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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600

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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600
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CRISIX - Full HD - Shōnen Fist (2022-12-21 20:22:38)

アニメの必殺技、決め台詞の数々が怪しい日本語と直訳英語で乱舞する珍曲です。
「Bankai」「Pegasus Ryūsei Ken」「Gomu gomu no jet bazooka」等に混じって「Shishi Hōkōdan」なんて取り上げてるとこが微笑ましい。
「Fuzaken janee yo Kisama」が「ふざけんじゃによ きさま」になっているのが惜しいですが、大体聞き取れます。
アルバムの中では曲としてちょっと完成度が落ちますが、ネタ度は抜群です。


CROWBAR - Crowbar ★★ (2003-03-10 00:45:00)

アメリカの激重メタル/ロック・バンドの2ndです。メンバーがPANTERA、CORROSION OF CONFORMITY、EYEHATEGODのメンバーたちと組んでDOWNをやってたりもするので、そっち方面でも有名ですね。
主に影響を受けたバンドとしてBLACK SABBATHとLED ZEPPELINの名前が挙がっていますが、そのLED ZEPPELINの「NO QUARTER」をカヴァーしています。これがまた素晴らしい出来で、苦悩と悲哀に満ちた歌が胸を締めつけます。
サウンドの方はBLACK SABBATHの影響下にあるヘヴィ・リフを中心としたミドル~スローのヘヴィ・ロック。本当に重いし、粘りのある音です。ドゥームとも言えますが、モダン・ヘヴィネスの連中に近い感じですね。ギター・ソロはなしです。
憤怒と絶望、苦悩が滲み出す暴虐音楽は、凄まじい圧迫感をもって空気を震わせます。ヘヴィな音楽が好きで、曲が遅くてもいいという人なら、気に入ると思います。


CROWBAR - Crowbar - Existence Is Punishment (2007-08-19 23:04:59)

この重さ、暗さはもうドゥームあるいはスラッジと言えるものですね。
ずっしりした質感のドラムが印象的。


CROWN OF THORNS - Lost Cathedral ★★ (2003-03-09 00:14:00)

クラウン・オヴ・ソーンズというバンドは複数いて、このメロディアス・ハードロック・バンドと、彼らに訴えられてバンド名を変えて、今はTHE CROWNと名乗っているデス系(CROWN OF THORNS当時はメロデス?)のバンド、それからハードコアやってるバンドにもいたりします。
私は間抜けにもTHE CROWNの前身バンドを買おうとして間違えて、このアルバムとハードコアの方のやつを買いました。後で気づいたけど、持っていた『炎』誌のアルバムレヴューにこのアルバム載ってたというのに…。
でもまあ、このバンドもなかなかクオリティの高いメロディアス・ロックをやっています。アメリカのバンドでKISSのメンバーと付き合いがあるなんていうと、明るく乾いたロックをやっていそうですが、実は哀愁を帯びた湿ったメロディが主だったりします。ヨーロッパ諸国で支持が厚いというのにも納得。
しかし名曲!ってほどの曲が入ってるわけでもなく、まあまあの作品かなというのが正直なところ。全然悪くはないんですけどね。


CRYPTA - Echoes of the Soul ★★ (2022-05-05 21:41:38)

発表する時代が30年ほどズレてるんじゃないかと思うくらいのオールドスクール・デスメタルです。
ジャケ、SE、サウンドづくり、曲調(疾走しすぎないのが良い)、デス声(あえてグロウルとは言わない)、どれをとっても微笑ましい。
ギター・ソロがかなりメロディアスではあるのですが、決してメロデスではありません。
ひたすら心地いい、繰り返し聴いてしまうアルバムです。


CRYPTA - Shades of Sorrow ★★ (2024-01-08 18:16:14)

様々な苦痛や悲しみの色合いがテーマということで、前作に比べるとだいぶ暗く情緒的な作品という印象です。
新ギターのジェシカのソロはけっこう泣き泣き系で、前任のソニアとは別方向の古典メタル的要素を感じます。
Edu Falaschiにも参加しているPablo Gregがキーボードでアルバムのイントロ/アウトロ他を切々と演奏していますが、アルバム全体を通して振幅・強弱が大きく、メロディも増量されています。
期待していたのは1stのように素直なオールドスクール・邪悪デスであったため、思っていたのとは違う路線ですが、聴き込むとこれはこれでありそうでない悲哀デスとして優れた逸品。
メロデス化はせず、それでいて叙情的な音楽を奏でて、感情をうまく音楽で表現しています。


CRYPTOPSY - And Then You'll Beg ★★ (2003-03-11 00:13:00)

クリプトプシーはどこまでもやってくれます。うーん、濃い。並のアルバム数枚分の音数が詰め込まれてるみたい。
あんまり複雑で唖然としちゃいます。おなかいっぱい。
今回はエリク・ラングロワのベースがけっこう目立ってる気が。むちゃくちゃかっこいいです。
アルバムのライナーでも触れられてますが、楽曲の疾走感が半端じゃないですね。ストレートに疾走し続けるわけじゃなくて、次々次々場面転換していく感じですが、その目まぐるしさが生むスピード感が物凄い!
彼らの限界はいったいどこにあるんでしょうね?
しっかしこれ、集中して聴くとぐったり疲れる~。(9)「SCREAMS GO UNHEARD」の頭のディジェリドゥ(ブルータル・トゥルースも使ってましたね)が良い気分転換になって、ラストのもう一暴れに突入できるって感じです。
ボーナストラックのライヴもさすがの出来。今度出るライヴ盤が楽しみ♪
ジャケのアートワークが前2作の美しさに比べるとなんか趣味悪いですが、まあこの疾走感抜群の曲には合ってるかな。


CRYPTOPSY - And Then You'll Beg - Voice of Unreason ★★ (2007-04-28 01:28:39)

グルグルかきまわされるような感じ。
ちょっとファンキーなパートもあったりして面白いです。
3分ない曲とは思えない密度。


CRYPTOPSY - None So Vile ★★ (2003-03-08 23:05:00)

いや~、最高ですね~。
実に爽快なテクニカル・ブルータル・デスメタルです。凄絶なまでの超絶技巧で複雑かつ超高速な演奏が繰り広げられています。本当にテンポが合ってるのかどうかすら判らなくなります。ヴォーカルはもはや人間の言葉とは言い難い歌(歌詞の意味がないじゃん)を聴かせてくれます。
人間がノレる速度を通り越して荒れ狂う嵐のような楽曲を、聴く者はただ浴びることしかできません。(ライヴじゃみんな何に合わせて暴れるんでしょう? このドラムに合わせてヘッドバンギングは絶対無理)
これこそある種頂点を極めた究極的暴虐音楽と言えましょう。クリプトプシーって、初めて聴いた時に笑っちゃう人が多いみたいです。あまりに凄すぎて笑うしかないような、そんな音楽なんですよね。
でもよく聴くと実はけっこうメロディアスでもあります。
唯一の不満はドラムの音づくりかな~。もうちょっと迫力が欲しいです。
そういや解説で、ジョン・マクラフリンのマハヴィシュヌ・オーケストラや、イタリアのアレアなんかとも比較されてますね。私もジャズ系の音楽とデスメタルって同じような感覚で聴いてるし、マハヴィシュヌで叩いてたビリー・コブハムの超絶プレイが大好きなので、この比較には共感できました。アレアもマハヴィシュヌ・オーケストラも異様にテンション高くていっちゃってますから、けっこう似た者同士かも。
ともかく、これは激烈音楽史上に残る傑作です。
そしてこれこそプログレッシヴ!
デスメタルが嫌いでも、テクニカルかつ先鋭的な音楽が好きな人は、クリプトプシーを聴きましょう。
>アメンボさん
ジャケの絵に関しては『WHISPER SUPREMACY』日本盤の解説に説明が載っています。もう買っちゃってますか?
一応引用しますと、
17世紀の画家エリザベス・シラーニの「バプテスマのヨハネの首を持つヘロデア」(ヘロデアは洗礼者ヨハネの首を刎ね、イエスを処刑したガリラヤ総督ヘロデ・アンティパスの妻。その娘がサロメである)
とのことです。
ヘロデアが娘をそそのかして、踊りの報酬にヨハネの首を所望させたっていう伝説に基づいた絵ですね。
それにしてもヘロデアの瞳はなんであんな人形みたいに虚ろに描かれているんでしょう?(^^;
これじゃ伝説の悪女っぽくない…。
しかしまあ、美しくて残酷で、アルバムの内容に合った素晴らしいアートワークです。


