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ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 好きな作家や本はなんですか? (2005-10-23 00:18:00)

村上春樹さん、私も最近好きです。
つい先日読んだ『東京奇譚集』、面白かったです。
冒頭の、ジャズのレコードの掘り出し物をみつけて喜んで店を出ようとしたときに、別の客に時刻を尋ねられ、何気なく答えたらそれが買ったばかりのレコードのタイトルだったとか。ジャズの神様に「よう、楽しんでいるかい」とウインクされた気がしたという話なのですが、私も、「(仕事、その他など)しんどいなあ」とか思いながらCDを漁りにいく時などに限って、前から探していたCDを見つけて嬉しい思いをすることがあります。この場合は「まあ、くさるなって」とロックの神様が言ってくれているんでしょうか。
この人の作品では『神の子どもたちはみな踊る』も面白かったなあ。
短編が良いですね。『ノルウェイの森』は、面白く読んだ記憶がありますが、内容を忘れてしまいました(苦笑)。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - え?あの人ハゲやったん? (2005-10-18 19:27:00)

いや、あの。リッチ-はそうですよ。
『BURN』の頃と今の状態を見比べても一目瞭然です。
酒井康さんもRAINBOW再結成のときに、リッチ-が
「狼が目の前に居て、そちらから吹いてくる風を身に受けている」
とかなんとか、ジャケットのアートワークの説明をしたのを受けて
「(髪が)やばいなあ」
とかコメントしていたような気がします。
記憶が曖昧なので違っていたら失礼!


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 好きな異性のタイプを教えてください。 (2004-07-16 23:45:00)

>H・Wさん。
お久しぶりです。ナイスコメントです。大爆笑です(笑)。
吉本多香美さん。俺も結構好きなタイプです。
お子さんが生まれるんですか。おめでとう御座います。
男の子ですか。女の子ですか?
どちらも目茶苦茶可愛いですよ。
お互いメタルパパとして頑張りましょう。
努力の甲斐?あって、最近息子(4歳)も娘(2歳)もFOO FIGHTERSを聴きながら踊るようになりました。あ。メタルじゃないか。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 嫌いな物について語りましょう (2004-02-01 14:39:00)

基本的に食べ物の好き嫌いはないし、イナゴの佃煮とかクサヤとか酒のつまみにOKですが、ドリアンだけは駄目。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 小説 (2004-03-18 22:27:00)

おっ!猫丸さん。パーカーを出しましたね。私も好きです。特にスペンサーシリーズ。究極の(料理)薀蓄探偵小説。まんねりと言われようが、ホークとスペンサーの関係が気色悪いと言われようが。新作が出るととりあえず読みます。旧友からの手紙のように。
探偵小説といえば、最近コナン=ドイルを改めて読んでいます。ガキの頃、児童向けに「超訳」されたものを読みまくったのですが、大人になって新潮社版をきちんと読んでみるとやっぱり面白いです。シャーロック=ホームズがコカイン中毒だったことを知ってちょっとショックだったりして・・・。
最近読んだ中では、グレッグ=イーガンとテッド=チャンの短編集が物凄く良かった。着想とアイデアと、それをエンターテイメントに仕立て上げる料理方法と。二人とも只者ではないです。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - HM/HR的「神龍に叶えて欲しい願い事」 (2004-03-26 23:13:00)

最近のやりとりを見ていて思ったのですが、一言書かせて頂きます。
このサイトでの話なのですが、何年か前にこんなことがありました。
なにかの折に、「このCDは買うな」というのを意見しあったら面白いんじゃないの?という話が出たんですね(私が出したんですが)。何人かの方がレスをくれまして、「面白いんじゃない」という人が居た一方で、「でも自分が愛している作品を貶されるのは悲しい」という人も居ました。
「面白いね」と言った方にしても、「悲しい」と言った方にしても正論で、その時は「場が荒れる原因になるかもね」ということで、「このCDは買うな」という企画は流したわけです。あの時のやりとりは皆非常に紳士的で、「このサイトは好きな作品を語り合うのが趣旨なのだから、嫌いな作品については語る必要はないんだよ」という意見はなかったように思います。「皆が楽しめないんじゃやめようか」という結論でした。
私個人の意見を言わせてもらえば、「この作品はこの部分が残念なのだ」「ここをこうすりゃ良かったのに」とか「このアーティストはこの部分で過大な評価を得ているのでは」などの意見は書いても良いと思っています。ちょっとどうかなと思うのは、「この作品はクズだ」しか書いていないもの。やはり、どこがどうしてクズなのかは知りたいところですよね。
そして、やはり書き方だと思います。ここではお互いの顔が見えないから、この文章が顔であり、その人の考えであり、全てなわけです。多くの人が読んでいるのだと思えば、自ずから配慮が必要になりますし、やっぱり読んだ人に不快感を与えるような書き方はなるべくしない方が良いと思います。
その一方で、やはり筆がすべってしまうこともあるのが人間です。その、いきすぎた部分についての過剰な反応というのも、少々問題があるような気がします。
どうも自分の好きなアーティストや作品について否定的なことを書かれると、自分の人格まで否定されたような気になる傾向が多々見受けられるのですが、もう少し気を大きく持ってもいいのではないでしょうか。
あまり「このサイトはこうあるべきだ」という決まりごとをどんどん設定しない方が良いと思います。どこでもそうですが、決まり事は多ければ多いほど居心地が悪くなりますから。
ちなみに、GEORGEさんにしろBananasさんにしろそのやりとり自体は冷静で、非常に「大人な」対話になっているのですが、もう少しやんわりとお願いできませんか?
どうせみんなロックやHMやHRが好きな人間しか集まっていないわけですから、同じ穴の貉でしょ。なるべく同士討ちは避けましょうや。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 映画について語っちゃいましょう! (2003-09-28 04:49:00)

最近映画観てないっすねー。
劇場で見たのは妻と一緒に行った『ハムナプトラ2』と『ハンニバル』(どちらが後だったっけ?)が最後ですね。ヴィデオも観ていないなあ。先日妻がヴィデオで『源氏物語』を観ていましたね。松田聖子に駄目出ししていましたよ。っていうか松田聖子の演技がどうとかじゃなくて物語に関係なく歌いだすところが唐突だったようです。
そうそう、『スリーピー・ホロウ』これは観ましたね。あれ?さっきの2作品より前かな?後かな?まあ、いいや。凄く暗いゴシック調のつくりですが、コミカルなところもあって私は楽しめました。ジョニ-=デップが妙な観察器具を使いながら「興味深い・・・」というセリフを言う所は可笑しかったですね。死体の無残さに気絶しちゃったりして。幽霊を利用して殺人事件を画策する(要するに犯人は生きている人間)というところがただのホラーと違いますし、探偵映画的な要素があって面白かったです。ラヴロマンスの要素も入っていて贅沢なつくりでした。衣装などへの拘りも当時話題になりましたよね。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 恒例の・・・怪談 (2003-08-09 23:19:00)

