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野崎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 801-900

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野崎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 801-900
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HEAVY BALLOON ★★ (2007-08-19 01:33:00)

アルバムのタイトル「32000」→「32,000」です。


HEAVY BALLOON - 32,000 Pound ★★ (2007-08-18 23:05:00)

誰が何を担当しているのかは書かれていないんですが、20人いるようです。
69年に一枚だけ発表したカナダ(made in canadaって書いてます)のバンド。
曲調は・・・まあ乱暴ですが「サイケ」って言葉で一括りにするのが適当でしょう。
阿片窟の片隅に、濁った目つきでヘラヘラ笑ってるような、汚らしくダウナーな雰囲気が素晴らしい。
チョコチョコ出てくる轟音ファズギターもカッコいい。このギター、かなりの迫力です。
一曲目はハード・ロック史に残る名曲。


HEAVY BALLOON - 32,000 Pound - Barnyard Blues ★★★ (2007-08-18 23:16:02)

ファズ・ギターの轟音の壁。それに負けじとドラムも叩きまくる。
ベースは低音でうねり、ヴァイオリンがヒステリックに叫ぶ。
そして、歯切れのない篭ったボーカル。
アングラなヘヴィ・ロックの傑作。
暗いのに勢いがあって、しかも重たい。最高。
これが一曲目なんで全曲ハード路線かと思ってたら、違ったのはちょっと残念。
それぐらい、この曲の存在感は大きい。


HEAVY BALLOON - 32,000 Pound - Lead Zeppalin ★★ (2007-08-18 23:33:25)

前菜みたいなリフの小品ハード・ロック。
ファズで音の潰れたギターの、艶かしいソロは聴き応えあり。


HEAVY BALLOON - 32,000 Pound - Sixteen Tons ★★★ (2007-08-18 23:42:17)

ブルース曲で、沈むようなダウナー加減が魅力なんですけど
この歌、怪しいながら渋みがあってなかなか良いんです、意外と。


HEAVY BALLOON - 32,000 Pound - T.c. Topcat Blues ★★★ (2007-08-18 23:28:21)

どこかズレたようなピアノ。落ち着いていて淡々としたベース。
それに、木琴がまた奇妙。
とてつもなく不吉で禍々しいブルーズ・ロックです。ベースの音が良いんですよね。
太く重いのに力をグッと入れることなく、あくまで淡々と。


HELDON - Interface - Bal-a-fou ★★ (2005-12-27 17:49:18)

笛みたいなムーグの錯乱っぷりがいいなあ。
これだけ、人がベース弾いてるだけあって、なかなかノリがある。


HELDON - Interface - Interface ★★★ (2005-12-27 18:08:33)

ノイズ気味なシンセとドラムに、ミニマルなシンセが始まると
あーーー・・・・・・・・・うだる・・・・・・。
・・・・ギターだ・・・・・・・・。延々反復。名曲。
最後、そのフレーズで去るお前はカッコいいぞ!


HELDON - Interface - Jet Girl ★★★ (2005-12-27 17:37:53)

最初のほうは、シーケンサーにまとわりつくように叩くドラムや
ピナスのフリップなギターがカッコよく、純粋にプレイに聞き惚れるが
後半の地獄模様には、ぽかーん。這い過ぎだ。最高。


HELDON - Interface - Le fils des soucoupes volantes (vertes) ★★★ (2005-12-27 17:51:37)

これも二分もないですが、ギターとドラムの絡みが良すぎる。


HELDON - Interface - Le retour des soucoupes volantes ★★ (2005-12-27 17:41:55)

短いけど好きです。昇るようなのに、沈みゆくような感覚。


HELDON - Stand By - Bolero ★★★ (2005-04-28 17:44:10)

まずどこか「火星」を思わすが、常人離れしたイントロにやられる
ひたすら続くシンセ・シーケンスと各々の演奏に21分がすぐ過ぎる
呪言のような声に、ロバート・フリップなギターが絡む所とか気持ちよすぎる


HELDON - Stand By - Stand By ★★★ (2005-04-28 17:35:32)

ヘヴィ・ロックファンは必聴!
フレットレス・ベースの澱んだリフと、因業のドラムの中を
リシャール・ピナスの、フリップしつつもハードロック然としたギターソロが唸る前半は至福
その後一変して攻撃的にミニマルなリフで攻め立てられ、身震いする
シンセが少なくなりロック色が強くなったのが魅力(でもやっぱりシンセも良い味だしてる)
狂い、野垂れ死ぬようなエンディングも素晴らしい!ただ轟音のギターの埋め尽くすに、ベースが頽廃を奏でる
とにかく禍々しさ大爆発の名曲
きっと全員が鬼みたいな顔して演奏してるに違いない
ただ凶暴な音に酔い痴れるのみ!欠点なし!!


