このアルバムにおいては、自分がウレさんの曲が苦手だということはわかった上で聴いたので、そこは半ば諦め気味でした。まあ例にもれず、みなさんほど好きにはなれませんでした。アルバムの持つ幻想的な雰囲気は相変わらずツボなのでやはり自分でももったいない気はしますが。 が、それよりなにより、やはりヘルゲ最高!今回はヘルゲの曲が今までより1、2曲多いので嬉しい限りです。とにかく「FOREVER」!素晴らしすぎる。何でこんな美しいメロディが作れるのか。サビでは多少「Angels of Heaven」を彷佛とさせます。そしてトミー・ハートのヴォーカルも素晴らしい「STILL I BELIEVE」。今までのアルバムだったらこれぐらいレベルの高い2曲だけでもう買ってよかったと思えましたが、今作ではさらに「HEART ON THE RUN」、「FIND MY WAY」、「FOR THE YOUNG」という極上メロディアス・ハードの名曲がついているので、もう他の曲が理解できなくてもこれだけで充分です。エンゲルケ最高!
「FOREVER」や「STILL I BELIEVE」、さらには前作のOP「Angels of Heaven」に比べれば多少メロディに落ち度があるかな、というのは僕の意見ですが、それでもOP曲としてこのアルバムのイメージ付けにはピッタリの曲です。というかむしろアレンジの良さではFWでもトップクラスだと思います。 仮タイトルは「銀河鉄道」ということで。
「LIGHT IN THE DARK」目当てで買いました。ヘルゲの曲でこれほど人気も高けりゃ放っておくわけにはいかないので。 そして期待通り素晴らしい曲でした。満足。 ちなみに「ANGELS OF HEAVEN」は微妙にアルバムと異なるバージョンが収録されてます。僕はアルバム・バージョンの方が好みです。 それにしてもカラオケまで収録されてるってのもなかなか珍しいのでは。
2番目に買ったFWのアルバムですが、このときはまだ前作がたまたま合わなかっただけで、自分がウレさんの曲が苦手だとは思っていなかったです。だいたい曲のタイトルの横にあるマークの意味はなんなんだろうって思ってましたから(ヘルゲ作曲ってことだったんですね。前作の次点では作曲者が誰とかは全然意識してませんでした)。しかし聴いてみればやはりこのアルバムでもウレさんの曲が他のみなさんほど好きにはなれませんでした。理解できるように全部20回は聴いたんですけど。とはいってもFWでは1番好きなアルバムではあります。ウレの曲もみなさんほど好きにはなれなくても、アルバム全体の幻想的な世界観と、非常に引き込まれる音質のため、どの曲も普通にいいぐらいには思えています。他のアルバムよりも好きな曲は1番多いし。特に好きなのは「I'LL BE THERE」、「FOLLOW MY HEART」、「RIVERS OF LOVE」、「EYES OF A STRANGER」、「THE LOVE SONG」。この5曲がメロディ的にもいいと思える曲でした(特に「THE LOVE SONG」は最高。星3つつければよかった)。 が、それよりなにより、やはりヘルゲ最高!「Angels of Heaven」、「Sailing Home」、こちとらこの2曲だけでもう充分です。特に前者は今のところHM/HR界において僕の中で頂点に君臨する曲です。これを越える曲が今後現れるかどうか…。 そういえばトミー・ハートのヴォーカルがこのアルバムから非常に強い抱擁力を持つようになりましたね。
一番最初に買ったFWのアルバム。 やたらと高い評価を受けていたのでどんだけいいのかと思って買ったら、数曲以外はまったく良さがわかりませんでした。始めはそれを今作がたまたま合わなかっただけだろうと思っていましたが(わりと評価がわかれてるみたいだし)、後に発覚することですが、自分はウレ・リトゲンの作る曲がどうも苦手みたいです。「BURNING HEART」がまさかそんな名曲と言われているとは思いませんでした。まあ苦手といっても好きな曲はあるんですけどね。ちょっとみなさんとはズレてるようですが。このアルバムでいえば、「ONE WAY UP」、「TOO LATE FOR LOVE」、「LONELY ROOMS」、「ANGEL OF DAWN」の4曲は好きですね。他はちょっとわかりませんでした。 しかしそれでも今もFWを好きでいられるのは、ヘルゲ・エンゲルケの作る曲がとにかくツボだったからなんですね。曲数は少ないですけど、これほどまでに美しいメロディを生み出す人がいるのかと衝撃をうけたもんです。このアルバムでは「STARS AND THE MOON」と、「DON'T GIVE UP」がやはり爆発的に好きです。この2曲だけでむしろ買ってよかったとさえ思います。ヘルゲはギタリストとしても素晴らしいし。 他のアルバムもこれと同じく、ヘルゲの曲が破滅的に好きで、ウレの曲は好きなのは好き、といった感じです。しかしせっかく自分好みの幻想的な世界観を繰り広げているアルバムなのに、曲が理解できないというのももったいないと思うんですけどね。