CRYPTOPSY - None So Vile ★★ (2003-04-08 12:47:00)

>アメンボさん
お、お師匠様ですか…(笑)
でも10歳近く年齢が離れてるみたいなんですが、私がアメンボさんの年頃には、聴いてる中で一番激しい音楽がB'zでしたから(^^;
CRYPTOPSYなんてあの頃に聴いたら、理解不能でビビリますよ~。逆に私がお師匠様と呼びたくなります(笑)


CRYPTOPSY - None So Vile - Slit Your Guts ★★ (2008-02-17 14:46:24)

ある意味キャッチーな曲かも。けっこうメロディあるし。
みんなに見せ場もあり、聴いてる方も楽しいデス。


CRYPTOPSY - Whisper Supremacy ★★ (2003-03-10 01:22:00)

クリプトプシーで初めて聴いたのがこのアルバムでした。音の暴虐性に関してはそれほど衝撃は受けませんでしたが、やはりこの複雑怪奇な楽曲と凄まじいドラムは凄いと思いました。
しかし聴いて慣れてくれば慣れるほどに、かえって凄みが増してきます。
最初はやってることがなんだかよく解らなくて、ただ笑って聴いてるしかないような感じですが、細切れで勢いが途切れるように感じた曲の展開が徐々に飲み込めてくると、あまりの緊張感に圧倒されます。
ヴォーカルが前作までのロード・ウォームとは替わり、より人間的な(笑)デス声になっているので、とっつきやすいかも。(2)「COLD HATE, WARM BLOOD」といったメロディアス(?)な人気曲も入ってるし、クリプトプシーを最初に聴くのには最適かもしれません。アートワークも相変わらず美しくも邪悪でよろしいかと。ブックレット裏面の眼が光るメンバー写真は笑っちゃいますが。


CURVED AIR - Second Album - Everdance ★★ (2023-10-07 20:32:27)

うーん、妖しい。
ドタバタ感のあるリズムに、ちょっとかすれた、早口で語るようなソーニャ・クリスティーナの声が乗り、ダリル・ウェイのヴァイオリンが揺らめく不思議メロディで彩っていく。
歌詞も怖いし、踊れそうで踊れなさそうで、なんだか不気味な曲です。


CYNIC - Ascension Codes ★★★ (2022-09-24 21:59:49)

2021年発表の、フル・アルバムとしては4枚目です。
デス・メタルとかロックとかいう枠組にはもはや入らないかもしれませんので、ご注意を。
ジャンル分けに不向きな、わかりやすさを期待しようもない音楽です。
しかしジャンルなどには拘泥せず、美しく独自性の強い音楽を求める人には、得難い宝物でしょう。
ショーン・レイナートもショーン・マローンも亡くなり、残されたポール・マスダヴィルが中心となりつくりあげました。
楽曲の狭間に”魂を昇天させるコード”が盛り込まれたアルバム。言ってみれば「念仏」が混ぜ込まれたような音楽ということですから、反発も生じるでしょう。
当然、「今までのCYNIC」とは異なります。
それでいて「やはりCYNIC」であると頷きたくなるような音楽性です。
好き嫌いは、別れると思います。
個人的には、聴いていると心が安らぎ、泣きたい気持ちになりながらも、新たな刺激に興奮を禁じえません。
独創性、それまでになかった革新性を持つ音楽こそが「プログレ」であるなら、本作には普遍性はないかもしれませんが、「プログレ」の一つの形であるとは言えそうです。
結局、こういうのって感性次第かも。良いと思えば名盤。ピンとこなければ駄作。お好きに判断を。


CYNIC - Carbon Based Anatomy ★★★ (2016-03-20 20:22:50)

ブルガリアン・ヴォイスやアジア・中東などのエスニックな音楽を連想させるところもあって、非常に私好みな方向性にメロメロです。
『RE-TRACED』と並んでお気に入り。(実際、セットで発売されている日本盤を買いました。)
もうメタルなのかロックなのか、マーケット的にどこを狙ってるのかも皆目わかりませんが、CYNICを聴くときは現実逃避したい気分だから、美しい音楽でどこでもないどこかへ連れて行ってもらえれば、それで良いと思えます。
こうやって色々実験して、たくさん傑作をつくってほしいものです。ずっと聴き続けます。


CYNIC - Focus ★★ (2003-03-10 23:29:00)

テクニカル・デスとかプログレ・デスとか言われた時もありましたが、声が一部濁声なだけで全然デスメタルではないので、テクニカルでメロディアスで個性的な音楽として普通に楽しめると思います。
それにしてもこの音楽性、何と言い表わしたらいいのか…比較の対象を探すのが難しい。本当にユニークなバンドです。
浮遊感のあるメロディと複雑なリズム、現実の感情から遊離したかのようなコーラス…やっぱり変だ。
奇跡的な1枚ですね~。これだけで解散しちゃったし。
万人向けではないですが、再発されて幻の名盤じゃなくなったし、買うなら今のうち。プログレ・メタルが好きな人はもちろん、他にない先鋭的(激烈度は低いですが…)な音を求めてる人は是非。


CYNIC - Focus - The Eagle Nature ★★ (2007-04-19 00:07:02)

複雑で奇妙奇天烈なのに、美しい。
確かに恍惚となってしまいそうです。


CYNIC - Kindly Bent to Free Us ★★ (2016-02-28 20:49:21)

1stから2ndへの変化に比べると、今回は前作の延長線上という感じで、衝撃度はさほどでもありませんでした。
が、この彼ら独自の音楽の中毒性は相変わらず。
神秘的なアートワーク、儚いメロディと複雑なリズム、浮世離れした歌に酔い痴れてしまいます。
少し気になったのは、何ヵ所かのギター・ソロがけっこう普通で、夢見心地から醒めてしまうところ。もうちょっと不思議なメロディにしてほしい。
曲展開も、少し普通に「プログレ・メタル」的なときがありますが、もっともっと脱メタルしてくれた方が魅力的になりそう。
期待が大きい分、注文もつけたくなりますが、唯一無二のバンドによる高品質のアルバムです。


CYNIC - Re-traced ★★★ (2013-09-14 22:32:19)

『TRACED IN AIR』も大好きですが、こちらの方が浸れます。もはやメタル要素なんかどうでもいいとさえ思えるようになりました。
過激な実験作とも言えますが、穏やかな非メタル音楽とも言える作風。
何をしても持ち味を保ちつつ、音を聴いているだけで心地よい。
加工されていながらも、より切なさが増し、まどろみに通じる暖かさとやさしさが付加されているようにも感じます。
聴いている間、別世界に連れて行ってくれる。それだけで貴重な作品。手放せない、一生ものの一枚です。


CYPRESS HILL - Black Sunday ★★ (2008-09-28 00:39:00)

おどろおどろしい墓ジャケからメタルCDと間違えて買っちゃいそうな(実際ヘヴィ/ラウド・ロック系の棚に陳列されてることも)、'93年発表の2ndです。
中身はメタルとはかけ離れたヒップホップなんですが、彼らはロックやメタル関連のバンドと共演することが多いので、雰囲気的には相通じるものも。BLACK SABBATHの「THE WIZARD」を使った「I AIN'T GOIN' LIKE THAT」も収録。
ラップしてる内容は過激ですが、曲調や声はけっこうまったりしてるので、メタル耳にはちと辛いかも。これが全米チャート1位で何百万枚も売れたっていうのは、日本人には分かりにくいですね。
ストーナー・ロックとして聴くと楽しい……かも。