HELLOWEEN - Judas - Judas ★★★ (2005-12-18 01:18:58)

勢い勢い


HELLOWEEN - Keeper of the Seven Keys, Part I - Halloween ★★★ (2005-12-17 19:27:54)

最近、久しぶりに聴いてるんですけど
昔、かなり聞き込んだから展開の一つ一つ、しっかり覚えてました
う~、やっぱカッコいいですねー


HELLOWEEN - Keeper of the Seven Keys, Part II - Eagle Fly Free ★★★ (2005-12-17 19:22:06)

初めて聴いた時、電車の中に居て
あまりのカッコよさに、笑いそうになって必死にこらえてました


HELLOWEEN - Keeper of the Seven Keys, Part II - March of Time ★★★ (2005-12-17 19:24:09)

妖しさもあって、これ最高です


HELLOWEEN - Walls of Jericho - Ride the Sky ★★★ (2005-12-17 19:34:51)

文句無しでしょ


HENRY COW - Leg End - Amygdala ★★★ (2005-11-17 08:45:59)

素晴らしい出来。激しさもあって、甘さもある。名曲です。
↑・・・・・てへ


HENRY COW - Leg End - Bellycan ★★★ (2005-11-17 08:35:47)

もうテンション高すぎてグッチャグチャです。物凄い圧迫感。
にも拘らずラストの静かなアルペジオが気持ち良い。


HENRY COW - Leg End - The Tenth Chaffinch ★★★ (2005-11-17 08:40:19)

消えそうなぐらいの弱弱しい光の灯る魂が、何をするでもなく、漂ってる
そんなイメージです。キチガイな音が素敵。


HIGH TIDE - High Tide ★★ (2007-08-09 12:19:00)

1stでのショックが強かったもので「重くないハイ・タイドなんてハイ・タイドじゃない!」
と無茶を言って一回聞いただけで、しまい込んでたんですが
客観的になって聞いてみると、良いですコレ。
基本は延々とアドリブっぽい、ギターとヴァイオリンを中心にした演奏が
↑のイヌスケさんも書かれてるように「執拗に繰り広げられる」。
その酩酊感が気持ち良いというのも魅力なんですが、もう一つに美しいメロディの魅力があります。
トニー・ヒル=轟音ファズ野郎、というイメージがありますが前作の轟音は若干抑えられ(でもファズ)
アコギなんかも使っちゃったりして、その美しさに貢献してます。
前作の「Pushed, But Not Forgotten」でも、その憂える弱弱しい一面を見せてましたよね。
あと美しさを魅せるということでサイモン・ハウスのヴァイオリンが、ここぞとばかりに冴えてます。
ヴァイオリン以外にも本作ではオルガンとピアノも使っていて、メロディの幅が増えてます。
このヘヴィでいながら美しいという感覚は、1stとは異質の喜びがあります。
・・・しかし、その良さに何で気づかなかったかなー僕は。


HIGH TIDE - High Tide - Blankman Cries Again ★★★ (2007-08-09 12:38:13)

後半に行くにつれ、どんどんテンションが上がっていくのが
これぞハイ・タイド!って感じです。
ドラムの熱い叩きっぷりに痺れますね。


HIGH TIDE - High Tide - Saneonymous ★★★ (2007-08-09 12:50:56)

激しいインプロと歌の繰り返しの曲なんですが
この歌パートかなり気に入ってます。
細いエレキギターのアルペジオ、オルガン、ピアノ、ヴァイオリンが
悲しげなテーマをグワー!っと押し付けてきて、そこに物憂げな
しかし力強い歌声が入る。哀愁なのに強靭なリズム。ピアノの凛とした響き。
トニー・ヒルはボーカルとしても評価できますよ。いやー、良いわ。


HIGH TIDE - High Tide - The Joke ★★★ (2007-08-09 12:29:48)

「美」の点では、この曲が一番かな。
イントロからリバーブかけた繊細なギターとヴァイオリンの優雅なユニゾン。
ドラム、ベースも加わり、妖しく展開するも優雅さは保ったまま。
歌部分はサビこそ爽やかな響きだが薄暗いメロディ、バックのヴァイオリンが効いてる。
で、インプロ突入。盛り上がりに盛り上がった末、ふと静まり
聞こえて来るのは、たおやかなアコギのアルペジオとヴァイオリンの音色。
穏やかな昼の日差し、田園の澄んだ風景を思わせるような素晴らしいエンディング。


HIGH TIDE - Sea Shanties ★★ (2005-05-18 19:03:00)

69年だからこそ、こんなアルバムが生まれたんだろう。
もう一曲目から凄い!他では絶対に聴けないような
爆音のギターと重たいベース、ドラム、そしてそれに絡みつくヴァイオリン。
しかもソロではその爆音ギターで泣きのフレーズを叩きつける!
そして二曲目は、もう死亡者続出な感じの破滅っぷり。
最近のヘヴィとされてるバンドや先代のバンドにも、到底造れない音が詰まった大名盤。


HIGH TIDE - Sea Shanties - Death Warmed Up ★★★ (2005-05-17 21:56:54)

と、と、とにかく大音量で聴くに限る!ここまでヘヴィな曲知らない。
全員が怒りすぎて、変な世界に突入してる。後半とか、もうどうしようもない。
ロックが好きなら絶対に必聴!!


