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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2101-2200

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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2101-2200
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SOUNDGARDEN - King Animal - Non-State Actor ★★ (2013-09-28 23:23:26)

醒めているようでいるようで熱い、彼らならではの切迫した雰囲気がヒリヒリ伝わってきます。
懐かしいなあ、この空気感。
メロディはあくまでキャッチーなところもさすが。


SOUNDGARDEN - Louder Than Love ★★ (2005-10-27 21:45:00)

粘っこいグルーヴが気持ちいい、火傷しそうに熱いロック・アルバムです。てゆーか暑苦しい。
衝動が、熱情が、楽曲構成を突き破って叩きつけられるかのようです。
前作『ULTRAMEGA OK』と比べると、メジャー作品なだけにまとまりが出てきてはいるのですが、気合もすごいです。
次作以降のちょっとクールな雰囲気とかは少なく、ひたすら押しまくります。
(8)「I AWAKE」みたいに「I LOVE YOU」って叫ばれたら、引くこと間違いなしです。ちょっと手加減しようよ。
こってり濃厚なのが聴きたい時はこのアルバムですね。


SOUNDGARDEN - Louder Than Love - Power Trip (2007-08-10 00:33:15)

うーん、モロにブラック・サバス。
ドゥームそのものといった感じの曲です。


SOUNDGARDEN - Superunknown ★★ (2005-10-28 21:32:00)

前作まではあった、切迫した衝動性が薄らぎ、歌をじっくり聴かせるタイプのバンドになった感じがします。バンドの成長がうかがえ、これはこれで高品質。
洗練はされましたが、相変わらずヘヴィな曲も多いです。クールになったようで、まだまだドロドロしている。
ゆったりしたテンポの曲が多く、曲数も多いのに聴かせてしまうところはさすがです。一般的にはこれが最高傑作とされるのも分かりますね。
皆さん挙げてらっしゃいますが、特に「MY WAVE」は印象的です。


SOUNDGARDEN - Superunknown - 4th of July (2007-08-11 00:01:49)

恐ろしく重く暗い、ゆったりとしたリフに、深みのあるヴォーカル。
淡々として虚無感も漂っているのに、ドロドロ煮えたぎっているような曲。


SOUNDGARDEN - Superunknown - My Wave ★★ (2009-02-10 20:38:15)

次々出てくるリフがどれも魅力的な上、曲調もどこか軽快でとっつきすいです。


SOUNDGARDEN - Ultramega OK ★★ (2005-10-27 21:24:00)

私も好きです
SOUNDGARDENがインディーズ時代に出した'88年発表の1stアルバムです。
とにかく一筋縄ではいかない、ヴァリエーション豊かで強靭なリズム隊。奇妙でかっこいいリフとノイズを次から次へと生み出すギター。歌唱力抜群ながら、怨念を感じるような鬼気迫るヴォーカル。
もうやりたい放題、意地でも全曲違うタイプの曲にしてやるぞみたいな、屈折した偏執狂的こだわりを感じます。この多彩さ、何となく他のアルバムだとTHE BOOMの『FACELESS MAN』が思い浮かびました。全然別物ですが。
何て言えばいいのか、この音楽性。ただ単にロックと言うか、これぞオルタナティヴと言うのがしっくり来るか。ある意味プログレかも。
665、667という小曲に挟まれた、666であるところの暗黒ドゥーム・ナンバー(4)「BEYOND THE WHEEL」には妖気すら漲っています。
まあ、散漫で完成度の低いアルバムと捉える人も多そうですが、LED ZEPPELINやBLACK SABBATHにパンク、ハードコア、サイケデリック、ほんのりNWOBHM風味まで漂うようなこの地獄のごった煮アルバム、強烈ですよ。
リズムの面白さは、このアルバムが一番です。


SOUNDGARDEN - Ultramega OK - Beyond the Wheel ★★ (2007-08-10 00:26:54)

「665」「667」という短い曲に挟まれた曲で、恐らく3曲合わせた組曲になっているのでしょう。
狂気に満ちみちた、阿鼻叫喚のドゥーム地獄。超ヘヴィです。


SPEEDEALER - Here Comes Death ★★ (2006-01-16 23:11:00)

アメリカの猛烈ロケンロー・バンドの'99年発表の2ndアルバムです。
日本盤を買うとREO SPEEDEALER名義の時に出した1st『REO SPEEDEALER』が、丸々ボーナス・トラックで収録されていて、非常にお得です。
1分前後の問答無用の爆走ロック・ナンバー満載ですが、意外に疾走曲ばかりという訳でもなく、ミドル・テンポのヘヴィな曲や、何故かドゥーミーな曲も入っていたりします。
激しくて勢いのあるロックが好きで、メロディはあんまりなくても大丈夫という人にはおすすめです。
追記。
2ndと思ったら、3rdだったみたいです。1st、2ndが共に『REO SPEEDEALER』という題で、ボーナス・トラックに入っているのが2ndだと、『SECOND SIGHT』の解説にありました。


SPEEDEALER - Second Sight ★★ (2007-11-16 00:06:00)

'02年発表の4thアルバム(SPEEDEALER名義では2作目)です。
元メタリカのジェイソン・ニューステッドがプロデュースしたせいか、スラッシュ・メタル的な曲も入りつつ、相変わらずの爆走ロケンローを聴かせてくれます。
と言っても、パンキッシュな曲、'70年代ハード・ロックっぽい曲、ドゥーミーな曲など、一筋縄ではいかない多彩さも見せつけます。
まあ、かっこいーロックが聴きたいという人なら楽しめる作品でしょう。


SPEEDEALER - Second Sight - Second Sight (2007-11-16 00:13:01)

なんでも聖者フランチェスコに関する歌らしいです。
リフの刻み具合やソロなんかはスラッシュっぽいし、複雑なリフ構成もメタリカの影響ありなのかなと思わせつつも、やはり彼ら流のロックであるところがまた、かっこいい。