CYPRESS HILL - Cypress Hill - How I Could Just Kill a Man (2008-09-28 00:37:58)

たぶんRAGE AGAINST THE MACHINEのカヴァーで知ってる人が多いと思います。あっちを聴いた後だと、オリジナルはかったるく感じられるかな。
でもこれはこれで、雰囲気ヤバめで過激です。ダルいのに緊迫感漂う空気が癖になりそう。


Charged GBH - City Baby Attacked by Rats ★★ (2006-05-01 20:09:00)

確かに爽快です。そして確かに曲の区別がつかない(笑)。
そこがいーんでしょうね。
速くて勢いのあるロックが好きなら楽しめると思います。でもリマスター盤ですら音が悪いので、注意。


Charged GBH - Leather, Bristles, No Survivors and Sick Boys... - Lycanthropy (2007-07-05 22:42:23)

狼男を扱った曲です。
ハードコアのバンドも、こんな歌詞を書くんだなと、ちょっと面白かったです。


Chick Corea - Now He Sings, Now He Sobs ★★★ (2016-05-07 18:24:44)

例えばバド・パウエルやビル・エヴァンス、ソニー・クラークあたりを聴いて、アコースティックの「ピアノ・トリオ」なるもののイメージを固めていたとして、似たようなものを想像してこのアルバムを聴けば、ぶっ飛ぶこと間違いなしです。
この目くるめくスピード感、奔放で枠にはまりきらないエネルギーは、既存のピアノ・トリオの概念をすっかり塗り替えてしまいます。
過激で変幻自在なリズムと瑞々しいピアノのメロディの、奇跡的なバランスによる両立。
ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)とロイ・ヘインズ(ドラムス)の圧倒的なパフォーマンスと拮抗する迫力を保ちつつも、チック・コリアが奏でるメロディが清涼感を生み出し、何とも言えず気持ちいいのです。
『A.R.C.』(フリー・ジャズ要素強)や『Akoustic Band』(整合感強)もピアノ・トリオですが、問答無用で興奮させてくれるのは、断然こちら。


Chick Corea - Return to Forever ★★★ (2016-06-05 00:17:04)

名義としてはチック・コリアのソロ作ですが、バンドとしてのReturn to Foreverにとっての1stアルバムとしてもカウントされます。
ジャズらしくない、けれども音楽のイメージを増幅させる効果的なカモメ・ジャケから、通称「カモメ(のチック)」と言われるらしいです。
極太うどん野郎さんのおっしゃる通り、ジャンルを問わず幅広いリスナーに受け入れられる魅力を持った作品。
4曲(メドレーを分ければ5曲)で1枚ということで、1曲が長すぎると尻込みされそうですが、永遠への回帰を謳うこのアルバムは、時間を忘れさせてくれます。
神秘的でラテン風味(ブラジルも含む?)なメロディ、エレピとフルートの音色の温かさ、妖しく超俗的な歌声・・・実はけっこう過激で怖いようなところもあるのに、トータルで感じるのは南国の楽園の穏やかさ。なんて不思議。
いつ聴いても、全く古さを感じさせません。時を超えた名盤です。


Cocco - ブーゲンビリア - カウントダウン ★★ (2005-09-27 17:51:43)

学生時代、後輩の女の子が1stシングルだったこの曲を買ってきたのを聴きました。
一発で虜になり、1stアルバムも出てすぐ買いましたが、「男の人がCOCCOが良いって言うのは変」と言われましたね。
まさしく女の情念の歌。
関係ないけど、あるカラオケで「力なく/しなだれて」が「力なくし/なだれて」と間違って書かれてたのには脱力しました。


D-RIVER - 唄殺皆衛門 - 御奉行の一日 (2008-08-26 19:35:06)

ドゥーミーなヘヴィ・リフが耳に残ります。
高速パートでの歌詞は何を言ってるか聞き取れません。
ちょっとほのぼので変な曲。


DAMAGEPLAN ★★ (2008-12-10 20:33:00)

初めのうちはPANTERAに比べるとさすがにインパクトが弱く感じ、聴く頻度も少なかったのですが、最近聴き直して、かなりはまってきてます。
リフもアイディア満載で、聴けば聴くほど面白い。
2枚目も聴きたかったし、ライヴも観たかったな……。


DAMAGEPLAN - New Found Power ★★ (2007-03-25 23:10:00)

そのうち買おうと後まわしにしていたら、あのニュースを聞いて呆然、あわてて買いました。
しっかりメタルで、高品質ですが、やはりPANTERAほどの思い入れは持てなかったし、最初はパトリックの歌唱が器用だけどそれだけというように感じて好きになれませんでしたが、最近ちょっとずつはまりつつあります。
けっこうスルメな感じのアルバム。
WILKさんもおっしゃってますが、「SAVE ME」みたいな路線を突き詰めて行ったら、面白い存在になっていたと思います。
これからに期待の持てるバンドでした……。


DAMAGEPLAN - New Found Power - Blink of an Eye ★★ (2008-12-10 20:21:50)

新鮮。絶対パンテラじゃやれなかったメロディ、アレンジの曲だと思うけど、上手くはまってます。
決してパンテラの代用品ではなかったこのバンドの可能性を感じさせる曲。


DAMAGEPLAN - New Found Power - Breathing New Life ★★ (2008-12-09 00:08:02)

ヘヴィで、燃えます。
ライヴで聴きたくなるタイプの曲ですね…。


DAMAGEPLAN - New Found Power - Crawl ★★ (2008-12-09 00:15:00)

リフが印象的。
展開も色々あって、表情豊かな曲です。
パトリックの歌い方も上手い。
歌詞が当時の状況を想わせます。


DAMAGEPLAN - New Found Power - Fuck You ★★ (2008-12-09 00:11:34)

うん、ガツンときます。爽快!


DAMAGEPLAN - New Found Power - Moment of Truth (2008-12-22 19:49:29)

重くひきずるドゥーミーな曲。
渋い。


DAMAGEPLAN - New Found Power - Save Me ★★ (2007-03-25 23:17:34)

良い意味でキャッチーな曲で、これが1stシングルだったのも納得です。
ダレルのギターは相変わらず特徴的で、リフも耳に残って魅力的。
リズム隊も気持良いし、歌メロもなかなか。
パンテラとは違う感じが上手く出せていて、それでいて独自の色も出せているのが良いです。


DAMN YANKEES - Don't Tread ★★ (2003-08-17 23:12:00)

バンド名とジャケから、泥臭いロックンロール・タイプのバンドだろうと思って買ったら、だまされました(笑)。
かなり洗練されたメロディアスなハード・ロックですね。しかも多彩な内容。バラードは特に素晴らしいです。買って良かった!


