『LIVE AND DANGEROUS』発表後にブライアン・ロバートソン(Gt.)が脱退し、 代わりにゲイリー・ムーアを招き入れ、1979年にリリースされた9thアルバム。全9曲で38分の作品。 ①"Do Anything You Want To"や④"Waiting For An Alibi"、 ⑤"Sarah"・⑨"Róisín Dubh (Black Rose) A Rock Legend"等の名曲はもちろん、 ③"S & M"・⑥"Got To Give It Up"なんかもとても好きです。 メンバーの交代はありましたが、基本的にはそれまで通りの、暖かみの感じられる、グッドなHRですね。
"Tarot Woman"・"A Light In The Black"・"Lost In Hollywood"・"Spotlight Kid"・"Death Alley Driver"などなど、入れてほしかった曲もまだまだあるが、言い出したらキリがないですからね。 これでRAINBOWのだいたいの全容はつかめると思います。 各時代からバランスよく選ばれてますしね。 オリジナルアルバム未収録の"Jealous Lover"が収録されてるのもポイント高し。
1982年にアメリカのテキサス州で行われたライヴを収録したビデオ。 ラインナップはリッチー・ジョー・ロジャー・デイヴ(・ローゼンタール)・ボブ(・ロンディネリ)。 セットリストは・・・ ①"Over The Rainbow"~"Spot Light Kid" ②"Miss Mistreated" ③"Can't Happen Here" ④"Tearin' Out My Heart" ⑤"All Night Long" ⑥"Stone Cold" ⑦"Power" ⑧"Blues" ⑨"Difficult To Cure" ⑩"Long Live Rock` Roll" ⑪"Smoke On The Water"
また、所々で"Lazy"・"Woman From Tokyo"・"Child In Time"・"Kill The King"・"Maybe Next Time"などの曲の、ほんのワンフレーズをちょこっとだけ聴かせてくれたりもしてます。 さぁ,リッチーですが,プレイ,アクション共にホント自由奔放です。昔よりも活き活きとしてて,とても楽しそう。 各パートに指示を出したり,まとめ役もキッチリ果たしてて,実にサマになってます。ギタークラッシュもなかなか。 ヒジ・ケツ・ロジャー・アンプ・コード・フリスビー(?)など色々使って弾いたりもしてて面白いです。 ジョーもいい感じに声出てますし,ローゼンタールもリッチーとの掛け合いをしたり,大きな役割を果たしてます。 ロンディネリも力強く安定したドラミングで心強い。 そしてドラムソロではスティック飛ばしを連発し,素手で叩く。そして観客を煽りまくったり,やたら目立ちたがり。 視覚的には面白いが、聴覚的にはそれなり(笑)。スティックは15本も飛んで行きました(ちゃんと数えました)。 ライヴ終了後も4本は投げ入れてるし、少なくとも19本は持参してるようです(笑)。
女性コーラスが2人いたりと、昔のように硬派な感じはあまりしなく、明るく楽しそうなライヴです。 後期RAINBOWのライヴの魅力がよく分かる、ナイスなビデオです。 今は『THE FINAL CUT』とカップリングされたDVDも出てます。
なかなかブルージーな渋いアルバムで、ちょっと地味かもしれません。 "Toys In The Attic"・"Walk This Way"・"You See Me Crying"の3曲は名曲だと思います。 他の曲は個人的にはいまいちグッとこないんですが。 次作の『ROCKS』の方が好きですが、これもなんというか、面白いアルバムだと思います。
やはり、"Jump"・"Panama"・"Hot For Teacher"あたりが1番の聴きどころになるかな。 でも"Top Jimmy"・"House Of Pain"なんかもいい感じです。 明るくてとても親しみやすいアルバムだと思います。 コンパクトな収録時間もいい味出してるし、サウンドプロダクションも非常に高印象。
珠玉の哀愁メロディてんこもり! 後半は勢いが落ちますが、これもいいアルバムだと思いますよ。 ①"The Robe"・②"Bright On The Blade"・⑦"Arcadia"・⑨"Battlelines"などのメタリックなギターが光る曲もカッコいいし、③"Virtual Reality"・⑤"You're In My Heart"のようなバラードも沁みるな~。 ヴィニー・バーンズのキレのあるギタープレイもかなり冴えてますね。予想以上に貢献してます。 メロディ重視の方は間違いなく気に入るであろうアルバムだと思います。
