この曲を聴け!
GIHALAさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

MyPage

GIHALAさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1
モバイル向きページ 
GIHALAさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

0 | 1


SUNN 0))) ★★ (2007-01-27 21:13:00)

春に来日しますね。
MAYHEMのアッティラさんがサポートでついて来るとか来ないとか。


MAYHEM ★★ (2007-01-26 09:40:00)

春頃に出るらしい新譜からの曲が聴けますよ。
ttp://www.metalunderground.com/bands/details.cfm?bandid=145
DE MYSTERIIS DOM SATHANASの作曲クレジットは…謎ですね。。


ICED EARTH ★★ (2006-11-09 23:10:00)

ボビー抜けちゃったんですね。ちょいガッカリ。


MAYHEM - De Mysteriis Dom Sathanas ★★ (2006-05-18 12:30:00)

こんなに病んだ音楽が存在していいのかw
ユーロニモスのギターは最凶で最狂、しかもヤケにカッコイイ。
曲も凄過ぎ。シンプルなリフの組み合わせで、
しかも結構長尺な曲なのに一気に聴かせる手腕は並大抵の才能じゃない。
それに何つってもアッティラの呻き声。
デッド亡き後にこのヒトが参加したってのも凄え奇跡だな…。
本物のキ○ガイにしか作れないこの強烈な空気感。タマラン。
コレぞ正真正銘のブラックメタル。
キモカッコイイ!


MAYHEM - De Mysteriis Dom Sathanas - Funeral Fog ★★★ (2006-05-18 12:15:30)

奇跡の名盤の幕開けにこの上無く相応しい曲。
ギターソロは無いが、リフの応酬に次ぐ応酬がカッコ良過ぎ。
アッティラも滅茶苦茶イイ仕事してる。
「フュ~~ネ~ラァ~~~~…フォッ!」って、
何だよこのサビはwww


MAYHEM - De Mysteriis Dom Sathanas - De Mysteriis Dom Sathanas ★★★ (2006-05-18 12:06:48)

なんてこった。
この声…奇跡としか言い様が無い。


EMPEROR - IX Equilibrium - An Elegy of Icaros ★★★ (2006-05-18 12:03:51)

イーサーンの歌がイイのは当然として、
初っ端のヴァイオリンが泣かす。
でもやっぱ、1分40秒あたりの「…again」に痺れる!


BLACK SABBATH - Tyr ★★ (2005-04-16 21:28:00)

もう、『最高』としか言いようが無いですわ。
無人島で一人で生活することを強いられて、「島に持ち込んでいいのは、アルバム1枚だけ」って言われたら、躊躇無くコレ選びますよ。
これだけツボを見事に突きまくるアルバムは今のところ他には知りません。
曲、演奏言う事無し。歌声は五臓六腑に染み渡ります。霞がかかったような音質もこの作風にドンピシャ。
最近、中古ですがようやく実物のCDを見つけました。宝です。


VOLCANO - The Viper's Path ★★ (2005-04-10 20:36:00)

ついに出た新作マキシ。ここ数年、VOLCANO…というか屍忌蛇に複雑な思いを持っていた為、正直期待してなかったのですが、即行で買いました。
内容、なかなかイイです。やっぱり、このギタリストの弾きだす旋律は私の心を捉えて放さないようです。インディーズでの発売ということで、不安視していた音質も全く問題無し。『DAVI』よりも重い音作りで、ブルータルになっています。その分、リードのメロディの良さが映えて聴こえるのもイイ。
早く次のアルバムが聴きたい…。


GARGOYLE - 倭 ★★ (2005-02-03 19:04:00)

当然のように発売してすぐに買ったこのアルバム。
正直、あんまり入り込めなかった。「アレ?こんな筈じゃあ…」って感じだった。
結構ストレートな感じの曲が続いて、後半ではバックのコーラスもちょっと邪魔くさいと感じた。
音質も若干こもり気味?
この次の『獣道』が素晴らしかったので、余計聴かなくなってしまった…。
ところが、久し振りに聴いたら全然イイんですね、これ。
GARGOYLEって基本的に「コッテリ」なんだけど、このアルバムは「サッパリ」じゃないかなと。後味もスッキリしてる。
あと、KENTAROのギターソロが結構聴かせ所になってることにも今更気が付いた。
やはりGARGOYLEに駄作無し。


GARGOYLE - 回顧録 - 黒 ★★ (2005-02-03 18:46:16)

これまたヘンな曲。
いやホントに、「どうにもこうにも」って言われても…って感じ。この頃の歌詞はほんっとに難解。
でもカッコイイんだからしょうがない。
アコギがいい味出してる。


GARGOYLE - 我意在~gaia~ - 神風 ★★ (2005-02-03 18:38:02)

KIBAがもうキレまくり。
で、楽器陣の演奏は妙にクールな感じ。(いい意味で、ですよ。)


GARGOYLE - 禊 - 虫螻 ★★ (2005-02-03 18:28:55)

確かに詩がすこぶるカッコイイ。「滅亡の日の様語る童歌(わらべうた)すら無視(シカト)する」なんて言い回し、尋常じゃない。
でも、それ以上にお気に入りなのはギターソロ。素晴らしき展開美!


DIVINEFIRE - Glory Thy Name ★★ (2005-01-01 00:17:00)

こりゃまたとんでもないバンドが出て来ましたね…。
ヘッドフォンで聴いたら、凄まじい轟音に圧倒されてしまいました。強烈です。
1曲目のインストでの美しいメロディに聴き惚れ、「こりゃなかなかのメロスピかも?」と思っていたら…2曲目の入りでビックリ!「え?ブラックメタルなの!?」って感じです。でも、シンガーはしっかり歌っていて、しかも結構上手い。
メロディの美しさは絶品で、「歌モノ」としての魅力は充分に備えていますが、ドラムが演出するブルータル感と、時折垣間見せるブラックメタル的なシンセの音が、邪悪なムードを存分に醸し出しています。
今迄聴いてきたメロディアス系のメタルとは全く異なる、斬新な音です。
暫くの間、愛聴させていただきます…。


GARGOYLE - 巡礼印 - 少年a ★★ (2004-11-21 18:36:19)

全然メタルじゃなくて普通に聴き易いロックな曲です。
KIBAもガナらずに優しく(?)歌っています。
歌メロもいいのですが、ギターソロが哀愁漂わせまくりです。
最後にサビが転調する展開もニクイ。


GARGOYLE - Natural - サムライ ダイナマイト ★★★ (2004-10-25 18:26:46)

正直言うとこの曲あんまり好きじゃないんですが…、これもまたGARGOYLEならではの奇曲。
なんつーか、メチャクチャな歌詞です。
曲もどう形容していいのか解らん。
でも、一度は聴いておきたい曲です。


GARGOYLE - 異人伝 - マネキン・虫喰い・クーデター・石ころ ★★ (2004-10-25 18:22:39)

隠れた名曲です。なぜアルバムに収録されなかったのでしょうか…?『回顧録』あたりに入れてくれれば良かったのに。
バックの掛け声がカッコイイ。「マネキン!虫喰い!クーデター!石ころ!」って、そのまんまですけど。
ギターソロも凄くイイ感じ。


GARGOYLE - 天論 - 雨ニモ負ケズ ★★★ (2004-10-25 18:14:59)

この曲好きだなぁ…。滅茶苦茶カッコイイじゃないですか!
歌詞、ギターリフ、展開、それぞれカッコイイんだけど、やっぱりギターソロでしょう!この曲は。素晴らしい旋律美と完璧な起承転結ぶり。


GARGOYLE - Natural ★★ (2004-10-25 17:47:00)

