと思います。これが彼らにしかできない音楽かというと、ちょっと疑問ですが。
スピード・メタルを期待すると痛い目にあいますが、ゴシック・メタルや哀愁曲が好きな人にはおすすめできます。
ちょっと色っぽいブックレットの中の写真も良いです。


SHAMAN - Reason - Innocence ★★ (2007-12-22 16:34:06)

落ち着いた導入からドラマティックに盛り上がるけれども、あくまで拭い切れぬ喪失感や悲しみを引きずるようなメロディが美しいです。


SHAMAN - Ritual ★★ (2005-11-06 21:00:00)

アンドレ・マトスに求めるメタル作品として、ほぼ理想的な出来の傑作です。『HOLY LAND』に並び、ヘヴィ・メタルというジャンルにとって意義深い作品。
クラシカルなシンフォ・メタルとしての要素は自然に融合し、あまり派手ではありませんが、もちろんしっかり入ってます。ブラジリアン・メタルとしての民族色も『HOLY LAND』とはまたちょっと違った感じですが色濃くて、彼らならではの色がしっかり出ています。
ヒューゴ・マリウッティのギターも、曲に合わせ、メロディを大事にしていて、好感が持てます。
映像が浮かんできそうなインストゥルメンタル「ANCIENT WINDS」からアンディ節炸裂の「HERE I AM」への流れは、最高のオープニング。
(4)「FOR TOMORROW」、(7)「FAIRY TALE」のような美しくスピリチュアルな曲、(5)「TIME WILL COME」、(6)「OVER YOUR HEAD」のようなエモーショナルな曲が与えてくれる感動は、このアルバムでないと味わえない種類のものですね。
ラストのスピード・メタル「PRIDE」だけは正直浮いちゃってますが、まあ楽しいプレゼントということで。


SHAMAN - Ritual - For Tomorrow ★★ (2005-11-06 20:50:44)

ワールド・メタルの名曲です。
ペルーのミュージシャンを起用するなどして生まれたスピリチュアルな感触が、バンド名にとても合っています。
フルート、パーカッション、アコギ、エレクトリック・ヴァイオリンなどの暖かいサウンド、独特のコーラスが面白いです。ギター・ソロもエモーショナルで良いなぁ。
アンドレの個性的な声、変わったメロディ・センスも、重要な武器になってますね。


SIAM SHADE - SIAM SHADE Ⅱ - CALLING (2007-02-17 23:19:03)

冷静に聴くと歌詞がちょっと気恥ずかしくなるんですが、切なくて良い曲です。
このアルバムでは一番好き。


SICK OF IT ALL - Built to Last ★★ (2007-10-04 01:12:00)

前作の重苦しさに比べると、吹っ切れたかのようにノリノリで、爽快なアルバム。
激しいし、シリアスなのに、どこか朗らかで、元気を分けてくれるような作品です。
「ふろーたけーよ♪」
確かにそう聴こえますね(笑)


SICK OF IT ALL - Scratch the Surface - Consume (2009-01-31 18:03:11)

タメの効いたリフ、リズムが癖になります。
ヘヴィなのにそこはかとなく哀愁も感じさせるサビ部分もお気に入り。


SIGH - Imaginary Sonicscape - Scarlet Dream (2021-02-28 11:43:00)

ギャグなんだか本気なんだかよくわからない珍妙な音色の数々、脱力を誘うコーラス、途中のはレゲエ?
うーん、マジカル・パワー・マコを初めて聴いた時のような衝撃です。文字通りなんでもあり。
ブラック・メタルには無限の可能性があるということを知らしめるかのような迷曲。こういうセンス、好きデス。


SIKTH - The Trees Are Dead & Dried Out Wait for Something Wild ★★ (2007-05-23 00:00:00)

カオティックと言うかミクスチャーと言うか、このごちゃ混ぜ具合はやはり強烈ですね。皆さん指摘されてますが、やはりTHE DILLINGER ESCAPE PLANやSLIPKNOTあたりが真っ先に思い浮かびました。
最初はポップな歌メロのところに少々あざとさを感じて、あまり好きになれなかったんですが、歌詞を読んだら、その奇天烈さ加減に惚れました。やっぱり変態。このブラック・ユーモアはイギリス人ならではという感じ。
ただでさえ情報量過多な上に、曲数が多くて疲れるけど、楽しい作品です。


SIKTH - The Trees Are Dead & Dried Out Wait for Something Wild - Can't We All Dream? (2007-05-23 00:05:44)