SPIRAL ARCHITECT - A Sceptic's Universe ★★ (2005-12-20 22:02:00)

ノルウェー出身のテクニカル・メタル・バンドの、2000年発表のデビュー・アルバムです。
CDの帯なんかでCYNICと比較されていたので、ヴォーカルは濁声だと思い込んでいたら、普通の声でちょっとがっかりしちゃいました。-27℃さんも指摘されてますが、確かにもうちょっと変態なヴォーカルの方が似合うバンドです。いや、けっこう器用で悪くはないんですが。
でもこの浮遊感のある歌メロ、何かに似てるなと思ってたら、ちょっとPSYCHOTIC WALTZに雰囲気が近いかも。
展開が激しく、各楽器に集中して聴くと、目眩がしてきます。複雑でテクニカルな曲が好きな人なら気に入るんじゃないでしょうか。


SPIRAL ARCHITECT - A Sceptic's Universe - Conjuring Collapse ★★ (2008-01-14 16:29:36)

このバンドって、たぶんベースがリーダーですよね。ほとんどリード楽器となって目立ちまくり。
しかしこのとんでもない曲が、ヴォーカル作曲でドラム作詞っていうんだから、妙な奴らです。


SPIRITUAL BEGGARS - Mantra III - Superbossanova (2007-05-22 23:29:10)

一瞬「え、サンタナ?」みたいに思いましたが、こういう曲をさりげなく演っちゃうセンスがグッドです。
しかし皆さんのCDでは1曲目みたいですが、私の持ってるやつだと6曲目です。


SQUAREPUSHER - Big Loada ★★★ (2022-05-05 20:33:20)

'97年のEP(ミニアルバム)です。オリジナルは7曲入りで、後で12曲入り盤が出たようです。私が持っているのは7曲入り。
常に新たな可能性を追求し続ける彼の音楽はどの時期も面白くて、かれこれ二十数年間追い続けていますが、それでもやっぱりこの作品が一番好き。
人懐っこいメロディと超高速リズムの融合具合がお見事。どの曲でも実験が繰り広げられていて、スリリングで飽きさせません。
この作品に衝撃を受け、大学時代はとにかくブレイクビーツ/ドラムンベース/デジタルハードコア/インダストリアル系のアルバムを買い漁っていました。あとジャズ/フュージョンに興味を持ったのも、この辺が入り口だったなぁ。
今聴いても新鮮な傑作です。


SQUAREPUSHER - Big Loada - A Journey to Reedham (7am Mix) ★★★ (2022-05-05 20:44:58)

郷愁を誘うちょっと懐かしいゲーム音楽っぽいメロディがまずツボです。
そこに複雑で刺激的なリズムが奇跡的融合を果たし、独特の疾走感を持った超名曲に仕上がっています。
この曲が彼の作品で一番好き。

ジャズ・ピアニストの桑原あいがai kuwabara trio projectでカヴァーしていて、驚愕しました。


SQUAREPUSHER - Music for Robots ★★ (2023-06-04 17:32:04)

'14年のEPです。「Z-MACHINES」という日本製音楽ロボットとのコラボ企画。
SQUAREPUSHERは元から大好きだったし、「78本の指を持つギタリストと22個のドラムを叩くドラマー」の演奏だなんて言われたら、聴くしかないじゃないですか。日本限定CD化とのことだったので、なくならないうちに速攻ゲットした次第です。
でも・・・ロボットだからエレキを期待してたら、アコギ作品だったんですよねー。あとSQUAREPUSHERなのにあの超絶ベースが入っていないってどーなのよ!
人力演奏不能な超高速ドラムンベースを期待してたら曲は案外地味で、ジャズ/フュージョンもしくは現代音楽的な感触なのでした。はっきり言って一人多重録音ジャズを作ってた時の彼の方がよっぽど派手。
とはいえ、そういうアコースティック音楽だとわかって聴けば、やはり人間には演奏不能なんだろうなという部分が面白く、繰り返して聴いてしまうのでした。
Z-MACHINESはその後、エレキも演奏したり、歌?っぽいものも追加したような曲を演ったりしてるみたいでした。そのうちまとめて聴いてみたい。
ちなみに、本当にロボットがメタルを演奏するドイツのバンドCOMPRESSORHEADは、曲はちゃんとメタルで心地よいんだけど、曲が普通過ぎてあんまり意義を感じないんですよね。演るならBPM1000超えのインダストリアルデスグラインドでしょ。


STABBING WESTWARD - Wither Blister Burn + Peel - Why ★★ (2007-12-09 00:45:59)

どこまでも暗く沈みこんでいくような、憂いに満ちた曲。
ちょっと耽美的な歌声がゴシック風味でまた、浸れます。


STAIND - Break the Cycle - Safe Place ★★ (2007-08-29 01:19:43)

切なく寂しい曲。でも優しい。
彼らの曲は泣けますね。


STAIND - Chapter Ⅴ ★★ (2008-11-21 23:40:00)

これこそメロディアス・ハード・ロックのモダンな形、みたいなものなんでしょうか。
'80年代のメロディやサウンドじゃ、もうダサく聴こえてしまう世代のための、適度に刺激的な心地好いロック。
DEF LEPPARDやBON JOVIが、けっこうヘヴィな音で録音していても過激に聴こえないのと一緒で、このバンドも激しい音が入っているのに、ただただ「メロディがいいなぁ」と聴き入ってしまいます。それだけメロディのクオリティが高い。


STARSHIP - No Protection - Nothing's Gonna Stop Us Now ★★★ (2007-01-24 23:49:59)

たまにラジオや有線でかかっているのを聴くと、やっぱり良い曲だなぁと、帰ってまた聴きたくなります。
たしかこの曲を聴いて洋楽に興味を持ったような記憶があります。


STATIC-X - Machine ★★ (2006-03-30 20:09:00)