一般的なGARGOYLEのイメージから最もかけ離れたアルバムです。
打ち込みの音を多用したり、曲作りに外部のプロデューサーが参加したり、KIBAが普通声でメロディアスに歌ってみたり…。音楽性は、『月の棘』ともそれ以前の作品とも全く似ていません。皆さんが仰るとおり、「ポップになった」とも言えると思います。
『天論』でのメジャーデヴュー以降、どんどん「ミステリアス・ゲリラ・サウンド」から離れていったのは、レコード会社から口を挟まれたからじゃないか…?なんて勘繰ってしまうのですが、このアルバムでも「GARGOYLEである」ことを完全に貫いてしまっているのは素晴らしい!何をやっても彼等は彼等であるという事実を、サラリと見せつけてくれます。
あえて言うならば、このアルバムこそ、初心者には薦めたくないです。GARGOYLEのファンにこそ、このアルバムの凄みが伝わるのではないか、と。


SILENT SCYTHE - Suffer in Silence ★★ (2004-10-25 11:24:00)

発売してすぐに購入したのに、書き込み忘れてました。
このアルバムはイイですよ。ヘヴィでダークな要素たっぷりのパワーメタルです。夢想家・Iさんの言葉にも有るとおり、北欧叙情デス系の雰囲気を持った、USパワーメタルって感じの音です。確かに新人らしからぬ質の高さです。
まず、歌がイイ。若干粗暴な感じだけど、相当歌える人であることは間違い無し。こういう中音域主体でハイトーンのシャウトがバッチリ決まるスタイルって、「メタル!!」な感じがしますね。(ワケ解んないけど。)
…しかしまあ、このアルバム出した時点で、vo他のメンバーが代わっちゃったってのはイタイ。この歌でもっと聴きたかった。収録された曲数も少なめだし…、物足りない!
このアルバムを聴けば、きっとフラストレーションが溜まること請け合いです。


ANGRA - Temple of Shadows ★★ (2004-09-08 22:33:00)

前作の内容もなかなかだったけど、今作の充実度と懐の深さは比較になりませんね。「遂に本気出して来やがったな…!」って感じです。凄く「達者」な人達だということは解ったつもりでいたけど、まさかここまでやってくれるとは正直思ってなかったので驚愕しています。
よりへヴィでアグレッシヴになったと同時に、それぞれのパートが引き出す最高の旨みと、それをドラマティックに聴かせる構成力が抜群に素晴らしい!
民族音楽だのジャズの影響だの…といったことは確かにこのバンドの特異性を現していると思うけど、この際そんなことはどうでもいい!このアルバムで聴ける音楽は『メロスピ』だの『ヘビメタ』だのといった次元を軽々と超越していると思います。また、これほどのミュージシャンがメタルを愛し、プレイしていることが単純に嬉しい!
「優れたミュージシャンによる優れた音楽」として、ありとあらゆる音楽ファンに聴かせてやりたい至高の一枚です。
(すいません…。興奮しているので随分大げさな表現が有るかも知れませんが、まぁそれほど魅力的だってことで勘弁してください。)


HEARSE - Dominion Reptilian - Torch ★★★ (2004-07-09 21:41:36)

この曲大好きです。
イントロのはねるようなリフと言い、随所に鏤められたメロディアスなフレーズと言い、ギターが素晴らしいです。


GARGOYLE - 檄 ★★ (2004-06-22 13:29:00)

三部作の中では一番好きなアルバムです。
「GARGOYLEらしさ」と屍忌蛇のギターの存在感が最も顕著に現れているのではないでしょうか。
このアルバムは特にいい曲だらけです。


GARGOYLE - Future Drug - B・b ★★★ (2004-06-22 13:21:49)

HEAVY METAL!!って感じですごく好きです。
この疾走感溢れるギターリフがたまらない!
「お~おお~」がまたイイ。


GARGOYLE - 月の棘 - Fukyo ★★ (2004-06-22 13:15:07)

GARGOYLEの数有る“奇曲"の中でも抜群にオカシイ曲。
まさしくKIBAにしか書けない曲、GARGOYLEにしか作れない曲。
最初はタイトルの意味が理解出来ませんでしたが、歌詞を何度も読んでいたら解りました。
結局「…で?どういうこと?」って感じなんですけど…。


GARGOYLE - Future Drug - Open the Gate ★★★ (2004-06-22 13:05:11)

イントロからしてカッコイイ!
歌詞も前向きで素晴らしい。
アルバム発売前にライヴ会場で配られたこの曲のCDは宝物です。


GARGOYLE - 天論 - あめえば らいふ ★★★ (2004-06-22 12:10:23)

この軽快さがイイ!
この詞も、メチャクチャ好きなんです。
実は私の人生のテーマソングでもあります。


GARGOYLE - Future Drug - Gush!! ★★★ (2004-06-22 12:03:16)

あまりにヘヴィなイントロに、最初に聴いた時ビックリしました。
凄くスラッシーな感じです。
サビに近付くにつれ次第に盛り上がっていく展開、ヨシ。
さらには、個性の異なる2人のギターソロの後に来るヴァイオリンのハモり・ソロ!
…もうたまりません。


GARGOYLE - 我意在~gaia~ - Unknown~安穏~ ★★ (2004-06-22 11:55:26)

なんとも形容のし難い曲ですよね…。
曲も大好きだけど、詞がいいんです。
やっぱりKIBAのセンスは凄いなあ。


GARGOYLE - Borderless - Borderless ★★★ (2004-06-22 11:47:20)

いい感じにメロディアスで結構好きな曲です。
KIBAが普通声で歌ってるのも曲にマッチしてると思います。
展開が巧みなギターソロもイイ!


TESTAMENT - The Gathering ★★ (2004-03-24 22:38:00)

カッコいいメタル、素晴らしいです。
買ったばかりの頃は、アグレッシヴさとへヴィさばかりが耳について良く解らなかったんですけど、曲がいいんですね。最近気付きました。
所謂「メロディアス」というのとは異なりますが、メロディを匂わせる様な曲作りは秀逸じゃないでしょうか。しかも、重さとか激しさが全く損なわれていないなんて…。
ドラムがまたカッコイイ。近頃売れっ子(?)のANDY SNEAP氏による音作りの所為も有って、圧倒的なドラムさばきがダイレクトに鼓膜を震わせます。SLAYERのアルバムでも彼のプレイは聴けるのですが、アレは何しろ音が古い。仕方無いですけど。
voがまたいい声してます。決してデス声じゃないけど超強力なドスが効いてる。さらに独特な「味」の有る声質がいい感じ。
演奏・曲・音、総てに於いて最高品質の一枚と言えると思います。


陰陽座 - 夢幻泡影 ★★ (2004-03-23 11:01:00)

う~ん、いいですね。中途半端な洋メタルよりよっぽどカッコイイし、質が高いと思います。
このバンドのアルバムを聴くのは3rd以来で二枚目ですが、相変らずのセンスの良さに脱帽です。特に、メロディの美しさは半端じゃありません。
3rdの頃はよりメタル然とした曲の作りでしたが、今作はより独自性が強まっていますね。それでいながら、良い意味での「分かり易さ」を保っているのは見事と言うしかありません。その独特の世界観にグイグイと引き込まれていきます。
形態としての「HEAVY METAL」に拘るのではなく、自らの立ち位置を見極め「彼等にしか出来ない音楽」を追求する姿勢…大いに賛同します!
間違い無く「本物」だと思います。


EDGUY - Hellfire Club - We Don't Need a Hero ★★★ (2004-03-22 12:27:06)

素晴らしい。カッコ良過ぎ。
そんじょそこらの「メロスピ」など葬り去ってしまう程の完成度。


EDGUY - Hellfire Club ★★ (2004-03-22 12:21:00)

