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Metropolisさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-387
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Metropolisさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-387
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SENTENCED - Crimson - Killing Me Killing You ★★★ (2003-04-15 12:44:17)

何でこんなに悲しいんだろう……。SENTENCED初体験の曲でしたが、マジで泣けた。普通のメタルバラードと一味違う。メロデスということでARCH ENEMYのような音を想像してましたが、全然違って「デスじゃないじゃんかよー」とも思った。でもこんなに重い曲って滅多にない。こんなに悲しい曲はそうそうお目にはかかれない。この暗さ、悲しさはメタラーにしか分からぬ世界だと思う。
J-POPの「いかにもヒットチャート狙いました」的な軟弱バラードにうつつを抜かしている連中には、分かりうる世界ではない。ゴシックとかデスとかそんなレッテルとは離れたSENTENCEDというジャンルだろう。
泣くがよい、声を上げて泣くがよい


SEVEN SEAS ★★ (2004-06-15 18:18:00)

東京出身の5人組。AZRAEL、夜叉、AXBITESなどとの対バンで力をつけつつあります。
高速6弦ベーシストのtakao、スウィープ、タッピング、エイトフィンガーまで駆使できる女性ギタリストのEITA、力強い声を聞かせるけいいちなどバンドのメンバーのテクニックに加え、楽曲の良さが光ります。
歌メロはキャッチーで覚えやすいですし、技術がありながら必要以上に弾きすぎない点もいいです。
まだ不安定要素や、速い曲に偏りがちな面は見られますが、国内のメロディックメタルシーンを牽引していってもらいたいものです。
オフィシャル
http://metal-symphony.hp.infoseek.co.jp/


SEVEN SEAS - SEVEN SEAS ★★ (2004-06-15 18:14:00)

平均年齢が20歳に限りなく近い東京のメロディックメタルバンドの4曲入り1stミニです。
音質はあまり良くはないですが、ポップセンス、メロディライン、歌唱力、テクニックなどレベルが高く、非メタル層にも訴えるだけの楽曲で、AZRAELが好きな人ならはまるでしょう。
ただし、まだ速い曲が主体なのでこれからミディアム、スローナンバーなどレンジを広げる必要がありますし、プロダクションもほめられたものではないですが、これからどんどん力をつけていってほしいです。


SEVEN SEAS - SEVEN SEAS - CRYING IN THE LABYRINTH ★★★ (2004-06-15 11:57:45)

明るめの曲の多い中で、珍しいネオクラ風哀愁ナンバー。楽曲の構成は20代前半とは思えません。注目は女性ギタリスト、EITAのタッピング全開のソロです。


SEVEN SEAS - SEVEN SEAS - ETERNAL OATH ★★ (2004-06-15 11:51:31)

若手のメロディックメタルバンド、SEVEN SEASの挨拶代わりの1曲。
オープニングにふさわしいスピード感とポップなメロディが印象的で、シンフォニックな味付けもあり、これからの名刺代わりとなりそうです。


SEX MACHINEGUNS ★★ (2002-09-16 23:47:00)

JOKEとシリアスが同居する連中だ。アンスラックスの「MADHOUSE」とプロモは、アメリカンジョークとシリアスなメタルサウンドで笑いとスラッシュへの窓口を大衆に開いたがマシンガンズはそれを日本語でやっていると思った。特に「ファミレスボンバー」、あれはバ○受けしました。彼らのヴィジュアルとジョーク満載の歌詞に「?」であったが、密かに再評価してます。


SHY - Excess All Areas ★★ (2002-09-01 17:51:00)

本当に良質のメロディだ。リアルタイムで体験できなかったのが悔しい。あの頃は様式美、正統派HM、スラッシュ一辺倒だったのでこうした音を「POSER」で片付けていたんだなと思いいます。FAIR WARNING、MAGNUM、TENなどのメロディアス系や産業ロック好きな人にお勧めです。


SHY - Excess All Areas - Emergency ★★ (2002-09-01 17:25:40)

FAIR WARNINGの「OUT ON THE RUN」に似てますね。いい曲です。


SKAGARACK - Hungry for a Game ★★ (2004-08-13 14:22:00)

「Hungry For A Game」は89年に日本で発売されましたがこれが非常に上質なメロディアス・ハードを作ってくれました。
ちょっとはかなげな歌を聞かせてくれるトーベン・シュミットのメロディセンスが光る名作でしたね。
JOURNEY風サウンドで、この後出てきたVALENTINE(HUGOがいた方です)と共にJOURNEYクリソツB級バンドとして楽しませてもらいました。
といっても歌メロはよく聞くと北欧テイストだったりします。
この作品の聞き所はやはり、冒頭の「Hungry For A Game」「Joanna」「Somewhere In France」の「ちょっとあんたやりすぎじゃないの?」と言わんばかりの名曲の流れです。聞いている方が恥ずかしくなるくらい美しいメロディです。まあ、「Joanna」のAメロはまんまYESの「Owner Of A Lonely Heart」だったりしますが売れる音をよく研究した跡が見えますね。
また、ヤン・ピーターセンのギターも、時にはゲイリー・ムーア風だったりニール・ショーンだったりするなど弾きすぎないけど上手いプレイでトーベンの曲を盛り上げています。Keyも当時は派手に聞こえたかもしれませんが、現在の意味のないキラキラ乱発系のバンドのプレイよりもかなり抑えめで、バンドのアンサンブルを壊してはいません。

地元デンマークでは売れたそうですが、あれだけ研究したアメリカでは売れず、日本では某誌に「砂糖のロック」という酷評され、今では廃盤の憂き目を見ていますが、このまま埋もれてしまうのはあまりにももったいない名盤です。


SKAGARACK - Hungry for a Game - Hungry for a Game ★★★ (2004-08-13 14:24:58)

名作「Hungry For A Game」のオープニングトラックです。曲の起承転結のまとめ方、ここぞという時に出てくる覚えやすいサビメロなど、やりすぎに近いくらいのメロディアスハードの手本のような曲です。


SKAGARACK - Hungry for a Game - Joanna ★★★ (2004-08-13 14:27:28)

AメロはYESの「Owner Of A Lonely Heart」そのまんまだったりしますが売れる音をよく研究した跡が見えますし、いい意味でのオマージュなのでしょう。決して楽曲の良さを損ねているわけではありません。メロハー好きな人にはツボでしょう。


SKAGARACK - Hungry for a Game - Somewhere in France ★★★ (2004-08-13 14:31:48)

TNTの「INTUITION」、220VOLTの「EYE TO EYE」と並ぶ北欧メロハー三大名曲です。このバンドの要は一発で覚えられるメロディアスなサビですが、この曲は本当に綺麗です。ニール・ショーン風のギタープレイも決まっています。


SLAYER - Reign in Blood ★★ (2002-09-09 23:04:00)

中学生の頃初めて聞きました。「何これ?」って感じでした。とにかく速い。やかましい。でもこれ、人間業じゃないよなあ。マジで動けませんでした。


SLAYER - Reign in Blood - Angel of Death ★★★ (2003-03-14 23:35:40)

This is Real Hardkore, Thrash Metal!


