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Nefertiti / Nefertiti (YOUSUCK)
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MILES DAVIS - 最近の発言
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Nefertiti / Nefertiti
マイルスとショーターが同じメロディを吹く様はループしたサウンドであり、そのサウンドの後ろでトニーが叩きまくるというジャズとは思えない構成の曲。ヒップホップやテクノを想起させます。音はカッコイイですよ。

YOUSUCK ★★★ (2022-07-28 07:58:19)


1969 Miles Festiva De Juan Pins

今は『Quintet: Live In Europe 1969 The Bootleg Series Vol.2』で同時期のライヴをまとめて聴けますが、長らくロスト・クインテットの音源は、この日本のみ発売のライヴ盤(邦題『1969マイルス』)だけが公式音源だったようです。
ウェイン・ショーター(sax)、チック・コリア(key)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)を迎え、アコースティックからエレクトリックへ、ジャズから得体のしれない何かへと突き進んでいた時期の、凄絶な記録。
大学生の時に中古屋で何気なく手にし、聴いてびっくり。ジョン・ゾーンやビル・ラズウェルを聴いて、アヴァンギャルドをわかったつもりで優越感に浸っていた若造に、メインストリームのジャズの恐ろしさを思い知らせてくれました。
当時もナパーム・デスやブルータル・トゥルースといったグラインドコア・バンドと同じ感覚で聴いていましたが、いま聴き直してもやはり規格外の過激さに打ちのめされます。真のヘヴィ・ミュージック。

うにぶ ★★★ (2017-05-04 20:42:19)


Charlie Parker With Miles Davis


一撃ノックアウト

名無し ★★★ (2016-07-30 14:18:13)


Shout / The Man with the Horn
マイルスがマイクスターンにジミヘンのように弾けと言ったとか。
全編につんざくマイクのギターはもうロックそのものです。

kensukepon ★★★ (2016-07-15 23:23:47)


Filles de Kilimanjaro

私にとっては、トニー・ウィリアムスのドラムスを聴くためのアルバムです。『Nefertiti』でも目立ちまくってましたが、こちらの方が摩訶不思議。
アコースティック期からエレクトリック期への移行時期で、メンバーも楽器も興味深い組み合わせなのですが、とにかくドラムスが面白すぎます。
曲としては落ち着いた部類のものが多くを占めるのに、「なぜこの曲にこのドラミング?」という奇怪千万なリズムに耳がくぎ付けになります。地味なのに派手。
過渡期の実験作ということもあるのでしょうが、ギャップが激しすぎて、1秒先の展開が読めません。天才と変態の紙一重という印象。
スクエアプッシャーでも聴いてるみたい。ドラムスだけ取り出してリミックスしたら、面白いブレイクビーツができそうだなー、なんて思います。

うにぶ ★★ (2016-05-07 17:55:46)


Kind of Blue

ハード・バップ期やエレクトリック期を先に聴いていたので、初聴時はあまりの大人しさに耳を疑いました。
ロング・セラーとなって、トータル1000万枚以上売れたらしく、ジャズの定番のようになっていますが、ジャズとしてはかなり異端な作品ではないでしょうか。当時における斬新さのみならず、以後にもあまり類がないという点でも。
この後のマイルス作品はもちろん、ジョン・コルトレーンやビル・エヴァンス、ハービー・ハンコックあたりの諸作品を聴くと、「ああ、それまでのジャズとは違うんだな」とはなりますが、皆それぞれ違う表現をしているため、このアルバムと同じような作品が増えたわけではない気がします。(強いて言えば、エヴァンスだけがこの空気感を持ち続けたかも。)
ハード・バップからモード・ジャズへの移行という点での革新性がよく言及されますが、モードに則った曲もそうでない曲も、うまくカラーを合わせて統一感を持たせているところが魅力です。
最初は、買って損したななんて思いましたが、何度か聴くうちにこの抑制された緊張感と美しさの虜となり、今では大好き。鎮静効果が高く、精神安定剤としてよく聴きます。
特に1曲目、「So What」は、ベースとピアノによるメイン・フレーズの提示から、「青っぽさ(蒼・藍・群青・青緑・薄闇)」が広がってゆく雰囲気づくりに降参です。
その後のライヴ盤ではスピード・アップして完全に別ものの曲になってしまいますが、やっぱりこのオリジナル・ヴァージョンが一番です。

うにぶ ★★★ (2016-05-07 17:27:37)


'Round About Midnight

ウィスキーをあおりながら、夜にかっこつけてジャズでも聴いてみるかーというような時に手を伸ばしたくなるイメージの作品。
このジャケ、出だしのトランペットの音色、あー、大人な気分。
でも2曲目はいきなり勢いよくかっ飛ばすので、しんみり落ち着いた気分は吹き飛んでしまうのでした・・・。
タイトルやジャケから辛気臭そうと思うかもしれませんが、実はけっこうエネルギッシュで溌剌としています。
曲調も多彩で、モダン・ジャズのおいしいところの詰まった、歴史的名盤。
同じクインテットでのアルバムでは、『Cookin'』『Relaxin'』に並ぶくらい好きです。