「恒例の」ってのは嘘ですね。でも昨年も書き込んだし、そろそろお盆だし、梅雨明けでやっと暑くなってきた(台風が来ちゃったけれど)ので、まあ良いかなと。
ちなみに、全然怖くないと思います。全部自分が体験したことだし。怖くなくても文句を言わないで下さいね。
①Tさん
2年前のことですが、妻の祖父が脳梗塞で倒れ入院したことがありました。とりあえずお見舞いに行くことにしたのですが、聞いてみるとその入院先の病院は私が仕事で世話になっているTさんが、数週間前にやはり脳梗塞で担ぎ込まれていた病院でした。
祖父を見舞った後Tさんの病状を聞けるなと思い病院に向かったのですが、到着してまず祖父の居る病室を案内を見ながら探していると、何故か霊安室の前に着いてしまいました。
「縁起でもないね」妻と苦笑し、祖父の部屋を探し当てようやく見舞いをすませた後、そばにいた看護婦をつかまえて、「Tさんという方が入院されているはずなのですが・・・」と尋ねたところ、
「その方なら昨日お亡くなりになりました」
②掃除する主婦
先日、近所を車で走っていました。
ふと気がつくと、前方に白い人影が。
白いワンピースに白いエプロンをつけたその女性は、竹箒を握って勢い良く家の前の道路を掃いています。
なにか本能的に嫌なものを見てしまった気がして、視線を逸らして脇を通り過ぎました。
時刻を確認したら午後11時30分過ぎでした。
③雨宿り
これもつい先日、仕事で近所の山中のハイキングコースを確認しなければならなくなりました。登り始めて直ぐに折悪しく豪雨になり、雷鳴が轟き始めたのでコースの途中にあった休憩所で雨宿りをすることにしました。
先客が居ました。白いTシャツに白いズボン、白い靴を履いて、頭をきれいに剃りあげた70代ぐらいの方です。
「旦那、上に行くんですか?」
尋ねられたのを皮切りに、会話が始まりました。
良く見ると、Tシャツが裏返しです。それを見て、薄暗い中私に話をしている(そのときは電流についての話でした)その人物は実は死人ではなかろうか。という考えが頭に浮かびました。死者に関する民俗事例で、着かたを左右あべこべにするというのがあります。要するに死者の世界は正者のそれとは逆なのだという考えなのですが、裏返しも実は同じことを暗示しているのではと思ったのです。
それからは話も上の空で聞き、その人物に影があるかとか、足元に流れ始めてきた雨水にその姿が映るかとか、そんなことばかりが気になって仕方がありません。会話の間に3回ほど極近くに雷が落ちましたが、落雷よりも私はその人物が怖かったくらいです。
そのうち、「世の中には不思議なことがあるんですよ」と別の話が始まったときには、思わずドキリとしましたが(死後の世界の話など始まったら本物だと思ったもので)、予知夢についての話と、探し物をしているとそれに関することがテレビで放映されるという話でした。
結局、その人物の頭に蚊が止まったのを見て妙に安心し、雨も小降りになったので暇を告げて別れました。
これ、怪談ではないですね。
②の主婦の方や、③のお爺さんはちょっと変わった人というだけの話かもしれませんし(特に③の人は落雷避けに外していたベルトをいそいそと付けていたので死人じゃないですね。おそらく。でもなんで私にあんな話をしたのかが不思議)、①にしたって病院内で死んだ方を全て霊安室に安置するかというとそうとも限らないでしょうから。
ちょっとだけでも涼しくなったなら幸いです。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 読書とは即ち、書を読むことなりよ(らくがき帳) (2003-07-18 23:43:00)

>C3さん
そうです。『薔薇の名前』は映画化されていますね。私はまだ見ていませんが。
原作の持つ情報量があまりにも「重い」ので映画化は難しかっただろうなと考え、今まで見ようとは思いませんでした。しかし、映画好きのC3さんが「好きだ」というならそれなりにきっちりつくってありそうですね。今度見てみることにします。
他にも読み終わった後「凄いな!これ」と思った作品をいくつか思い出しました。
『百億の昼と千億の夜』(光瀬龍)このような解釈でここまで大風呂敷を広げ、かつ物語が破綻していないSFはそうないでしょう。傑作です。
『頭蓋骨のマントラ』(エリオット=パティスン)チベットを舞台としたミステリです。下巻の中盤以降、パタパタとドミノ倒し的に一つの謎が明かされ別の謎が生まれ、伏線がビシビシつながって結末へと縒り合わさっていく様は圧巻です。
『闇に横たわれ』(ダン=フェスパーマン)内戦下のユーゴスラヴィアが舞台のミステリ(というかハードボイルドというか、冒険小説というか)です。
で、実は今紹介した2作の親玉みたいなのが『ゴーリキー・パーク』(マーティン=クルーズ=スミス)という小説です。これは主にソヴィエト連邦を舞台としたミステリで、永遠の傑作です。あと、冒険小説の金字塔といえば『猛き箱舟』(船戸与一)を忘れてはなりません。この人の「物語」はとにかく熱い。
以上に挙げた作品はいずれも面白いです。暇があったらぜひ読んでみて下さい。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - t. A. T. u. / 200 KM/H IN THE WRONG LANE (2003-05-10 23:57:00)

すみません。私聴いていないんです。
でも、ROCKIN'ONの記事を読んで思うところがあったので、KUZUさんに便乗させていただきます。
KUZUさん、お久しぶりです。人の褌で相撲をとるようなまねをしてすみません。
t.A.T.u.ですが、ここ日本じゃ馬鹿売れしているようです。オリコンで初登場1位だっていうし。
ちなみに、「レズ」・「アイドル」というキーワードは彼女等を売り出したプロデューサーの戦略によるものです。なんせ最初のコンセプトが「未成年者によるセックスプロジェクト」だという話ですから。娘を持つ身としては「ふざけんなよ」(プロデューサーに対してね。元は児童心理学者だったらしい)という気もしますが、それと彼女等の歌とは別です。彼女等は「これを良い機会にして、のし上がってやる」くらいの気迫で頑張っているようです。
以上、ロキノンの記事の受け売り。でも、単なる操り人形ではなく自分達の意思でエンターテイナーに徹しようとしている彼女等の姿は、大人の私が見ても「負けるな。頑張れ」と応援したくなります。作品も、そのうち機会があれば聴くかもしれません。
KUZUさんが言うように、何事も偏見を持たずに接したいもんです。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 自殺について (2003-04-03 22:51:00)

