この曲を聴け!
KOZYさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300

MyPage

KOZYさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300
0 | 1 | 2 | 3
モバイル向きページ 


RIOT - The Privilege of Power - Maryanne ★★ (2002-04-24 15:54:24)

この頃のRIOTにしては「らしくない曲(笑)」。ラブ・ソングだからね。でも、トニー・ムーアの別の側面が垣間見れる佳曲だ!中音域の声の深みは、現ヴォーカルのマイク・ディメオの方があるように感じる(あくまで個人的にはだけどね)が、エモーショナルで切ない歌声が胸を突く。RIOT独特のコーラスも綺麗。何も考えずにとにかく「いい曲」だ。


RIOT - The Privilege of Power - Metal Soldiers (2002-05-24 00:10:33)

この頃のRIOTは、まさにMETAL SOLDIERSだった。この曲はなかなかヘヴィーでカッコいいリフを持つ歌曲だ!この曲での、中音域からコーラスの超絶シャウトまでを使いこなすトニー・ムーアの歌唱は、アルバム中一番メタリックかも。演奏自体はそれほどで派手じゃないけど、こういう曲でのボビー・ジャーゾンベクのドラムも、タメが効いててカッコいい!


RIOT - The Privilege of Power - On Your Knees (2002-05-13 17:33:15)

疾走型のHMとホーン・セクションが、意外と合うという事を示した好例じゃないかな。局のあちこちに顔を出すそれが結構カッコいい。トニー・ムーアもハイテンションで叫びまくってる。インパクトという意味で言えば、オープニングにはピッタリの曲だ!


RIOT - The Privilege of Power - Racing With the Devil on a Spanish Highway (Revisited) ★★ (2002-05-24 22:46:54)

アル・ディメオラのインストゥルメンタルのカヴァー。恥ずかしながら原曲は聴いた事が無いっす(汗)。だが・・・。
正直この曲にはたまげた!全篇に渡ってスリリングな演奏が聴ける。ギター、ベース、ドラム共に音数が凄い!ボビー・ジャーゾンベクは、地元テキサスのジャズ・バンドでプレイしていた事もあるそうだが、このテクニックはハンパじゃない!それに後半に出てくる、マーク・リアリのギターとドン・ヴァン・スタヴァンのベースによる超ハイスピードのユニゾン・プレイなんか聴いた日にゃ・・・鳥肌モンっす!!!まさに満点の曲なんだけど、カヴァー曲である事を考えて、あえて★は2つで・・・。


RIOT - The Privilege of Power - Storming the Gates of Hell ★★ (2002-04-24 15:36:07)

この曲を聴くと、荒野を一人の戦士が馬に乗って疾走していく姿が目に浮かぶ。戦いに赴く戦士の歌といった感じだ。ホーン・セクションが導入されているからだろうか。初めてこの曲を聴いた時はこのホーン・セクションが、少々浮いた間抜けな感じに聴こえたけど、情景を思い浮かべて聴いてみると、これがとてもマッチしている事に気付いた。同じ疾走曲である「DANCE OF DEATH」とは、似ているけれど描かれている世界が結構違う。この2曲を聴き比べるのもオモロイよ!
この曲も含め、このアルバムにはホーン・セクションが組み込まれている曲が数曲あるけど、そのいずれもが良く練られていて、とても面白い!実験はかなり成果を挙げているよ。


RIOT - Thundersteel - Bloodstreets ★★ (2002-05-15 11:28:46)

とても叙情的なバラード。切なくて美しいメロディーだね。中間部の一瞬アコースティックになる部分が、一層切なさを誘う。コーラスがもう少し分厚い方が良かった気もするけど、名曲には違いないヨ!


RIOT - Thundersteel - Flight of the Warrior ★★★ (2002-04-30 20:55:12)

とにかくいいヨこの曲は!初期のRIOTが持っていた「明るいがどこか物悲しいメロディー」と、再結成後のRIOTが得た「HM的スピード&パワー」が上手く合わさった名曲だ!初めて聴いた時、最初から最後まで半泣きでガッツポーズしてたっす(笑)。最高です!


RIOT - Thundersteel - Johnny's Back ★★ (2002-05-05 10:16:34)

「ズドドドドド」というヘヴィーなドラムが気持ちいいっす。RIOTには珍しいシャッフルの曲。グルーヴィーでカッコいいよね!それに乗るメロディーもRIOT節満載!アルバム全体から見ると、スピードナンバーが続く中で強烈なアクセントになってる。この曲がアルバムを引き締めてる感じがするね。いい曲だ!


RIOT - Thundersteel - On Wings of Eagles (2002-05-16 16:27:37)

実はこの曲が、このアルバム中一番「泣き」の要素が強い曲かもしれない。トニー・ムーアのヴォーカルも切なく泣いてるし、1分以上弾きまくるギター・ソロも泣きのフレーズが満載されてる。地味ながらなかなかの佳曲だ。


RIOT - Thundersteel - Sign of the Crimson Storm (2002-05-15 11:09:52)

スローでヘヴィーなリフを持つ曲。ヴァースとブリッジのメロディーはイマイチだけど、コーラスの煽情力はかなりあるヨ!


RIOT - Thundersteel - Thundersteel ★★★ (2002-04-10 02:38:29)

オープニングのギターからいきなり度肝を抜かれたね。鼻血が出るほどカーッと来るよこの曲は!一気に疾走するリズム隊、ハイトーンで叫びまくってるトニームーアのヴォーカル、う~ん最高!でもやっぱ、マークの骨太&泣きのギターがいいよな!


RIOT V ★★ (2002-05-07 02:56:00)

彼らに対する冷遇が、人種差別ゆえだとは知らなかった。音楽的には確かにヨーロピアンな湿り気を含んでいるが、決してアメリカでウケないようなものではなかったと思っていたので、不思議には思っていたのだが・・・。実のところ、俺もRIOTは後追いである。「THUNDERSTEEL」から入り、ルーツを探るために初期のものを追ったのだが、聴けば聴くほどアメリカで受け入れられなかった理由が分からなくなった。まさかそんな理不尽な理由とはねぇ。再結成以降、RIOTの曲には「闘い」の色合いが強くなっていた。ネイティブ・アメリカンやアイリッシュといった、いわゆる「マイノリティー」をテーマにした曲が増えたのも、それなら納得出来る。
RIOTの「闘い」はこれからも続くだろう。でも、良質な曲さえ提供してくれれば、ファンはきっとついて来る。しかし今、RIOTは大きなターニング・ポイントを迎えている。活動休止状態であることもそうだが、それ以上に「良質な楽曲を提供出来るか」ということである。RIOTは初期の頃から、メイン・ソングライターであるマーク・リアリと、他のメンバーがコラボレーションすることで名曲を生み出してきた。初期にはガイ・スペランザが、日本において多くの新しいファンを獲得した「THUNDERSTEEL」の時にはドン・ヴァン・スタヴァンがいた。勿論今のメンバーでも、マイク・ディメオやマイケル・フリンツをパートナーに「NIGHTBREAKER」「ANGEL EYES」といった名曲を生み出している。だが「SONS OF SOCIETY」を聴くと、何かアイディア不足が露呈しているような気がしてならない。若干原点回帰のような方向性を打ち出しているが、現ヴォーカルのマイク・ディメオでメタリックな曲をやるには限界がある。自ずとアイディアが不足してくる訳である。マイク・ディメオのヴォーカルは個人的にはかなり好きなのだが、新しい風を入れ、新たな方向性を打ち出すためには、メンバーチェンジも必要なのかも知れない。もしそうした場合、トニー・ムーアのようなパワフルで器用なヴォーカルを獲得出来れば理想的だろう。それに加えて、新しいアイディアを持ったヴォーカルが・・・。
「闘い」に勝つには、時にはそういった選択も必要だ。武器を揃え、戦術を練り、闘いの機を読む。それが不十分だと結局「闘い」には負ける。俺はこれからも、RIOTが「闘い」に勝つことを期待し、応援しようと思う。だが、闘う姿勢のないバンドを応援することは出来ない。その為にも、RIOTにはこのターニング・ポイントを乗り越え、新たな武器を得て、もう一度体勢を整えて欲しい。ファンはきっとそれを待っている。