うにぶ ★★★ (2016-05-07 16:57:28)


Bags' Groove

表題曲の出だしを聴いただけで、「ああ、これこれ」と思います。テーマ・メロディが印象的で、ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンがとても心地よく、和みます。モダン・ジャズ・カルテットでのヴァージョンよりも好き。
「Airegin」や「Oleo」も、2年後のマラソン・セッション時の録音よりもゆとりが感じられます。
休日の午後に部屋を片付けてゆっくり読書なんぞする時に、かけたくなるアルバム。
ケンカ・セッションの伝説で有名で、緊張感に満ちた強烈なアルバムという評判ですが、私には大人の余裕の感じられる、落ち着いたリズムのメロディアスな作品という位置づけです。

うにぶ ★★ (2016-05-07 16:28:11)


You're Under Arrest

黒ずくめの男が物騒なものを持ってにらみつけてくるジャケからハードな内容を予想して買うとずっこける、けっこうポップなアルバムです。
スティングが語りで参加したり、マイケル・ジャクソンやシンディ・ローパーのカヴァーが入っていたりと、一般音楽ファンには入り込みやすい作品じゃないでしょうか。
こういうのも楽しいです。

うにぶ ★★ (2016-04-10 23:35:15)


Star People

ロック/メタル耳に最も即効性がありそうなスタジオ盤は、これな気がします。
'69年から'75年あたりまでのエレクトリック期における混沌暗黒ファンクの方がそりゃ強烈ですが、曲が長すぎたり難解すぎたりして、とっつきにくいので。
'81年に6年ぶりに復活してからの3作目、'83年発表の本作は、全体にすっきりしたサウンドで、エレキ・ベースやギターが目立ち、ジャズ未経験者でも問題なく聴けそうです。
いや、1曲目「Come Get It」なんて、完全にプログレもしくはジャズ・ロックです。マーカス・ミラーのチョッパー・ベースが煽りまくりの疾走曲。
ゆったりした曲でもブルージーにむせび泣いているところなんかは、ハード・ロックのブルージーなバラードと同様の感覚で聴けます。
'70年代に比べれば整合感が増し、言ってみれば普通のフュージョンになったようなもので、この時期を退化・堕落ととる人もいるでしょうが、私は聴きやすくて気に入っています。

うにぶ ★★ (2016-04-10 23:16:35)


Agharta

'74年までの、『Get Up With It』や『Dark Magus』を聴くと、まだ'70年頃からの「得体のしれない異形音楽」感がありありと残っていますが、この'75年ライヴの吹っ切れ具合はどうでしょうか。
御大がボロボロに燃え尽きて引退する直前のこの演奏には、前年までの作品と比べると、段違いに整合感が感じられ、圧倒的にわかりやすくなっています。
まず一聴して、ギター・リフが、ちゃんとロケンローしてます。ギター・ソロまであります。トランペットやサックスのソロも、断片的なノイズではなく、まさしくジャズのそれに戻っています。メロディアスで熱い!
ファンク要素もばっちりで、ちゃんとノることができ、踊れます。
これが成長か後退かは評価の分かれるところでしょうが、一つの到達点として貴重な記録だと思います。
横尾忠則のアートワークも素晴らしい。ジャケ買いでも後悔しません。
今作が昼の部で、『Pangaea』が夜の部。スピード感は、夜の方が上かな。爽快さは昼の方が感じられます。
前年までが眉間にしわを寄せて鑑賞するような演奏だとすれば、このアガ・パン昼夜の演奏は肉体的悦楽です。素直に身を委ね、気持ちよく聴き入ってしまいます。

うにぶ ★★★ (2016-04-09 02:07:16)


Rated X / Get Up With It
'72年のスタジオ録音曲。凶悪にして苛烈な人力ドランベース・ジャズです。
オルガン、フェンダー・ローズ、エレクトリック・ピアノ、ギター、ベース、シタール、ドラムス、パーカッション、タブラによるグチャドロ・ノイズ。
金縛り状態で、音楽の可能性というものについて考えさせられます。

うにぶ ★★★ (2016-04-09 01:42:13)


