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アゴ 勇さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100

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アゴ 勇さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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ALCATRAZZ - Dangerous Games ★★ (2006-09-21 21:49:00)

1st、2ndがあまりに強烈な為、印象の薄い3rd。
1st、2ndがインパクトで勝負を賭けていたのに対し、優れた楽曲を堅実な演奏で過去との差別化を図っている。
かなり地味ながらダニー・ジョンソンのギターはきめ細かにギターのトーンを選び、
ポップなサウンドに融合させている。
決して駄作ではない。地味なだけです。薄幸な作品。


ALCHEMIST - Jar of Kingdom ★★★ (2020-05-24 21:57:19)

1st。

録音状態籠り気味で不良。

樹海を彷徨い洞窟内で絶叫するような不穏なサウンド。

ヴォーカルはデス声だったり、ノーマルヴォイスだったり、吐き捨てだったり、使い分けている。

女性ヴォーカルもアルバムの中盤で出てくる。

ギターサウンドが秀逸で、サイケ、不協和音、ノイズ、アコースティック等をを要所要所で奏でており、楽曲の展開もジェットコースター並みに、先が予測出来ない。

リズム隊もテクニカルであっちこっちアクロバティックで忙しい。

アヴァンギャルドでありながら、きちんと自己消化・自己昇華されている。

快楽脳天キリモミ凌辱SMの世界だ。

ウンコを我慢している時に、このとっ散らかった不穏なサウンドを聴いたら、多分、便失禁するだろう。

1stでこれだけのクオリティの作品を制作したとは・・・大したもんだ!素晴らしい。


ALICE IN CHAINS - Alice in Chains ★★ (2004-02-14 00:48:00)

アルバムの完成度は前作に及ばないが、重量感と比類のない陶酔感を同時に聴く者に与えるオリジナリティ豊かなヘヴィサウンドを体現している。
時に見せる呪術的と表したいほどの世界の広がり方は、もはやメタルとかグランジという呼称の内に収まるべくもなく、
秀れて今日的な彼等の感受性を伝えていた。


ALICE IN CHAINS - Dirt ★★ (2002-12-06 21:04:00)

世を拗ねてるというか、世の中斜めに見ている厭世的なところが、このバンドの大好きな部分です。最初聴き始め頃は「威圧系」だったんですが、聴き込むうちに「癒し系」になりました。
R.I.P.レイン・・・。


ALICE IN CHAINS - Facelift ★★ (2004-04-23 12:51:00)

リリース当初の評判はそれほど大したことなかったと記憶している。
しかし、ミディアム調のへヴィなサウンドで塗り込まれたその内容は確かに一聴して派手さには欠けていたものの、
聴く者をジワジワと自分達の世界に引きずり込むだけの磁力を秘めております。
あと、彼等はれっきとしたメタルバンドだと自分は思います。


AMEN - Amen ★★ (2004-01-16 01:19:00)

パンク寄りの過激なエネルギーとメタルサウンドの融合。
疾走感溢れるビートとノイジーな感覚、更に退廃的なフィーリング、ロックの本質が味わえる作品。
MOTORHEADがモダンへヴィネスを演奏しているような印象。


AMEN - We Have Come for Your Parents ★★ (2004-01-16 01:25:00)

全て無駄を省いたシンプルなサウンドをバックに、裸に近い状態をさらけ出してロックしている。
背筋がゾクゾクするほどスリリング。
クオリティの高さはかなりのもの。
これぞまさしくケイシー・ケイオス率いるAMENの本領。


ANACRUSIS - Suffering Hour ★★ (2006-03-14 23:11:00)

兎に角、奇妙で愛想の全くない異端のスラッシュ。
当時、ブレイクしていたスラッシュ4天王とは、全く異質の流行とは無縁の音楽性に、バンドの美意識を感じる。
強いて言えば、初期MEGADETHに近いが、彼等よりも排他的な音。
傑作。


ANGEL WITCH - Angel Witch ★★ (2004-03-08 23:49:00)

NWOBHM当時を象徴する名盤。
本作で展開されているのは、基本的にBLACK SABBATHからの流れを感じさせる引き摺るようなヘヴィさに重点を置いたサウンドだが、
そこに独特の疾走感を加え、非常にソリッドかつドラマティックな音楽性を実現。
中でもバンドのテーマ曲とも言うべき1曲目は圧倒的な完成度を誇る名曲。
METALLICA、MEGADETHなど、後続に与えた影響の絶大さという意味でも重要な作品。
故人的にはIRON MAIDENの1stと同等のインパクト。


ARCH ENEMY - Burning Bridges ★★ (2003-11-28 03:39:00)

比較する事が正しい事なのかどうか分からないけど、個人的にはどうしてもIN FLAMESと比較してしまうこのバンド。
期せずしてIN FLAMESと同時にリリース。
IN FLAMESが、丸っこくてトロリとした味なら、
このバンドは、角張っててのどにつっかえるようなバンドと思う。
メロデスという以前に、へヴィメタルらしい威圧感があり、尚且つ攻撃的。
しかも叙情的で感動的。
Silverwing一曲のために買っても損はしないと。


ARCH ENEMY - Wages of Sin ★★ (2002-12-24 04:41:00)

スピード感がある反面ラフさも目立った今までの作品と比べると、洗練の度合を深めた1枚。
アンジェラ・ゴソウのヴォーカルは賛否あるようだが、この作品を聴いていて、それが彼女のルックスと重なる時、独自のパワーと色気を感じさせてくれる。


ATHEIST - Unquestionable Presence ★★ (2005-09-08 07:39:00)

問答無用のブルータルテクニカルデスの大名盤。
歪んだ新時代のデスメタルの要素と、
プログレッシヴなまでの複雑で起伏のある曲展開のかけ離れた要素を同時に受け入れた奇跡の名盤。
再発を機に、子供騙しな甘口のメロデスに物足りなくなった方は是非聴いてみて下さい。
鑑賞に値するデスメタルです。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You ★★ (2003-12-01 13:44:00)

B級のわりに知名度だけはあるATOMIC ROOSTERの2nd。世間の評価は3rdのほうが上だが、全作品中死ぬほど重いこの2ndが好きだ。後にHARD STUFFを結成するジョン・デュ・カンとポール・ハモンドの参加が大きい。タイトル曲はバンドの代表曲で、多くのヘヴィメタルバンドにも影響を与えた。


AUTOPSY - Severed Survival ★★ (2010-02-10 16:08:00)

これは良い !
スティーヴ・ディジョージオのバカテクベースとクリス・レイファートのド下手なドラムス、このチグハグした釣り合いが破綻しているリズム隊を聴くだけでも楽しめる。
だが、楽曲もカッコいい。
デスメタルだが、この面子で味わえるサウンドは、かなり不思議な感覚というか、とてもユニーク。
完成度や洗練を重視する人よりも、粗暴で突飛なデスメタルを好んで聴かれる方は是非 !