HIGH TIDE - Sea Shanties - Futilist's Lament ★★★ (2005-05-17 21:36:25)

暗く怪しい歌もいいんですが、とにかく半端じゃないギターに「えー!」ってなります。
なんかもう「騒音」なくらいの歪みで、破綻してるとしか思えない。
が、ソロ(速弾き!)は結構メロディアスで情熱的で、ヴァイオリンと絡んだりと、たまらないです。
重い、切ない、な名曲。


HIGH TIDE - Sea Shanties - Missing Out ★★★ (2005-05-17 23:31:38)

DEATH WARMED UPと同じ9分の曲ですが、こっちは一応歌物なんで
安心?してヘヴィな演奏を満喫できます。
それにしてもやっぱりヘヴィだ。


HIGH TIDE - Sea Shanties - Nowhere ★★★ (2005-05-17 23:43:00)

激しい演奏の上でも際立つ、渋めの歌もなかなかの魅力だと思う。
なんだか雄大な趣きもある響きが、ヘヴィさと相俟って素晴らしい。


HIGH TIDE - Sea Shanties - Pushed, But Not Forgotten ★★★ (2005-05-17 22:07:06)

静かなアルペジオのパートと、ヒステリックなヘヴィなパートとのギャップが凄すぎるw
でもどちらもメロディがかなり良いんですよ。
エンディングの静かな所の、コーラスが加わっての幻想的な美しさは凄い。


HIGH TIDE - Sea Shanties - Walking Down Their Outlook ★★★ (2005-05-17 22:17:23)

クラシカルなキメの所の重いドラムがいいですねえ。
なんか変なポップ感がやたら恐い。
他の楽器が黙々とヘヴィに演奏する中、舞うヴァイオリン・ソロが心地良い。


HIGHWAY ROBBERY - For Love Or Money ★★ (2006-03-16 13:09:00)

カクタス、ブルー・チアー、サー・ロード・バルティモアなんかが好きなら絶対の必需品。
トリオで、72年のこれのみで解散。イギリスの陰りも勿論好きだけどアメリカの筋肉質な音も、やはり無敵なのです。


HIGHWAY ROBBERY - For Love Or Money - Fifteen ★★★ (2006-03-16 13:05:23)

やかましいだけで突っ切る、ってアメリカのハードロックの醍醐味が味わえます。
初期アメリカの野蛮さってホント良いですね。


IGGY AND THE STOOGES ★★ (2006-10-15 11:48:00)

エクスペリエンス、MC5らと並ぶアメリカン・ヘヴィ・ロックの礎。


IGGY AND THE STOOGES - Fun House ★★ (2006-10-15 11:39:00)

パンクは知らないが、これがヘヴィロックの傑作であることは間違いない。
やっぱポップがかっちゃ駄目だよなロックは。
復活しての次作ライブを先に気に入った人としては、このダウナーな感じが受け入れられないと思いますが
いやいや、気持ちいいですよ。


IL BALLETTO DI BRONZO ★★ (2005-05-09 23:18:00)

「YS」は評判通りの傑作だった、と聴いて思った去年の5月。
イタリアン・プログレのヘヴィ派の中でも群を抜いている。宝ですねホント。


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 ★★ (2006-10-25 11:39:00)

なんだか世間的には無視されてるような1stですが
プログレ好きには面白くないんだろうけど、ハードロックファンなら絶対楽しめる名作。
美しい曲も入ってたりしてますね。


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Eh eh ah ah ★★★ (2007-03-13 21:08:33)

前半、エコーかけた歌とアコースティックギター。手拍子が不気味。
ハープ入り、ハード・ロックへ。盛り上がる。
で、こっからがかなり好き。雰囲気は落ち着いて暗く(若干ね)なるのに
勢いは変わらず、そのまま。例えるなら「幻惑されて」の後半みたいな。カッコいいわー。
おーベースの重さがたまらん。


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Incantesimo ★★★ (2007-03-13 21:28:54)

ブルーズ・ロック、肉体派インプロ大会。最高!


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Ma ti aspetterò ★★★ (2007-03-13 21:18:26)

正しいブリティッシュ・ハード・ロックにイタリア人が味付けを上手くした名曲。
あくまでハード・ロックの体を崩すことなくイタリアの闇が混ざっている。
リフの後ろのアルペジオ最高です。


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Meditazione ★★★ (2007-03-13 21:23:44)

純粋なプログレ・ファンからは駄作扱いの本作の中「これだけは聴ける」と言われ続ける。
優美な前半からチェンバロを経て、イタリア全開の泣きのバンド演奏へ。名曲だねぇ。
イタリアン・ロック美しい曲ランキング上位。


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Missione Sirio 2222 ★★★ (2007-03-13 21:42:27)

ラストの曲はプログレッシブに。やりたい放題とも言いますが。
暴れまくってます。ギターのフィードバック音とコーラスでのインドな曲調良い。


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Neve calda ★★ (2007-03-13 21:12:09)

やかましく爆走する中、イタリアらしい哀愁パートを挟んでみたり。三分未満!