確かに。恐ろしい勢いで増加しています。自殺者。
中高年層の方々だけではなく、一番パワーに溢れているはずの20代前半の人や、子供達までも結構あっけらかんと死を選択しています。
誤解を避ける為に結論から言いますが、「自殺する」という選択は簡単に選んではいけないと考えています。
以下に理由を列挙します。
理由.1 人間、黙っていてもいつかは死にます。急ぐ必要はありません。
理由.2 「死にたい」ほどの悩みなど実はこの世には存在しません。死ぬくらいだったら悩みの元からとっとと逃げちゃいましょう。死んでも救済はありません。人間にとって最も悪い状態は「死んでいる」ことです。
理由.3「死にたい」と悩んでいるときは、心の病気にかかったのだと思いましょう。うつ病です。そしてこの病気は結構簡単に治ることも多いです。まずは医者(精神科)に行きましょう。そして弱めの薬を処方してもらい、ウォーキングなどの運動をしましょう。初期ならこれで治ります。私がそうでした。
確かに「死んだ方がまし」と思ってしまうことは有ります。それは否定しません。「仕事が上手くいかない」とか「家庭が上手くいかない」とか「愛する人と離れ離れになってしまった」とか「病気で常に患部が痛い」とか「何をしても上手くいかない」とか「常に嫌な人間のそばにいなければならない」とか。人によって様々な理由が挙げられましょう。
しかし、「じゃ、死んでみるか」とビルの屋上に行ったり木の枝にロープをかける前に、ちょっと考えてみていただきたい。「死ぬほどのことなのだろうか?」と。
私は今自分が生きているということを以下のように定義づけています。
「生きている」という状態は、意識を持つ一個体としての「自分」がこの次元(世界・物質世界呼び方はなんでもいいのです)にアクセスできている状態である。
死んだらどうなるかわかりませんが、まず間違いなく生きている時と同じようにはこの世界にアクセス出来ないでしょう。青空や星空を眺めたり、美味しいご飯を食べたり、グーグー寝たり、今の時期では桜の花を見ながら酒を飲んだり。まだ読んでいない本もあるし、聴きたいCDもある。見たい映画もあるし、なんだか我々の世界も捨てたものではないような気がします。もう一度言いますが、どうせいつかは死ななければならないのだから、アクセス可能なうちに色々なものを見たり聞いたりしたいもんだと思います。
それに、しんどいのはほんの一瞬です。悩みながら生きた3年間も、今思い返すと短く感じます。精神的にしぶとくなったような気もするし、周囲の状況が変わらなくても何かの拍子に自分の考え方が変化して、気が楽になることもあります。ま、馬齢を重ねることも決して無駄ではないということです。生きていれば良いこともあるし。
重ねて言いますが、死んだらそれまでですよ。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - CDラック (2003-03-11 18:44:00)

ははは。m.c.A.K.さんに激しく同意しますわい。
確かに言われますよね。「また買ってきたの?」
他には「うるさいんだけど」、「○○(子供の名前)の頭がグチャグチャになる音楽はやめて」、「そんなことにお金使うのなら、私や子供に美味しいものの一つも食べさせようという気にはならないのかしら?」、「呼んでも聞こえないから、ヘッドフォンで聴くのやめてもらえる?」などの発言を浴びせられますなあ。
ことごとく、「はいはい」と答えて無視してますがね。まあ、妻の名誉のために付け加えると、始終言われているわけではないんですけれども。
ちなみに私もCDの枚数は800枚ぐらいはあるかと思います。正確な枚数は数えたことがないのでわかりませんが。
まあ、でもそれなりの年数聴いてりゃ、嫌でも増えますって。気に入らないのをガンガン中古屋に売らない限りは。
あ、そうそう。家族を持ち、子供も出来るとCDを聴ける時間がかなり限られます。学生のうちだけですよ。「1日メタルマラソン」とか「個人的名曲集(MD・CDR)作成」などが好きなだけ出来るのは。JENESISさんも、ガンガン大好きな音楽を聴きまくって下さい。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - その時歴史が動いた (2005-07-16 11:36:00)