AVERSION - Fit To Be Tied ★★ (2005-02-16 00:24:00)

2nd。1992年発表。
スラッシュとハードコアの融合。
全12曲、すべての曲がカッコいい。
殆ど3分以下の曲が多く、あっという間に終わる。
しかし、中毒性大。
初期METALLICA、ポール・ディアノ時代のIRON MAIDEN、ハードコア時代のCORROSION OF CONFORMITYなどが好きな方は是非聴いてみておくれ。
1曲目のHungはスラッシュメタル史上、故人的にベスト10、いや、ベスト5に入るほどの失禁モノのカッコよさ。


AWFUL TRUTH - The Awful Truth ★★ (2004-08-26 16:22:00)

このバンド、知っている方はいらっしゃるだろうか・・・。
あのGALACTIC COWBOYSの前身バンドである。
邦題は「恐るべき真実」
トリオ編成。
プログレの静寂、スラッシュの激しさ、重さ、冷めたセンスを併せ持ったバンドの唯一の作品です。
トリオ編成ならではのインプロヴィゼイション、ストレートなパワーはライヴ感に満ちており、正にノー・ギミック。


BAKER GURVITZ ARMY - The Baker Gurvitz Army ★★ (2004-01-29 07:51:00)

GUN、THREE MAN ARMYという英国ハードロックの中堅バンドで活躍したエイドリアンとポールのガーヴィッツ兄弟が、
元CREAMの名ドラマー、ジンジャー・ベイカーを加えて結成した1st。
THREE MAN ARMY時代から際立っていたリリカルなメロディの妙と、へヴィに歪むサウンドを巧みに組み合わせた完成度の高いサウンドを展開している。


BE BOP DELUXE - Modern Music ★★ (2004-04-23 01:54:00)

SF趣味、青くさい文学青年ぶり、プログレッシヴな感性とポップなメロディを次々と生み出す作曲能力と優れた才能を持つバンドの4th。


BE BOP DELUXE - Sunburst Finish ★★ (2004-04-23 02:04:00)

3rd。
ハードロック、プログレ、ファンク、ポップをはじめとするあらゆる音楽を一つにまとめ、
万華鏡で覗いたようなポップでカラフルな面とペシミスティックな面が同居した不可思議な空間を持つサウンドが聴ける。


BETWEEN THE BURIED AND ME - Colors ★★ (2010-02-10 15:51:00)

ここ数年のデスメタル・ケイオスティックハードコアのバンドの作品で、故人的に断トツで好きな作品。
ここまで極めると、今後、大幅な路線変更でもしない限り、少なくとも同じ路線でこの作品を凌駕するものを創るのは、かなり困難かと思われる。
それ程、この作品は素晴らしい。


BILLY COBHAM - Spectrum ★★ (2006-09-21 23:14:00)

故トミー・ボーリンのギターが感情豊かで情熱的なプレイですよね。
1曲目は確かにかなりのインパクトです。
何かトミー・ボーリンというプレイヤーのフィルターを通じて自由奔放に弾きまくっている。
スパークするスリルが味わい深し。


BLACK SABBATH - Black Sabbath ★★ (2002-12-24 03:39:00)

黒魔術崇拝というヨーロッパならではの宗教的カラーをバンドのイメージとして取り入れたデビューアルバム。
こういったイメージ創りは現在のへヴィーメタルバンドに大きな影響を与えた。
ちなみに発売日が2月13日金曜日というのは偶然だったというのが凄い!


BLACK SABBATH - Master of Reality ★★ (2004-01-29 08:18:00)

ハード一辺倒でない多様な曲が入っているのがポイントじゃないかと。
ある時はギターとベースの重いリフでゆったりと進行し、ある時は流れるように滑走していく。
このあたりは、まさに彼等の真骨頂。
一方、トラッドを彷彿させるアコースティックなナンバーもあり、内面の錯綜振りが如実に表れている。


BLACK SABBATH - Sabotage ★★ (2004-06-02 23:19:00)

「SEVETH STAR」は未聴なんですが、他の全てのBLACK SABBATHの数多いスタジオ作品の中では一番この作品が好きだ。
A面にHole In The Sky、Symptom Of The Universe、Megalomaniaといった比較的有名な曲があり、勿論好きな曲ばかりだが、
B面のThe Thrill Of It All、Supertzar、Am I Going Insane(Radio)、The Writといういぶし銀の脇役のような曲の充実振りが半端じゃない。
Hole In The Skyが突然終わり、アコギインストのDon't Start(Too Late)が始まるのも非常にクールだ。
曲によっては、キャッチーな部分もあるが、そこに見え隠れする妖気・毒気・狂気といったモノを感じずにはいられない。


BLACK SABBATH - Sabotage - Supertzar ★★★ (2004-06-02 12:45:25)

宗教色が強い。
全盛期の麻原彰晃が信者をマインドコントロールする為に、
暗くて狭い部屋に閉じ込め、1日中流しっぱなしにしそうな曲。
「SABOTAGE」の中では一番好きな曲。


BLACK SABBATH - Vol 4 ★★ (2004-03-02 18:39:00)

1st、2ndでそのイメージ、サウンドを定着させてしまったバンドが実験的内容を持つ「MASTER OF REALITY」に続いてリリースした、
傑作アルバム。4th。
前3作以上に細かいアレンジと複雑な展開を持った曲が揃い、構成もバラエティに富んでいる。
各メンバーのプレイもそれまで以上に個性的で、ギーザー・バトラーのベースの音色の変化、
ジャズの影響も感じさせるビル・ワードの絶妙なスティックワーク、
オジー・オズボーンが歌うバラードなど中期のバンドの方向性を決定づけると同時に、その音楽性を大きく広げた作品となっている。