RIOT V (2002-06-06 23:58:00)


RIOTの歴代ヴォーカリストは、意外なほどに過小評価されている気がしてならない。
RIOTには、時代毎に味のあるヴォーカリストが存在していた。DEEP PURPLEやRAINBOWに匹敵すると言っても過言じゃないだろう。その都度ファンの間では賛否両論が起こってるが、どのヴォーカリストも魅力的だった。そしてバンドとしても、それぞれのヴォーカルの適正に合った楽曲を作り出していたと思う。
初代ヴォーカリストのガイ・スペランザは素晴らしくエモーショナルなヴォーカリストだった。線の細さはあるものの、伸びやかなハイトーンと憂いを含んだ独特の歌声は、「魂の歌唱」とでも言おうか。初期のライヴ・アルバム「RIOT LIVE」におけるガイの渾身のヴォーカルを聴けば、それも納得のはずだ。それに初期の名作との誉れ高い「FIRE DOWN UNDER」を聴いて欲しい。押しと引きをわきまえ、その上さらに切れ味の増したヴォーカルを、全篇に渡って堪能することが出来る。現在に渡って脈々と受け継がれているRIOTの世界は、この人無くして具現化する事は出来なかっただろう。
その後を継いだのが、2代目ヴォーカリストであるレット・フォリスターだ。この人は何故か非難されている事が多い。だが本当のところはどうだろう?これこそまさに過小評価だと思う。確かにHIGH VOLTAGE版「RESTLESS BREED」に収められているライヴ・テイクを聴くと、ガイ時代の曲は巧く歌えていない。ヴォーカルがレットに変わった時点で、RIOTは「切ないハイトーン」という武器を失っている。だがその代わり彼が持ち込んだのは、ラフでパワフルなロックのノリとブルージーで深みのある雰囲気だった。それがRIOTの持つ哀愁や切れ味鋭い演奏とあいまって、いい意味での「ミスマッチな空気」を生み出していた。レット・フォリスターはもう亡くなっているのだが、存命なら年齢相応の、渋い作品を出していたに違いない。
そしてしばしの休息の後、満を持して再登場した際のヴォーカリストが、唯一正当な評価を受けているトニー・ムーアである。彼の登場に度肝を抜かれた人も多いだろう(笑)。かくゆう俺も、その驚異的なハイトーンと、パワフル且つテクニカルな歌唱にぶっ飛ばされた一人である。この人がヴォーカルを取っていた「THUNDERSTEEL」「THE PRIVILEGE OF POWER」の2作品は、HMの魅力を完璧に盛り込んだ超名作だ。ある意味「カラフルなヴォーカリスト」と言えるかもしれない。
そしてその後加入したのが、現ヴォーカリストであるマイク・ディメオである。彼のヴォーカルは、敢えて例えるなら「ガイ・スペランザ+レット・フォリスター」と言えるかも・・・。テクニック的にはトニー・ムーアには劣るし、ハイトーンも若干線が細い。しかしながら素晴らしくエモーショナルだし、枯れた感じの味わいのあるヴォーカルを聴かせてくれる。「INISHMORE」での彼のヴォーカルは、スピード・ナンバーでもスロー・ナンバーでも感情のこもった素晴らしいものだった。現在のRIOTの音楽性は、彼の美点を最大限に生かしたものと言えるだろう。ただし「SONS OF SOCIETY」を除いては・・・。
こんな感じに変化しているバンドというのも、案外珍しいのではないかなぁ。カラーの違ったヴォーカリストの個性が、土台であるRIOTの元々の持ち味と巧く融合し、時代毎に「おぉっ!」と思わせる名作を生み出していた。今後もRIOTには、迷う事無く道を進んで欲しい。ただし、今まではヴォーカリストの個性に特化され過ぎた部分があった気もしなくもない。次のアルバムは、そこからもう少し踏み込んだ、さらに世界が広がったものを期待したい。


RIOT V (2002-06-09 02:12:00)

そうなんすよ~C3さん!「INISHMORE」は素晴らしいっすね!マイク・ディメオの魅力が最大限に生かされたアルバムでしょう。同様の意味で、その前の「THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE」も素晴らしい!「NIGHTBREAKER」の曲は、前任ヴォーカリストのトニー・ムーアが歌う事を前提にした曲が多かった気がします。でもって「SONS OF SOCIETY」も、マイク・ディメオに合ってない曲があるという点で「NIGHTBREAKER」と同じ厳しさがあります。しかし「NIGHTBREAKER」は曲は良かった。「SONS OF SOCIETY」は曲そのものも少し弱い・・・。駄作とか問題作扱いする必要はないっすヨ。良質のHMアルバムです。ただなんつーか、RIOTには「これ以上を期待しちまう」ってトコっすかね(笑)!
トニー・ムーアは器用なヴォーカリストで、どんな曲でもそつなく歌いこなしてしまいます。技巧派のギタリストが超絶な速引きをするような感じかな。マイク・ディメオは対照的に、地声を生かすような歌唱法ですね。どちらにも違った魅力があります。俺はどちらも好きっすね!ただ、それとは違った意味で「RIOTにもメンバー・チェンジが必要かなぁ」って思ってます。理由は先に書いた通りです。
「THE PRIVILEGE OF POWER」でトニー・ムーアは「THUNDERSTEEL」以上の超絶ヴォーカルを披露してます。それに、ボビー・ジャーゾンベクのドラムがとんでもない事になってる(笑)!必聴っすヨ!うまく探し当てられる事を願っとります(笑)!「FIRE DOWN UNDER」も、また廃盤になる前に買っといた方がいいっすヨ(笑)!


RIOT V (2002-06-11 00:14:00)

C3さん、「THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE」は名盤っすヨ!「INISHMORE」と同じ方向性のアルバムです。何曲かレビューを挙げといたんで、参考にして下さい。
ん?「NARITA」っすか?いやぁ~廃盤じゃねえと思うんですけどね。それにしても動機が不純です(無理もねえけど 笑)!アルバム・タイトル曲「NARITA」は最高っすヨ!しかしゴマは毎回笑かしてくれるから困りモンだよなぁ(笑)!ゴマ時代の作品は今とはスタイルが違うので、比べてみるのもいいかも。あーそうそう、「THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE」にはドルフ・ラングレン(ボビーの事ね)は不参加です。元TNTのジョン・マカルーソがドラムを叩いてます。


RIOT V (2002-06-11 23:50:00)

そうきたかぁ~C3さん(笑)!違うでしょー!どう見たってこれは、恋人を想いイニッシュモア島の海岸にたたずむ青年の姿っしょー!そう思うと叙情的に見えねえっすか(笑)?
「INISHMORE」はいいっすね。今のメンバーで作れる最高の作品でしょう。独特の暖かさを感じる作品ですね。それに、俺もあのアルバムに収められているインストゥルメンタルはどれも好きっす。RIOTはアルバムの主題をインストゥルメンタルで表すのが得意で、どれも高い技術に裏打ちされた名曲ばかりです。C3さんが次にアルバムを買った時にビックリして貰えるよう、詳しい内容は秘密にしとくかな・・・ってレビューに書いちゃってるっす(笑)!意味ねえじゃん(笑)!
現時点での最新作「SONS OF SOCIETY」の聴き所もやっと分かったっす。


RIOT V (2002-06-13 23:49:00)

>イヌさん
アルバム3枚聴いてたら十分っす(笑)!若輩うんぬんなんざ関係ないっすヨ。感じたままにジャンジャン語っちゃいましょう!アルバム3枚聴いたっつー事は、これからまだまだアルバムを発掘出来るって事っすね。別のアルバムを聴いたら、それの感想なんかも語っちゃいましょう(笑)!
イヌさんの仰るように、「THE BRETHREN~」のコンセプトは、RIOTの音楽性にハマり過ぎる位ハマってました。現在のRIOTは、テーマを決めやすいバンドなんでしょう。同じコンセプト・アルバムの「THE PRIVILEGE OF POWER」は、カラフルな曲を同じコンセプトで括ろうとしたトコにちと無理があった気がします。曲自体は名曲ばかりだし、演奏も物凄かったんですけど、SEで無理矢理つなげた感じがして・・・。
ところが、テーマを決めやすいって事は、裏を返せば「音楽性が限定されがちになる」という事なのかなぁ~とも感じてます。その辺りがRIOTの今後の課題かな?


