2016年発表の15thアルバム。 これは久々の会作ではないでしょうか。 って『ENDGAME』の時も言った気がするけどもあれは正直しばらくしたら飽きてしまったのに対して、これはシミジミと良いなぁと感じています。 個人的には、2017年の来日公演に参加した時にこのアルバムから"The Threat Is Real"・"Dystopia"・"Post American World"・"Poisonous Shadows"・"Conquer Or Die!"と5曲も披露されて、それが凄く良かったので後追いで買ったのですが、全編でMEGADETHらしいHMで嬉しくなりました。
その前2作に比べると少し完成度は落ちる印象はありますが、決して期待を裏切るようなアルバムではないですね。 へヴィチューン⑦"Man Of War"やカヴァー曲④"Phantom Of The Opera"・⑧"Symptom Of The Universe""で変化をつけつつ、メインはあくまでもハイテンポな正統派HM。 特に③"Run For Your Life"・⑤"Gates Of Hell"は最高にカッコいい! ブレずにオーセンティックなHMを貫くIMPELLITTERI、安心・安定の作品です。
2015年のライヴを収録したアルバム(映像版もあり)。 UFOから6曲、SCORPIONSから4曲、MSGから3曲、TEMPLE OF ROCKから8曲と、新曲を中心にバランスよく採り上げられています。 元SCORPIONSのリズム隊がいる為か、マイケルが参加した『LOVEDRIVE』からの曲以外にも、"Rock You Like A Hurricane"・"Blackout"等の意外な選曲も。 ドゥギーはRAINBOW時代もそうでしたが、他の人の曲でも違和感なく上手く歌いこなしていますね。 マイケルのプレイも好調です。
2010年のライヴを収録したアルバム(映像版もあり)。 ラインナップはマイケル以下、ゲイリー・バーデン、サイモン・フィリップス、ニール・マレイ、ウェイン・フィンドレイ。 MSGの1stと2ndからの楽曲を中心に、当時の新作『IN THE MIDST OF BEAUTY』や『GIPSY LADY』からも採り上げています。 新鮮味は薄いですが、良質で安定したパフォーマンスを楽します。
2013年作、MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK名義としては1作目。 ソロ名義として発表された前作『TEMPLE OF ROCk』で1曲ゲスト参加したドゥギー・ホワイトをヴォーカリストに据え、リズム隊には元SCORPIONSの2人、キーボード/ギターにウェイン・フィンドレイの5人編成のバンドとしてレコーディング。