前作『HEAVEN AND HELL』と比べると、何かと地味扱いされ、あまり話題に上がらないこのアルバム。 しかし、自分はこれは前作以上の超名盤だと思います!
前作は加入したばかりのロニーの卓越した歌唱力を前面に押し出し、 自由で幅の広い歌メロを中心に据え、ギターリフは抑え目の作風でした。 それに比べ、今作はリフの押しの強さを取り戻しています。 ②"Voodoo",⑤"The Mob Rules",⑥"Country Girl"に顕著な様に,ロニーはリフに沿う形で歌ってます。 かといって、ドラマティックな要素もなくなっておらずしっかりと存在していて、 ③"The Sign Of The Southern Cross",⑧"Falling Off The Edge Of The World"は壮大で実に感動的。
カヴァー曲やデモヴァージョン、アルバム未収録曲などを集めたアルバム。 オリジナルアルバムではありませんが、ファンなら購入を勧めます。 "Break Point"・"Go To Hell"がかなりカッコいい!(『COUNTDOWN TO EXTINCTION』日本版ボートラで収録) "99 Ways To Die"・"Angry Again"・"Diadems"も負けず劣らずの名曲。 それと、BLACK SABBATHの"Paranoid"のカヴァーもいい出来ですよ。
スケールのでっかいバラードです。 アクセルのエモーショナルなヴォーカルが胸にしみるぜ・・・。 流石だ・・・。 そして、スラッシュ。あんたも最高の泣きのギタープレイだぜ・・・。 特に、エンディングのソロ。あれがあるとないじゃ大違いだ。 うん、"Welcome to the Jungle" とかとは全然タイプは違うが、GN'Rを代表する超名曲だね・・・。