ちょー解りやすいインダストリアル・メタルです。それは大きな魅力。
聴いた瞬間からノリノリになれて、踊ったり暴れたりできます。
ただしアルバムの前半と後半でテンションが違い、前半で「楽しい!」となった後での後半はちょっと……。
いや、アーティストとしては全部似たような曲で埋め尽くすよりは色々な曲調でやりたいのも当然ですが、この並べ方は辛いです。
頭6曲で終わるミニ・アルバムなら文句なしでした。
まぁ、気分しだいで半分ずつ聴けば、後半だって悪くないんですが。


STATIC-X - Wisconsin Death Trip - Bled for Days (2007-12-09 00:53:06)

暴れるのにもってこいの、ノリノリでヘヴィな曲。
テンション高いです。


STEELHEART - Tangled in Reins - Steelheart ★★ (2007-04-15 01:13:16)

突き抜けててかっこいいです。
やっぱり彼らはバラードよりロックしてる曲の方が好き。


STEVE LUKATHER - Candyman ★★ (2006-01-22 18:03:00)

'94年発表の、2枚目のソロ・アルバムです。
溶けたキャンディを表しているのかもしれませんが、ちょっとジャケが目玉っぽくて気持ち悪いのが損かも。
TOTOっぽさも残しつつ、バンドの制約から離れて気持ちよくギターを弾きまくっている感じが、楽しいです。
ポップなメロディもしっかりあって、楽しめるんですが、曲が長く11曲で70分以上あるので、集中力が続かなくなりそうになるのが、少し残念かも。


STEVE VAI - Alien Love Secrets ★★ (2005-11-23 20:58:00)

このアルバムは、ギター・テクニックにそれほど興味がない人でも楽しめる、一般にアピールできる魅力を持った作品だと思います。
長男のジュリアン君のかわいい声を大胆に使った「YA-YO-GAKK(ヤー・ヨー・ガー 愛しのばぶ・ばぶ・ファイヤー)」は、洋楽ロックなんか好きじゃなくても楽しめます。
日本盤ボーナス・トラックの「SAN-SAN-NANA-BYOSHI(三・三・七拍子)」も、聴いてて楽しいです。
聴く人を退屈させないユーモアのセンスが、スティーヴ・ヴァイというアーティストの強みですね。


STEVE VAI - Alien Love Secrets - Ya-Yo Gakk (2008-07-24 20:51:58)

かわいー。好きです。


STEVE VAI - Flex-Able - Salamanders in the Sun (2008-07-24 20:31:16)

遊び心がないと、こういう変てこな曲は出てこないでしょうね。
プログレ、あるいはゲームやアニメで使われるような、奇妙なメロディや音色が可愛い曲。


STEVE VAI - Inviolate - Avalancha (2022-12-23 20:47:31)

珍しく素直に気持ちよく突っ走る曲。
色んな番組でBGMに使えそう。
所どころでおしゃべり変態ギターが顔を出しますが、全体的にはスッキリ爽快です。アルバム中の清涼剤的楽曲。


STEVE VAI - Passion & Warfare ★★ (2008-07-24 20:40:00)

聴けば聴くほど楽しめます。
色々な角度で堪能できる、類まれな一品です。


STEVE VAI - Passion & Warfare - Love Secrets ★★ (2008-07-24 20:48:47)

ぶっ飛んだ曲です。
編集の妙技というか、徹底的にいじりまくって、再現性など考慮にいれず、遊び倒してつくった印象です。
ブレイクビーツものとか、ジャコ・パストリアスの「CRISIS」なんかを思い出しました。


STEVE VAI - Sex & Religion ★★ (2008-07-30 23:06:00)

とにかくメンバーが豪華なアルバムですね。ヴァイ以外の3人にはこのアルバムで初めて遭遇し、この後追っかけて聴いたりしたので、良いきっかけをくれた作品です。
ただこのアルバムが大好きかというと……他にない独特の音楽性であることは評価できますが、なんか微妙。
ヴァイのソロ作は好きだし、他のメンバーもそれぞれ別にお気に入り作品はあるのですが、4人集まってバンドとなったら、なんかしっくりこない感じ。単に私の好みの問題なんですが。
でも「THE ROAD TO MT. CALVARY」~「DOWN DEEP INTO THE PAIN」は、めちゃかっこいいと思います。テーマも興味深い。


STEVE VAI - The Ultra Zone - Asian Sky (2008-07-24 20:37:23)

ヴァイもB'zも個性派なだけに、奇妙な世界が出来上がってますね。
これは断然アリです。
アルバム1枚とは言いませんが、ミニ・アルバム分くらいをこの組み合わせでつくってみたら面白そうだなと思いました。


STEVIE SALAS - Back From the Living - Tell Your Story Walkin' ★★ (2008-07-30 23:13:50)

身体が勝手に反応してしまいます。
火傷しそうに熱い!


STING - The Soul Cages ★★ (2016-11-04 23:56:54)

20年ほど前にこのアルバムを買った当時は、彼の他のアルバムで取り入れられたジャズの要素やラテン音楽の魅力が理解できず、私にとってスティングは馴染めない曲の多い「難しい」ミュージシャンでした。
でも、このアルバムだけは切ないメロディが多かったせいもあり、すんなり好きになって、よく聴きました。
特にノーザンブリアン・パイプス(バグパイプと区別つきません)を用いたアイリッシュ・メロディの哀愁あふれる(1)「ISLAND OF SOULS」には、歌詞も含めて泣かされます。(8)「THE SOUL CAGES」でも曲の一部が繰り返されるあたりからも、この曲はアルバムの中で重要な位置を占めていると思いますが、実に印象深いオープニングです。
コンセプト・アルバムではないようですが、繰り返し出てくる魂・父と子・船・海・川・空・星・王国・檻・自由といった歌詞の題材に共通性があり、有機的なつながりを感じます。
いまでも最も思い入れがあり、大切に聴いている作品です。