これぞHELLOWEEN、的なアルバム。第一章とはセットで聴きましょう。 まず第一章に比べてマイケル・キスクのヴォーカルに成長が見られます。幾分安定感が増してるし、発声も綺麗になったと思います。 それから楽曲のバリエーションが豊富になりました。ポップさが増して「MASTER OF THE RINGS」っぽくもあります。これで曲がイマイチだとただの散漫なアルバムだけど、どの曲もいい曲ばかりなので1曲1曲の個性がしっかりと引き立っています。 第一章よりポップなだけに「守護神伝」と名のつくほどのドラマティックさは薄れましたが、間違いなく名盤です。良い曲が聴きたきゃこれを買え!的なアルバムです。 これが「MASTER OF THE RINGS」につながっていくんだな~。
アルバムとしての出来は「THE TIME OF THE OATH」の方が確かに上かも知れないけど、どちらか選べと言われたら僕は「POWER」の入ってる「THE TIME~」よりも、「SOLE SURVIVOR」の入ってるこの「MASTER OF THE RINGS」を選んでしまうかも知れません。 そう、やっぱりこのアルバムでは「SOLE SURVIVOR」でしょう。他の曲も素晴らしいけどやっぱコレが最高。この曲があればメシ何杯でもイケると思ってやってみたら駄目でした。まあ僕が無力なだけですけど。 ボーナスもいい曲ですね。
「MASTER OF THE RINGS」の幕開けは「守護神伝」を受け継ぐにふさわしい、圧倒的な叙情性と勇猛さを合わせ持つ最高の名曲で始まるわけですな。 イントロやサビもメチャメチャカッコイイけど、個人的にBメロの叙情性に心打たれました。 HELLOWEENで1番好き、いやそれどころかHM/HRの曲でもベスト3に入るかも。
そもそもこのアルバムからHELLOWEENに、いやヘヴィ・メタルに入ったのがまずかった。CD屋で視聴したら「ALL OVER THE NATIONS」がやたらよかったので買ったら、全体がこんなに重く暗いアルバムだとは…。聴き終わったあとは気分までドンヨリ。「これがヘヴィ・メタルか…」というイメージがついてしまい、その後しばらくはエアロとか分かりやすいハード・ロックをずっと聴いてました。しかし「MASTER OF THE RINGS」を聴いて見事復活!!(もういい) このアルバムも今また聴いてみりゃなかなかいい曲揃いでした。でも今更ハマろうという気になれないのが残念。 なのでHM入門者は手をつけないように。
独特の哀愁感を放っているのですが、ハッキリ言ってこの曲のハイライトは2番目のサビ後の「Lonely lullaby~」のくだりでしょう。他の部分が何かパッとしない感じなのですが、ここだけ何故か凄まじい扇情力を持っているのです。ここだけのために聴くくらいなので、自分はとことんいいメロディに弱いんだと実感。何だかDREAMTIDEの「TEN YEARS BLIND」を思い出した。
何と日本盤を100円で購入。しかも帯&ライナーノーツ付き。盤質も良好。 基本的には古典的なブリティッシュ・ハード・ロック路線ですが、中盤にネオクラ的要素も見られます。 とにかくヴォーカルが上手く(ギターも)、派手というか、華やかさがありますね。 やはり評判通り「CAN'T BELIEVE」~「LIVING IN A FANTASY」あたりがハイライトかと。 まあ捨て曲なしまではいかないけど、とりあえず平均以上の出来だし、100円なら大得な買い物でした。 スティーヴ・グリメットは写真センターの人ですか?マモーに似てるなぁ。
全部いい曲とは言わないけど、アルバム全体が非常に暖かい雰囲気に包まれてるので、個人的には冬に聴きたいアルバム。コーヒーとか飲みながら。 新曲、特に1曲目は「TO BE WITH YOU」より好きなバラード。 「Promise her the moon」や「JUST TAKE MY HEART」もオリジナルに負けないくらいいい出来だと思う。