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Frost* - Others ★★★ (2021-03-21 20:24:21)

'20年発表のEPです。配信のみのリリースのようです。
CDで聴きたいときは'20年発表の8枚組『13 WINTERS』を購入する必要があります。悩んでますが結局買っちゃいそうな気がします。そのくらいの価値はある。
'16年の3rd『FALLING SATELLITES』のアウトテイク集らしいですが、3rdでも尖っていた「Towerblock」をもっと発展させたような曲がずらり。一気に前進し、とてもユニークな音楽を生み出しています。
リズムや音づくりは世界中の様々な音楽要素を取り入れ、前衛的とすら言えるハチャメチャぶりなのですが、それでも人懐っこくてメロディアス。
ポップスにトラップ/ダブステップ系の変てこなリズムや音を融合させているZeddとかSkrillexがこのごろのお気に入りなのですが、そういう感じの音楽にも通じます。
プログレやメタルの可能性をとてもわかりやすく押し広げてくれる稀有なバンドによる意欲作です。


Frost* - Falling Satellites - Towerblock ★★ (2021-03-21 20:08:43)

ダブステップを取り入れた印象的な曲。それでいてメロディアスでとてもきれい。
'16年なんてジャニーズもハロプロもとっくの昔にダブステップを導入しているし、KORNなんて何年も前にアルバム丸ごとで使ってるし、全然「プログレッシヴ」じゃなくて時代遅れじゃんという指摘もあるかもしれません。
でもこんなに美しくもさわやかかつテクニカルなロック/メタル・ソングに、ぶち壊しなSEとぐちゃぐちゃアレンジを加えて違和感なくきれいに着地させるって、とんでもないセンスだよなーと思うのです。
新規要素に振り回されず、消化して使いこなしています。
それと、デモ音源を聴くと元のネタはダブステップは関係なくて、ガシャンと何かが割れる音がインダストリアル的に効果音としてSEに使われたバックに、ちょこっと切ない歌を入れたくらいのもので、これが完成形に至るまでの過程(変遷)があまりにも興味深い。
こういったアイディアはさらに'20年のEP『OTHERS』で拡大適用され、プログレメタル界隈でもちょっと別格な存在感を発揮している感じがします。


RIVERSIDE - Out of Myself ★★★ (2021-03-21 19:32:20)

『OOM』('03)/『SLS』('05)/『REM』('07)と続く「リアリティ・ドリーム三部作」の1枚目です。('05年のEP『Voices in My Head』や'11年のEP『Memories in My Head』も恐らく同様のコンセプト)
頭の中にいる「彼女」と怯える「彼」、受容と拒絶、悲しみと恐怖、現実と夢(レム睡眠)・・・睡眠時随伴症や統合失調症が関係しているんだろうなという感じの歌詞ですが、なにぶん入り組んでいて、誰(どの人格)がどの立場でどの時点の話をしているのかきちんと理解するのは難しい。
小難しいことはともかく、哀メロたっぷりの陰鬱プログレが好きな者にはたまらない作品です。翳りを帯びた歌声と、湿り気たっぷりのギターのトーンが鼻血ものです。メロディの充実具合が最高。
ゴシック/ニューウェイヴ/アンビエント/トリップホップなんかの影響もあり、メタル的激しさは薄めですが、そこがいい。独自の音楽性を持ったバンドです。
メンバー自身が公言しているように、MarillionやPorcupine Tree、Anathema、Pain Of Salvation、Pink Floyd、Dead Cam Dance等の影響も見て取れますが、きちんと消化して自分たちの個性を確立しています。
後の更に非メタル化が進んだ作品も良いのですが、この三部作の頃が適度にメタル耳に刺激的で、メロディのクサさ加減もめっちゃ好みなので、気に入っています。


HAKEN - Affinity ★★★ (2021-03-06 17:48:51)

'16年発表の4thアルバムです。('08年のデモ『Enter the 5th Dimension』を含めれば5作目)
歴代の様々なプログレ/プログレメタルの要素を取り込んだ、多様な要素のあるプログレメタル・バンドというのが、何枚か聴いての印象です。海外ではかなり人気バンドの模様。
多彩な音楽性と、バランスよく盛り込まれたモダンさ、そしてメロディ・センスの良さが、このバンドの魅力でしょうか。特にキーボードの叙情フレーズとヴォーカルの浮遊感を感じさせる歌唱法が魅力的。
ただし、この手のバンドの宿命として、長尺の曲で「楽器バトルのためのインスト・パート」が始まった途端、没個性の「DREAM THEATERもどき」に聞こえて魅力が半減するのが玉に瑕でした。
ところが、このアルバムだけはDREAM THEATERよりもCYNICを連想させる非現実的浮遊感が優勢となり、またどのアルバムよりもエレクトロニカ風モダン・アレンジを増量したことで、一気に「最先端プログレメタルの最右翼」と言いたくなるような傑作に仕上がりました。
イントロから2曲目への流れや、6~8曲目の畳みかけはもう、個人的ツボを突きまくりでたまりません。一般的プログレメタル・ファンには15分超でLEPROUSのエイナルも参加した(5)「The Architect」がとどめの一撃になりそう。
プログレメタルは好きだけど飽きてきたなーというような人におすすめしたい、新感覚の名盤です。あ、FROST*のファンは気に入ると思います、これ。


Leprous - The Congregation - Red ★★ (2021-03-06 17:18:56)

エレクトロニカ系の音づくりが面白い曲。でもこれ、プログラミングじゃなく演奏でしょうね。見事な換骨奪胎。
機械のような正確なリズムながらも、ぎこちないズレを感じさせるひねくれたフレーズが、まさに「現代のバンド」です。
でもって、変なだけでなく、暗く妖しく美しい。
ソングライティング能力の非凡さ、そして自分たちの強みを自覚している点が頼もしいなぁ。


Leprous - The Congregation - The Price ★★★ (2021-03-06 17:01:51)

こんなおしゃれなヘッドバンギング、見たことないw
メンバーみんなで頭を振ったり振らなかったり。ヘドバンだけでもPVが面白いです。あんまりみんなおそろいで、おそ松くん達がヘドバンしてるみたい。
まあそういうネタ感はおいといて、印象度抜群のリフと独特の「タメ」が、なんともたまりません。
タメのあるリズムが印象的な名曲、例えば「We Will Rock You」「Immigrant Song」「Back in Black」にも比肩し得るんじゃないかなんて言ったらさすがに暴言でしょうか。
叙情的で美しい歌メロも、蕩けます。


Leprous - The Congregation ★★★ (2021-03-06 16:49:21)

'15年発表の4thアルバムです。2010年代のプログレ・メタルの中で余裕で五指に入る出来ではないかと思える大傑作です。
(1)「The Price」のPV(スタイリッシュな映像も素晴らしい!)を1回視聴しただけで、虜になりました。なんという新鮮さ! BIFFY CLYROの4thやHELMETの1stを初めて聴いた時にも似たこの衝撃。リズムの工夫だけでも音楽の印象はこれだけ変わるのだなという認識の書き換えに驚かされる1枚です。
5thと6thも名盤と言える出来ですが、彼らの最高傑作はこれだと思っています。とにかく前進/実験を徹底しています。
この作品の肝は、「間」「キレ」「ズレ」「ループ」です。
反復フレーズがもたらすトランス感覚を巧く活かしつつ、バンド全体がシンクロしたリズムの刻みと計算しつくされた音の引き算(休符)を効果的に用いて意外性とグルーヴを生み出し、また各パート(ヴォーカルすら楽器化)のスピード差によるリズムの複雑化がたまらない音楽的スリルを味わわせてくれます。
(1)(2)(6)(7)を聴いてみれば、その革新性と切れ味の鋭さがわかると思います。
言ってみればブレイクビーツなどのエレクロニカ系統の音楽を人力の超絶技巧で演奏しているような感覚なのですが、そこにメタルならではの演奏・歌唱の強靭さが肉体性を加え、さらにブラック/ゴシック由来の暗黒/叙情成分がツボを刺激しまくるのです。
ここでしか聴けない音、この時代でしか生まれ得ない音楽が鳴っているアルバムです。これぞプログレ。それでいてただの「歌モノ」として聴いたって魅力的。完璧です。


Leprous - Coal ★★★ (2021-02-28 19:40:18)