SLAYER - Reign in Blood - Necrophobic ★★★ (2003-03-06 21:08:45)

速い……。でも不思議な爽快感を感じてしまいます。これ初めて聞いたとき、思いっきりヘドバンして首がちぎれそうだった。
This is Thrash Metal!


SOILWORK ★★ (2005-12-12 00:20:00)

Peter WichersがSOILWORKから脱退!!(泣)


SONATA ARCTICA - Silence - Weballergy ★★★ (2004-01-06 17:38:30)

「SAN SEBASTIAN」よりも個人的には好きな曲です。イントロ、サビの部分など悶絶パートが非常に多いですね。


SPACE ODYSSEY - Embrace the Galaxy ★★ (2004-08-05 17:14:00)

正直、いきなり冒頭曲で「LIAR」のメロが出てきてしまうなど、リチャード・アンダーソンのフレーズ引用は「……」となってしまう面もありますが、これを補っているのがパトリック・ヨハンソンの声です。
彼の歌が聞けるだけであとは気にならないですね。あまりにも確信犯的なネオクラの王道ですね。


SUN CAGED - Sun Caged ★★ (2004-08-05 16:51:00)

オープニングの「Sedation」を聞いた時、マジで椅子から転げ落ちました。
いわゆる、プログレメタルにありがちなDTのMP1に見られるようなアレなんですが、決まっちゃってるんですよね。
Meshuggahみたいな面や「Awake」時代のDTのような暗さが特徴的でして、その中に「Hollow」のようなフックのあるメロが入るという感じで、これは行けます。
ギターキッズ必聴なのは「Sun Caged」。タイトル曲でありますが、ここでのスウィープ奏法は鬼!
時折まんまDTな面も見られますが、これは大いなるリスペクトってやつなのでしょう。
さらにオフィシャルで聴いた未発表インスト「Four Guilders」は、はねるリズムが特徴的なテクニカルメタルで彼らの恐ろしいまでのポテンシャルを明示しているようです。
と言っている間にメンバーチェンジがあったようです(泣)


SYMPHONIA ★★ (2006-09-23 00:36:00)

東京都内で活躍するプログレメタルバンドです。ギターのShuは現在作編曲家としても活動、さまざまなアーティストに楽曲提供などをしている。また、ベースのMasatoはブラックメタルバンド、TYRANTのメンバーとして、ドラマーのSinは、FREEWILL、六合、ACID NOTEなど数々のバンド、プロジェクトで活動しているなど、この手のマニアの間では知る人ぞ知る存在です。
長い創作活動の末、ミュージックコミュニティーに音源を発表し、NEXTMUSIC AWARDS 2005 2ndでボーカリスト賞を受賞しています。元安全地帯の音楽プロデューサー武沢侑昴氏や故尾崎豊を世に出した須藤晃氏など、様々な人からの講評が出ているが、これらの評からも分かるように、歌えるヴォーカリストによる心を掴む歌メロがあり、アレンジなども細部に行き届いているバンドです。
1stの「The First Movement」はプログレメタル好きにはたまらない作品だと思います。


SYMPHONIA - The First Movement ★★ (2006-09-23 00:44:00)

東京都内で活躍するプログレメタルの新星、SYMPHONIAは、1997年に結成され、途中、幾度ものメンバーチェンジを経て、今に至っており、現在のメンバーはDai(Vo)、Shu(G)Masato(Ba)、Sin(Dr)の4人編成です。
長い創作活動の末、ミュージックコミュニティーに音源を発表し、昨年、NEXTMUSIC AWARDS 2005 2ndでボーカリスト賞を受賞しました。
元安全地帯の音楽プロデューサー武沢侑昴氏や故尾崎豊を世に出した須藤晃氏など、様々な人からの講評が出ているが、これらの評からも分かるように、歌えるヴォーカリストによる心を掴む歌メロがあり、アレンジなども細部に行き届いている作品です。

一言で言うなら「TAI PHONGのプログレメタル版」とでもいうべきなのでしょうか。70年代プログレ、80年代のポンプ・ロックや90年代以降のプログレメタル等、先人達に敬意を表しながらもエピゴーネンではないという面が彼らのオリジナリティーかもしれません。

スローでメロディアスな「Stardust」から始まり、プログレッシブな「Utopia」スピーディーな「Wing Of Destiny」等の曲に乗せて「生」へのメッセージを歌い上げる調和した音世界は大注目の的です。


TEARS OF ANGER - Still Alive ★★ (2004-08-29 17:01:00)

ミディアム主体である種SAVATAGEのような展開を見せつつ、随所にイヤミにならない変拍子、テクニカルギターを交えた正統派なサウンドはこの手の音が好きで、疾走に固執しない人を満足させてくれます。
1曲を3分~4分にまとめながらもドラマを見せる、ほどよいプログレテイストがおいしいです。
ギタリストのベニー・ヤンソンのプレイはマイケル・ロメオファンにはたまらないと思います。複雑かつテクニカルフレーズを連発しながらも、タイトルトラックの「Still Alive」でのエモーショナルな泣きを見せるなど、そつなく巧いです。
またヴォーカリストのビョルン・ヤンソンはインギーの最初の奥さん、エリカの1stに参加したり、マルセル・ヤコブと活動しており、マッツ・レヴィン、ヨルン・ランデ系統が好きな人にはツボですね。ただ、ヨルン・ランデのような恐るべき殺傷能力はないですが。

楽曲自体も非常によく、NOCTURNAL RITESを彷彿とさせる「Nightmare」はコブシが上がりますし、「Who I Am」はヘヴィでザクザクしたイントロからキャッチーなサビメロへと至る展開の仕方が見事です。MASTERPLAN的な「Moment Of Truth」は、まさにヨーロピアンメタルの王道を行くミディアムナンバーではないでしょうか。
DGMやMANIGANCEほどスピーディーな曲はないですし、彼らのような派手さはないですが、前者とはまた異なるプログレテイストを交えた噛めば味の出る欧州メタルです。