BLACKFOOT - Marauder ★★ (2003-11-17 17:17:00)

サザンロックとハードロックの見事なまでの融合作品。
ブルーズをベースにした熱く、土臭く、艶があり、それでいて緊張感のあるサウンドは大きな魅力。
オープニングのGood Morningは気持ちいいヘッドバンギングチューンで、そのままラストのSearchin'まで一気に聴かせる。


BLIND ILLUSION - The Sane Asylum ★★ (2005-02-18 14:32:00)

現PRIMUSのレス・クレイプールと、元POSSESSEDで同じく現在はPRIMUSに籍を置くラリー・ラロンデが在籍していたバンド唯一の作品。
1988年発表。
このアルバムは凄い。
スラッシュメタルだが、ベイエリア・クランチ系でもハードコアとのクロスオーヴァー系でもなく、
MEGADETHが標榜したインテレクチュアルスラッシュでもなく、SLAYERを更に過激にしたデスラッシュでもない。
カテゴライズが難しいスラッシュ、いや、この作品はスラッシュメタルの臨界点を踏み越えてしまっている。
彼らは、「さあ、どうだ !」とばかりにスピードやヘヴィネスで勝負するスラッシュではない。
かなり特殊。
レスのベースはこの頃から変幻自在だし、ラリーのギターは屈折しまくり。
それを平然と演奏している。
この作品の特徴は、各楽器の微細な音色を大切にしているように思える。
兎に角、ギター・ベース・ドラムスの演奏が異彩を放ち、時折、ジャズやプログレの素養を感じさせる。
ヴォーカル兼ギターのマーク・ビィエダーマンもギターが巧いし、カッコいい歌い方をする。


BLOOD FARMERS ★★ (2004-09-29 00:12:00)

Kamikoさん、俺も気になっていたんですよ、BLOOD FARMERS。
とりあえず明日、ユニオンに行ってみます。


BLUE OYSTER CULT - Secret Treaties ★★ (2004-01-16 00:59:00)

より明確にバンドらしさが表れた3rd。
ストイックなハードロックに徹したアプローチは、重厚な躍動感さえ漂わせている。
収録曲の中では、何といってもラストのAstronomyが圧巻。


BLUE OYSTER CULT - Tyranny and Mutation ★★ (2004-01-16 01:07:00)

バンドの各メンバーの個性の強さが程よく絡み合って、まさしく退廃的な雰囲気を醸し出しており、
ハードロック・へヴィメタル・パンクロックという枠の中では捕らえ切れない魅力があります。
ヒューマニックな感情がダイレクトに伝わってくるリアルな作品。


BUDGIE - In for the Kill ★★ (2004-06-02 23:58:00)

4th。
名盤ですよ、ホント。
独特のうねるような細かいリフを生み出すギターと、ユニゾン、あるいはハーモニーへ絡むベースラインのユニークさ、
そして奇妙に甘ったるい高音域のバーク・シェリーのヴォーカルなどは、このバンドならでは。
このバンドは1stから6thまでは全部名盤だと。


BURNING TREE - Burning Tree ★★ (2006-03-15 21:36:00)

シェパードさん、登録して頂きありがとうございます。
1990年にこれだけ売れ線を無視した、時代錯誤な作品をリリースしたこと自体、非常に奇跡的で、目茶苦茶クール。
殆どの楽曲が、ルーズなノリでブルージーな色彩があり、程よいポップフレイバーがある。
逆説的な意味で、この時代に全く洗練されてないところが最高にカッコいい。


CAPABILITY BROWN - Voice ★★ (2005-02-04 20:31:00)

「VOICE」というタイトルが全てを物語ってます。
コーラスが完璧な内容と水準の高さを持っています。
そのハーモニーの見事さ、素晴らしさがこのバンドの命であると云っても過言ではない。
リュート、バラライカなどの民族楽器から、メロトロン、シンセなどを縦横無尽に駆使し、
アカペラ・二重唱・三重唱と巧みに使い分けるヴォーカルコンビネイションが最高。


CAPTAIN BEYOND - Captain Beyond ★★ (2004-02-15 12:52:00)

SF仕立てのドラマティックな展開で全編を組曲のようにつなげたトータルな構成が非常に巧みで、
KING CRIMSONなどのプログレ系アーティストからの影響も感じられる。
変則リズムを生かしたブレイクと金属的なギターの響き、そして決してシャウトしないロッド・エヴァンスのクールなヴォーカルの組み合わせは、
とてもこれが1stとは思えないほど完成度の高い様式美を生み出している。
彼等はコーラスも重視しており、歌ものとしての整合感も十分持っている。


CARBONAIZED - Disharmonization ★★ (2006-09-26 02:56:00)

ローランDEATH氏はお奨め出来ないと仰るので、ワタクシがお薦めしちゃおう(笑)。
これは傑作だと思います。
デス・グラインド路線から奇天烈へヴィメタルに大変貌しちゃいました。
かなりアヴァンギャルドな作りで、プログレとデスの融合というより、サイケとメタルというか・・・説明し辛いです。
風変わりな音楽が好きな方は是非。


CARCASS - Reek of Putrefaction ★★ (2006-09-21 23:01:00)

あまりにも内容が残虐非道。
グラインド・コア色が濃厚なサウンドと、残虐な歌詞が最高に素晴らしい。
嘔吐もせずに大満足です。
音の形が全く掴めないプロダクションも最高ですね。


CARCASS - Surgical Steel ★★★ (2020-05-24 19:59:11)

ホント、マイケル・アモットが関わらなくて良かった。

悪い意味でARCH ENEMY化しているんじゃないかと不安だったのだ。

CARCASSはビル・スティアーのギターがあれば独りで充分。

出来ればケン・オーウェンにドラムを叩いて欲しかったが、それは贅沢な要求か。

ケンのヘタな後乗りのドラムあってこそ、CARCASSの魅力が増す訳だったから。

ドラムって結構重要視されるね。

BLACK SABBATHはビル・ワードじゃなきゃ駄目だし、IRON MAIDENもクライヴ・バーのドラムじゃなきゃと未だに拘りがある。

METALLICAはラーズ、SLAYERはロンバード、EXODUSはトム・ハンティングが叩かなきゃ駄目なのである。

彼等以上に超絶テクニックを持ったドラマーはたくさん存在するが、やはりテクニックだけでは駄目なんだよね。

しかしCARCASSの復活作、このバンド特有の腐敗臭は消失してしまったが、クオリティは高いですね。

初期のCARCASSを聴いていた時に、知人のメタル愛好家の人からDQN扱いされたのも今は昔。


CARMEN ★★ (2006-10-14 01:01:00)

1stと2ndが11月に紙ジャケで再発決定 !