STONE SOUR - Stone Sour - Inhale ★★ (2007-09-01 00:03:41)

STONESOURでは、SLIPKNOTでは聴けないような(あっちでやってほしくもないけれど)メロディアスな曲をやっぱり期待してしまうので、この曲はお気に入りです。
激しさと哀愁のバランスもとれていて、決して軟弱ではないところが良いですね。


STONE TEMPLE PILOTS - Purple ★★ (2007-08-11 01:02:00)

グランジの生々しい激しさを期待するとちょっとポップすぎてヌルい印象だし、ハード・ロック・ファンにはかったるく、メロディもとっつきにくいアルバムかもしれません。
多少のハード・ロック的激しさはありつつも、中身は普通のアメリカン・ロックで、地味だけど味わい深い。そういうのに抵抗がない人なら楽しめると思います。
個人的には、ちょっと眠い感じの時に聴くと気持ちいい作品(褒めてます)。


STONE TEMPLE PILOTS - Shangri‐La Dee Da - Hello It’s Late (2007-08-11 01:07:20)

辛気臭くて地味な曲ですが、この諦め切ったような雰囲気がまた味になっています。
雨の日に聴きたい曲。


STONESOUR - Stone Sour - Inhale ★★ (2007-09-01 00:03:41)

STONESOURでは、SLIPKNOTでは聴けないような(あっちでやってほしくもないけれど)メロディアスな曲をやっぱり期待してしまうので、この曲はお気に入りです。
激しさと哀愁のバランスもとれていて、決して軟弱ではないところが良いですね。


STORMWIND - Heaven Can Wait - Magic Night (2008-07-16 20:25:02)

ラヴ・バラードっぽい曲。
ベタな歌メロと、なんか控えめなリフが好きです。


STRATOVARIUS - Episode - Eternity ★★ (2007-10-07 00:28:27)

全体的な雰囲気とメロディが好きです。
テンポが遅くて長めの曲もしっかりストラト印で、十分楽しめます。


STRATOVARIUS - Eternal ★★★ (2017-05-04 21:30:45)

皆さんべた褒めですが、全く同感です。どれか1曲を選ぼうと思っても、どれもこれも良い曲で選べません。本当に捨て曲なしの、メロディアス・ヘヴィ・メタルの傑作です。
私は同じフィンランド出身のSONATA ARCTICAやTWILIGHTNINGの、ミドル・テンポ曲のメロディが大好物なのですが、ここ数年のSTRATOVARIUSのメロディの充実っぷりとテンポ設定の絶妙さには、この手のメタルの理想形を見るような気分です。
疾走曲の良さはそのままに、スピード・メタルとは言い難い曲がいささかも退屈させないどころか、耳をとらえ続けるフックが満載なのだから、文句のつけようがありません。
前作『NEMESIS』は、サウンドの新鮮さもあって好印象だったのですが、今作に関しては新機軸を打ち出したわけでもないのに、ただただメロディにねじ伏せられました。
彼らは今まさに全盛期を迎えようとしているんじゃないでしょうか。少なくともこのアルバムは、一生ものの名盤です。


STRATOVARIUS - Fourth Dimension ★★ (2006-01-16 23:26:00)

バンド名とジャケに惹かれて、メタルを聴き始めた頃に買ったアルバムです。
けっこう他にない魅力を持ったアルバムかも。「DISTANT SKIES」は彼らの楽曲の中では一番好き。
疾走曲は少ないですが、メロディは魅力的なものが多く、曲調も幅広く、飽きさせません。単なるメロスピは苦手という人にもおすすめできます。
(7)「030366」は無機質なリフやリズムなんかがインダストリアルっぽくて、実験的で面白いです。
線の細いハイトーンと揶揄されるコティペルトのヴォーカルも、独特の哀愁や透明感を感じられて好きです。
バンド名がヴァイオリンの名器から来ていることもあるのか、けっこうヴァイオリンっぽさのあるトルキのギターが、良い味出してます。
バラードのタイトルが「WINTER」「NIGHTFALL」「TWILIGHT SYMPHONY」と、いかにも北欧の雰囲気をかもし出しているのも良いですね。


STRATOVARIUS - Fourth Dimension - Distant Skies ★★★ (2007-10-07 00:37:15)

歌詞はさておき、曲はほんとたまりません。
モロにツボでした。


STRATOVARIUS - Nemesis ★★★ (2017-01-15 00:11:30)

この変身っぷりは完全に予想以上です。いやー、びっくりしました。
皆さんおっしゃってますが、イェンスのキーボードの音づくりの変化とメロディの良さが、バンドに新風をもたらしています。
デジタル感は彩りを添える程度に抑え、必要以上にピコピコせず、曲自体のキャッチーさで勝負しているところも見事です。
力みの抜けた声で歌い上げるコティペルトがまた、この音楽性にぴったり。さわやかだなー。
曲調の広がりがそのままプラスになっていて、飽きさせません。ミドル・テンポの曲のメロディが良いですね。
こういう挑戦は大歓迎!
STRATOVARIUSというバンドが改めて好きになりました。名盤です。


STRATOVARIUS - Nemesis - Unbreakable ★★ (2017-01-15 00:28:47)

この曲は、本当に印象的ですね。特にキーボードがうまく使われています。一気に引き込まれました。
彼ららしいメロディアスなメタル曲ではあるのですが、典型的なメタルとは一味も二味も違う、新鮮さがあります。
マッチョな感じがしないので、メタラー以外でもさらっと聴けそう。


STRATOVARIUS - Visions - Coming Home ★★ (2007-10-07 00:33:44)

しみじみ良い曲です。
歌も感情入ってて、好きです。


STRAVINSKY - STRAVINSKY BALLET WORKS - 春の祭典 ★★★ (2012-06-30 01:03:28)