Get Up With It

一時引退する前に、'70年から'74年までの音源で急遽出されたアルバムらしいです。ジャケ地味、30分以上の曲が2曲、中身寄せ集め。買う気になる要素が薄いですが、実は内容の衝撃度は最高級。
個性の強い曲たちが期せずしてそろい踏みの、超過激な隠れ名盤です。
デューク・エリントンを追悼する1曲目がゆったりとした曲で30分超というところで挫折しそうですが、2曲目以降、徐々に盛り上がり、リズムの奔流に身を任せていると、4曲目、恐怖のオルガン・ノイズとドラムンベースが炸裂する「Rated X」で唖然茫然。
あまりに衝撃的な演奏に、「できましたできました、人間にもこんなことできました」という教育テレビのネタを口にしたくなります。これは環境が許す限りの大音量で聴くことをおすすめします。
そこから先はもう、サイケもブルースもファンクも呑み込んだ圧倒的な雑食プログレ・ジャズに翻弄させられます。21世紀に聴いてこそ楽しい、情報過多ジャンルレス・ミュージックです。
40年以上前にこれを聴いていたジャズ・ファンなんて、もう70歳前後? 下手したら90歳くらいもいるかな。
年寄りを見る目が変わっちゃいますね。こんな危険な音楽を、当時から聴いていたなんて……。そして今も何食わぬ顔で、若者が過激ぶるのを眺めているんだろう。

うにぶ ★★★ (2016-04-09 01:34:16)


On the Corner

実にヒップな感じのジャケに、これはノリノリで踊れそうだぞ、そういやクラブ・シーンですげー評価高いアルバムだよな、なんて思って買うと大火傷しそうになるアルバム。
またはジャケがポップで軽薄そうで敬遠している硬派な人に、後々聴かず嫌いを後悔させる罪深い作品。
『Bitches Brew』よりもずっと性急なリズムで、やたら熱い演奏が続きますが、相変わらずジャンル分けの難しい異形音楽。ぐっとファンク色は強まっていますが、素直にノれない奇妙なリズムのギクシャクさが何ともエグいです。これ、踊れますか?
正直、楽しいより怖いです。
でもこんなの、これ以外じゃ聴けません。なんてオリジナリティ。そして圧倒的に面白い。大好きです、このアルバム。

うにぶ ★★★ (2016-04-09 01:16:07)


Bitches Brew

『Round About Midnight』や『Kind of Blue』と並んで、マイルスの名盤として有名・・・ですが、前記2枚とは全くの別物です。
いわゆる「ジャズ」なるものを期待して聴くと、だいぶ趣が違います。エレクトリックでノイジーですが、銘菓ひよこさんのおっしゃるように、フュージョンやロックとも言い難い。ファンクの影響はあっても踊れない。
実際はファンクやロックのファン層にも受けて、よく売れたアルバムのようですが、わけわからんし、けっこうダルいというのが正直なところ。
とはいえ、まずジャケが素晴らしい。LPサイズで買って、飾りたい衝動に駆られます。タイトルとあいまって、どことなく淫靡で呪術的。この圧巻の音絵巻にぴったりで、そそられます。
そしてメンバー超豪華。ウェザー・リポートと、リターン・トゥ・フォーエヴァーと、マハヴィシュヌ・オーケストラはここから派生しています(フュージョンの大元締めみたい?)。
リズム隊大増強による混沌ポリリズムと刺激的なエレキ・サウンドにとんがったホーンの突き刺さり具合は独特で、わけわかんないなりに、大音量で聴くと気持ちいい。特にタイトル曲はゾクゾクします。
聴いていて普通にかっこいいのは、皆さん挙げられている「Spanish Key」です。けっこう盛り上がります。
正直、この前後のライヴ作品(『1969 Miles Festiva De Juan Pins』や『At Fillmore』や『Live Evil』)の方が断然ノリがよくて好きですが、電化マイルスの基準点的作品として、けっこう頻繁に手の伸びるアルバムです。

うにぶ ★★ (2016-04-09 01:03:48)


Bitches Brew

すいません、コレはダメ、って、ギブアップした1人です(笑)。
まず、何が何だか全く分からない。
メロディにすらなってない、いや、JAZZはメロディを聴くモノでは無い、なんてのは百も承知だけどさ。
JAZZでもない、フュージョンでもない、電子楽器を使っているからと言ってロックでもない。
う~ん、難解だ。
まるでブ厚い哲学書を分かったフリしながら読む、みたいな(笑)。

銘菓ひよこ (2014-08-25 21:13:06)


Kind of Blue

アルバム全体を貫く静謐な空気が堪らない名盤
夜中にコレを聞くと夜の静けさが身に染みる

黄金屑 ★★★ (2012-11-20 21:50:09)


Kind of Blue

"Blue In Green"が名曲名演。
古い盤はマスターごとピッチ異常なんだっけ。
黎明期モードの醸す暗澹たる(※褒めてます)音の像は、これも関係してたかな。

Joshua ★★ (2011-02-25 12:59:46)


Kind of Blue

JAZZはどうのこのうのいうのはこのアルバムを百回は聞いてから出ないとな。

本当はプログレ好きなティーンエイジャー ★★★ (2010-12-18 16:18:36)


Bitches Brew


世間の評価の割に「これはダメ」とギブアップする人も多い魔性のアルバム。
「スパニッシュ・キー」「サンクチュアリ」をヘビロテしてみるといいかも。
フロイドやデッドとかの長尺演奏が好きなロックリスナーならこのアルバムの魅力もわかりやすいはず。

rated x ★★ (2010-11-15 00:28:15)