中古屋で偶然発見して、「そういえば友達がメロデスにはまってたな。俺もひとつ試しに聴いてみるかな。」と購入した、メロデス初体験のアルバム。それまではデス声に対して食わず嫌い的な先入観を抱いていたけど、そんなもんは冒頭のEMBODY THE INVISIBLEを聴いて吹っ飛んだ。 全曲通して流麗かつ力強いメロディの嵐で、捨て曲無し。ヴォーカルも冴え渡っている。まさにこのアルバムこそメロデスの最重要教典と言っても過言ではない!新世代へヴィメタルの進化、 ここに極まり!最近新しくメタラーになった人みんなにも是非聴いてもらいたいですね!
94年4月日本発売のアルバム。邦題は「対(つい)」。かつてのサウンドよりもポップな要素が幾分取り込まれていて、プログレをあまり知らない人でも全体的に比較的しっくりきそうな印象。しかし昔からの音作りも健在。プログレらしさがそこかしこに感じられる。お勧めは5曲目のA GREAT DAY FOR FREEDOM,7曲目のTAKE IT BACK。5曲目の邦題は「壁の崩壊した日」。 ベルリンの壁崩壊からインスピレーションを受けたらしい。
WE WILL ROCK YOUとWE ARE THE CHANPIONはあまりにも有名になり過ぎた。確かにこの二曲は間違いなくすばらしい。しかしたぶんファンには、クイーンがこの二曲だけで語られる、あるいは記憶されることを極端に嫌っている人が多いのではないだろうか。、自分も実際そう思う。クイーンやロック全体の評論で、歴史的名盤であるはずのこの作品があまり強調されて取り上げられないのは、クイーンを知る者のクイーンを全体から評価する心がそうしているように思う。