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vuoyさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-145
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SIMONE WHITE - Silver Silver - Flowers in May ★★★ (2012-09-06 21:35:05)

アルバム一曲目にして激ディープな音響アシッドフォーク。

ヴォーカルにかけられた揺れるようなエフェクトや
アウトロのサイケデリックな音響など、まさに彼岸の音楽といった感じ。


SLEEP - Sleep's Holy Mountain ★★★ (2012-05-28 22:38:43)

どうしても次作と比較されてしまいますが、
これはこれで名盤間違い無しです。

サバス直系、バキバキゴリゴリぐわんぐわん(笑)なドゥームサウンドがたまりません。


SOFT MACHINE - The Soft Machine ★★★ (2012-01-21 23:23:01)

この1stと次作の2nd"Volume Two"では、
3rd以降のジャズ・ロックとはまた違った彼らが堪能できます。

このころはまだまだダダイズムに溢れたサイケデリック・ポップという感じで、
ジャズっぽいアプローチなどは確かに見えていますが、
まだまだビートポップ的な要素が強いと思います。

初期の魅力はなんといってもワイアットのヴォーカルが堪能できることですね。
やはり彼のソフトでありながら不思議と力強い声は唯一無二だと思います。


STEPHAN MATHIEU ★★★ (2012-09-06 21:25:42)

ドイツ出身のサウンド・アーティスト
淡い感触の電子音響が特徴的

78回転LPのコレクターでもあるそうです


STEPHAN MATHIEU - A Static Place ★★★ (2012-09-06 21:27:43)

2011年に12Kより発表した作品。
自身の所有数78回転レコード(古い教会音楽など)
を二大の蓄音機で再生後録音、PC上で構築した作品とのことです。

ゆったりと推移する音程が醸す、淡い感触のドローンがぴったり1時間。
とても心休まる作品です。


STEVIE WONDER - Talking Book ★★★ (2012-01-21 23:17:32)

この時期のスティーヴィーの作品は化物じみた出来のものばかりですね。
ポップな'You are the Sunshine of My Life'、
骨太なスローファンク'Maybe Your Baby'、
クラヴィネットでのギター的ファンクリフがかっこいい'Superstition'など、
名曲目白押しです。


STINA NORDENSTAM ★★★ (2012-05-01 22:39:04)

スウェーデン出身のSSW
ジャズやフォーク、オルタナ(特にグランジ)にエレクトロニカなど、
様々な音楽ジャンルを次々と身にまといながら、
北欧らしい幻想的な音楽を構築する才女
ロリ声が特徴的(笑)

ちなみにかのジム・オルークは彼女の大ファンで、
プロデュースさせて欲しいとまで頼み込んだそうですが、
ツレなく袖にされたそうな(笑)


STINA NORDENSTAM - And She Closed Her Eyes ★★★ (2012-05-01 22:40:40)

1994年発表の2nd
前作のコンテンポラリーなジャズ路線はやや抑えめに
フォーキーな音使いを取り入れた名作です


STINA NORDENSTAM - And She Closed Her Eyes - Little Star ★★★ (2012-05-01 22:45:30)

北欧の寒々しい空気感と、フォーキーな音像
そこにスティーナのロリ声が加わることでコレ以上ないほどに
幻想的で浮遊感の強い楽曲が出来上がっています

クライマックスのサックスのフレーズを聴くとまるで天にも昇る心地です


STINA NORDENSTAM - And She Closed Her Eyes - Viewed From the Spire ★★★ (2012-05-01 22:43:09)

虚ろなフォークナンバーであるM-1からシームレスにつながり、
一気に世界が広がるような感覚を覚える楽曲

エレピ/シンセの幻想的な音が全編通して印象的ですし、
サビのちょっとのブレイクのあとに入る優しげな管も良し

地味に名曲です


STRAVINSKY - THE FIREBIRD (BOULEZ & NYP, 1975) ★★★ (2012-05-03 22:52:55)

