時代背景的にも音楽的にもどうしてもASIAとかぶってしまいますが、まあASIAよりは多少マニアックかな。気持ちよく聴ける楽曲群に溢れています。Greensleevesの途中のフレーズから始まる「Touch And Go」には魅せられました。 もう一作やればなんて声もありますがEL&Pという亡霊を背負っている以上、ブレイクはしなかっただろうね。 まさに時代が作り出したという表現がぴったりな作品。
KAI HANSEN脱退後のHELLOWEENが目を覆う状況だったこともあり本作への期待ははちきれんばかりに膨れ上がっていました。とかくこういった場合には肩透かしを食らうことが多いのですが、本作についてはその期待を全く裏切らない傑作でした。 Welcome~Lust For Lifeを初めて聴いた時の狂喜、感動を今でも忘れません。
結局、BEST盤の中では本作が一番まとまっている作品と思う。 選曲も特に問題無し。ただちょっと高かったかな。 本作のリリースは最も守護神殿に回帰した作風のTHE TIME OF THE OAUS発売前というのがポイントだろうね。ちょっと振り返ってみようと・・。 まぁアンディは4枚目でちょこっと出てくるだけなので安心して聴けます(笑)。
THE NUMBER・・もいいが、やっぱこれ! メイデンはブルースディッキンソンが目立ってしまって、とかくポールディアノの存在がかすれ気味ですが本作はポールでなきゃダメだし作品的にも全く色褪せていない。今でもライブで本作からプレーすることがありますが、ついポールはそうは歌わないんだよな・・とか思ってしまう程存在感の強いアルバムです。ブルース期のメイデンもすばらしい。でもこのポール期のメイデンも堂々輝きを放っています。
このアルバムでのコージーはかなり制約されて叩いていたらしいが、このくらいが 丁度いい(笑)。楽曲も充実していて一番脂の乗った時期でしたね。早すぎ(笑)。 とはいってもUFOでの実績もあるわけだし。 ライブでもやはり本作からのプレイが多いですね。Ready To Rockで掴み、Attack Of The Mad Axemanで陶酔、そしてLooking for Loveで締め。 全く問題ありません。
これは全米でもかなり売れた!本作で一気にメジャーになった。 MTVの恩恵もあり、こういう音楽がヒットチャートを賑わせた嘘のような時代。 いい時代でしたね。Rock You Like A Hurricane、Big city nightsが猛烈ヒット。 Still loving youにめちゃくちゃハマリまくったのを思い出します。
デヴィカバの狙いはデフレパードの「SLANG限定盤」に添付されたアコースティック・ライブ・イン・シンガポールだったそうです。しかし正直日本ではあの雰囲気は出せなかった印象。 デフレパードの方は合唱あり奇声ありの一体感溢れるライブだったが、本作は一曲一曲を真剣に聴き入ってしまう日本人の国民性がもろに出て緊張感を与えてしまった。 しかし、私自身これはこれですばらしいと思う。Soldier Of Fortuneに歴史の深さを実感します。