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll ★★ (2003-09-19 01:41:00)

今年はMETALLICAやIRON MAIDENが傑作を発表してるが、
年末に「今年のベストアルバムは?」と訊かれたら、
多分、この作品をチョイスするでしょうね。
購入してから半年以上経つが、未だに聴いてて飽きない。
アレキシ・ライホはギタリストとしてもそうだが、ソングライターとしてももっと評価されていい筈です。


CONFESSOR - Condemned ★★ (2005-01-19 01:47:00)

Earacheレーベルからのバンド唯一の作品。
兎に角、不思議なバンド。
まずヴォーカルは元SANCTUARY、現NEVERMOREのウォーレル・ディーンを彷彿とさせるが、
ウォーレルより艶がないというか、エモーショナルじゃないし、無機質で非人間的な声で、かなり気持ちが悪い。
それが最高。
そしてドラムス。相当テクニックがあると見た。MESHUGGAHやMARTYR、ATHEISTの複雑怪奇なドラムが好きな人には堪らないだろう。
Earacheリリースだが、疾走曲は殆ど無い。
かと言ってドゥームでもない。
でもギターのリフは間違いなくデス&スラッシュのリフそのもの。
ホントに個性的。面白いバンドだ。
カテゴライズ不要。


CORONER - No More Color ★★ (2003-11-28 03:47:00)

テクニカルなリフを刻みまくってくれるギターを先頭に、ドラムスとベースが一丸となるスラッシュ独特の統合感というか、
音の壁が聴く者の前に立ちはだかり、バンドが聴く側を選ぶような雰囲気を持つ独特な作品。
好きです。


CORROSION OF CONFORMITY - Animosity ★★ (2004-08-19 02:20:00)

今でこそ、渋いドゥーム・ストーナー系の音を出している彼等の2nd。
独自のコア路線を目指していた古強者であり、グシャグシャの音像でひたすら猪突猛進するのみ音楽性は文句なしにカッコいい。


CORROSION OF CONFORMITY - Eye for an Eye ★★ (2006-09-26 02:39:00)

このバンドのベスト・アルバムを決めるのは非常に難しい。
どの作品も若干異なった音楽性故に、それぞれ違った良さがあるのです。
これは1st。
ハードコア・パンクです。
パンクの反骨精神とロックンロールのノリを溶け合わせた感じ。
サウンドはチープで粗野だけど、聴いていて何故か微笑ましくなるデビュー作です。
JUDAS PRIESTもカヴァーしたFLEETWOOD MACのGreen Manarishiが収録されてます。


CORROSION OF CONFORMITY - Wiseblood ★★ (2005-01-20 00:55:00)

俺はこの作品を中古ショップで480円で購入しました。
しかし、カッコいい楽曲のオンパレードですね。
ミディアムテンポな曲が多いが、決して中だるみしないし、途中途中にファストな曲を導入することにより、メリハリがあり飽きない。
このバンドは初期のハードコア時代も、3rdのモダンへヴィネス路線も、それ以降のドゥーミーでストーナーな路線も、
全て質が高いですね。
これが480円なんて、ホント得しました。


CRIMSON GLORY - Transcendence ★★ (2002-11-14 23:27:00)

2曲目のRed Sharksのミッドナイトのヴォーカル・・・スゴイですよ!


CRYPTOPSY - None So Vile ★★ (2003-11-13 04:33:00)

地底人が地上界に向けて嘔吐しているかのごとき響きとパワーを持った名盤。
足下から聴き手の肉体を揺さぶるデスナンバーの数々。
フロ・モーニエの威力、いや意力か、が大爆発している。
大海底火山の噴火を想起させる作品。


CYNIC - Focus ★★ (2004-01-29 08:04:00)

デスメタルバンドの一種と見做されることも少なくないが、ヴォーカルに若干そうした色を残しつつも、
実際にはある種プログレッシヴな味わいすら感じられる先鋭的なサウンドがここでは展開される。
各メンバーの高度な演奏能力に裏打ちされたテクニカルなインストパートと浮遊感漂うメロディが、細密に練られたアレンジの下、
見事に一体化したその音楽性からは、DREAM THEATER辺りにも相通ずる世界観を垣間見ることも可能。


DAMAGEPLAN - New Found Power ★★ (2004-02-13 22:55:00)

早速購入。
音の粒をギュウ詰めにしたかのように重厚で、音圧すら放つリフの音作りは、グルグル回転するかのような錯覚を与える。
ハードコア色をより明確に打ち出したSUPERJOINT RITUALも好きだが、このDAMAGEPLANも全体的に相当コアな印象を与える作品に仕上がった。
5曲目のFuck Youは最高。


DAMN THE MACHINE - Damn the Machine ★★ (2003-11-06 12:43:00)

元MEGADETHでギターを弾いてたクリス・ポーランドが結成したバンド。
元MEGADETHということでスラッシュを期待するかもしれないが、スラッシュメタルではない。
ミドルテンポで音が少なく、音に隙間があるヘヴィメタルです。
時折見せるリズムチェンジが楽曲に面白味を持たせているのが特徴。
激しくも、どこかもの悲しい楽曲が多いです。
荒涼とした大地をイメージさせる殺伐とした雰囲気がありますね。
当時、既存のメタルにこういうタイプのバンドは、ほとんど存在しなかった。
アルバム1枚で散ってしまったのは残念。


DANZIG - Danzig III: How the Gods Kill ★★ (2003-10-14 17:48:00)

'92年発表、3rd。
グレン・ダンジグの声は発狂したエルヴィス・プレスリーのような、ある種異常な声である。
悪夢を見ているかのような曲の数々。
うたた寝しながら聴くと魔の世界に引きずり込まれるかもしれない。


DARK ANGEL - We Have Arrived ★★ (2006-09-21 21:23:00)

