パッとしない曲が多いんですが、いい曲もあると思います。 ③"I Have Found My Love In You"・⑤"Like Angels"のバラード2曲はとても素晴らしい。 この2曲を聴く為だけに買っても損はないと思えるくらいです。 あと、メロディアスでエンディングのソロも光る⑨"Where Did We Go Wrong?"や、 締めの大曲⑩"Business As Usual"(シークレットトラックも)もいい感じです。
これ、まだ登録されてませんよね?即効性が高く、とっても良質な曲ですよ。 元々はアナログ盤の『VICTIMS OF THE FUTURE』に収録されていたようですが、 CD化の際に"All I Want"に差し替えられたらしいです。 でもどう考えてもこの曲の方がずっといいでしょ~!なんで替えたんだろうな~? 今ではこのベスト盤の他に、リマスター版の『VICTIMS OF THE FUTURE』にも収録されています。
これはとてもいいアルバムですね。 メロディアスな歌メロ中心でソロもあまりなく,長い曲が多くトータルタイムも長いが,ダレは感じさません。 それは歌詞によるところも少なくないと思います。すごくいい歌詞ですね。 テーマも面白いとこを突いてるし、沁みますね。その中でも・・・ ・親に「お前は私の子ではない」と勘当され、どれだけ傷ついただろうか。 私はその言葉を決して忘れないだろう、そして後悔しながら生きていくだろうと歌う①"No Son Of Mine"、 ・鉄道建設に駆り出された労働者の辛さを生々しく綴った③"Driving The Last Spike"、 ・ひき逃げを犯してしまい,「この秘密を墓場までもっていくべきだろうか」,「もし他のチャンスがあったら同じ行動をとっていただろうか」と自問しながらも,相手が目覚める事を祈る⑥"Dreaming While You Sleep" この3つは特に素晴らしいと思います。
アメリカンHRバンド、GIANTが89年に発表したデビューアルバム。全11曲で55分の作品。 ジャケットのような、乾いて荒涼とした風景が似合う音ですね。こういうのもまたアメリカン。 ブルージーな要素がありながらも、懐かしさや暖かみを感じさせるメロディも魅力的です。 ④"I'll See You In My Dreams"は絶品のバラードですね。
1992年に発表された2ndアルバム。全12曲で58分の作品。 基本的には前作と似たような音で、これも非常に良いアルバムだと思いますよ。 ちょっとブルージーさが薄まって、シンプルでポップなロックに近くなったような印象ですね。 前作でいう"Innocent Days"・"I'll See You In My Dreams"のような、 超強力なキメ曲はないかもしれませんが、良曲揃いの、バランスの良い作品です。 ①"Thunder And Lightning"や⑥"Time To Burn"のようにリフで攻めるノリの良いHR、 ④"Stay"・⑧"I'll Be There (When It's Over)・"⑩"Without You"などの哀愁メロディアスナンバー、 ⑤"Lost In Paradise"や⑪"Now Until Forever"のような美しいバラード、という具合に粒揃い。 デビューから2作続けて完成度の高いアルバムで、GIANTというバンドの実力の高さが窺えます。
「今でも君のことをこんなにも愛しているから、今の彼と終わってしまったら、 俺はいつまでも待っているから、俺のところへ戻っておいで。二度と君のことを泣かせないよ」 という歌詞もメロディと相まって沁みて、涙が浮かびそうになるほど熱くなってしまう。 「I'll be there when it's over.」のコーラスも一緒に歌わずにはいられません。