どうせなら、"Wheels Of Fire"を入れて欲しかった・・・と言いたいところですが、 そういう意見はベスト盤にとって避けられないことなので置いといて。 正直、私の一番好きな"The Power Of Thy Sword"が収録されていることが、何よりも嬉しいです。 他にも、ミニアルバム「METAL WARRIORS」のみに収録されていたHeart Of Steelのドイツ語バージョン"Herz Aus Stahl"、 忘れてはならないメタルアンセム"Kings Of Metal""Metal Warriors"、 名曲"Hail And Kill""Black Wind,Fire And Steel"など、選曲的にはそこそこ良いと思います。 一応持ってますが、どうせならオリジナルアルバムを買うべきだと思います。
上の皆さんと同じく、曲の演出効果というものが曲そのものとピッタリマッチしていますよね。 雨音なんて、不気味な雰囲気と合わさって、本当に血の雨が降っているようですし(ライブでも降らせたようですが)。 初めて「REIGN~」を聴いた時は、Angel Of Death以外知らん振りでしたが、聴き直してみて凄さが分かりました。 この死と隣り合わせな緊張感、たまりませんねぇ。このギリギリな感じを味わえるから、メタルはやめられないんですよね・・・。 Made in Hellさんへ。 BMGビクター盤とソニー(ユニバーサル)盤では、曲の入り方が違うんですよ。 前者は、Postmortemの''My Sinful~''からスタートして、後者は、雨の部分から曲がスタートします。 僕は、前者を先に聴きましたが、そっちの方がいいと思います。機会があったら聴き比べて見てください。
当時の新曲"Impossible To Cure"と、RAVENのカヴァー曲"Lambs To Slaughter"、 1988年のダイナモ・フェスティバルでのライブ音源で構成されるミニアルバム 現在は、「TERRIBLE CERTAINTY」とのカップリングという形で発売されていますが (日本盤「TERRIBLE~」には、TYGERS OF PANG TANGのカヴァー曲"Gangland"も収録)、 単体での再発盤には、"Flag Of Hate"、"Love Us Or Hate Us"、"Behind The Mirror"の3曲のライブ音源が追加されています。 デビューから18年かかってやっとライブ盤を出した彼らのことですから、 本作のライブ音源は、ライブ未体験のファンには貴重視されたことでしょう。 ヴェテランバンドとなった現在のKRETAORにはない、荒々しくも凄まじい演奏が楽しめます。
「IGNITION」の中で、もっとも好きなのがこの曲です。 ハイテンションな曲の多いマシンガンズの中では、 薬缶さんの言うようにミドルテンポの名曲だと思います。 中間のあんちゃんとぱんしゃーしゃんが、ギターソロを 珍しく交互に弾いているのは中々興味深いです。 SM SHOW FINALEにも入れて欲しかったです。
本作と言えば、やはり1曲目のAchilles,Agony And Ecstasy In Eight Parts(私は、アキレス組曲と呼んでます)でしょう。 この曲は、全8章28分という超大作です・・・・・なんて説明は上の皆さんのコメントを読めばお分かりでしょう。 私が初めて聴いた(買った)MANOWARのアルバムがこれでした。人によっては、「いきなりこれかよ」という意見も出てくるでしょうし、 「「SIGN~」や「KINGS~」を聴け」という人もいると思います。うにぶさんと同じく、私も神話好き(主に、北欧神話ですが)なので、 イリアッドをモチーフにした詩の内容はとても興味深かったです。 それどころか楽器隊のソロ、特に、ジョーイの「殆どギターと互角、時に楽器のレベル超えている」と思わされるベースプレイは、 ギターメインで聴いていた私にとっては、カルチャーショック(?)でした。 聴く人を選んでしまう問題作である本作ですが、2曲目以降はいつものMANOWARの曲です。 正に"真のメタルアンセム"と呼ぶに相応しいMetal Warriors、 スピード感と緊張感溢れるRide The Dragon、 戦う漢達・MANOWARを象徴するThe Power Of Thy Sword、 リラックスした感じだが心地よい荘厳さに包まれたMaster Of The Wind。 アキレス組曲のせいで「問題作」と見られがちな本作ですが、こんなに凄い曲がずらりと並んでいるのです。一聴の価値はあります。 私にとっては、MANOWARの一つの頂点。 そして、一つのへヴィメタルの理想郷でもあると思います(あえて、"理想型"でなく"理想郷"です。)。
FORBIDDENは、ベイエリアスラッシュシーンを代表するバンドの一つですが、 個人的にはその中でも際立って、いや最もテクニカルなバンドであると思います。まだまだ荒々しさが感じられる1stのThrough Eyes Of Glassを聴けば分かるように、デビュー当時からその高レベルな演奏力は注目を集め、 "ベイエリアの秘密兵器"とも呼ばれた。その1st「FORBIDDEN EVIL」は名作だと言える。2nd「TWISTED INTO FORM」では、1stで聴ける独特な鋭さが消え、サウンドもへヴィになり「丸くなった」感は拭えなかった(私は、"鋭"と"重"の相反する作品で興味深いと思っております)。その後、ブランクを経て2枚のアルバムを残すが、解散。その2枚は聴いたことがないし、これから先聴くことはないだろう。なぜなら、初期の2作品・・・これが私にとってのFORBIDDENであり、ベイエリアスラッシュでもあるからだ。
話は変わりますが、この前NIGHTWISHの「ONCE」のブックレットを読んでいたら、 【Sitar on "The Siren" and "Ghost Love Score" by Sami Yli-Sirnio】 というクレジットを見つけました。 これって、やっぱりサミ・ウリ・シルニヨのことなんでしょうか? (サミは確かフィンランド人だし、NIGHTWISHはフィンランドのバンドですが) 誰か知っている人がいたら、教えてください。
PILE OF SKULLSの1曲目に収録されているイントロ。 個人的には、HM/HR史上最高のイントロはHELLOWEENのInvitationだと思っているが、この曲も捨てがたい。 最初は非常に暗い雰囲気だが、そこから一気に彼らが得意とする民謡風のメロディに変わる。さり気なく切なさが漂っているように感じるのは僕だけでしょうか?
個人的には、Lead Or Goldに持ってかれている作品だと思いました。 Black Wings Of DeathやTreasure Islandなんかは良いと思いますが。 「マンネリ」とよく言われている(僕は別に気にしてないですが)RWですが、 本作は正直それが当てはまってしまっているような気がします。