朗らかなタイトル(邦題)からは想像もつかない強烈な曲。
クラシックが実は過激で凶悪な音楽であることを思い知らされます。
神のいけにえとなるために踊る乙女というエロくて残酷なイメージもあいまって、そこらのデス/ブラック・メタル以上に邪悪さを感じます。
癒しなどという言葉と対極にあるおぞましい不協和音メロディと、原初的興奮を呼び覚ます暴虐リズムに金縛り状態。まったくもって心臓に悪い。
プログレ/アヴァンギャルド感覚で大音量で聴きたい曲です。
何人かの指揮で10枚くらい聴きましたが、お気に入りは作曲者本人指揮(コロンビア響)の盤。指揮はそれほど巧くなかったらしいですが、初めて聴いておどろおどろしさに驚愕した1枚なので、思い入れがあります。
ファジル・サイのピアノ版も面白かった。


SUFFOCATION - Despise the Sun - Despise the Sun ★★ (2007-09-18 00:34:21)

突っ走りっぷりに惚れぼれします。
ちょっとした細かい切り返しみたいなのまで、いちいちかっこいー。


SUFFOCATION - Effigy of the Forgotten - Seeds of the Suffering (2007-02-18 01:24:51)

もうなんか、ドラム聴いてるだけでお腹いっぱいです。気持いい!
クレイジーなギター・ソロも良い味出してて好きです。


SUFFOCATION - Pierced From Within ★★ (2005-10-23 20:50:00)

初めて好きになったデスメタルのアルバムなので、強い思い入れがあります。
「ああ、これがデスメタルなんだ」と心の底から納得できるアルバムです。最初に聴くデスメタルとしても良いし、何十枚とその手の音楽を聴いた後でも楽しめる、高品質の1枚です。
しっかりとブルータリティを保ちながら、とにかくリフ、リズムのヴァリエーションが豊富なために、メロディアスでなくても全く飽きずに聴けます。重さ、疾走感も抜群。各楽器の音がちゃんと聴こえるのも良いですね。
高校時代、近くの小さなCD屋にこのアルバムが置いてあったことに感謝。


SUFFOCATION - Pierced From Within - Depths of Depravity ★★ (2007-09-18 00:41:20)

イントロのベース、たまりませんね。
邪悪な雰囲気と、圧殺重低音の迫力が気持ちいい。まさしくデスメタル。


SUFFOCATION - Souls to Deny - To Weep Once More (2007-09-18 00:25:21)

なるほど言われてみると、ブラック風のリフも少々入ってますね。特にオープニング。
宗教を扱った歌詞だからなのでしょうか。
全体的には、いつもの彼ららしいデス・メタルではありますが、面白い。


SUGAR RAY - 14:59 - Live & Direct (2008-11-03 19:39:51)

お、KRS-ONE先生が参加してるじゃん、と期待して聴いて、ちょっと肩透かし。
ゴツい説教ラップが聴けるかと思ったら、ちょっとレゲエ風な脱力ほんわか系の曲ですね。
こういうのも好きですが。


SUICIDAL TENDENCIES - The Art of Rebellion - Can't Stop ★★ (2007-09-01 00:19:03)

1曲の中で、これでもかとコロコロ表情が変わっていくので、もう3曲目くらいかと思ってもまだ1曲目という……しかしテンションは決して衰えないのが凄い。
過激です。


SUM 41 - Does This Look Infected? ★★ (2007-05-18 23:33:00)

本当にメタル耳にも心地よいメロコアという感じで、実に気持ちよく聴けます。けっこうありそうでない音楽性ですね。
ほどよい疾走感と、一発で耳を惹くキャッチーな楽曲、メタル的な哀愁のメロディ。
これは単純に楽しめます。つまらない曲もないし、良い作品です。


SUM 41 - Does This Look Infected? - Thanks for Nothing ★★ (2007-05-18 23:22:50)

パンク、メタル、エモ、メタルコア等のどれが好きな人にも受けそうな曲です。
ほどよく哀愁を帯びつつキャッチーで、気持ちよく聴けます。


SUNN 0))) - 00 Void ★★ (2023-05-21 22:00:55)

首尾一貫して余計なものを省いたドローンで、心地よくボーっとできます。
リズムも歌も展開もなし。そのため安心して長時間身をゆだねられます。振幅が少ないため、大半のクラシック音楽よりよっぽど落ち着く優しい音楽とも感じられるくらい。
前衛的な轟音音楽なのでしょうが、非常に癒し系。


SUNN O))) - 00 Void ★★ (2023-05-21 22:00:55)

首尾一貫して余計なものを省いたドローンで、心地よくボーっとできます。
リズムも歌も展開もなし。そのため安心して長時間身をゆだねられます。振幅が少ないため、大半のクラシック音楽よりよっぽど落ち着く優しい音楽とも感じられるくらい。
前衛的な轟音音楽なのでしょうが、非常に癒し系。


SUPERJOINT RITUAL - Use Once and Destroy ★★ (2007-08-19 22:59:00)

サザン・ロックやブルーズの影響が濃いDOWNに比べると、よりストレートに突っ走る曲の多いこちらの方がとっつきやすいです。
基本は骨太ヘヴィ・ロックで、勢いや生々しさはハードコア的。スラッジ色もあり。メタルの要素も多少はあります。
歌詞は醜いものが多いし、全体的にネガティヴな雰囲気が強いです。
しかしこの熱気と激しさは買いですね。
曲は2~3分代のものが多いので、曲数の割にはさほど聴き疲れないし、10年以上かけただけあって曲調も幅広いので、飽きずに聴けます。


SUPERJOINT RITUAL - Use Once and Destroy - Antifaith (2007-08-19 22:50:52)