8分を超える長い曲ですが、非常に雰囲気があって、聴かせます。
歌詞もシリアスだし、エモーショナルなバラードとも言える曲です。もちろん捻くれたところもありますが。


SILENT FORCE - Infatuator - Infatuator (2007-03-02 23:54:49)

確かにロブっぽい声を出してますね。まだちょっとお行儀がいい感じですが、もっとクレイジーになれば、そっくり。
D.C.クーパーの味が出た曲とは言い難いですが、新鮮味はあって、興味深いです。


SILENT STREAM OF GODLESS ELEGY - Návaz - Zlatohlav ★★★ (2023-10-07 21:10:53)

この曲には、かなりハマりました。優美な舞踏曲といった趣の、チェロとヴァイオリンのゆったりとしつつも踊るような演奏。チェコ語の異国情緒あふれる響き(あの巻き舌がたまらない!)が魅力的な、深みのある歌。
しっかりメタルのバンド・サウンドではあるのですが、メタル関係なく幅広く様々な音楽ファンに訴求できそうな可能性を持った名曲です。
一度聴き始めると、何度もリピートしてしまいます。


SILVER GINGER 5 - Black Leather Mojo - Girls Are Better Than Boys (2007-07-31 00:52:01)

タイトルがまず良いですね。歌詞もそのまんまだけど、例えがいちいち面白い。
ジンジャーらしくポップでロックで、でもなんかキュートな、楽しい曲です。


SILVERTIDE - Show and Tell ★★ (2005-11-22 20:40:00)

全然新人の作品っていう感じがしない、完成度の高い作品です。
勢いで突っ走るばかりの衝動ロックではなくて、かっこいいけど渋い魅力を持った作品。でも十分にエネルギッシュ。
リズム隊の心地よいグルーヴといい、ヴォーカルの歌いまわしといい、ギターのさりげないセンスの良さといい、余裕さえ感じさせる巧みさに痺れます。
昨年のうちは「良いな」くらいの印象だったんですが、聴いてるうちにどんどんはまってきて、「最高!」に変わってきました。
(5)「BLUE JEANS」の早口ヴォーカルとか、大好きです。


SILVERTIDE - Show and Tell - Blue Jeans ★★★ (2007-11-23 00:20:46)

ヴォーカルの歌いまわしひとつでも、ロック・スター的な天性のかっこよさが伝わって来ます。
絶品。


SINERGY - Beware the Heavens - The Fourth World ★★ (2008-03-15 22:43:10)

やたら威勢のいいファンタジックな歌詞に、キンバリー嬢の悩ましげで可憐な歌声が乗ると、そこはもう別世界。
メロディもアルバム中屈指の出来ですが、とにかく独特の雰囲気が癖になります。


SINERGY - Suicide by My Side ★★ (2007-02-24 14:02:00)

↑で何人かの方がおっしゃってますが、本当に1stの時と比べると、キンバリー嬢のヴォーカルが強力になっていて、驚きました。
キンちゃんのキャラもけっこうキュートで好きだったし、これだけのレベルの作品がつくれるのなら、メンバーが変わっても続けて欲しいですね。
アルバム・タイトルや痰の音とかは苦手なんですが、良いアルバムだと思います。


SINNER - Touch of Sin - Emerald ★★ (2007-03-02 23:49:17)

リフが好きです。メロディアスで良い曲。


SIXRIDE - TICKET TO RIDE - DEC. ★★ (2008-08-25 22:23:54)

ベタベタな歌謡ロックですが、ここまで感情移入たっぷりにやられると、インパクトあります。
演奏もかっこいい。


SKID ROW (UK) - 34 Hours ★★ (2005-10-08 18:30:00)

以前、アメリカのスキッド・ロウの作品と間違えて買いそうになりました。そういう人がたぶん他にも何人かいるはず。結局その後で、ゲイリー・ムーア目当てで買ったわけですが。
曲が組曲風になってたりして、最初の印象は「プログレっぽいな」でした。
ジャズやブルーズの影響が強くて、音も時代を感じさせるので、メタル耳には辛いかもしれません。
1曲目の「魔女の夜/あくる朝」の雰囲気が好きです。


SKID ROW (UK) - 34 Hours - The Love Story, Parts 1-4 ★★ (2007-07-23 23:53:06)

4つのパートに分かれた組曲になっています。
どこに転がっていくか分からない奇天烈な曲展開が楽しいです。
ヴォーカルもちょっと変態的で面白い。


SKID ROW - Skid Row ★★ (2007-11-18 23:42:00)