このアルバムは本当にいいですね!
初めて買った前作は良いと思えなかったのですが、これは文句無しにカッコイイ!
間違い無く「メロスピ」だの「ジャーマン」だのと云った言葉で語るべきではありません。
とにかく、本当に曲がいい。私みたいな若輩者が言うのもなんですが、生半可なセンスで作れるモンじゃないですよ。他の「普通にカッコイイ」若手バンド達の曲が「浅薄」に聴こえ、全然楽しめなくなってしまいます。
voも素晴らしいですね。かなり上手いし、声もカッコイイ。
昨今のメタル界は、「メロスピ」や「メロデス」の様なメタル本来の要素をデフォルメさせた特殊な形態のタイプばかりが人気を誇っているのが現状と言えるでしょう。でも、この状況っておかしいと思うんですよ。もっとメタルらしいメタルがシーンを引っ張って行くべきではないか、と。
このアルバムを聴いたら、EDGUYに期待せずにはいられなくなりました。彼等が現状を打破してしまうのかも知れません。


JUDAS PRIEST - Sad Wings of Destiny ★★ (2004-03-13 15:22:00)

私はHEAVY METALが大好きだし、一番最初にその基準を作り出したJUDAS PRIESTは正に孤高の存在だと思います。
その彼等が最初に成し遂げた偉業は間違い無くこのアルバムでしょう。
音はまだHEAVY METALではないし、BLACK SABBATHやQUEENの影響も感じられますが、このアルバムに封じ込められた音は強烈な個性を放っています。
多種多様な曲が入っているのに、その総てがどうしようもないくらいに「JUDAS PRIEST」していて、さらには曲順・流れが見事な完成度を持っています。
このアルバム以降、JUDAS PRIESTは常に進化し続け、遂にはHEAVY METALを確立し、「METAL GOD」と呼ばれる事になる…と言うのが通説です。
だけど、一寸違うんじゃないかと思うのです。確かに後続のメタルバンドに多大極まりない影響を及ぼした事は事実だし、本人達も「HEAVY METAL」という言葉に拘りを持っていたと思います。
ですが、彼等の言う「HEAVY METAL」と、我々リスナーや彼等以降のバンドが思い描く「HEAVY METAL」とは、多分、全然次元が違うんじゃないだろうか?と。JUDAS PRIESTとは進化し続ける音楽。我々の「HEAVY METAL」とは、彼等の追い求める、彼等にしか作り出せない音楽を模索する中から生まれた、「副産物」でしかないのではないだろうか…?
このアルバムを聴いていると、そんな思いに駆られてしまうのです。
進化の過程の中での最初の大爆発。


KARELIA - Usual Tragedy ★★ (2004-03-13 14:33:00)

このバンドのデビューアルバムだそうです。簡単に言えば、シンフォニックなメロスピです。
特徴的なのはvoで、物静かなパートで朗々と歌い上げる深い低音域(ゴシック・ボイスと言うらしい)と、EDGUYのvoのようなハイトーンの2種類の声色を使い分けています。なかなか上手い方だと思います。
「シンフォニック」と言うとRHAPSODYが思い浮かびますが、あのバンドのような「コッテリ」風味ではありません。もっと耽美で物悲しい雰囲気に支配されたサウンドです。ある意味、こっちの方が聴き易いかも知れません。
その特徴的なスタイルが故に曲のパターンが似通った物になりがちですが、質は高いと思います。


ANIMETAL - Complete Last Live ★★ (2004-03-10 11:13:00)

素晴らしいライヴアルバムです!何故って私の声もほんのチョット混ざっているからです。
このライヴの日の事は鮮明に憶えています。何と言っても愛するANIMETALの最後の日。生でステージの屍忌蛇を見る最初の日。
ところが…、チケットを予約したところ既に完売とのこと。当日販売も有るか分からない…。それでも私は高速バスで東京に向かいました。この数ヶ月前、GARGOYLEのライヴで遭遇した屍忌蛇さんに「必ず行きます!」と約束したのですから。しかしやっぱり当日券無し。完全に諦めかけていたのですが、ライヴ直前にふとした事でチケットを入手!喜びのあまり友人三人分のチケットも奢ってしまいました…。
…すいません。つい思い出話をしてしまって。肝心のアルバムの内容も勿論イイです。演奏も比較的まとまっているし、何よりも笑い有り涙有りの楽しい雰囲気が伝わってきます。
ブックレットの最後には「BACKGROUND VOCALS」として観客全員の名前も載っています。私の本名もちゃっかりと。


GARGOYLE - 封印~who In?~ ★★ (2004-03-10 10:41:00)

現段階に於いて唯一のライヴアルバムです。
音質はお世辞にも良いとは言えませんが、この音でないとGARGOYLEのライヴじゃないのです。
これ聴いてると…、ああもう何を言ったらいいのか…、とにかくこれがGARGOYLEなんです!
メタルのライヴアルバムは何枚も持っていますが、これだけは私の中では別物です。
ライヴツアーでの全会場から一曲ずつ収められており、ブックレットにはその全会場に参加した観客の名前が記されています。
ちなみに、このツアーの最終日には私も行きました。つまりは私の本名も載ってるワケで…。ま、これが目的で買ったフシも無きにしも有らずとも。


黒蜴蝶 - 遺書剥奪 - 震える拳を突き上げろ (2004-03-10 10:09:35)

凄い歌詞です。物凄くポジティヴで。
曲もなかなか良いと思います。


黒蜴蝶 - 綺想曲 ★★ (2004-03-10 10:06:00)

見た目は王道のヴィジュアル系ですが、ハードな曲はかなり「メタル」しています。
本人達もメタル好きらしいです。
全編、彼等流の「泣き」のメロディーが満載です。昔は結構好きでした。今でも聴けます。
まあ…、心の広い方は機会が有ったら聴いてみるのもアリかと。ただし、音質がやや厳しいのと、歌詞はかなり恥ずかしいので御注意を。


黒蜴蝶 ★★ (2004-03-10 09:47:00)

おお…、まさかこのバンドが登録されているとは!
私も追加登録したかったのですが、彼等って、やっていた音楽はかなりメタルよりだけど、間違い無く「ヴィジュアル系」の範疇のバンドだと思っていましたからね。
学生時分にAION、GARGOYLEやANIMETALなんかを聴いてた頃に、雑誌で「アニメタルに負けない派手なルックスに泣きのメタルサウンド!」なんて書いてあったのを読んで、早速アルバムを購入したものです。
メロディーには光るモノが有ると思います。
ギターの音が歪み過ぎて「ジャー!」って音になっちゃてるのと、歌詞がヤケに前向きなのは、今思えばこのバンドの味だったりするのかも…。


ICED EARTH - The Glorious Burden - Declaration Day ★★ (2004-03-03 14:41:25)

アルバムのオープニングに相応しい曲。
ミドルテンポでじっくり聴かせてくれます。
やっぱり歌が素晴らしい。


PRIMAL FEAR - Devil's Ground ★★ (2004-02-26 13:02:00)

う~ん…、HEAVY METALですね。「これでもか!」と言わんばかりにHEAVY METALです。
混じりっ気無しのメタルと言うと、MANOWARとかDREAMEVIL、あと最近のNOCTURNAL RITESなんかが思いつきますが、PRIMAL FEARのこのスタイルが一番好きです。
メタリックで重厚なギターリフと、超高音でスクリームするヴォーカル。正にJUDAS PRIESTの遺伝子を引き継いだスタイルです。
前作を聴いた時は、あまり良い印象ではありませんでした。曲自体さほど良くなかったことと、若干「メロスピ」の臭いが混ざっていて中途半端なスタイルに聴こえてしまった為です。
しかし今作は「メロスピ」臭さは消え去って、バリバリにメタリックな音像で貫かれており、曲もジャーマンな風情を充分湛えながら粒揃いで素晴らしいと思います。
かなり気に入ってます。


GUARDIANS OF TIME - Machines of Mental Design - The Rise of Triopticon ★★ (2004-02-17 14:08:34)

これもまたイントロからカッコイイ。
ギターのリード・パートもイイ感じ。
途中、アコギが入ってくる展開もまた良し。


GUARDIANS OF TIME - Machines of Mental Design - More Than Man ★★★ (2004-02-17 14:03:37)