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Ti risveglierai con me ★★ (2007-03-13 21:33:57)

初期イタリアに見られる、歌謡曲テイストな曲。
普通にそっちとしても聴けるし、ベースの歪み具合と奇妙イントロも楽しめる。


IL BALLETTO DI BRONZO - Sirio 2222 - Un posto ★★★ (2007-03-13 20:56:49)

良い歌のメロディ、ヘヴィなノリ、サイケな曲調、とクリームを思わせる名曲。


IL BALLETTO DI BRONZO - Ys - Donna Vittoria ★★★ (2005-05-09 23:05:45)

これもボーナス・トラック。シングル用の曲のはずなのに、結構聴き易くないのが嬉しい。
それでも「YS」にくらべたらまだ聴き易いか。ヘヴィさと謎めいた感じがたまらない。


IL BALLETTO DI BRONZO - Ys - Epilogo ★★★ (2005-05-09 22:53:09)

万華鏡のような毒々しい華やかさのイントロから、激しく呪術じみたアンサンブルに突入し歌へ。
歌の部分の野蛮で原始的ですらある雰囲気にたじろく。
そして人の内面世界のような暗く重い演奏。
メロトロン、ベース、ドラムの中で静かに蠢くピアノとギターが魅惑的だ。
喘ぐ様なボーカルに悲痛なメロトロンが息苦しい。
シンバルが鳴ると一気に暴発する。まるでスターレスを彷彿させる。
どうしようもなくドス黒い音空間。無気味なコーラスも冴えてる!そしてベースは黙々と。すすり泣きも入る!
徐々に狂宴は落ち着きを取り戻す、が再び怒涛のイントロの展開に戻る。
エンディングは古代宗教的な畏怖を感じる女のコーラス。


IL BALLETTO DI BRONZO - Ys - Introduzione ★★★ (2005-05-09 21:35:16)

冷たい、生気の感じられない暗い女のコーラスで始まり、オルガンの上を侘しい歌が木魂する。
そしてオルガンとシンセが暴れるヘヴィな演奏になり、歌も熱気が増す。
するとシンセがうねりだし、そこにファズで尖ったギターが。ドラムは激しく怒りピアノも歪なフレーズを。
不協和音なオルガンソロが終わると、呪わしい高揚感のあるスキャットが。
激しい演奏とオルガンソロの上で何度も襲うスキャット(女は叫ぶように、男は呟くように)の狂気性は危険。
女の地に墜ちるようなコーラスを経て、テンポが変わる。
ドラムと、ベースのヘヴィなワン・リフの上をオルガンとピアノが華麗に、淫らに踊り狂う。
そしてギターも入り、リフを、ソロを叫びだし、さらに盛り上がる。この殺気は、並みのバンドじゃ造れない。
はたと止まると、メロトロンの妖美な演奏に入る。やたら凝ってるドラムがなかなかいい。歌も物憂げだ。
シンセのソロが終わると、クラシカルな演奏(チェンバロいい)。どれも凄いが特に揺れまくりのギターが格好いい。
急にヘヴィになる。楽器と歌の綾なす禍々しい空気に圧倒される。
ラストのクラシカルな演奏に戻る前の、脅迫的な怒涛の展開が凄い


IL BALLETTO DI BRONZO - Ys - LA TUA CASA COMODA ★★★ (2005-05-09 22:57:43)

ボーナストラックだけど、かなりいい。本編の陰鬱さは無いものの
クラシカルで、凝った綺麗なメロディでポップさもある佳曲。


IL BALLETTO DI BRONZO - Ys - Primo incontro ★★★ (2005-05-09 21:43:55)

一曲目のクラシカルな所からヘヴィになる所の、ヘヴィな所から始まる。
「INTORDUZIONE」の勢いそのままなので、すでにテンションが高い。
特に、狂騒的なギターソロの壊れっぷりは凄い。
そしてヘヴィにエンディングに向かってじわじわと攻め寄る。
最後の物悲しげなチェンバロも唐突で良い。


IL BALLETTO DI BRONZO - Ys - Secondo incontro ★★★ (2005-05-09 21:55:38)

熱いボーカルと、激しい、曲の最後にやるような、ギターがジャーン!!ドラム連打!みたいな演奏で始まる。
ここの不吉なベースがカッコいい。
そして突然悲しげなメロトロンが響き、歌も。途中のヘヴィなキメみたいのもいい。
で、メロトロンが戻り、またヘヴィなキメに入ると、そのままヘヴィに走り出す。
重いリフの上で暴れるキチガイじみたシンセがエグくていい。
そしてそのまま「TERZO INCONTRO」へ


IL BALLETTO DI BRONZO - Ys - Terzo incontro ★★★ (2005-05-09 22:09:44)

黙々と刻むベースにオルガンとピアノが無気味に歌う。実はドラムが結構ひねくれた事してるのが楽しい。
沈むようなスキャットが入り、何度もヒステリックに叫ぶピアノとギターと暗鬱な歌が入れ替わる。
突如入るチェンバロの響きがゾッとする。ギターはソロを弾きだし、演奏はどんどん昂ってゆき、絶頂に。
一旦は収まりますが更にヘヴィに盛り上がり、もう誰にも止められない勢いで曲終了。


