1stアルバムとは思えない才能ぶり。曲の素晴らしさもさることながら、とにかくヴォーカルのレイン・ステイリーの表現力は神がかり的。METALLICAのジェイムズが"Man In The Box"を気に入って、ブラックアルバムを作ってる時に歌いまくっていたってのは有名な話。 ピュアメタラーの皆さんは、どうもグランジ系を敬遠してますが、このアルバムは是非聴いて欲しいっすね。バラードも狂気じみてます。
確かに皆さんの仰るように、アルバム全体の出来としては完璧ではありません。でもそんな事は今に始まった訳じゃない! 古くはTHE NUMBER OF THE BEASTからそうやった。とにかく、このアルバムの一番の注目点は、ブルースとエイドリアンが帰ってきたって事。初期MAIDENを支えたのは紛れも無くこの二人やしね。 個人的には、アルバムの中に3~4曲も名曲が入ってたら、それで名盤になり得ると思うよ。 と言うか、ほとんど名曲になっちゃったらアルバムとしては散漫になるやろうし。そういう意味で素晴らしい内容やったと思うね。
冗談でもなく、5000回は聴いた事でしょう。。。 TAKE NO PRISONERSの殺人的なリフ。 DAWN PATROLの"チュ チュ チュ・・・"の感じ。 1,2曲目は言わずもがな。 高校生だった10年前、バスの中でこのアルバムを聴きながらヘッドバンギングをしていたのは、この俺だー!!! (周りの女子高生はひいていた。。。)
LAST CARESSが入ってるので何気に買ってみたんですが、あまりの素晴らしさにしばらく声も出ない始末でした。まずビックリしたのがグレンの声質。もっとストレートやと思ってましたが、モロに演歌。演歌って言っても、大川栄作やサブちゃんとかではなく、もっと広い意味での演歌です。ある意味、MOTORHEADにもそれは感じるような。「とりあえず俺に付いて来いや!」的な声です。パンク/ハードコアで一緒に歌いたいと思った初めてのアルバムです。
'83発表。ご存知、イングヴェイが在籍していたバンドの1stです。 このアルバムは、"NO WAY OUT"と"HOT ON YOUR HEEL"の2曲のために買っても損はない。 ただ、Voのロン・キールが少し弱い。当時の凡百LAメタルシンガーみたい。それでもメロディはやっぱりイングヴェイ印。このへんの初期の音源を聴いてると、やっぱりイングヴェイってスゴ腕やなぁと思います。もちろん今も上手いんですが。 今と違って痩せててかっこいいし・・・。元は男前やねんから、もうちょっと痩せたら女性ファンもけっこう付くと思うねんけどなぁ。 それはさて置き、アルバム全体の完成度もなかなか良いですし、輸入盤や中古盤で見つけたらゲットしてみてください。