TEN - Spellbound - Fear the Force ★★ (2002-05-05 23:28:59)

HRはかくあるべし!この曲をバックに高速道路を突っ走ったら……スピード違反で免停確実なカッコよさ。


TEN - Spellbound - Red ★★★ (2003-05-21 22:28:53)

ゲイリー・ムーアの「OVER THE HILLS AND FAR AWAY」の如く、ケルティックな雰囲気丸出しのカッコよさだ。聞いていると元気が出る。


TEN - Ten ★★ (2002-05-09 23:49:00)

ミディアム主体で、しかも、カラフルに聞かせるバンドは本当に少ない。
LAメタルの連中を聞いてると「金太郎飴」みたいで面白くも何ともないし、LIONSHEARTも他の人の評判とは裏腹に面白くないアルバムだった。
しかし、TENとマグナム(80年代中期)は、ミディアム主体でカラフルに聞かせることの出来る「大人のHR」だと思う。特に本作は、捨て曲がない。噛めば噛むほど味の出る、メロディアスHRのお手本である。通しで聞ける。
ゲイリー・ヒューズの才能がいかんなく発揮されていたころのお勧めの1枚です。


TEN - Ten - Close Your Eyes and Dream ★★ (2002-05-05 23:26:09)

NOTHING'S GONNA CHANGE MY LOVE FOR YOU(元はジョージ・ベンソンの曲)のHR版。変わらぬ愛を語る男の囁きが響いてきそう。


TEN - Ten - Soliloquy / The Loneliest Place in the World ★★ (2002-11-23 12:31:48)

「太陽の牙ダグラム」のテーマ曲にサビが似ている。まさか、ゲイリーはアニヲタ?と思った。「TEN」の中では3、6のバラードのほうが好きです。


TEN - The Name of the Rose - The Name of the Rose ★★★ (2002-05-05 23:33:21)

ドラマチックでハードで声が渋くてギターもカッコイイ。おまけに思いっきり疾走と、一粒で何度もおいしい超名曲。こういう曲があるから私はブリティッシュHRを愛するのだ。


TEN - The Robe - Arcadia ★★ (2003-03-15 10:28:02)

冒頭の語りからイントロのリフに入るコントラストがかっこいいです。何度聞いても失禁悶絶モノですね。


TEN - The Robe - You're in My Heart ★★ (2003-03-15 10:30:24)

クサいです。このクサさがたまらないです。AOR風ですね。


THIN LIZZY ★★ (2002-10-30 21:17:00)

最高にオシャレで、メロディアスな、泣きも知ってる男のバンド、酒と涙とドラッグと、すべてを味わった野郎どもにかっこよさを感じてしまう。そんなバンドだ。
楽曲はどれも粒ぞろいでHRとかHMとかバラードだとかポップだとか、そんなカテゴライズできるようなスケールではない。
「THIN LIZZY」という神聖不可侵なジャンルである。
これを創作したのはフィルであるがあれだけ内容の濃いロックンロールライフを送ったのだから、早逝したのも不思議ではない。
彼らの魅力はライブだこれを聞いたらスタジオバージョンなんてまどろっこしくて聞いてられないくらいカッコイイ。スタジオものは、いかんせん「音の古さ」が耳につくが、ライブバージョンで聞くとこれは現代のJ-ROCKERたちが束になってかかったってかないっこない。
桁が違う。J-POPばかり聞いている人でロックの凄みに触れて死にたい人がいるとするならばLIZZYを聞け!QUEENを聞け!温故知新してほしい。


THIN LIZZY ★★ (2006-05-20 11:50:00)

・全盛時のライブDVD、「Live And Dangerous」が装い新たに再登場します!!
映像にデジタル処理を施し、音声もDTS 5.1ch(予定)となる他、1983年5月2日、BBC用に収録されたジョン・サイクス(g)在籍時のライヴ映像に加え、『Top Of The Pops』出演時の模様も追加される予定。国内盤発売は7月26日を予定しているということです。
ttp://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11712


THIN LIZZY ★★ (2006-05-20 11:51:00)

・故フィル・ライノットの銅像が、8月にアイルランドのダブリン市内で披露されるということです。除幕式にはゲイリー・ムーアをはじめ、エリック・ベル、ブライアン・ダウニー、スコット・ゴーハム、ブライアン・ロバートソン他が参加予定です。
ttp://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=9097


THIN LIZZY - Black Rose - GET OUT OF HERE ★★★ (2004-02-21 15:02:37)

隠れた名曲です。「TOUGHEST STREET IN TOWN」と並んでLIZZYらしさが満載です。


THIN LIZZY - Black Rose - Toughest Street in Town ★★★ (2003-02-10 21:34:17)

ゲイリー効果ですね。疾走する曲をギターソロが彩り、フィル&ゲイリーのパワーを感じます。1曲目でジャブを打ち、これでストレートを加えられた感じがする。


THIN LIZZY - Live and Dangerous - The Boys Are Back in Town ★★★ (2004-02-21 15:00:30)

やはりこの曲はライブの方が断然いいですね。LIZZYの魅力はライブです。楽曲も素晴らしいですが、各メンバーの安定した実力がライブで発揮されてもの凄い熱気を生み出していると思います。


THIN LIZZY - Thunder and Lightning - Thunder and Lightning ★★★ (2003-02-10 21:37:59)

ぶっ飛びました。LIZZYがこんなにヘヴィになるなんて、と最初はビビりましたが、とにかくカッコイイです。やはり決め手は「殿」のGソロでしょう。


THUNDER ★★ (2002-11-16 00:03:00)

ブリティッシュ・ロック……私にとっては麻薬である。哀愁のメロディ、ルーズなノリの中に見せる大人の洒落た部分、ワンコーラスでゲップ出るほどの味とコク、派手さはないが泣かせる、そんな音が90年代に残っていたことが奇跡だった。
THUNDERについては解散以後の「後追い」であるが、頑固なまでの職人芸が本当にマニアの心をくすぐるバンドだ。
THUNDERの聞き方は、夜10字過ぎに少々眠気を我慢して紅茶もしくはちょっと苦いスコッチを口にしながら一人大人の雰囲気と、ロンドンの霧を想起しつつ、メロディに耳を傾けるのが一番だ。
ネオクラ、スラッシュ・メタル、プログレなどの派手さはない。でも、内側から体を暖めてくれるこの音の良さを知った時、貴方はブリティッシュ・ロックに、目覚めるだろう。ドイツのドラマチックさ、北欧の美旋律、開放的なアメリカンロックもいいが、ブリティッシュ・ロックはやはり素敵だ。
THIN LIZZY、WHITESNAKE、MAGNUM、THUNDERよ、これからも英国の伝統を僕に聞かせてほしい。