IL PAESE DEI BALOCCHI ★★ (2006-10-27 11:46:00)

表記はされていないんですが、RDM3rdの鍵盤奏者が
アルバム発表前のオリジナルメンバーらしいです。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi ★★ (2006-07-30 00:12:00)

イタリアの、幻想を極めたヘヴィ・プログレッシブ・ロック。
その幻想美が素晴らしいこともこの作品の魅力ですが、それと同時に
ヘヴィ・ロックとしての魅力もまた捨てがたいものがあります。
個人的には、そのヘヴィ・ロックだけに重点を置いた作品を聴いてみたくなってみたり。
それほどまでに印象的な、重く混沌とした音で迫ってくるんですよ。
とは言え、ここで聴ける幻想ヘヴィの世界は唯一無二のものでして
イタリアで五枚選べ、の問いには当然入れてしまう名盤です。
まあ72年のこれしか出してないわけで、他の作品が聴きたいなんて夢物語なわけなのですが。
生のストリングスもかなり使われているので「Concerto Grosso」が好きな人にも薦められるとか思います。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Canzone della carità ★★ (2006-07-30 01:03:43)

ストリングスのみによる45秒のバロック。
コンセプトアルバムであるらしいから、これを突然挟むには
何らかの意味があるんだろうけど、この幻惑にただ酔います。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Canzone della speranza ★★★ (2006-07-30 00:36:16)

ストリングスを従えた、ひたすら叙情の名曲。
前二曲のヘヴィな音はどこへ?の変わり身。
イントロのアルペジオの切々とした音が泣ける・・・・イタリア語万歳。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Evasione ★★★ (2006-07-30 00:42:09)

最初はギターのアルペジオを中心に置いて、その周りを音が渦巻き
影のような、光のような音のうねりを作っていく。
そのうねりの果てのギターの旋律の説得力が凄いんですよ・・・
壮大に終わりを求める。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Il trionfo dell'egoismo, della violenza, della presunzione e dell'indifferenza ★★★ (2006-07-30 00:24:25)

何の前置きもなく、いきなりヘヴィなバンド演奏をぶつけてきます。
多分クラシカルな音使い・・・・と言うのは、あんまり熱すぎるもので、その印象が薄れます。・・・熱い。
録音が低音を強調したもので、本当に音が這ってます。
おおドラム凄いな、とか思ってると、この流れをぶったぎっての突如のストリングス登場。
ストリングスのみによる重厚な演奏へと。一曲目から、かましてくれます!


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Impotenza dell'umiltà e della rassegnazione ★★★ (2006-07-30 00:31:14)

聖堂に木霊するようなコーラスとギターのひっそりとしたイントロに期待が高まり・・・・
ヘヴィなギターが鳴る!やっぱりーー!です。
チャーチオルガンと、その厳かなコーラスが響き渡ると一気にハードロック突入。
しかしすぐに終わってしまうのです・・・ああ残念。名曲!
ヘヴィなリフと厳かコーラスが合う合う!


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Ingresso e incontro con i baloccanti ★★★ (2006-07-30 01:00:14)

クラシカル、ヘヴィなリフ、と来て曲のラストで歌うんですが・・・・
心臓ごと抉られてしまう程の美しさ・・・・


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Narcisismo della perfezione ★★★ (2006-07-30 01:05:40)

その場の気分で歌ったような即興性が更にトラッド。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Risveglio e visione del paese dei balocchi ★★★ (2006-07-30 00:52:25)

クラリネットの侘しい音色を黒く染め上げていくストリングス。
まるでバレエでも眺める様なオルガン、ベース、フルート。
硝子のエレピ、チャーチオルガン、たゆたうコーラス。ああ「子供達の国」。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Ritorno alla condizione umana ★★★ (2006-07-30 01:15:34)

エンディング曲はチャーチオルガンの厳めしい顔つきで閉じます。
何もかもを押しつぶす轟音。


IL PAESE DEI BALOCCHI - Il paese dei balocchi - Vanita dell'intuizione fantastica ★★★ (2006-07-30 01:11:54)

妖怪変化のヘヴィ・ロックです名曲です胡乱胡乱!!
太古の饗宴じみたドラムの妖しさが特に興奮します。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA ★★ (2006-06-21 23:46:00)

「CONTAMINAZIONE」のみが、プログレの人達の間で語られたばっかりに
それ以前のハードロックの名作二つが一向に注目されない。
ただでさえプログレ人の中でも低評価のため、語られないのだから
当然、これを聴くべきはずのハードロック人の耳へは全く届く気配がない。勿体ないなあ。
同じイタリアのFORMULA 3も、3rdばかりが取り上げられて、ヘヴィロックの名盤1stがあまり目立ってない。
DELIRIUMは逆に、ヘヴィな3rdが有名で、切ない歌モノの名盤1stが目立たない。
ってキリないですね。とにかくハードロック愛好者は聴いて損しないはず。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - Contaminazione ★★ (2006-06-18 01:41:00)