初っ端から突っ走ってます。凄い疾走感。メロディも素敵。
カッコ良過ぎです。


HAMMERFALL - Legacy of Kings ★★ (2004-02-17 13:42:00)

ま、メロディアスでストレートな正統的なメタルなんです、ちょっとメロスピ寄りの。
皆さん仰る様にvoはちょっと弱いし、突き抜ける程の疾走感が有るわけでなければ、ドッシリとした重厚感を持ってるわけでもなし。「適度にハード」って感じの音です。見方を変えれば「バランスが取れている。」と言えなくも無いでしょうが、やっぱり物足りない印象を与えかねないですね。
でも、このバンドには何かが有るんですね。「曲は良いんだけど…淡白な感じだな。」とは思うんですが、その「淡白さ」を魅力に変えてしまっているような。


TWILIGHTNING - Delirium Veil ★★ (2004-02-17 13:19:00)

なかなかのカッコ良さ!CD店でこのアルバムの曲が流れていて「こ、これは!」を思い迷わず購入してしまいました。(ま、最初から買うつもりで店に行ったんですけど。)
系統で分けるとすれば「メロスピ」系になるのでしょうが、皆さん仰る通りちょっと違うんですよね。疾走感が無いわけじゃないんですが、ストレートに突っ走らずに、巧みな曲展開を見せる所がこのバンドの特色です。ギターリフよりも歌メロが前面に出て来ている事、音像的にあまりへヴィな印象を与えない所が、このバンドを「メロスピ」系と呼ばせているのだと思います。
歌メロがキャッチーで美しい事がこの手の音楽性には欠かせないのは当然として、ギターリフにもしっかり気が配られている点も○。
これでまだ1stなら上出来ってモンでしょう。


RAGE - Soundchaser ★★ (2004-02-17 12:48:00)

初回盤の光沢有るスリーヴ・ケースに心惹かれて、初めて買ったRAGEのアルバム。
う~ん、面白いメタルやってますね、この人達。実に興味深い音楽です。
へヴィでダークなパワーメタル・サウンドと、摩訶不思議なキャッチーさを持った歌メロが、対比の美を見せつつも妙にマッチしています。しかも、一筋縄では行かない凝った曲構成に、奇想天外なリードを聴かせるギタープレイ。もう、「何じゃコリャ!?」って感じですね。でも、決して奇をてらった感じは無く、全然ゴチャゴチャした感じを受けないんです。むしろスッキリしています。ホント、何なんでしょうコレ?


ICED EARTH - The Glorious Burden ★★ (2004-02-17 12:23:00)

「こ…これは名盤では!?」と思ってしまうアルバムです。
このバンドの音源は『DAYS OF PURGATORY』しか聴いた事が無く、「悪かないけど何か垢抜けない感じだな~。」という印象でした。
でも今作は本当に良い出来だと思います。とにかく楽曲が凄く素晴らしい。基本的にはストレートなパワーメタルなんですが、とてもドラマティックでもあります。決してメロディに頼らずに、多彩なリフやリズムで曲の展開を作っている所がいいです。これこそメタルの醍醐味ってモンでしょう。
その楽曲のダイナミズムに全然埋もれていないTim Owensの歌唱も「凄い。」としか言い様がありません。JUDAS PRIEST在籍時よりも全然いいと思います。
現代に於けるHEAVY METALの「究極」を示した感さえあります。見事な完成度だと思います。


ACCEPT - Breaker - Breaker ★★★ (2004-02-17 11:19:25)

哀愁を撒き散らしながら疾走する素晴らしい曲です。
Udoの声も絶妙に曲にマッチしています。


ACCEPT - Metal Heart - Metal Heart ★★★ (2004-02-16 00:41:52)

ドラマティックとはこういうのを言うんです。
イントロからしてもう堪んないです。
否が応でも胸を熱くさせられる一曲。


GUARDIANS OF TIME - Machines of Mental Design - Faceless Society ★★ (2004-02-10 23:46:08)

イントロからカッコいいです。パワー漲ってます。
曲の構成もイイ。


GUARDIANS OF TIME - Machines of Mental Design ★★ (2004-02-10 23:32:00)

ノルウェーのバンドの2ndです。所謂「メロスピ」なんですけど、これはカッコイイと思いますよ!
このバンドの良さは、なかなかヘヴィで、なおかつパワフルな音を出している所です。
最近のこの手のメタルは、より「メロディ指向」で、スピードは有ってもパワーやヘヴィネスがあまり無いタイプが流行りですが、そういうのってメタル本来の良さには欠けていると思うんです。その点でこのバンドの音楽性は特筆すべき物ではないかな、と。勿論、メロディもイイですよ。
コンセプトアルバムなのですが、全然そんな感じはしなかったです。一曲ずつがそれぞれしっかり作られているので、バラバラに聴いても問題無いと思います。疾走曲もバラード調のナンバーも聴き応え有りです。
普段あんまりメロスピ系は聴かないという方も、このアルバムはちょっと聴いてみる価値は有ると思いますよ。当然メロスピ好きの方にもオススメです。


ACCEPT - Metal Heart ★★ (2004-02-08 22:09:00)

この音は、まさしく「HEAVY METAL」。それ以外の何者でもないのです。
今の時代、もっと上手いvoは幾等でもいるし、もっとヘヴィで過激に歪んだギターのトーンは当たり前になったし、ツーバス連打がメタルの基本になった様な感さえあります。現代的な尺度から見れば、このアルバムは「物足りない」というレッテルを貼られかねないのかも知れません。
ですが、このアルバムで聴けるギターリフとそのトーン。これを「HEAVY METAL」と呼ばずして何と言うのでしょう?今時のメタルのリフは、より複雑で、隙間無く音を詰め込んだスタイルが主流だと思われます。それに比べれば、シンプルで音数は少ないし、音と音の間の「無音」の間隔が沢山有ります。しかし、このシャープでソリッドな感覚こそが「HEAVY METAL」なのではないでしょうか。当たり前の事を言う様ですが、この音を聴いて、「これってHARD ROCKじゃん。」などと言う輩などいる筈が無いのです。
そして、UDO DIRKSCHNEIDERの特異極まりない声質。声自体が、どうしようも無くメタルなのです。
ひょっとしたら、全然メタルを知らない人にこのアルバムを聴かせて「この音楽を言葉で表現して下さい。」と訊いたら「HEAVY METAL」と答えてしまうかも?
音像の事ばかり語ってしまいましたが、曲も素晴らしいんです。WOLF HOFFMANNの奏でるギターソロの豊潤なメロディは特筆モノの美しさだし、歌メロも実はとても聴き易くて扇情的です。曲調もヴァライティに富んでいて、アルバム全体の構成も見事です。
これは、間違い無く、究極の「HEAVY METAL」のアルバムです。


ASTRAL DOORS ★★ (2003-12-31 00:35:00)

音楽性は昔ながらの様式美系HM/HRなのですが、とにかくシンガーが凄いんです。
私は70年代のHRってあんまり詳しくないんですけど、このPATRIK JOHANSSONは、時にはディオのように強力なコブシを効かせ、また或る時にはデビカバのようにシブい絶唱を轟かせています。私にはそう感じられました。


ASTRAL DOORS - Of the Son and the Father (cloudbreaker) ★★ (2003-12-31 00:17:00)

このアルバムはかなりいい感じです。
何がいいってとにかくシンガーが凄くいいんです。力強く、劇的であり、感情的でもあり、とにかく圧倒されます。
voの素晴らしさの為に暫く気付かなかったのですが、曲も実に良く出来てます。
音楽性は、所謂「様式美」寄りのハードロックってところでしょうか。キーボードが結構目立ってますが、充分ヘヴィでパワフルです。へヴィメタルと言ってもいいのかもしれません。
今これを読んでいる皆さん、このアルバムは買っといて損は無いハズですよ!この歌声は一聴の価値が有るどころか、「必聴」です。とにかく、私にとってこの一枚は今年最後にして最大の衝撃です。


