このアルバム、今、かなり気に入ってます。最初は5曲目ぐらいでダレルなあ・・・ってよく聴かなかったけど、よく聴くと、これ、僕の中じゃ「FACING~」と、「SEVENTH~」に並ぶぐらいの地位に今来てます。で、おかしい奴だと思われるかもしれませんが、個人的に全曲捨て曲無しです。強いていうならラストの「GOD IS GOD」が蛇足だったかな・・ぐらい。でもこのアルバムはとにかくマーク・ボールズがいてこそですね。彼が歌っていることで曲が完成したというか・・・。歌ってるのが,別の歌手だったらそんなに評価できたかなって感じです。イングウェーの弾きまくりも、もはや気になりません。むしろそれがいいんだよ、と最近は思います。で、↑の方で音が悪いとか言われてますが、イングウェーのアルバムの中ではむしろ音質は良い方だと僕は思います。だって次作はあんなんになっちゃうんだし(苦笑)。
アルバム中で最も完成度が高い曲だと思います。序盤の疾走パートから後半のバラードに移行するあたりの構成力には驚かされます!ただラストのブレイクしてからの演奏は必要ないかと・・・。あとPVはメンバーの一人がメイデンTシャツ着てることからも分かるけど、メイデンの「NUMBER OF THE BEAST」オマージュですね。ダンサーも出てくるし。
最近は殆ど聴いてないけどこのアルバムはかなり好きです。特に「紅い陽炎」は個人的に超名曲!歌詞が面白い「OUT OF CONTROL」も良いですね。このアルバム前作「IN THE LIFE」より売れてないのだが、HRバンドとしてはこのアルバムで1ランク上のバンドになったと思います。それまではまだ80年代風HARDダンシングROCKって感じがあったし。