THUNDER - Behind Closed Doors - River of Pain ★★ (2002-11-15 23:27:25)

「お約束」通りのブルージーなHR。ブリティッシュ・ロックの予定調和的展開というのか、まったくもって無駄がない。これぞ大人のロックンロール。J-POP連中が束になってもこういう曲は書けないし、真似できない。ブリティッシュ・ロックのお手本です。


TIANANOGUE - ETERNAL UTOPIA - OCEAN MAJESTY ★★★ (2004-09-23 13:31:01)

Keyの音使いが絶妙な展開する疾走ナンバー。ROYAL HUNT風味でありながらDREAM THEATERのようなプログレ風味を持ってます。バンドの代表曲です。


TOBRUK - Wild on the Run ★★ (2004-11-25 11:33:00)

「流れ」で聞く英国産ハードポップの隠れた名盤です。NWOBHMが死語になりつつある1985年に発表され、時代のあだ花となってしまった悲劇のバンドです(泣)ヴォーカルのスネイクは解散後、THE WILDHEARTSに加入しますがバンドが大きくなる前に脱退し、いいシンガーでありながら成功とは無縁の人生を送りました。今は何をする人ぞ……。
スッキリとした音作りで、ノリのいい曲が多いので、一気に聞き倒せます。秋の夜長のブルーな時に聞き倒すと思わず元気になります。
「英国のBON JOVI」のように言われましたが、やはりどんなに着飾っても英国の香りがします。
甘さはあっても砂糖少なめなように感じます。最近ハマり過ぎて音源の山に埋もれている北欧のメロハーと比べると非常に音が厚いですし、エッジもあります。
SHYが再評価されているのに、TOBRUKはCD化すらされていない状況でしたが、CD化されたのを見て、予算もないのに購入して火の車になったのは言うまでもありません(爆笑)
LP時代からタイトル曲や「Falling」、「Breakdown」をサルのように聞いていましたが、CDになってA面B面を変える必要がなくなったせいか、頭から尻尾まで一気に食い尽くせるのが嬉しいですね。


TOTO - Hydra ★★ (2002-10-26 00:13:00)

自分の中ではTOTOの最高傑作。思いっきりHRしているしバカテクミュージシャンが思いっきりタイトな演奏している、彼らの中では完全に近い。楽曲のよさも素晴らしいALL US BOYS, WHITE SISTERで躍動し99、SECRET LOVEで泣け!


TRIUMPH - Rock & Roll Machine - Rock & Roll Machine ★★★ (2003-07-14 22:25:48)

ハードなロックンロールでTRIUMPHが若さを思いっきりぶつけてます。何よりすごいギターソロです。ちょっと長過ぎると思うかもしれませんが、78年当時、これだけキレたギターソロを聞かせるギタリストはそうそういないと思います。


TRIUMPH - Surveillance ★★ (2003-07-23 22:54:00)

「THUNDER SEVEN」「THE SPORT OF KINGS」の大衆性と「ALLIED FORCES」「NEVER SURRENDER」のダイナミックさがいいバランスを持っており、80年代の集大成的な出来である。一番の聞き所は出だしの3曲。特に3曲目の「Headed for Nowhere」におけるスティーブ・モーズとリック・エミットのギターバトルは圧巻。全体を通して「カナダの人間国宝」リック・エミットのテクやセンスが光る。これを最後にリックが脱退したのは残念。


TRIUMPH - The Sport of Kings ★★ (2003-07-23 22:49:00)

「POP化が進んだ」「産業ロックみたい」と言われるが、楽曲の良さではこの作品が一番だと思う。「Embrujo~Play with the Fire」だけのために買っても損はない。初めて聞いた当初は「Somebody Out There」のポップさに「軟弱」のダメ出しをしたが、聞き込んでみると非常に質の高いHR作品だ。


TRIUMPH - The Sport of Kings - Play With the Fire ★★★ (2003-07-23 22:45:50)

インスト曲「EMBRUJO」から続くインテリジェンスでメロディアスなナンバー。非常に基本に忠実ではあるが、ギターソロのメロディアスさ、泣きなどハードロックの教科書どおりでホッとします。もっと日本人に受けてもいいはずなのになあとつくづく思います。


UFO - Phenomenon - Rock Bottom ★★★ (2002-11-28 23:31:45)

マイケル・シェンカーの絶妙のフレーズが光る。まさに無駄の一つもないギターソロだ。ギタリストの登竜門であり、このようにメロディアスに弾ければ超一流!HRの楽曲としても正統派で、フィルの土臭い声もここでは○


ULI JON ROTH - Beyond the Astral Skies ★★ (2002-09-23 21:08:00)

ウリの歌がかなりまともになっている。(他のVOも歌ってる?)そしてなによりも、楽曲の完成度が「美300%」まさにネオクラのあるべき姿です。「WHY?」の官能的な泣き節から、流れるような速弾きに至るソロは芸術です。YNGWIEさん、ソロはこう弾くんですよ!と最近のYNGWIEに言ってやりたい!圧巻は「ELEISON」から「SON OF SKY」への流れ!これだけでもCD代惜しくない!!!!


ULI JON ROTH - Beyond the Astral Skies - Why? ★★★ (2003-03-04 21:42:18)

ウリ仙人の芸術だ。見事な曲構成に性格かつ丁寧なギターソロが組み込まれている。この曲のソロを聞いて何も感じないのならパクリ王○'Zの某ギタリストのプレイに黄色い声でも上げていればいい。レベルが違うのだよ、レベルが。


ULI JON ROTH - Firewind ★★ (2002-09-23 21:14:00)

すさまじいVOCALだ(笑)歌は決して聴いてはならない。「ジャイアンリサイタル」ってこんな感じなのかな?と前置きはさておき、ギタープレイは泣きメロ満載!YNGWIEが逆立ちしたってコイツにはかなわない。ソロの丁寧さが桁が違う。ギタリストの皆さん、ぜひ堪能してください。仙人様のプレイのすさまじさを!