SHADOW - Shadow ★★ (2003-11-27 12:45:00)

如何にも「メロデス」って感じのメロデスだと思います。
IN FLAMESの1st、2ndやDARK TRANQUILLITYの2ndあたりの路線に近いのでは。
決して目新しいスタイルではないし、個性もあんまり無いのですが、「曲」「演奏」共に質は結構高いと思います。
この手のメタルが好きなら聴く価値は充分に有ると確信します。


DIMENSION ZERO - This Is Hell ★★ (2003-11-23 14:50:00)

素晴らしい!
1stよりもさらに過激になっています。とても「WHORACLE」を作った2人が参加しているとは思えません。でも、勢いを殺さずにメロディが仄かに塗されていて、聴き易さに一役買っている所も特筆すべきだと思います。
ここまで「突っ走っている」アルバムってあんまりないかも。CRYPTOPSYとかMARDUKなんかも壮絶極まりない音楽性ですけど、それらのバンドとは違った「切れ味の鋭さ」が感じられていい感じです。
音質が生々しいのもまたいい。車内で大音量でかけていたら、一瞬ドラムの音が「誰かが外から車を叩いている」様に聴こえて、周りをキョロキョロしてしまいました。


FIREWIND - Burning Earth ★★ (2003-11-23 00:15:00)

1stの出来がなかなかだったので迷わず購入しました。
前作は、何処と無くハードロック的なノリを感じましたが、今作ではよりメタルらしくなったし、曲作りに幅が出て来たと思います。
gtが聴き所なのは当然として、相変わらずvoがイイ。
それにしても、若くて腕の立つギタリストが、メロスピやメロデスではなくこういう王道メタルをやっているって事が単純にうれしいです。
好きなメタルです。なかなかカッコイイですよ。


MASTERMIND - The Way I Go ★★ (2003-11-05 14:45:00)

所謂「メロスピ」系です。
このアルバム、微妙です。良い所はとても良いのに、弱点もそれはそれで目立つからです。
まずは良い所。
曲がいい。曲構成・メロディ共にかなり良く練られているようで、完成度が高いと思います。決してワンパターンでもないですし。
それと、ギタリスト二人がなかなかいい仕事をしています。両人ともかなり上手いし、息も合っている。
で、マズイ所。
とにかく耳につくのが、vo。気合充分なのは良く分かるんですが、正直いって、耳障りです。甲高いシャウト系の声質は、少なくともこの手のメロディアスな楽曲には合っていないと思います。それに、言葉をながく伸ばすと何故か語尾が「イ」行になってしまいがちな所もマイナス。
それと演奏陣。こういう音楽性において要である「疾走感」がスムーズでない。個々のパートで見れば決して下手ではないと思うんですが、ノリきれない。高速道路を爽快にかっ飛ばしたいのに、度重なる事故現場や渋滞でしょちゅうスピードダウンを余技無くされてる…みたいな。音作りがちょっとヘヴィな所為かも。
…あくまでも個人的な感想です。決して嫌いじゃないんですよ。
とにかく、曲は良いので興味のある方は聴いてみては?


GALNERYUS - The Flag of Punishment ★★ (2003-11-05 14:05:00)

「メロスピ系の日本人バンド」はかつてMASTERMINDとAZRAELを聴いており、またその手の新人が出て来るってことで、興味本位で購入しました。
とりあえず期待以上の出来栄えでウレシイ限りです。
ギタリストは腕前の凄さもさることながら、曲作り・メロディのセンスもかなりの物ですね。しかも若いし。この先がとても楽しみです。
あと、vo。正直言って最初の印象は「?」でした。声質や歌いまわし、英語の発音が「良くも悪くも日本人らしい」って感じがしたもんで。でも慣れてくるとさほど気になりません。決して下手じゃないし、ちゃんと歌えてるし。表現にも幅が有ると思います。良く聴いたら曲に合っていました。
間違い無くこのバンドに影響を与えているであろうSTRATOVARIUSよりも、私はコッチの方が好きです。


GALNERYUS - The Flag of Punishment - Struggle for the Freedom Flag ★★ (2003-11-05 13:34:28)

サビのメロディが美しいですね。耳に焼き付いて離れません。


GARGOYLE - 回顧録 - Hunting Days ★★★ (2003-11-05 13:21:57)

これこそ超名曲!私の中では完璧に限り無く近いです。
最初の「空から見参 地から見参 水から見参 見参 見参」からしてカッコイイ。
歌メロも秀逸。疾走感も抜群。
そして何と言っても「シマウマがライオンに捕らえられ餌食となる所」をイメージしたといわれるギターソロが最高。泣きまくってます。


GARGOYLE - 獣道 - 青き拳 ★★ (2003-11-05 13:07:35)

いきなりのキャッチーな展開に驚かされます。
バック陣との掛け合いの様なサビが印象的です。


GARGOYLE - 獣道 - ×××~batsu・kakeru・peke~ ★★ (2003-11-05 13:00:16)

「新機軸」って感じの曲です。それでも充分GARGOYLEらしいのですが。
「deracine」の掛け声がいい。


GARGOYLE - 獣道 - 爆弾中毒 ★★★ (2003-11-05 12:52:46)

素晴らしきパワーメタル曲。
冒頭のリフからしてカッコイイ。へヴィでアグレッシヴ。
その後に切り込んで来るリードの旋律もいい。
voも冴え渡っていて、さらに歌詞の良さも相俟って言う事無しです。
「ソイヤ ソイヤ」の掛け声もまた良し。
素晴らしいアルバムの最高の一曲目です。かなり好き。


ARCH ENEMY - Anthems of Rebellion ★★ (2003-10-30 12:45:00)

あえて否定的な意見を。
物凄く期待していたし、絶対に期待を裏切らないバンドだと絶大な信頼を寄せていただけに、このアルバムはツラいんです。
いや、間違い無く質は高いと思うんですよ。サウンドプロダクションもこの方向性には良く合っているし、やりたかった事も分からないワケじゃない。ドラムもカッコいい。これが「進歩」だというならそうなのでしょう。
問題なのは、「聴き手がARCH ENEMYに何を求めるか。」だと思うんです。
大方の皆さんが期待するのは、やっぱり「Amott兄弟の奏でる華麗でエモーショナルなツインリード(と、暴虐的なサウンドとのコントラストが生む対称美)」だと思うんですよ。私の場合、正にコレなんです。前作では、この要素の出来が素晴らしかったので、Angelaの感情表現の方向が単一的なvoもその対比として聴く事が出来た。ところが、今作ではその肝心要のツインリードは大幅に減らされ、さらにはvoの表現力が落ちている。コントラストもクソも有ったモンじゃない。これじゃあ何処を聴いたらいいのか分からんというものです。
「もうメロディーやドラマティックな展開は捨てたんだ。」という事なら仕方が有りませんが、それだったら、ハッキリ言って他のブルータルなバンドを聴いた方がマシ。へヴィでブルータルなのを聴くなら、ARCH ENEMYというバンドに拘る必要は全く無い。
…とまあ、文句ばかり言い連ねてしまいましたが、それでも「ただの駄作」と言って切り捨てる事が出来ないんですよ。この後の展開次第では、このアルバムもそれなりに意味を持ってくるのかも知れないんじゃないか、と。
JUDAS PRIESTがメタルゴッドと呼ばれる以前、ヒステリックなハイトーンvoと泣きのギターソロを売り物にしていた彼等が、「BRITISH STEEL」でその要素を捨てた。当時のファンはその急激過ぎるスタイルの変化に混乱した。だがその後、「SCREAMING FOR VENGEANCE」「DEFENDERS OF THE FAITH」でファンを圧倒し、ついにメタルゴッドとしてシーンに君臨するに至った…。
って事がまたARCH ENEMYにも起こり得るかも知れません。期待し過ぎかも知れませんが、それだけのポテンシャルをこのバンドは充分秘めていると思うんです。
バンドのこの先を、暫く眺めてみようと思います。


