これはちょっと取っ付きにくいアルバムだと思いますが、ハマればハマると思います。 ①"The Great Deceiver"と②"Lament"、それと④"The Night Watch"の後半以外は、 すべてライヴレコーディングらしいです。しかも、ほぼ全部インストです(一部ヴォーカルが入りますが)。 それらの曲と、息をのむほど美しい⑤"Trio"は分かりやすい構成ですが、他の曲はなんとも形容しがたい。 大筋の流れはあるんでしょうが、終始ジャムってるような印象です。 曲としては掴みにくいが,この緊張感が良いです。ビル・ブルフォードのドラミングが実に素晴らしい。
自分は「GO!」の方が好きですが、これもなかなかいいアルバムだと思います。 バラードもいいし、ロックナンバーもカッコイイですね。 "THE CALL OF THE HEART"・"LONG GONE"・"TAKE ME UP"とかが特に好きです。 あれっ、バラードばっかになっちゃった(笑)。 やっぱバラードの方がいい曲作りますね、彼らは。
出だしの「ペコ!」(←ギター)で,オッと思わされます。そしてメロディアスなリードギター,ヴォーカル。 その後の歌メロもバッキングリズムも非常に良く,ソロは手癖っぽいフレーズもあるが,有無を言わせぬ魅力。 で,静かになってから盛り上がり,「On the run again♪」へと。ここのバッキングギター,ヴォーカルも最高! うん、ドラマティックで、とにかく熱い!大好きな曲です。 初期のインギーは何でこんなにいい曲ばかり作れたんだろうか。
キャッチーでさわやかなアメリカンロック、って感じがします。 それなりにハードな面もありますが、ポップな要素もけっこうあるし聴きやすいと思います。 楽曲は特に捨て曲もないし、なかなかいい曲がそろってます。 "(You Can Still) Rock In America"、"Rumours In The Air"、"Why Does Love Have To Change"、"When You Close Your Eyes"、"Chippin' Away"あたりが好きです。 どれもメロディアスで、特にコーラスのメロディがとても良くて、頭に残りますね。