震えるほど激烈。
パンテラにも劣らぬ激しさです。
短いのにけっこう色々な要素が組み込まれてます。


SUPERSHIT666 - SUPERSHIT666 ★★ (2007-11-23 00:14:00)

6曲というヴォリュームで満足できるか否かは、その日の気分次第といったところでしょうか。
ただノイジーでワイルドなロックをちょっと聴いて発散したいという時には、おあつらえの作品。
とりあえず勢い命といった音楽性なので、そういうロックが好きな人向けです。


SURVIVOR - When Seconds Count - Is This Love ★★★ (2007-02-05 00:49:29)

サビにやられました。こういうのに弱いんです。
しみじみと、メロディアスなロックって良いなぁと思えます。


SWEET SAVAGE - NEW WAVE OF BRITISH HEAVY METAL / '79 REVISITED - EYE OF THE STORM ★★ (2005-10-30 19:37:38)

オリジナルはBBCのコンピレーション収録らしいですが、ラーズ・ウルリッヒのNWOBHM編集盤で聴きました。
スピード感あふれる疾走曲です。若々しくて勢いまかせな感じが良いです。
リフにしてもソロにしても、やけにギターがかっこいいと思ったら、ヴィヴィアン・キャンベルがギターだったんですね。
ぶっきらぼうな吐き捨て型ヴォーカルも、曲に合ってます。
こんなバンドがアルバムも出せずに解散したなんて、もったいない。
あ、アルバム名間違った。綴りはREVISITEDでした。


SYMPHONY X - Symphony X - A Lesson Before Dying ★★ (2008-05-26 23:11:24)

大仰でくどいくらいにコテコテなところが良いです。
ヴォーカルも頑張ってる。


SYMPHONY X - The Divine Wings of Tragedy ★★ (2005-12-23 12:54:00)

初めて聴いた時、ネオ・クラシカル系のテクニカル・メタルとしてはずいぶんと骨太なのにびっくりしました。でもメロディはちゃんとしてて、ヘヴィな曲でもちゃんと聴かせるのが素晴らしいですね。
彼らのアルバムの中では、一番聴く頻度の高いアルバムです。
20分以上の大作曲まで入っているのに、他のアルバムより飽きずに聴けるのは、やはり楽曲が良いせいでしょう。
雰囲気たっぷりの神秘的なイントロからぐっと引き込まれ、展開も凝った(4)「THE ACOLADE」は名曲です。


SYMPHONY X - The Divine Wings of Tragedy - The Accolade ★★★ (2008-05-26 23:00:41)

イントロでまず、虜にさせられます。長さはほとんど感じません。
アレンジの妙もあるけれど、まずメロディが魅力的。


SYMPHONY X - V: The New Mythology Suite - Egypt ★★ (2007-10-12 23:18:03)

神秘的なメロディと、美しいコーラスにメロメロです。
マイケル・ピネーラのキーボードがまた、良いですね。


SYSTEM OF A DOWN - Mezmerize - Violent Pornography ★★ (2008-01-26 15:27:49)

洗脳に気をつけようねという歌で逆に洗脳されちゃうという矛盾。
ぶっ飛んでます。


SYSTEM OF A DOWN - System of a Down ★★ (2007-01-21 00:15:00)

初めて聴いた時のインパクトの大きさは特筆ものですね。不思議なメロディや、妙にユーモラスな響きの歌声にはびっくりしました。それまでのミクスチャー系へヴィ・ミュージックの典型にはまらない個性が新鮮でした。
歌詞にも考えさせられるし、これは真剣に聴くべきバンドだなと、一気に引き込まれました。(でも「昆布茶きのこな人々」はちょっと・・・)
後のアルバムも良いんですが、やっぱり一番最初に聴いたこのアルバムの衝撃は超えません。


SYSTEM OF A DOWN - System of a Down - P.L.U.C.K. ★★ (2005-10-26 21:49:36)

アルメニア人大虐殺について歌った曲です。
怒り、悲しみ、痛み・・・全てがない交ぜになって混乱したような歌声がやるせない。
それでもリフがけっこうキャッチーだったりするのが、彼ららしいです。
最後に余韻を残すような、哀しげな声が耳に残ります。


SYSTEM OF A DOWN - Toxicity - Chop Suey! ★★★ (2008-11-07 19:37:36)

アルバムの中で飛び抜けて印象的な曲。一番人気なのも納得です。
感情のこもった歌声に、胸がしめつけられます。


T-REX - The Slider - Metal Guru (2007-06-03 17:03:32)

タイトルからもうちょっとメタリックなものを期待して聴いたので、ヘナヘナ具合にずっこけました。
しかし妙に耳に残る曲ですね。


T.M. STEVENS - Boom! (Out of Control) - By Any Means ★★ (2008-10-15 00:36:49)

VAIで共演したデヴィン・タウンゼントに刺激を受けて書かれた曲。
ということで、珍しくシリアスで怒りを感じさせる曲調になっています。
ヴォーカルもドスが効いてて、ギター・ソロなんかも攻撃的。緊張感漂うリフも良いです。


T.M. STEVENS - Radioactive ★★ (2008-10-15 00:21:00)

キャラクター濃すぎなハイパー・ベーシストによる'99(8?)年発表の3rdアルバムです。(前2作はTM STEVENS OUT OF CONTROL名義)
ジャズ/ファンク/ロック/ポップスの大御所たちからひっぱりだこで、いちいち経歴追ってたらきりがない彼ですが、メタラー的にはスティーヴ・ヴァイ、スティーヴィー・サラス、hideのアルバムなんかで名が知れている感じでしょうか。
ソロでの活動は、とにかく熱いファンク・メタルという感じで、サラスとの活動に近い音楽性です。テクニック云々よりもまずはファンキーな極太グルーヴに身体が反応しちゃいます。
メンバーも豪華で、ギタリストだけでサラスにリッチー・コッツェン、アル・ピトレリと、おいしい面子になっています。
自身もオリジナル録音に参加していたhideの「BLUE SKY COMPLEX」のカヴァーを収録。


