この曲を聴け!
クーカイさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 401-430
MyPage

クーカイさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2 | 3 | 4
モバイル向きページ 
クーカイさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 401-430

0 | 1 | 2 | 3 | 4


KANSAS - Leftoverture ★★ (2001-07-03 00:59:00)

'76年の作品。プログレ・ハードバンドとしてのKANSASの人気を決定的なものにした1枚。
1曲目「Carry On Wayward Son」は、哀愁漂いつつもプログレッシヴな1曲。圧巻は8曲目の「Magnum Opus」。まさに"超大作"で、プログレ・ハードの真髄をあますところなく聴かせてくれる。
本作は次作の『POINT OF KNOW RETURN』と対になる作品で、ぜひあわせて聴いてもらいたい。傑作。


KANSAS - Point of Know Return ★★ (2001-07-03 00:46:00)

アメリカン・プログレ・ハードの雄峰がシカゴにあるとすれば、カンサス州ウェスト・トペカは大山脈の端にあたる。KANSAS。アメリカン・プログレ・ハードを代表するもう一つのバンド。
KANSASの創出する音楽の特徴は、ポップでありながら複雑な構造をもつ楽曲構成が挙げられるが、なによりもギターとソロを分け合うのがヴァイオリンであるというのが、最大の売りであろう。
ギターとヴァイオリンのスリリングな応酬が、プログレ・ハードの醍醐味を味わわせてくれる。
本作は'78年に発表されプラチナムに輝いた、KANSASの5作目。
1曲目のタイトル曲、「Point Of Know Return」と2曲目の「Paradox」は永遠の名曲。7曲目「Dust In The Wind」は、この曲を知らないのは罪であると言いたくなるほどの名曲。
捨て曲皆無。傑作。


STYX - Pieces of Eight ★★ (2001-07-03 00:21:00)

'78年の作品。
ジャケットがイースター島な1枚。
アルバムの冒頭を飾る「Great White Hope」はプログレ・ハードの佳曲。
6曲目「Blue Collor Man(Long Nights)」はライヴで定番のハードポップな超名曲。8曲目「Renegade」も泣く子も黙る名曲。まさにTommy=Shaw大活躍。終盤はDennis=DeYoungの「Pieces Of Eight」が感動的。
プログレハードとハードポップを絶妙なバランスで聴かせてくれるこの1枚。Shawの活動をDAMN YANKEESでしか知らないあなた、お勧めです。これも傑作。


STYX - The Grand Illusion ★★ (2001-06-27 23:55:00)

CRYSTAL BALLに続き'77年に発表された、若干ポップな1枚。
プログレな①に続きイントロのキーボードが印象的な②、明るい④、ハードドライヴィングなギターが格好いい⑤など、名曲、有名曲が目白押しで、非常にバラエティーに富んでいるのも売り。
傑作。


STYX - Crystal Ball ★★ (2001-06-27 23:41:00)

アメリカン・プログレ・ハードの雄、STYXの'76年の作品。
トミー=ショウ加入後初のアルバムで、プログレ・ハードな1枚。
①はクラシカル(シンフォニック)なキーボードのフレーズと、ハードなギターの絡みががスリリングな1曲。秀逸なのはタイトル曲の④。STYXはバラードに傑作が多いが、この曲の美しさはただ事ではない。また、⑥から⑦にかけての展開や⑦のせつなさ、美しさは圧巻。
傑作である。


BLUE OYSTER CULT - Fire of Unknown Origin ★★ (2001-06-27 23:25:00)

実はこのアルバムは輸入盤のCDの他、日本盤のアナログも持っている。
何故か。ジャケットが秀逸だからだ。怖い。
己が額に魔術的記号を刻印した、13人の魔女。BOCのオカルト趣味もここに極まれリというところだろう。
内容はというと、どちらかと言えばキーボードを前面に押し出したポップなHRだ。が、しかしこのキーボードが曲者で、全く甘ったるさを感じさせず、逆に冷たいものを背すじに感じさせる鬼気迫るものがある。冷めた狂気。深淵。虚空。
お薦めは②で、3年位前のFEN(現在はAFNっていいましたっけ?)では良くかかっていた。'81年発表なのだがいまだにその人気は高いのだ。
せっかく帯付き解説付きのアナログがあるのだから、少しそれにも触れよう。解説は伊藤政則さん。作品の背景にあるオカルトについてまで語った力の入った解説。
帯も凄いぞ。「吹き荒れるヘヴィ・メタル・サウンドは、巨大なモンスターを起こしてしまった。大都会。ニューヨークのコンクリート・ジャングルから熱いサウンドメッセージはBOC。ヘヴィ・メタルの元祖ブルー・オイスター・カルト。本物のド・ハード・ロック、さすがに強力無比。」熱い。全部引用してしまった。
だが、帯で3曲目の「VETERAN OF THE PSYCHIC WARS」を「恐怖の薬物戦争」と間違えたのは誰だ?正しくは「恐怖の精神戦争」。やばいだろ、"薬物"。