RIOT V (2002-06-17 23:45:00)

ダァ~本当だ!失礼しました!普及委員会会長失格です(ショボ~ン)。
気を取り直して・・・このアルバムでのジョンのプレイ、頑張ってると思いませんか(負け惜しみじゃないっすヨ 笑)?ボビーは言うまでもなくカッコいいんすけど、俺は結構捨てがたいと思います。


RIOT V (2004-03-25 00:28:00)

>tomonori maedaさん
ご意見興味深く拝見しました。
確かにRIOTは、「THE PRIVILEGE~」までとその後では、そのスタイルに大きな違いが見られます。トニー・ムーア期の「スピード&パワーを前面に押し出したスタイル」は、それ以後はなりを潜めています。俺も「THUHDERSTEEL」からRIOTを聴き始めたので、あの頃のRIOTを懐かしく感じていますし、「THUNDERSTEELよもう一度」という思いもあります(笑)。ですが、これは以前も一度書いた事なのですが、RIOTの全作品を聴いてみると、実はトニー・ムーア期に出された2作品が、「異質な作品」なんだと俺は感じるのです。

「THUNDERSTEEL」が世に出たのは88年でした。この頃はHMが拡散をし始めた時期で、陽気で華やかな曲が大ヒットし、その一方でスラッシュ・メタルがチャートを席巻し、またHELLOWEENのようなメロディック・スピード・メタルも、アメリカ進出を図っていた頃でした。このような状況で、RIOTも時代と大きく外れない音作りを考えたのでしょう。伊藤政則氏も指摘していますが、その段階で、所属レコード会社であったCBSやマネージメント(当時RIOTは、SEPULTURAやSANCTUARY等と同じマネージメントに所属してました)からの影響もあったと考えられます。それらの影響と、RIOTが本来持つ魅力が最高レベルで融合した事で、あの2作品が生まれた…と俺は考えてます。
その後に出された作品群の方が、RIOTが元々持っていたものが前面に出ている気がします。多少の迷いはあったように思いますが、今の方が自然体だなぁと俺は感じるのです。「スピード&パワー」を前面に出した曲が無くなった事はとても残念ですし、「もう少し華やかでも良いなぁ」とは思いますが、個人的には「マァ良いかぁ」と納得しています(笑)。ただ、スタイルが変わった事でファンを失った事、そしてそれ以上に、新しいファンを獲得出来ていない事は間違い無いでしょう。そういう意味では、彼等にも冒険して欲しい気がします。道を外さない程度にですけど(爆)!前作に当る「あの作品」では大きくズッコケてくれましたからね(爆)!


RIOT V - Fire Down Under ★★ (2002-05-07 15:26:00)

初期RIOTの最高傑作!というより、他のHRの名盤達と並べてしまってもいいと思う。「噛めば噛むほど味の出る」という表現がピッタリだろう。長い間廃盤になっていたのであまり触れられないが、「FIRE DOWN UNDER」「DON'T HOLD BACK」「OUTLOW」「RUN FOR YOUR LIFE」といった名曲が並んでいる。前2作と比べると、憂いや泣きがやや強調され、元々の特長であったメロディアスさに磨きがかかっている。音質も向上し、ガイ・スペランザのヴォーカルもさらに表現力が増している。RIOTファンならずとも、クラシックなHRが好きな人なら聴いて損はないアルバムだ。


RIOT V - Fire Down Under - Altar of the King (2002-05-07 15:46:59)

哀愁たっぷりの淋しげなギターから始まり、主題のリフへと展開していく。この展開がなかなかカッコいい!荒涼とした夕暮れの荒野を勇ましく進むような、そんな情景が浮かんでくる。どこか懐かしいような、勇ましくも物悲しいメロディーは日本人好みで結構いいっす!


RIOT V - Fire Down Under - Don't Hold Back ★★ (2002-05-07 15:31:34)

手数の多いドラムが、独特の疾走感を醸し出してる。コーラスのメロディーが若干弱い感じもあるが、最後まで一気に聴かせてしまうノセの良さはさすが!


RIOT V - Fire Down Under - Fire Down Under ★★ (2002-05-07 16:12:02)

とにかくカッコいい!「暴走型HR」といった感じだ。オープニングのリフがそのままコーラスの主旋律に絡み、ガイ・スペランザと闘っているんだが、その様がまたいい!わずか2分半の曲なのだが、スピーディーに展開していくので、それよりも短く感じる。暴走するアメ車が、目の前を走り去っていったような感じか(よく分からん 笑)。そんだけカッコいいって事っす!


RIOT V - Fire Down Under - Outlaw (2002-05-07 16:03:15)

歌詞を見ると、荒くれ者が銀行強盗をやったという内容なのだが(笑)、マカロニ・ウエスタンっぽい曲調がそれに良く合っている。スピード感はそれほどでもないが、なかなかカッコいい曲だ。


RIOT V - Fire Down Under - Run for Your Life ★★★ (2002-05-07 15:58:25)

「THUNDERSTEEL」にも同名の曲が収められてるが、全く別の曲だ。こっちの方が圧倒的にカッコいい!ドライヴするリズムの上に、ガイ・スペランザの切なくも熱い歌唱が乗る名曲だ!コーラスでの「RUUUNNN FOR YOUR LIFE~!」という熱唱は、聴き手の胸も熱くしてくれる。マーク・リアリの弾きまくりのギターソロもグーっす!3分少々と短い曲なのだが、アルバムのハイライトには最高だろう!これこそ隠れた名曲だ!


RIOT V - Fire Down Under - Run for Your Life ★★★ (2002-05-17 11:02:50)

<補足> ベース・ラインがカッコいいっす!!一度発言してるから☆の数は関係ないけど、一応・・・。


RIOT V - Fire Down Under - Swords and Tequila (2002-05-17 10:30:36)

とにかくノリノリの曲だ。正統派のアメリカン・ロックだね。哀愁は少なめだが、明るく元気イッパイな感じがいいぞ!


RIOT V - Inishmore ★★ (2002-04-10 21:59:00)

書き込み少ないねぇ~こんなにいいアルバムなのに!オープニングからいきなり涙を誘うよな。①から②への流れなんて、もうお約束過ぎてガッツポーズ物でしょう(笑)!「INISHMORE」もいいぞぉ~!トニームーアの時には出せなかった「味」だと思う。


RIOT V - Inishmore - Angel Eyes ★★★ (2002-04-13 11:44:43)

激しくも美しい名曲!CDが擦り切れるんじゃねえかって位(んな訳ねえけど 笑)何度も聞いたね!前曲「BLACK WATER」からの流れがいいんだよ!この曲を聞かねえと損するよ!