1975年発表の「火の鳥」
プログレバンド、YESのコンサートの導入で使われる「終曲」は
この演奏からの引用です

巨大なオーケストラをまるで手足のように操り、
ビシバシと力強い演奏を決めていく様が痛快です


SUNN 0))) ★★★ (2012-01-19 23:10:06)

"OO Void"の頃からさり気なく音響/ノイズ系のアプローチ見せてましたよね。
ドローンにヴァイオリンを溶けこませてみたり、Nurse With Woundにアルバムのリミックスを頼んでみたり。

Earthと同じく、定期的に体に染み込ませたくなるサウンドです。


SUNN O))) ★★★ (2012-01-19 23:10:06)

"OO Void"の頃からさり気なく音響/ノイズ系のアプローチ見せてましたよね。
ドローンにヴァイオリンを溶けこませてみたり、Nurse With Woundにアルバムのリミックスを頼んでみたり。

Earthと同じく、定期的に体に染み込ませたくなるサウンドです。


TERRY RILEY ★★★ (2012-05-03 22:59:15)

いわゆる「ミニマル・ミュージック」の先駆者の一人
ラ・モンテ・ヤングに師事し、ミニマル・ドローン・プロジェクト「永久音楽劇場」に参加するとともに、
自身でも印象的なミニマル楽曲を残しています

ちなみに、The Whoの名曲"Baba O'Riley"はこの人に捧げられた曲ですよ


TERRY RILEY - A Rainbow in Curved Air - A Rainbow in Curved Air ★★★ (2012-05-03 23:01:30)

夢見心地な電子ピアノの反復
ただそれだけのことが何故ここまで気持ちいいのでしょうか?


THE BEATLES ★★★ (2012-01-20 21:19:20)

色々な音楽を聴いて、たまにふらりと帰ると、
結構発見があって楽しいです。

ここ1~2年はポール贔屓ですね、個人的には。
勿論、ジョンやジョージ、リンゴも好きです。


THE ROOTS ★★★ (2012-05-03 22:36:57)

「生演奏でのHIPHOP」を売りにした"HIPHOPバンド"The Roots
現代ブラックミュージックシーンで、トップクラスのドラマーであるとされる
アミール・クエストラヴ(Amir ?uestlove)を筆頭に、
濃ゆいグルーヴを魅せつけてくれる名バンドです


THE ROOTS - Things Fall Apart ★★★ (2012-05-03 22:41:17)

1999年発表の4th
クエストラヴが"Voodoo / D'Angelo"のレコーディングセッションに参加し、
触発されて作り上げた作品とのことです(なのに"Voodoo"より一年早く発表されてるw)

今までの「ジャズHIPHOP」からは少し離れ、
ダークでアンダーグラウンドな感触を有した作風になっています


THE ROOTS - Things Fall Apart - Dynamite! ★★★ (2012-05-03 22:47:51)

J Dilla作のトラック
個人的にはアルバム中一番好きです

ディラ独特のループ感覚と、ダウナーな雰囲気が実に渋いトラックです
また、"Touch this illa fifth dynaite, c'mon"というフックが印象的


THE ROOTS - Things Fall Apart - The Next Movement ★★★ (2012-05-03 22:43:36)

ずんぐりむっくりしたベースと乾いたスネアが催眠的なグルーヴを紡ぐ中、
ブラック・ソウトの生真面目なラップや、メロウなエレピが絡み合い、
ダークでありながらもどこかポップな印象を与える名曲です


THE SMITHS ★★★ (2012-01-20 21:43:50)

後にも先にも似たようなバンドが存在し得ない、孤高のバンドと言ってもいいかもしれませんね。
アンディ・ルークとマイク・ジョイスのちょっぴりファンキーなグルーヴと、
その上にのるジョニー・マーの美しすぎるギターフレーズ、
そして全方位に悪意を撒き散らすモリッシーのヴォーカル&歌詞。

一つ一つ取ってみれば代替の可能そうなものでありながら、
これらが合わさった時のマジックというのはこの4人以外には作り出せないのだと思います。

未だに、初期のスミスよりも暗く美しいバンドは知りません。
ぎりぎり山本精一の羅針盤ですが、あれもちょっと違うしなぁ…


THE SMITHS - Hatful of Hollow ★★★ (2012-01-20 21:46:36)

初期の名編集盤。
'William, It was Really Nothing'の華麗で退廃的な幕開け、
'This Night Has Opend My Eyes'の絶望的で救いのない世界、
'Back to the Old House'の思春期まっただ中な青さと寂しさ。

初期のThe Smithsの魅力が全部詰まってます。
勿論、他の曲も名曲だらけですよ!


