アリプロはあまりに独特すぎて一度聴きだすと他のアーティストが聴けなくなってしまうので諸刃の剣です。 今現在も本来ならMOONSORROWの新譜とか、凄く遅まきながら購入したIRON MAIDENの"A MATTER OF LIFE AND DEATH"など聴きこむべきアルバムがいっぱいあるのに、結局は限定版のデザインの巧みさに圧倒されて「薔薇架刑」を聴きだす羽目に(笑)。 毎回毎回凄いものを発表してくるなぁ・・・。 さて、先ほどテレビにかじりついて新番組「かみちゃまかりん」オープニング、ひいては「暗黒天国」を視聴してきました。 ・・・なんというか、これを深夜ではなく夕方の子供向けアニメでやってしまうあたりがアリプロの凄さなんだと思います(笑)。一度聴いたら二度と忘れないほどのインパクトを持った楽曲です。 曲調は・・・ラウド&ダークです。でも「亡國」とも「勇侠」とも全然違ったタイプの黒さで、今まで以上に「ロック」という印象。今までにあまりなかったタイプの楽曲ですね。無理やり例えると、ぶっ壊れた「少女貴族」? しかし、これこの時間流しちゃって大丈夫なんでしょうか(笑)。小さい子供が聴いたら泣くんじゃないか・・・。
イジメのような長いタイトルなのでなかなか覚えられないのですが、個人的に彼らの中で一番好きな曲です(今では"Welcome to the Black Parade"に抜かれましたが)。 アルバムの最後を飾る曲で、前半の激しめの曲調と後半の畳み掛ける哀愁メロディの奔流には思わず涙。 「And never again, and never again...」というフレーズが心を打ちます。
BN、レーベル移籍の末(何と吉本から!)発表の5th。 おおー、ずいぶんとハードロック寄りです。エレキの使用曲も多い。 さらに"Child In Time""Street of Dreams"のセルフ・カヴァーもやっており(いい出来!)、ひょっとしたらリッチーはハードな方向に興味が沸いてきたのかな?とも思わせます。 んで、何とボーナストラックには"Street of Dreams"ジョー・リン・ターナー参加バージョンも収録。必聴です。 あと、毎度の事ながらジャケットが綺麗です。あと、キャンディス嬢も大変お美しいです(笑)。