BLUE OYSTER CULT - Secret Treaties - Astronomy ★★★ (2001-06-25 22:23:07)

BOCで哀愁漂う曲といえば、これも忘れてはならない。少し前に、METALLICAもカヴァーしていたっけ。
ただし、この曲はH.P.ラヴクラフトが創造したク・リトル・リトル神話(BY荒俣宏)に触発されたものなので、少し恐かったりする。
ちなみに'88年の『IMAGINOS』に別ヴァージョンを収録。


BLUE OYSTER CULT - Fire of Unknown Origin - Burnin' for You ★★★ (2001-06-25 22:13:36)

これも、「(DON'T FEAR)THE REAPER」と双璧をなす、哀愁漂うBOCの超名曲。少しPOPだけどそれがまた良い。
淡々と歌うVoがGのドラマティックなプレイと対照的で、逆に際立たせている。


BLUE OYSTER CULT - Agents of Fortune - (Don't Fear) The Reaper ★★★ (2001-06-25 22:04:25)

私はLIVE盤の『SOME ENCHANTED EVENING』のヴァージョンが好きです。
哀愁を帯びた曲調で、へこんでいるときに聴くと胸が締め付けられますなあ。
でも「死神」って邦題はどうかと思う。


PINK FLOYD - Wish You Were Here ★★ (2001-06-25 00:47:00)

'76年発表の、9作目。
前作『狂気』の大ヒットがプレッシャーとなり、相当な難産の末にリリースされた。が、結果として歴史に残る傑作が産みだされた。
幽玄さ漂うプログレッシヴブルース「SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND」は勿論、4曲目の「あなたがここにいてほしい」(あえて邦題で書かせてもらう)は名曲中の名曲。特に④は、元リーダーで精神を病み脱退したシド=バレットに捧げられ、涙なくしては聴けない。


SINNER - The Nature of Evil ★★ (2001-06-25 00:26:00)

日本盤は今はなき某Zレーベルから発売されていました。
SINNERってこれしか持っていないんだけど、ものすごく気に入っている。
なにより、ヘヴィさとメロディーとのバランスが絶妙。ツインギターが気持ちいい。もうツインリードがハモリまくり。
①から④にかけての疾走感がたまらないし、哀愁漂うインストの⑥からアグレッシヴな⑦への劇的な展開!
スピーディーでメロディックなHMを愛してやまない方、必聴の1枚です。ぜひ。


SOUNDGARDEN - Down on the Upside - Pretty Noose ★★★ (2001-06-24 22:59:41)

もう解散してしまいましたが、もしこのバンドを"グランジ・オルタナ"(死語か?)の一派として聴いていないという人がいたら、それはもったいないです。ヘヴィでグルーヴィでダークで、時にサイケな格好いい曲がいっぱいありますよ。
例えばこの曲。マグマの噴出のような"うねり"を持ち、ダークなんだけどサビがなんかキャッチーで、不思議な魅力を持っています。
クセになります。


MOTORHEAD - Bastards ★★ (2001-06-24 22:46:00)

MOTORHEADはこのアルバムで初めて聴きました。名作と言われる『ACE OF SPADES』を凌駕する超名盤だと思います。
前半に血管がぶち切れそうなほどテンションの高い曲が集中しているあたり、なんとなくAEROSMITHの『PUMP』に似ています。
圧巻は①から④で、いやもう疾風怒濤のごとく駆けまくり、グウの音もでないほど打ちのめされます。"凄え"の一言に尽きますね。


RUSH - A Farewell to Kings - Closer to the Heart ★★★ (2001-06-24 22:22:28)

