このアルバムで初めて彼らを聴いたのだが、"STARLIGHT"でいきなりウドのボーカルに失笑したのを覚えている。 とは言え、B級臭さは否定出来ないものの、楽曲も演奏も素晴らしい好盤。 こんなに哀愁たっぷりにギンギンのハードロックができるバンドはなかなかいない。 "STARLIGHT"のギターソロや"BREAKER"のイントロのリフなんて本当にたまらない。 2本のフライングVをフィーチュアした裏ジャケットもカッコいい(表は...笑うしかないか。でもインパクトは十分)。 他には"RUN IF YOU CAN"も好きだが、なんと言っても"SON OF A BITCH"が最高かな。
ウェイン・クレーマーとフレッド・スミスのツインギターは最強!! 過激さだけが語られることが多いが、演奏力はかなりのもの。 特にクレーマーのギターは凄すぎで、ステージアクションもカッコイイ。 まぎれもなく最も過小評価されているギタリストの1人だと思う。 とても40年前のバンドとは思えないその勇姿をみなさん是非一度拝見してください。 (「kick out the jams」のライブ映像がおすすめ)