'13年発表の3rdアルバムです('06年の自主制作盤『AEOLIA』を含めれば4作目)。
前作までは合間に入るブラック・メタル的咆哮や攻撃性を盛り込んだ幅広い音楽性が特徴的ながら、基本的には一般的「プログレ・メタル」の範疇に入るバンドという印象でした。ところが、日本盤デビューとなった今作では完全に個性が確立されています。
ジャケのアートワークから暗黒世界の住人であることを主張しつつ美意識のあるバンドであることを露にした上で、ブラック由来の攻撃性も捨て去らずにゴシック的耽美性を大幅増量し、同時に真の”プログレ”たることを証明するかのように一曲ごとに実験を推し進めます。
エイナル・スーヴェルグ(vo,key)の姉の夫であるイーサーンも、ブラック・メタルに留まらずにプログレッシヴな音楽を追求していますが、教え子たる彼らは今作で完全にこのバンドならではの進歩的メタルを形作ることに成功しました。
どれだけ多彩な要素を曲に盛り込もうと、どれだけ演奏陣が高速で複雑なフレーズを奏でようと、エイナルのメタル・シンガーとしては稀有な美声がミドル/スロー・テンポに曲を固定し、暗鬱で悲痛な歌を紡ぎ出して「〇〇系」や「○○的」と括れない「LEPROUSの音楽」を現出させるのです。
これには恐れ入りました。
アルバム全体通して素晴らしいのですが、特に(5)「The Valley」は格別です。鉄壁のリズム陣が緊張感を高め続ける中で、伸びやかな歌声が全てを包み込み、圧倒します。


IHSAHN - After ★★★ (2021-02-28 19:22:52)

IHSAHNのアルバムはどれを聴いても実験精神旺盛で、内容も千変万化するので、いつも「面白いことやってんな~」と思うのですが、バランスで言うとこのアルバムが一番素直に「かっこいい! 個性的!」と感じられました。
まず曲がどれもこれも良い。そしてサックスが見事に効果を上げています。実に刺激的。(ロック・リスナーはサックスを軽視しがちですが、コルトレーンやジョン・ゾーンを聴けばわかるように、サックスの暴虐性は時にエレキギターを凌ぎます)
この手の音楽って、「音は奇抜で興味深いけど曲として魅力的かと言われれば・・・」というものが多い印象があります。でもこのアルバムの楽曲はアレンジが絶妙な上、ちょっとしたリフのメロディすら耳を惹くので、退屈しません。
まあ、ブラック・メタル的な狂気や暴虐性を求める人にはおすすめしません。けれども、「誰もやらない斬新な音楽」を追求し続ける姿勢は「プログレ」の権化のようで、個人的にはリスペクトせずにいられません。
このアルバム、たぶん30年後に聴いても新鮮ですよ。


PECCATUM - Lost in Reverie ★★★ (2021-02-28 12:18:09)

暗黒プログレの傑作。これは掛け値なしの名盤です。イーリアルの歌声は前2作より断然魅力的になっています。ピアノ・メロディの美しさも特筆もの。
もしかするとEMPERORやIHSAHNのアルバム群より好きかも。聴くときの気分は選びますが・・・。
2ndまではまだブラック・メタルっぽさの残るクラシカルなゴシックみたいな印象がありましたが、もはや完全に吹っ切れています。ジャンル分けを超越した先鋭的音楽です。
なんだろう・・・TOOLやNINE INCH NAILSやISISを、興味津々で聴いていた時と似た興奮があります。TANGERINE DREAMやKLAUS SCHULZEと比較してもいいかも。暗鬱ヘヴィ・ミュージックの新たな地平を切り拓く実験が実を結んだ瞬間を耳にすることができた、歓喜と戦慄。
どの曲も多様な要素が盛り込まれ、1曲毎に美と恐怖と知的興奮が感情をかき乱しますが、それが頂点に達するのが(6)「Stillness」です。本当にヤバい。MARILYN MANSONも真っ青な退廃的恐怖音楽。
このサイトを見ていなかったら絶対聴いていないな~。感謝です。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk ★★★ (2021-02-28 11:59:14)

先日ダウンロード配信のものを聴き直したら、あまりの衝撃に卒倒しそうになりました。こんなに凄い曲ばかりのアルバムだったっけ? と。音がくっきり分離してド迫力。
改めて手元のCD音源を聴いてみると・・・やっぱり音がこもって迫力も伝わらないし、何を演奏しているか聴きとれない部分が多い。CDだと個人的に魅力4割減くらいです。
サウンドプロダクションが違えばこんなに印象が違うのか~。なんか20年くらい損してた気分になりました。今頃、名曲ぞろいの傑作だと実感しましたよ。前はこれより断然ライヴ盤が良いと思っていました。
たぶん似たような理由で正当に評価できていないアルバムがたくさんあるんだろうなー。


SIGH - Imaginary Sonicscape - Scarlet Dream (2021-02-28 11:43:00)

ギャグなんだか本気なんだかよくわからない珍妙な音色の数々、脱力を誘うコーラス、途中のはレゲエ?
うーん、マジカル・パワー・マコを初めて聴いた時のような衝撃です。文字通りなんでもあり。
ブラック・メタルには無限の可能性があるということを知らしめるかのような迷曲。こういうセンス、好きデス。


1349 - Hellfire - From the Deeps ★★ (2021-02-28 11:21:54)

印象的なイントロとアウトロが雰囲気を出してくれてて良いですね~。
こういう演出、好きです。


DARKTHRONE - Under a Funeral Moon - Natassja in Eternal Sleep (2021-02-28 11:11:38)

劣悪な音質で単調で極悪な激速音楽を垂れ流す。
実はそれってシンプルなグラインドコアやハードコアにも通じるものがあるのかも。
と、この曲を聴いていたら思いました。初期グラインドコアと似た感覚で楽しんでいます。
でもこの邪悪な感じは、やっぱりブラックメタルですね。


VENOM - Black Metal - Heaven's on Fire (2021-02-23 15:49:29)

元祖スラッシュ・メタルというなら、この曲が一番近いイメージです。シンプルで速い。
が、逆に普通過ぎてインパクトがないのかな。勢い任せで、おふざけ感も残した雰囲気はけっこう好きです。


VENOM - Black Metal ★★ (2021-02-23 15:43:55)

猥雑お馬鹿ロケンロー作品です。
後追いで聴いたのでさほど過激とも感じず、でもアホアホな雰囲気が微笑ましいなーという印象。
「ヘヴィ・メタル」がまだ型にはまっていない黎明期の意欲作としては評価できます・・・とか真面目くさって言ってみましたが、酒吞んで大音量で聴いて笑って鑑賞する音楽ですね。


REPULSION - Horrified ★★★ (2021-02-23 15:04:31)

ENTOMBEDの1stのところで引き合いに出されていたので興味を持ったバンドですが、この味のある音づくりは確かに共通点が。
潔く疾走する楽曲もやたら心地よく、どこを切っても退屈させない。一発で気に入りました。
時代を超えて輝きを増すヴィンテージ・グラインドコアの傑作です。
今となってはこんな音で録音する人たちもいないだろーなー。音楽界の世界遺産に推薦いたします。


BLACK FLAG - Damaged - Damaged I ★★ (2021-01-24 18:22:07)

頑張りすぎてもうフラフラ、ヘロヘロになっちゃってるのに気力だけで暴れてるみたいな曲。重い・・・。


BLACK FLAG - Damaged ★★ (2021-01-24 18:18:55)

USハードコアの名盤とされる'81年発表の1stフル・アルバムです。ヘンリー・ロリンズが歌っていた時代のもの。
音圧では近年の録音には敵いません。ってゆーか音悪いです。スピード感も今となっては物足りないかもしれません。
でもデジタル時代のお行儀の良い優秀録音盤には、この破れかぶれなエネルギーは注入不能なんじゃないかな。ドロドロの情念に胃もたれ必至の激熱盤です。
前半はけっこうキャッチーな曲もあり、拍子抜けするかもしれませんが、アルバム後半の畳みかけはヤバいです。特に(9)「Depression」以降はどれもこれも凄絶。これぞハードコア。
テクニックじゃなく、ソウルなんだよって類の音楽です。可能な限りの大音量でかけてほしい1枚です。


RAVEN - Metal City - Break ★★ (2021-01-24 17:58:43)

突っ走りつつも重々しく雄々しい疾走曲。
リフとかサビのコーラスでOUTRAGEを連想しました。
ギターソロの爽快感、最後に叫びまくって終わるぶっ壊れ方が楽しくてしょーがない。


RAVEN - Metal City ★★★ (2021-01-24 17:41:36)