しばらくお邪魔できなかったんですが、話題が思わぬ方向に発展していて、なかなかスリリングです。
原理主義者はどこにでも居ますね。私ははっきり言って嫌いです。
業界にも居ますよね。業界原理主義者。
自分の属する業界のルールが何よりも優先されるという考え方の持ち主です。
自分(と、業界)の権利を主張することに執着すると、知らぬうちに一般常識から乖離した行為を平然ととるようになります。注意したいと思います。
元寇の話題に関連して。
当時の武士というのは実は底辺を支えていたのは半農半武の武士達だったと考えています。
戦があるときは武装して馳せ参じますが、戦が無い時は自宅周辺で耕作しています。
その武士達を束ねていたのが、武士団の頭だったわけですが、このクラスの方々は『吾妻鏡』などにも名前が登場します。とはいえ、武士団の頭クラスでも今に例えて言えば中小企業の社長さんですね。生き残りに必死です。誰につけば生き残れるのか。ですから、同族的な結びつきが有ると思われる武士団の中でも、ある一派と別の一派が敵になって戦っているケースがあります。
では、中世において非武装宣言をした場合、戦いに巻き込まれずに済むのかというと、これは無理だと思われます。ですから、おそらく「単なる農民」という方々もどこかの武士の一派に属し庇護を受け、後方支援部隊(要するに食料の生産)として編入されなければ生き残れない状況にあったと思われます。
そこでまた、仏教の話に戻りますが、このような状況下であったからこそ、鎌倉新仏教は教線を拡張出来たのだと考えます。
また、その下地には浄土教の広い浸透があったのでしょう。古代末期以降、近世の始まりまでの間、人々にとって死は非常に身近なものでした。誰かの死に立ち会うことは現代に比較しはるかに多かったでしょうし、「殺さなければ(自分もしくは家族が)殺される」という状況も多かった。浄土教は「悪事を為すと地獄に落ちる」という考え方を非常に強く主張しますので(『往生要集』源信)、この教えを信じる人は「自分が生き残る為に人を殺す(悪事を為す)と地獄に落ちてしまう」というジレンマに直面してしまいます。かといって殺されるのは嫌だ。
そこで大いに救いになったのが、「南無阿弥陀仏」と唱えれば浄土に往生できるよ。という教えでした。もしくは、光明真言を唱えれば大丈夫だよ。あるいは「南無妙法蓮華経」と唱えればOKだよという教えでした。
これは別の側面で見ると、いかに中世の人々が人を殺して自分が生き残ることに罪悪感を感じていたかということです。また、自分が生き残ることを前提に考えていますので、いかなる苦境の中にあっても生を肯定しているということも伺えます。殺されることは御免だ。生きていたいんだ。でも生きることが罪を為すことであれば、その罪をどのように消滅させればいいんだ。中世人のそういった願いに応えたのが鎌倉新仏教の祖師達だったのです。
また、長くなってしまいました。
しかし、現代日本社会の中で起こる殺人事件に対する「罪の意識の希薄」さを見ると、戦乱の世で殺伐とした世とされる中世の人達の思いをもう一度深く考えてみるのも一考かと思うのです。
もう一度繰り返しますが、歴史を知るということは単なる教養や知識を得る以上のものを与えてくれます。自分がどう生きていくかという指針になりますし、他者とコミュニケートする有効な道具になります。
ただ、戦国大名の処世術を、経営やビジネスの方法論として援用するというのは、歴史を利用する方向性としては間違っていないし、大いにやってほしいと思うのですが、一方で「それだけじゃないんだけどな・・・」と複雑な思いもあったりして(笑)。
まあ、学生の皆さん。歴史は楽しいっすよ。役に立ちますよ。嫌わないで下さいね。ってことで今回はしめたいと思います。・・・お粗末!


独り言・・・ (2005-07-30 05:59:00)

たった今、息子と二人でかぶと虫を取ってきましたよ。
オス・メス各一匹ずつです。
思わず童心に帰っちまいましたねえ。
私は奥歯が全て詰め物になっています。
歯が丈夫な人が羨ましいですね。
ライキチさんが電動歯ブラシを勧められていますが、デンタルフロスも良いですよ。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - MEGADETHのアルバム再発について (2004-09-10 17:23:00)

今、『YOUTHANASIA』を腰を据えて聴いていたところです。
前言撤回。
『YOUTH~』の音質は非常に向上しています。少なくとも私のCDプレイヤーで聴く限りは。
今回は後半を旧盤と聴き比べてみたのですが、旧盤ではギターの音が少しシャリシャリしていたのが、リマスターしたものはそれが無くなっています。逆にギターもベースもストロングさが増しており、今まで少し嫌いだった『YOUTH~』の後半が、格好良く感じられました。
また、聴いているとほとんど差がわかりませんが、やはりわずかにテンポをアップしているようです。
げんきんなもので、前半部分に感じた違和感もこれで解消され、今後は間違いなく本作を聴く場合は再発盤に手が伸びることでしょう。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - DIOのINTERMISSION (2003-12-23 10:29:00)

上のお二人がおっしゃる様に、CD化されています。
日本フォノグラム株式会社で、番号はPHCR-4126です。
私はこの二年間の間で新品を入手した記憶がありますので、気の利いたCD屋さんなら店頭在庫という形で売っている可能性が高いです。(もしくは、あまり人が行かないCD屋の片隅でほこりをかぶっているとか)
内容は、すでに紹介されているとおり変則的です。収録曲は以下のとおり。
1 KING OF ROCK AND ROLL
2 RAINBOW IN THE DARK
3 SACRED HEART
4 TIME TO BURN
5 ROCK'N'ROLL CHILDREN
6 WE ROCK
1・2・3・5・6がライヴ音源で、サン・ディエゴ スポーツ・アリーナで収録されています。
4曲目はクレイグがDIOで初めてレコーディングした(当時の)新曲です。CD化の際に後ろに移動して貰いたかった・・・。
5曲目はRAINBOWのLONG LIVE ROCK'N'ROLLとMAN ON THE SILVER MOUNTAINとのメドレーになっています。
個人的には3rdの楽曲がライヴで聴けること、5曲目のメドレーが「やっぱ良い」こと、「WE ROCK」が格好良いことが本作のポイントですね。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - BURRN!を読まない皆様方へお尋ねします (2003-10-18 02:11:00)

ついでにB!誌ネタをもう一題(笑)。
私も基本的に5150さんと同意見です。特に、ミュージシャンのインタヴューは作品購入の前に読むと面白いですね。製作した方々は自分の製造物に自信を持っておられますから、「いやあ、今回のアルバムなんだけどこういうところが売りなんだよね」的な発言は映画の予告編を観るのと同じワクワクするものを与えてくれます。
本編を聴いて発言のとおりでしたら「言っていたとおり、えらい!よくやった!」ですし、たいした作品でなかったら「随分ふかしかましやがったな(笑)!このやろう!嘘つき(笑)!」とそれはそれで面白いかも。
ちなみに政則さんのレヴューに(他の方々のもそうですけど)絶対的な信頼を寄せてはいけません(笑)。PARADISE LOSTの『HOST』、政則さん、あのオトシマエはどうつけてくれるんですかっ!(笑)
まあ、レヴューなんてそもそもそういうもんですよね。自分がその作品を楽しめればそれでオーケーです。レヴューは絶対的な評価ではありません。レヴュアーの主観的な評価に基づくただの独り言です。で、その独り言が楽しかったりするから、今日もこ~いちさんのサイトにお邪魔させて頂くと(笑)。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - グレイトホワイトって・・・・・? (2003-06-01 11:56:00)

そう、ちなみにライヴ中に火事が起きてしまったバンドでもあります。ギタリストが亡くなっています。RIP・・・


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 洋楽を聴きはじめたのは・・・?! (2003-05-11 00:13:00)

私は小学校3年生くらいの時にQUEENの「BICYCLE RACE」(スペルあってるかな?)を聴いたのが、洋楽の聴き始めですね。従兄弟に聴かせてもらったんだけど、サビの部分が気に入って、従兄弟の家から帰る車の中ででたらめに歌っていたら、両親が「そのお経みたいな歌、やめて」と苦笑いしたのを覚えています。
それからはFMをエアチェック(若い人は知らないだろうな・笑)して手当たり次第に聴いてましたが、中学1年の時にSTYXで初めてレコードを買う経験をし、中3の時に友人からDEEP PURPLEとIRON MAIDENを教わってからドップリHM/HRにはまりました。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - White snakeのnewアルバム (2003-05-02 23:07:00)