HEARSE - Dominion Reptilian ★★ (2003-10-27 21:19:00)

元ARCH ENEMYのJonan Liivaの新プロジェクトの1stです。Johan大好きなんで迷わず買いました。
まず、リズムのノリが何か変わっていて面白いです。何てゆうか…、ハードコアっぽいような感じを持っているような。とりあえず、普通のデスメタル的なビートではありません。
それと、ギターがとてもカッコイイ!いたる所で華麗かつ煽情的なツイン・ギターをフューチャーさせていて、それが(某誌でも書かれていましたが、)ブリティッシュ・メタルな薫りをプンプンさせています。
Johanのvoも、相変わらず絶望的な暗さ満点で堪りません。NONEXISTの時よりもいい感じです。表現力も増しており、なんと、4曲目では高音スクリームを炸裂させています。ちょっとビックリです。
「最近のARCH ENEMYは…。」とお嘆きの皆さんにも、是非聴いて頂ければと思います。私は「ANTHEMS OF REBELLION」よりも全然楽しめました。


GARGOYLE - 獣道 ★★ (2003-10-24 12:50:00)

このバンドの10枚目のアルバムです。
いつになく硬派な印象を全体から受けました。カッコイイです。
前作での欠点をきっちり改善した上で、GARGOYLEらしさを保ちながらも新たな試みがなされています。それと、いつもは和音階とかを使って和風な匂いを醸していましたが、今作では音的にそういう所は殆ど無いです。
以前のKENTAROのギターは一寸線が細い印象が有りましたが、今作では全然そんなことは無くなりましたね。
音像が過去最高ぐらいにヘヴィでアグレッシヴだと思いました。「パワーメタル」な曲の他にも、壮大なバラードや、「打ち込み」の音を前面に出した異色なナンバーも有り、完成度も高く全編聴き所と言えるでしょう。
ある意味「新機軸」を打ち出してきた感がありますが、どこを切ってもGARGOYLEなので大満足です。


VOLCANO ★★ (2003-10-22 08:07:00)

>ゆううじさん
最近は屍忌蛇自身のHPでDVDを販売したり、ライヴもちょくちょく行なっているようです。voはNOVが脱退し、誰か他の人になったようです。解散はしていないのでご安心を。
しかし、肝心な新譜の事については全くの未定のようです。
もともと、このバンドは他のバンドに所属している人達ばかりで構成されていたので、体制の整った状態で活動していく事は困難だったのかもしれませんね。
屍忌蛇自身は素晴らしい才能を持っているのに、それを発揮する環境に恵まれていないのは、一ファンとして歯痒い限りです。
でも、バンド自体は存続しているのですから、気長に待ちましょう…。


RIOT V - Thundersteel ★★ (2003-10-13 11:27:00)

やっと買えた…!本当にいいアルバムです。
抜群の疾走感の上に乗るメロディ…なんて言うと有りがちな「メロスピ」かと思われるかも知れませんが、これは違います。このアルバムで聴けるのは、ジャーマン特有の「熱さ」ではなく、また北欧の「湿った泣きの旋律」でもない、「カラッとした哀愁」なのではないかと。私はここにRIOTならではの魅力を感じるのです。
他にも聴き所は満載。TONY MOOREの超絶ハイトーンvo。初期とは比較にならないほど洗練されたMARK REALEのギターテク。そして何と言っても素晴らしきはBOBBY JARZOMBEKのdr!カッコ良過ぎです。
メタルが好きならこのアルバムは是非ともおさえておくべきだと思います。


IRON SAVIOR - Condition Red ★★ (2003-10-06 00:35:00)

…満を持してようやくこのアルバムについて書き込む時がやってきました。
理想のパワーメタルを求めて質問箱にスレッドをたてたのが去年の11月。其処でのC3さんからの推薦が有って、程なくしてこのアルバムを購入。
ところが、私の中での「理想のパワーメタル像」とのズレがかなり有り(ある程度予想はしていたのですが)、その後見つけたMETAL CHURCHやICED EARTHにはまってしまった事も重なり、正直言って暫くこのアルバムには見向きもしませんでした。
で、最近になって「あ、こんなのも有ったな。」と思って聴き直したんです。
全然イイじゃないですか、コレ。
「パワー」だの「ジャーマン」だの要らん事を考えずに聴けたから良かった。
リズム的なノリは、所謂『メロスピ』と言われる物のそれだが、歌メロがさほどクサくフューチャーされておらず、voはクリーンなハイトーンではなく、中音域主体で多少ガナリ気味のスタイル。装飾音は殆ど無く、ドライでシャープなギター(「重さに欠けるかな…。」と思っていたけど、今は「この音でいい。」と思う。)が前面に押し出されており、過剰な音の無いシンプルな音作り。
早い話が、新鮮味も飾りっ気も全く無い『素メタル』って感じなんですが、それを形作っているリフやらアレンジやらの要素の総てがすこぶる高品質なんですよ。ようやく気が付きました。このアルバムは素晴らしい。
この完成度の高さはそうそう有るもんじゃない。しかも、「クール」でありながら「熱い」という稀有な一枚です。
皆さん、是非御一聴を。


IRON MAIDEN - Iron Maiden - Prowler ★★★ (2003-10-05 23:04:45)

いや~これはカッコ良すぎです!
気が付くとそこには我を忘れてヘッドバンギングしまくる自分がいました。
中間部のリフ展開からギターソロに入るトコがまた美しい…。
で、その後の爆走パートで意識不明に陥ります。


YOUTHQUAKE - EVOLUTION OF NEW ORIENTAL METAL ★★ (2003-10-05 22:35:00)

前作“APOCALYPSE"を遥かに上回る出来です。外国の有名バンドと比べても何ら聴き劣りする所は無いと言って良いでしょう。このバンド、もっとメディアに取り上げられてもいいと思います。
基本的な音楽性はスラッシュメタルですが、デスメタルばりにブルータルでもあり、またメロディアスなツインギターも聴く事が出来ます。voの表現力も眼を見張るものが有ります。
ブルータルかつメロディアスなのが好きな方は是非聴いて下さい!かなり満足させてくれる筈です!!


AZRAEL - Sunrise in the Dreamland ★★ (2003-09-13 23:28:00)

たまたまこのバンドの公式サイトで曲を試聴して、「何じゃぁ!?このvoは…!!」と思い、お店に注文までしてこのアルバムを入手しました。
とりあえずvoの声域は凄いです。「本当に日本人か?」と疑いたくなる。高音域で歌い上げようとしているシンガーは世界中にいますが、ここまで強力なトーンでしっかり歌えている人は殆どいないと思います。
このアルバム一枚だけで判断する限り、類型的なタイプの曲が多く収録されていて、音楽性の広さはあまり感じられませんが、曲そのものの出来はなかなか良いと思います。
この手のメタルが好きなら聴く価値有りです。


LABYRINTH - Labyrinth - The Prophet ★★★ (2003-09-13 22:29:52)

美しいメロディー。カッコイイ曲展開。溢れる疾走感。
そして、voが最後に放つ壮絶かつ途方も無い超高音スクリーム…!
正に「昇天」って感じです。


LABYRINTH - Labyrinth ★★ (2003-09-13 22:18:00)

LABYRINTH初体験だった前作『SONS OF THUNDER』は、ハッキリ言って全然好きになれず、「これがRHAPSODYと並び称されるバンドか?ワケわかんねえよ…。」って感じでした。
でも、この4thは全然印象が違いますね。何か新鮮な音作りがなされていますが、それが自然に曲・旋律と調和しているので、とても聴き易いです。不思議と飽きも来ないし。
そして、この手の音楽性の要である「歌メロの良さ」と「voの力量」のいずれもが高い水準を誇っています。
かなり好きなアルバムです。素晴らしい。