ドラマーに元MALIGNANCY、FEAR FACTORYのマイク・ヘラーを迎えて収録された、'20年発表の14thフル・アルバムです。
あれから40年・・・「RAVENの全盛期はいつか?」という問いに対し、確信をもって答えます。「今でしょ!」
いやー、とんでもない出来ですよ。間違いなくRAVEN史上最速最重。「100% KICK ASS」「THE WILDEST BAND IN THE WORLD!」の宣伝文句は伊達じゃありません。
アメコミ風ジャケにドン引きして最初はスルーしてたんですが、今では2020年のベスト・アルバムはこれ以外考えられないとまで思っています。
1曲目から元気いっぱいのドラムに煽られつつ爆走し、ギターもベースも破天荒に暴れまくり、炸裂するハイトーン・ヴォイスはキング・ダイヤモンドばりに超音波レヴェルで空間を切り裂きます。これで60代とか、信じられません。
2曲目でさらにクレイジーにヒート・アップし、「おっさんたち大丈夫?」と心配していたら、3曲目はブラスト・ビートまで導入してさらに加速。興奮しすぎて鼻血が止まりません。もはや狂気の沙汰です。
どの曲も本当に生き生きと、メタルをプレイすることが楽しくて仕方がない、もっとエネルギッシュに、もっとイカレた感じにやっちまおうぜって感じでプレイされています。
攻撃的でやりすぎているくせに十分にキャッチーで実は曲調も幅広い。好きな曲は全曲です。MOTORHEADへのトリビュート曲「Motorheadin'」もニヤニヤが止まりません。
スラッシュ的突撃疾走感と粗削りなハイパーアクティヴロケンローの熱狂が同居するアスレチック・ロック。名盤『WIPED OUT』の頃の正統的進化系です。こんなもんが聴ける日が来るとは思っていませんでした。大満足です。


RAVEN - Screaming Murder Death from Above: Live in Aalborg ★★★ (2021-01-17 21:59:16)

'19年発表のライヴ・アルバムです。
60歳前後のギャラガー兄弟に若いドラマーが加わったところ・・・で・・・何が変わ・・・スゲェェェェェェッッッ!!!
老い? 何ソレ? と言わんばかりのハイエナジー・ハイスピードHM/HRデスYO!
MALIGNANCYやFEAR FACTORYで叩いていたマイク・ヘラー(Ds)が加わったっていっても、それだけでパワーアップするほど単純なわけはありません。
ギャラガー兄弟がそれに見合うテンションでとんでもない演奏・歌唱をしているという事実がこの結果を生んでいます。
'20年の新作『METAL CITY』の出来に驚愕して後追いで聴いたわけですが、はっきり言って開いた口がふさがりません。正直「Hung Drawn & Quartered」1曲でアルバム3枚分の価値はあります。
'84年の『LIVE AT THE INFERNO』にスピード感という一点で残念な気持ちを抱いていた貴方、どうぞこれを買ってください。30年以上経過して更にビルドアップしてるんです!
そりゃ、歌に関してはたまにオーディエンスに振って休んだり、息切れしているところもありますよ。でも、ここぞという時のハイトーンはそのまんま!?
若手の多くのバンドと比べても、こんなエネルギッシュで生々しい文字通りのライヴを聴かせてくれる奴らなんて・・・思い浮かびません。
『LIVE AT THE INFERNO』や『NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH』級の感動を求めている方、どうぞ聴いてください! 何十年に一度の本物の超名盤ライヴです。


CHILDREN OF BODOM - Hexed - Say Never Look Back ★★ (2021-01-05 19:26:05)

ライヴでみんなで飛び跳ねて合唱したくなるような曲。リズムが面白い。
リフと歌メロがシンクロするところがご機嫌です。


CHILDREN OF BODOM - Hexed - Under Grass and Clover (2021-01-05 19:20:55)

めっちゃさわやかなリフで始まってビビりました。先の予測がつかない展開をしてくれます。それでいてサビの掛け合いはとってもキャッチー。
でも、いいぞいいぞと思って聴き進んでいるとあっさり終わってしまうのが残念。もうひとひねりあったら名曲だったのに。


CHILDREN OF BODOM - Halo of Blood - Transference (2021-01-05 19:14:44)

遠くから近くへ、近くから遠くへ、行ったり来たりするようなこの曲のリフがお気に入りです


CHILDREN OF BODOM - Blooddrunk - One Day You Will Cry ★★ (2021-01-05 19:11:04)

おお、新鮮だ、というのが第一印象でした。オープニングから、グイグイ引き込んでいきます。
このバンドのような一定のわかりやすい型がある音楽をどう差別化して作り続けていくかというのは難しい問題だと思いますが、これはお見事でした。
この曲から次曲に移った時の爽快感も、落差がもたらす効果でしょう。


CHILDREN OF BODOM - Are You Dead Yet? - If You Want Peace... Prepare for War ★★ (2021-01-05 18:11:34)

改めて聴き返したら「うぉ、ヘヴィでかっこいい!」と思いましたが、買った当時はけっこう惰性で聞いていて、スルーしてました。
この気合の入りようはすげー。興奮させられます。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll - Hate Crew Deathroll ★★★ (2021-01-05 18:03:36)

この曲はとにかくコーラスが好きです。「合いの手(囃子詞)」という感じで、いいタイミングでググっと盛り上げてくれます。
ギターソロも魅力的。


CHILDREN OF BODOM - Something Wild - Deadnight Warrior ★★ (2021-01-05 17:58:27)

いま振り返れば、まさに伝説の始まりといった位置づけの曲なんでしょうね。
こういうのがやりたいんだっていう意気込みがひしひしと伝わってくる気がします。そして驚異的なことに既に個性を確立しています。
キーボードがいちいち面白くて好き。


CHILDREN OF BODOM - Follow the Reaper - Bodom After Midnight ★★ (2021-01-05 17:52:41)

チルボド解散後のアレキシのニュー・バンド名の由来にもなった曲。中間部のリフのフレーズが好きで、印象に残っていました。
たくさんのアイディアが惜しみなくつぎ込まれていて、ちょっとユーモラスな感じも好ましい。


BABYMETAL - Metal Galaxy - Oh! MAJINAI (feat. Joakim Brodén) (2021-01-04 20:20:15)

接頭語が感嘆詞になってる・・・
こういうアホな言葉遊び、好きです。
ノリノリなフォークメタル(?)。完全に主役を食ってダミ声の怪しい日本語で韻を踏んどるこのJoakim Brodénさんって誰? と思い、SABATONを知りました。
なんかちょっと世界が広がった気がする。


AMARANTHE - Manifest - Crystalline ★★ (2021-01-04 20:10:40)

バラード・・・とまでは言えないかもしれませんが、抒情的で美しい曲。大人しくなりすぎず、適度にリズミカルでもあるあたりが、また良い味を出しています。
途中で一語一語、言葉を切ってアクセントをもたらす歌い方とか、個人的ツボを刺激されまくりです。


AMARANTHE - Manifest ★★★ (2021-01-04 20:05:45)

'20年発表の6thフル・アルバムです。
この前3枚は聴いていなくて比較ができませんが、これは物凄い完成度。アゲアゲのキレッキレです。
メタルコア的要素とEDM的要素を融合させて、歌唱力のある男女ヴォーカルが様々なタイプの曲を高いテンションで歌いこなす、ドラマティック・ハイブリッド・メタル。
ポップだけど軽薄ではありません。むしろ必ず商業的に成功させるぞと練りに練って多様な音楽性を盛り込む姿勢からは、異様なまでの緊迫感が伝わってきます。
1stの頃から基本的音楽性は変わっていないかもしれませんが、なんかどんどんメジャー感が出てきているというか、スケールが大きくなっている気がします。
それでいてこんなに垢抜けていて現代風アレンジでも、昔ながらの派手な速弾きギター・ソロをサラッと入れちゃうところなんかは逆に好感が持てたり。
楽曲の質はおしなべて高いのですが、押せ押せで畳みかける前半の後に(8)「Crystalline」・(9)「Archangel」・(10)「BOOM!」で空気をガラッと変える流れに唸りました。


PAIN OF SALVATION - Panther ★★ (2021-01-03 00:42:43)