たとえポップであったりキャッチーであったりすることを否定してコアでヘヴィなものを持ち上げる気持ちが働いても、これだけエネルギッシュなものを提示されては、肯定せざるを得ません。
メロディや雰囲気がとっつきやすくとも、手加減一切なし、全力投球のロックです。
たぶん100年後に聴いてもハイパーな作品じゃないでしょうか。
絶対、若いうちに聴いておきたいアルバム。


SKID ROW - Skid Row - 18 and Life ★★★ (2005-10-28 22:02:34)

正直、歌詞はちょっと好きじゃないんですが、この歌には泣かされます。
バズの感情移入の度合いが半端じゃない。聴く度に涙が出そうになります。
HM/HRのバラード的な曲は、こういう激しい表現ができるのが魅力だと思います。


SKID ROW - Skid Row - Sweet Little Sister ★★★ (2007-11-19 00:00:56)

エッチで明るくノリノリでキャッチー、尚且つかっこいいなんて、完璧ですね。
こんな曲が1曲でも作れたら、それだけでそのバンドは特別です。


SKID ROW - Slave to the Grind ★★ (2006-03-04 12:02:00)

1stも名盤だし、ヘヴィな3rdも良いんですが、やっぱり総合的な出来で言えば、この2ndが最高ですね。
勢いも素晴らしいし、バラードにおけるヴォーカルの感情移入度合いは震えるほどだし、こんなにかっこいいアルバムも滅多にありません。
ロック好きにもメタル好きにもパンク好きにもアピール出来る、必殺の一枚でしょう。
でもこれを聴いちゃうと、この系統の他のバンドの作品に満足できなくなってしまい、「良いんだけど、何か足りない」と次を求めてしまうようになる、罪深い作品だったり。


SKID ROW - Slave to the Grind - In a Darkened Room ★★★ (2007-11-19 00:03:55)

イントロでもう降参です。
感情を揺さぶらずにはおかないバズの歌には、言葉もありません。


SKID ROW - Subhuman Beings on Tour!! - Delivering the Goods ★★ (2007-11-19 00:22:59)

いやもう、聴いてて顔がニヤけちゃいます。
こんな共演、贅沢すぎてクラクラですよ。


SKID ROW - Subhuman Race ★★ (2007-11-19 00:11:00)

以前の華やかさは失われましたが、これだけヘヴィでかっこいいロックを聴かせてくれれば、文句なしです。
当時のHM/HRバンドのモダン化って、ダルい方向に行ったバンドも多いですが、曲調がダークであっても、バズの気合いの入った歌声はとにかく熱いので、決してかったるくならないんですよね。
毎回作風を変える挑戦的な姿勢も買いです。一本芯が通ってるからこそですが。


SKID ROW - Subhuman Race - Bonehead (2007-11-19 00:18:31)

パンキッシュな疾走曲。
ただただ攻撃的で気持ちいいです。


SKID ROW - The Gang’s All Here - Not Dead Yet (2022-12-21 20:31:43)

往時の勢いがちょっと戻ってきた感があるアップテンポの曲です。
このエネルギーがアルバム全体に漲るようになれば、大絶賛しちゃいますよ。
他の曲、サビをさわやかコーラスで和やかにし過ぎなんだもんなー。せっかくパワフルなシンガーなのに。


SKINLESS - Foreshadowing Our Demise ★★ (2006-06-25 20:24:00)

RELAPSEの2枚組コンピで1曲聴いて、デス声の声質に惚れて買いました。重すぎず軽すぎず、芯があり響きが良い美声です。「語れ!」でローランDEATHさんがMORGOTHと比較されてましたが、私はこの手のデス声が好きみたいです。
そしてこういうデス声には、やっぱりミドル・テンポの重々しい楽曲が似合います。
3rdも良いんですが、このバンドにジョンさんみたいな激速ドラマーは(大好きなドラムだけど)必要ないと思うので、こっちの方がSKINLESSのアルバムとしては好きです。
ミドル・テンポ主体と言っても、疾走パートもしっかりあり、けっこうモダンなブルータル・デスとして飽きずに楽しめます。


SKINLESS - From Sacrifice to Survival - Don't Risk Infection ★★ (2007-09-30 23:06:28)

ハードコアやその他のヘヴィ・ミュージックの影響も取り入れた、モダン・テクニカル・デスといった感じ。
面白い。


SLASH'S SNAKEPIT - Ain't Life Grand - Been There Lately ★★ (2007-08-11 01:18:24)

「ウオウオッ!」にやられます。
勢い命な感じが理屈抜きでかっこいい。


SLAYER - God Hates Us All ★★ (2008-09-17 20:32:00)

