「SEVETH STAR」は未聴なんですが、他の全てのBLACK SABBATHの数多いスタジオ作品の中では一番この作品が好きだ。 A面にHole In The Sky、Symptom Of The Universe、Megalomaniaといった比較的有名な曲があり、勿論好きな曲ばかりだが、 B面のThe Thrill Of It All、Supertzar、Am I Going Insane(Radio)、The Writといういぶし銀の脇役のような曲の充実振りが半端じゃない。 Hole In The Skyが突然終わり、アコギインストのDon't Start(Too Late)が始まるのも非常にクールだ。 曲によっては、キャッチーな部分もあるが、そこに見え隠れする妖気・毒気・狂気といったモノを感じずにはいられない。
名実共にURIAH HEEPの名を世界に知らしめた3rd。 リフやスライドギターをフューチャーしたLook At Yourself、アップテンポのTears In My Eyes、隠れた名曲Shadows Of Grief、 ブリティッシュハードロックの名作バラードと言われるJuly Morningなど、完成度の高い作。 ハイトーンのコーラスとキーボードを主体としたアンサンブル重視の音楽性。 シンセやオシビサのパーカッションによるアフリカンリズムの導入といった実験も成功している。 個人的にお薦めはI Wanna Be Freeの終盤の故デヴィッド・バイロンの絶叫。
GUN、THREE MAN ARMYという英国ハードロックの中堅バンドで活躍したエイドリアンとポールのガーヴィッツ兄弟が、 元CREAMの名ドラマー、ジンジャー・ベイカーを加えて結成した1st。 THREE MAN ARMY時代から際立っていたリリカルなメロディの妙と、へヴィに歪むサウンドを巧みに組み合わせた完成度の高いサウンドを展開している。