'20年発表の10thフル・アルバムです(『FALLING HOME』も数えるなら11作目)。
ひねくれた彼らのこと、もちろん今作も、前作からだいぶ趣が変わっています。うーん、恐らく『SCARSICK』が楽しめた人なら比較的受け入れられそうな作風です。リズミカルで風刺的でありつつ内省的で、またメタルじゃなくなってきています。よく聴くと凄まじく凝っていて興味深いけれども、わかりにくい。
相変わらず続いているリズム実験は面白いです。ただ、前作で顕著だったコーラス(ヴォーカル・ハーモニー/リズム)方面での冒険ももうちょっと推し進めてくれていたら更に嬉しかったなー。
ついでに文句を言うなら、こんな豹頭人ジャケ(アートワーク)なら、もうちょっと躍動感のある曲を増やしてほしい。(とはいえ犬の世界に閉じ込められた豹というようなモチーフが社会からの孤絶等を示しているのであれば、鬱々とした音楽でも仕方がないか)
あと、ダブステップ(とかブレイクビーツ/ドラムンベース)以降の音楽を再解釈してメタルに取り込むような手法も、レーベル・メイトのLEPROUSが実にメロディアスに自然に融合させていたり、FROST*がハチャメチャに導入したりしているので、もっとガンガンやっちゃって良かったんじゃないかなー。ただ、2枚組輸入盤に入ったおまけ曲「Fifi Gruffi」はふざけまくってめっちゃ前衛的だけど、さすがにバランス悪すぎて本編には入れられないもんなー(でももっとこういうの聴きたい)。
たぶんこういう音楽性が好きな人はRADIOHEADやBJöRKやBON IVERなんかも好物だと思いますが、それらのアーティストの方がジャンル自体を創作してしまうような革新性が高かったと思います。J-POPやジャズ界隈でもこういうリズム(変則的シンコペーション?)での実験はここ10年くらい盛んに行われてきた印象。できれば15年前くらいにこういう音楽を叩きつけてほしかったなー。
と、なんかネガティヴなことばっかり言っちゃってますが、それは愛情の裏返しで、なんだかんだで楽しみまくっているアルバムです。
POSがやるとやっぱり彼らの個性がしっかり刻印されて、唯一無二の変な音楽になっちゃうから不思議。過剰でこってり濃厚で重苦しく受け入れ難くともなぜか癖になって繰り返し聴いてしまうのでした。
万人に勧められる音楽性ではなく、売れる要素も少ない(国内盤出ない・・・)アルバムですが、PVもある(1)「Accelerator」・(3)「Restless Boy」・(7)「Panther」を聴いて拒否反応が出なかった人にはお試しいただきたい。地味なようで過激ですよ、これ。
最後は「TO BE CONTINUED...」ということで続きますが、犬の世界では感覚が違いすぎて「落ち着きのない少年」であったパンサー君は、アートワークからすると次回、獅子の世界にでも行くのでしょうか? 今回も歌詞が抽象的でメタファーが理解しづらい。やはり解説・訳詞つきの日本盤がほしいなぁ。


IN FLAMES - I, the Mask ★★★ (2021-01-03 00:29:15)

IN FLAMESはかれこれ20数年間聴き続けてきたバンドで、確固たる個性を保ちながらも「メロディック・デスメタル」という枠に囚われず常に冒険や実験を繰り返して変化を恐れない姿勢に心酔しています。特にそれが8thアルバムで究極ともいえる形で結実した時には、震えるほど感動しました。
それ以後も色々と模索しつつ様々なファン層を切り拓いてきていますが、あまりにも毎回良い曲が多すぎて感覚が麻痺し、名盤なのかいつも通りなのかわからなくなってしまいます。他のバンドであれば大傑作だと太鼓判を押す水準のアルバムでも、彼らだからともっとハイレベルなものを要求してしまうという身勝手さ。
さて、このアルバム。
いつもながら曲は素晴らしい。余裕で90点はいきます。
で、タイトルがなんか面白いぞ。印象度プラス1点。
ジャケのアートワークがなんかかわいいなぁ。印象度プラス2点。
あれれ、発売1周年で『I, The Mask (Arcade Version)』なんておかしなものが配信されているぞ。え? 8bitミュージック・ヴァージョン? ジャケも音楽もファミコン(昔のゲーセン)じゃん!? センスさいこーダヨコレ。プラス10点。
結論。実は合わせ技100点超えの超名盤でした・・・

・・・まあ冗談はさておき、8bitのレトロ・コンピューター・ミュージックにアレンジしても心揺さぶられるくらいに曲自体が良いんですよ。
(2)「I, the mask」を筆頭に、キラー・チューンと言えるものが次々と繰り出され、哀愁と盛り上がりのバランスも良くて、非常に楽しめます。
私の場合メロデスへの未練はもうなくて、「オルタナティヴ」的なものは'90年代からずっと好物なので、初期ファンとは音楽的好みが違うとは思いますが、本当に良いアルバムだと断言します。


TESTAMENT - Titans of Creation - Code of Hammurabi ★★ (2020-12-30 20:38:29)

妖しすぎるベース・リフに耳が釘付けになるオープニングでつかみはおっけー。
やべー、踊りたい。合唱したい。どのパートも面白すぎる。中毒性抜群です。
これ絶対ライヴで盛り上がるやつですよ。


TESTAMENT - Titans of Creation ★★★ (2020-12-30 20:23:57)

前2作は未聴で、久々に彼らのアルバムを聴きました。
どの曲も実にキャッチーというか、確実にフックがあります。決してありがちじゃなくて、複雑で個性的なのに、初めて聴いた気がしないくらいにどの曲も自然に馴染みます。
曲毎の差別化もしっかりできていて、色々な小技もふんだんに盛り込まれていますが、無駄がない。曲づくり、巧いなー。
激しさや速さも程よく、やたらときもちいー。なんだかもはや「スラッシュ」という冠を外してただの「メタル」として楽しめる作品じゃないでしょうか。それも名盤レベル。
なんか来年あたり、このアルバムばかり何度もリピートしていそうな気がします。


CAGE - Ancient Evil - Blinded by Rage (2020-12-30 19:59:00)

10代の頃にこんなの聴いたら、絶対リピートしまくっただろうなー。清々しいまでにJPしてます。でもスピード感やキレは新世代のバンドならでは。燃えます。


CAGE - Ancient Evil - Cassandra ★★ (2020-12-30 19:50:27)

かなりライヴ映えしそうな曲。頭を振りたくなります。


CAGE - Ancient Evil - Ancient Evil ★★★ (2020-12-30 19:44:15)

ヘヴィ・メタルとは何かという問いに対する模範解答の一つ。これですよ。こういうのが聴きたくてメタラーやってんです。
展開の一つ一つがかっこいい。ラスト付近の長い長いハイトーン・シャウトは常軌を逸した凄まじさ。心が浄化されていきます。なんだこのカタルシス。
99点。もうちょっとギター・ソロが自己主張してバトルしまくってくれていたら100点満点です。


CAGE - Ancient Evil ★★★ (2020-12-30 19:40:46)

The American Power Metal Kingsを名乗る一点の曇りもないメタル・バンドの'15年発表の7thフル・アルバムです。
重々しい語りに続いて2曲目のタイトル・トラックが始まり、サビでのスクリームが炸裂した瞬間、思わずガッツポーズですよ。ショーン・ペックすげえっ!!
他のアルバムでも皆さん引き合いに出していますが、まさしくJUDAS PRIESTの「PAINKILLER」の系譜に連なる正統派パワー・メタル。
微塵の緩みも見せない演奏陣の鉄壁ぶりや怒涛の推進力、音圧十分ながらくっきり音が拾えるサウンドプロダクションも含めて、'10年代のアップデート版ピュア・メタルとしての理想形。文句はありません。
何枚か聴きましたが、今のところこのアルバムが一番楽曲が充実していて、お気に入りです。ただちょっと、曲数が多すぎ。この手の音楽は10曲前後でいいです。


THE THREE TREMORS - The Three Tremors - Speed to Burn ★★ (2020-12-30 19:23:35)

サビで3人が交互にスクリームし最後に全員でこれでもかと絶叫するのを繰り返すめっちゃ盛り上がるアホアホな曲です。
こういうの大好き。メタル馬鹿ここに極まれり。


THE THREE TREMORS - The Three Tremors ★★ (2020-12-29 20:10:52)

USパワーメタル・バンドCAGEの演奏陣がThe Hell Destroyer(CAGE、DEATH DEALERのショーン・ペック)、The Tyrant(JAG PANZERのハリー・コンクリン)、The Ripper(CHARRED WALLS OF THE DAMNED、元JUDAS PRIEST、元ICED EARTH等のティム・"リッパー"・オーウェンズ)、という濃すぎる3人をヴォーカルに迎えた、とんでもバンドの1stです。(このアルバムの曲を3人がそれぞれソロで歌い直した3枚組『THE SOLO VERSIONS』という好企画盤もあります。ぶっちゃけ本編以上に楽しめます)
トゥルー・メタルの伝道師のような人々による純度100%のメタル・アルバム。内容は・・・誰もが想像する通りです。うん、暑苦しい。
ちょっと盛りすぎて渋滞起こしちゃってるように聴こえる部分もありますが、それもご愛敬。
名盤とかそういうのじゃないんですが、ある意味宝物みたいなアルバムというか、こういうのを届けてくれてありがとうっていう気持ちになります。ドリーム・バンドというにはマイナーな面子かもしれませんが、私にとっては贅沢で僥倖。
悪ノリしまくって3人で煽り立てる(11)「Speed to Burn」には頬が緩みます。もっとやれ。
今作の白眉たるタイトル曲(12)「The Three Tremors」レベルの曲を量産できれば、継続可能なプロジェクトになるんじゃなかろーか。次作熱烈希望中。


SANTANA - Africa Speaks - Luna hechicera ★★ (2020-12-29 19:55:42)

この曲も魂を持っていかれる。どうしてこんなに揺さぶられるのだろう。


SANTANA - Africa Speaks - Los invisibles ★★★ (2020-12-29 19:49:41)

芯の通った強靭なグルーヴ感と印象的なリフ、心を鷲掴みにする呪術的ヴォーカル。
震えるほど強烈な曲。なのに日本盤はこれだけ対訳なしって・・・どういうこと?