アルバム・タイトルと冒涜的なアートワークだけでも、寒気がしてきます。
そして気合にあふれた楽曲に、ぶっ飛ばされました。
6th、7thと、良いんだけどいまひとつ馴染めなかったのですが、このアルバムにはガツンとやられました。
鳥肌が立つほどに強烈。


SLAYER - God Hates Us All - God Send Death ★★ (2008-09-17 20:36:31)

残虐で無慈悲な曲。
圧倒されます。


SLAYER - God Hates Us All - Threshold (2007-12-27 00:25:21)

ラップ・メタルに近いような、グルーヴィーでリズミカルな曲。
切れが良くてかっこいい。


SLAYER - Haunting the Chapel - Chemical Warfare ★★ (2008-09-17 20:44:51)

展開のひとつひとつが、やけにかっこいいです。ゾクゾクします。
長さは感じませんね。


SLAYER - Reign in Blood - Raining Blood ★★★ (2008-09-17 20:49:20)

いやもう、凄まじいとしか……。
怖すぎです。空気が違います。


SLAYER - Reign in Blood - Reborn ★★ (2007-12-27 00:29:32)

この早口っぷりに痺れます。


SLAYER - Seasons in the Abyss - Hallowed Point ★★ (2007-12-27 00:34:54)

速い速い。問答無用で首を振りたくなります。
テンポが落ちた後も不気味なリフがかっこいい。


SLAYER - Show No Mercy ★★ (2005-11-01 20:22:00)

一番好きなアルバムはやっぱり超名盤の3rdなんですが、破天荒な勢いが感じられるクレイジーなこの1stも捨て難いです。
馬のいななく音のような高音のギターや、若い声のハイトーン・シャウトがいい感じ。
最近の重い音も良いけど、軽くて高音が突き刺さる感じのスラッシュ・メタルも好き。音が悪いと言われますが、このくらいで丁度いいです。
まだメタルの型みたいなのが出揃わず、細かいジャンル分けが無用だった時代ならではの、スリリングな空気がたまりません。NWOBHMにも通じるものがあります。B級な安っぽささえも、大いに魅力。
好きな曲は・・・全曲かな。ジャケ以外は素晴らしい。


SLAYER - South of Heaven - South of Heaven ★★★ (2007-02-24 14:25:53)

邪悪すぎるリフの雰囲気がたまりません。
音だけヘヴィにしても、こういうメロディの破壊力みたいなのには敵いませんね。


SLEEP - Jerusalem ★★ (2005-12-23 13:08:00)

ひたすらにヘヴィです。
ビリビリ空間を震わせるギターの音が快感。
キャッチーさに欠けるので、買った当時はまさか日本盤が出るとは思いませんでした。もうちょっと買うの待てば良かった。
延々とヘヴィ・リフが繰り返される究極的ドゥーム・サウンドは無茶苦茶強烈ですが、けっこうノリの良さもあったりします。
52分という長さの曲だからこそ味わえる気持ちよさというものもあり、トリップできます。


SLIPKNOT - All Hope Is Gone ★★ (2008-12-06 00:10:00)

前作がメロディアスになったと言われつつもネガティヴで精神的にきついアルバムだったのに比べると、爽やかとかポジティヴとか言いたくなるほどに、すっきりしたアルバムです。
初めのうちはサビの明るさやギターソロのメロディアスさに戸惑いましたが、何度も聴くうちにはまりました。
聴いてる自分が軟弱になったせいかもしれませんが、人間的な暖か味が感じられて、好きなんです。
ひたすら激しかったり暗いものが聴きたければもっと極端なバンドがいくらでもいるわけで、歌えるヴォーカルを活かして、クオリティを落とさずに表現の幅を広げたという印象です。
アートワークも醜悪さ以上に、道化の哀しみのような寂しい雰囲気が漂っていて、秀逸。美しさすらも感じます。


SLIPKNOT - All Hope Is Gone - Snuff ★★ (2008-12-05 23:59:27)

素朴なまでにまっすぐなバラードです。
Slipknotでやるからこそ、かえって胸に響いて効果的かもしれません。


SLIPKNOT - All Hope Is Gone - This Cold Black (2008-11-30 23:02:58)

かなり攻撃的で、スカッときもちいいです。
メロディアスな曲よりも、かえってとっつきやすいかも。


SLIPKNOT - Iowa - Metabolic ★★ (2007-08-20 00:02:31)

目がまわりそうな曲。
泣きながら笑っているような、憎しみに溢れながらも自虐的な、異常な雰囲気が凄まじいです。


SLIPKNOT - Iowa - My Plague ★★ (2008-12-06 00:19:37)