このバンドの作品では一番好きです。
低音域で固めた爆音のオン・パレード。
ダーティな色彩で塗り込められていて、如何にもアンダーグラウンドなスラッシュ。
個性的なベースの音がクリアーに聴こえるのも嬉しい。
突然、発狂するヴォーカルも最高。


DEATH ANGEL - Act III ★★ (2003-10-05 23:29:00)

DEATH ANGELの変化を代表させることが可能な'90年作、3rd。
③Veil Of Deceptionや⑥A Room With A Viewのイメージの広がりは、素晴らしく詩的ですらある。
奇術楽団的な⑤Discontinuedもイイです。
1stに比べたら衝撃性は減ったけど、演奏は充実しており、アルバムの重要性も何ら劣ってはいない。


DEEP PURPLE - Deep Purple ★★ (2003-11-07 01:01:00)

第1期パープル最後のアルバム。
前2作で聴かれたポップス色は薄れ、クラシカルなアレンジが全面に出てきている。
中でもAprilは12分にも及ぶ3部形式の組曲で、当時、彼等に対して形容されていたアートロックという言葉の所以を感じることが出来る。
個人的にオススメはハープシコードの音色が美しい2曲目のBlind。


DEEP PURPLE - Stormbringer ★★ (2003-11-07 01:14:00)

リッチー・ブラックモアが余り評価していないことで有名な作品。
しかし、アップテンポのStormbringer、Lady Double Dealer、
本作以前のパープルでは耳にすることの出来なかった、哀愁漂うThe Gypsy、美しいスローナンバーSoldier Of Fortune、
グレン・ヒューズのヴォーカルとリッチーのギターが化学反応している、隠れた名曲Holy Manなど、作品の質が非常に高い。


DEPRESSIVE AGE - Electric Scum ★★ (2003-11-09 22:08:00)

4th。
ヨーロッパのバンドらしい物憂げな雰囲気とプログレッシヴな香りがアルバムに満ち溢れており、ただのメタルではない独自のメタルが楽しめる。
バックのクリーンな音作りとヴォーカルのクセが何となく耽美的な世界を連想させて、ただのHMアルバムとは違った趣を出しているのも好感を持てる。
万人には薦められないが個人的には◎。


DEPRESSIVE AGE - First Depression ★★ (2003-11-09 22:01:00)

ドイツの個性派スラッシュメタルバンドの1st。
ドイツとは言っても、統一以前で言うところの旧東ドイツの出身であり、
それだけでも非常に珍しい存在に違いない。
分厚くクランチの利いたリフを乗せて疾走するところはスラッシュなのだが、
陰気でアクの強いメロディや大胆な展開を見せる楽曲が強いインパクトを残す。
全体の退廃的な雰囲気を際立たせているのが、独特の抑揚を持ったヴォーカル。
アンニュイであったり爬虫類的であったり、時にはヒステリックでもあるそのエキセントリシティに富んだ歌唱はバンドサウンドと一体になって唯一無二の個性を生み出している。


DEPRESSIVE AGE - Lying in Wait ★★ (2003-11-09 22:26:00)

ドイツの変態バンドの2nd。
全体的に音はラウドでヘヴィなのだが、そこいらのスラッシュ&パワーメタルバンドと決定的に違うのが、ヴォーカルメロディにあると思う。
どう考えても尋常じゃないこのメロディライン。
しかもヴォーカルの声質が浮遊するようなハイトーンということもあってますます妖しい。
このヴォーカルメロディが「すっ」と心に入り込んだか、「なんや、コレ」となるかで、このバンドの評価が真っ二つに別れると思う。
自分は勿論前者のケースだった。
個人的には非常に惜しいバンドだったと思う。


DEPRESSIVE AGE - Symbols For The Blue Times ★★ (2003-11-09 22:15:00)

3rd。
1st、2ndから更に一層スラッシュという色を退色させて、独特の世界へ一歩踏み出した音世界が堪能できる。
絶対に世界の人気者にはなれない音世界だけど、メジャーに飲み込まれないように一生懸命踏ん張っている人達には、諸手を挙げて歓迎されるバンド。
意外にオルタナ・ファンにもウケるかも知れない。


DEPRESSIVE AGE - Symbols For The Blue Times ★★ (2003-11-09 22:16:00)

3rd。
1st、2ndから更に一層スラッシュという色を退色させて、独特の世界へ一歩踏み出した音世界が堪能できる。
絶対に世界の人気者にはなれない音世界だけど、メジャーに飲み込まれないように一生懸命踏ん張っている人達には、諸手を挙げて歓迎されるバンドだと。
意外にオルタナティヴファンにもウケるかも知れない。


DESTRUCTION - Mad Butcher ★★ (2005-09-21 00:28:00)

1987年リリースの4曲入りミニアルバム。
ツインリードギター体制になり、Mad Butcherの新録が目玉なんですが、
故人的に特筆すべきはReject Emotionsという全く無名の曲が収録されている事。
この曲は、今のところDESTRUCTION史上、一番好きな曲で、
ギターソロは言うに及ばず、テクニカルでメカニカルでインテレクチュアルなギターリフが最高に素晴らしい。
シュミーアのヴォーカルも気が狂っている。


DESTRUCTION - Release From Agony ★★ (2003-09-19 00:57:00)

KREATOR、SODOMと並ぶドイツの代表的スラッシャー。
シュミーア、マイク、ハリー、トミーの四人の見分けが付かなかったコトで有名。
原因はモズの巣のような不思議な髪型にあった。
何故、四人揃って同じ髪型にする必要があったのかは知らないが、
誰か一人が最初に頭にモズを飼おうと思い付いて、実際そうした時に、
他の三人が「それ、いい」と真似をしたとしか考えられない。
当時は悪魔的なイメージからブラックメタルと言われていたが、
問答無用の純正インテレクチュアルスラッシュで、DESTRUCTIONの最高傑作。
野鳥にも優しい連中だった。


DIAMOND HEAD - Canterbury ★★ (2003-09-19 00:13:00)

どこか不思議なメロディー。
全くヘヴィな音作りじゃないのに、聴いていると重苦しい気分になる。
ヘヴィメタルというジャンルも不要な英国らしい音。
彼等に影響を受けたラーズ・ウルリッヒやデイヴ・ムステインが、
このアルバムをどのように捉えているのか非常に興味がある。


DIO - Dream Evil ★★ (2003-11-17 13:07:00)

ヴィヴィアン・キャンベルに代わり、クレイグ・ゴールディが新加入した作品。
クレイグは本作品の中で全9曲中8曲の作曲に携わっており、
その参入のせいか、全体にこれまでのクセの強さを払った、比較的聴き易い内容に仕上がっている。
個人的には本作が一番好き。


DISCORDANCE AXIS - The Inalienable Dreamless ★★★ (2020-05-24 14:49:10)

3rd。

グラインドコアのジャンルの中でも最高傑作の一つに数えられるのではないか?