THE ZOMBIES ★★★ (2012-01-19 23:18:11)

2nd"Odessey and Oracle"のカラフルでサイケなポップスも良いけど、
マージービートmeetsジャズサウンドな1st"Begin Here"も最高ですよ!

4枚じゃ我慢出来ない!て人は是非4枚組BOX"Zombie Heaven"を。
まさに天国です。


THIS HEAT ★★★ (2012-09-04 22:57:35)

「パンクとプログレのミッシング・リンク」の呼び声高いUKのポスト・パンクバンド。
チャールズ・ヘイワードによる強烈なドラミングとテープ操作によるアレンジメント/音響が
渾然一体と成ったカオスな音空間が実にかっこいい!

「早すぎた音響系」は実に納得。


THIS HEAT - This Heat (blue & Yellow) ★★★ (2012-09-04 23:05:06)

1st。
もはやジャンクとさえ言えるような激しい音と、
一方では不気味なほどの静けさとの間を行き来する名作。

爆裂ドラミング&ジャンク・ロックな'Horizontal Hold'
溺れゆく人間の絶望的な真理をドラと音響に載せて歌う'Not Waving/Water'
お得意のテープループ音響トラック'24 Track Loop'など、
バンドの基本となる要素がすでに出揃っている作品でもあります。


THIS HEAT - This Heat (blue & Yellow) - Horizontal Hold ★★★ (2012-09-04 23:06:40)

'Testcard'の短い信号音から一転、耳をつんざくような爆音ドラムで幕を開ける楽曲。
チャールズ・バレンのサウンドドラッグ的なコードストローク、
ギャレス・ウィリアムズの呪術的なベースラインも相まって物凄い迫力です。


THROBBING GRISTLE ★★★ (2012-04-30 19:40:02)

元祖インダストリアル・ミュージック

"Industrial Music for Industrial People"
"Music from Death Factory"

を標榜し、インダストリアルの礎を作り上げました

今聴くとややポップに聴こえますし、音自体はもっと激しいミュージシャンも多くいますが、
どうにも咀嚼しきれない心地悪さ、気味悪さをこのバンド以上に表現でき、
なおかつ物凄い中毒性を持つことのできたバンド/ミュージシャンはいないように思います


THROBBING GRISTLE - D.o.a. the Third and Final Report of Throbbing Gristle ★★★ (2012-04-30 19:54:52)

TGによる最終報告
タイトルは収録曲にもある「Dead on Arrival(到着時死亡)」の略記

前作に比べると楽曲としての構造がはっきりしたものが多く、
(というか前作は曲というか即興パフォーマンスに
 適当なタイトルをつけただけとしか思えない部分も多数あった)
随分と聴きやすくなっています

しかし、彼らの「気味の悪い」部分は全く弱まることなく、
むしろ楽曲構造がはっきりしてきたことでなお「気味が悪く」、
むしろ「気持ち悪さ」すら孕むようになっています

でも何度も聴いちゃうんですよね
物凄い中毒性です


THROBBING GRISTLE - D.o.a. the Third and Final Report of Throbbing Gristle - Hamburger Lady ★★★ (2012-04-30 19:58:28)

心臓の鼓動のようなリズムトラックが単調に刻まれるなか、
不気味なうねりを上げながら蠢くノイズが這いずり回ります

その上で歌われるのは、全身大火傷で死の淵にある女性を
「ハンバーガー女」と嘲笑う言葉

意味不明かつ、底知れぬ意地の悪さを感じさせる悪意に
嫌悪感を覚える方も多いかもしれませんが、
これ中毒性高いんですよね…


TONY CONRAD ★★★ (2012-05-03 23:04:09)

ラ・モンテ・ヤングによるミニマル・ドローン・プロジェクト「永久音楽劇場」の一員でもあった前衛ヴァイオリニスト

ジム・オルークなどの働きにより現代に「再発見」された印象があります

暴力性と幻覚性を有するアヴァンギャルドなドローン・ヴァイオリンは必聴!


