既に大物~の帯の文句でデビューしたバンドの3作目。リアルタイムで聴いていた私ですが、特にこの3作目までが思い入れあります。そんなに差はないですが着実に成長していると思います。これまで同様正統派のハードロックで、ロックンロールを加味していて時にブルージー、それがとてもカッコイイ。ストロングなハードロックと言えるでしょう。1stから既に大物な彼らですが、実力は完全に証明された感があります。これだけの正統派のハードロックバンドはこの時代、現在も(2018年)貴重というかほとんどいないと言っていいんじゃないでしょうか?大御所で現役感があるのはURIAH HEEPとSCORPIONS位しか思い付きませんね。今作もソリッドでヘヴィーなギターが半端ないです。ここではバラードのOne Life, One Soulが人気曲ということになりますが、聴くべきはそこではありません。オーソドックスで地味という声がありますが、そう感じさせない、またはそうはならないのがGOTTHARDだ。スティーブ・リーは平均的な曲でも名曲に変えてしまうのだ。本物ハードロックはここにあります!
HMの名盤といえば、以前はSCREAMING FOR VENGEANCE(JUDAS PRIEST)だったのに、最近はそれを差し替えるかのごとくDEFENDERS OF THE FAITH(同バンド)を押す方が多いですね。ある時MSGのASSAULT ATTACKのジャケットを見て「HRにおいてのDEFENDERS OF THE FAITHは何だろう?これかも?」と思いました。しかし少し考えて、まずはRAINBOWの名盤を差し置いてそれはおかしいし、他にも色々候補はあることに気付きました。更にこのアルバム問題作扱いされていたんでしたね・・・。だけどそう思う位強力な作品ですよ!大好きなアルバムですし、カタログ中一番均整のとれた作品だと思います。 まだの方は聴いといた方がいいですよ。前半いい曲が並んでいますが、⑤で絶頂を迎えると思います。
ジョン・ノーラムの方を最初に聴いていたのですが、最近、VINNIE VINCENTのカバーだと知りました。それでオリジナルが聴きたくなりチェックしたところ一発で気に入りました!こんなにいい曲だったのか!DOKKEN風ですね。(DONにも歌って欲しい) ジョン・ノーラムのカバーは秀逸ですが、哀愁をあまり伝えておらずいかにも北欧風になっているため今まで自分に中では特に気にならない曲でした。この曲は他にも、VINNIE本人が歌っているバージョン、DEMO(これも本人か?)、JEFF SCOTT SOTOが歌っているバージョンがあります。自分はやはりオリジナルのロバート・フライシュマンの哀愁+ハイトーンのがいいですね。因みにVinnie Vincent tributeのバージョンも聴いてみましたが、これも負けず劣らず良かったです。
これ以上評価してどうする?という作品ですね。 前作からプロデューサーがROBERT JOHN "MUTT" LANGEですが本当相性バッチシだと思います。ボーカルがこのアルバムからブライアン・ジョンソンに変わり、独特の金切り声が強烈な個性でHMファンにも大歓迎されさらにビックになっていくわけですね。納得。
ここへきてやっと本格的に日本のバンドも聴くようになりました。 最近はANTHEMに続きLOUDNESSも何枚か揃えました。皆さんの意見も参考にしました。 CRAZY DOCTORでかっこ良さを知りTHUNDER IN THE EAST(LIKE HELL)で最高!となったのですが...その後いまいち魅力が分からずハマレないでいます。 PRIEST,MAIDEN,SCORPIONSみたいに大好きになれたらいいと思っているのですが。
過去に発表された楽曲の再レコーディングバージョン19曲を収録したアルバム「Scars Of The Wasted Years」が4/4にリリースされる模様。
トラックリスト
01. Sniper 02. Don't Trust 03. (It's So) Hard To Breathe 04. Unavoidable Riot 05. S.R.S 06. Combat! 07. Violence Jack 08. Jungle Land 09. Don't Let Peace Break Out 10. Revenger 11. Bad Habit 12. Untied 13. Color 14. Cross Over The Line 15. Mosh Crew 16. Distorted Vision 17. Bust Dying Mind 18. Hell Breaks Loose 19. Kill Your Sense
TURBOの後というのがいけなかったのか。個人的にはDEFENDERSとPAINKILLERの中間のサウンドの凄いやつを作って欲しかったですが、残念ながらそれが果たされなかった作品という印象。RAM IT DOWN, HARD AS IRON, BLOOD RED SKIESではそれが実践されていると思いますが、全体的には中途半端な内容と言わざる得ません。 しかしもう少しで名作になったと思うと味わい深いですし、良い作品であることは間違いないです。 実際上記の曲だけでももの凄いので、買って損はありません。 厳しい事を書きましたが、純粋にいちメタル作品として評価すれば満点ですねこれは。