メロディアスとは言っても、やはりいかれたテンションを保っていて、強烈です。


SLIPKNOT - Slipknot ★★ (2006-05-13 21:32:00)

今のところ、この1stが一番面白くて好きです。変な音がいっぱいで楽しい。この人たちって、ヒップホップは勿論だけど、テクノ系の音楽も好きですよね、絶対。
初めて聴いた当時は、そろそろミクスチャー系に飽きつつあったのと、(4)「WAIT AND BLEED」のポップさとかが中途半端に思えて気に入らなくて、そんなに好きではなかったんですが、2nd買った後に聴き返したら、はまりました。
ただ1曲1曲は良いんだけど、この曲数と時間ではさすがに集中力が続きません。しかし本編はもとよりボーナス・トラックだって美味しい曲ぞろいで嬉しいから、それは贅沢というものでしょうか。


SLIPKNOT - Slipknot - Eyeless ★★★ (2008-12-06 00:25:10)

アレンジの面白さ、凄まじい緊迫感、歌詞のインパクト。
どこもかしこも衝撃的。彼らならではの名曲です。


SLIPKNOT - Slipknot - Only One (2008-01-26 16:00:25)

ヘヴィでグルーヴィーな、ノリのいい曲。
これまた問答無用に強力です。


SLIPKNOT - Vol. 3: (The Subliminal Verses) - Welcome ★★ (2008-01-26 15:35:51)

どこを切ってもかっこいい。
ただ激しいだけじゃなく、細部まで凝りに凝ったアレンジが良いです。


SLY - Sly - I Spend My Life Just Loving You ★★ (2008-08-21 23:41:26)

ストリングス・アレンジが派手だなと思ったら、服部隆之が手がけてたんですね。ちょっとびっくり。
あくまで激しく、パワフルなバラードになっているところがかっこいいです。


SODOM - Persecution Mania ★★ (2007-02-24 14:08:00)

最初に聴いた時、あまりにアグレッシヴでびっくりしました。まさかこんなに速くて激しいとは。
ドイツのスラッシュ三羽烏って、なんか皆デスラッシュ並みに激烈ですね。
あとモーターヘッドをカヴァーしているのが、ちょっと好感持てました。速くて激しい音楽を聴くなら、やっぱり避けて通れないですもんね。


SODOM - Persecution Mania - Nuclear Winter ★★ (2007-02-24 14:12:02)

ひたすら突進あるのみ。
なんか北斗の拳のBGMにでもしたい感じ。


SOILWORK - Figure Number Five ★★ (2006-03-26 17:45:00)

最初に聴いた時は、ちょっとソフト過ぎる感じがして、いまひとつ好きになれなかったんですが、何度か聴いているうちにはまりました。
メロデス全般に飽きつつあったタイミングだったので、進化形と言うべき方向性を打ち出したSOILWORKやIN FLAMESには拍手って感じでした(また最近メタルコアでこういう音楽がパターン化して飽きそうですが)。
クリーン・ヴォーカルにもうちょっと感情が感じられれば文句なしでしたが、この無機質な浮遊ヴォイスもまた味があって良いかな。
キーボードとサビのコーラスが印象的な(2)「OVERLOAD」、叙情的なバラード風の(6)「DEPARTURE PLAN」がお気に入りです。


SOILWORK - Figure Number Five - Departure Plan ★★ (2007-09-12 23:54:38)

もはやメタルですらないとさえ言えるような曲で、デス系のバンドとしてやってきたことを考えると、かなり冒険的な曲です。
まあ、ゴシック系のバンドだと、こういう非メタル的な要素を強く取り入れて変化したバンドはけっこう多いし、ヨーロッパでは幅広く一般受けしそうですね。
アルバムの中でも良いアクセントになっているし、アレンジも上手く、メロディも好みなので、お気に入りです。


SOILWORK - Övergivenheten - Electric Again ★★ (2022-12-29 20:32:52)

もはやいったいどんなジャンル分けをすべきなのかわからないけれど、疾走も暴虐性も抒情性もポップさもみんな含んだメタル曲。
間奏の楽器チョイスも含め、最後までどこに着地するかわからないごちゃ混ぜ感がありつつ、あくまで曲としてはよく出来ていて、気持ちよく聴けます。


SONATA ARCTICA - Silence - Sing in Silence ★★ (2007-10-07 00:12:05)

地味な扱いの曲のようですが、歌メロにしてもギター・メロディにしても妙に泣けて、好きです。
下手にベタベタなバラードじゃないところがまた良いんです。(ベタなバラード大好きですが)


