メロディックパワーメタルの元祖HELLOWEENが専任ヴォーカリストとしてマイケルキスクを迎えて制作した大出世作で、スラッシュメタルのような疾走感とアニメの主題歌になりそうなキャッチーなメロディーを融合したジャーマンメタルなるジャンルを確立させた歴史的名盤。 PARTS 2ではマイケルヴァイカートの作曲能力がいかんなく発揮されていて、キスクの伸びのあるハイトーンヴォーカリルも素晴らしい。 最後に収録されている「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」は13分にも及ぶ大作だが、長さによるダレをまったく感じさせないスリリングな展開が見事! やっぱりこの頃が一番良かったよなぁ~
BLUE MURDERという名義になってはいるが、実際はこれまでのジョンサイクスのベスト選曲的なセットリストになっている。 中でも本作の目玉は(意外とサイクスのヴォーカルに違和感がない)WHITESNAKE時代のナンバー 1、4、6、だろう。 (特に 4、でのギターソロはやっぱり凄い!)これらのプレイを聴くとやっぱりデビットカヴァーデイルともう一度やってほしいという気持ちになる・・・ 収録曲を絞り込んであるので中だるみが無く最後までテンション下がらないのも良い。 どうせならTYGERS OF PAN TANGの曲もやってほしかったなぁ。
HELLOWEENの代表曲と言えばやっぱこれでしょう ! 僕も「THE BEST THE REST THE RARE 」でこの曲を初めて聴いて感動しました。 HM/HR初心者に聴かせるのにもってこいの超名曲ですね。 ↑ところでラスカルさん、このギターソロってシェンカーのどの曲の盗作なんでしょうか?たしかにシェンカーっぽいと思ってはいましたが僕にはちょっとわかりませんでした。 怒りがこみあげてくるほどだなんて・・・凄く気になってるんですが・・・
アンジェラゴソウを迎えての第2弾。 もともとこのバンドはアモット兄弟のギターサウンドが中心の楽曲だったがテクニック的には最強と思えるメンバーが揃った前作あたりから「バンド」としてのまとまりが出てきたように感じる。 特に今回はリズム隊の活躍が目立つ楽曲が多い。 IRON MAIDENにたとえると前作が「THE NUMBER OF THE BEAST」だとすれば新作は「PIECE OF MIND」のような位置の作品かな? 基本的には前作の延長線上にあるが初期のデスメタル的な激烈さはますます薄れてきてどちらかと言うと正統派メタルから進化したスラッシュメタル的でなんとなく機械的なサウンドになっていて叙情的なギターメロディーが幾分後退しているのがちょっと残念。 それはさておきアンジェラって本当にスゲェ声してるね~こうゆう作風ならヨハンよりも合っているのかもしれない~でもそろそろ普通の声でのヴォーカルも聴いてみたいな~せっかく女の子なんだから女性ボーカルも活かさなきゃもったいない~さすがにデスヴォイスばかりだとあきてくるよ~ 個人的には 2、4、6、10、13、がお気に入り。 特に 4、13、での叙情的なギターメロディーが素晴らしい!
バンド名をRUBBERからHAREM SCAREMに戻した前作同様にファンの期待どうりの複雑かつメロディアスなアルバムです。 元ドラマーのダレンスミスを迎えての重厚なコーラスもあいかわらず見事でダークでメロウな楽曲が多い。 名盤「MOOD SWINGS」の作風にもっとも近いダークでドラマチックな 1、哀愁のメロディーがたまらない 2、つい口ずさみたくなるようなサビをもつゆったりとしたメロディーのタイトル曲 5、など全体的に粒揃いのナンバーが揃っている。 「CHANGE COMES AROUND」や「WEIGHT OF THE WORLD」のようなスリリングな名曲が無いので前作と比べるとちょっとものたりない感じもするけど素晴らしいメロディー満際の傑作 !
「HEAVY METAL UNIVERSE」を最初に聴いた時、マジでMANOWARのカヴァ-曲かと思った(苦笑) ということで、あいかわらず先輩HMバンド達からの影響が露骨だが、メロディックパワ-メタルのお手本のような作品で全篇でハンセン節が炸裂しまくっている。 それに加えて前作の「SOMEHERE OUT IN SPACE」から加入したへ二ユリヒタ-(g、key)とダ二エルズィマ-マン(ds)のソングライティングも素晴らしく、特に3、4、5、9、などはカイの曲とは一味ちがう佳曲に仕上がっているし、これが最高傑作なのでは? 「ARMAGEDDON」最高!!! なお、日本盤ボ-ナストラックの12、はRAINBOWのカヴァ-曲でVoの力量の差が歴然だけど意外と違和感無しに聴ける。
曲紹介のMCまで収録されているところがいかにもこの時代らしい。 「ROCK BOTTOM」の鬼気迫まるマイケルのプレイは「STRENGERS IN THE HIGHT」でのスローなバージョンよりもこっちの方が凄いと思うし、柴が2匹さんもおっしゃるとうり、ポールチャップマンとの伝説のツインリードが聴ける貴重な 7、~ 10、が目玉ですね。 3、はマイケルがUFOに加入してからの第1弾シングルでアルバム未収録曲。 音質も最高!