DAMNED - Damned Damned Damned - Fan Club (2007-02-18 02:10:40)

投げやりな感じが、良い味出してます。


DAMNED - Machine Gun Etiquette - MACHINE GUN ETIQUETTE ★★ (2009-01-22 00:55:55)

荒々しくもちょっと哀愁もあって、確かに少しTANKにも通じそうな味があります。


DANIELE LIVERANI ★★ (2008-03-05 00:15:00)

雑誌等でGENIUS A ROCK OPERA名義でレヴューされていたので、どちらにしようかと迷いましたが、レーベルのサイトやアマゾンではDANIELE LIVERANI名義だったので、そちらで登録しておきます。
ソロとしても活動してるし、これからもGENIUSプロジェクトから派生したTWINSPIRITSというプロジェクトで活動するらしいので。
GENIUS A ROCK OPERAは、イタリアのプログレ・メタル・バンドEMPTY TREMORのキーボード、ダニエレ・リヴェラーニが書いたロック・オペラで、33曲、アルバム3枚に及ぶ大作です。
メタル・ドラマーのジーニアス君が、ある朝目覚まし時計のベルに秘められたリズムから夢の世界に入り込み、目覚めるまでの現実世界でわずか10分という時間に、スリルと友情に手に汗をにぎる一大冒険を繰り広げるという物語。
『不思議の国のアリス』をメタル・オペラ仕立てにしたような、なかなか面白いストーリーで、どうせ買うなら3枚とも買った方が楽しめます。
参加メンバー、配役は以下のような感じ。なかなか豪華です。けっこうAYREONと参加メンバーがかぶってるかも。
ダニエレ・リヴェラーニ(EMPTY TREMOR, KHYMERA, COSMICS):全作詞作曲、ギター、ベース、キーボード。
ダリオ・チッチォーニ:ドラム
オリヴァー・ハートマン(CENTERS, AT VANCE, EMPTY TREMOR):コーラス全般(EP.2,3)
マーク・ボールズ(YNGWIE MALMSTEEN, RING OF FIRE, ROYAL HUNT):ジーニアス(EP.1,2)
ラナ・レーン(LANA LANE):ドアキーパー(EP.1)
ダニエル・ギルデンロウ(PAIN OF SALVATION):ツイン・スピリット32号(3枚共)
クリス・ボルデンタール(GRAVE DIGGER):ステーションマスター(EP.1)
ジョー・ヴァナ(MECCA):マッカオス・コンサルタント(EP.1)
スティーヴ・ウォルシュ(KANSAS):キング・ワイルド・トライブ(EP.1)
ジョン・ウェットン(KING CRIMSON, URIAH HEEP, U.K., ASIA):キング・マッカオス(EP.1)
オリヴァー・ハートマン:ワイルド・トライブ・コンサルタント(EP.1)
ミッドナイト(CRIMSON GLORY):メインドリーム(EP.1)
フィリップ・バイノ(RING OF FIRE):ストーリーテラー(ナレーション 3枚共)
ラッセル・アレン(SYMPHONY X):ドリーム・リーグ・コマンダー(EP.2)
エドゥ・ファラスキ(SYMBOLS, ANGRA, ALMAH):ジェイソン・ベッカー(EP.2 実在ギタリストのあの人の役です)
ジェフ・マーティン(RACER X, BADLANDS):セヴン・トゥリー(EP.2)
ロベルト・ティランティ(LABYRINTH, NEW TROLLS):オディファー・ガーディアン(EP.2)
エリック・マーティン(MR.BIG, T.M.G.):ミスター・ニコ(EP.2,3)
ジョニー・ジョエリ(HARDLINE, SONS OF ANGELS, CRASH 40):オディファー(EP.2)
リヴ・クリスティン(THEATRE OF TRAGEDY, LEAVES' EYES):クレプシドラ(EP.2)
D.C.クーパー(ROYAL HUNT, SILENT FORCE):ジーニアス(EP.3)
ヨルン・ランデ(VAGABOND, THE SNAKES, MILLENIUM, ARK, MASTERPLAN):アピコール(EP.3)
アンドレア・ダトヴィーラル(LUNATICA):コケシ人形(EP.3)
トビー・ヒッチコック(PRIDE OF LIONS):ジェラムス理事(EP.3)
あとコーラスでオラフ・ゼンクバイル(DREAMTIDE)等、何人か参加してます。
アルバム・タイトルも役名も、ブックレットやオフィシャル・サイトでも食い違いがあったりして、実際はどれが本当なのかがいまいち分からなかったりも……。


DANIELE LIVERANI - Genius a Rock Opera - Episode.1 : a Human into Dream's World ★★ (2008-03-05 00:26:00)

'02年発表の、3部作1枚目です。
ゲスト・ヴォーカル陣が多彩で、楽曲もプログレ・メタルからクラシカル・パワー・メタル、ハード・ポップ風と、色々とりそろえてあって、飽きません。
演奏の方もテクニカルでメロディアスなので、もちろん悪くはないのですが、突き抜けたインパクトもないのが惜しいかな。
夢の世界なんだから、もっと無茶な表現をしても良いと思います。あと、目覚まし時計の不規則なリズムとやらは、是非とも冒頭で聴かせて欲しかった(もしかすると演奏で表現していたのかもしれませんが)。
ダニエル・ギルデンロウ目当てで買ったんですが、歌い手はキャリアがある人々だけに皆それぞれの持ち味を出していて、さすがです。特にミッドナイトは異彩を放っていますね。


DANIELE LIVERANI - Genius a Rock Opera - Episode.1 : a Human into Dream's World - The Right Place ★★ (2008-03-12 22:19:46)

マーク・ボールズとラナ・レーンの素晴らしいデュエットに酔える、バラード調の曲です。
母性を感じさせる声でラナが包み込むように歌い聞かせる「正しい場所」が、実は居てはならない場所だったために、とんでもないトラブルが……というストーリーを頭に入れて聴くと、皮肉な曲。


DANIELE LIVERANI - Genius a Rock Opera - Episode.2 : in Search of the Little Prince ★★ (2008-03-05 00:34:00)

'04年発表の、2枚目です。
全体的には満足なんですが、エリック・マーティンがジョン・ウェットンの父親役というのは、さすがに違和感が……。
「日本人向けの夢の中では、ジェイソン・ベッカーが元気に演奏をしている」という設定は、泣けます。


DANIELE LIVERANI - Genius a Rock Opera - Episode.2 : in Search of the Little Prince - Playing in Their Dreams ★★ (2008-03-12 22:14:27)

エドゥ・ファラスキ演じるジェイソン・ベッカーが、ファンの夢の中では病に負けず元気に演奏していると歌うバラード。
ジーニアス少年の願いは、ジェイソン・ファンの願いとシンクロしますね。
ダニエレは、どうしてもこのエピソード入れたかったんだろうなぁ。


DANIELE LIVERANI - Genius a Rock Opera - Episode.3 : the Final Surprise ★★ (2008-03-05 00:47:00)

'07年発表の、3部作完結編です。多少強引な展開はあれど、物語は大団円を迎え、波乱万丈の10分間が無事終了。いやー、濃い作品です。
音楽的には相変わらずの出来栄えですが、主役のジーニアスが、マークからD.C.に変わってしまったのが残念。曲はとっくに出来てたんだから、先に録音しておけば良かったのに。
もちろんD.C.の歌唱力的には問題ないんですが、続きものなので、同じ声で堪能したかったです。
皮肉なことにROYAL HUNTのアルバムでは、正反対のメンバー・チェンジでこれまたコンセプト・アルバムの続きが……。


DANIELE LIVERANI - Genius a Rock Opera - Episode.3 : the Final Surprise - Jump off This Train (2008-03-12 22:08:40)

ダニエルとD.C.が掛け合いで歌う、緊迫感あふれる曲です。
ダニエルの早口語りがかっこいー。


DANNY DANZI - Somewhere Lost in Time ★★ (2005-11-22 21:05:00)

アメリカのマルチ・プレイヤー、ダニー・ダンジーの'99年発表の1stアルバムです。
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードを自分自身でこなしているというから、とんでもない。歌も演奏も上手いです。
音楽性の方は、爽やかで哀愁もたっぷりのメロディアス・ハード・ロックで、楽曲のクオリティもかなり高いです。
'80年代にバンドとして出てきていたら、バカ売れしててもおかしくないですね。
ジャケのアートワーク以外は文句のつけようがない出来。


DANZIG - Danzig 4P - Sadistikal (2008-12-09 00:03:53)

