オリジナルメンバーによる復活(何回目や!?)ミニアルバム。7曲入りで30分弱。 前作(スタジオ盤としては)のENDLESS,NAMELESSでファンやめた人!このアルバムはまさに朗報といえる内容になっとります。 天才メロディメーカーのジンジャー節炸裂!! 昔の"ザクザクリフにビートルズを思わせるメロディ"が混在しております。やっぱり、こういう事やらしたら彼らに勝るバンドは稀少でしょう。 でもまぁ、「I Wanna go where the people go」のような"これ一曲あればしばらく食っていけるやろ"的な曲はないんですが。 しかし買って損はしません。素晴らしい曲が詰まってます。
'83発表。ご存知、イングヴェイが在籍していたバンドの1stです。 このアルバムは、"NO WAY OUT"と"HOT ON YOUR HEEL"の2曲のために買っても損はない。 ただ、Voのロン・キールが少し弱い。当時の凡百LAメタルシンガーみたい。それでもメロディはやっぱりイングヴェイ印。このへんの初期の音源を聴いてると、やっぱりイングヴェイってスゴ腕やなぁと思います。もちろん今も上手いんですが。 今と違って痩せててかっこいいし・・・。元は男前やねんから、もうちょっと痩せたら女性ファンもけっこう付くと思うねんけどなぁ。 それはさて置き、アルバム全体の完成度もなかなか良いですし、輸入盤や中古盤で見つけたらゲットしてみてください。
一般的に彼(彼ら)の最高傑作は3rdと言われています。僕もそう思います。それはロックにおいて普遍的な魅力に満ち溢れているからです。しかしこのアルバムは、SLY&THE FAMILY STONEに触発されたファンク色豊かな3rdと違い、一番ロック(というカテゴリーじゃなく)していると思います。特に"Can You See Me"や"51st Anniversary"のような静と動の使い分けが非常に上手いのです。 マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、B.B.キングやバディ・ガイに代表されるシカゴブルーズやモダンブルーズの先代達による影響が最も出ているアルバムであると思います。 FREEやZEPPが好きな人は騙されたと思って1度聴いてみてください。
02年発表の1st。SYSTEM OF A DOWN同様、アルメニア・コミュニティ出身です。今いちばん日本人の心の琴線に触れるのがこのアルメニア独特のメロディではないでしょうか。 この1stとは思えない完成度は、その昔ALICE IN CHAINSの登場を思い出します。(もちろん音楽性はぜんぜん違いますが) カテゴリーは・・・いったい何になるんでしょうね。一応メタル的な部分も伏せ持ってますが。KORNや先述のSYSTEM OF~のように、"ヘヴィロック"だけでは片付ける事はできないんじゃないでしょうか。 とにかく聴いてみてください。
LAST CARESSが入ってるので何気に買ってみたんですが、あまりの素晴らしさにしばらく声も出ない始末でした。まずビックリしたのがグレンの声質。もっとストレートやと思ってましたが、モロに演歌。演歌って言っても、大川栄作やサブちゃんとかではなく、もっと広い意味での演歌です。ある意味、MOTORHEADにもそれは感じるような。「とりあえず俺に付いて来いや!」的な声です。パンク/ハードコアで一緒に歌いたいと思った初めてのアルバムです。
95年に発表された72年から77年にレコーディングされたスタジオセッション集。全15曲。 全くフィル・ライノットは天才。素晴らしいソングライターやった事実をまざまざと見せ付けてくれるアルバムだ。アイルランド民謡だったWHISKY IN THE JARを軽々とロックナンバーに仕上げたこの功績は、もっともっと評価されてもいいのでは。オリジナルを聴くと、METALLICAバージョンはちょっと。。。 あれはあれで素晴らしいけどね。"好きな曲やからやってるだけ"って感じで。
確かに皆さんの仰るように、アルバム全体の出来としては完璧ではありません。でもそんな事は今に始まった訳じゃない! 古くはTHE NUMBER OF THE BEASTからそうやった。とにかく、このアルバムの一番の注目点は、ブルースとエイドリアンが帰ってきたって事。初期MAIDENを支えたのは紛れも無くこの二人やしね。 個人的には、アルバムの中に3~4曲も名曲が入ってたら、それで名盤になり得ると思うよ。 と言うか、ほとんど名曲になっちゃったらアルバムとしては散漫になるやろうし。そういう意味で素晴らしい内容やったと思うね。
1stアルバムとは思えない才能ぶり。曲の素晴らしさもさることながら、とにかくヴォーカルのレイン・ステイリーの表現力は神がかり的。METALLICAのジェイムズが"Man In The Box"を気に入って、ブラックアルバムを作ってる時に歌いまくっていたってのは有名な話。 ピュアメタラーの皆さんは、どうもグランジ系を敬遠してますが、このアルバムは是非聴いて欲しいっすね。バラードも狂気じみてます。
前作のReturn To The Apocalyptic Cityを最後に脱退したアレックス・スコルニックが不在なのは痛いが、ジェイムズ・マーフィが加入した事によって、更に邪悪さが増したアルバム。 チャック・ビリーのヴォーカルも益々デスしてます。 このバンドはホンットに過小評価されてますよね。エリック・ピーターソンのリフワークといったら!! 最近のライブの定番曲がイッパイ入ってます。捨て曲なし! メタル好きなら是非買うように。