ULI JON ROTH - Transcendental Skyguitar - Sky Overture ★★★ (2003-03-20 11:33:16)

最初この曲を聞いたとき、戦慄でその場から動けなかった。世の中にはこんなギタープレイがあったのか、いやこんなプレイ、あっていいのか……。あのですね、世界トップクラスのギタリストと音楽のコーリューブンゲンも知らないマスコミにもてはやされているパクリ王のM本さん、インギーさん、なめてもらっちゃ困ります。これを「ギターソロ」っていうんですよ。ここまで来ると本当に「ART」です。詳しくは聞きなさい。聞けば分かるさ、ギタリストの道が。


UNITED ★★★ (2014-05-15 21:06:49)

リーダーの横山さんが急逝いたしました。享年49歳。合掌。
スラッシュドミネーションでダイブしまくった思い出は最高のあなたたちとの関わりです。


VADER ★★ (2005-08-21 11:25:00)

DOCが亡くなった。あまりにも悲しすぎます。どうやらアルコール問題だったようです。


VALENSIA - Gaia - Gaia ★★★ (2003-01-20 00:14:37)

これぞメロディアスな超名曲。甘さが漂う中に、いい味がある。


VENOM - Black Metal ★★ (2004-11-19 15:31:00)

ギャハハハハ!!と笑いたくなるような激烈バカ作品です。技術がどうとかそんなことを考えてはいけません。そんなものを超越したバカかっこよさというのか、酒と汗のしみこんだ体臭がプンプンする爆音です。
正直言って「チューニングあってるのかよ」と言いたくなるようなハチャメチャぶりです。完全に狂ってます。
でも同じリフの使い回しがないのが実はcoolです(笑)
スラッシュとかメタルとかパンクとかハードコアとかの形容詞は要りません。大酒飲んでヘッドホンつけて大爆音で何も考えないでただ頭を振っていればいいです。
MORTORHEAD「No Sleep 'Til Hammersmith」のRAVENの「Live At The Inferno」と併せて「酒飲んで爆音で聞く英国ブチキレおバカ作品」として愛し続けていくでしょう。


VIGILANTE - CHAOS-PILGRIMAGE ★★ (2004-08-19 21:54:00)

ある意味、VIGILANTEの登場は、国内のメタルシーンへの目の向け方を変えました。演奏力の高さ、丹羽さんの発音の素晴らしさとクリアーなハイトーン、深い楽曲など、あらゆる面でボーダレスな世界を見せてくれました。
この作品は彼らの名刺代わりの一発のような感じです。
「CHAOS-PILGRIMAGE」のデス声から力強いハイトーンヴォーカルへの展開の仕方はドラマそのものでしたし全体を通して味わえるトータル性は他のバンドと一線を画しています。
正当派メタル、パワーメタル、プログレメタルといったカテゴライズ不要な彼らならではの音はこの頃から差を見せつけていました。これは必聴です。といいつつ、聞き手を選ぶ音かもしれませんが、テクニカルな正当派メタル、パワーメタルが好きなら買いです。


VIGILANTE - COSMIC INTUITION ★★ (2004-08-19 21:42:00)

楽曲のクオリティーの高さ、コンセプト、テクニックなど、すべてが横綱相撲な作品です。
瞬間的なインパクトよりも、じわじわと味の出てくる作風です。
「プログレメタル」とカテゴライズされたり「パワーメタル」とジャンル分けされたりしていますがどのバンドに似ているといった所がなく、VIGILANTEならではの世界ではないでしょうか。
欲望、破壊……現代社会に鋭くメスを入れた歌詞や高度な演奏など非常にヘヴィです。通しで聞かないと理解できないかもしれません。
しかし、最初から最後まで音の世界に没頭できる「考えるHM」としてのポテンシャルは十二分に備えていますし、しばらくはこの作品とお付き合いすることになりそうです。
ズバリ言います。「COSMIC INTUITION」はVIGILANTEの最高傑作であり、ワールドクラスで戦える力を持っています。


VOW WOW - Beat of Metal Motion - Too Late to Turn Back ★★★ (2003-03-18 18:38:04)

キーボードがニューミュージックしてるがそんなことはどうでもいい。マジでしびれた。正統派を絵に描いたようなHR。


VOW WOW - Cyclone ★★ (2003-03-04 21:28:00)

シンセの音がまだこの頃までは「ニューミュージック」だったが楽曲の完成度はまずまずと言ったところか。1~2、4、6~7、10は素晴らしい出来だが、他の曲が捨て曲や、彼らの禁じ手である明るい曲だったりして満点に達しないのが残念。「V」への過渡期だと感じる。4の「LOVE WALKS」と次作の「SHOCK WAVES」はメタル演歌と言いたい位のクサさであるがやはり日本人なら「演歌の心」なのだろう。素直に好きだね。


VOW WOW - III - Shock Waves ★★★ (2003-03-04 21:33:02)

心の琴線に触れるバラードだ。イントロのピアノでやられて、歌いだしの何ともいえぬ息遣いに心打たれ……なかなか書けないね。ジャパメタの傑作。


VOW WOW - III - Shot In The Dark ★★★ (2003-03-18 18:35:48)

YAMAHAのCMでこの曲を聴いて、彼らにハマッた思い出の曲。ジャパメタなんてって思いを払拭させ、こいつらマジで世界に通じる!って応援したくなりました。


VOW WOW - V ★★ (2003-01-20 00:25:00)

疾走曲は少ないが、じっくり聞かせる大人のHR満載の名作。楽曲レベルも高いし、各パートがそれぞれタイトで、聞きやすい。個人的にはラウドネスより好きだった。タッピングや超速弾きの乱発ばかりがギタリストではないことを山本氏のフィーリングあふれるプレイで学びました。


VOW WOW - V - Don't Leave Me Now ★★ (2003-01-20 00:18:01)

イントロでKOされた。ジョン・ウェットンが作詞しているが、曲もASIA風であるし、センスがいい。


WATCHTOWER - Control and Resistance ★★ (2004-11-19 15:33:00)

彼らを初めて聞いた時、「何だこいつらは?」と呆れてしまいました。DREAM THEATERのジョン・ペトルーシをして「クレイジー」と言わせてしまったのが頷けます。ある意味、ロン・ジャーゾンベグは鬼才です。奇才とでも言うのでしょうか。
ヒステリックな金切り声に、怒濤の展開、変拍子、テクニカルなソロなど、フリージャズをメタルの人間が解釈したようなサウンドは最初は受け入れられませんでした。
でも、これ以降に出た他のプログレデス系やさらなる複雑怪奇なサウンドによって頭を痛めつけ……じゃなかった、免疫ができてしまったせいか、かえって心地よささえ感じてしまいます。
まあ、どう考えてもこれは聞き手を選ぶ音です。好きな人はハマれるでしょうが、嫌いな人は徹底して嫌うような元祖変態系メタルではないでしょうか。


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Blindman ★★ (2002-05-07 22:59:27)

WSのバラード、ブルーズナンバーの中で出色の出来。ハッキリ言ってIs This Loveはお子様ランチナンバーだ(この曲に比べればですよ。いい曲ではあります)真の哀愁を味わいたければこの曲を聴け!!