振り返ることを知らぬ高らかな暴力の礼賛が恐ろしく堪能できます。

下手な向精神薬より効きますよ。

このバンド、作品をCDのプラケースとしてではなく、全てDVDのパッケージで販売しております。

パッケージ開けたらいきなり「気持ち悪い」と、日本語で書かれたインナースリーヴが目に入り、このバンドは只者じゃないなと。


DISHARMONIC ORCHESTRA - Not to Be Undimensional Conscious ★★★ (2020-05-24 22:34:42)

2nd。

1stのグラインドコア路線から大きく脱却、一筋縄ではいかぬアヴァンギャルドデスメタルに変貌する。

この路線変更は故人的には大歓迎で、聴き手を突き放し、蹴飛ばし、縛り上げる作品なもんだから凄い。

繰り返す。凄い。

常人のスケールでは計り知れない凄さ。

サウンドが鋭利な刃物のように尖っており、無機質で血が通っていない音だ。

テレビ放送終了後のカラーバーのような怖さが存在する。

ラップまで楽曲に登場し、凄いのはそのラップも作品として浮いてなく、ちゃんとバンド独自の解釈で調和されているのだ。

クーラーをつけて涼んでいる時に、煮えたぎった熱い味噌汁を顔面にぶっかけられるような衝撃だ。

こういう売れ線無視した孤高な音楽はやはり最高である。

全くカジュアルではなく、苦業であり荒業である。

こういう作品に身を削ってまでも耳が求めてしまうのは何故なのだろう?

今作以降の作品も非常に自分のツボを刺激される作品である。


DISINCARNATE - Dreams of the Carrion Kind ★★ (2006-09-21 22:45:00)

過小評価も甚だしいジェイムズ・マーフィーの初のリーダー・バンド。唯一の作品。
疾走感と激しい曲展開に重点を置いた作りが施されたデス・メタル色が強い。
リフ・ワークこそ暴力的だが、時折聴けるメロディ・センスは独創的で傑出している。
兎に角、素晴らしいギタリストであります。


DIZZY MIZZ LIZZY - Dizzy Mizz Lizzy - Glory ★★★ (2005-09-18 21:02:17)

初めてこの曲を聴いて衝撃を受けてからもう10年経つのか・・・。
阪神・神戸大震災、オウムの地下鉄サリン事件があった1995年、この名曲に出会った。
これは余裕で星3つ・・・いや、星10個献上してもいいくらいだ。
どことなく、ゴダイゴのガンダーラに雰囲気が似てたなぁ。


DOOM - Illegal Soul ★★ (2006-03-14 23:55:00)

俺みたいな外タレ至上主義者を完璧にノックアウトしてくれた、
日本のアヴァンギャルドへヴィロックバンド、DOOMの6th。
悲運の天才ベーシスト、諸田コウの最後の参加作品。
もう、全曲必聴なんだが、頭の3曲、
I'm Real、Deliver Me From Reasons Why ?、Blood On The Riseと尋常じゃないテンションで痺れさせる。
中でも、Blood On The Riseはへヴィでアヴァンギャルドでありながら、キャッチーである名曲である。
4曲目の水葬を聴くと、その後の諸田氏の死を暗示しているようで、今でも悲しくなってきます。


DOOM - Illegal Soul - Blood on the Rise ★★★ (2005-01-13 14:49:09)

この6thアルバムの楽曲は全てカッコいいが、
中でも3曲目のこの曲は個人的にかなりポイント高し。
テクニカルでありながら幾分キャッチーな部分が良い。
隠れた名曲。


DOOM - Incompetent... ★★ (2003-07-13 00:54:00)

自分が日本のメタルバンドで好きなのは、OUTRAGEとDOOMだけです。
諸田コウ氏がフレットレスベースを弾いてることが、頻繁にクローズアップされるが、それ以前に特筆すべきは諸田氏の個性的で特異なベースフレーズの数々だった。
全11曲収録。捨て曲無し。すべての曲にインパクトがある。
諸田氏の死は本当に残念だ。こんなベーシスト二度と出てこないだろう。


DOOM - Incompetent... - Killing Time ★★★ (2005-01-13 14:43:59)

この曲は凄いです。
終始、諸田コウのベースが縦横無尽に暴れまくる。
終盤の疾走するところは正にアヴァンギャルド。


DOOM - Killing Field ... ★★ (2003-10-14 17:36:00)

2nd。
複雑な展開の曲が多いアルバム。
全作品中で一番実験的と言える。
まだ未整理な部分が目立つが、次作「COMPLICATED MIND」で全てが実を結ぶ。
故・諸田コウの超人的なベースの運指は必聴。


DRAGON - Scream of Death ★★ (2006-03-15 00:20:00)

DRAGONはこのアルバムしか知らないのだが、これはイイですよ。
聴神経を刺激しまくりで、同時に、日々鈍らされていく脳の働きを活発化してくれる。
もう、デスメタルというカテゴリーからは独立してますね。
小手先だけでない表現から生まれる存在感の重みが、鮮烈なサウンドとなって、聴覚を刺激します。
ローランDEATH氏が仰る通り、デスメタルだけでは語れない意外で多彩な一面を垣間見ることができますね。
こうなったら、最悪な評判の1stと2ndも聴いてみたいですね。


DREAM THEATER - Awake ★★ (2004-01-29 07:33:00)

前作におけるクリアで爽やかな音像とは正反対ともいえるギターのエッジを効かせたモダンなアプローチのサウンド。
ジェイムス・ラブリエのヴォーカルスタイルもその澄んだハイトーンヴォイスを活かした、伸びやかに歌い上げるものばかりではなく、
低音部を強調したパンチの効いた唱法や囁くような歌い回しなど、非常にバラエティに富んだものになっています。
自分も最初驚いたが、今では大好きな作品です。


