↑でH・Wさんや、じあんびーさんが指摘されているように、『LISTEN TO THE LIGHT』と比べると、マイケル・フレクシグのヴォーカルが全然違います。向こうを先に聴いて、「ちょっとなぁ・・・」と思っていた私も、このアルバムを後から聴いて、やっと好きになりました。 ヴォーカルの印象が良くなると、不思議に曲やギターの印象まで良くなったり。暖かさを感じるジーノのギターは、実に人間的で魅力的。 (8)「HEART ON THE WING」と(10)「SENT BY HEAVEN」がお気に入りです。
なんとなくこの前BUMP OF CHICKENの「乗車権」を聴いたら「レティクル座行超特急」を思い出しました。 このアルバム、初めて聴いた高校生当時は「あはは、変なの~」くらいにしか思っていませんでしたが、いま改めて歌詞世界をイメージすると怖いなぁ。 日本語のコンセプト・アルバムでは、一番衝撃を受けた作品かも。
'04年発表の2ndです。 1曲目の「KUNG-FU WORLD CHAMPION」からして、耳に突き刺さるキーボードにエレキ・ベースとドラムで、まるっきりプログレなロック・サウンド。ロック・リスナーにとってはとっつきやすいと思います。 全体的にはピアノ・トリオでの抒情的な曲が多く、1stよりも落ち着いている印象ですが、メロディはかなりポップで、ジャズという意識なしにインスト曲として聴ける感じ。昔ながらのジャズは苦手という人も聴きやすいアルバムだと思います。