RIOT V - Inishmore - Inishmore (2002-06-01 12:01:56)

組曲形式になっている。前半はキーボードをバックにマイク・ディメオが歌っている小曲で、とにかく切なく物悲しい。マイク・ディメオの情感タップリのヴォーカルが印象的だ。後半はインストゥルメンタルで、派手さはないが哀愁漂う主旋律が耳に残る。ヴォーカルが入っていないのに、強いメッセージ性を感じるのは俺だけだろうか?過去の呪縛との決別と、未来へ歩もうとするRIOTの決心が見える。


RIOT V - Inishmore - Watching the Signs (2002-06-21 22:16:07)

ポジティブな「戦いの歌」。暖かい感じの曲調がいいね!コーラスの「OH~~YOU'RE WATCHING THE SIGNS♪」のところで聴ける綺麗なハーモニーが印象的だ。


RIOT V - Narita ★★ (2002-05-26 01:36:00)

まぁジャケットは置いといて(笑)、「NARITA」「ROAD RACIN'」という初期の名曲が収められたアルバムだ。この2曲の為に買ったとしても、決して損はないと思う。特にインストゥルメンタルの「NARITA」は、HR/HMインストゥルメンタルの最高峰と言っても過言じゃないほどのカッコ良さだ!曲調は正直古さは隠せないが、楽曲そのものもスリリングな演奏も、決して色褪せてはいない。他の曲に関しては、ハッきり言って印象の薄い曲もある。前作と比べるとロック色が強くなっていて、メロディーが弱い気もする。それでも「HOT FOR LOVE」等の所々に顔を出す哀愁のメロディーはさすがだし、ドライヴ感も後退はしていない。決して悪くはないヨ。


RIOT V - Narita - 49er (2002-05-26 01:08:29)

軽快なロックなんだけど、どことなく哀愁の漂うメロディーが耳に残るという、初期のRIOTの典型的な曲だ。泣きを含んだギターのフレーズに、ガイ・スペランザの「泣きのヴォーカル」が良くハマってる。ミドル・テンポという事もあって、後のレット・フォリスター時代の音楽性に通じるものがあるね。


RIOT V - Narita - Hot for Love (2002-05-18 02:28:12)

基本的にはルーズな感じのロック・ナンバー。ラスト1分半からテンポアップし、マーク・リアリが弾きまくってる。なかなかカッコいいよ!シンバル叩きまくりのドラムも、切れ味鋭くていいっす!最後に入ってる、女の喘ぎ声みたいな声にはちょっと失笑(笑)。


RIOT V - Narita - Narita ★★★ (2002-04-13 00:04:56)

メチャメチャ緊張感あるよねぇ~この曲。HR/HMインストだけじゃなく、数あるHR/HMの楽曲の中でも最高峰に位置する名曲!テクニックも、20年以上前にこれほど凄い事をしていたなんてオドロキっす。とにかく最高!絶対聞くべし!


RIOT V - Narita - Road Racin' (2002-05-03 14:00:01)

カッコいい曲だよね。曲名通り、ドライブしながら聴きたい曲だ。初期のRIOTの特徴である、憂いを含んだHRが炸裂してます。「WARRIER」「NARITA」と並ぶ、初期RIOTの代表曲!


RIOT V - Narita - White Rock (2002-05-26 01:45:36)

明るく軽快なロックン・ロールなんだけど、どこかに独特の哀愁が乗っているという、当時のRIOTの黄金パターンが炸裂してる。「TOKYO ROSE」に始まり、ゆくゆくは「FLIGHT OF THE WARRIOR」あたりにつながる流れの曲かな。シンバル叩きまくりのドラムがとてもカラフルだ!


RIOT V - Nightbreaker ★★ (2002-04-13 10:55:00)

RIOTはこのアルバムで、他のアルバムより少し冒険をしたのかなという気がした。「THE PRIVILEGE OF POWER」も大冒険だったけど、曲自体は「THUNDERSTEEL」の延長線上にあったと思う。このアルバムは曲で冒険してるよね。印象の薄い曲が何曲かある。マイク・ディメオ用にかかれた曲が少ないな、という気もした。それでも「NIGHTBREAKER」「SILENT SCREAM」といったスピード・ナンバーは珠玉の出来だし、「SOLDIER」「DESTINY」「IN YOUR EYES」も素晴らしい。それにセルフ・カバーの「OUTLAW」が、以外にもマイクの声にはまってる。買って損はないアルバムだから、是非押さえておいて!


RIOT V - Nightbreaker - Destiny (2002-05-06 17:57:45)

明るい曲調とは裏腹に、夢と現実の狭間でもがきながら、それでも夢を追いかけていくという、まるでRIOT自身の運命を歌っているかのような曲だ。インパクトはそれほど無いが、印象的なフックが耳に残る。


RIOT V - Nightbreaker - In Your Eyes (2002-05-05 10:23:04)

マイク・ディメオのヴォーカルがハマってる。なかなか深いよこのヴォーカルは。今までのRIOTのバラードとは、ちょっと違った雰囲気のバラードだ。


RIOT V - Nightbreaker - Magic Maker (2002-05-15 23:58:24)

KUZUさんのおっしゃる「埋もれた曲」は分かりませんが(笑)、俺はJUDAS PRIESTの「YOU'VE GOT ANOTHER THING COMIN'」を思い出したっす。コード進行が同じなモンで・・・(笑)。


RIOT V - Nightbreaker - Medicine Man (2002-06-13 23:27:58)

あ!先に書かれちゃった(爆)!そう!この曲はブルージーな感じがいい。RIOT流ブルースだね。かと言ってメロディーも生きている。俺は同系統の「MAGIC MAKER」より好きっす。惜しむらくは、この曲もトニー・ムーア用に書かれたものだという事。そんな中、マイク・ディメオが頑張ってるヨ!


RIOT V - Nightbreaker - Night Breaker ★★★ (2002-05-06 18:06:02)

RIOT得意の、哀愁を帯びた疾走ナンバーだ!アルバム中のインパクトは一番。全編にわたって切ないRIOT節が炸裂!手数の多いドラムも気持ちいいし、とにかくカッコいいっす!マイク・ディメオのヴォーカルのパワー不足は否めないけど、それを差し置いても聴いて欲しい曲だヨ!


RIOT V - Nightbreaker - Silent Scream (2002-05-15 11:03:37)

曲の雰囲気は「FLIGHT OF THE WARRIOR」に近いかな。オープニングのボビー・ジャーゾンベクのドラムもそんな感じだし。あれより明るめのメロディーを、疾走するリズムに乗せてプレイするという、RIOT得意のパターンだ。コーラスでテンポ・ダウンしちゃうトコは「?」だけど、悪くは無いヨ!マイク・ディメオがちょっと苦しそうな感じだ。多分この曲はトニー・ムーア用に書かれた曲だろう。


RIOT V - Nightbreaker - Soldier ★★ (2002-04-10 21:29:55)

この曲「インパクトに欠ける」とか言われて、イマイチ評判がよくねえけど、俺は好きだなぁ。哀愁のメロディー満載だしね。マイク・ディメオのヴォーカルも、深みがあっていい。マイクのヴォーカルは「NIGHTBREAKER」の中では、曲によって厚みが感じられなかったり、少し力不足だったりするんだけど(かなり好きだけどね)、この曲では全然気にならない。派手さはないけど名曲です!


RIOT V - Restless Breed ★★ (2002-05-15 15:43:00)

ヴォーカルがレット・フォリスターに変わった1作目。この人のヴォーカルはそれほど評価が高くないけど、個人的には嫌いじゃない。音域が狭くブルージーな雰囲気はガイ・スペランザとは随分違うが、当時のRIOTにはなかなか合っていたと思う。「HARD LOVIN' MAN」「C.I.A」「LOANSHARK」等は結構ハマっててカッコいいし、「RESTLESS BREED」「WHEN I WAS YOUNG」といった曲での朗々と歌う感じも悪くない。独特の哀愁はそのままに、ガイ・スペランザには出来なかった事を深みのある歌唱でやれたといった感じだ。ただ、いかんせんガイ・スペランザに出来た事が出来なかった。再発盤に収録されてるライヴ・テイクを聴くとその辺が分かる。新たに得たものと失ったものが半々だったね。
アルバム全体としては佳曲が目白押しだ。哀愁のメロディーをパワフルなHRで伝えるという、初期のRIOTの魅力はそのままだ。ドライヴ感は若干後退したけど、その分ミディアム・テンポの佳曲が多い。なかなかの好盤だと思うヨ!


