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THE ISOLATIONIST (2010年)
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THE ISOLATIONIST
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解説 - THE ISOLATIONIST
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-11-02 22:42:08)

2010年発表の5th。
名門レーベル、Candlelightに移籍しての復活作。

このレーベルから出ているだけあって、流石に初期の「超」が付くほどカルトな
路線ではなく、MARDUKやENDSTILLE辺りをやや淡白に、かつプリミティブ成分&
筋肉成分多めにしたようなファスト中心の作風で、路線的には「The Black House」
以降の作風を踏襲したものになってますね。…今、このバンドの音楽をレビューするに
当たって「筋肉」という単語が出てきたのは、絶対このマッチョすぎるヴォーカルにあると思う(笑)。
マイクがぶっ壊れるかと思うようなドスの効いた、凄まじい声量を誇る声で、間違いなく
KRIEGの最大の売りになっていると思う。耳元で叫ばれたい(笑)。

また、KRIEG休止中に中心人物のImperial氏がN.I.L.を立ち上げた事、今作にはLEVIATHANの
Wrest氏が参加している事などもあってか、3rdの時よりも作風が広がってる気がします。
N.I.L.を思わせる虚無的なスローテンポ、LEVIATHANの世界観に近い毒々しいリフなどを取り入れ、
より進化したという感じ。終盤近くではノイズ/パワーアンビエント的な要素も垣間見せますが…
なんなんでしょう、この「力ずく」な感じは(笑)。やっぱりこのバンド、どういう音を出していても、
「破壊力」があると思う。4曲目のロックっぽいノリにImperialの怒号が絡むパートなんて、
他のバンドでは追随出来ないくらい「破壊力」があると思うし。

ただ、「The Black House」辺りを聴いている身としては、今までのImperialの活動や
今作のメンバー事情を考慮すると、余りにも順当な作品かな…と思わなくもないかも。
ヴォーカルのインパクトは凄まじいですが、「とんでもなく進化した!」とまでは行かない感じ。
と言っても、あまり変な(望まない)方向に変化されても困るし、「The Black House」が
気に入った方なら安心なクオリティですけどね。まあ買いでしょう。



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