WHITESNAKE - Restless Heart ★★ (2003-03-06 19:19:00)

ズバリ、帰ってきた「大人のロック」ですね。見事です。


WHITESNAKE - Restless Heart - Don't Fade Away ★★ (2003-03-06 19:17:19)

デヴィカヴァさん久々の、ソウルフルナンバーですね。ゴージャス80'Sもいいけどこの手の曲を聞くと、カヴァ先生の歌心が心に染み通って渋い男を演じたくなります。これぞ大人のロックです。


WHITESNAKE - Whitesnake ★★ (2002-05-07 23:09:00)

いい曲のそろった作品だ。ヒットポテンシャルが非常に高く、ゴージャスだ。
しかし、これはWSの作品ではない、と思う。
「サイクシーが暴れまくったデヴィカヴァのソロ」と受け止めているのは私だけなのだろうか??でも、そんなアホらしいカテゴライズは要らない。
いい曲、いいメロディを求める人は聞いてほしい。


WUTHERING HEIGHTS - Far From the Madding Crowd ★★ (2004-08-05 17:19:00)

パトリック・ヨハンソンの歌と驚異的なドラミングが印象に残りました。
プログレメタルにカテゴライズされがちですが、プログレとヴァイキングとメロパワのいい面をブレンドしたような、漢のメタルです。
メロディラインといい、コテコテでありながらくどすぎない楽曲のドラマ性といい、これは名盤です。パトリック・ヨハンソンのクリアーなトーンとディオ声のコントラストが素晴らしく「一人二役」のような感じです。


X JAPAN ★★ (2002-05-08 23:30:00)

バロック~ロマン派までのクラシック・ミュージック、アート・ブレイキー、サッチモあたりのJAZZを素地に持ち、THE BEATLESファンで、ブルージーなブリティッシュ・ロックが好きで、かつ様式美をこよなく愛し、プログレマニアでドラマチックな楽曲に身を浸しながらもラウドでルードでダイハードな、でも、密かに演歌も好きでひばりさんをカリスマにしているDTお馬○さんMetropolisは、ある意味では気難しいメタリストだ、と慚愧の念が絶えない。
ドメスティック・アーチストには、とことんキツイし、ミュージシャンに過剰なまでの期待(妄想ともいう)を叩きつけ、過去、再結成DEEP PURPLEを「アル中金欠男=ギ○ン救済の史上最低のプロジェクト」とこき下ろし、「ブラック・アルバム」でMETALLICA、「ダリア」X-JAPANと絶交し、「AWAKE」を購入3時間後に中古に売り払うといった暴挙をしでかす、暴走野郎だ……。(泣)
でも別れた今も密かにX-JAPANを愛している。
マスコミを介しての「メタル蔑視叩き発言」を聞いての「Death to POSER!!」の捨て台詞は今も変わっちゃいない。
だが、そんな感情論を無視しても、いいメロ書いた。スノッブなところが目に付いたがYOSHIKIは類稀なるセンスを持っている。
リッチー師匠、JPのKK、グレン御大、ペトルーシ、ポートノイ兄貴との比較論はするだけ野暮だが、素晴らしいレベルにあった。これは今でも否定はしない。
「メジャー化」これは諸刃の剣だ。
メタルを利用しただけの「Faulse Metal」か、実験を繰り返し拡散をしながらも鋼鉄の魂を保ちつづけるリアルメタラー、ハードロッカーであるかがこのメジャー化となるリトマス試験紙である。
貧困のうちに、成功とは無縁なまま生涯を終えながらも妥協を廃したアマデウス・モーツァルトになるか、「時の人」として生涯を終えながらも「流行音楽家」として葬り去られたサリエリとなるかが試されている。
Xがモーツァルトかサリエリかという例えは自分でも滑稽に思うが、「芸能人」を選んだ選択に対しては断固「NO」だ!
しかし彼らが残したあのイントロ、サビ、エンディングには「I love it」である。複雑なX論を展開してしまったが、ここはヒマな人だけ読んでくれたらいい。


X JAPAN ★★ (2002-09-01 20:45:00)

今だから、言おう。
そして、YOSHIKI、そしてXよ。10年間、「POSER」と嘲って、本当に悪かった。ゴメン。メタル蔑視発言と、狂信的な「あの女」の心無い言動に腹を立て、10年間、絶縁し、Xに代わるメロスピの発掘に力を注いだ。HELLOWEEN、RHAPSODY、GANMA RAY、ANGRAなどいろいろなメロスパーを愛した。HIDEが亡くなったとき「これだからXのバカファンは……」と無視していた。
本当にゴメン。
本当は、ずっとXを愛してました。クラシック・ロックンロール・歌謡曲・パンク・HMすべてを溶かす華氏7800度の熱さで作り上げた楽曲を、これからも愛していきたい。
今、私にはDREAM THEATERという新しい「恋人」ができた。すごい奴らだ。これからもファンとしていい付き合いしていくよ。多分、「IMAGES&WORDS」と、「ANOTHER DAY」と僕は心中するだろう。
でも、Xが残した「SILENT JEALOUSY」は、ずっと心の中に抱いているからね。「紅」はこれからもカラオケで思いっきりシャウトするよ。
タッピングの芸術を披露した高崎さん、泣きのセンスと欧州的な楽曲を見せた恭司さん、日本人離れした音域と表現力を有する元基さん、歌心をギターで奏でるシャラさん、そして、高速ツーバスとメロディアスな楽曲を聞かせてくれたYOSHIKIさん、あなた方は、ジャパメタの素晴らしさを僕に教えてくれた。日本にこんないいメタラーがいると誇りにしたい。
長い間Xをコケにして、本当に悪かった……。


X JAPAN ★★ (2003-03-06 20:49:00)