レコーディングには入っていないでしょう。
でもライヴの受けも良いようだし、新作は作るんじゃないですか。いや、作ってもらいたい。
俺がレコード会社の人間だったら、とりあえず今やっているライヴを録音してまずはライヴ盤を出しますね。そして、じらしにじらしてから新作を発表。もちろん路線はサーペンスアルバスと同じ路線。やるからにゃ、派手にやらなきゃ。どかんと一発ね。てな感じですか。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - デート中のBGM (2003-04-11 21:33:00)

とりあえず私の妻を参考にして考えると、デート中のBGMにMANOWARは気に入ってもらえなかったですね。はい。「頭痛がしてきたから、止めてもらえるかなあ」と言われてしまいました。でも、DEF LEPPARD、BON JOVI、RUSHなんかは黙って聴いてくれています。HM/HRではないけれど、OASISやU2もOKですね。
そういえば、この間ALCATRAZZの1stをかけていたら「懐かしい~」というので、「おい、嘘だろう?!」と言ったら案の定ASIAと勘違いしていたみたいです。
まあ、HM/HRの場合、ノイジーな音の中に「美」を見出す音楽ですから、聴きなれない人にとっては騒音以外の何物でもないというのも仕方がないかと思います。だから(妻が)少々機嫌の悪い時に「消して!」と言うのもわからないではない。いけないのは、「それ」を聴いていることを指して人格を非難することです。言われたことはありませんが、「そんなものを聴いているから、あんたは稼ぎが悪いのよ!」・・・最低の文句ですね。
あと、HM/HRのリスナーではない彼・彼女を持つ皆さん、相手が聴いているものを「そんなつまらないもの聴いて、わかってないなー」などと言ったりしていませんか?好きなものを楽しんで聴く権利は、お互い尊重したいものです。
でもなんだかんだ言って、男の(というよりは姉さん女房を持つ夫の)立場としては、デート中のBGMは彼女(妻)の好きなものをかけるのが一番無難です。やっぱり連れ合いが嬉しそうな顔をしているのを見ることが一番でしょ。でなきゃデートする意味がないじゃないですか。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 歌唱力 (2003-04-08 01:35:00)

やっぱり、聴いていて鳥肌が立つような感動をおぼえさせてくれるようなヴォーカリストは、「歌唱力有り」とみて良いかと思います。例えて言うなら元MR.BIGのエリック=マーティンや、MANOWARのエリック=アダムズとか。もちろんDREAM THEATERのジェイムズ=ラブリエもその一人。あと、HM/HRではありませんがU2のボノも挙げておきたいですね。あと、そうそう、PEARL JAMのエディ=ヴェダーや、AUDIO SLAVEのクリス=コーネルとか。
逆に「歌唱力無し」の方々は・・・(笑)
MOTLEY CRUEのヴィンス=ニールと、元RATTのスティーヴン=パーシー。そしてオジー=オズボーン。でもこの方々の場合、上手くなさげな所が逆に強烈な個性になっていて、大好きです。もう声そのものに物凄い特徴があるから、上手い歌いまわしはかえって必要ないような気がします。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - ピック有無 (2003-04-04 23:32:00)

そう、ゲディ=リー。この人は凄いっすよ。
目茶苦茶手数の多いメロディックなベースを弾きながら歌を歌うだけでなく、歌を歌いながらキーボードを弾いて、同時に足でフットベースを奏でているのだから頭の中がどうなっているのか見てみたいです。
最も好きなベーシストですね。
ベーシストはギタリストよりも好きなんで、話しはじめると止まらないんですが、他に好きなベーシストを挙げさせてもらえば、トニー=レヴィン(PETER GABRIEL、KING CRIMSON、PINK FLOYD等)、ビリー=シーン、ジョン=ポール=ジョーンズが良いですね。フレットレスだとトニー=フランクリン(THE FIRM、BLUE MURDER)、フェルナンド=ソーンダース(ジェフ=ベック、ルー=リード)が好きです。
で、メロディアスなベースを弾く元祖は、やっぱりポール=マッカートニーではないかと。そう思う今日この頃だったりして。
関係ない話ですみません。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - ギターの種類 (2003-02-05 00:14:00)

ストラトキャスターといえば、フェンダーですね。プレイヤーではリッチ-=ブラックモアやイングヴェイ=J=マルムスティーンが代表格でしょう。
レスポールといえばギブソン。プレイヤーではジミー=ペイジやジョン=サイクスなどが思い出されます。SGもギブソンで、AC/DCのアンガス=ヤングが有名。フライングVもギブソン・・・かな?マイケル=シェンカーが有名。
ウォーロックといえば、ベースですがW.A.S.P.のブラッキー=ローレンスが使用していたような。あれはB.C.リッチですか。
いやあ、駄目なんです。ギター(及びベース)とプレイヤーの話になると好きなんでついつい。
ついでに書くとRUSHのゲディ=リーはリッケンバッカ-のベースを弾いていたような気が。
一つわからないのはフレットレスベースの名手トニー=フランクリンがBLUE MURDER参加時に使用していた黒いベース。あれ、どこのベースだったのだろう。もの凄く格好良かったんだけれど。
ちなみに私はエピフォンの黒いレスポールと、フェンダーのサンバーストのプレシジョンベースを持っています。ろくに弾けないけれど(笑)。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 1stアルバムが1番良かったと思えるアーティストは? (2006-06-30 23:30:00)

MR.BIG。
誰が何と言おうとMR.BIG。
2ndが好きな人が多いのを承知でMR.BIG。
く~っ。泣けるぜ。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 貴方にとってHELLOWEENとは何ですか? (2004-12-19 16:01:00)