DREAM THEATER - Images and Words ★★ (2004-02-13 21:34:00)

2nd。
広い声域と抜群の歌唱力を持つジェイムズ・ラブリエを得たことで、前作で既にその凄さを見せつけていたインストゥルメンタルパートに拮抗するほどの
ヴォーカルパートの充実が実現。
複雑な展開を有する長編ナンバーを主軸にしつつも、Another DayやSurroundedのようなコンパクトでキャッチーな名曲を誕生させるに至った。
90年代のへヴィメタルシーンにとってエポックメイキング的作品。


DREAM THEATER - Six Degrees of Inner Turbulence ★★ (2002-12-24 04:28:00)

繊細さ、緻密さ、そしてダイナミックなパワーがあり、メンバー各自の様々に異なる音楽的背景が上手くぶつかり合って一つにまとまる過程が、この作品に表れていますな。
ギターとキーボードが自由なフレーズで突っ込んでくるところがいいですな。


DYSRHYTHMIA - Barriers and Passages ★★ (2010-02-10 16:54:00)

お~っ、こんなバンドが登録されていたとは !
3rdです。
テクニカルでフリーダムな演奏が満喫できる。
メタルから細分し、サブジャンルとしてポストメタルっぽい要素があります。
また楽曲によっては、サウンドはメタルだけど、演奏がメタルから乖離した部分もあり、そういった要素はこれから益々強まっていくんじゃないかと。
唯一無二の個性で、これからもフォローしていきます。


ELECTROCUTION 250 - Electric Cartoon Music From Hell ★★ (2005-02-18 13:19:00)

このバンドを登録しようと思ったら、Kamiko氏に先を越された。
流石Kamiko氏、ナイス登録。
Kamiko氏やカズチンさんの仰る通り、超テクニカルだが、何故かフルで聴き通せる。
確かに難解な演奏だが、所々で聴き手を小馬鹿にしたフレーズが出てくるので、楽しいし、和めるのだろう。
STEVE VAIの「FLEX-ABLE」やFREAK KITCHENのマティアス・エクルンドのソロを彷彿とさせる部分も多々あるし、
THE DILLINGER ESCAPE PLANをファニーにした印象。
かなり変態度高し。


EMPEROR - Prometheus: The Discipline of Fire & Demise ★★ (2003-11-12 07:39:00)


どくいりきけん きいたらしぬで


EXODUS - Bonded by Blood ★★ (2006-03-06 12:36:00)

80年代スラッシュ好きの方は必聴。
スピリットの熱さ、純粋さに思わず襟を正して聴いている自分に気付く。
スラッシャーという意思を通し続けることの意気と勇気を鼓舞する作品。
ポール・バーロフの気が狂った叫びも素晴らしい。


FLEURETY - Department of Apocalyptic Affairs ★★★ (2020-05-24 15:46:28)

2nd。

1stと2ndの間に「LAST-MINUTE LIES」というミニアルバムをリリースしている。

ピアノ、エレピ等の他に、女性ヴォーカル、サックス、打ち込み系ドラムス等が導入されている。

その為、アヴァンギャルドな要素が非常に強く、ブラックメタル本来の殺傷能力は低く、楽曲によってはポップな要素も垣間見ることが出来る。

まぁ、何でもありなアヴァンギャルドブラックでしょうか。

作品として統一性は殆どというか、全くありません。

首も吹っ飛ぶ血の海地獄な、聴いていて苦痛を伴うブラックメタルも好きだが、このバンドのこの作品はそれとは全く方法論が違うアプローチだ。


FORCED ENTRY - As Above, So Below ★★ (2004-08-06 20:10:00)

1991年発表。
テクニカルスラッシュメタルバンドです。
当時、B!誌で平野氏だけが猛烈プッシュしていた。
メロディよりもテクニカルなリフに次ぐリフを見本市のように披露していた。
非常に思い出深いバンドです。
1曲目のBone Crackin' Feverからテクニカルスラッシュの醍醐味が味わえますよ。


FREDRIK THORDENDAL'S SPECIAL DEFECTS - Sol Niger Within ★★ (2005-09-21 01:39:00)

心の奥底を浸す冷たい快楽を得たい時には、このアルバムが一番。
非常に異常で怖い作品だが、何度かリピートするうちに怖がることが気持ち良くなってくる禁断の力作。
疾走感の無い曲さえ、壊しまくりの暴れまくりの不協和音なギターサウンド。
フレッドリック・トーデンダルは苦行の果てに開かれる至高の瞬間を求めてギターを弾いているのか ?
必聴。
しかし、廃盤かぁ。
早急に再発を !


FREE - Highway ★★ (2002-12-24 03:30:00)

オリジナルメンバーによるFREEのファイナルアルバム。
全体的にR&Bのノリを取り入れ、アンディー・フレイザーのベースラインにはファンキーなニュアンスさえ感じられる。
シングルにもなった「Ride On A Pony」はその好例。
「Be My Friend」はバラードの名曲。
絶頂期のFREEのアルバムだが、何故か過小評価されている作品。


GALACTIC COWBOYS - Galactic Cowboys ★★ (2003-11-28 02:43:00)

1st。
分厚いディストーションのギターの音にブリブリのベース、ヘヴィなリフに乗っかる心地好いコーラス。
その他名曲&心に染みるフレーズ多い作品。
初めて聴いた時はビックリした。


GALACTIC COWBOYS - Space In Your Face ★★ (2003-11-28 02:50:00)

2nd。
このバンドがただのメタルバンドじゃないと思い知らされるのは、突然出てくる奇麗なメロディとコーラスにある。
美しいと言っても、水晶のようなきらびやかな美しさと違い、土着的な美しさというか、人の暖かみのある美しさと言った表現が似合うと思う。
これはヨーロッパのバンドでは味わえない地平線の続くアメリカ大陸の味だと思う。
これこそ兄貴分のKING'S X同様、この2バンドに深く関わっているプロデューサーのサム・テイラーが追い求める音世界かと。
これだけのヘヴィネスに上質のメロディを乗せられるこのバンドのセンスも流石。