重々しいリフに混じって聴こえて来る、ヌチャ、とかベチャ、という粘液系の音が不気味すぎ。
クトゥルー神話の半魚人の怪物みたいなイメージ?
怖いなぁ。


DARE - Calm Before the Storm ★★ (2007-08-03 23:23:00)

2ndの荒々しさには面食らいましたが、1st路線に戻ってしっとり落ち着いた哀愁曲を聴かせてくれるこのアルバムを聴くと、やはりDAREって良いなぁと、しみじみ思います。
私の中では、BAD HABITに匹敵する位置付けのバンドです。
ダーレンのハスキーで艶っぽい歌声で囁くように歌われると、そこはもう別世界で、蒸し暑い夏でも、まるで霧に覆われた肌寒い高原にいるかのような気分になります。
全くの新人だったというアンディ・ムーアのギター・プレイは、感情移入の強さといい、メロディの構築力といい、ヴィニー・バーンズをも凌駕するくらいに、このバンドにはまっていて素晴らしい。
THIN LIZZYの「STILL IN LOVE WITH YOU」のカヴァーも秀逸。
湿度90%超の、泣きの哀愁メロディアス・ハード。傑作です。
ジャケも良いですね。


DARE - Out of the Silence - Don't Let Go ★★★ (2007-08-03 23:11:48)

あーもう、やられました。降参です。
泣き、泣き、哀愁です。
AOR、産業ロック、メロディアス・ロック…ポップと馬鹿にされようとも、こんな素晴らしい歌を聴かされては感動せずにいられません。
キーボードもギターも絶品です。そして何よりメロディと歌声。DAREって、良いなぁ。


DARK ANGEL - Time Does Not Heal - The New Priesthood (2007-02-25 00:52:41)

比較的ストレートに疾走する曲です。
何かにせき立てられるように突進していく様が息苦しいほど。


DARK FUNERAL - Attera Orbis Terrarum - Part I ★★ (2005-10-27 21:00:01)

あまりバラードという感じではないけど、強い哀愁を感じる曲です。
ヴォーカルとギターの切ない響きが泣けます。
歌詞がついてないので分からないけど、物語性を感じます。


DARK FUNERAL - Diabolis Interium ★★ (2003-03-14 02:29:00)

スウェーデンの有名ブラック・メタル・バンドの3rdフルです。
直球勝負のブラック・メタルで飛ばしまくってくれます。
キーボードなしということですが、ギターの音づくりのせいか、けっこうシンフォニックな感じに聴こえます。やっぱりデス・メタルみたいに重低音の圧迫感いっぱいのサウンド・プロダクションと違って、雰囲気重視って感じなんですよね。リフは邪悪にして荘厳な、いかにもブラック・メタルな感じです。
大御所だけあってハイ・クオリティなんですが、正直、曲が似たり寄ったりに聴こえるところもあります。しかし日本盤を買うとボーナス・トラックにKING DIAMOND、SLAYER、SODOM、MAYHEMのカヴァーが収録されてて、最後にいい気分転換になってくれます。
ブラック・メタルというと悪魔崇拝とか反キリスト教などと、悪いイメージがつきまといますが、実は悪魔と言うのがキリスト教の弾圧によって悪魔に貶められた古代の神々であり、祖先が信仰していた神々を敬っているだけという側面もあるらしいですね。愛と寛容を説くキリスト教の信者が、いかに残虐に異教徒を迫害したかを思えば、一概に反キリスト教が悪と決めつけるのも考えものです。……などと考えて歌詞を読むと………やっぱり邪悪じゃん(爆)


DARK FUNERAL - Diabolis Interium - An Apprentice of Satan ★★ (2007-03-26 00:52:15)

けっこう叙情的な曲で、メロディアスなのに、しっかり攻撃的。
キーボードを使わずにいるのに、まるでオーケストラでも使っているかのように荘厳でドラマティックです。
ヴォーカルも感情入ってて良い感じ。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Serenity ★★ (2023-10-07 20:21:38)

影山ヒロノブ & BROADWAYの「聖闘士神話 〜ソルジャー・ドリーム〜」を思い起こさせるリフに、胸が熱くなります。
ピアノ、ストリングスがもの悲しさを増強し、叙情性と煽情性のバランスが秀逸です。泣ける。


DARK LUNACY - The Diarist ★★ (2007-05-24 23:54:00)

ドラマティック・メロデスの傑作と言って良いんじゃないでしょうか。
コンセプトやアートワークからもう哀愁が漂っていて、たまりません。
最初はデス声の表現や女性シンガーの声のタイプ等が、歌詞とあまり合ってないような印象だったのですが、何度か聴いているうちに気にならなくなってきました。十分、感情が伝わってきます。
ところで私のイメージだと、少なくとも(7)までに子供が亡くなり、(10)までに夫が捕虜になるか殺されるかし、(11)で日記の作者であるドイツ人女性がスパイ容疑で殺される…みたいな印象だったんですが、(11)「THE FAREWELL SONG」の対訳の一人称は「俺」なんですよね。デス声のところはみんな兵士の心象なのかなぁ…。
戦争の悲劇を表現するのに、やはりメタルという音楽形態は非常に合っているなと改めて感じた作品でした。メロデスもまだまだ面白いですね。


DARK LUNACY - The Diarist - The Farewell Song ★★ (2007-05-25 00:06:58)

アルバムのここまでの展開からこの曲がかかると、感情の昂ぶりが抑えられなくなります。
「NO ONE FORGET...NOTHING...FORGOTTEN」という言葉が、最後に強く印象に残り、胸を締めつけます。


DARK MOOR - The Hall of the Olden Dreams ★★ (2005-11-25 21:32:00)

ものすごいクッサクサなメタルを期待して買ったら、思ったよりはあっさりした感じで、少し拍子抜けしました。
でも十分にメロディアスで、何より聴きやすいのが魅力的。HAMMERFALLやSINERGYを聴いた時に近いような印象を受けました。
女性ヴォーカルならではの味とかスペインならではの味というのがもう少しあると、もっと嬉しかったかも。


DARK MOOR - The Hall of the Olden Dreams - Silver Lake ★★ (2008-04-07 00:19:37)

ブラガやラプソが好きな人には、ど真ん中な曲でしょうね。
パワフルでファンタジックな悶絶曲。


DARK TRANQUILLITY - Character - Am I 1? ★★ (2007-05-25 00:14:55)

キーボード・リフが好みです。どこかで聴いたことがあるような感じ。
ギターとキーボードが重なってメロディを追いかけるパートも良いです。


DARK TRANQUILLITY - The Gallery ★★ (2003-03-14 03:01:00)

メロデスの名曲と言えば、このアルバム1曲目、「PUNISH MY HEAVEN」と、IN FLAMESの「STAND ABRAZE」がよく並び称されますが、私は(IN FLAMESは好きだけど)後者がそんなに名曲とは思えなくて…でも「PUNISH MY HEAVEN」は素晴らしい曲だと思います。
ただし、このアルバムは他に良い曲がいっぱいなので、この1曲だけ突き抜けて良いということもないと思っています。
彼らのメロディ・メイカーとしての能力、アレンジのセンスの良さは驚きです。しかも作曲クレジットを見ると、ヴォーカルのミカエル・スタンネ以外のメンバーが、みんなそれぞれ曲づくりに貢献しているという…。ミカエルにしても、彼の美しい濁声(?)抜きには楽曲の魅力も半減ですから。よくぞこのメンバーで集まってくれた!と言いたいです。
高品質のメロデスがあふれる現在においても輝きつづける名盤。


DARK TRANQUILLITY - The Mind's I ★★ (2003-03-15 23:07:00)

前作『THE GALLERY』に勝るとも劣らない素晴らしい作品…なのに何故か地味な扱いを受けている3rdアルバムです。この差は「PUNISH MY HEAVEN」の有無なんでしょうね。でもクオリティは全然負けていないです。
相変わらず慟哭のメロディが乱舞するメロデスで、基本路線は前作の延長線上。うーん、素晴らしい。
でもこの2枚でもうこの路線は充分。この次も同じだったら飽きちゃうので、次作『PROJECTOR』がメランコリックなメロディを活かしたゴシック・メタル路線になったのも、個人的には正解だったと思います。あれも高品質だったし。
ところで日本盤ボーナス・トラックに1曲、無茶苦茶浮いてる曲があります。ラストの(15)「ARCHETYPE」なんですが、何とハードなテクノ曲。これがホントのデステクノ!!(笑/いや、あるんですよ、デステクノっていうのが…)
最高にかっこいいです、これ。私はこれ1曲のためにアルバム買っても後悔しないかも。
誰のアイディアなのかな~。サイド・プロジェクトでメンバーにアルバム1枚丸ごとこの路線でつくってほしい。密かに出してたりしないんでしょうか?