KORN - The Nothing - This Loss ★★★ (2020-12-29 19:28:43)

技巧(作編曲・作詞・表現力)的に成長を続けてきたことを立証するかのような楽曲。すげーな、なんて完成度。
それでいて安定感を与えるよりも、スリルや感情面でもなおゾクゾクさせてくれるところが驚異的。


KORN - The Nothing ★★★ (2020-12-29 18:59:43)

1stと2ndはもはや人生のサウンドトラックみたいなもので、根源的に引き離させない自身の奥深くに根を張った音楽になってしまっているバンドなのですが、このバンドに初期2枚と同じものを求め続けるのか? といえば、それは無理であり無駄であると考えています。
3rd、5thと10thアルバムは「変化」を強く押し出していました。そして「ここまでやってくれるのであれば」と私は納得し、その変化も好ましいものとして受け止めてきました。
代替しようのない素晴らしいバンドです。ヴォーカルのジョナサン・デイヴィスのソロ作「BLACK LABYRINTH」も傑作でした。そして今作'19年発表の13thアルバム。
最初は、いつものアルバムとそう変わらないかなと思っていました。ちょっと激しさは取り戻したかな、と。
でも何回か聴くうちに、これは違うんじゃないかなと、受け取り方が変わっていきました。ジョナサンの奥さんが亡くなったとか、そういう音以外の情報ももちろん先に知っていました。
それでも音楽だけの印象として、ただそれだけ聴いていたとして、たとえこれが1stアルバムの無名バンドだったとして。
これを素通りできるんだろうか?
うん、けっこういいよね、で済ませられるのだろうか?
虚心坦懐に聴けたのかと問われれば正直には否ですが、この音楽を無視したり貶めたりできるのかと言えば、それも否です。
ヘヴィさとキャッチ―さ、重苦しいネガティヴな感情と人生賛歌。高度なミュージシャンシップと両立する、音楽を続ける喜び。
だめだ、どうしようもなく好きだ。どうしようもなく、惹きつけられずにいられない音楽です。こんなん偽物だ、初期に比べれば糞だっていう人が何人いたって、私は正直に告白します。このアルバムが大好きです。


U.D.O. - Steelfactory - Eraser ★★ (2019-02-11 21:54:06)

こういうわかりやすい曲にチョロっと引っかかってしまう自分は単純なメタラーなんだろうなと思いつつ、正直言って大好物です。
単純明快に発散させてくれるって大事。


TESTAMENT - The Formation of Damnation - The Formation of Damnation ★★ (2019-02-11 21:33:33)

やたら心に響きます。
やる気が出る発奮メタル。


WINGER - Better Days Comin’ - Ever Wonder ★★ (2019-02-11 21:22:16)

抒情的なミドル・テンポの曲。
けっこう淡々としているし、たぶん地味な位置づけだけど、私にとってはこの1曲だけでWingerが特別なバンドに感じられるくらい、好き。


HELLOWEEN - Gambling With the Devil ★★★ (2018-03-25 20:54:31)

うーん、期待度は過去最高に低くて、買うのは見送ったアルバムでした。この後の作品は聴いたのになぜかこれだけ抜かしてました。そんな判断をした自分が恥ずかしい。
聴いてみたら飛ばす曲が一つもなく、どの曲も魅力的な逸品でした。もしかしたら思い入れを抜きにしたら最高傑作なのかもしれない。曲調やアレンジの多彩さ、歌い方の差別化等の新鮮さに加えて、過去の良質なエッセンスをも巧みに活かした創意工夫に脱帽です。お気に入りの曲を具体的に挙げようとしたら、どれもこれも気に入りすぎて選べませんでした。
ダウンロード版で入手したのですが、改めてCD買って聴き込みます。


BEETHOVEN - Orchestral Music - 交響曲第7番イ長調 Op.92 ★★★ (2018-03-25 20:25:23)

明るくて躍動感があり、なんとなく私の中ではHELLOWEENっぽい曲というイメージなので、個人的に「ジャーマン・メタル交響曲」などと心の中で呼んでいます。(真面目なベートーヴェン好きには怒られそう)
アバドやジンマンの指揮で聴くと、眩しいくらいに音がキラキラして、爽快でしかたがない。
とはいえジャーマンにも色々あって、カラヤンの特盛ゴージャス・サウンドで聴けばBLIND GUARDIANやAVANTASIAみたいだし、チェリビダッケで聴けば暗く美しいSCORPIONSと化し、クレンペラーで聴けば硬派なACCEPTになるんだよなー。


BEETHOVEN - Orchestral Music - ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37 ★★★ (2018-03-25 20:13:58)

5番ほど耳タコではなく、それでいてきれいなメロディにあふれた、人気ピアノ協奏曲。
ギレリス(p)/セル(指揮)/クリーヴランド管で聴いたときに、一切の雑念なしに曲だけが耳に飛び込んで来るという経験をして、美しさにただ浸りきりました。
もうこれ以外聴かなくていいやと思えたので、以来その演奏が私にとって№1です。


Pyotr Ilyich Tchaikovsky - TCHAIKOVSKY ORCHESTRA WORKS - 序曲「1812年」作品49 ★★ (2018-03-25 19:59:45)

コージー・パウエルがドラム・ソロの際に流していたことでもわかるように、非常にハード・ロック的でド派手な管弦楽曲です。
ナポレオン率いるフランス軍をロシア軍が打ち破るのですが、「ラ・マルセイエーズ」(フランス国歌)を「神よツァーリを護り給え」(ロシア帝国国歌)が圧倒し、大砲や鐘が鳴り響くという、とんでもない内容。
曲が曲だけに、やりすぎな爆演、どれだけアホなことをやらかすかを競い合うようなふざけた録音が目白押しで痛快です。チャイコフスキー自身もくだらないと思いながら作曲してるから、それでいーのだ。
ドラティ/ミネアポリス響やシモノフ/ロイヤル・フィル、スヴェトラーノフ/ソ連国立響なんかで聴けば、爆笑間違いなし。
マゼール指揮のものもかなり好みで、荘厳かつ戦争の悲劇性さえ漂うウィーン・フィル盤(合唱入り!)も、ガツンと喰らわしてくれるバイエルン放送響盤も甲乙つけがたい。


ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS - Moanin' ★★★ (2018-03-25 19:46:15)

アルバムの原題は『ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS』なのですが、もはや通称の『MOANIN'』でしか誰も呼ばないらしく、本やネットの紹介も、CDのタイトル表記もみんな『モーニン』となっています。
'58年録音の、超有名盤。アルバム・タイトルをも乗っ取る1曲目「モーニン」は、TVでもよく流れているので、多くの人が聞きおぼえのあるメロディだと思います。「ソバ屋の出前」云々の伝説も残る、お茶の間に浸透したスタンダード。
そんなおいしい曲でも、リーダーのブレイキーが脇役に徹して曲を活かしているところが、趣深いです。他のメンバーそれぞれのソロが生き生きしています。
(4)「ドラム・サンダー組曲」のような大暴れの痛快曲や、明るい人気曲(5)「ブルース・マーチ」も収録し、聴いていると自然に身体が動き出すような、楽しいアルバムです。
トランペット、サックス、ピアノ、ベース、ドラムスという、ジャズの花形と言える楽器陣が皆ソロで目立ちまくるし、名曲ぞろいで飽きないので、ジャズ耳を養成する入門盤にもってこいかも。
とにかく雰囲気が良く、何度も聴きたくなる、ジャズの楽しさにあふれた1枚です。


ENTOMBED - Left Hand Path - The Truth Beyond ★★ (2018-01-20 21:01:18)

ちょっと後年のデス・アンド・ロール風味も感じられるグルーヴィーな曲。
とはいえ攻撃力はまさしく純正デスメタルのもの。
決めフレーズで語尾を2回重ねて余韻を強めたり、ラストに嘲笑を投入したりするヴォーカルの遊び心が心憎いです。


