Ronnie James Dio(Vo.)がRAINBOW脱退後に、BLACK SABBATHに加入して生まれた名盤。 "Neon Knights"・"Children Of The Sea"・"Heaven And Hell"・"Die Young"は至高の超名曲だと思う。 逆にいえば、その他の曲との差を浮き彫りにしてる気もしてしまうが。とはいえ、他も良曲だと思う。 威厳さえ漂わせる、とても素晴らしいHRアルバムだと思う。 それにしても、ロニーはホントに最高すぎる…。
やはり、①"Sweet Leaf"・④"Children Of The Grave"・⑥"Lord Of This World"・⑧"Into The Void"等、 へヴィな名曲が際立っていますが、③"Embryo"・⑤"Orchid"の小インストも良いアクセントになっているし、 キャッチーな②"After Forever"や、物悲しい⑦"Solitude"もイイ。つまりは全てが最高! アルバムとしての流れ・完成度も素晴らしいですし、HR/HMファンは必聴のアルバムですね。
前作『HEAVEN AND HELL』と比べると、何かと地味扱いされ、あまり話題に上がらないこのアルバム。 しかし、自分はこれは前作以上の超名盤だと思います!
前作は加入したばかりのロニーの卓越した歌唱力を前面に押し出し、 自由で幅の広い歌メロを中心に据え、ギターリフは抑え目の作風でした。 それに比べ、今作はリフの押しの強さを取り戻しています。 ②"Voodoo",⑤"The Mob Rules",⑥"Country Girl"に顕著な様に,ロニーはリフに沿う形で歌ってます。 かといって、ドラマティックな要素もなくなっておらずしっかりと存在していて、 ③"The Sign Of The Southern Cross",⑧"Falling Off The Edge Of The World"は壮大で実に感動的。
これ単体では楽しめないけど、アルバムの流れとしてメッチャ重要な位置づけの曲。 "The Sign Of The Southern Cross"が静かにフェードアウトしてから、 「キーン」ときて、「グオングオン」となり、「ピロピロ」から"The Mob Rules"へ。 "The Mob Rules"のオープニングリフの前にゃ、これを聴かないと物足りなさすぎるぜぃ!
ドラマティック・美しい・感動的! こんな様式美HR、俺は大好きでたまらないのだ! 『HEAVEN AND HELL』や、RAINBOWの『RISING』に負けないくらい荘厳で素晴らしいアルバムだと思う。 トニ—・マーティンは表現力が凄まじくあり、この世界観を見事に表していると思う。 コージーのドラムプレイも、威厳・迫力があって大きく貢献してる。 幕開けにふさわしい壮大な①"Anno Mundi"、カッコいい疾走曲②"The Law Maker"と、いきなりの超名曲連発で完全にヤラレル! ③"Jerusalem"・④"The Sabbath Stones"もさすがにそれらには劣るものの名曲だし、⑤"The Battle Of Tyr"~⑥"Odin's Court"~⑦"Valhalla"と組曲的に繋がるところも大きな聴きどころ。 哀愁バラードの⑧"Feels Good To Me"もアルバムの流れとして、とてもいい具合にハマっている。 ⑨"Heaven In Black"はいい曲なんだが、せっかくの締めの1曲なんだからもっとスケールのでかい曲を置いて欲しかった気もするが、それは贅沢というやつでしょう。 こんなにも胸にグッとくる作品なのだから・・・。
うむ、実に感動的な曲だ。 イントロのキーボードに包まれての、アイオミ先生の泣きのギターが素晴らしい。 そしてなにより、トニー・マーティン。エモーショナルで、表現力がすごくありますね。 歌詞も好きで、特に「you're wrong if you think that I'm afraid to love.It feels good to me.」。 「もしお前が、俺が愛することを恐れていると思っているのなら、それは間違いだ。 それはいいもんなんだ。」って、グッとくるね・・・!
ドラマティックでとても荘厳ですなぁ。 途中アコースティックパートを挟んでからコーラスへいくとこが上手いなと思う。 歌メロも哀愁があって大好きだ。 特にコーラス、「Receiver of light, the kingdom of god will guide you.Keep you from a restless heart. Deceiver of night the stranger that laughs within you, the reason for your restless heart is the keeper of the Sabbath Stones」 ここはもう一緒に歌わずにはいられない最高のメロディだ! 後半はスピードアップしてコージーも暴れ出す! 最後の絶叫もたまらない~!
意外にもといったら失礼かもしれませんが、キャンディス嬢、成長してますね~。なかなか頼もしい。 リッチーは殆どアコギに終始し,エレキは"16th Century Greensleeves"と"Writing On The Wall"2曲のみ。 どちらにしてもあまり長々とソロを弾きまくるわけではないので、 DPやRAINBOW時代のような派手なプレイは期待しないほうがいいかと。 それと、ヴァイオリンがけっこう随所でフィーチュアされてて美しいです。 あくまでもBLACKMORE'S NIGHTの音楽で,落ち着いた雰囲気を存分に楽しめる良質なライヴアルバムです。