DARK TRANQUILLITY - The Mind's I ★★ (2003-03-17 00:14:00)

をを、同志が♪
>そのアルバムらしからぬ曲に会えるのも、アルバムの面白味ですね。
まさしく。特にボーナス・トラックでは、色々ハチャメチャやってくれたり、バンドの意外なバック・グラウンドが透けて見えたりするのが良いんですよね~。本当に得した気分に。
ちなみにデステクノっていうのは90年代前半に流行ったテクノの1ジャンルで、正直レイヴやハードコアテクノとどう区別するのか判らないんですが、私が聴いた曲は、速くて重くて激しい、なかなかメタル耳に心地良い感じでした。今はもう存在しないかもしれません(^^;


DARK TRANQUILLITY - The Mind's I - Archetype ★★ (2007-05-25 00:24:38)

日本盤ボーナスの曲ですが、テンションの高いハードコア・テクノにデス声という組み合わせで、非常にかっこいいです。
最近の彼らがキーボードの使い方が上手いのも、こういう音楽が好きだからという面もあるんでしょうか。
近頃話題のレイヴ・メタルのENTER SHIKARIより、こっちの方が好きだなぁ。燃えます。


DARKSEED - Give Me Light - Desire ★★ (2008-03-18 00:28:38)

穏やかで温もりを感じさせるイントロが泣けます。
メランコリックではあるけれど、情熱的で、どこかポジティヴな雰囲気があります。
後半の盛り上がりも感動的。
アルバムの中でも出色の出来です。


DARKTHRONE - Under a Funeral Moon - Natassja in Eternal Sleep (2021-02-28 11:11:38)

劣悪な音質で単調で極悪な激速音楽を垂れ流す。
実はそれってシンプルなグラインドコアやハードコアにも通じるものがあるのかも。
と、この曲を聴いていたら思いました。初期グラインドコアと似た感覚で楽しんでいます。
でもこの邪悪な感じは、やっぱりブラックメタルですね。


DAVE MENIKETTI - Meniketti ★★ (2003-03-17 01:03:00)

前作の後で聴くと、あの泣き叫び、すがりついてくるような濃いエモーションの爆発はほとんど感じられず、意外に落ち着いた印象を受けます。
しかし良質のメロディアス・ハードロック(もちろんブルーズがベースの)ではありますし、前作より洗練された感じで、こっちの方がとっつきやすいかもしれません。
そしてじっくり聴いてみると…うん、やっぱりこれも濃いです。そして相変わらず情熱的。
歌詞の違いに顕著ですが、『ON THE BLUE SIDE』がそれこそブルーな気持ちを絞り出すように吐き出していたのに対し、今作には暖かいポジティヴな気持ちがこもった曲が多いので、あの哭泣するような表現方法をとらなかっただけなのでしょう。
まあ、普通にこれだけ聴けば、このアルバムは泣きまくりの楽曲ばかりなんですけどね。(そして一般的には前作の方が地味?…私の感性がずれてるのかな?)
とにかくデイヴ・メニケッティ、素晴らしい歌い手であり、ギタリストです。いつかライヴでも聴いてみたい。(風邪ひいてない時に!)


DAVE MENIKETTI - On the Blue Side ★★ (2003-03-15 23:51:00)

Y&Tのデイヴ・メニケッティの1stソロ・アルバムです…と言っても、2ndは「MENIKETTI」名義でよりバンドとしての色合いを強めているわけですが。
ラジオで1曲(確かアルバム1曲目の「MAN'S WORLD」だった)聴いた時、あまりの感動に一気に体温が上昇するような気分を味わい、すぐさま購入を決意しました。
熱い! なんだこの情熱的なギターと気合いの入った歌は!? こんな熱い漢がいたなんて!!!
買ってみると、いやもうこれは素晴らしい。泣きのブルーズ・ロックと言えばゲイリー・ムーアですが、彼に匹敵する、いや下手するとゲイリーすら凌駕しそうな勢いじゃないですか。一部では人間国宝指定が、移動してたりしますもんね(笑)。
まあ明るめの曲や、ゆったりしたグルーヴの心地よさに浸るようなタイプの曲は、ちょっと退屈に感じられるかもしれないので、全曲お薦めとは言い難いですが、むせび泣くバラードだけでも、1曲につきアルバム1枚分くらいの価値はある気がします。
(1)「MAN'S WORLD」はジェームス・ブラウンの「IT'S A MAN'S,MAN'S,MAN'S WORLD」のカヴァーですが、元曲も悶絶のバラードですけど、このメニケッティ・ヴァージョンを聴いてしまったら、さすがに霞んでしまいます。熱い熱い熱いソウル、パッション……ただただ感動です。
「TAKE IT LIKE A MAN」「LONE ME A DIME」も凄絶なまでに心揺さぶるバラードですし、ギター・インスト「SAY GOODBYE」「UNTIL THE NEXT TIME」の美しさときたら……。
ブルーズとはいえ、なぜか明るい曲調の歌まで歌詞がブルーなのはちょっと厳しいけれど、他の曲もそれぞれパワフルだったり味わい深かったり、実に素晴らしいアルバムです。
次作『MENIKETTI』の方がHM/HRファンにはとっつきやすいと思いますが、ブルーズはちょっと苦手という人も、バラードがお好きならこれは聴いて損はないと思います。ゲイリー・ムーアの『BALLADS & BLUES』なんかが気に入った人なら、是非これも!


DAVID LEE ROTH - Eat 'Em and Smile ★★ (2003-03-16 00:33:00)

デイヴィッド・リー・ロスという希代のロック・スターが、バックにスティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーン、グレッグ・ビソネットという凄腕ミュージシャンを従えてつくりあげた大傑作です。
ジャケットの馬鹿らしさからして最高♪
デイヴのエネルギッシュな歌唱と緊張感あふれる(しかし遊び心もある)楽器陣の絡みだけでも魅力的ですが、何より曲が良いです。2~3分の明るくきらびやかな曲ばかりですが、それぞれ個性的で、曲中に各メンバーの見せ場がしっかりあって、聴いてて飽きません。
スピード・ナンバー「SHY BOY」と「ELEPHANT GUN」はもう、かっこよすぎます。「SHY BOY」はTALASよりMR.BIGより、このヴァージョンが最高だと思います。こりゃVAN HALENにも負けていませんね。
たまに顔を出す哀愁は邪魔に感じるし、あんまり好きじゃない曲もありますが、このアルバムにはロックを聴く楽しみがぎっしり。聴いてて嬉しくなる好盤です。


DAVID LEE ROTH - Skyscraper - Hot Dog and a Shake ★★ (2007-04-15 01:23:53)

聴いてて楽しい!
デイヴとヴァイの組み合わせって、本当に良かったなぁ。


DAWN OF RELIC - One Night in Carcosa - Oceans (2008-03-18 00:13:54)

独特のメロディが印象的で、疾走感もたっぷりな曲。
たぶん"深きものども"が押し寄せてくる、みたいな内容なんでしょうか。


DEAD END - shambara ★★ (2006-04-16 17:46:00)