ENTOMBED - Left Hand Path - Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:44:15)

普通は10代でこういう音楽をやれば、ただただヘヴィにすることだけに夢中になりそうなものですが、実に多彩で展開が練られた名曲です。
突進する前半と、メロディアスで厳かですらある後半とのギャップも大きいですが、細かい一つひとつのアレンジが素晴らしい。
イヌスケさんによればREPULSIONのパクリも入っているらしいですが、元ネタも聴いてみたいなあ。


ENTOMBED - Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:33:52)

皆さんギター音絶賛ですが、この芯がありつつビリビリ空間を震わせ、なおかつ尖って突き刺さる音づくりは実に気持ちいいですね。
メタルもどんどん進歩して音づくりも変わっていくものですが、その時代独特の音って、後々になってから熟成されたような旨味を醸し出すことがあるような気がする今日この頃です。
発表当時は10代の若者が垂れ流す醜悪なノイズだったのかもしれませんが、今となっては時の試練を乗り越えた芸術作品とさえ思えます。
さりげなくメロディや荘厳さもあり、それでいて軟弱さのかけらもない、正統なデスメタルの名盤です。


OBITUARY - The End Complete ★★ (2018-01-20 20:02:12)

速くはない/即効性はない/淡々としている/しかしこれこそOBITUARYのデスメタルであるという皆さんの評が、実に愛情あふれる感じなのが微笑ましく、心温まります。
私もやっと、今頃になってズブズブとこの魅力に捕まりました。スルメ盤の逸品です。


OBITUARY - The End Complete - Back to One (2018-01-20 19:49:43)

これぞデスメタルというおどろおどろしいリフ、前のフレーズに食い気味で噛みつきまくるデス声が煽りまくり。
スローダウンした際の重々しさがまた快感デス。


OBITUARY - World Demise - World Demise ★★ (2018-01-20 19:31:44)

ただただ重苦しいヘヴィな曲かと思いきや、途中でドラムと共に入ってくるちょっとインダストリアル的な音のリズム(何の楽器?)や、ヴォーカルの畳みかけるような重ね方が面白い。
ユニークなモダン・デスメタルです。


OBITUARY - World Demise - Kill for Me (2018-01-20 19:19:56)

トライバル・リズム(解説の平野氏によればアフロ・アフリカン風南方リズム/アメリカ南部のヴードゥー・リズムのサンプリングSEとのこと)を取り入れた摩訶不思議なデスメタル。ギャップがすげー。
まだSEPULTURAの『ROOTS』も出ていない'94年にこれは、先鋭的過ぎでしょう。曲として名曲とは言いませんが、インパクトは絶大です。
アルバム・タイトルから推測される世界が崩壊しつつあるというイメージの表現として必然性があるのかもしれません。対訳も歌詞もないのでわかりませんが、先住民虐殺への批判も入った曲なのかな?
サンプリング元のクレジットがないあたり、まだ著作権に大らかだった時代性が感じられます。


HEARSE - The Last Ordeal - Pathfinder ★★ (2017-12-30 20:48:14)

以前聴いた時はピンとこなくて耳を素通りしていたのですが、先日久しぶりに聴いたら冒頭の雰囲気たっぷりなリフに心を鷲づかみされ、更にはメロデスの枠にとどまらぬロック的ノリに目からうろこが落ちて、完全に虜になりました。
それ以来HEARSEのアルバムをとっかえひっかえ聴き返していますが、やはりこの曲は格別印象深く、大好きです。


HEATHEN - Breaking the Silence - Open the Grave ★★ (2017-12-30 20:36:44)

典型的スラッシュかと思って油断して聴いていると、途中でガラリと雰囲気が変わり、その後の多様な展開がいちいちかっこよくて手に汗握って大興奮という感じ。
ギター・ソロも痺れます。


HELLOWEEN - My God-Given Right - If God Loves Rock ‘N’ Roll ★★ (2017-12-30 20:18:53)

リズミカルで楽しい楽曲。こういうおふざけ系の曲って、アルバムのアクセント的なもので終わりそうなものですが、実はメロディもよくて、ライヴの定番になってもおかしくないくらいのクオリティだと思います。
他のバンドなら代表曲ですよ。


PAIN OF SALVATION - In the Passing Light of Day - On a Tuesday ★★ (2017-10-29 16:41:41)

いきなりの激重リフ、歌い始めは語りから、そしていきなりの10分超え。
キャッチー要素を求めるリスナーをはなから置いてけぼりにするPOSワールドの開幕です。
異様な緊迫感と重苦しい苦悩、縋りつくような泣き、静寂と轟音の交差。テンポは遅く重々しいのに展開は多彩で退屈など感じる暇もありません。
火曜日が象徴するものは何だろー?


PAIN OF SALVATION - In the Passing Light of Day ★★★ (2017-10-29 16:19:07)

久々に我を忘れて音楽にのめり込みました。メタルやプログレが好きでよかった。この時代に生まれてよかった。今のところ文句なしに今年の№1アルバムです。
(3)「Meaningless」と(6)「Reasons」だけでご飯3杯はいけます。何という旨味。
'17年発表の9thアルバムです。『ROAD SALT TWO』が'11年だから、約6年ぶり。ダニエル・ギルデンロウの闘病による長い空白のようですが、'14年の『FALLING HOME』や'16年の『REMEDY LANE RE:VISITED』というリメイク企画盤を挟んでいるので、それほど待った感じはしません。
メタリックでありつつ、確信犯的に様々な要素を組み込んだ、振幅の大きいボーダーレス・ミュージック。解体/再構築したようなリズムのギクシャク感が、トリッキーで面白いなー。
ヘヴィなところはよりヘヴィに、生々しさは前作の成果としてそのままに、リズムやコーラスは相変わらず冒険し、哀メロは復活させて。また「プログレ・メタル」と言える作風に揺り戻してきた印象です。
プロデューサーのダニエル・ベルグストランドの影響もあるのか、MESHUGGAHのような硬質のヘヴィネスと奇怪なリズム、HAKENのようなモダンなアレンジが追加され、それでいて清々しいまでに根暗なPOSならではの音楽です。
病や人生や愛に関するダニエル・ギルデンロウの個人的な体験や苦悩について歌っていることもあり、ライナーでは同じようにプライベートな問題を扱った『REMEDY LANE』と比較されていますが、私はどちらかといえば初期2枚の音像に近いように感じました。
心底惚れた時期のイメージも思い出させつつ、新規要素と集大成的要素が絶妙にマッチして、もう私の好みど真ん中。世間一般では地味と言われそうですけどね。
デモ・ヴァージョンを収めたボーナスCDも面白いですが・・・ダニエル喋りすぎです。快復してテンション上がってたのかな。
解説にメンバーチェンジの説明がなかったり、対訳にトホホな誤変換があったりもしますが、日本盤を出してくれたマーキー/アヴァロンに感謝します。必ず新品で買うので今後も国内盤お願いします。


PAIN OF SALVATION - Falling Home - Holy Diver (2017-10-29 15:47:30)

おっしゃれーで、ムーディーな、バーで流せそうなHOLY DIVERカヴァーです。レゲエ風味も導入。
楽しいんですが、先に大御所パット・ブーン様の爆笑カヴァーを聴いていたので、あれには負けます。


PAIN OF SALVATION - Falling Home ★★ (2017-10-29 15:42:00)

'14年発表の企画盤です。主に過去の曲のアコースティック・ヴァージョン(一部、電子楽器も使用)を収めていて、新曲「FALLING HOME」も収録。
仕様によっては、DIOの「HOLY DIVER」とLOU REEDの「PERFECT DAY」のカヴァーも収録。
「CHAIN SLING」は各種ライヴ盤で3種聴けますが、この盤でも取り上げていることから、色々アレンジが比較できます。
アコースティックというと、『12:5』のようなものを想像するかもしれませんが、元の曲調がだいぶ異なる『SCARSICK』『ROAD SALT 1&2』の楽曲が中心となっているため、けっこう趣が違います。
'60年代どころか'50年代以前にまで遡り、オールディーズ的雰囲気も。カントリーやソウル、ロカビリー?やドゥーワップやジャズ、レゲエまで取り込んだ幅広いアレンジは、もはやどうジャンル分けしたらいいのやら・・・。まあ「メタル」じゃないなー、このアルバム。
新メンバーのG兼Voラグナー・ソルベルグ(ラグナール・ゾルベリ?)の歌声がかなり目立っているのも、従来のファンには違和感もしくは新鮮さをもたらすことでしょう。
私は最初、ラグナーの声や珍妙なアレンジに拒否感の方が強かったのですが、今ではお気に入りで繰り返し聴くアルバム。いつも聴き手の価値観や感性を揺さぶってくれる彼らがやっぱり好きです。