バンド名をBLUE MURDERからSYKESに変更しての1作目。 ①"Soul Stealer"・②"I Don't Wanna Live My Life Like You"・⑤"I Don't Believe In Anything"・⑨"If You Ever Need Love"などを筆頭に、佳曲揃いのアルバムです。 超名曲的な存在はありませんが、サイクスらしい良さがある曲を並べています。 もっと強烈な作品を期待したいところではありますが、十分良質のアルバムだと思います。
選曲、パフォーマンス共にほぼ文句なし! のっけから"Aces High"・"2 Minutes To Midnight"・"The Trooper"と名曲連発で引き込まれます。 "Rime Of The Ancient Mariner"・"Hallowed Be Thy Name"・"Run To The Hills"も感動的ですね。 もちろん、他の曲もそれらに負けないくらいの名演ばかりですし。
特にデイヴ・マレイのギタートーンがホントに堪らないですね。 ブルースも十分声出てますね。スタジオ版よりも勢いがあって、エモーショナルです。 IRON MAIDENのライヴパフォーマンスの魅力を存分に伝えてくれる作品ですね。
1stからSLAYERらしさたっぷりで、もう最高ですね!疾走スラッシュ満載ですよ。 音質は2nd並に悪くて安っぽいんですが、そんなの気にしな~い。 ①"Evil Has No Boundaries",②"The Antichrist",③"Die By The Sword",④"Fight Till Death",⑥"Black Magic",⑩"Show No Mercy"など、名曲が盛りだくさん。 ボートラで"Chemical Warfare"が収録されてるのもいいですね~ (『LIVE UNDEAD』にも付いてるけど、こっちの方が音質いい気がします)。
次作以降と違って、このアルバムはHRしてますね。 デビューアルバムと比べて、曲作りも格段に上達していると思います。 "Stormwind"・"Scream Of Anger"・"Wings Of Tomorrow"・""Dance The Night Away"は最高にカッコいい! それに、"Open Your Heart"・"Dreamer"など、バラードも素晴らしいです。 北欧HRの名盤ですね。素晴らしいアルバムだと思います。
超名盤の1stに続いて、1981年に発表された2ndアルバム。 さすがに前作にはわずかに及ばないかもしれませんが、これも非常に良いアルバムだと思いますよ。 ②"Wrathchild"・③"Murders In The Rue Morque"・⑦"Killers"などは特に素晴らしいですね。 ④"Another Life"・⑤"Genghis Khan"・⑥"Innocent Exile"なんかも聴き込むほどに惹きこ込まれます。 うん、改めて思いますが、本当に捨て曲無しで良い曲ばかりですね。 初期らしい攻撃性も色濃く残ってて,強く抒情性を感じさせるリードギターも光ってる,こういうの大好きです。
インギーの独壇場ですね。全く遠慮などせずに、手癖たっぷりに弾きまくる! 当時のセットリストをほぼ網羅しているし、インギーファンならお腹いっぱい、満足満足な1枚。 はっきりいって、選曲としては『TRIAL BY FIRE:LIVE IN LENINGRAD』の方が好きだし(しかもジョーリンだし)、 マッツ・レヴィンもあまり好きではなかったりもするんですが、 ライヴでのインギーの自由奔放なギタープレイが存分に楽しめますから、インギーファンならおススメ。
これはとてもいいアルバムですね。 メロディアスな歌メロ中心でソロもあまりなく,長い曲が多くトータルタイムも長いが,ダレは感じさません。 それは歌詞によるところも少なくないと思います。すごくいい歌詞ですね。 テーマも面白いとこを突いてるし、沁みますね。その中でも・・・ ・親に「お前は私の子ではない」と勘当され、どれだけ傷ついただろうか。 私はその言葉を決して忘れないだろう、そして後悔しながら生きていくだろうと歌う①"No Son Of Mine"、 ・鉄道建設に駆り出された労働者の辛さを生々しく綴った③"Driving The Last Spike"、 ・ひき逃げを犯してしまい,「この秘密を墓場までもっていくべきだろうか」,「もし他のチャンスがあったら同じ行動をとっていただろうか」と自問しながらも,相手が目覚める事を祈る⑥"Dreaming While You Sleep" この3つは特に素晴らしいと思います。