私にとってのHELLOWEENとは、「昔つきあっていた彼女」で、「今は良い思い出」だ。
「DR.STAIN」のCDシングルはそれこそ何回聴いたことか。
メジャーデヴュー後の1st、2ndの出来の良さに、どれほど驚嘆したことか。
彼等こそまさしくIRON MAIDEN系HMの継承者だと信じて疑わなかった。
しかし、残念ながら私の望んでいた路線からは次第に離れていき、(最新作は聴いていないので現時点では改善されているかもしれないが)サウンドプロダクションに問題点が感じられたため今は滅多に聴かなくなってしまった。大好きだった1st・2ndもテープで購入(当時はCDプレイヤーを所有していなかったのだ)し、CDでの買いなおしをしていないため、やはりほとんど聴かない。
でも、大好きだったバンドだ。今でも頑張って欲しいとは思っているし、できれば成功して欲しい。
ただ、成功するためにはバンド内のゴタゴタを減らす必要があるんだろうな。
言いたくないけど、MEGADETHが遅ればせながらその道を辿りつつあるように、HELLOWEENはマイケル=ヴァイカートのソロプロジェクト化した方がビッグになれるのではないかなんて思ってしまったりして。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 邦題 (2004-01-31 00:50:00)

私はYESの『FRAGILE』=『こわれもの』とか、『CLOSE TO THE EDGE』=『危機』とか「良いなあ」と思います。KANSASの『LEFTOVERTURE』=『永遠の序曲』、『POINT OF KNOW RETURN』=『暗黒への曳航』なども凄く感じが出てますよね。ぱっと目に入った時に思わず聴きたくなってしまいます。
凄いと言えばBOCの『SECRET TREATIES』=『オカルト宣言』はギリギリのところで雰囲気が出ていてOKですが、『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』=『地獄の咆哮』、『SOME ENCHANTED EVENING』=『暗黒の狂宴』など、ライヴ盤になるといきなりKISS化、サバス化してしまうのは何故でしょうか。
名盤『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』の『呪われた炎』も凄いですね。もっとも、直訳して『出所不明の火』とか少しひねって『不審火』よりはましですか。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 輸入盤CDへの苦情 (2003-10-24 22:38:00)

>まんぞーさん
笑えました(笑)。可笑しかったです。
でもCDが入っていないのは笑えませんね。いや、えらい。なんでも笑いとばすのが勝ちです。
私は輸入盤を買って何が一番イヤかというと、ケースが開かないように上の方に貼り付けてあるシールですかね。あれ、すぐ破けちゃうしベタベタしたのがなかなか取れないんですよ。
あと、全般的に日本盤よりちゃちいのも好きじゃないです。
やはり細かいところまでの拘りは日本人が一番ですね。紙ジャケ作らせれば世界一ですもんね。
でも、あまり拘りすぎてKISSの『PSYCHO CIRCUS』の紙ジャケみたいにポップ・アップ3Dジャケなぞ作られると、少し困ったりします。いや、プラケースのを買えば良いんですけど。保管しずらいし困りましたねえ。
話が脱線してすみません。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 聖飢末に0点つけちゃったりする人 (2003-10-18 01:51:00)

別にB!誌の肩を持つわけではありませんが、当時リアルタイムにあのレヴューを読んでいた者として、若干のコメントを加えさせてください。
酒井さんが聖飢魔Ⅱのデヴューアルバムに0点をつけたのは、バンドのことが嫌いとか音楽性が嫌いとかの理由からではなく、上の方も触れられているとおり単にバンドの「売り出し方」に問題があると考えた為だと思います。
実は当時この「売り出し方」がもの凄く重要でした。
今の若いリスナーの方はもうあまり感じないかもしれませんが、当時HM/HRを聴いている人間に向けられていた偏見の目たるや、実に陰険かつ壮絶なものがありました。
こういう話があります。某洋楽誌(どこの雑誌かは忘れましたが)で女性ライターと女性翻訳家の対談を企画しました。ネタはメタルで。で、どうもこのお二人も少し調子に乗ってしまったのか言いたい放題だったようで、いわく「HMを聴いている人間は頭が悪い」だの「IQが低い」だのとの発言が公然と紙面を飾ったということがありました。実はこの女性翻訳家の方はHM/HRの翻訳もしておりまして、「HM/HRの歌詞を訳して仕事をしている人間が、HM/HRのことをああも馬鹿にするということは、リスナーを食い物にすることではなかろうか」と問題になりました。
実のところこの女性翻訳家は今でもHM/HRのバンドの歌詞をたまに訳しております。あれからかなり経ちますが、私は今でも彼女の名前を目にすると少し不愉快になります。
当時(多少時期は前後しますが)このような時代背景をもっていたため、酒井さんとしては実力のあるバンドには「HMであることをパロディにした」作品を売り出して欲しくなかったのだろうと思います。聖飢魔Ⅱは優れた楽曲を収録していましたのでかなりエアプレイされておりましたし、そのことによりHMに対しより一層好奇の目が向けられるようになったことも事実かと思います。
まあ、デーモンさんは頭の良い方なのでKISSやW.A.S.Pが持っていたコミカルな部分を強調した売り出し方を意図したのかと思いますが、ここ日本では欧米と異なりHM/HRがしっかりと認識されておりませんでしたので、コミカルな部分のみがクローズアップされる結果となってしまいました。それでも聖飢魔Ⅱは実力に応じた息の長い活動をしましたし、登場時においてかなりのインパクトを与え、普段HM/HRを聴かない人々を巻き込んだという意味では「あの売り出し方」は成功したともいえます。逆説的にいうと、だからこそ酒井さんはあえて音楽会社を敵にまわして「こういう売り方は結果的にHM/HRが正しく認識されることの障害になるぞ」と牽制したのでしょう。あそこであの売り方を容認すると我も続けとばかりにHMをパロッたバンドが売り出されることは必至でしたでしょうし。
長々と書きましたが、誰でも自分の聴いている音楽や音楽を聴いている行為自体を、意味もなく馬鹿にされると不愉快です。ましてやHM/HRを愛している人間の人格までをも貶める行為が公の場でまかり通ると、極端に言えば「HM/HRを聴くことは悪事に等しい」という誤まった認識を社会に植え付けることになってしまいます。実際問題としてHM/HRに対する偏見はいまだ根強く残っておりますし、我々リスナーはHM/HRが聴きづらくなるような社会的な動きには注意をはらって対応する必要があると考えます。
酒井さんのレヴューは、その言葉だけを捉えると聖飢魔Ⅱのファンの方には悪口にしか思えないでしょうが、実は以上に述べたような問題意識をもとに発言されているということも知っておいたほうが良いかと思います。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 今月のお楽しみ (2003-10-09 21:27:00)

