どうせなら、"Wheels Of Fire"を入れて欲しかった・・・と言いたいところですが、 そういう意見はベスト盤にとって避けられないことなので置いといて。 正直、私の一番好きな"The Power Of Thy Sword"が収録されていることが、何よりも嬉しいです。 他にも、ミニアルバム「METAL WARRIORS」のみに収録されていたHeart Of Steelのドイツ語バージョン"Herz Aus Stahl"、 忘れてはならないメタルアンセム"Kings Of Metal""Metal Warriors"、 名曲"Hail And Kill""Black Wind,Fire And Steel"など、選曲的にはそこそこ良いと思います。 一応持ってますが、どうせならオリジナルアルバムを買うべきだと思います。
本作と言えば、やはり1曲目のAchilles,Agony And Ecstasy In Eight Parts(私は、アキレス組曲と呼んでます)でしょう。 この曲は、全8章28分という超大作です・・・・・なんて説明は上の皆さんのコメントを読めばお分かりでしょう。 私が初めて聴いた(買った)MANOWARのアルバムがこれでした。人によっては、「いきなりこれかよ」という意見も出てくるでしょうし、 「「SIGN~」や「KINGS~」を聴け」という人もいると思います。うにぶさんと同じく、私も神話好き(主に、北欧神話ですが)なので、 イリアッドをモチーフにした詩の内容はとても興味深かったです。 それどころか楽器隊のソロ、特に、ジョーイの「殆どギターと互角、時に楽器のレベル超えている」と思わされるベースプレイは、 ギターメインで聴いていた私にとっては、カルチャーショック(?)でした。 聴く人を選んでしまう問題作である本作ですが、2曲目以降はいつものMANOWARの曲です。 正に"真のメタルアンセム"と呼ぶに相応しいMetal Warriors、 スピード感と緊張感溢れるRide The Dragon、 戦う漢達・MANOWARを象徴するThe Power Of Thy Sword、 リラックスした感じだが心地よい荘厳さに包まれたMaster Of The Wind。 アキレス組曲のせいで「問題作」と見られがちな本作ですが、こんなに凄い曲がずらりと並んでいるのです。一聴の価値はあります。 私にとっては、MANOWARの一つの頂点。 そして、一つのへヴィメタルの理想郷でもあると思います(あえて、"理想型"でなく"理想郷"です。)。
途中にクラシカルなインスト(インタールード)を挟み、いつものMANOWARとは違うクラシカルかつ荘厳な世界が描かれております。 The Fight For Freedom、Nessun Dorma、Sword In The Windでは、エリックの魂が込められた歌唱が素晴らしい! さらに、後半の怒涛のピュアメタル3連発(Hand Of Doom、House Of Death、Fight Until We Die)で、完全にノックアウト! 更に、ボーナストラックにKill With Powerのライブまで入ってるんだから、もう文句なしです (エリックと観客による、"Kill With Power! Die! Die!"のコーラスは必聴!!)。 ジャケットはいつも以上にMANOWARらしいですが(笑)。
「バンドがまだまだしっかりしていない」という理由で、"PAUL McCARTNEY & WINGS"名義で発表されたWINGSの2ndアルバム (ちなみに、次作の「BAND ON THE RUN」も名義は同じ。「VENUS AND MARS」以降は、名義はWINGS)。 デヴューアルバムにあたる前作「WILD LIFE」は、まだまだ荒削りな部分が目立っていて駄作と見られがちですが、 本作では前作以上に"楽曲の幅広さ"、そして"バンドらしさ"が強まっています。 名曲"My Love"や実験的なインスト"Loop(1st Indian On The Moon)"、 ラストを飾る4曲からなる"Medley(Hold Me Tight-Lazy Dynamite-Hands Of Love-Power Cut)"など、 バンドが確実に成長しているのは一目瞭然です。 次作「BAND ON THE RUN」の成功により、埋もれている感のあるアルバムですが、 本作もぜひ聴いて欲しいですね。
「PIPES OF PEACE」があるなら、このアルバムを忘れてはならない。 "人生は綱引きだ。押して引いて押して引いて・・・"という深い歌詞が特徴のタイトル曲は必聴。 他にも、故ジョン・レノンに捧げられた"Here Today"や スティーヴィー・ワンダーとの共演・共作曲"Ebony And Ivory"など、佳曲揃い! リンゴ・スター、デニー・レイン(元WINGS)、レイ・チャールズといったゲストも豪華。
個人的には、RUNNING WILDに関しては少なくとも本作と「DEATH OR GLORY」は聴くべきだと思います(他のRWファンから怒られそうですが、あくまで"個人的"な意見なので)。 タイトル曲とLions Of The Seaは名曲だと思いますし、Metalheadな"いかにも"な曲も入ってます。彼等の作品の中ではパワフルなアルバムに仕上がっていて、聴き易いのではないでしょうか。ロージーさんも仰っておるとおり、 ドラムをSTRATOVARIUSやRAGEでの活動で知られる、ヨルグ・マイケルが担当していると言う点もGoodです。
個人的には、Lead Or Goldに持ってかれている作品だと思いました。 Black Wings Of DeathやTreasure Islandなんかは良いと思いますが。 「マンネリ」とよく言われている(僕は別に気にしてないですが)RWですが、 本作は正直それが当てはまってしまっているような気がします。
PILE OF SKULLSの1曲目に収録されているイントロ。 個人的には、HM/HR史上最高のイントロはHELLOWEENのInvitationだと思っているが、この曲も捨てがたい。 最初は非常に暗い雰囲気だが、そこから一気に彼らが得意とする民謡風のメロディに変わる。さり気なく切なさが漂っているように感じるのは僕だけでしょうか?
「IGNITION」の中で、もっとも好きなのがこの曲です。 ハイテンションな曲の多いマシンガンズの中では、 薬缶さんの言うようにミドルテンポの名曲だと思います。 中間のあんちゃんとぱんしゃーしゃんが、ギターソロを 珍しく交互に弾いているのは中々興味深いです。 SM SHOW FINALEにも入れて欲しかったです。
マシンガンズの曲の中では、"みかんのうた"と並ぶ最古参の曲。 あんちゃんが鹿児島にいた頃に作った曲で、 大学在籍時の学園祭で演奏されたとか。 ライブでは、スタジオ版の倍のスピードで突っ走ってます。 「とうちゃん、かあちゃん、ピンクだぜ桜島!」のNoisyのセリフも聴いてね。 FAMOUS JAPANESE VOLCANO!