SONATA ARCTICA - Winterheart's Guild ★★ (2006-04-26 23:20:00)

前作は、疾走曲がとにかく目立って合間にバラードがちょっとって感じで、典型的なメロスピ・バンドって印象だったんですが、このアルバムでは曲調も広がり、独自性が強く出てきたと思います。
とにかく歌メロが素晴らしいアルバムですね。クサすぎで恥ずかしいって思う人もいるかもしれませんが、この哀メロはたまりません。
ミドル・テンポの曲にこういう歌メロっていうバンド、他に思いつかないなぁ。面白い。
(2)「GRAVENIMAGE」、(4)「SILVER TONGUE」、(5)「THE MISERY」がお気に入りです。


SONATA ARCTICA - Winterheart's Guild - Gravenimage ★★★ (2008-05-26 23:20:17)

哀愁のメロディが素晴らしいです。
感情移入の激しいヴォーカルも、曲にマッチしてます。


SONIC YOUTH - EVOL - Star Power (2007-08-10 01:27:44)

美しくももの悲しい音空間。
ひたってしまいます。


SOUL ASYLUM - Let Your Dim Light Shine ★★ (2005-10-24 20:45:00)

どんなバンドなのか知らずに、神秘的なジャケにつられて購入した本作が、ソウル・アサイラムとの出会いでした。
しわがれ声で歌われる、哀愁たっぷりのメロディ。ジャケの緑がかった色にぴったりで、すっかり虜になりました。
けっこう激しい曲もあり、ボン・ジョヴィの『THESE DAYS』と同じような雰囲気を感じていたので、ずっと普通にハード・ロックだと思って聴いていました。
だから何でBURRN!誌で取り上げられないんだろう?って不思議に思ってましたね。次作がちょこっと載った時も「乾いた音のアメリカン・ロック」みたいな紹介で、「こんなに湿ってるのに何で?」とか思いました。うーん、やっぱり人それぞれ音楽の感じ方って違うんですね。
ハードコア系の出身で、オルタナティヴ扱いみたいな感じだったんでしたっけ。ジャンル分けはよく分かりません。「ロック」でいいです。
素朴に良い曲が詰まったアルバムです。酒とバラの日々さんがおっしゃるように、特に「MISERY」は名曲ですね。


SOUL DOCTOR - Soul Doctor ★★ (2007-11-06 00:43:00)

フェア・ウォーニングと比べると、メロディは控えめで、もうちょっとブルージーでグルーヴ重視といった印象。
メロディアス・ハードを期待してしまうと外れと感じてしまうかもしれませんが、オーソドックスなハード・ロックを上手いヴォーカルが歌っているという作品なので、悪いはずはないです。
ただ、この手のバンドはそれこそライヴに次ぐライヴでファンを増やすような活動をしないことには、人気を獲得するのは難しいでしょうね。時代も20年ばかりずれた音楽性ですし。
真っ当すぎて、アルバムだけ聴く分には確かにちょっと地味な気も。でもけっこう好きです。


SOUL DOCTOR - Soul Doctor - What Do U Want (2007-11-06 00:51:30)

ノリのいいロックンロール。
素直にロックを楽しみたい時にはもってこいの曲です。


SOULFLY - Dark Ages ★★ (2008-01-14 15:43:00)

震えるほどに強烈で、それでいてメロディが美しく、感動的な作品。
スラッシュ回帰と言っても、今までのマックスの音楽遍歴はしっかり活かされていて、どこにもない独自のプログレッシヴ・スラッシュとでも言うべきものになっています。
特筆すべきはギターのマークの表現力。こんなに感情を揺さぶるギター、滅多にありません。
本編が15曲、ボーナス・トラック込みで18曲もあるというのに、最後までダレずに聴ける脅威の完成度。
傑作です。


SOULFLY - Dark Ages - Fuel the Hate ★★ (2008-01-14 15:48:57)

冒頭の「1945年7月16日午前5:30」っていうのは多分、世界初の原爆実験を表しているんでしょうね。
凄まじい怒りにあふれた曲。


SOULFLY - Primitive - Jumpdafuckup ★★ (2007-08-29 00:04:33)

曲としてもかっこいいし、アルバムの中での気分転換になって良いなぁ。
コリィは存在感が強いですね。


SOULFLY - Soulfly ★★ (2006-07-04 00:42:00)

サッカーのW杯を観ていたら、このアルバムを思い出しました。「UMBABARAUMA」ゴールの男…。
ゲストも多く、幅広い音楽性を取り入れた雑食アルバムなのに、統一感は不思議に損なわれていないのがマックスの凄いところでしょうか。
曲数は少し多すぎて、さすがにダレますが、気合は十分。
スピリチュアルな(8)「SOULFLY」が一番好きです。