(最初に間違って名無しで発言してしまったので、発言し直しました)


KRAFTWERK - Kraftwerk ★★ (2017-05-04 22:22:36)

'70年発表の1stアルバムです。この頃はまだテクノ・ポップという感じではなく、クラウト・ロックとかジャーマン・ロックと言われるような、実験的ミニマル・ミュージックという印象。インダストリアル的でもあります。
メロディには期待しないでください。ノイズとリズムが支配する前衛音楽です。もっとも、どこかひょーきんにも感じます。グループ名やアートワーク、楽器編成も、どことなくギャグっぽいんですよねー。真面目そうでふざけてる。
歌はなしで、電子オルガンの音はギンギンに歪んで、ヴァイオリンやフルートも電子ノイズと同等に耳に突き刺さるリフを刻みます。ドラムも金属的で、荒々しいです。
たった4曲ですが、ダンサブルでちょっと楽しい(1)、ノイジーでたまに突っ走る(2)、アンビエント風な(3)、怪獣映画のサントラっぽいヘヴィな(4)と、ヴァラエティ豊かで楽しく聴けます。


KRAFTWERK - Kraftwerk - Stratovarius (2017-05-04 22:13:01)

どうしても某バンドを思い出してしまう曲名ですね。影響があったかどうかは不明ですが。
不気味な電子音の繰り返しから、変な話し声、滅茶苦茶なドラム連打へつながり、小ばかにしたようなリフから徐々にノイズを撒き散らかして突っ走っるなどと、わけのわからん展開を見せます。
キーキーギャンギャン刺々しいこの音に、まさか本当に超高価なストラディヴァリウスを使っていたりするんでしょーか。あとストラトキャスターはクレジットにないけれど、使われているのでしょーか。
インダストリアル(メタルではないやつ)や前衛音楽が好きな人にはおすすめできますが、一般的にはただの悪ふざけにしか聞こえない曲でしょうね。


STRATOVARIUS - Eternal ★★★ (2017-05-04 21:30:45)

皆さんべた褒めですが、全く同感です。どれか1曲を選ぼうと思っても、どれもこれも良い曲で選べません。本当に捨て曲なしの、メロディアス・ヘヴィ・メタルの傑作です。
私は同じフィンランド出身のSONATA ARCTICAやTWILIGHTNINGの、ミドル・テンポ曲のメロディが大好物なのですが、ここ数年のSTRATOVARIUSのメロディの充実っぷりとテンポ設定の絶妙さには、この手のメタルの理想形を見るような気分です。
疾走曲の良さはそのままに、スピード・メタルとは言い難い曲がいささかも退屈させないどころか、耳をとらえ続けるフックが満載なのだから、文句のつけようがありません。
前作『NEMESIS』は、サウンドの新鮮さもあって好印象だったのですが、今作に関しては新機軸を打ち出したわけでもないのに、ただただメロディにねじ伏せられました。
彼らは今まさに全盛期を迎えようとしているんじゃないでしょうか。少なくともこのアルバムは、一生ものの名盤です。


CORNELIUS - 69/96 - Heavy Metal Thunder (2017-05-04 21:14:12)

メタラー心をくすぐる魔法の言葉がタイトルになっていますが、SAXONのあれとは当然違います。どちらかといえばSTEPPENWOLFの「BORN TO BE WILD」の方が近いかな。元ネタは色々あるんでしょーけどわかりません。
けっこうリフはヘヴィで、終盤疾走してメタルっぽくもなります。間に色々お遊びが入り、これはなんとジャンル分けされる音楽なのかとかはわかりませんが、楽しいです。


ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS - A Night in Tunisia ★★★ (2017-05-04 21:06:45)

1曲目のタイトル曲の冒頭、ズガーン! ズゴゴゴゴッ! と響き渡るドラムスの野獣っぷりに度肝を抜かれました。心臓に悪い。
「チュニジアの夜」も様々な演奏があるスタンダード曲ですが、このアルバムのヴァージョンほど衝撃的なものにはお目にかかったことがありません。最高に熱い!
続く(2)(3)の躍動感も素晴らしく、元気をもらえます。奥さんや愛犬にちなんだ、日本人にはタイトルだけでも微笑ましい(4)(5)も、それぞれチャーミングな曲で頬が緩みます。
実にご機嫌な、それでいてド迫力でエネルギッシュな名盤です。


LOU REED - Metal Machine Music ★★ (2017-05-04 20:53:35)

ただひたすら延々とギター・ノイズが垂れ流・・・高らかに鳴り渡るアルバムです。メロディとか曲構成とかは言うだけ野暮ってもんです。
ルー・リードは、他のソロ・アルバム何枚かと、THE VELVET UNDERGROUNDのアルバム、そしてMETALLICAと共作した『LULU』を聴いてはいましたが、それらは「退屈なんで老後に取っておきます」という感じで、渋すぎてまだ楽しめませんでした。
しかしこのアルバムは刺激的で、心地よいです。
『演奏しない軽音部と4枚のCD』(高木敦史/ハヤカワ文庫)というミステリに出てきたので知ったのですが、当たりでした。期待通り、本当にただのノイズ。
METALLICAとの共演もこの路線だったらよかったのになー。


MILES DAVIS - 1969 Miles Festiva De Juan Pins ★★★ (2017-05-04 20:42:19)

今は『Quintet: Live In Europe 1969 The Bootleg Series Vol.2』で同時期のライヴをまとめて聴けますが、長らくロスト・クインテットの音源は、この日本のみ発売のライヴ盤(邦題『1969マイルス』)だけが公式音源だったようです。
ウェイン・ショーター(sax)、チック・コリア(key)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)を迎え、アコースティックからエレクトリックへ、ジャズから得体のしれない何かへと突き進んでいた時期の、凄絶な記録。
大学生の時に中古屋で何気なく手にし、聴いてびっくり。ジョン・ゾーンやビル・ラズウェルを聴いて、アヴァンギャルドをわかったつもりで優越感に浸っていた若造に、メインストリームのジャズの恐ろしさを思い知らせてくれました。
当時もナパーム・デスやブルータル・トゥルースといったグラインドコア・バンドと同じ感覚で聴いていましたが、いま聴き直してもやはり規格外の過激さに打ちのめされます。真のヘヴィ・ミュージック。


KEANE - Perfect Symmetry ★★ (2017-05-04 20:27:39)

'08年発表の3rdアルバムです。ギターを使わなくもないけれど、ピアノ/キーボード主体の、イギリスのロック・バンド。
1stに一発で虜になり、2ndでサウンドの変化にちょっとギョッとしつつもメロディの美しさに蕩け、3rdの本作では「あちゃー、やってしまったな」と数回聴いて投げ出しました。
ところがもう一度だけ聴いてみようと思って手を伸ばしたら、あら不思議、彼らのマジックは全然失われていませんでした。どれだけ変化しても、やっぱり曲が抜群に良い。
1曲目のちょっと古臭いエレクトロ・ポップな音使いと軽薄なコーラスに過剰反応してしまって、変わらぬメロディの魅力をキャッチし損ねていました。パッと聴きでアルバムを評価しちゃいけませんね。
彼らの魅力は特に歌メロの美しさだと思っています。メランコリックとか、哀メロとか言うよりも、「切ない」という言葉がしっくりくる感じ。
このアルバムの音像は彼らの中でも明るい部類だと思いますが、それでも胸を締めつける切なさにあふれています。


ANTHRAX - Fistful of Metal - Metal Thrashing Mad ★★ (2017-04-29 23:56:50)

良いなー。メタルだなー。ばかばかしいまでに盛り上がって、楽しめます。


EXODUS - Bonded by Blood - Metal Command (2017-04-29 23:48:34)

粗削りにもほどがあるよなーと思いつつも、がむしゃらな歌の勢いに何だか元気がもらえます。聴くたびに笑っちゃいますが。


RIOT - Unleash the Fire - Metal Warrior ★★★ (2017-04-29 23:25:22)

うーん、お約束だ。滅茶苦茶狙ってる。でも、往年のRIOTファンならついつい感涙にむせんでしまうではないでしょうか。私は泣きそうになりました。
『THUNDERSTEEL』の頃のスタイルで、「WARRIOR」を彷彿とさせる曲を作り、ファンに届ける。マーク・リアリが亡くなり、ヴォーカルも変わっているのに、紛れもないRIOTの音がここにある。
笑われてもいい、これが好きだと叫びたい。


MAJESTY - Keep It True - Son of Metal (2017-04-29 23:12:55)