RIOT V - Restless Breed - C.I.A. (2002-05-16 16:59:42)

カラッとした感じで始まるんだけど、コーラスでRIOTっぽい哀愁がチラッと顔を覗かせる。演奏面では驚くようなモノは無いんだけど、タイトな感じが心地いいっす。


RIOT V - Restless Breed - Hard Lovin' Man ★★ (2002-05-16 16:53:13)

これまたカッコいい曲だ!レット・フォリスターのヴォーカルも荒々しくてカッコいい。それにリフがまたヘヴィーでイカしてます!ミッド・テンポで独特のヘヴィネスを醸し出してるね。


RIOT V - Restless Breed - Loanshark (2002-05-15 13:54:55)

カッコいい曲だ。ドラムとベースの音数が多く、ヘヴィーだけど適度な疾走感を醸し出してる。リフもカッコいい。こういう攻撃的なリフも、RIOTの得意技だった。ヴォーカルラインは少し単調だけど、中間部のインストルメンタル・パートに日本人の琴線をくすぐるメロディーが満載だ!


RIOT V - Restless Breed - Restless Breed (2002-05-16 17:10:11)

深みのある中音域を使い、レット・フォリスターが淡々と歌うという、この妙にさめた感じがツボにハマってる。ウェットな声がピッタリだ。マーク・リアリの、ゆったり弾きながらもちょっとリッチー・ブラックモア入ってるギター・ソロもいい。全体的に憂いに満ちた曲だ。


RIOT V - Restless Breed - Violent Crimes ★★ (2002-06-01 12:49:42)

カッコいい曲だ!若干の哀愁を乗せて疾走するHRナンバー。この曲を聴きながら首都高なんか走ったら、思わず車をトンでもねえ速度域にブチ込んでしまいそう(笑)。


RIOT V - Restless Breed - When I Was Young (2002-05-15 13:47:55)

なかなかカッコいい。レット・フォリスターの、中音域を使って朗々と歌うスタイルがハマってる。曲調は程よく哀愁の効いたハード、ポップといった感じだ。


RIOT V - Restless Breed - When I Was Young (2002-05-15 14:00:12)

これって誰かのカヴァーっすか?恥ずかしながら原曲は知りません(汗)。


RIOT V - Riot in Japan – Live!!(Live in Japan) ★★ (2002-05-13 13:23:00)

音質が恐ろしく悪い!まるでブートレッグのような感じだが、その分とても生々しい。一切手の加えられていない、生の演奏が聴ける。「THUNDERSTEEL」や「DANCE OF DEATH」が入っていないのは「!?」だけど、ガイ・スペランザ時代の曲を歌うトニー・ムーアが意外とハマってて、これは結構嬉しかった!一本調子な感じはするけど、オリジナルを忠実に再現していたと思う。ギター・ソロやドラム・ソロにまで名前を付けちゃってる所はちょっと苦笑いだけど、マーク・リアリのソロである「LADIES AND GENTLEMEN」は感涙モノっす!それに「WARRIOR」のアレンジも若干現代風になってて、これまたカッコいいぞ!但し、最後の「SMOKE ON THE WATER」のカバー(これのみスタジオ収録)は退屈。


RIOT V - Riot in Japan – Live!!(Live in Japan) - Ladies and Gentlemen(guitar solo) ★★★ (2002-04-27 15:02:50)

これを「曲」と呼ぶのはちと気が引けるけど・・・まぁいいよね!好きなんだから(笑)!
キーボードのバッキングの上で、マーク・リアリがソロを引いてるだけの曲。なんだけど、もう全編泣きまくり!これでもかこれでもかとばかりに出てくる泣きのフレーズに、もう泣かずにはいられない。マーク・リアリの真骨頂だ!それに、レスポールの図太くて暖かい音色がまたたまらない。マーク・リアリとレスポールって、ホントに良く合うよね!


RIOT V - Rock City ★★ (2002-04-14 15:18:00)

初期のRIOTは、疾走感のある曲に、明るいながらもどこか切ないメロディーを乗せてプレイするHRバンドだった。このデビューアルバムには、今も語り継がれる名曲「WARRIOR」が収められているが、本作の魅力はそれだけじゃないよ。ドライブするロックナンバー「ROCK CITY」、日本人好みのメロディーを、ガイ・スペランザが力強く歌い上げる「OVERDRIVE」、ポップでノリノリの「TOKYOROSE」等々佳曲が満載!「THUNDERSTEEL」からRIOTに入った人は、雰囲気の違いから少々面食らうかもしれないけど、余裕があったら本作を含めた初期の3作も買ってみて!RIOT節のルーツが見れるよ。


RIOT V - Rock City - Angel (2002-05-06 17:28:39)

カッコいいロックン・ロールだ!アップ・テンポでノリ優先。独特のドライヴ感がいい。


RIOT V - Rock City - Overdrive ★★ (2002-05-06 17:43:02)

日本人好みのマイナー・キーのメロディーがいい。テンポを落として始まり、コーラスに向けて徐々に盛り上げていく。ガイ・スペランザの「IN OVERDRIVE~!」の哀愁を帯びた熱唱で、グッとゲンコツを握りたくなるヨ!それにマーク・リアリの泣きまくり&骨太なギターが随所で炸裂してる!これは痺れるぞぉ~!短い曲だがなかなかドラマチックだ!


RIOT V - Rock City - Rock City (2002-05-05 10:29:32)

アップテンポで軽快なロックンロール。明るい曲調は気持ちいいね。ただ、そこに乗るメロディーが独特で、ありきたりのロックンロールとは一線を画す曲になってる。


RIOT V - Rock City - Tokyo Rose (2002-04-13 00:15:56)

日本人ならこの曲を外しちゃイケマセン(笑)。導入の軽快なギターのカッティングからして気持ちイイ。ポップな感じのロックなんだけど、どこか明るくなりきってない・・・このあたりが、能天気なアメリカン・ロックしか出来ねえバンドには出せねえ味だよね(笑)。マークのソロも泣いてます!


RIOT V - Rock City - Warrior ★★★ (2002-04-13 00:47:21)

この曲に言葉は要りません!とにかく最高!疾走感、哀愁のメロディー、泣きのギターという、RIOTのエッセンスを全部含んだ名曲。さすがに音は古さを隠せないけど、トニー・ムーアのライヴ・ヴァージョンを聞いて「楽曲は色褪せてないなぁ」と思ったね!


RIOT V - Sons of Society ★★ (2002-06-11 23:05:00)

う~ん、厳しいモンがあるねぇ。メタリックな雰囲気を前作より少し強め、その中に叙情的なRIOT節を盛り込んでるんだが・・・。マイク・ディメオも「TWIST OF FATE」や「COVER ME」等々で、深みのある歌唱を聴かせてくれるんだが・・・。普通に聴くと、文句をつけるトコは少ない。敢えて文句をつけるなら、音質が悪いトコと、ボビー・ジャーゾンベクのドラムが地味過ぎるトコかな。それに、楽曲も渋みのある良質なものが多い。だがちょっと物足りない。「過去の曲の焼き直し」的な曲が多くて、どうものめり込めない。
けどあったっすヨ~聴き所が!後半に進むにしたがって、それこそ「FIRE DOWN UNDER」の頃のような勢いが顔を出す!「THE LAW」や「TIME TO BREED」「QUEEN」といった曲を聴くと、このアルバムでRIOTがやりたかった事が良~く分かる。RIOTは原点回帰をしようとしたんだ。RIOTは時代毎に、あるいはメンバー毎に、その音を変化させてきた。このアルバムでは、現行のメンバーで今までのRIOTの集大成を作ろうとしたのだろう。何度か聴き込んで、やっとそれが分かったっす。とはいえ、アルバムとして聴くと、やはり厳しい印象を受けるね。中途半端かな。


RIOT V - Sons of Society - On the Wings of Life ★★ (2002-06-11 22:17:35)

オープニング曲の「SNAKE CHARMER」からの組曲風な展開は、前作の作風を踏襲している。だが、こちらの方は組曲として聴かない方がいい。うまい流れになっているとは思えないからだ。とはいえこの曲自体は悪くない。若干メタリックな方向に振った曲調の中、豊かなメロディーが詰まってる。RIOT独特の分厚いコーラスも美しいし、独特の音色のツイン・ギターによるバトルもカッコいいね!過去の曲と似通ってしまってる点と、ボビー・ジャーゾンベクのドラムの暴れっぷりが足りない(笑)のが、個人的には不満かな。


RIOT V - Sons of Society - The Law (2002-06-11 23:12:46)

カッコいい曲だ!少しレトロなロック色を取り入れたこの感じは・・・そう!初期の名作「FIRE DOWN UNDER」のあのテイストだ!勿論あのアルバムの楽曲と比べるとメタリックだし、そのまんまという訳じゃないが、うまくあの頃の雰囲気を取り込んでると思う。それに、ボビーのドラムもアルバム中一番だね!個人的には好きだね!