SOULFLY - Soulfly - Umbabarauma (2009-01-14 20:39:37)

シリアスな曲の合間に、こんな曲が入ってたりするのが、いかにもブラジル人。微笑ましい。
でも本当に正直に音楽に打ち込んでるから、こういう歌詞が出てくるんでしょうね。


SOUNDGARDEN ★★ (2003-11-20 23:19:00)

わー、ほんと寂しい状況ですね~(NIRVANAのところとはえらい違い)。SOUNDGARDENはメタル・ファンに人気ないんでしょうか。まー私も「中古で安く見かけたら買う」程度のファンでしかないので大きなことは言えませんが(^^;
NIRVANA、ALICE IN CHAINS、PEARL JAM、SOUNDGARDENというシアトル発グランジ/オルタナティヴ・ムーヴメント4大巨頭の中では、一番HR/HM的なバンドだと思うのですが…。
最近またお気に入りになってきたバンドなので、ちょこっと応援を。そのうち誰かが熱く語ってくれるでしょう(他力本願)。
↑で0フレットさんが、そして『LOUDER THAN LOVE』のところでクーカイさんが指摘されているように、彼らの根っこにあるのはLED ZEPPERIN、そして初期BLACK SABBATHです。「メタルを衰退させたグランジ/オルタナ野郎は敵だ!」とか思っている人も、SOUNDGARDENなら楽しめるはず(そんな人はここを見ないか)。'70年代HRが好きな人や、ドゥーム・メタル・ファンは試しに聴いてみるとけっこういけると思います。何と言ってもヴォーカルが素晴らしく上手いっていうのが、そこらのグランジ・バンドとは全然違います。
個人的には、模倣や焼き直しに終わらない独自の方法論で挑戦している彼らこそ、LED ZEPPELINやBLACK SABBATHの正当的後継者と考えているのですが…。メタル・ファンにもCATHEDRALやSPIRITUAL BEGGARSといった'70年代懐古プラス現代的へヴィ・ロックな人気バンド達と同じくらい評価されておかしくないバンドです。SABBATH、ZEPPELINファンは早速買ってみましょう!…買って外しちゃっても責任はとれませんが(爆)
>Kamikoさん
草刈機の刃みたいなジャケと言うと、恐らく『BADMOTORFINGER』ですね。あれはほんと傑作です。ちなみにSOUNDGARDENはもう解散しています。
Kamikoさんの他のところの発言を読んだ限りでは、恐らく1作目の『ULTRAMEGA OK』はツボにはまると思うので一聴をおすすめしたいところです。荒削りかつ散漫で、絶対売れないような作品ではあるのですが、激ヤバなドゥーム曲「BEYOND THE WALL」が入ってたりするので。あと1曲目の「FLOWER」はHELMETっぽくて、いま聴くと衝撃です。'88年発表なので、まだHELMETが結成される前の作品だというのが恐ろしい。
0フレットさんも最初の3枚は印象良くないようですが、BLACK SABBATHがお好きなようなので、『ULTRAMEGA OK』は気に入るんじゃないかなと思います。でも初期3枚で普通に人にすすめるなら『BADMOTORFINGER』ですが(^^;


SOUNDGARDEN ★★ (2003-11-26 23:22:00)

>Kamikoさんへ
こんばんわ。そういえばはじめてだったような気がします。遅まきながら、はじめまして。
廃盤かどうかはわかりませんが、インディー時代の作品だから、メジャー流通には乗ってないかもしれませんね。でもキングレコードで帯と解説つき輸入盤仕様で出してたから、輸入盤も扱う都会の大型店でなら手に入りそうな気もします。私はデン○ードーの中古ワゴンセールの叩き売りで手に入れました。
そう、彼らはかっこいいヘヴィ・ロックっていう感じですね。
メンバーのうち、ヴォーカルはRAGE AGAINST THE MACHINEの演奏陣と組んで、AUDIOSLAVEというバンドをやっています。詳しくは↑の「関連アーティスト」リンクから、AUDIOSLAVEのページを参照してください。


SOUNDGARDEN ★★ (2003-12-31 12:17:00)