イタリアが誇るべき傑作。3rd。
オザンナ、ニュー・トロルスでおなじみの、バカロフさんの関わった事によって
もちろんオーケストラが強調されてるわけですが、それに喰いつくバンド側の演奏が変わった。
勢いは同じなんですが、それまでの「ドロッ」が無くなって、ほんと引き締まった音になってます。
更にはキーボードも参加したことで、とんでもなく劇的で華麗に突き進む。
シンフォニックなイタリアン・ヘヴィ・プログレの名盤。
プログレと言っても、難しくないです。ロックですから。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - Io come io ★★ (2007-01-22 20:59:00)

よく「ジャケットのメダルを復元」って評価見ます。本物のメダルがジャケに埋め込まれてるんですね。・・・って中身の感想は!?
と、とりあえず怒りを述べたところで説明。
72年の2nd。
前作に比べ、より複雑なリフや展開になりました。前作でもなかなか凝ってたんですが。
そして音が引き締まってます。すなわちヘヴィ・ロック→ヘヴィ・メタルに。ただ残念かな、重いのは当然「ロック」の方です。
太く歪んでいるものの、禍を招くような前作の腹に来るギターは無く
歩くごとに地面に、めり込むようなドラムも無い。シンバルなんて「銅鑼か!」って程うるさかった。
が、ベースです。確かに前作の沈み込む音も良かったが、ココでは「メタル」。
それはもうゴリゴリなわけです。しかもペキペキしてなく、かなり芯がズ太い。
自分の知りうるゴリゴリ系ベーシストの中でもトップですよトップ。
最初耳にしたときベースって分からなかったですもん。しばらくして「あ・・・ベースか」と。
なんだか不満が多いですが、あくまで楽器の音についての事で、曲自体には文句はありません。
このバンドにハズレ無しと断言します。
スリー・マン・アーミーがメロディアスなヘヴィ・メタルの元祖と言われますが、ならこっちは裏元祖でしょう。
キャッチーな要素がゼロなので聴くのが辛い人もいるでしょうが
ぜひとも雑誌などで、ヘヴィ・メタルの特集なぞを組むのなら隅にでもいいので
そっと置いておいてほしいもんです。日陰の華は美しいと言いますし・・・しかし28分は短いよなー(笑)。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - Io come io - Fenomeno ★★★ (2007-01-15 21:03:58)

ヘヴィな演奏にアコギを絡めて、暗さと哀愁を見せるが
中盤ギターソロでは攻撃的なベースに始まり、一気に爆走。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - Io come io - Io ★★★ (2007-01-15 20:55:03)

動き回る音数の多く、ほのかにクラシカルな風味もあるリフの連発。遅く速くと展開も激しい。
それを汚く歪んだギター、ゴリゴリ硬いベース、重々しいドラムでやる。
元祖ヘヴィメタルと言われる作品は多くありますが、僕はこの曲を推したい。
例えると、ドゥーミーな原始アイアン・メイデンって感じです。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - Io come io - Non io ★★★ (2007-05-20 00:28:31)

哀愁一直線の曲で、さすがはイタリアのバンド。
こういう歌を歌わせたら凄いなあ。
ただバックの演奏は、やっぱりゴツゴツしてます。
テンポアップするラストの、ギターのキレのあるカッティングの嵐は凄い。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - La Bibbia ★★ (2006-06-18 00:44:00)

誰もが納得の、紛う事なき名盤3rd「汚染された世界」。
RDMが雑誌などで紹介される場合、必ずと言っていいほど3rdだけしか載りません。
いや、それはいいんです。エエ。心底名盤だと思いますし。
しかし問題なのは、1stと2ndがあまりに「無かった事」になってる事なのです!
「有象無象のハードロックバンドであった彼らの突然変異作」など目にすると
それを書いた人間へ、イルザ先生ばりの仕打ちをしたくなる衝動!・・・・・落ち着きます。
3rdを聴いて、バンド演奏のヘヴィさに惹かれた善良な貴方は、躊躇うことなく即買いをお勧めします。
特に1stの本作はスタジオライブであるため、生々しさ倍増。
「おおイタリアだ!」と思わせるような突拍子のない展開もあり。
70年代ヘヴィロック史に名を刻まねばならぬ名盤であるに間違いないです。
ヘヴィブルーズと言われることが稀にありますが、あくまで基礎の部分。
ブラック・サバスもペンタトニック多いでしょう。その感覚と同じです。
怒涛のハードロックに戦慄することを約束します。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - La Bibbia - Il diluvio ★★★ (2006-06-18 03:18:03)

六曲目。
ラストは、暗黒の音響。録音が終わってホッとしたのか。
リラックスした声が聞こえて来ます。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - La Bibbia - Il giudizio ★★★ (2006-06-18 03:14:11)

五曲目。
10分間、胡乱なハードロックを展開。
例えば4:13を境にそれまでの呪わしい雰囲気から、厳格に美しく変わる所。
など、もうどこを取っても素晴らしいの一言です。
鬼のヘヴィロックに若干の(若干ですよ)クラシカルな要素がかなり独特。名曲!!!