CHILDREN OF BODOM - Hatebreeder ★★ (2003-08-20 20:50:00)

素晴らしい。
この後3rdと4thとこのバンドはさらに進化していきますが、この2ndもまたいい。私は4枚のアルバムの中で一番好きです。
3rdはメロディアスな側面が強化されている分、激烈性にはやや物足りなさを感じ(それを補って余りある素晴らしいメロディだからいいんだけど。)、4thはvoの表現力が向上しギターリフの強化等による激烈性の強化がされているが、その分若干メロディが減ってしまった様に感じられて(ま、それを補って余りあるリフ主体の「メタル」としてのカッコ良さが詰め込まれているからいいようなモンだけど。)いました。
で、この2ndは思いっきりメロディアスであると同時に、鬼神の如き猛烈な疾走感でもって激烈な印象を与える事に成功しているところがツボにハマりました。
「これからCHILDREN OF BODOMを聴こうと思っているんだけど、どのアルバムから聴いたらいいんだろう?」という方には…、う~ん…、とりあえず全アルバムをオススメします。


METAL CHURCH - The Human Factor ★★ (2003-07-25 23:36:00)

このアルバム、先日やっと見つけました。良質のパワーメタルを求めて「質問箱」でスレッドを立てたのが去年の11月(教えてくれた皆さん、本当にありがとうございました!)。長い道のりでした。
いや~、これは素晴らしい!マジで素晴らしい!高水準かつ直球ど真ん中なパワーメタルです。
余計な装飾など一切無し。シンプルでありながら劇的で、しかもMETAL CHURCHならではの個性を存分に発揮しています。HEAVY METALという音楽の醍醐味が凝縮された、正に『完璧』なアルバムです。
こんなアルバムに出会えるから、やっぱりパワーメタルはやめられません。メタルが好きで本当に良かった…。


MEGADETH - Killing Is My Business... and Business Is Good! ★★ (2003-07-17 00:00:00)

コレ、ヤバイですね。
テクニックとか曲展開といった音楽性は凄まじく高度でありながら、キャッチーさも兼ね備えていて完成度も高い。しかし、このアルバムを支配しているのは、いや、渦巻いているのは正に「狂気」。
ただ勢いに任せて作れる代物では絶対に有り得ません。
このアルバムに漂う「クール」な雰囲気は、狂気に満ちた自分をひたすら冷静に見つめ、分析し、完璧に音楽に昇華させているDAVE MUSTAINE自身の姿そのものの様な気がします。


EVANESCENCE - Fallen ★★ (2003-07-16 23:39:00)

ホントに売れてますね、これ。近所のCD店では洋楽売行ランキングで5位でした。
某誌の記事とこちらの書き込みを読み、たまにはメタルじゃないのもいいかな、と買ってみました。
バリバリのメタル莫迦の自分ですが、スンナリとアルバムの世界に入り込めました。おそらく、歌がしっかりしている事と、メロディの質が素晴らしく良いから、真っ直ぐ心に届いて来たのだと思います。
とにかく歌のメロディが美しく、哀しい。そして、サウンド全体から伝わる冷たい感触。音楽性は異なりますが、最近のSENTENCEDにも通じるものを感じずにいられません。
最近はヘタなメタルよりもこのアルバムを聴く事の方が多いです。(っつーか、今、正に聴いているところです。)


MYSTIC PROPHECY - Regressus ★★ (2003-07-03 20:38:00)

なかなかのパワーメタルですよ、これは。
ギターリフが重量感たっぷりにザクザク鳴っていて堪りません。
リズム隊もヘヴィーでタイト極まりなし。
歌メロがさほどメロディアスじゃない代わりに、
パワフルにガンガン押すタイプの歌唱を聴かせるvoもまたツボです。
また上の方の仰るとおり、バンドとしての一体感もしっかりしているので、
安心してそのサウンドに身を委ねられます。
ギタリストの腕がたつのは当然の事ながら、曲も良く出来ているので、
パワーメタル好きの方に是非オススメしたいです。
何かと話題のガス・Gが参加している割に書き込み少ないんですねえ…。
FIREWINDもDREAM EVILも聴きましたが、その2バンド以上に私は気に入りました。


METALLICA - St. Anger ★★ (2003-06-21 17:01:00)

この音楽はメタルではない。
だが、この作りっ放しな雰囲気、生々しさ、音質等々…「問答無用」って感じが、とにかくカッコイイ。
私は好きです、これ。


陰陽座 - 煌神羅刹 ★★ (2003-06-21 16:45:00)

これはイイ。興味本意で購入したら大当たりでした。
和風の雰囲気もイイ感じですが、このアルバムは高品質で実にオーソドックスな「ヘビーメタル」として楽しめると思います。
ヴォーカルはかなりいい「歌」を聴かせてくれるし、ギターがリフ、ソロともにとても味わい深いし、堪りません。
それと、ドラムがイイ。速い曲でもやたらと手数が多くならずにセンスの良いフレーズを叩き出しています。私、スコット・トラヴィスよりもデイヴ・ホーランドの方が好きなんで。
歌詞も全然OKですね。元々GARGOYLEが好きだったんで。
まあ、とにかく聴いてみる事です。


IMPELLITTERI - System X ★★ (2003-06-15 16:04:00)

グラハム・ボネットがカッコ良過ぎです。
曲も素晴らしいし、ギターリフのスタイルなども好きなんですが、私にとってこのアルバムの聴き所はやっぱりこの歌です。
ALCATRAZZ時代の高音域での絶唱も堪らんのですが、このアルバムで聴ける力強い低・中音域の歌唱も唯一無二の素晴らしさ。
なんかvoばかり褒めてるみたいですけど、この歌唱が際立っているのは、第一に曲が良いからに他なりません。


X.Y.Z→A - Iv ★★ (2003-06-15 15:42:00)

上の方の仰るとおり、「ごりごり、ベタベタ」なアルバムです。
丁度こういうシンプルなメタルが聴きたくなっていたんですよ。コレ、ど真ん中です。
最近、ACCEPTの『RESTLESS AND WILD』を聴いていて物凄くカタルシスを感じて、「メロスピ」でも「パワーメタル」でもない、「ヘビーメタル」が無性に欲しくなったんです。
タテノリに疾走するリズム、明快なギターリフ、メロディアスにシャウトするvo、解り易い曲展開。これこそ「ヘビーメタル」。
こういうバンドこそ大切にしたいです。


GARGOYLE - 檄 - ないづくし (2003-05-18 22:11:26)

これは全然メタルじゃないんですけど、何か好きですね。「御祭りソング」って感じでしょうか。「わっせーわっせー」の掛け声とか笛の音とかに妙に惹かれます。(本物の祭は好きでもないんですけど。)


GARGOYLE - 檄 - ヂレンマ ★★ (2003-05-18 22:06:26)

キレっぷりが堪らない曲です。ドラムのキレっぷり、ラストに至る歌のキレっぷり、鬼気迫るモノが有ります。


GARGOYLE - 檄 - ときめき ★★ (2003-05-18 22:01:43)

明快な疾走感にキャッチーな旋律を持ったカッコイイ曲です。baのアプローチが珍しく前に出て来ています。
名曲揃いのこのアルバムでもかなり好きな曲です。


GARGOYLE - 檄 - 懊悩の獄 ★★★ (2003-05-18 21:54:55)

こりゃあ名曲です!聴き所満載。KIBAの歌詞と屍忌蛇の泣きのギターが見事にマッチしていると思います。ドラムもいい仕事してるし。ドラマティックで素晴らしい!泣かせます!


