メンツ的にも、全体のコンセプトから言っても、このアルバムと前後のスタジオ作「LARKS' TONGUES IN ASPIC」「RED」は、ひとくくりに考えていいでしょうな。 ジェイミー・ミューアが脱退してしまい、奔放なリズムのバトル的な面白味は薄れてしまったが、ヴォーカルナンバーを除けば、やはり互いに襲いかかるようなインタープレイに終始するとこが魅力ですな。
'92年発表、5th。 このアルバムは、以前の作品とハッキリ違いがあり、 リズムの強調された演奏がバックに付き、 サウンドプロダクションもクリアーで緻密です。 Skin O' My Teeth、Symphony Of Destruction、High Speed Dirt、Ashes In Your Mouth等はいずれも余裕すらうかがわせる楽曲。 個人的に大好きなThis Was My Lifeは美しく、胸に響く曲。 全体的にこのアルバムは、フッ切れたデイヴ・ムステインとMEGADETHが堪能できる。 しかし、この後ムステインが再びドラッグを・・・。