しばらく前に2枚組のライヴは聴いていたんですが、その時は純粋にメタルを期待して聴いたために、受け付けられませんでした。
今頃になって改めてこのアルバムを買ってみたら、声も音も普通に受け入れることが出来て、素直に楽しめました。
歌い方とかヴィジュアル系への影響力も確かに強そうな音楽ですが、ギター・ソロなんかは十分にHM/HR的なメロディで、かっこいいです。
それぞれの曲に個性があり、いずれも高品質。とりあえずお気に入りは(3)「NIGHT SONG」です。


DEAD KENNEDYS - Frankenchrist ★★ (2006-06-04 23:52:00)

ジェロ・ビアフラの独特の歌声に慣れるまで時間がかかり、初めはあまり好きになれませんでした。
しかしこれが慣れてくると、何とも言えない味があって、癖になります。
以前はヘヴィさが足りなく感じたのですが、聴き込むと奇妙なリフとヴォーカルが生み出す切迫感は強烈です。
諷刺の効いた歌詞も、まさしくパンクですね。
けっこう明るいし、ユーモアもあるけれど、真剣に考えているバンドという感じがして良いなぁ。


DEAD KENNEDYS - Frankenchrist - Soup Is Good Food ★★ (2009-01-31 17:47:35)

人をおちょくるようなリフと歌い方が初めは苦手だったのにだんだん癖に。
歌詞も痛烈。


DEAD KENNEDYS - Fresh Fruit for Rotting Vegetables - California Über Alles (2007-10-04 00:10:44)

ユーモラスだけど怖い。
変態的です。
サビの歌声のヴィブラートとか、サージ・タンキアンに影響与えてそうですね。


DEATH - Human ★★ (2003-03-18 23:16:00)

このアルバムでも独特のDEATHワールドが構築されています。何か不思議なバンド。
リフ、リズム、メロディ、声、サウンドの質感、雰囲気、どれをとっても魅力的。なんて素晴らしいアルバム。
ドラムめちゃくちゃかっこいいです。ドラムだけ聴いててもうっとり。
とても美しい音楽だと思います。傑作。
実に個性的なので、言葉でどんなに説明しても、実際聴いてみないとわからない音楽だと思います。
いちおー表現すると、テクニカル・スラッシュ的デスメタルの叙情的なやつ、ということになりますか。


DEATH - Human - Secret Face ★★ (2007-09-30 23:38:19)

メロディアスでけっこう疾走パートもあり、メロデス好きの人なんかにアピールしそうな曲……ですが、やはり彼らならではの個性も強いですね。
複雑で凶暴なのに、美しい。


DEATH - Individual Thought Patterns - Nothing Is Everything ★★ (2007-09-30 23:41:43)

けっこう無茶な曲の構成ですが、そのアクの強さもまた魅力です。
ベース、かっこいーですね。


DEATH - Spiritual Healing - Living Monstrosity ★★ (2007-04-28 01:05:54)

確かに中盤のあのリフ(と言うかソロの一部?)には驚かされます。
緩急取り混ぜて多彩な展開をみせてくれて、飽きがこないですね。


DEATH - Symbolic ★★ (2003-03-17 01:34:00)

テクニカルで複雑で、激しいのに、ギターにしろヴォーカルにしろ、何故かとても哀しい感じがします。メロディアスな曲ではもちろんですが、メロディアスとはとても言えないようなパートでも、音自体に悲哀がこもっているかのよう。本当に独特の音を出していたバンドだと思います。
デスメタルの非人間的なところが嫌という人にも、生身の苦悩に満ちたようなこの音楽は響くんじゃないでしょうか。
チャックのヴォーカルって、普通のデス声よりちょっとハードコアっぽいかも。
DEATHはこのアルバムで初めて聴きましたが、いやー独特でかっこいいです。どの曲も印象的で、完成度が高いです。
ところでDEATHって、デスメタルの入り口には最適かもしれませんね。メロディアスなところはメロデス好きな人に、テクニカルなところはメシュガーやシニックが好きな人に、そしてスラッシュ好きにはもちろんスラッシュメタルの延長線上にあるデスメタルということで、自然にアピールできそう。
でも個性的だから、これがデスメタルって思うと何かが違うのかな?
でもデスメタルという言葉自体がDEATHのやってる音楽を表すためにつくられたなんて説もあったような…?


DEATH FILE - HANG MYSELF ★★ (2003-03-18 23:22:00)

日本のデスメタル・バンドの1stフルです。って、アルバムはこれ1枚だけで解散しちゃったんですよね、たしか。
ヴォーカルの湯浅氏が現在UNITEDに加入してるってことで、今はそっち方面で名前が出ることが多いですね。あとは千葉の柏市出身ってことでヌンチャクとの関係がよく話題になってたような。
デスメタルと書きましたが、なかなか独特な感じなので、単純にデスメタルとか○○っぽいとか言えないような音楽性でもあります。
でもデス/グラインド好きは聴いて損はないと思います。めちゃくちゃクオリティ高いと思います。
速くて重くてブルータルで、単純にかっこいい!
外国のどの一流バンドと比べても全然聴き劣りしません。これを日本の20歳前後のバンドがやってたなんて…すごい。
音づくりも独特で、好きだなあ、こういう音。尖ってるけど、深みがある。ちょっと湿った感じがあって、情感が感じられます。でもヘヴィさは全く損なわれていない。ヴォーカルもちょっとHELLCHILDのヴォーカルに近いような、感情のこもったデス声。こういうデス声、なかなかいません。


DEATH FILE - HANG MYSELF - RAIN (2007-09-30 23:47:05)

ズッシリしたヘヴィ・グルーヴの圧殺サウンドにやられます。
リフがかっこいいし、鬼気迫るヴォーカルも感情が出ているので、遅くても飽きません。


DEATHSPELL OMEGA - Kénôse ★★★ (2023-05-21 21:52:44)

余計な何もかもを吹き飛ばしてくれる快作。自分の中の負の感情、溜まったストレスを解消するのに重宝する作品です。個人的には今まで聴いたブラック・メタルでも5本の指に入ります。
聴いている最中は笑顔になどなりようもなく、眉間にしわを寄せて歯を食いしばって聴くのですが、最後には何か悟りを開いたような気分になってスッキリ。
浄化音楽の最高峰です。愛おしい。


DECAPITATED - Nihility - Spheres of Madness ★★ (2023-04-09 21:16:01)

この曲のメカニカルなリフがたまりません。
何種類かの奇々怪々なリフが組み合わされていて、全く飽きさせない名曲です。


DEEDS OF FLESH - Mark of the Legion ★★ (2003-03-18 23:46:00)

ブルータル・デスメタルです。本当にブルータル。
ブルデスはけっこう好きな方なのに、普段は聴いてて吐き気してきたりします。これはやばいです。
負の方向に感情が向かっている時にはいいです。ドス黒い攻撃衝動を解消するために聴きます。
鬼のようなブラスト・ビート、圧縮重低音が凄まじいリフ、地を這うような(いや既に潜ってる)デス声。
超速激重轟音圧殺音楽デス。
けっこうテクニカル・ブルータル・デスって、ある種さわやかなスポーツ的印象もあって、真直ぐに人間の限界へ挑むような清々しさ(?)を感じるんですが…こいつらにはそれより邪悪な雰囲気が強い気が…。
でもこんな音楽が必要な日もあるんです。
平和のためにデスメタルを。


DEEDS OF FLESH - Mark of the Legion - Cleansed by Fire (2007-09-30 23:32:31)

デスメタル以外ではありえない暴虐性と邪悪さに圧倒されます。
ヤバヤバ。


DEEP PURPLE - Burn ★★ (2003-03-21 00:26:00)