RIOT V - Sons of Society - Time to Bleed ★★ (2002-06-11 23:18:49)

再結成後のRIOTには、ラフなロックの雰囲気というのは薄れていた。この曲は前曲の「THE LAW」同様、「FIRE DOWN UNDER」の頃の勢いが感じられる。今のRIOTとあの頃のRIOTが巧く混ざり合い、新たなカッコ良さを生み出してるね!前曲とこの曲が、まさにこのアルバムのハイライトだろう!


RIOT V - Sons of Society - Twist of Fate (2002-06-11 22:26:11)

禅僧からヴァースにかけてのリフがカッコいいっす!攻撃的にザクザクと刻まれるリフを持つ曲は、それまでのRIOTには意外と少なかった気がする。もうちょっとこのリフを前面に押し出しても面白かったかも。コーラスで切なさを前面に押し出すマイク・ディメオの歌唱もなかなか。


RIOT V - The Brethren of the Long House ★★ (2002-05-06 23:03:00)

個人的には、コンセプト・アルバムというのはあまり好きじゃない。アルバムにストーリー性をつけようとすると、曲がバラエティーに富み過ぎてしまう事があるからだ。でもこのアルバムはそれがない。統一感があり、素晴らしい出来になっている。全編憂いと泣きのRIOT節に溢れ、散漫な印象は全くない。「GLORY CALLING」「GHOST DANCE」は勿論、俺としてはアメリカン・トラッドでもある「SHENANDOAH」がいい。こういう曲を歌わせると、マイク・ディメオはホントに巧いね!マーク・リアリのギターも情感たっぷりで感動を誘うヨ!それにインストの「THE LAST OF THE MOHICANS」。RIOTはアルバムのテーマとなるインストを入れることが多いんだが、このアルバムでも同様の手法を採っている。勇ましくもあり切なくもある主題を、ギターソロ、ベースソロ、そして美しいツイン・ギターで奏でている。物語の最後にふさわしい感動的なインストだ。バラエティーに富みながら一本筋のとおっている、素晴らしいアルバムだ!もっとクリアでボトムの利いた音で仕上げられていれば、もっと質の高いアルバムになっただろう。


RIOT V - The Brethren of the Long House - Blood of the English ★★ (2002-06-10 23:17:23)

この曲いいっす!ちょっと聴き逃してた(笑)!ミドル・テンポの地味目の曲だが、コーラスの煽情力が凄い!それにマーク・リアリの泣きまくりのソロが素晴らしいね!「SIGN OF THE CRIMSON STORM」と同タイプの曲だが、こういうのは一つのパターンとして「パクリ」や「焼き直し」とは一線を画したい。


RIOT V - The Brethren of the Long House - Ghost Dance ★★ (2002-06-10 23:26:52)

終始聴ける厚みのあるハーモニーがいいね。ツイン・ギターのバトルもカッコいいっす!マイク・ディメオのヴォーカルが少し苦しそうだが、何かを訴えてくるような切ない歌唱と、メタリックだが切ないメロディーがグー!因みに「ゴースト・ダンス」とは、白人に侵略され、絶滅寸前に追い詰められたネイティブ・アメリカンの間に起こった、自らの種族の復活を願った民間信仰の一種。


RIOT V - The Brethren of the Long House - Glory Calling ★★ (2002-06-10 22:51:17)

RIOT得意のマイナー・キーの疾走曲だ!独特の哀愁を帯びながら、力強く突き進む。コーラスの「FIGHT!!」でゲンコツを突き上げて叫びたくなるね(笑)!間奏に入る直前に一瞬聴けるベースの速弾きに痺れつつ、哀愁のツイン・リードでもう一度ガッツ・ポーズ(笑)!素晴らしいっす!


RIOT V - The Brethren of the Long House - Holy Land (2002-06-17 23:36:18)

誤解を恐れずに言うなら、アルバム中一番普通なHMだ。アップ・テンポでストレートな曲調に弾きまくりのギター・ソロ、シャウトするマイク・ディメオのヴォーカル、どれをとってもなかなかカッコいい!それにコーラスのハーモニーの美しさがまた独特で印象に残る。聖なる土地を守らんと闘うネイティブ・アメリカンを称えるような、勇ましい感じの佳曲だ!


RIOT V - The Brethren of the Long House - Rain (2002-06-17 22:46:16)

↑因みにC3さん、このアルバムのドラムはボビーじゃありません。元TNTのジョン・マカルーソです。やっちまいましたね(笑)!とはいえジョンも頑張ってるヨ!この曲ではタップリとタメを利かせたドラミングが楽しめるっす。曲の性格を知り抜き、それにジャストフィットなヴォーカルを聴かせるマイク・ディメオは、前作より格段に巧くなってると思う。


RIOT V - The Brethren of the Long House - Rain (2002-06-17 23:47:18)

失礼しました!ドラムはボビーでした!ゴメンナサイ!
間違いついでに★一つ追加しときます(笑)!


RIOT V - The Brethren of the Long House - Rolling Thunder (2002-06-17 22:37:58)

これも哀愁漂う疾走曲だ。「GLORY CALLING」を受けた形になってる。組曲風の展開がイカスっす!ボビー・ジャーゾンベクの後を引き継いだジョン・マカルーソが頑張ってるね。ギター・ソロがまたいかにもRIOTっぽくて(笑)俺は好きだなぁ。「GLORY CALLING」でもそうだったけど、ピート・ペレツのランニング・ベースが目立ってる。この人ってそんなに目立たないけど、結構巧いヨ!


RIOT V - The Brethren of the Long House - Santa Maria ★★ (2002-06-17 23:08:23)

ピアノとアコースティック・ギターを背に、マイク・ディメオが絶品のヴォーカルを披露してるバラード。スパニッシュ・テイストタップリのギターは泣きまくりだし、マイクのヴォーカルも哀愁タップリだし、素晴らしい!


RIOT V - The Brethren of the Long House - Shenandoah ★★★ (2002-06-10 23:37:24)

この曲・・・聴く度に涙が出そうになる。アメリカン・トラッドなのだそうだが、ハマり過ぎるくらいにRIOTとハマる。キーボードのバッキングの上で、情感タップリなマイク・ディメオのヴォーカルと、とにかく泣きまくりのマーク・リアリのギターが、豊かなメロディーを奏でてる。広大な草原と、そこに暮らすネイティブ・アメリカンたちの姿が目に浮かぶようだ。とにかく素晴らしい!


RIOT V - The Brethren of the Long House - The Brethren of the Long House (2002-06-17 23:00:30)

ちょっと風変りな感じの主旋律は、RIOTには珍しいパターンだ。中間の緊張感漂うインストゥルメンタル・パートがいい。ソロでテクニックをアピールするんじゃなく、全体のタイトさでRIOTがテクニカル・バンドだとアピールしてるね。


RIOT V - The Privilege of Power ★★ (2002-04-13 11:29:00)

SE長いよね(笑)。でも気になるのはそれだけ。捨て曲のないいいアルバムだよ!ホーン・セクションが取り入れられてるけど、曲になじんでいて気にならないし逆にこれなしで聞くと淋しい気がする。「DANCE OF DEATH」は超名曲だけどそれだけじゃない。一曲一曲を挙げるときりがねえ位だけど、俺が好きなのは「BLACK LEATHER AND GLITTERING STEEL」!ボビーの手数の多いドラムが堪能できる名曲だよ!それに最後のインスト(アル・ディメオラのカバー)も、RIOTの演奏力の凄さを伝えてくれる。これを聞くと「RIOTってバカ・テク集団だよなぁ」ってつくづく思うよ。聞いて損はなし!とにかく聞くべし!