TONY CONRAD - Outside the Dream Syndicate (with Faust) ★★★ (2012-05-03 23:07:20)

「永久音楽劇場」の活動休止(脱退?)中にドイツに渡り、
どういう縁か当時ジャーマン随一の実験音楽バンドとして名を馳せていた
Faustと合体して残した作品

当時からプログレファンの間では「迷盤」として名高かったそうです(笑)


TONY CONRAD - Outside the Dream Syndicate (with Faust) - From the Side of Man and Womankind ★★★ (2012-05-03 23:09:17)

だらしなく反復するハンマービートとコンラッドのドローン・ヴァイオリン
ミックスが非常によく、彼らの演奏が醸す幻覚性・催眠性が強調されています

至福の27分


The Jimi Hendrix Experience ★★★ (2012-01-22 00:17:25)

当時、ジミのおかげでロック・ギターの領域というのは
かなり拡張されたんではないでしょうか。

ショッキングなパフォーマンスで語られがちですが、
フィードバック・ノイズすら楽音に取り入れて弾くことができたという
「音響に対する優れた感覚」を持ちあわせていたのは間違い無いことだと思いますし、
それを実現する腕もあったということです。

また、後期はファンク方面に寄っていたことからも分かりますが、
やはり黒人的なリズムへの衝動/アプローチというのはあったのでしょうね。
マイルスとのセッションが実現していたらどんな作品が生まれたのでしょうね?
マイルスもいない現在では最早夢物語としか言いようがないのですが、
それでも考えてしまいます。


WEATHER REPORT ★★★ (2012-01-22 00:04:57)

フュージョンの名グループとして有名ではありますが、
実際のところ初期作品"Weather Report"や"I Sing the Body Electric"などは
ザヴィヌルとショーターが参加した頃のエレクトリック・マイルスの延長線にある、
神秘的な音響ジャズ路線でした。

中期以降のフュージョン期があまりに有名なため(私も大好きです)、
そちらに眼(耳)を向ける方が少なくなりがちですが、
ジャズが好きなら是非初期も御一聴を!


XTC ★★★ (2012-01-20 21:31:57)

英国らしくシニカルで、それでいて普遍性のあるポップセンスを持ったバンドだと思います。
「英国らしさ」という一点では彼らを超えるバンドはいないんじゃないかな、とも。

残念ながら今はアンディ一人で解散宣言こそないものの、最活動は望めない状況のようですね。
残念です。

ポストパンクな痙攣ポップを聴かせる初期("White Music"から"Go 2")
ギターロックから、トラディショナルなものやサイケデリック・ロックに影響を受けたパワーポップへと進んでいった中期("Drums & Wires"から"The Big Express")
そして、普遍性を獲得し、多幸感に溢れたポップネスを響かせる後期("Skylarking"以降)

いずれも魅力満載です。
あ、60sサイケをまんまパロった覆面プロジェクト、The Dukes of Stratosphearもお忘れなく!


cali≠gari - 第7実験室 ★★★ (2012-03-25 17:48:29)

桜井青、石井秀仁ともにニューウェーヴに強く影響を受けているためか、
いわゆる「ヴィジュアル系」の特徴となるようなメタルっぽいサウンドは皆無。

Number Girlのパロディとニューウェーヴの掛け合わせや、
アンビエント、ジャズ歌謡などなんでもござれな好盤


あぶらだこ - あぶらだこ(青盤) ★★★ (2010-10-02 01:54:36)

キチガイじみた変拍子は確かにこのバンドの特徴で、
さらにこのアルバムで極北までいってしまったのは間違いない。
ただ'祝言'や'陰徳'みたいなポップナンバーもできることを地味に見せてくれる名盤だと思います。