>C3さん
おお。もうTHE DARKNESSを聴かれましたか。
決して'70年代復権を叫ぶわけではありませんが、こういう音は貴重だし、売れて欲しいと思います。お聴きになったら、ぜひご感想を読ませてください。
SKID ROWはなんとな~く音の予想がついているんですが・・・。でも買っちゃうだろうなあ。多分「ゴリオシ感のない3rd」みたいな作品じゃないかなあと思っているんですが。
とりあえずB誌のレヴュー中の点数は最近ますますあてにならないしねえ(文章は参考になります)。古い話だけれど、THE FIRMの2ndが、確か68点つけられていたことがありました。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 世界に誇る日本産メタル集発売!! (2003-09-28 04:05:00)

わたしゃ買いましたよ。どうしても44MAGNUMの「STREET ROCK'N ROLLER」が聴きたくなってしまって。やっぱ、良いですわ。名曲だなあと改めて感動しましたね。
日本のHMって、当時は横目で見ながら通り過ぎたって感じだったのだけれど(金がなかったので海外のHM/HRを聴くので一杯一杯だった)、ANTHEMを聴くようになってからは偏見無く接することが出来るようになりました。
個人的には9曲目のDEAD ENDやDOOMはツボでしたねえ。格好良いな。単純に。
他の収録曲も押しなべて熱く、「ああ、当時はこんな事態になっていたのか・・・」と少し懐かしいとともに、彼等が居なければX(JAPAN)も聖飢魔Ⅱも、そしてB'Zももしかしたら居なかったのかも・・・と思っちゃったりして・・・。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 信用できるベスト盤をさがそう! (2003-06-24 22:22:00)

もう十分書いたので良いかなとも思ったのですが、少し誤解されているようなのでもう少し書き加えておきます。
まず、未発表音源集のことはベスト盤とは言いません。私が話題に出したのはあくまでも「未発表音源を収録したベスト盤」と、「選曲がベスト盤のように代表曲を網羅しているライヴ盤」と、「選曲がほとんど代表曲を網羅しつつ、希少音源もカヴァーしている企画盤」の話です。
あと、poor manさんの意見も最もな話で、レコード会社主導で編集されたベスト盤などには、未発表曲1曲で釣っておいてトータルな出来はトホホなものはいくつもあります。
ただし、今回私が紹介させていただいたものは、一応良心的と評価できるものに限ったつもりです。MEGADETHのベストは日本盤ならという条件付ですが(笑)。
まあ、ベスト盤になにを求めるかでその人にとっての「理想のベスト盤」も異なってきますのでなんとも言えないのですがね。私も決して金持ちではありませんが(笑)ベスト盤を買うのはだいたい最後です。アーティスト主導で作ったものが主で、代表曲の選曲や配置にこだわりが認められることや、未発表音源でも価値があるものを収録しているというのが条件です。要するに、音楽への接し方として最初にそのアーティストの全体像をつかむということをしないんですね。必ずオリジナルアルバムの中で、名盤として評価が定まっているものを最初に買います。
音楽の聴き方は個人の自由ですので、特にお勧めするわけでもありませんが、私的にはアーティストの作品群に神秘性を感じるのも一つの楽しみなわけですよ。ゆっくりで良いから1枚1枚聴いていく(集めていく)。そういうのが楽しかったりするわけです。これまでの経験から、1枚惚れこんだ作品があれば、他に評価が低い作品があってもそれなりに楽しめることを知っているんで、やはり基本的にはオリジナルアルバムを時間をかけてでも集めていきたいんですね。ただし一番最初に駄作をつかむと惚れこむ以前の問題ですから、そこはやはり最初は名盤だと。
そういう意味では、「入門篇としてのベスト盤」自体を私はあまり認めていないんですね
ああ。「だったら最初から書き込むんじゃねえ」という声が聞こえる・・・(笑)。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - あの頃は(昔話) (2003-06-15 14:52:00)

正直なところ、ロックだけでなく小説・映画など様々なジャンルにおいて、ポップカルチャーは行き着くところまで行ってしまったような気がしてなりません。今、「最先端」として出てきているものは、いずれも過去の方法論をいかにミックスして新しく見えるようにするかというところにポイントが置かれています。しかし、それは当然行なわれて然るべき行為(ここに至るまで常に行なわれてきた)ですし、過去を完全に否定して全くオリジナルなもの(そんなことが出来たらの話ですが)を作ったところで万人が理解できるものにはならないでしょう。
というわけで、HRが誕生して30年が経ち方法論もある程度出揃った現在では、リスナーも「俺は'70年代しか聴かない」とか、「色々つまみ食いもするけど基本的には'80年代のLAが一番だね」という聴き方をして当然なような気がします。
つまるところは新人バンドも、「俺達は'70年代の音楽が好きだから、それを追求していく」とか、「俺達はモトリーの息子さ。ちなみに祖父はエアロだ」とかいうのが出てきてもおかしくないと思います。
要するに、'90年代半ばまでは音楽を聴くとなるとなんとなく「新しい音楽を追いかける」ことが必要だみたいな気風がありましたが、それも過去のこととなりつつある。これからは好きな年代のものを追求していくような聴き方が主流になりつつあるのではないでしょうか。
ということは、今もっともヒップでクール(死語ね 苦笑)な話題は、実はこのお題(昔話)だったりして・・・(笑)。
JOE吉田さん。ナイスお題!


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 絶滅危惧バンド(保護指定バンド) (2003-06-05 01:47:00)

追加。ベーシスト篇。
①トニー=フランクリン
元THE FIRM、元BLUE MURDER。嗚呼、フレットレスベースの名手。誰かこの人をロックフィールドに連れ戻してくれー(いや、最近の活躍を俺が知らないだけなのか?)。
組ませたいギタリスト ジェフ=ベック
②ビリー=シーン
いや、十分メジャーな存在なんだけどさ。この人って器用貧乏を絵に書いて額に収めてルーブル美術館に持っていったような人だから。
組ませたいギタリスト ジェフ=ベック!
③ジョン=ポール=ジョーンズ
いいのか?ジョーンジー。ペイジはまた大儲けしようとしているぞ。新作を聴かせてくれ!
組ませたいギタリスト ジェフ=ベック!!
そしてジェフ!新作出すんじゃなかったのかよ!それとも俺の住んでいるこの町だけが置いてないのか?新作を聴かせてくれ(結局これが一番言いたかった)!
でも、なんだかんだ言っても元GENESISのピーター=ガブリエルさんが、一番守ってあげなければいけないアーティストだと思います。いくら売れても有名になっても救われない可哀相なおじさんです。ちなみに『UP』収録の「THE BARRY WILLIAMS SHOW」という曲は、みのもんたさんのテーマソングにピッタリだと常々思っていました。
ああ、すっきりした。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - ホワイトスネイク2003のギタリスト。 (2003-04-11 21:44:00)