歌が入った途端にずっこけてしまう、完全にネタとしか思えない曲です。コーラスも演奏もショボいな~。
が、ミョーに愛嬌があり、なんだか癖になりそうなところが怖い。メタル愛だけは伝わってきます。


IRON MASK - Diabolica - All for Metal (2017-04-29 23:05:14)

アップ・テンポで、キャッチーかつ勇壮なメロディを聴かせる佳曲です。
往年のジャーマン・メタル(昔のHELLOWEENやCHROMING ROSE)を彷彿とさせる歌メロにニンマリさせられます。


IRON SAVIOR - The Landing - Heavy Metal Never Dies ★★ (2017-04-29 22:48:18)

ミドル・テンポで雄々しいメロディのメタル賛歌はあまたあれど、これほどグッと来るものはなかなかありません。
妙に心を揺り動かし、込められた熱い情熱にウルウルさせられてしまいます。


聖飢魔II - LIVING LEGEND - HEAVY METAL IS DEAD ★★★ (2017-04-29 22:38:58)

短絡的にヘヴィ・メタルを悪と決めつけ、それでいて真に残虐な事柄に関しては口をつぐむ社会やメディアに対する風刺曲といった感じでしょうか。
ユーモアと真摯なメッセージのバランス具合がさすが。そして肝心の曲も演奏/歌唱もかっこいい。
タイトル自体が皮肉になっているところがまた秀逸ですね。


NHORHM - New Heritage of Real Heavy Metal Ⅱ ★★ (2017-04-15 01:20:49)

ピアノ・トリオによるメタル・カヴァー・プロジェクトの第2弾です。'16年発表。
もはや原曲が何だかわからないまでに変貌した曲もあり、前作以上に冒険しています。面白い。

01. Kings Of Metal / Manowar
02. Speed / Loudness
03. All Over The Nations / Helloween
04. Decadence Dance / Extreme
05. Beyond The Realms Of Death / Judas Priest
06. Iron Man / Black Sabbath
07. Mystery Of Babylon / 西山瞳
08. Over The Hills And Far Away / Gary Moore
09. The Gift Of Music / Dream Theater
10. THE ONE -Live Version- / BABYMETAL

「Decadence Dance」は冠徹弥(THE 冠)がヴォーカルで参加。また、「Decadence Dance」「The Gift Of Music」にはホーン・セクションが加わっています。
「Kings Of Metal」のアレンジにはぶっ飛びました。全然違う曲にしか聴こえない。
「Beyond The Realms Of Death」の歌いまくるベースも素敵です。


NHORHM - New Heritage of Real Heavy Metal ★★ (2017-04-15 00:56:51)

ジャズ・ピアニスト西山瞳のメタル・カヴァー・プロジェクトの1stアルバムです。'15年発売。オリジナル曲も1曲あります。
基本はピアノ・トリオ(フレットレス・ベース:織原良次、ドラムス:橋本学)で、何曲かはゲスト・ミュージシャンが入ります。
歪ませたキーボード・サウンドではなくあくまでピアノによるジャズ作品ですから、メタルそのものと比べれば迫力には欠けますが、曲によってはけっこう激しく、リズム隊はかなりヘヴィです。
こういうものはいかに原曲をとんでもないアレンジで聴かせてくれるかが肝だと思うので、ジャズもメタルも好きで洒落がわかる人にはお薦めです。ALEX SKOLNICK TRIOが好きな人には抵抗ないかと思います。
アートワークもスタイリッシュで刺激的。
自動登録では曲が入らなかったので、以下にデータも挙げておきます。

01. In the Dead of Night / U.K.
02. Walk / Pantera
03. Man On The Silver Mountain / Rainbow
04. Skin O' My Teeth / Megadeth (ヴォーカル:小田朋美)
05. Fear of the Dark / Iron Maden (アコギ:馬場孝喜)
06. Upper Levels / ANGRA
07. 悪夢の輪舞曲 / BABYMETAL
08. Demon's Eye / Deep Purple (トランペット:市原ひかり)
09. The Halfway to Babylon / 西山瞳
10. Green-Tinted Sixties Mind / MR.BIG (サックス:橋爪亮督)

「Walk」「Man On The Silver Mountain」が特にお気に入りです。


METALLICA - Kill 'em All - Metal Militia ★★★ (2017-04-10 00:42:08)

若さや青臭さがそのまま勢いになったような疾風怒濤のスラッシュ・ナンバー。戦慄の1曲です。


METALIUM - Millennium Metal: Chapter One - Metalium ★★ (2017-04-10 00:22:59)

風変わりな曲展開や妙に味のある掛け声が癖になり、実に新鮮です。
雄々しいメタルではありますが、決して一本調子ではなく、飽きさせません。


U.D.O. - Steelhammer - Metal Machine (2017-04-10 00:06:39)

一点の曇りもないヘヴィ・メタルです。頭を振って声を張り上げたくなります。


MANOWAR - Louder Than Hell - The Gods Made Heavy Metal (2017-04-09 23:55:27)

数あるメタル賛歌の中でも、歌詞のインパクトでは最強レベルですね。大好きです。


HALFORD - Made of Metal - Made of Metal (2017-04-09 23:45:54)

これ、今の10代の若者が聴いて、かっこいいと思うのかどうか、ちょっと興味があります。
バカっぽさとポップさが非常に面白くて好きなのですが、ギャグ、ネタ曲としてはウケそうだと思うけれども、感動する人もいるのかなー。


JUDAS PRIEST - Ram It Down - Heavy Metal (2017-04-09 23:37:05)

いつ聴いても思わず笑ってしまいます。
ギャップ萌えというか、タイトルのわりにかわいらしい曲調にニヤニヤしてしまうのです。
ピョンピョン跳びはねながら合唱したい。


DREAM EVIL - The Book of Heavy Metal - The Book of Heavy Metal (March of the Metallians) ★★ (2017-04-09 23:27:25)

まさしくメタル以外のなにものでもありません。実に微笑ましい。
元気をもらえます。


PRIMAL FEAR - Devil's Ground - Metal Is Forever ★★ (2017-04-09 23:20:10)

メタル愛が足りていないなと思ったときに聴きたくなる1曲です。
実に清々しい。


STRATOVARIUS - Nemesis - Unbreakable ★★ (2017-01-15 00:28:47)

この曲は、本当に印象的ですね。特にキーボードがうまく使われています。一気に引き込まれました。
彼ららしいメロディアスなメタル曲ではあるのですが、典型的なメタルとは一味も二味も違う、新鮮さがあります。
マッチョな感じがしないので、メタラー以外でもさらっと聴けそう。


STRATOVARIUS - Nemesis ★★★ (2017-01-15 00:11:30)

この変身っぷりは完全に予想以上です。いやー、びっくりしました。
皆さんおっしゃってますが、イェンスのキーボードの音づくりの変化とメロディの良さが、バンドに新風をもたらしています。
デジタル感は彩りを添える程度に抑え、必要以上にピコピコせず、曲自体のキャッチーさで勝負しているところも見事です。
力みの抜けた声で歌い上げるコティペルトがまた、この音楽性にぴったり。さわやかだなー。
曲調の広がりがそのままプラスになっていて、飽きさせません。ミドル・テンポの曲のメロディが良いですね。
こういう挑戦は大歓迎!
STRATOVARIUSというバンドが改めて好きになりました。名盤です。


AMARANTHE - Massive Addictive - Dynamite ★★ (2017-01-14 23:47:15)

アゲアゲ、ノリノリで盛り上げてくれる、勢いを感じる曲です。
アルバムの1曲目としてふさわしく、ガツンとインパクトを与えてくれます。
メタルとしての激しさとEDM的な快楽性とがしっかり両立できている。これはいい!


DREAMS COME TRUE - monkey girl odyssey - カノン ★★ (2017-01-14 23:32:49)

輪唱風に重ねられていくコーラスと繰り返される切ないメロディが癖になります。
アレンジの曲に対する影響というものを思い知らされます。


YUI - HOLIDAYS IN THE SUN - Cinnamon ★★ (2017-01-14 23:17:48)

彼女の曲の中でもかなりのお気に入りです。「ラララ」の入れ方が軽快で、リズムに乗りたくなります。
どこかもの憂げですが、けなげに明るくしようとしている感じが、ぐっときます。


志方あきこ - RAKA - 晴れすぎた空の下で ★★ (2017-01-14 23:06:46)

リコーダーが実に良い味を出しています。ストリングスも雰囲気たっぷり。
別世界へといざなう異国情緒あふれる曲調が、もろに好み。
続編の「祈りの果てのひとふりの」(『Turaida』収録)と合わせると救いのあるストーリーになるという展開も素敵です。