聴くものを勇気づけてくれる。私の人生において最も重要な曲。
「君は船長になれる。僕が海図を描こう。その心のままに、運命へと漕ぎ出していくんだ」


LIVING COLOUR - Vivid - Cult of Personality ★★ (2001-06-24 22:12:29)

'88年当時(今でもそうか?)4人のメンバー全員が、黒人であるHRバンドというのは珍しかった。
この曲はLIVING COLOURメジャーデヴュー作の1曲目を飾っている。
ファンキーなリズムがメンバーの出自を示しているが、リフが目茶苦茶格好いい。ソロには早弾きもあり。思わず踊りたくなる痛快な1曲。


IRON MAIDEN - Virtual XI ★★ (2001-06-23 02:48:00)

これ、駄作ですか?俺、結構好きなんだけど。
ベイリーのヴォーカルはまだしっくりこないところを残しているけど、前作に比べれば格段に良くなっているし、何より楽曲が充実している。疾走する①、キャッチーな②、スリリングな③、雄大な自然を描いた風景画のような④、スケールの大きい⑦、聴いていると胸を締め付けられるようになる⑧など、聴き所満載だと思うのだけれど。
ただ、やっぱりギターの音がおとなしいんだよなあ。もっと尖っていたら①が数倍格好良くなるのに。
もし、ブレイズ=ベイリーが歌っているということだけを理由に、本作に接していない人がいたら、レンタルでも中古でもいいんで騙されたと思って聴いてみてください。結構いけると思うんだけど。


IRON MAIDEN - Brave New World ★★ (2001-06-23 02:30:00)

はっきり言って大好きです。
確かに長尺の曲が多く、疾走系の曲が少ない。しかし、飽きない。眠くならない。聴けば聴くほど味が出る。奥の深いアルバムです。
確かに欲を言うと①はちょっとインパクトが弱い。しかし、②以降本当に力の入った(主題が明確でアレンジが良く練られた)楽曲が続きます。個人的には②、⑤、⑦、⑨が気に入ってます。
印象としては『SOMEWHERE IN TIME』に似ているな(曲展開が複雑でプログレッシブ風の味付けもされているという意味で)と思いました。
ギターにエッジが戻ってきたのもグッド。『NO PRAYER FOR THE DYING』以降前作に至るまで、どうもギターの音がしょぼい様な気がしていたので。
ここ10年のメイデンの中で一番のおすすめ。


CATHEDRAL - The Carnival Bizarre ★★ (2001-06-23 01:03:00)

私は②と⑩が好きです。本当にこの人たちは当代随一のリフメイカーだよね。


MEGADETH - The World Needs a Hero ★★ (2001-06-23 00:29:00)

正直な話、最初に聴いたときは「なんじゃ、こりゃ」と思った。
しかし、どうも一刀両断に切り捨てることもできずにズルズルと繰り返し聴いているうちに、良くなってきたのですねえ・・・これが・・・。
はっきり言うと決して昔には戻っていない。また一聴して「これは忘れられん」と思うような曲もない。確かにリフは鈍い。だが、やっぱりこれってメガデスにしかできない格好良いHMなんだよねえ。②以降は安心して聴ける良質な(メガデス印の)HMです。⑤、⑧はスリリングかつ格好良いし。でも①にああいう曲をもってくるかあ?それに⑫はちょっとなあ・・・この2曲はボーナストラックにして、①には『CAPITOL PUNISHMENT』収録の「KILL THE KING」を持ってきたほうが良かったのでは・・・。
なんか否定的なことも書いちまいましたが、風説にとらわれてまだ未聴の方がいたら、「もったいないから聴いときなさいって」と進言させて頂きます。いや、悪くないって。実際。


RUSH - Counterparts ★★ (2001-06-22 23:43:00)

カナダの至宝RUSHの、グランジーでヘヴィーな1枚。
当時流行していたグランジロックをRUSH流に解釈した②を聴いて、当時私は狂喜乱舞した。グランジーだったからではない。前作よりハードになっていたからだ。
『HOLD YOUR FIRE』以降、RUSHはポップかつインテリジェンスなHRの創造を、進化の方向性とした。それはそれで良質なものが出来上がっていたのだが、どうも個人的にはハードさが足りないと感じていた。「アレックス、もっとギターを聴かせてくれー」てな具合だったわけである。
しかし、この作品でRUSHは新たな進化の方向性を指し示した。ハードかつオーガニック、熱くそして冷たい、RUSHにしか創造しえない楽曲の数々。ハードな②、じっくりと聴かせる④、個人的には夫婦喧嘩をしているときに頭の中でなり響く⑥、ハードかつスピード感溢れる⑩、感動的な⑪など聴き所満載の1枚。