T.M. STEVENS - Radioactive - Slam ★★ (2008-10-15 00:28:28)

ヘヴィで躍動感あふれるファンク・メタル。
熱気ムンムンです。
ベース・ソロもギター・ソロもかっこいい。


TAI PHONG - Taï Phong - Out of the Night ★★★ (2007-04-19 00:11:57)

邦題は「闇の彼方へ」
1stのハイライトはこの曲だと思っています。
11分を超える大作ながら、中身は哀愁と泣きの嵐。


TAI PHONG - Windows ★★ (2008-04-23 23:10:00)

1stに勝るとも劣らない叙情メロディの嵐。
日本人好みのメロディとよく言われますが、私もその例に漏れず、こういうの大好きです。


TAK MATSUMOTO - Wanna Go Home ★★ (2006-05-13 18:56:00)

HR/HM入門がB'zからだった身としては、時にギターがヴォーカル以上にメインとなる音楽というものは、松本さんに教わったと言えます。
この人のギターは、音色やフレーズも独特ですぐ分かるし、やっぱりメロディ・メイカーとしても素晴らしい。
ギターが「泣く」とか「歌う」という表現を、普段ポップスしか聴かない人間に説明するのに最適の作品かも。
ギター・インスト作品として、海外の大物ロック・ギタリストたちに勝るとも劣らない傑作です。
他のアルバムも良いけれど、曲の粒がそろっているという点で、このアルバムが一番かな。


TAK MATSUMOTO - 西辺来龍 DRAGON FROM THE WEST - Trinity ★★ (2008-08-08 18:35:53)

もちろんギターが主役ではあるんだけど、曲として聴かせるアレンジがしっかりできていて、やっぱりプロだなぁと思います。
メロディも、らしくて良いです。


TALAS - 1985 ★★ (2022-12-23 21:11:09)

ジャケの車がデロリアンだって気づくのに時間がかかりました。そっかー、あの映画'85年かー。
こういう仕掛けはたまりませんね。今年のアートワーク大賞は、これかな。
タラスは元から名曲ぞろいなバンドってわけじゃないし、ごく普通の曲を、熱く演奏してくれればそれで良し。
色褪せないシンプルなアメリカンHRを届けてくれています。歌声もエネルギッシュで気持ちいい。
ジャケ見てこれ聴いて泣いた人、世界中にたくさんいるんじゃないかな。


TALAS - Talas ★★ (2006-02-06 21:26:00)

2ndとライヴ盤を先に聴いていたので、言われなきゃ同じバンドと気づかないくらいのギャップに驚きました。
なんとも爽やかでポップ!
でもこういう雰囲気は好きです。
ベースとか無理に目立たせなくても、歌メロやギター・リフが非常にキャッチーなハード・ロックとして十分楽しめます。
ずっとこの路線でいった方が実は人気が出たんじゃないかなぁとも思ったり。


TALKING HEADS - Remain in Light ★★★ (2016-10-30 00:25:06)

実に奇妙な音楽です。アフリカン・リズムを取り入れているのでしょうが、楽器の組み合わせ方や音色、コーラスの重ね方やメロデイのせいか、あまり民族音楽的な印象は受けません。
複雑で性急なのに整合感もあり、物凄い熱量と醒めた視線を同居させたような、歪んだ雑種ロック。なんだこりゃ。
先に『NAKED』を聴いていて、あちらはこれほど変てこじゃなかったので油断して聴いて、度肝を抜かれました。
どことなく都会的で機械的・近未来的な音楽に聞こえますが、ポリリズムの組み合わせ方のセンスが独特で、集中して聴くと頭が混乱します。
デイヴィッド・バーンとブライアン・イーノのアルバム『MY LIFE IN THE BUSH OF GHOSTS』も、同じようにひねくれていて頭が疲れますが、こちらの方が変態というか、おかしな感じに洗練されて、かえってグロテスクに感じます。
ノリノリで楽しむことも可能なのでしょうが、私にとっては肉体ではなく頭で味わう類の音楽。いつ聴いても金縛りにあってしまう、刺激的な超名盤です。


TANK - Honour & Blood ★★ (2005-11-22 20:51:00)

ずっとMOTORHEADとの比較とか、男の哀愁あふれる名盤という評価を目にして期待していたので、初めて聴いた時は、「あれ、こんなもの?」と、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
なんかヴォーカルが気合不足に感じたり、勢いが足りなく感じられて、あまり好きになれませんでした。
それが何回も繰り返し聴いていたら、いきなりかっこよく感じられてきて、今では高評価の理由が分かってきました。
なるほど、男の哀愁って、渋いんですね。


TANK - This Means War - Echoes of a Distant Battle (2007-06-13 00:03:36)

リフがかっこよくて、ギター・ソロも短いけれど良いですね。
男臭い歌声がまた、曲調にぴったりです。


TAPROOT - Welcome ★★ (2007-09-03 01:00:00)

'02年発表のメジャー2作目(3rdフル?)です。
メロディアスな歌唱と怒号ヴォーカルの組み合わせ、リズミカルな曲調と、ニュー・メタルなどと分類されていた一連のバンドのうちの一つと言えるでしょうか。
DEFTONESやSTAIND、HOOBASTANK等といったバンドが好きな人なら気に入りそう。
強烈な個性があるというわけでもないんですが、曲づくりは上手いし、こだわりを感じさせるところが多々見受けられ、好感が持てます。


TAPROOT - Welcome - Everything (2007-09-03 01:08:26)

母子家庭で育ててくれた母親に感謝している歌。
…のようだけど、曲調や歌が全然そんな感じじゃないのが変わってます。


TEETH OF LIONS RULE THE DIVINE - Rampton ★★ (2005-12-23 13:16:00)