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - La Bibbia - Il nulla ★★★ (2006-06-18 02:30:46)

一曲目。ギターを加工した音響がしばらく続きます。
不気味ながらも、なかなか美しさもあるじゃない。
とボーっとしてたら来ましたよコレが。
地獄の蓋が開いたように轟音。
どうんどうんどうん・・・・暗くのたうつベースに
業火のギター。「うおおん」と素晴らしく禍々しいビブラートに震えます。
静まると、退廃のフルート。おぼろげな銅鑼。で、轟音で締めると。最高!


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - La Bibbia - L'ammonimento ★★★ (2006-06-18 02:51:19)

三曲目。前曲の「脳手術の失敗」(BUDGIE)みたいなリフから間髪いれずに始まって
コーラスかけたフルート→ヘヴィなキメ、の繰り返し。このイントロ完璧です。
「クラシカル」ってしてますが、泥臭いです。
ギターとベースの荒みきった音でユニゾンもします。ヤッタネ、です。


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - La Bibbia - La creazione ★★★ (2006-06-18 02:40:44)

二曲目。
戦場から教会へと、なんの迷いも無く移り変わるのがイタリアならでは。
ヘヴィな演奏はもう半端ない、血塗れの凄まじさなんですが
そこに挟まれる、あまりにも神聖なコーラスパート。
で、ここで凄いのがですね。うっ、字じゃ難しいな。
「らーららーらららーらー」ジャージャー!!!!
と、なんの躊躇も無くその神聖さを汚すように元の勢いを叩きつけるんです。
で、すぐ綺麗なコーラスに戻る!これです!名曲!!


IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA - La Bibbia - Sodoma e Gomorra ★★★ (2006-06-18 02:58:03)

四曲目。
英語以外の文字なんて読めないに決まってるんですが
これは分かります。「ソドムとゴモラ」っすね!(バカですいません)。
ドラムの叩き出す重たいリズムで、とにかく突っ走る。
ギターとベースもひたすらリフで前へ前へ!ハードロック狂に捧ぐ!


IN FLAMES - Colony - Behind Space '99 ★★★ (2005-10-19 21:48:08)

個人的に他の曲はどれもクるものが無かったが、これは文句なしに格好良い。
1:47からのおかしくなった様な歌とか最高。・・・・1st買えばよかったかなぁ。


INDIAN SUMMER - Indian Summer - Another Tree Will Grow ★★★ (2006-01-29 20:45:31)

哀愁の歌から、陰りのある軽快なアンサンブルへ。
ギターソロが怪しくてねえ~。オルガンとのユニゾンも最高!


INDIAN SUMMER - Indian Summer - From the Film of the Same Name ★★★ (2006-01-29 20:37:22)

イントロの、ギターのトリルの絡み方が小気味良いのに不気味。
ジャジーで軽快な曲に、オルガンが一際映える。
どこか、昔の歌謡曲的な切なさがいいです。


INDIAN SUMMER - Indian Summer - Glimpse ★★★ (2006-01-29 20:54:53)

ジャジーな演奏に、切ないメロディの合うこと、合うこと。
メロトロンも効いてます。名曲。


INDIAN SUMMER - Indian Summer - Half Changed Again ★★★ (2006-01-29 21:11:24)

前半の悪夢的なバラード。突然の力強いドラムを挟み、加速。
単調ながら切ないメロディに、メロトロンが盛り上がるラストも素晴らしい。


IRON BUTTERFLY - Heavy ★★ (2007-05-26 00:02:00)

アイアン・バタフライと言えば二作目の大曲「ガダ・ダ・ヴィダ」しか知られていないようですが
他のアルバムもなかなか良いんです。で、これは68年の1st。
タイトルどおりの(とかベタなこと書きますが)とにかく薄暗いサイケデリック・ロック。
つまりは足元がしっかりしてなくて、フラフラしてて安っぽくて如何わしい、と
「どこがいいんだ」と思う方もいるでしょうが、まあ僕は変態なので。
チープなオルガン、ファズ・ギター、こもったボーカルにコーラス、とサイケの王道を行く名盤。
キャプテン・ビヨンドから遡って来た人が聴ける代物ではありませんが。でも良いんですよ、ほんとに。


IRON BUTTERFLY - In-A-Gadda-Da-Vida - Are You Happy ★★★ (2005-12-20 12:53:22)

ハードロック並みの激しさと重さ。でもやっぱり歌は切ない。


IRON BUTTERFLY - In-A-Gadda-Da-Vida - In-a-Gadda-da-Vida ★★★ (2004-08-23 11:39:31)

人間椅子がカバーした事で知ったんだけど、原曲もすごい良いです。
特にドラムソロ終わりのインドな部分とか最高。呪術ロック。名曲。


IRON BUTTERFLY - In-A-Gadda-Da-Vida - My Mirage ★★★ (2005-12-20 12:42:59)

やるせない、諦めのような虚しい曲調。これ好きなんですよね。
イントロとかの音の絡み方や、キレのあるギターに悲しい歌、コーラス等。名曲です。
この時期のオルガンの薄っぺらい音って、いいよなあ。


IRON MAIDEN - Killers - Innocent Exile ★★★ (2006-05-22 18:09:36)