>0フレットさん
返事…とも言えないくらいの激遅レスですみません(^^;
一ヶ月以上も経ってる…(滝汗)。
そう、ATOLLのところで一緒になってますね。このサイトの人々の守備範囲はめっちゃ広いので、面白い遭遇が色々楽しめます。
やっぱり「普通」でない方から聴かれますか(笑)。
私はサバスにそれほど詳しいわけではないので(オジー期なんて3枚組ベストで済ませた外道ファン)、「鍋底」の部分までわかってないかもしれませんが、S・Gの「サバス味」は味わい深くて美味しいですね♪
ちなみに上でお勧めしてない形の「LOUDER THAN LOVE」も、ツェッペリンのライヴ盤みたいな生々しさ全開の混沌ロックなので、結局彼らのアルバムはどれもそれぞれに良いと思っています。


SOUNDGARDEN - Badmotorfinger ★★ (2005-10-28 21:19:00)

前作までの攻撃性も保ちつつ、楽曲の質が大幅にアップ。サウンドガーデンのアルバムの中で一番好きです。
↑でも指摘されてますが、特にアルバム前半、(1)~(5)までは名曲ぞろい。音楽性は全然違うけど、ジューダス・プリーストの『背徳の掟』の前半並に隙がありません。
ただ、けっこうメタル耳には辛いかも。私も典型的なメタルばかり聴いている時に初めてこのアルバムを買った時、良さが全然分からなくて、退屈だと思ってました。'70年代のロックやグルーヴィなロックの魅力に目覚めてから聴き返したら、あまりのかっこよさに痺れました。
本作は「グランジ/オルタナは嫌いだ」って敬遠するには勿体無い、ハードなロックの名盤です。
なぜか私の中ではサウンドガーデンの音はある特定の匂いと結びついていて、特にこのアルバムは聴く度にその匂いが蘇ってきます。


SOUNDGARDEN - Badmotorfinger - Jesus Christ Pose ★★★ (2007-08-10 23:53:35)

ギター、ベース、ドラム、ヴォーカル……いったいどこを褒めれば良いのか分からないくらいに全てが素晴らしい。
メロディ、歌詞、リズム、音づくり……何もかもひっくるめて完璧です。


SOUNDGARDEN - Badmotorfinger - Rusty Cage ★★★ (2007-08-10 23:48:43)

グルーヴィーだけど疾走感も強く、奇妙なメロディのリフがめちゃくちゃ頭に残ります。
異様なテンション。震えが来るほどかっこいい!


SOUNDGARDEN - Down on the Upside ★★ (2007-08-10 00:42:00)

最初は、曲数も多く、地味な曲もあるので、あまり好きではないアルバムだったんですが、じっくり向き合って聴くと、やはり凄い。
表現の幅広さ、曲に込められた気合いは、一切の妥協を感じさせません。
可能性を制限せずに貪欲なまでに音楽に取り組む姿勢が彼らの魅力だったのだと、再認識しました。
メタル耳にはちょっと馴染み辛い作品だと思いますが、とにかくロックが好きとか、自分はロック馬鹿だというような人にはおすすめ。


SOUNDGARDEN - Down on the Upside - An Unkind ★★ (2007-08-10 00:48:44)

うねり、弾むリズムが生む躍動感が強烈です。頭を振り回したくなります。
小さいライヴ・ハウスなんかでこんな曲を聴いたら、狂乱状態になりそう。


SOUNDGARDEN - Down on the Upside - Zero Chance ★★ (2009-02-10 20:31:57)

もし思春期にこの曲に出会っていたら、抜け出られないくらいに何度も繰り返し聴いたかもしれない。(私のその時期はもう過ぎ去っていたけれども)
夜中に何度も一人きりで。
それだけの重みを持ち得るというか、実際に人生を左右しかねないような歌が、たまにあります。
そういう曲。


SOUNDGARDEN - King Animal ★★★ (2013-09-28 23:08:34)

1曲目から、SOUNDGARDENでしかありえない音が鳴っています。
彼らの解散後も様々なバンドに触れてきましたが、まさしく唯一無二の音/グルーヴを作り出していたバンドなんだなぁと、しみじみ。
帰ってきたクーカイさんがおっしゃるように、ドロドロ具合やブチ切れ具合は以前に及ばないまでも、味わい深いハードなロック。私にはかなり刺激的な音。
歌詞はダークで含蓄があり、歌は相変わらず巧い上に情念がこもり、演奏陣は全員が主役と言える活躍ぶり。メロディもよく、アレンジも多彩。
編成や曲の骨格だけ見ればシンプルなのに、どこを切っても感心してしまうクオリティで、気づけば繰り返し聴いてしまいます。
近年、こんなにリフが魅力的なアルバムってあったかな?
これはもう、ハード・ロックの理想形と言っても過言ではないんじゃなかろうか?
そんなことを考えながら、今日も聴いてしまっているスルメ作品です。