STYX - Paradise Theatre ★★ (2001-06-22 23:22:00)

さて、問題です。アメリカン・プログレハードバンドのうち、代表的なものを3つ挙げなさい。
という設問があったとしよう。私は迷わず最初にSTYXを挙げる。他の2つは?KANSASとBOSTONかな。
アメリカン・プログレハードと聞いても、ピンとこない人が多いかもしれない。一言で言えば「プログレの亜流」になるのだろうか。しかし純正のプログレッシブロックではなく、もっとポップで明るくて、プログレ特有の難解さが薄まっている。まあ、アメリカ人がプログレをやろうとしたらこうなっちゃいましたという音楽である。
閑話休題。本題に入ろう。本作はSTYXの最高傑作である。ただし、プログレハードではない。もっと人口に膾炙する普遍的なHRである。
「これ、HRじゃないでしょう」という人もいるかもしれない。たしかに甘くて、絞ると水が出そうなほど叙情的である。渋谷陽一氏も嫌いなバンドの一つに挙げていた。
だが、しかし。しっとりと始まる①から一転してハードドライヴィングな②に移るスリリングな展開、不思議な雰囲気を醸し出すポップな③、誰がなんと言おうと聴いていると泣けてくる、超名バラードの⑤、間奏部がこのバンドの出自を表明している、ちょっとプログレハードな⑥、明るいけどせつない⑦、本アルバム中最も重い⑧、ワイルドなリフが格好良い⑨など、最高傑作の名にふさわしい内容に仕上がっている。
メロディアスなHRが好きな人は是非聴いてみて欲しい。決して後悔はさせない。


KING CRIMSON - Red ★★ (2001-06-22 22:48:00)

"メタルクリムゾン"な1枚。
タイトル曲の①は、人間が生来もつ根源的な恐怖や不安をかきたてつつも、聴いているとクセになる麻薬的なリフをもつ名曲。哀愁漂う②、本アルバム中随一の軽快さと明るさを誇りながら、どこか恐い③、その後大作が2曲並ぶがこれも決して飽きさせない。
アルバム全体の流れ及び個々の楽曲の出来ともに傑作の名に値する。
ロバート=フリップは'94年の『VROOOM』で"メタルクリムゾン"の封印をとき、翌年発表の『THRAK』でも一部それを踏襲する。しかしいずれも「RED」は超えていない。
HMが産声を上げる遥か前に、これほどまでに重量感のある"HM"を作ったKING CRIMSONは、まさに驚異である。


PRONG - Cleansing ★★ (2001-06-19 23:30:00)

「洗浄」である。
初めて聴いたときは脳味噌を引きずり出され、頭蓋骨内壁をゴシゴシこすられるような気分になった。というと気色悪いか。まあ要するに頭を空っぽにしてのめりこめる1枚ということですな。
①、②もいいけど私が一番好きなのは④。凄いよこの曲。月にまで飛んでいけそうなスピード感もたまらんし、カミソリの歯のように鋭いリフの連続も痛快。
いいバンドだったねえ。


VOIVOD - The Outer Limits ★★ (2001-06-19 23:22:00)

'93年の作品。独特のメロディーを好きになれるかどうかがキーポイントになるのだと思うが、正直言って私ははまった。VOIVODの最高傑作だと思う。
疾走感のある①に始まり、不吉な③、幻想的な④(PINK FROYDのカバー)など、内容はバラエティーに富んでいる。このメンバーで次作も作ってくれていたら・・・。
宇宙空間を一人ぼっちで漂っていくような、浮遊感と寂寥感そして幼い頃への郷愁を感じさせてくれる稀有で不思議なHM。ぜひ一度お試しあれ。


MINISTRY - The Mind Is a Terrible Thing to Taste ★★ (2001-06-19 23:10:00)