GARY MOORE - Wild Frontier ★★ (2002-12-06 19:46:00)

ゲイリー・ムーアでしか出せない味!
ゲイリーという素の人間にも、ゲイリーの表現力にもピッタリはまった!
歌詞もゲイリーの生き方や考え方が大きく反映されている。
故フィリップ・ライノットの代弁をしたかったと思います。


GILLAN - Future Shock - New Orleans ★★★ (2005-09-27 01:00:29)

凄い !
イントロのギランの歌メロがフィンガー5もしくは、小泉今日子の学園天国にそっくりだ。
しかし、ノリの良い楽曲であることに間違いない。
バーニー・トーメも実に味のあるギターを弾いている。


HELMET - Meantime ★★ (2004-04-23 13:15:00)

切れ味鋭く、整合感すらあるものの、
ひしゃげててノイジーな響きを放つところもあるギターリフの音作りは独自性に満ち溢れたそれまでになかったもので、かなりのインパクトを放った。
また高度な音楽理論に裏打ちされ、時折ジャズのコード進行が忍び込む曲展開も、
コアなサウンドであることから、そうしたものとは無縁と思われがちなだけに、驚きや意外性を感じさせた。
そのリフや曲を支え、引っ張るリズムも強力。


HIGH TIDE - Sea Shanties ★★ (2005-09-21 03:00:00)

最近、頻繁に聴いてます。
驚愕で破天荒な作品。
ヴォーカリストの声質がTHE DOORSの故ジム・モリスンに酷似していて、モリスンフリークの俺は聴きながら、その声に痺れっ放し。
聴き終わった後、
充実のカタルシスと、何ともやりきれない虚無感が同時に味わえる、ブリティッシュハードロックのマスターピース。
カオスの中の一瞬が実に心地よい。


HUMBLE PIE - Performance: Rockin' the Fillmore ★★ (2003-11-07 01:32:00)

HUMBLE PIEの初のライヴ作品。
ライヴバンドとしての本領を、ロックの殿堂、フィルモアイーストで発揮。
Stone Cold FeverやI Don't Need No Doctorのエネルギッシュな展開は、まさに名演。
これを最後に脱退したピーター・フランプトンのギターも、ここでは強烈な印象を与えてくれる。


I MOTHER EARTH - Dig ★★ (2003-11-06 19:18:00)

デビューアルバム。
この作品の発表当時、グランジ扱いしていた雑誌があったが、とんでもない間違いだ。
確かにSOUNDGARDEN的な混沌とした側面もあるが、このバンドの根底にあるのは、
SANTANAやLED ZEPPELINである。
そういった70年代サウンドを現代的解釈をしている。しかも、演奏技術がDREAM THEATER並みに高い。
表現多彩なギター、つぶやき、咆哮をあげるヴォーカル・・・何もかも最高級のレベルです。
3曲目のRain Will Fallは名曲です。6曲目のProductionのベースイントロは必聴です。


I MOTHER EARTH - Scenery & Fish ★★ (2003-11-06 19:39:00)

2nd。
相変わらず一筋縄ではいかない魅力があります。
1stよりサウンドが若干へヴィな印象。
何と言っても注目曲は、セーソクも大絶賛した、ラストに収録されているEarth,Sky,&C.です。
この曲の中にバンドの迫力・緊張感・構成力・表現力など、すべてが詰まってます。
筆舌に尽くしがたいというか、尽きてしまいそうです。
この1曲のために、本作を買っても損はしないと思います。
カナダ出身という土地柄によるものだろうか、アメリカのバンドには無い表現力の爆発が感じられます。
パーカッションやハモンドオルガンもイイ味出してます。


I.N.C. - RAZORBACK ★★ (2006-03-14 22:26:00)

スラッシュメタルというと、やたら腹にもたれる傾向が強いが、
彼等のサウンドはエッジが強いうえに、実にヌケがいい。
小気味よいスピード感がなかなかの良作。
「俺たち結構テクニックありますよ」と匂わす腰の座った演奏が実に気持ち良い。


I.N.C. - THE VISITOR ★★ (2006-03-14 21:59:00)

知る人ぞ知る、超B級スラッシュの隠れ名盤。
リスナーを摑んで離さないような切迫感や、猛然と突っ走る攻撃性も味わい深し。
ソリッドで頑固なリフレインが沢山登場して、弾け飛ぶ傑作です。
今はデッドストック状態。


IN THE NAME - IN THE NAME ★★ (2006-03-15 00:46:00)

Kamiko氏&GEORGE氏、お元気ですか ?
オーソドックスとも言える音作りだが、タイトで醒めた質感の演奏は飽くまでシャープでスリリングですね。
キャッチーでポップな楽曲もあるが、決して甘さに流されないクールな視点を感じさせ、
緊密感溢れるリアルなバンドサウンド故の鋭利な音のエッジがカッコいいですね。


INTESTINAL DISGORGE - Drowned in Rectal Sludge ★★ (2010-01-12 01:01:00)

Kamiko氏の書き込みを見て、4年前にはるまげ堂で購入したのを覚えている。
ジャケットが便器にウンコとティッシュが入ってプカ~ッと浮いている、日常、よく見る光景なジャケだが、これをジャケットにするとは・・・。よく見ると血便みたいなのも混じっているし。
去年、更迭の処女さんが我が家に遊びに来た時、このCDを流したら、露骨に嫌な顔をされたので、慌てて止めました。
ドライヴ時には間違ってiPodでこのバンドの曲が流れてしまい、嫁さんは怒り出し、子供は車内で嘔吐しそうになる始末。
これからはヘッドフォンで独りで楽しみます。
今現在、はるまげ堂で再入荷されてます。1480円だか、1580円だったか、かなりお買い得な値段ですよ !


INTESTINAL DISGORGE - Whore Splattered Walls ★★ (2010-02-10 15:04:00)

ウンコの途中でトイレから出てきてしまったくらい衝撃を受けた作品。
そういう作品は滅多にない。
紹介してくれたKamiko氏に感謝。


IRON MAIDEN - Iron Maiden ★★ (2002-11-15 18:33:00)

ポール・ディアノ時代のIRON MAIDENの楽曲はすべて好きです!このファーストアルバムはStrange Worldが少し、好きになるのに、時間がかかった程度です。