邦題「愛ゆえに」 10ccのビッグヒット曲。 近年は、たしかSONYのVAIOのCMでも使われてました。 すーーっとのど元を通らない、ひねくれ加減が気になりますが、 イントロ、ヴァース、ブリッジ、バックコーラスと哀愁も漂い最高の◎ 10ccでは"I'm Not in Love"に匹敵する超名曲なのは間違いないです。
VAN HALENの初代ヴォーカリストという肩書きは必要なのかどうなのか、ダイアモンド・デイヴの89年の大ヒット作。 ハチャメチャなヴィデオクリップが懐かしい"Just Like Paradise"、ちょっとベタで下世話なヴィデオクリップが懐かしい"Stand Up"等が収録で御機嫌なアルバムだが(クリップばっかりかよ!)、難としては、いささか"EAT 'EM AND SMILE"よりもよりヴァイ色が強まっている感じがする。いわく、ギターで参加しているスティーヴ・ヴァイが副プロデューサーとしてもクレジットされているのが気になるのである。ヴァイは職人的で超人的なギターを弾くひとで、エモーションよりは計算された美しさを演出するきらいがある。本作でもその傾向は伺える。彼のソロヒット作"Passion And Warfare"やWHITESNAKEの"Slip of the Tongue"でのプレイがその概要を物語る。ギターもすぐ彼とわかる特徴的なもので、はたして、ベースのビリーシーンがそれほど目立っていない上で(このあと脱退)、デイヴのアルバムでここまでやる必要があるのか?と疑問が出てくる。 とはいえ、ヴァイもそれほどきらいではない僕は、それなりに楽しめたりする、ソロのデイブが輝いていた頃の今んところ最後の作品だね。
当時渡英中で、何の情報もなく、CD屋でこのアルバムを見た。最初、掘りだし音源ものか、イギリス盤ベストか何かかと思った。余計な情報もなく聴いた。聴いていて、新作だとわかった。優れた内容だった。スティーヴモーズは、昔から尊敬していたアーティストだった。彼らしさも出ているが、彼がDPらしさを演出した名曲もあった。(SomeTimes I Feel Like Screamingや、Loosen My Strings)ライブも見た。しびれた。コアなDPファンに耳を貸すな。心に正直に聴いてみるといい。