その3曲以外は、TYGERS OF PAN TANG時代のアルバム未収録曲やライヴなどを収録。 そっちははっきりいってあまりパッとしないと思う。いまいちグッとこない。 必聴とまでは言えないアルバムだけど、やはり"Please Don't Leve Me"の オリジナル・ヴァージョンが収録されてるということだけでも、買う価値アリです。
1曲目の"Seperate Ways (Worlds Apart)"のためだけに買っても後悔はしない、させない! 自分は普段はこういう言い方はしないが,この曲にはピッタリと当てはまる言葉だと思う。本当,完璧な曲だ。 こう言うと他の曲は大したことがないと思われるかもしれないけど、他も実に良い曲ばかり。 ②"Send Her My Love"、④"After The Fall"、⑤"Faithfully"のシングル3曲は、 AORっぽくもあるんだけど、抜群にセンスがいいし文句がつけられません。 逆に、③"Chain Reaction"、⑥"Edge Of The Blade"、⑧"Back Talk"はハードロックしててカッコいい! これで"Only The Young"、"Ask The Lonely"も収録してたら最強のアルバムになってたんだろうけど。 前作『ESCAPE』も実にいいアルバムですが、個人的にはこちらの方が気に入ってます。 ぜひ買って聴いてみてください。
①"Lights",⑥"Wheel In The Sky"は素晴らしい名曲だし,⑤"Patiently",⑧"Winds Of March"も好きです。 地味な印象があるものの、このようなキラーチューンを配してるので、全体の流れが良いです。 自分としてはもう少し後の洗練されたJOURNEYの方が好みですが、 この時期独特の、暖かみやノスタルジーを感じさせるような空気感がいいですね。
前作にはそれなりにあったハードさは減退して、ハードポップといった感じです。 ニール・ショーンのギターもかなり控えめで、プロデュースも担当したスティーヴ・ペリーの色が強い。 楽曲は"Positive Touch","Suzanne","Raised On Radio","Be Good To Yourself"等の爽やかノリノリ系, "Girl Can't Help It"・"Once You Love Somebody"・"I'll Be Alright Without You"・"Why Can't This Night Go On Forever"などの哀愁系と、かなりの充実度です。 アルバムタイトル通り,ソフトでコンパクトなラジオフレンドリーな曲が楽しめる,素晴らしいアルバムです。