↑でかなりアツイバトルになっていましたが、Xは非常によい楽曲を提供してくれたバンドであると思います。テクニックはあくまで良質の楽曲を彩るものであって、テクばかりに走って音を軽視するバンドは問題外ではないかと思います。かといっていくら曲やメロディが良くても生で聞かせたときに外し過ぎるバンドも?です。YOSHIKIは類まれなテクとセンスがあると思います。海外には確かにYOSHIKIより速いドラマーもいますが、楽曲のセンスが相備わっているという点が彼の総合力を際立たせていると感じますね。
リッチー・ブラックモア師匠は「シェイクスピアの劇のセリフを早口で言っても……」と彼の後継者を称する速弾きギタリスト連中を揶揄していましたが、彼の楽曲にはギターソロらしいものが全く無い曲だってあります。むやみにフレーズやオカズ、高音シャウトを詰め込めばいいって訳ではないんです。
単純に、ドラムの速さだけを楽しみたいのならデス・メタルやグラインドコアでも聞いていればいいんです。(私がデスやラップ、グラインドコアを口にすると80%は悪い意味になってしまいます、すみません。デスでも好きなバンドはありますので誤解なきよう。美人デスヴォイスのアンジェラのファンですし、アモット兄弟はマジで好きです)
速さを数値で示して、他のドラマー>>>>>>>>>>>YOSHIKIとする石頭さん(JENESISさんじゃないです、誤解あったらごめんなさい)にはもう一度楽曲というものを見直してもらいたい。もし楽曲も良くないと思うのならその人はXとはご縁の無い人じゃないかと思います。
「縁」これはある種宿命的なものだと思います。産業ロックネタを出しますと、私はどうしてもBAD ENGLISHと縁がなさそうです。ニール・ショーンがいても、ジョナサン・ケインがいても、ジョン・ウェイトが歌ってもダメなんです。ファンの皆さんごめんなさい。

>JENESISさん
僕はちなみにX再結成反対主義者です。m(__)m
やはりHIDEがいないとね……。「5人揃ってゴ○ンジャー」(知っている人はかなりのトシ)じゃないけど5人揃ってのXだと思います。でもHIDE抜き他のギタリストなしなら「夢よもう一度」となりますが、かつてのDPのように「最悪のプロジェクト」という思いも出てくるに違いありません。
そのうち気が向いたらまた書きます。


X JAPAN ★★ (2003-03-09 13:57:00)

>JENESISさん
DPを「最悪のプロジェクト」と揶揄したのは、1984年のことをさしています。といってもその頃リアルタイムで聞いてはおらず、86年にDPの再結成第2作を聞き、「いいバンドじゃん」と思って「IN ROCK」「MACHINE HEAD」「BURN」を聞いたとき、実はこれって最悪のプロジェクトでないの?と感じたことです。その当時リッチー関連モノはRAINBOWを始め、全て聞きましたが、はたしてリッチーが「虹」をつぶした意味が無いなって感じたからです。
さらに「NOBODY'S PERFECT」を聞いて、イアン・ギランの声の出ない様を聞いたとき、それは加速しました。そもそも「PERFECT STRANGERS」がイアン・ギランを入れたRAINBOWだし、あの手の曲ならジョーが歌っても同じだろう。借金まみれのギラン救済プロジェクトに何の意義も無いと思い、「DPがこれから新作を出そうがライブを出そうが一切ノータッチと思って、1983年以前のリッチーのみを扱うことにしました。今でも84年以降のDPは許してません(かなり怒気が入ってすみません)
なお、「反対」の立場はとってますが、「1回のみのプロジェクト」なら別に構わんと思います。そのかわり、別のギタリストを入れないという条件でなら、です。


YES ★★ (2002-10-29 23:54:00)

YESの凄いところを上げよといわれれば、まずは、長さを感じさせない構築力やメロディが一番だ。それがポップ化が進んでも、聴かずにいられなくなる原因であろう。YESの楽曲は、THE BEATLESやサバス、RAINBOW、DREAM THEATERらと並ぶ「安心して聞ける楽曲」だからこそYES歴を15年も続けられた。
しかし、私の心を未だに捉えているのは「YES状態」なる不思議な現象だ。G、B、Dr、Keyが思い思いの超テクニカルフレーズを同じ小節内で叩きつけて普通だったら曲が崩壊してしまいそうなのに、絶妙にまとまっている……本当に不思議だ。マジックだ。
「THE YES ALBUM」「FRAGILE」「CLOSE TO THE EDGE」に見られるYESの全盛期はこのような「不調和の調和」が成立していた。
今になって思うに、これはクリスとビルのリズム隊があったからこそできた技なのかもしれない。
アラン・ホワイト加入後は、次第に各パートが分離しているように感じるし、YES状態を成立させようとしても「ちょっと無理してるんじゃないの?」と感じることが少なくない。
「GOING FOR THE ONE」の頃からは、むしろタイトな演奏が増えているし、そちらが、よい意味での緊張を生んでいる。「若さ」故に成立した不調和の調和といえばそれまでだが、どうもYESには「YES状態」を求めてしまうのはなぜだろう。
リズム隊の重要性をしみじみと考えさせられる。というわけで、最近YESを知った人、「THE YES ALBUM」「FRAGILE」「CLOSE TO THE EDGE」は必聴です!


YES - Relayer - The Gates of Delirium ★★★ (2003-03-06 21:22:04)

スーパーバトルという言葉がピッタリ来る。特に驚いたのは、スティーブ・ハウのギターソロ。思いっきり弾き倒してます。曲もものすごくドラマチックで、ラストパートのSOONは見事な癒しの世界だ。
ただ、往年のYES状態ともいえる混沌は今ひとつかな、と感じる。やはり、ビル・ブラッフォードが加わって出来たケミストリーなのかなって思います。でも素晴らしいです。


YES - Tales From Topographic Oceans - Ritual: Nous sommes du soleil ★★★ (2003-03-06 21:27:18)

>バート・シンプソンさん
私もこの曲が好きな一人です。この曲は各人のソロが聞けるという、うれしいお計らいあり、「海洋地形学」の中で最も好きな曲です。マニアックだとか前衛的といわれるけど……確かに歌詞分からん(T_T)


YES - Talk ★★ (2003-03-18 18:26:00)

おそらくYESの中で過小評価されているアルバム。トレヴァー・ラヴィン、おまえもやれば出来るじゃんってガッツポーズしてました。誰が弾いているかを無視すれば、非常に良質なYES風ハードポップだし、大作もあって、面白い。じっくり聞き込むとアンサンブルの妙が見られる。


YES - Union - Shock to the System ★★ (2003-03-18 18:22:12)

これは絶対トレヴァー・ラヴィンの曲かと思ったら、Gはスティーブ・ハウだったのを知ってショックでしたが、先入観を除けばいいハードポップチューンだと思います。


YNGWIE MALMSTEEN ★★ (2002-08-20 20:57:00)