超名曲「BURN」が入ってるし、当然これも名盤です。ただ良い曲はそろってますが、「BURN」みたいな曲は他にないんですけどね。なんか1曲だけ浮いてるんじゃ…。この1曲だけ、あまりに完璧に構築されているんですよね~。
でもDEEP PURPLEの本来の魅力って、他の楽曲のわりかし自由な、遊びのある構成の方にあるような気がします。でも、どっちもおいしいので問題なし。


DEEP PURPLE - Come Taste the Band - Gettin' Tighter ★★ (2007-06-03 00:42:28)

ファンキーなノリがたまりません。
グレンって、ほんとにブラック・ミュージック大好きなんだなぁって感じ。
身体が勝手に動き出します。


DEEP PURPLE - Deep Purple - Lalena ★★ (2023-12-10 21:19:37)

この曲、「ハード・ロック・バンド」の曲(しかも全盛期と別Vo.)だからスルーされているんでしょうけど、「(マイナーな)プログレッシヴ・ロック・バンド」の曲として聴かれていたら、プレミアの付くレア名曲扱いなんじゃないでしょーか。
バンド名伏せて聴かせたら絶賛されそう。
陰鬱プログ・メタル・バンドやゴシック系バンドにカヴァーしてほしい、悲哀に満ちた絶望系バラード。
(って、この曲自体オリジナルはDPじゃなく、Donovanのカヴァーでした。いつか原曲もたどって聴こう)


DEEP PURPLE - Deep Purple in Rock ★★ (2003-03-21 00:51:00)

'70年代のDEEP PURPLEとかLED ZEPPELINみたいなハード・ロック・バンドの曲って、メロディがいいとか構築された曲の形全体がいいとか、そういう聴き方をした時に名曲と言えるかどうかが疑問な時があります。
曲の構成もぶち壊しそうなギリギリのバランスで噴き出すエネルギー、メンバーたちの激しい激突の緊張感を楽しむのが醍醐味っていう面が大きいのではないかと。って、これは別にオリジナルな意見でもなんでもなくて、よく言われてることだと思いますが。
そういう観点から言うと、このアルバムは名曲揃い。超ド迫力な演奏(歌唱も)が目白押しです。ライヴ盤聴いてるみたい。
1曲目の「SPEED KING」なんて、曲のビートはそんなでもないだろうに、スラッシュ/デスメタル以上に疾走感とエネルギーを感じる時があります。まさに曲名の通り。


DEEP PURPLE - Deep Purple in Rock - Speed King ★★★ (2005-10-30 19:30:06)

曲名が曲名だけに当然だけど、速いです。
実際の音符の多さがどうとかよりも、体感速度というか、疾走感が凄い。
昔は「BURN」とか「HIGHWAY STAR」の方がかっこいいと思っていましたが、今はこの曲が好き。


DEEP PURPLE - Machine Head ★★ (2003-03-18 23:56:00)

HR/HMファンにとっては、とりあえず基本ですね、このアルバム。まあ「ハイウェイ・スター」と「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は聴いておくべきでしょう。
なかなか和めて楽しいアルバムかも。


DEEP PURPLE - Made in Japan ★★ (2003-03-22 00:07:00)

エネルギッシュで、素直にかっこいいです。
スタジオ盤に収めてある曲が、単にその曲の一形態をきれいな形で披露したものに過ぎず、絶対的な型ではないのだということが良くわかります。彼らにとってライヴでは曲は器にすぎず、奏者はそこに新たな盛り付けを次々加えていきます。ジャズほど自由ではないにしろ、こういうのがこのころのハードロック・ライヴの面白さ♪
多少曲が長かろうと、楽しく聴けます。


DEEP PURPLE - Purpendicular - The Aviator (2007-06-03 00:48:24)

このリラックスした雰囲気が素晴らしいです。
誰の曲か知らされずに聴いたら、絶対にディープ・パープルの曲だなんて思いませんね。
穏やかで暖かいのに、何故か泣けます。


DEEP PURPLE - Shades of Deep Purple - Hush ★★ (2007-06-03 00:56:49)

カヴァー曲とは知らずに聴いていたんですが、とにかく耳に残る曲で、印象が強いですね。
こもった音質とか、古臭さも含めて魅力的。


DEEP PURPLE - Shades of Deep Purple - Mandrake Root ★★ (2024-02-17 22:28:10)

あんまりハードでびっくりしました。
ズンドコ重々しいリズムに、ドラムってゆーより太鼓って言いたくなるイアン・ペイスの暴れまくりっぷりが好きです。


DEEP PURPLE - Stormbringer - Stormbringer ★★★ (2007-06-07 00:08:57)

まずタイトルのかっこよさに惹かれたんですが(エルリックみたいだし)、曲も渋くてかっこいいです。
重々しい雰囲気がしびれます。


DEEP PURPLE - The Book of Taliesyn - Shield ★★ (2023-12-10 21:05:04)

ここのところ、'60年代後半のロックの多くがドゥーム/ストーナーに連なるものとして聞こえてしまっています。なんだこの変てこフィルター。
この曲の妖しい仄暗さに囚われて、何度もリピートしてしまうこととか・・・。
20年前の自分なら絶対スルーしてる曲です。「眠くなる」とか言って。それが今聴くと絶品なんだもの。
ロッド・エヴァンスの声の魔力を今更思い知りました。


DEEPRED - Prophetic Luster ★★ (2003-03-21 01:41:00)

実に爽快な(?)デスメタルです。どこのバンドだろう。なんかレーベルの連絡先みたいなのにスロヴァキアって書いてあるなぁ。
SUFFOCATIONタイプのブルータル・デスメタルと聞き、中古の輸入盤でゲットしたんですが…。
私はSUFFOCATIONが好きなので、たぶん好みに合うだろうなと思っていましたが、まさしく。
疾走感も抜群で、テクニカルで、クオリティ高いです。ポンポンポンポン展開していく楽曲が聴いてて飽きがこなくて嬉しいです。ギターリフ、ドラムがバリエーション豊富でいいなぁ。
なんとなく乾いてあっさりした印象もありますが、余計なこと考えずに気持ち良く聴けます。
あ、フィンランドのバンドなんですか。ハゲさん、ありがとうございます。


DEEPRED - Prophetic Luster - Hi-Speed Confusion (2007-09-18 00:12:52)

曲名がかっこいーのが、なんとなくお気に入りです。
普通のデスメタルで、とんでもなくハイスピードとかな訳ではないんですが。


DEF LEPPARD - Adrenalize ★★ (2003-03-21 02:42:00)

以前、ヘヴィでハードなもの、怒りに燃えているか、絶望にうちひしがれているような音楽以外が偽物のように感じられた一時期、このアルバムは毒にも薬にもならないくだらないものに思えました。
ポップでメロディアスで、ソフトすぎて、こんなのロックじゃない、と。
しかし本気の音楽、リアルな感情表現というものが、ソフトな音楽や暖かい雰囲気の曲にも確かに存在するのだということを実感した後、このアルバムは素晴らしく輝いて感じられました。
ポジティヴで、とても優しくて、美しい音楽。聴いてて楽しくて、嬉しくて泣きたくなるような、宝物のようなアルバムです。
歌詞もドラッグの恐ろしさを歌った(5)「WHITE LIGHTNING」(スティーヴの死はアルコールのせいでしたよね。酒は最強のドラッグとも言われるし…)以外は「さあ、ロックしようぜ!」「君を今夜、抱きたいんだBABY」みたいなありふれた内容ですが、それも素晴らしいことだと思います。
楽しくロックする曲や、穏やかなバラードで、惨めな生活のことなんか歌って欲しくない。そんな歌詞が聴きたくない気分の時もあるんです。まあ、私は英語よくわかんないから関係ないっちゃそうなんですが、やはりそこらへんも気になるので。
とにかくこのアルバムにあふれるポジティヴな空気には、感動させられます。
私にとってはデフ・レパードで一番の名盤です。