いやあ、私もぜひアルバムを作って欲しいなあと願っています。
ばい(by)さん、ダグ=アルドリッヂですがDIOの最新アルバムで弾いていますよ。なかなかいい線いっていると思います。リフが若干大味なんですが、それはロニーにも責任があるんでね。
他の作品としては、LION、BAD MOON RISINGなどのバンドで弾いていますね。とはいえ私自身が聴いたことが無いので、お勧めのしようがないのですが、LIONは評判良かったですね。あとは、HURRICANEでも弾いていたかな。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 私はBLACK METAL に向いていないのでしょうか? (2003-04-04 23:13:00)

ブラックメタル・・・。
何だか久しぶりに聞くような気がします。この言葉。まだあったんですね。
はっきり言って最近のデスメタル(メロディック・デス、ブルータル・デスなど全部ひっくるめて)は全く聴かないので、門外漢の私がコメント出来る立場ではないのは重々承知の上なのですが、一言だけ言わせてください。
「ブラックメタルってイコールVENOMじゃなかったんですね」
おっさんな発言で、すみません。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - ジャケについて (2005-06-25 16:30:00)

いやいや(笑)。やっぱサバスのあれじゃないんですか。ギランが歌っている。ほら・・・。
怖いよ~(笑)。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - 産業ロックあれこれ (2003-02-05 01:21:00)

KUZUさんの意見に補足します。
渋谷陽一氏が「HMはゴミじゃ」と発言したのは、HMというものをROCKが持っている衝動性を特化・先鋭化したある種奇形的(表現を変えれば機能的)な音楽であると定義した為です。
要するに、ROCKを聴いていて自然に身体が揺れてきて、思わず首を振ってしまったというのは有りでも、首を振る為の音楽(渋谷氏が思うところのHM)を聴いて激しく首を振るのはどうかと。もしくは怒りを喚起する音楽(渋谷氏が思うところのHM)を聴いて、怒りに身もだえするのは、それは滑稽じゃないかと。そういう意味で言っていたような記憶があります。
HMがゴミであるかどうかについては、個人的には「ゴミじゃないって」と思いますが、大昔にYMOがスネイクマンショーでやっていたように、「ゴミもあるけど、ゴミじゃないのもある」というのが実際かなという気もします。
ついでに書くと、nanase7さんの意見に激しく同意します。「産業ロック」という言い方はどうかなあとは、以前から思っていました。個人的にはアメリカン・ハードロックで一括りにしたいところですが、現在は音楽分布の世界地図も変化しているのでこれも的を得てはいないんでしょうね・・・。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - IRON SAVIOR 『CONDITION RED』について ~C3さんへ~ (2003-01-05 15:51:00)

>C3さん
IRON SAVIORの『CONDITION RED』、購入しました。
おそるおそる聴いてみましたが、かなりの好感触です。確かにかなりジャーマンメタル臭はありますが、普遍的な格好良さを持つHMと認識してよいかと思います。個人的には、ジャーマン"系"メタルを評価する唯一の基準であるHELLOWEENの『KEEPER~』二部作と比較すると、『KEEPER~』二部作を(普遍的に見て)95点だとすると、『CONDITION RED』には85点は付けても良いかと思います。
さて、そこで我ながら疑問に思いました。どうしてIRON SAVIORは聴けてSONATA ARCTICAの『SILENCE』は聴けないのか。
SONATA~を引っ張り出して本作と『SILENCE』を聴き比べてみた結果、以下のようなことがわかりました。
① サウンドプロダクションは『CONDITION RED』の方が良い。
なによりギターのエッヂが立っていますし、ギター、ベース、キーボードの音色が渾然一体とならず、きっちり分離して聴こえます。
② ドラムがツーバス一辺倒ではない。
ドラマーはかなり意識して自分なりに"オカズ"を織り込んでいます。テンポチェンジも巧みですし、聴いていて飽きさせません。誰かと思ったらトーマス=ナックでした。この人はGAMMA RAYに居た人ですね。GAMMA RAYでのプレイを聴いた時には特に思うところはなかったですが、本作を聴く限りではかなりの芸達者だと評価できます。
以上に挙げた2点の違いが存在することにより、本作の価値は私自身の中で非常に高いものとなりました。そして、つまるところSONATA~も今後サウンドプロダクションのレベルをアップし、ドラミングに工夫を施せば(同じテンポで叩き、しかもドラミングに工夫が足りないプレイは、いかに早くツーバスを蹴っても単調で退屈です)、今まで以上の成功を収めることが可能なのかなと思いました。色々な意味で興味深い体験となりました。お勧めして頂き有難う御座いました。


ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - メタル離れ? (2003-01-05 14:59:00)

別に良いと思いますよ。METAL離れ。METALだけ聴いていなければいけないというものでもないだろうし。
私も、一時期(大学行っていた頃だから、10年以上前かな)METALの音作りというのがやけに装飾過多で小うるさく聴こえた時期があって、その頃はLOU REEDだけを聴いていました。だけど、HAREM SCAREMの『MOOD SWINGS』を聴いてその格好良さに感動し、またHR/HMに戻ったということがあります。
そういう経験をしてからは、何でも聴くようになりました。モーニング娘。(ベスト1枚を妻のためにコピーしただけだけど、聴くのは別に苦痛ではない)も聴くし、宇多田ヒカル(かなり好き)、MR.CHILDREN、GLAY、B'Z、SPITZもアルバムを複数枚持っている(コピーじゃなくて購入してね)。洋楽ではPETER GABRIEL、NEIL YOUNG、BLUR、OASIS、DAVID BOWIE、THE VELVET UNDERGROUNDなども大好きだ。最近ではCOLDPLAY(1stの「YELLOW」、2ndの「IN MY PLACE」は物凄い良いメロディを持っている)にはまっている。
でも、最近思うんだけれど、多分思春期(言い換えれば少年期)に好きで聴いていたものって、多分死ぬまで好きで聴き続けていると思う。私も基本的には'70~'80年代のHR/HMが最も好きだ。そもそもこの文章だってOVERKILLの『THE YEARS OF DECAY』('89)を聴きながら打っているし。ま、そういうもんだと思います。