すんません。これ正確にはメタルではないかも。打ち込みが入ったインダストリアル系のバンドなんだけど、いやあ、①と②は当時度肝をぬかれましたね。MEGADETHがライブの前に流していたっていうんで聴いてみたら、もうこれが高品質スラッシュメタル(もどき)なんだもの。
3曲目以降は、個人的には少々きつい雰囲気ものの楽曲(ボヤボヤしたダークテクノ?)もあるけど、冒頭の2曲を聴くためだけに買っても損はしないのではないでしょうか。


VERUCA SALT - Eight Arms to Hold You ★★ (2001-06-19 22:57:00)

今はメンバーも変わってしまったが、'97年にこの2ndを出したころは、ケバ目系の豪快ネーチャン2名(共にvo,g)を擁するまぎれもないHRバンドだった。そう、1stのころはグランジ系だったのが、なにを勘違いしたかここで大化け。
1曲目は凄まじくテンションの高いミドルテンポの「STRAIGHT」。もうこれでノックダウン。②もそこそこ流行ったらしいが、やはり①の出来は尋常ではない。
プロデューサーはメタリカとも仕事をしたBOB ROCK。彼女らは『メタリカ』を聴いて「この音が欲しい」と思ったそうだ。爽快な1枚である。おすすめ。


GARY MOORE - After the War ★★ (2001-06-19 22:36:00)

「カレーもいいけどハヤシもね」って古すぎて今の若い人たちにはわからんか。
だが私はあえて言いたい。「『WILDFRONTIER』もいいけど、『AFTER THE WAR』もね」と・・・。
正直なところ、捨て曲皆無どころか名曲満載の大傑作だと思う。'89年の作品で、WILD
FRONTIERの次に当たるのだが、GARYのHARD ROCK職人としてのキャリアはここに極まった。①のインストが戦いの幕開けを告げ、戦闘ヘリの飛翔音で始まる②で戦闘開始。あとはただひたすら翻弄されていくのみである。
⑤にOZZY OSBOURNEが参加。KINGDOM COMを強烈に皮肉っている。疾走する③、⑦の途中にキャッチーな④、⑧、⑨もまじえ飽きさせない。
最後は⑩でアイルランドへの郷愁に涙し、①と対になっている⑪で戦いは終わる。
この時、間違いなくGARYは戦士だった。


WOLFSBANE - Down Fall the Good Guys ★★ (2001-06-16 23:54:00)

ブニャーさんに賛成。この2ndはラフでワイルドでスピーディーな名作です。
特に3曲目と4、10曲目が最高。俺的にはベイリーがメイデンに加入することを素直に歓迎しました。てっきりメイデンがまた疾走タイプの曲をやるのだと思ったから。しかし・・・。ベイリーに歌い込ませちゃいかんでしょう。この人はノリ一発のハードロックシンガーだったんだから。
というわけで、メイデンの10枚目と11枚目はベイリーが不憫でなりませんでした。決して下手じゃないのにタイプの合わない楽曲を歌ったばっかりに・・・。メイデンやめて正解でしたね。


KIX - Hot Wire ★★ (2001-06-16 23:38:00)

何故大ブレイクしなかったのか、今もってわからない1枚。これも○トラン○ィックが悪いのか?個人的にはKIXの最高傑作だと信じている。
脳天直撃のハイパーさを誇るタイトル曲の1でノックアウトされ、名バラード4、スピード感溢れる6、直後の7で少し雰囲気を変え、終盤はまたテンションを上げていくというアルバム構成も完璧。とにかくこのアルバムでKIXは頂点に達した。
とにかく元気になりたい君、暗い顔をしたそこのあなた!このアルバム聴いて頑張ろうぜ!と無理にでもお勧めしたい超名盤。5月病の特効薬ですぜ。


KIX - Midnite Dynamite ★★ (2001-06-16 23:19:00)

何故売れなかったのか不思議な1枚。レコード会社の売り方が悪かったのだとしたら、その罪は重い。重すぎるぞ、アト○ンティ○ク!
ともあれ、このアルバムは格好良すぎる!ミドルテンポながらリフがぐいぐい引っ張っていき、いきなり盛り上がってしまうタイトル曲の1を皮切りに、思わずコーラス部を一緒に歌ってしまう3、キラーバラードの5、キャッチーなサビが印象的な6など名曲、佳曲が目白押し。
AC/DC直系のタテのりハードロックだけど、決してコピーではない。中古盤屋で見つけたら即ゲットをお勧めします。