僕にとってアイアン・メイデンって印象薄いバンドだったんですけど
魔がさして(?)、友達に録音させてもらった本作を大学の行きがけに聴きました。

・・・・当分聴きます。特にこの曲、最高でした。
生々しい音での機械的なフレーズのベースから、一気に攻め込む展開に痺れます。


IRON MAIDEN - Killers - Prodigal Son ★★★ (2006-05-22 18:27:05)

歌の淡い雰囲気に、太くクッキリしたリフを挿むのに興奮しました。


JACULA - Tardo Pede in Magiam Versus ★★ (2005-10-20 12:34:00)

墓地で死体をムシャムシャやってるジャケットで有名なヤクラ。
しかし、おどろおどろしいだけには終わらず、美しい曲も用意してるのが憎い。
とにかく永遠の名曲、「JACULA VALZER」を聴くためだけにも是非。
昔は、幻の作品扱いされていて入手し難かったらしいですが簡単に聴けてしまう
今の時代に生まれた事が少し悔しい。僕も「ヤクラ入り」なる状況を体験してみたかった。


JACULA - Tardo Pede in Magiam Versus - In Old Castle ★★★ (2005-10-20 12:16:47)

正統的な響きもありつつ、暴力的なパイプオルガンの世界。
「古城にて」。この荘重な響きに、中世の退廃へ思いを馳せます。


JACULA - Tardo Pede in Magiam Versus - Jacula Valzer ★★★ (2005-10-20 11:00:48)

やりすぎ、安っぽい、で専ら評判のヤクラですが、この曲だけはそんな事を言わせない物を持っている。
ヤクラにおける「死の舞踏」。心臓がとろとろ溶けるような、甘いだけではない、毒の女性ボーカル。
静かに、何も見ず只奏でる虚ろなギター。死者たちの、生きている事を懐かしむフルート。
その後ろで渦巻くピアノ等の臭気、月光。何度か演奏が止まり、裏の「明らかに伴奏ではない音」だけになり
また再び、ゆるりと演奏に戻るんですが、その際の幽玄の素晴らしさ。ふと踊る事を止める死者は何に惑うのだろう。


JACULA - Tardo Pede in Magiam Versus - Long Black Magic Night ★★★ (2005-10-20 11:22:17)

ハープシコードとフルートの、どうしようもなく悲しい演奏に浸っていると
女の独白、ってまあ何を語っているのかは全くわからないですが
その声切なく、暗く、墓石のような冷たさ。虚しい惨劇の夜を語っているのか。
ヴァイオリンの音色、あてども無く彷徨う。


JACULA - Tardo Pede in Magiam Versus - Praesentia Domini ★★★ (2005-10-20 11:55:08)

前半のド迫力のパイプオルガンには、つい拍手をしたくなってしまう。
が、途中から始まる呪文?。正直、演じてる感がかなりあって、どうにも受け付けない。
ラストの重々しいオルガンには、また圧倒されるんですが・・・
もうちょっと呪文を自然な感じにすれば良いと思うんだけどなあ。
まだ全然、理性が残っている感じがする。エコーが駄目なのかな・・・。
しかしパイプオルガンの気持ちよさは半端じゃないので、星三つで。


JACULA - Tardo Pede in Magiam Versus - U.F.D.E.M. ★★ (2005-10-20 11:37:22)

いかにもな邪悪なパイプオルガンで始まる一曲目ですが
歌になると、意外とイタリアらしい熱気もあって、普通に聴けます。
「今から、こんな曲ばっかりだけど文句言うなよ」って感じですかね。


JANIS JOPLIN - Cheap Thrills - Ball and Chain ★★★ (2006-08-12 17:28:45)

あまりに悲痛な、轟音ヘヴィ・ブルーズ・ロック。
耳、脳ミソ、目の裏、心臓、色んなとこ掻き毟られる・・・
曲始まって、いきなり静かになるから「ん?」と油断してると
次の瞬間、潰れまくったファズのギターが轟く。


JANIS JOPLIN - Cheap Thrills - Catch Me Daddy ★★★ (2006-08-12 17:32:40)

ヘヴィ・ロックンロール!
冒頭の歌と楽器の掛け合いから、一気に突っ込む展開に痺れる。
特に重過ぎるドラムの連打と言ったらホントもう。凄い。


JANIS JOPLIN - Cheap Thrills - Oh, Sweet Mary ★★★ (2006-08-12 17:39:52)

全くブルースの影響なしのハードロック。しかもプログレッシブな要素も。
悲しげな歌から戻って、暴発する所とかたまりませんね。
ラストの笑い声がまたカッコいい。


JANIS JOPLIN - Cheap Thrills - Summertime ★★★ (2004-08-09 10:17:21)

慟哭、って感じ。かっこいいなあ。全ての音、一つ一つが物悲しい。
ソロの下品なファズの音がまるで嗚咽のようだ。


JEFF BECK - Cosa Nostra Beck-ola ★★ (2007-01-18 19:26:00)

一般的に1stの方が評価が高いのは、収録時間短すぎるのと、音が過激すぎるからか?
前作よりも全員、ますますドスきいてます。