イントロのどっしりしたドラムが8分以上続いた段階で、多くの人が「屑」と判断するであろう、コマーシャル性を無視しまくった作品です。
プログレやドゥームが好きでも、これを許せるかどうかは疑問ですが、リー・ドリアンらしいと言えばらしいかも。ほんと極悪です。
こんなアルバムを買おうという人が期待するものには、しっかりと応えてくれる作品でしょう。
遅重エクストリーム・サウンド好きにはたまらない、ドゥーム史上に残る名盤です。


TEETH OF LIONS RULE THE DIVINE - Rampton - The Smiler ★★ (2008-02-17 15:41:34)

暗黒遅重地獄。
病んでます。


TEMPEST - Tempest ★★ (2007-07-24 00:04:00)

気持ち悪いジャケに、どんな音なのかと恐る恐る聴いてみると、中身はテクニカルで熱いハード・ロック(でもやはりたまにちょっと気味悪い音も)。
買った当初はあまり馴染めなかったのですが、聴き返したら、すんなりかっこいいなぁと思えました。
曲調は幅広いですが、歌メロはとっつきやすいものが多いので、それほど難解な印象はありません。
プログレやジャズ・ロックの好きなハード・ロック・ファンにはおすすめです。


TEMPEST - Tempest - Up and On ★★ (2007-07-24 00:14:23)

歌も演奏も、メロディが馴染みやすくて心地よく聴けます。
アラン・ホールズワースって、こんなメロディも弾いたりするんだと、ちょっと驚きました。


TEN - Something Wicked This Way Comes - Something Wicked This Way Comes ★★ (2023-04-09 21:25:11)

イントロとアウトロがお気に入りです。
ついつい口笛を吹きたくなります。


TEN - Spellbound - We Rule the Night ★★ (2007-08-03 22:40:51)

重厚で気品を感じさせる雰囲気が、実に英国っぽいですね。
激しく盛り上がる訳ではないので、多少淡白な印象もありますが、ライヴの本編ラストあたりでこの曲を大合唱なんかしたら、確かに泣けてきそうです。
静かに昂ぶりをもたらすような曲。


TEN - Ten ★★ (2005-11-09 20:57:00)

以前はヴォーカルの歌い方や歌メロの煮え切らなさがどうも消化不良で、聴いててイライラしてしまうことがありました。もっと気合入れろ!って。
聴いていてあんまりストレスがたまって、途中でCDを取り出し、MOTORHEADの音質極悪なライヴ盤に替えてしまったことまで……。
でも最近は、味があって良いアルバムだよな~と、けっこう頻繁に聴いています。
血気盛んなメタル・キッズには厳しいけど、落ち着いて美しいメロディに浸りたい時にはおすすめのアルバム。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP - LIVIN' IT UP ★★ (2007-02-05 00:55:37)

頭のさわやかなコーラスでノック・アウトです。
これだけさわやかな曲も滅多にありません。
春ですね。って感じ。初夏でも可。


TERRA NOVA - MAKE MY DAY ★★ (2005-10-01 17:26:00)

前2作と比べると、明るい曲が増えて、かなりポップなアルバムです。
毎回同じ感じだと飽きるので、ちょっと雰囲気が違うこの3rdも好きです。
頭からもう、ごきげんな(1)「LOVESICK」、(2)「MAKE MY DAY」の2曲でノックアウトされます。
インストゥルメンタルの(5)「ANOMALY」や、歌詞がファンタジックでアコーディオンが入ったワルツ調の(10)「I WILL BE THERE」なんかには驚かされますが、良いアクセントになってます。
ラストにちょこっとおまけでかかるゴースト・トラック「GIVE IT ALL WE GOT」も楽しげで良いです。
なんか他のアルバムに比べると評価が低いようですが、毛色が多少違えど、これもまたテラ・ノヴァらしい高品質の作品です。


TERROR 2000 - SLAUGHTERHOUSE SUPREMACY ★★ (2006-05-07 11:05:00)

デスラッシュを聴く際に求めるものはと言えば、とにかく速い曲です。
多少叙情メロディが入りながらも、全曲しっかり爆走し、アルバムも30分程度で終了。
(7)(8)のリフのいかれた高速具合、(3)のサビのキャッチーさが良いです。
日本盤ボーナスの曲は、別になくても良かったかな。


TESLA - Mechanical Resonance - Cumin' Atcha Live (2007-02-05 00:29:29)

ヴァン・ヘイレンかと思うようないきなりのイントロ・ギターにびっくりしました。彼らにしてはハードな曲ですね。
いかにもな歌詞も、こういうハイテンションな曲だとはまってます。


TESLA - The Great Radio Controversy ★★ (2006-02-08 00:37:00)

ヴォーカルのジェフ・キースのハスキーな歌声がエリック・マーティンに似ていたので、買った当時はMR.BIGと似たような感覚で聴いていました。
メロディアスでブルージーなアメリカン・ハード・ロックという点では同じような音楽性だし。
地味といえば地味かもしれませんが、しみじみと良いなぁと思えるバンドであり、アルバムです。
かっこいい疾走ナンバー(7)「YESTERDAZE GONE」、ミドル・テンポの名曲(8)「MAKIN'MAGIC」、美しいバラード(11)「LOVE SONG」が特にお気に入りです。


TESTAMENT - Low ★★ (2007-12-27 00:05:00)

'90年代にはスラッシュ・メタルの主要バンドたちが相次いで速さ以上に重さを求めて顰蹙を買ったわけですが、リアルタイムでの評価はともかく、スラッシュ四天王やセパルトゥラ、そしてこのテスタメントなんかは、やはり曲が良く、いま聴くと非常にかっこいい。
特にテスタメントの本作は、疾走感を十分に感じられる曲が多く、メロディもちゃんと残っているので、モダン・ヘヴィネス大嫌いという人でも、とっつきやすいと思います。
ジャケもかっこいー。