GARGOYLE - 禊 - Cogito, Ergo Sum ★★ (2003-05-18 21:43:39)

この曲、音源を聴く限りではあんまり好きではなかったのですが、ライヴで生で聴いたら感動で鳥肌が立ちそうになりました。深すぎです。このアルペジオがまた堪らないのです。
↓私がライヴで聴いたのはこの禊verでしたよ。


GARGOYLE - 禊 - "ぎ" ★★ (2003-05-18 21:30:33)

変な曲です。イントロから和太鼓ですからね。
歌詞もとんでもない。たてつけの悪いドアの如く「ぎーぎぎーぎぎー!」と『ぎ』を連発しています。
和風でミステリアスな雰囲気。それに、そんな曲にもちゃんと合ったギターソロを付けてしまう屍忌蛇の才能。やっぱり変です。好きだけど。


SONATA ARCTICA - Silence ★★ (2003-05-05 23:13:00)

正に聴き易いメロディックパワーメタルです。リズム面であまり凝った事がされていない事、エッジの効いたギターリフが少ない事も、結果としてメロディーの美しさとスピード感を際立たせています。ですが、その分ヘヴィーメタルのヘヴィーメタルたる魅力を求めるとやや物足りないのかも知れません。
でもこれがこのアルバムのスタイル。若々しいエナジー、北欧的な荒涼とした冷たさ、透明感溢れるサウンドと、美しいメロディーラインを感情的に歌い上げるvoに酔い痴れる事間違い無しです。


MASTERPLAN - Masterplan ★★ (2003-05-05 22:46:00)

アルバムが発売される前から雑誌等では「最近のHELLOWEENよりもいい」とか色々言われていましたが、その音楽性は決してメロスピ/メロパワ路線ではないと思います。④にしたってそんなにHELLOWEENに似ているとは思わなかったし。
まあそんな事は抜きにして、このアルバムはなかなかイイ感じだと思います。voはホントに上手いしイイ声してます。よく聴けば結構ヘヴィーな音のはずなのに、あまりそれを感じさせない緩急の付け方とアレンジの巧みさが素晴らしい。
曲自体の個性・完成度はかなりの水準だと思いますが、このアルバムで特筆すべきはkeyのJANNE WIRMANが持ち込んだほのかな「北欧臭」ではないでしょうか。私の耳が惹き付けられる要因の一つには間違いなくこれが有ると思います。でも、次のアルバムでkeyを弾くであろう正式メンバーはドイツの人だから…、この味は出せないかも。
とにかく、1stでいきなりこのバンド独自のサウンドを、高い完成度で提示してみせたのは大したモンだと思います。(よっぽどHELLOWEENで好きに曲を作らせてもらえなかったんだな…。)


STORMWIND - Rising Symphony ★★ (2003-05-05 21:45:00)

最近みょ~にネオクラ様式美に興味を持ち始めて、某誌でvoが凄いと書かれていたので試しにこのアルバムを購入。
確かに素晴らしいvoです。流石に"ヴォーカル・マスター"と呼ばれるだけの事は有る見事な歌だと思います。
曲も「ネオクラ」の範囲内でありながら、北欧的な哀愁が漂っていて、印象的なメロディーが満載です。まあ、それを活かしきる実力を持っているvoがいるからこそ際立つ魅力なのでしょう。
「北欧的な哀愁」と書きましたが、個人的には、あんまりスウェーデンのバンドっぽくないという印象を受けました。どっちかと言うと最近はフィンランドのバンドに多いと思うんですよ、北欧的な独特の透明感とか冷たい空気感を持っているのは。スウェーデンには、曲作りのクオリティーも高くて良いメロディーを持ったバンドは多いけど、あんまり「ヒヤッ」とした感触は無い。そういう意味で、このSTORMWINDの出す音は珍しいと思います。
結構好きなアルバムです。


GARGOYLE - 禊 - Bala 薔薇 Vara ★★ (2003-04-27 13:26:54)

後のGARGOYLEの曲の特徴となるリードvoとバッキングvoの掛け合いの妙が既にこの曲で表れていると思います。それと何と言ってもギターとヴァイオリンのハモリからギターソロに入る流れがカッコイイ。正に「屍忌蛇節」です。


GARGOYLE - 禊 - Destroy ★★ (2003-04-27 13:17:23)

GARGOYLEを語る上で絶対外せない曲。本当の曲名には最後に戦のマーク(刀が2本交差してるヤツ)が付くのですが…どうしても出せなかったので。
初めて聴いた時は、その不穏で力強いイントロにビビりました。曲全体でいえば、屍忌蛇のギターもあんまりメロディアスじゃないし、長いわりに構成もあんまり凝ってないし、優れた曲とは言い難いのは事実。でも、この曲は「インパクト勝負」って感じだし、当時のバンドの雰囲気を端的に伝えています。正に「ミステリアス・ゲリラ・サウンド」。


DREAM EVIL - Evilized ★★ (2003-04-17 23:29:00)

皆さんが仰るとおりの高い完成度だと思います。メロディー・曲の構成・技術面どれも素晴らしい。
このアルバム、凄く好きでしょっちゅう聴いてますが全然飽きが来ません。所謂「疾走」タイプの曲は無し。しかし、「アップテンポ」な曲で聴かれる「ガッ!ガッ!」と楔を打ち込む様な歯切れの良いギターリフが私の耳を捕らえて放しません。好きなんですよ、こういう一昔前のへヴィーメタル/ハードロックを彷彿とさせるリフ。「あぁ~、メタルだな~。」って感じがして。
それと、力強くも顔に似合わないキレイな声質のvoも好きです。
1stも機会を見つけて聴いてみたいと思います。


PHANTOM - Cyberchrist ★★ (2003-04-17 12:50:00)

↑以前、その質問箱で質問したのが私です。その説は多くのレスを頂き、大変お世話になりました。
で、このアルバム。某サイトで偶然見つけて即購入し、聴いてみたのですが…、実は暫くこのアルバムを再び手にとって聴く気にはなれませんでした。まず最初にチープ極まりないジャケットとメンバーの写真に思いっきり引いてしまったのです。その悪印象を引きづったまま、あまりにもクセの無いタイプに聞こえる楽曲を聴き流したので「駄目だコレ…、聴く気にならん。」という結論に至りました。
それから暫く経ってから、ふとしたキッカケで「そういやこんなアルバムも有ったなあ。」と思って聴き直してみたら…!全然聴けたんですよ!あんまりメロディアスな雰囲気が無いラインを歌うハイトーンvoのために、最初は「ただ疾走してるだけ」にしか聴こえなかった楽曲が、俄然輝きだしたのです。このバンド、ちゃんと焦点を見据えた曲作りをしているんです。中途半端にメロディーを持ち込まなくても、質の高いカッコいいメタルが作れるという事が説得力を持って楽曲に活かされています。
「スピード」と「パワー」。この二つを軸にした爽快極まりないパワーメタルの世界がこのアルバムで繰り広げられています。
(つくづく、一番大切なのは楽曲である事を思い知らされました。ジャケットなんかで聴く耳を持てなくなっていた自分が情けない…。)


METAL CHURCH - The Dark ★★ (2003-04-17 11:55:00)

いいですねえ、こういうメタルは。へヴィーメタルの「ヘヴィー」で「メタリック」な要素が前面に出ているパワーメタルです。voの声質・歌唱は正にメタルシンガー然りとしているし、ギターのトーンもゴリゴリとした重さと金属的な光沢を伴った「実にヘヴィーメタルな」音です。
しかも、決して「剛球一直線」に終わっていない曲作りの妙が実に素晴らしい。どの曲もそれぞれに個性的であり、さらに独特の"DARK"な雰囲気を持った劇性が貫かれています。
(以前、「質問箱」でこのバンドをお教え頂いた御陰でこんな素晴らしいアルバムに出会えました。いや~、何ていいサイトなんでしょう!)