素晴らしいギタリストだ。そして、作曲能力も非常に高い。(当たり外れはありすぎるくらいある)歴代の速弾き連中なんかは、ハッキリ言って、及びがつかないし、ツボにはまれば珠玉の名曲集(「TRILOGY」「ODESSEY」「ECLIPSE」「SEVENTH SIGN」)を作れる。
しかし、なぜ、こうも評価が分かれるのか。それは、「天才」ゆえの悲劇なのかもしれない。「自分の偉業を自分で叩き壊す」真似を平然とやってしまうからだ。
例をあげればアンサンブル。なぜギターばかりバカデカイ音を出して他のパーツをショボイように編集するのか。
そして、独裁。メンバーが定着しないのはお前が原因な所もかなりあるだろう。いや、相当だ。どうして、他人の意見に耳を貸さないのか。
バランス感覚が身についていれば、私はリッチーやペトルーシ級の男として認知するであろう。
でも、これだけは言いたい。インギーは革命者だし、稀に見る名曲、名プレイを残した男だと。


ZENO - Zeno ★★ (2002-10-30 21:25:00)

メロディアスハードの最高峰。これを聞かずに死ぬのはもったいない。BON JOVI、DEF LEPPARDもいいが彼らは、いや、ZENO ROTHは「仙人」だ。仙人の弟は仙人。時折現れて、最高のメロディを落として疾風のように去っていく。捨て曲?あるわけがない。すべてが名曲だ。このメロディを聞いてピンと来ない人は、ラップなりグランジなり聞いていればよい。


ZENO - Zeno - A Little More Love ★★★ (2002-10-30 21:28:41)

デフレパやボンジョヴィが子供に見えるくらいのメロディアスな名曲。桁が違う。それだけ。


ZENO - Zeno - Love Will Live ★★★ (2002-10-30 21:31:02)

80年代HRバラードの究極!ブラコンやAORなどの「バラードの切り売り」連中にはもう書けない哀愁ナンバー。


陰陽座 - 鳳翼麟瞳 ★★ (2003-04-13 22:18:00)

いい意味でメタリックさとキャッチーさのバランスが取れていると思う。楽曲は非常にいいし、メジャーで十分活躍できるだけの武器はそろえている。あとは、脱メタルに転ばないことだ。ただのヴィジュに転じたら思いっきり叩きますからね。ペンペン


陰陽座 - 鳳翼麟瞳 - 焔之鳥~鳳翼天翔 ★★★ (2003-04-13 22:20:59)

見事な出だしでまずガッツポーズ!こういう正統派メタルソングはこれからも欠かさないでほしい。パクリ云々については、JPへのリスペクトから生じたものだと善意に解釈している。


五人一首 - 五人一首 - 経文刻印身体 ★★★ (2004-11-29 11:22:50)

非常に暴虐的でありながら美しささえ感じてしまうプログレデスメタルの名曲です。楽器隊の「静」と「動」、ヴォーカルの「静(普通声)」と「動(デス声)」が美しいコントラストを描いています。ある意味麻薬のようなサウンドですし、好き嫌いがハッキリするでしょう。


大鴉 - Asymmetry ★★ (2007-03-17 10:08:00)

沖縄から出た新星・大鴉(たいあ)の1stアルバムです。と言っても、地道にライブ活動を重ねた上での音源発売なので、演奏、歌唱共に熟練の域に達しています。衝撃度からすれば陰陽座の「鳳翼麟瞳」を聴いた時のソレを軽々と凌駕しています。
「Prayer」のイントロからAメロへの流れは芸術的ともいえますし、メインリフが非常に印象的でした。スピーディーな「さくら」のリフと、ウラのKeyの音の絡みには非常にダイナミックです。ギターソロもメロディアスで最初の2曲でハイライトを作ったと思いきや、「さいはて」のグルーヴ感でさらにテンションが上がります。そしてバラード「夜が明けるとき」は、心が安まりますし、非常にセクシーな曲です。「gray ocean」のドラマ性、「Bewhere」のギターリフとキーボードリフの交錯する中で聞こえるヴォーカルメロディや、ギターソロの締めを飾るフレーズからの歌メロに入る展開など、全曲のクオリティが高いです。
叙情性を有する星花さんのヴォーカルは、いい意味でアクが少ないですし、楽曲全体もまた、非常に魅力的です。陰陽座のような「一見さんお断り」な空気がありません。各パートが追いかけたくなるような印象的なラインを奏でながらも、決して難解ではありません。
そして、随所に出てくる「和」の要素が非常に好みであるというのも思い切りハマったポイントです。

しかも、メタルの力強さ、緩急のつけ方という基本的な所はしっかり抑えられていますのでメロディアスな系統にありがちな「メロはいいけれども小綺麗でロック/メタルのダイナミックさに欠ける」面が見らません。そこが強みでありましょう。
メタルを知らない一般リスナーを取り込むような音楽性でありながら、メタルヘッドをも喜ばせる、個性と大衆性のバランスに思わず唸りました。

これほどのアーチストがなぜに今まで脚光を浴びなかったのかと思いますし、もっとメインストリームに出てくるべきです。


大鴉 - Seeds of Rain ★★ (2007-04-01 12:48:00)

この作品を一言で言うならば「大いなる中庸」です。
HR/HMとしてのエッヂ、ポップなメロディーライン、そして楽曲のドラマが非常にいいバランスでアルバム全体を支えており、スピーディーな曲からメランコリックなバラードまで、聴きやすく、しかも心に残る重さがあります。

彼らの持ち味である90年代J-ROCKとHR/HMの融合が非常に絶妙なバランスでなされているのが特徴です。

この作品の主題になっているのが「雨」でありますが、とにかく雨音の下でこのアルバムの曲を聴くと何とも言えない切なさに襲われそうな空気が漂っています。

オープニングの「Praise」から言いようのない哀愁が漂っておりますし、特にBメロからサビにかけてのもの悲しい雰囲気がこのアルバムを彩っています。
「stigma」のサビメロのキャッチーさはこのバンドのメロディセンスの素晴らしさを象徴していますし、至る所にもの悲しげな歌が聞こえてきます。
また、「another aspect」のような変拍子を用いた曲もあるなど、演奏力も向上しております。

ラストを飾る「Shine, at last」は浮いて聞こえるようなポップで明るい曲ですが、「雨の後は晴れ」というべきなのか、すがすがしさを覚えます。

HR/HM好きな人はもちろん、普通の「ロック」が好きな人にもアピールしうる作品です。