This Heatの1stをパロったジャケもナイス。
そういえば1stで「この人はThis人(でぃすひ~と)」なんて歌ってましたね(笑


チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル) ★★★ (2012-04-30 22:26:14)

いわゆるTVで見るようなK-POPアイドル達とは性質が違うので
ここに入れるべきかは迷ったのですが、まぁいいだろということで

2009年の1stの頃から随分と話題になっていたようですが、
2011年の2ndは本当に素晴らしかった

日本の軟弱なインディーバンドよりずっと無骨でストレートなロックサウンド、
そしてフロントマンチャン・ギハの、ロックスター然とした立ち居振る舞い、
いや、ほんと素晴らしいバンドですよ


チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル) - チャン・ギハと顔たち ★★★ (2012-04-30 22:30:42)

2011年発表のセルフタイトルド・アルバムにして2nd。
ジャケットのサイケデリックかつカラフルな雰囲気からも分かる通り、
韓国フォーク/ロックを中心としながらも海外のロックサウンドや、
日本のNWサウンドなどを取り入れることで、洗練されたポップ/ロックを作り上げてます


チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル) - チャン・ギハと顔たち - いわゆるそういう仲(クロッコ・クロン・サイ) ★★★ (2012-04-30 22:37:05)

人を喰ったようなシンセサウンドが特徴的なダンス・ロック・ナンバー

…とは言え、そこまでカッコつけたような雰囲気がないのは
昨今のそういったバンドへの皮肉も込められている…というのはちょっと深読みですね、はい

一度聴いたら頭からこびりついて離れない歌メロと、
シュールなPVが印象的です


チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル) - チャン・ギハと顔たち - 何をそんなに驚いている(ムォル・クロッケ・ノルレ) ★★★ (2012-04-30 22:42:17)

アルバムのオープニングナンバーであり、
非常に粘り気のあるファンク・ロックナンバーに仕上がっています

ワウワウなHRギターと、コレまたワウの掛かったシンセ、
重心低めのリズム隊とが、まるでお手本のようなファンクグルーヴを形成してます

挑発的に歌うチャン・ギハの声を聴けば、
彼がいかに「ロック・スター」を演じきっているかが分かると思います


モップス ★★★ (2010-10-01 00:22:10)

I am just a mops!!
ジャパニーズサイケですね。大好きです。


想い出波止場 ★★★ (2012-01-19 22:33:55)

山本精一の活動の総本山。
山本精一の精神世界をそのまま音するためのバンドなのかな?

いい年したおっさんだとは思えないほどの無垢さ
眼を背けたくなるほどの俗悪さ
全てを見通したかのような達観

相反するものが全てごちゃまぜになってカオスを形成し、
物凄い説得力をもって聴き手に迫ります。
聴くのには非常に体力が要りますが、邦楽界最高のバンド、と言い切りたくなるほどに素晴らしいです。


想い出波止場 - 大阪・ラ ★★★ (2012-01-31 22:52:56)

2004年の作品とはいえ、未だ「山本精一の音楽活動の総括」という
言葉がピッタリな内容だと思います。

羅針盤的な「うた」と「言葉」と「サイケデリア」や
ROVOや後期Boredomsで見られたスペイシーなトランス感覚、
そしてこの人の本質といえる「意味不明さ」あるいは「カオス」

全てがマーブル模様を描いて溶け合い、大きな音宇宙を形成。
ここに今一度「大音楽」は成った!


平沢進 - ヴァーチュアル・ラビット ★★★ (2012-01-19 22:28:16)

近年の作品に見えるアジアン・ポリフォニックな作風はまだそこまで見られませんが、
妙にネジが外れた感覚を味わえる作品です。

テクノというよりはまだニューウェーヴの文脈で接したほうが楽しめる感じ。
個人的には彼の作品の中で一番好きです。

ヘンテコリフが楽しい表題曲'ヴァーチュアル・ラビット'をお忘れなく!