RIOT V - The Privilege of Power - Black Leather and Glittering Steel ★★ (2002-04-13 19:27:48)

この曲もいいよ!マーク・リアリのギターが泣きまくってます。タッピングを使った早弾きの中に、泣きのフレーズが満載だ!オープニングのリフからしてカッコイイ!それにトニー・ムーアの、ハイトーンで力強いんだけどどこか切なげなヴォーカルがまたいい。愁いを帯びたメロディーを歌いまくってる。このアルバムはホントに名曲目白押しだよ!


RIOT V - The Privilege of Power - Dance of Death ★★★ (2002-04-13 19:14:24)

とにかく凄い!メロディーをたたえた音が洪水のまま疾走していく!ドン・ヴァン・スタヴァンのテクニカルなベースと、ボビー・ジャーゾンベクの超人的なドラムが効いてるんだろうね。「疾走ナンバーが好きで、この曲を知らなければモグリだ!」と暴言を吐きたくなっちまう(笑)!とにかく最高!


RIOT V - The Privilege of Power - Maryanne ★★ (2002-04-24 15:54:24)

この頃のRIOTにしては「らしくない曲(笑)」。ラブ・ソングだからね。でも、トニー・ムーアの別の側面が垣間見れる佳曲だ!中音域の声の深みは、現ヴォーカルのマイク・ディメオの方があるように感じる(あくまで個人的にはだけどね)が、エモーショナルで切ない歌声が胸を突く。RIOT独特のコーラスも綺麗。何も考えずにとにかく「いい曲」だ。


RIOT V - The Privilege of Power - Metal Soldiers (2002-05-24 00:10:33)

この頃のRIOTは、まさにMETAL SOLDIERSだった。この曲はなかなかヘヴィーでカッコいいリフを持つ歌曲だ!この曲での、中音域からコーラスの超絶シャウトまでを使いこなすトニー・ムーアの歌唱は、アルバム中一番メタリックかも。演奏自体はそれほどで派手じゃないけど、こういう曲でのボビー・ジャーゾンベクのドラムも、タメが効いててカッコいい!


RIOT V - The Privilege of Power - On Your Knees (2002-05-13 17:33:15)

疾走型のHMとホーン・セクションが、意外と合うという事を示した好例じゃないかな。局のあちこちに顔を出すそれが結構カッコいい。トニー・ムーアもハイテンションで叫びまくってる。インパクトという意味で言えば、オープニングにはピッタリの曲だ!


RIOT V - The Privilege of Power - Racing With the Devil on a Spanish Highway (Revisited) ★★ (2002-05-24 22:46:54)

アル・ディメオラのインストゥルメンタルのカヴァー。恥ずかしながら原曲は聴いた事が無いっす(汗)。だが・・・。
正直この曲にはたまげた!全篇に渡ってスリリングな演奏が聴ける。ギター、ベース、ドラム共に音数が凄い!ボビー・ジャーゾンベクは、地元テキサスのジャズ・バンドでプレイしていた事もあるそうだが、このテクニックはハンパじゃない!それに後半に出てくる、マーク・リアリのギターとドン・ヴァン・スタヴァンのベースによる超ハイスピードのユニゾン・プレイなんか聴いた日にゃ・・・鳥肌モンっす!!!まさに満点の曲なんだけど、カヴァー曲である事を考えて、あえて★は2つで・・・。


RIOT V - The Privilege of Power - Storming the Gates of Hell ★★ (2002-04-24 15:36:07)

この曲を聴くと、荒野を一人の戦士が馬に乗って疾走していく姿が目に浮かぶ。戦いに赴く戦士の歌といった感じだ。ホーン・セクションが導入されているからだろうか。初めてこの曲を聴いた時はこのホーン・セクションが、少々浮いた間抜けな感じに聴こえたけど、情景を思い浮かべて聴いてみると、これがとてもマッチしている事に気付いた。同じ疾走曲である「DANCE OF DEATH」とは、似ているけれど描かれている世界が結構違う。この2曲を聴き比べるのもオモロイよ!
この曲も含め、このアルバムにはホーン・セクションが組み込まれている曲が数曲あるけど、そのいずれもが良く練られていて、とても面白い!実験はかなり成果を挙げているよ。


RIOT V - Through the Storm ★★ (2002-09-29 23:44:00)

かなり地味な印象だ。「THUNDERSTEEL」「THE PRIVILEGE OF POWER」に溢れていたパワーや緊張感はない。ボビー・ジャーゾンベクが抜けてしまった事も、その印象に拍車をかけている。正直この辺りの淋しさは隠せない。やはりボビーには戻ってきて欲しい。ピート・ペレツの活躍の場もちょっと少ない気がするし、全体的に落ち着き過ぎた感じがする。マーク・リアリも年を取ったか・・・。
だがしかし、メロディーの秀逸さは、前作「SONS OF SOCIETY」を遥かに凌いでる!RIOT節は健在だ!前作で聴かれた「中途半端なメロディー」「過去の焼き直し的フレーズ」は見られない。確かに似たような楽曲はあるが、これはマイクディメオ加入後のRIOTの、一つのパターンとして捉えれば気にならない。年寄りになった(笑)マーク・リアリのギターは、ますます深みを増した気がするし、美麗なツイン・リードもまだまだイケる!パワフルなリズム隊が健在だったなら、「THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE」「INISHMORE」と同様の名盤になっただろう。
「THUNDERSTEEL」や「FIRE DOWN UNDER」を求めないRIOTファン(いるのかなぁ~?)や、欧州的な湿り気をもつHR/HMが好きな人にはお薦め!


RIOT V - Thundersteel ★★ (2002-04-13 19:51:00)

漫画好きの中学生が描いたようなジャケットはガックシだけど(笑)、CDも人間も、大事なのは中身(笑)!ジャケット見て購入を止めた人、まさかいないだろうねぇ~?もしそんな人がいたら、今すぐレコード屋にダッシュしなさい(笑)!「THUNDERSTEEL」「FLIGHT OF THE WARRIOR」「JOHNNY'S BACK」「BLOODSTREETS」といった超々々名曲とそれに続く佳曲が並ぶこのアルバム、傑作中の傑作です!HR/HMの宝だね!


RIOT V - Thundersteel - Bloodstreets ★★ (2002-05-15 11:28:46)

とても叙情的なバラード。切なくて美しいメロディーだね。中間部の一瞬アコースティックになる部分が、一層切なさを誘う。コーラスがもう少し分厚い方が良かった気もするけど、名曲には違いないヨ!


RIOT V - Thundersteel - Flight of the Warrior ★★★ (2002-04-30 20:55:12)

とにかくいいヨこの曲は!初期のRIOTが持っていた「明るいがどこか物悲しいメロディー」と、再結成後のRIOTが得た「HM的スピード&パワー」が上手く合わさった名曲だ!初めて聴いた時、最初から最後まで半泣きでガッツポーズしてたっす(笑)。最高です!


RIOT V - Thundersteel - Johnny's Back ★★ (2002-05-05 10:16:34)

「ズドドドドド」というヘヴィーなドラムが気持ちいいっす。RIOTには珍しいシャッフルの曲。グルーヴィーでカッコいいよね!それに乗るメロディーもRIOT節満載!アルバム全体から見ると、スピードナンバーが続く中で強烈なアクセントになってる。この曲がアルバムを引き締めてる感じがするね。いい曲だ!


RIOT V - Thundersteel - On Wings of Eagles (2002-05-16 16:27:37)

実はこの曲が、このアルバム中一番「泣き」の要素が強い曲かもしれない。トニー・ムーアのヴォーカルも切なく泣いてるし、1分以上弾きまくるギター・ソロも泣きのフレーズが満載されてる。地味ながらなかなかの佳曲だ。


RIOT V - Thundersteel - Sign of the Crimson Storm (2002-05-15 11:09:52)

スローでヘヴィーなリフを持つ曲。ヴァースとブリッジのメロディーはイマイチだけど、コーラスの煽情力はかなりあるヨ!


RIOT V - Thundersteel - Thundersteel ★★★ (2002-04-10 02:38:29)

オープニングのギターからいきなり度肝を抜かれたね。鼻血が出るほどカーッと来るよこの曲は!一気に疾走するリズム隊、ハイトーンで叫びまくってるトニームーアのヴォーカル、う~ん最高!でもやっぱ、マークの骨太&泣きのギターがいいよな!


SANCTUARY - Into the Mirror Black ★★ (2002-04-21 02:01:00)

「陰鬱の美学」とでも言おうか・・・へヴィで物悲しく、そして美しい。アルバム・ジャケットがその内容を物語ってるよ。全てが白と黒の世界・・・。へヴィーで硬質なギターリフの上で、ロブ・ハルフォード型ハイトーンを駆使するワレル・ディーンのヴォーカルが踊るその曲は、派手さはないけど佳曲揃い。暗い海底のような雰囲気を醸し出すベースで始まる①、攻撃的なリフとヴォーカルが戦う②、サビで熱いハイトーンを聞かせる④、ドラマティックに展開する⑦等聞き所は多い。「この一曲」という曲がないのは少し淋しいけど、全体の質の高さはそれを補って余りある。捨て曲無しの名盤です!


VICIOUS RUMORS ★★ (2002-04-27 11:49:00)

1992年2月13日、俺はクラブチッタ川崎の前にいた。VICIOUS RUMORSのライヴを見るために。入り口の前に並んでいると、金髪でデカイ外人が二人、すたすたとこちらに近づいてきた。誰だあれはと思い、もう一度良く見てみると、何とそれはVICIOUS RUMORSのギタリスト、ジェフ・ソープとマーク・マクギーその人だった!!飾ることなくファンと談笑する姿(英語なので何を言ってるのかは分からなかったが 笑)はとにかく気さくで、この人たちは未だいちファンなんだなぁと感じた。
ライヴはとにかく「凄い」の一言に尽きた。アルバムであれほど凄いパフォーマンスを見せているカール・アルバートだが、実際は・・・アルバムより数段凄いパフォーマンスを披露してくれた!音程が正確なのは勿論、所々にフェイクを入れるのだが、それが正規のメロディーより凄いんだ!激しく動き回りながら見せてくれた熱いパフォーマンス・・・正に「不世出のHMヴォーカリスト」だった・・・。
ライブ自体も物凄い盛り上がりだった。途中で興奮したデイヴ・スターがベースを床に叩きつけてぶっ壊し、破片を客席に投げ込んでいた。俺はその破片の奪い合いに参加し、思わず隣の奴と取っ組み合いの喧嘩をしちまった(笑)。興奮した観客は、セットがすべて終了し、客電がついても誰一人帰らずメンバーを呼びつづけた。再び登場したメンバー!カール・アルバートが一言「ARE YOU CRAZY???」観客が一言「YEAHHH
!!!」そんな中さらに2曲も演奏してくれた!とにかく、と・に・か・く・凄いライブだった。
俺はこのバンドをリアル・タイムで体感出来た事を、本当に誇りに思う。今このバンドがどうなってしまったのか、残念ながら分からない。最後までこのバンドを追いかけなかった事を、今は少し後悔している。


VICIOUS RUMORS ★★ (2002-06-10 22:04:00)

>C3さん
おっ!ついに買いましたね!?「SADISTIC SYMPHONY」ですか。ミクスチャーですかぁ。う~ん・・・。実は俺、カール・アルバートが亡くなってからのVICIOUS RUMORSは聴いてないんすよ。けど考えてみると、カールが在籍していた時に作られた5作目を聴くと、既にその片鱗は見えてました。あの作品は、当時の大きな流れだったヘヴィー・ロックへの傾倒が聴いて取れ、彼らの大きな魅力だったカールのヴォーカルや華麗なツイン・リードがよく生かされてませんでした。決してHR/HMからかけ離れたものじゃなかったんすけど、何か「似合わない服を着ている」ような感じがして、個人的には好きにはなれませんでしたね。「お前ら違うだろ~!安易にそっちに行くなよ~!」と思ったモンです(笑)。その後カールが亡くなってしまい、ショックのあまり俺もHR/HMから離れてしまったので、6~8作目は聴く事無く来てしまったんだなぁ。ちょっと後悔してもいますヨ。
VICIOUS RUMORSが一番輝いていたのは、言うまでもなく4作目までです。そう断言するのは良くねえかも知れないっすけどね。カールが加入するのは2作目なんですが、バンドはその前から素晴らしい楽曲と演奏を提供してくれてました。1作目はヴィニー・ムーアのデビューの当て馬にされたと言われ、あまり評判がよくないんすけど、その内容は物凄いモノがありました。カールを迎えた2作目以降もそれは同じです。でも、アルバム毎にバンド自体が進化しており、その都度驚かされたモンです(笑)!今も期待を寄せてはいるんですけど、カールに匹敵するHMヴォーカルは、世界中どこを探してもいないのでは・・・?世の中「凄いヴォーカリスト」は結構いますが、俺から見るとその誰もがカールには劣りますね。あくまで「俺から見れば」ですが(笑)。


VICIOUS RUMORS - Digital Dictator ★★ (2002-04-09 18:44:00)

パワーメタルのお手本みたいなアルバムだね!強力なヴォーカル、テクニカルなリードとへヴィなリフを刻むツイン・ギター、重厚なリズム隊を擁し、HM然とした曲を弾く。①~⑤までの流れが特にいいね!ドラマチックなオープニングから、アルバム全体の雰囲気を予感させる②、スピードナンバーの③、へヴィなリフが気持ちいい④、そして、カールアルバートのヴォーカルが鳥肌ものの⑤へと、息をつかさない!その後少しだけだれてしまうけど、⑧からはまた強力ナンバーが続き、最後の最後に超強力な⑩が控えてる。それにしてもカールアルバートのヴォーカルは「凄い」の一言に尽きる!中音域から超高音のスクリームまで、全く声量が衰えない!これほど凄いヴォーカリストは、今までもこれからも現れないだろう!さらにライブではもっと凄かった!激しく動き回りながら、アルバム以上のパフォーマンスを平然と披露していた。とにかく圧巻だったよ!まさに「不世出のHMヴォーカリスト」だったなぁ。本当に惜しい。


VICIOUS RUMORS - Digital Dictator - Digital Dictator ★★ (2002-05-12 22:13:22)

オープニングの「REPLICANT」からしてドラマティック!ありがちな手法だけど、かなりカッコいい!本編に入ってからは、ドラマティックなメロディーを、カール・アルバートが力強く歌い上げてる。1stがギター・オリエンテッドな内容だったんで、それを意識した入魂のツイン・リードが聴ける。アルバム全体の内容を暗示したような曲だ。


VICIOUS RUMORS - Digital Dictator - Lady Took a Chance ★★★ (2002-04-27 00:02:07)

とにかく重厚でドラマティック!ミドル・テンポの名曲です。鬼気迫るカール・アルバートのヴォーカルは、正に「鬼(笑)」!後半で半ば強引に盛り上がっていくトコなんざ、あまりに凄くて鼻血が出そうです(笑)!パワー・メタル好きなら、このパワーは病み付きになること請け合い!因みに中間の「LADY TOOK A CHANCE…」というドスの効いたコーラスは、ギタリストのジェフ・ソープによるものだそうです。


VICIOUS RUMORS - Digital Dictator - Out of the Shadows ★★★ (2002-04-26 23:45:06)

アルバムの最後を締めくくるこの曲、まさにヘッドバンガーズ・アンセムといった感じだ!タイトで重厚、そしてスピーディーな曲の中で、ツイン・ギターが舞い(そう!正に「舞っている」)、世界最高のHMヴォーカリスト、カール・アルバートが強烈なパワー・ヴォーカルで歌いまくってる。最後のシャウトなんて、こっちまで酸欠になるくらい強烈!とにかくカッコいい!!!最高に熱くなれる1曲!!!